二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- レッドレイヴン 〜Cat End〜
- 日時: 2012/03/29 16:53
- 名前: 黒簾香菜 (ID: xJuDA4mk)
初めまして!黒簾香菜と申します。
ちゃんと書けるかは分かりませんが、頑張ってみます。
注意
・荒らしはしないでください。
・キャラ崩壊するかもしれません。
・もしも気に入ってくれましたら、感想を貰えると有難いです
以上です!
この他にも、「小説家になろう」という所で小説を書いています。そちらも見ていただけると嬉しいです。
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- Re: レッドレイヴン 〜Cat End〜 ( No.97 )
- 日時: 2012/06/13 18:57
- 名前: 黒猫 (ID: 0/Gr9X75)
香菜さん、ありがとうございます!ガンガン面白かったですよね!
お互い、がんばりましょう!
それにしても。
バジル…なんてことしてんだよ。よりによって鬼を怒らせるなんて!
これから先のバジルに少し同情します(笑)
続きが楽しみです!
- Re: レッドレイヴン 〜Cat End〜 ( No.98 )
- 日時: 2012/06/14 05:47
- 名前: 黒簾香菜 (ID: xJuDA4mk)
はい、ガンガン凄く面白かったです♪一緒に載っていた探偵ものも結構気に入りました。
今後、バジルの扱いは凄く悪くなります。バジルが好きな人には今から謝罪しておきましょう。
ごめんなさい!!
- Re: レッドレイヴン 〜Cat End〜 ( No.99 )
- 日時: 2012/06/15 04:42
- 名前: 黒簾香菜 (ID: xJuDA4mk)
鬼が出てきたことで、バジルは多少なりとも焦る。
彼女はイレギュラーの塊のようなものだ。あまりやりあいたい者ではない。
「おい、三番目。先にファシンダのボスを倒してこい。この馬鹿の相手は妾がする」
鬼は気軽そうにアンディに声をかける。ロナヴィニが窓から廊下へと侵入して、道案内を買って出た。
「この“猫”に銃を向けたやつらに、少しでも多くの苦痛を与えてやれ」
ニヤリと不吉な笑みを浮かべる彼女をアンディは一瞥して去って行った。目的地は勿論、ファシンダのボス・ケインのところだ。
「“猫”をおいて行って良いんですの?」
少し不安そうに振り返るロナヴィニ。少し離れて見ると、あの二人は大人と子供ほどの体格差がある。
「僕はボクのやるべきことをやるだけだ。大丈夫。“猫”が傷つくなんてこと、ありえないよ」
「さて、話でもしようか?」
途方もない威圧感。
下から見上げられているのはバジルの方のはずなのに、微かに恐怖を感じてしまう。
「・・・・何の?」
「勿論、貴様らの愚かさについてさ」
にやりと、鬼は人外を思わす不気味な微笑みをした。
- Re: レッドレイヴン 〜Cat End〜 ( No.100 )
- 日時: 2012/06/16 21:26
- 名前: 黒簾香菜 (ID: xJuDA4mk)
「どうやら貴様らは、まだ気付いていなかったようだな。何も知らぬ者に馬鹿にされるというのは、なかなかに面白いよ」
実に滑稽だ。と呟くと、鬼は軽く斧を振った。壁の一部に刃が当たる。しかし、刃毀れは一切しなかった。
「うん。いい品だな。・・・・・さて、不思議には思わなかったのか?」
「何を?」
「妾という力に自我を持った者がいながら、コントロールが利かないわけがないだろう?」
そこで、バジルはやっとその矛盾に気が付いた。
力に自我を持ったもの。それはすなわち、力を自由自在に操れるはずだ。それなのに何故、スキャッグスは猫をコントロール不能と判断したのだろう。
答えは一つしかない。
「妾達はミハエルの命で、コントロールが出来ないフリをし続けた。スキャッグスが妾達を見放すまで・・・—————————意外と“猫”は演技派でな。欺くなど簡単なことだったよ」
あっさりと、鬼は暴露する。
この記憶を、鬼は自分の存在と共に猫の中で消去しておいた。だから猫は自分で力のコントロールが出来ないと思い込んでいたのだ。そして、それを知るもう一人の人間であるミハエルは死んだ。
この事実を知るのは鬼しかいなくなったのだ。
「そして、その陰でミハエルは妾達に知識を増やしてくれた。“多岐の鬼”はその名の通り、電気という力を多岐に亘らせて様々な事を行えるもの。その使い道に関しての知識を学べば学ぶほど、妾は強くなる・・・」
バジルの本能が告げる。
“マズイ、逃げろ”と。
驚いた顔をする彼を見て鬼は愉快そうに笑い、一歩近づく。銀色の斧が、バチリと紫電を放った。
「それでは、見せてやろうか?妾の本気とやらを!」
- Re: レッドレイヴン 〜Cat End〜 ( No.101 )
- 日時: 2012/06/17 18:06
- 名前: 黒猫 (ID: 0/Gr9X75)
鬼の策略がすごい!
鬼の本気…とても気になります!
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