二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- レッドレイヴン 〜Cat End〜
- 日時: 2012/03/29 16:53
- 名前: 黒簾香菜 (ID: xJuDA4mk)
初めまして!黒簾香菜と申します。
ちゃんと書けるかは分かりませんが、頑張ってみます。
注意
・荒らしはしないでください。
・キャラ崩壊するかもしれません。
・もしも気に入ってくれましたら、感想を貰えると有難いです
以上です!
この他にも、「小説家になろう」という所で小説を書いています。そちらも見ていただけると嬉しいです。
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- Re: レッドレイヴン 〜Cat End〜 ( No.127 )
- 日時: 2012/07/26 15:42
- 名前: 黒簾香菜 (ID: xJuDA4mk)
有難うございます!
猫、精神年齢低いですからね。ピーマン嫌いらしいです(笑)
次はクレギターファミリーです!
頑張って考えた意外な展開、楽しんでもらえる事を願ってます!
- Re: レッドレイヴン 〜Cat End〜 ( No.128 )
- 日時: 2012/07/27 15:23
- 名前: 黒簾香菜 (ID: xJuDA4mk)
色々あって次の日。
三人と二羽は、クレギターファミリーのアジトへ向かっていた。
猫の足はもうすっかり治り、普通に歩けている。しかし、その顔はふくれっ面でイライラしながらロナヴィニを睨んでいた。
その原因は、やはり服装だ。今朝も大喧嘩の末猫が折れ、今彼女が着ているのはロナヴィニおすすめの服だった。赤いコートを上に着ていると言っても、その中はコートによく映え、彼女によく似合っている物だ。
自分自身でファッションセンスを褒めまくり、猫とは真逆の晴れ晴れした表情で彼女は空を滑空している。
そろそろキレかけた猫が、彼女を電撃で撃ち落とそうかと考えていた時。
「あった」
アンディが変な所に行かないように腕を引いていたウォルターが、皆に聞こえるように言った。
目の前には、マフィアのボスの住処とは思えないような美しい庭が広がっている。色鮮やかな花々と、一際目立つ薔薇の花。赤や白や黒色が目を焼く。
そんな中を、アンディ達が来ることが分かっていたのか黒服のクレギターファミリーの部下が歩き回っていた。拳銃を片手に辺りに目を向け、周囲を警戒している。
「人数はそうでも無さそうですわ」
「だが、実力者ぞろいだな。名前は聞いたことあるような奴が大勢いるぞ」
量より質を取ったということだろうか。シャルルとロナヴィニがそう教えてくれる。
とりあえず近くの塀に身を顰めて隙を伺う。しかし、相変わらず緻密な計算のなされた警戒網は隙がない。
「どうすんだよこれ・・・?」
「ボスのヴィーナはたぶん建物内だよね」
『 近寄る隙も無いな 』
ウォルター、アンディ、猫が口々に呟く。その後ろでロナヴィニがある提案を出した。
「こういう場合は、囮という手がありますわね」
「「「『 囮? 』」」」
「ええ、せっかく執行人が三人もいるんですもの。少しは頭を上手に使って作戦を練るのも良い手じゃありませんこと?———————————ね、 ポ ン コ ツ ?」
彼女の黒いオーラにビビるシャルル。先輩だなんだと彼女の言葉に反論していたが、こんな作戦も立てられないようでは言い返す言葉もない。
軽く落ち込みながらも、取りあえず囮には猫が最適と判断を付ける。クレギターファミリーも猫を追っていたので、確かに好都合だろう。
猫は一人、屋敷の左側へ。右側にはウォルターとアンディの二人が残り、シャルルの合図で双方一斉に屋敷内へと目指す。そして、猫が囮になっている内にアンディ達がボスを討つ計画だ。
ヴィーナ・クレギターの位置を探しにロナヴィニは屋敷の周りを旋回中。部下の一人が注意深く見て来るが、遠目からはただの鴉にしか見えないだろう。
- Re: レッドレイヴン 〜Cat End〜 ( No.129 )
- 日時: 2012/07/30 09:29
- 名前: 黒簾香菜 (ID: xJuDA4mk)
シャルルからの合図で、猫は走り出した。庭園中の見張りが彼女へと目を向ける。
その隙に、アンディとウォルターも走り出した。拳銃が向けられ、銃弾が飛び交うことを予想していた猫だったが。
『 ? 』
初めにこちらへ目を向けただけで、敵は一斉にアンディ達へと銃口を向けた。
「えっ!?」
彼らにも予想外の行動で、一瞬動きが止まる。しかし、やはりそこは手馴れているので二人は武器を取り出すと放たれた銃弾を防ぎ始めた。
「先に行け!」
目の前の状況に判断が追い付かなかった猫に、ウォルターが叱責する。その声を聞いて、弾かれたように彼女は屋敷の中へと駆け出した。
後ろは振り向かない。ただ、猫は見覚えのある様な屋敷の中を必死に走り続けていた。
・・・・ここ、知ってる
懐かしいような、不思議な感じに包まれながら足を進める。
・・・・この先が、居間
・・・・この先に廊下が続いていて
・・・・この先が、客間。そして———————
不思議と、次に何の部屋があるのか分かる。頭の中で言葉を反芻しながらも、彼女はある場所へと辿り着いた。
・・・・ここが、応接室
- Re: レッドレイヴン 〜Cat End〜 ( No.130 )
- 日時: 2012/07/30 14:02
- 名前: 黒猫 (ID: bUOIFFcu)
まずは初めに…
参照1000回達成おめでとうございます!
これからもがんばってください!応援します
では、本編の感想を。
後輩のロナヴィニにいいように使われているシャルル。面白いですね!吹き出しそうになるのを我慢して読んでいました。
ここで気になるのが、猫の過去。一体彼女にどんな過去があるんでしょうか?
つ…続きが読みたいです!
- Re: レッドレイヴン 〜Cat End〜 ( No.131 )
- 日時: 2012/07/30 20:56
- 名前: 黒簾香菜 (ID: xJuDA4mk)
参照1000回ですか!?
一体いつの間に・・・?
これも、こんな小説を読んでくださっている方々のおかげです♪
有難うございます!
黒猫さんも、いつも有難うございます!
後輩に散々やられる先輩というのも面白いですよね!
これからもロナヴィニとは顔を突き合わせるので、シャルルの苦労はまだまだ続きそうです。
猫の過去は今まで布石を置いて来たので、もしかしたら分かってしまうかもしれませんね。
とりあえずは、続き頑張ります!
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