二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 黒子のバスケ〜二人で一つ〜
- 日時: 2013/01/26 13:49
- 名前: このみ (ID: 2r74csLN)
- 参照: http://yaplog.jp/momizi89/
知ってる方は知っているこのみです!
今回は黒子のバスケで書かせてもらいます!
*このみの書く小説が全部シリアスだからキセキの世代と明るくなっていこうよみたいなノリで作られてしまった。のに、暗くなっているという由々しき事態。
*恋愛系はこのみの気紛れのはずだったのにちゃっかりやっちゃってます☆
*更新は亀よりも遅い
*原作沿いです。
それがNG!という方は回れ右です。
OK!という心の広い方はこれからよろしくお願いします♪
(一部変更 12/10/21)
*中学編* *高校編*
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2012/07/21〜
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- Re: 黒子のバスケ〜二人で一つ〜 ( No.184 )
- 日時: 2012/09/30 19:24
- 名前: このみ (ID: N5yVg.Pp)
- 参照: http://yaplog.jp/momizi89/
雛ちゃん
全然!!暗くなってもいいのよ!
だって本編が暗いから……。
事件!?すごく気になる、けど、あまりよくないものなんだよね。
うちのスレでは大丈夫だよ!暗くなってもいい場所ww
元気出してね!!こんなんしか言えなくてごめん><
黎ちゃん
タメでいいよー!!
じゃあ今から行ってきます!!
- Re: 黒子のバスケ〜二人で一つ〜 ( No.185 )
- 日時: 2012/09/30 19:40
- 名前: 黎 (ID: 6Bgu9cRk)
コメント見たよ!ありがとう来てくれて!すっごくうれしかった!
- Re: 黒子のバスケ〜二人で一つ〜 ( No.186 )
- 日時: 2012/09/30 20:10
- 名前: 茅 (ID: nq7vYh80)
このみ!
ブログ見たよ!見ちゃってもよかったかな!?
ぬいぐるみ、めっちゃかわいい!
私もああいうふっかふかで、デカくて、かわいいぬいぐるみが欲しい!!
- Re: 黒子のバスケ〜二人で一つ〜 ( No.187 )
- 日時: 2012/09/30 20:16
- 名前: このみ (ID: N5yVg.Pp)
黎ちゃん
うちも来てくれてうれしかった!!
ありがとー!!
茅ちゃん
見ていいよー!大丈夫!てか見てくれたほうが嬉しい♪
すっごい抱き心地いいんだよ!!サイズもぴったり!!
でもあれは今高校に持って行かれていて……家にないのです(泣)
早く抱っこしたい〜〜〜〜
- Re: 黒子のバスケ〜二人で一つ〜 ( No.188 )
- 日時: 2012/09/30 20:18
- 名前: このみ (ID: N5yVg.Pp)
第14Q 「僕等はどこまでも、 part7」
水をかけるのならば、せめて放課後にしてほしい。
昼休みとか午後の授業を受けるなというのか。
しかもご丁寧に「清掃中」の札を外して行った。
次誰が来るかわからない。
取りあえず逃げる。
幸い、ここは屋上の扉の近くのトイレ。
素早く移動すれば誰にも見られず屋上に行けるだろう。
水を絞れるだけ絞って、覚悟を決める。
『……よし、』
バッと飛び出し、走る。
屋上の扉に手をかけて回しながら、勢いよく押し、そして閉めた。
バタン!と激しい音をたてる扉から離れて、制服が乾くよう日当たりのいい人目に付きにくい場所に移動する。
セーターを脱いで、ネクタイも外す。
ハンカチを地面に広げる。
大きいやつを持ってきてて良かった。座れる。
上靴と靴下も脱ぐ。少し汚いけど、脱いだものはフェンスにかけた。
ハンカチの上に座ると、髪を絞る。
ポタポタと水が滴り落ち、アスファルトに吸い込まれていった。
壁に寄りかかり、この後の授業はサボりかな、なんて考える。
暇だ。
濡れたままでは何も出来ない。
どうしようかなぁ
なんて考えているうちに、瞼がゆっくりと閉じていった。
夢を見た。
さっちゃんがキセキの皆に囲まれて笑っている。
私は、床に這いつくばりながらそれを見ていた。
叫んでも、手を伸ばしても、彼らは私に何の反応も示さない。
というか、虫けらでも見るような目で見下ろしてきた。
さっちゃん、さっちゃん。助けてよ。
そう叫べば、彼女は私の手を踏みつけた。
話しかけないでよ。
彼女がそう言うから、私は
なんで、どうして。さっちゃんと私は、姉妹だよね?
と言った。すると彼女は耳を塞いで叫んだ。
私は妹なんていらない!
泣きながらそういう彼女に、私は何もできなかった。
代わりにキセキの皆が彼女を慰めた。
そのまま彼らは私から離れていった。
私も連れて行って。
そう言った。
消えろよ、お前なんかいる意味ないから。
ハッキリとそう言われた。
なんでなんでなんでなんで。
どうしてどうしてどうしてどうして。
どうして私はいちゃいけないの。
どうして私が消えなきゃならないの。
必要とされるのは、私じゃ駄目なの?
気づけば、立ち上がって走っていた。
彼らに向かって。
さっちゃんの肩に手を置いて、振り向かせる。
私も、一緒にいていい?
そう訊いた。
そうしたら、彼女は私を抱きしめてくれた。
うれしくって、抱きしめ返したら。
左胸のあたりに、何か冷たいものが入ってきた。
入ってきたんじゃない。刺さった。
見れば、ナイフ。
ナイフがしっかりと刺さっていた。
柄の部分を持っているのは、私の姉。
なんで?
そう訊けば、彼女は綺麗に微笑んだ。
私が惚れちゃうくらいに。
あなたが、邪魔だからよ。
彼女はその笑顔のまま、高くて可愛らしい声で、そう言った。
私の体はゆっくりと倒れる。
皆が笑っている。
ばいばい、なつき。
うん、ばいばい、皆。
私が消えたら、彼らは笑う。
じゃあ私は消えよう。あなたたちの前から、この世から。
それであなたたちが笑うなら、私はそれでいい。
重力に任せて、私の体はどこか暗い闇の中へと落ちて行った。
『はっ!!』
体が、頭が、酷く重い。
汗をたくさんかいている。
額の汗を拭い、服を見た。
いつの間にか制服は乾いている。何時間ここにいたのだろう。
時計を見れば、ここに来た時より二時間たっていた。
丁度、6時限目が終わったところだろう。
乱れる息をただした。
周りを見る。誰もいない。
ため息を一つ吐く。
もう、今日の部活は休んでしまおうか。
あんな夢を見た後では、皆と会えない。
あれが現実になったとしたら。
怖い怖い怖い。
さっちゃんに殺されるなんて。
でも、それもいいかもしれない。
大好きなさっちゃんの手で殺されるのならば。
なんてバカみたいのことを考えたら、今まで出てこないと思っていた物が出てきた。
涙。
ボロボロと涙が溢れ出てきた。
やっぱり今日は部活を休もう。
溢れる涙をそのままにして、ケータイを開いて征君にメールを送信した。
ケータイを閉じて、またため息を吐いた。
久しぶりに泣いたから、泣き方がわからない。
しゃくりあげるのはどうやってやるんだっけ。
声を出すのは、どうやってやるんだっけ。
歪む視界が迷惑で、瞼を閉じた。
「なつちん?」
そう私を呼ぶ声が聞こえた気がした。
この呼び方をするのは一人だけ。
だけど、彼がこんなところにいるわけない。
私は聞こえないフリをした。
妹と夢の中、終。
(現実になってほしくて、なってほしくない)
(矛盾してるよなんて、言わないで)
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