二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

黒子のバスケ〜二人で一つ〜
日時: 2013/01/26 13:49
名前: このみ (ID: 2r74csLN)
参照: http://yaplog.jp/momizi89/

知ってる方は知っているこのみです!
今回は黒子のバスケで書かせてもらいます!

*このみの書く小説が全部シリアスだからキセキの世代と明るくなっていこうよみたいなノリで作られてしまった。のに、暗くなっているという由々しき事態。
*恋愛系はこのみの気紛れのはずだったのにちゃっかりやっちゃってます☆
*更新は亀よりも遅い
*原作沿いです。

それがNG!という方は回れ右です。
OK!という心の広い方はこれからよろしくお願いします♪
(一部変更 12/10/21)

*中学編*             *高校編*
設定   >>1           プロローグ   >>465
第1Q    >>2           >>468
第2Q    >>3
第3Q    >>9
第4Q    >>18
第5Q    >>21 >>24 >>46
第6Q    >>52 >>66 >>71
第7Q    >>75
第8Q    >>86 >>99
第9Q    >>103
第10Q  >>150 >>151
第11Q  >>162
第12Q  >>165
第13Q  >>177
第14Q  >>188
第15Q  >>200
第16Q  >>210
第17Q  >>217
第18Q  >>220
第19Q  >>225
第20Q  >>231
第21Q  >>249
第22・23Q >>296
第24Q  >>306
第25Q  >>324
第26Q  >>328
第27Q  >>340
第28Q  >>349
第29Q  >>376
第30Q  >>406
第31Q  >>412
第32Q  >>417
第33Q  >>421
第34Q  >>424
第35Q  >>437
第36Q  >>448

番外編  >>273 >>292 >>458 >>505 >>581 >>597 >>619 >>629 >>680
帝光祭  >>520 >>553

パロディ >>395 >>396 >>398 >>399

リクエス >>541 >>682


お題   >>47

ネタ   >>604

日記   >>237 >>257 >>295 >>307


2012/07/21〜

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142



Re: 黒子のバスケ〜二人で一つ〜 ( No.1 )
日時: 2012/07/21 11:30
名前: このみ (ID: 3/dSGefI)

*ヒロイン設定*


さつきの双子の妹
大輝の幼馴染
帝光バスケ部マネージャー




*桃井 なつき

*女

*155㎝

*A型

*5月4日

*顔はさつきとあまり変わらない
髪の長さも同じ
眼鏡をかけている

*さつきに負けず劣らずのスタイル

*おっとりとした感じの性格
皆を優しく見守る

*料理と裁縫が得意
というか家事全般得意



*皆の呼び方

*さつき   さっちゃん
*大輝    大ちゃん
*テツヤ   テツ君
*征十郎   征君
*涼太    涼ちゃん
*真太郎   真君
*敦     ムッ君


※追加されるかも

Re: 黒子のバスケ〜二人で一つ〜 ( No.2 )
日時: 2012/07/21 13:44
名前: このみ (ID: 3/dSGefI)


第1Q 「桃井なつき」



「皆聞いてっ!明日はなっちゃんが帰ってきます!」
「なっちゃんって誰っスか?」

二年からバスケを始めたきーちゃんは、なっちゃんを知らない。
なっちゃんは一年の三学期の初めにアメリカに行ってて、今日やっと帰ってくる。
アメリカに行った理由は……なんだっけ?

「明日午後の部活に顔出すって言ってたよ!」
「そうか。じゃあ明日黄瀬に紹介するよ」
「ええー今知りたいっス、赤司っち!」
「練習始めるぞ」
「無視っスか!?」

きーちゃんのその言葉もスルーされて練習開始。
休憩時間に青峰君とミドリンとテツ君が来た。

「会うの久しぶりだな」
「約二ヶ月ぶりなのだよ」
「早く会いたいですね」

スポーツドリンクを飲みながら口々にそう言う。

「桃井さん、明日はいつ帰ってくるんですか?」
「え?えっと、予定では昼過ぎにこっちに着くって」
「そうなんですか、僕ら授業受けてる最中ですね」
「そうなの。お迎え行きたかったのに」
「おい、休憩終わったんなら早く戻れよ」
「うっす」

先輩の言葉に練習に戻っていく三人。

「よし、あと少し頑張るぞ!」

明日にはなっちゃんに会える。










「お、一番っス!」

体育館に一番に着いた俺は、取り敢えず更衣室で着替えて体育館に戻る。
するとそこには桃色の髪の少女の後姿。
桃っちっスね!!

「桃っち、早いっスね!」

肩をポンっと叩く。
すると、ゆっくりと振り向いた。

『…………』
「あれ?今日はメガネかけてるんスか?似合うっスよ!」
『…………』

……ん?
いつもなら「きーちゃんありがと!」とか言うのに……。

『あ、の。ごめんなさい、私、さっちゃんじゃないんです……』
「……へ?(さっちゃん??)え、え?「あ————————っ!なっちゃんいた————っ!!!!」!?」
『さっちゃん』
「もぅ、どうして先に来てくれなかったの!待ってたのに!」
『クラス分からないし……』
「訊けばいいじゃない!もうっ」
『ごめんねっ』

桃っちが、二人?
影分身の術?
話が、見えないんスけど?

「なんだ、なつきここにいたのか」
「捜して損をしたのだよ」
「僕は体育館にいるんじゃないかと言いました」

次々と体育館に入ってくる赤色、青色、水色、緑色。

『皆、久しぶり』
「ああ、久しぶり。今日くらい休めばよかったのに」
『早く皆に会いたかったし、飛行機の中で寝たから疲れてないの』

誰か俺に説明してくれないっスかね?

「赤司君、黄瀬君が固まっているので早く紹介した方がいいのではないでしょうか」
「そうだね。なつき、あの黄色いのが黄瀬涼太。今年から一軍だ」
「あの黄色いのって酷いっスよ赤司っち!」
『桃井なつきです。さっちゃんの双子の妹です』
「双子!?」
『はい。バスケ部マネでもあるので何でも言ってね』

ふんわりと柔らかく笑った彼女は、桃っちとはまた違う可愛さを出していた。

『黄瀬涼太くんかぁ……。……涼ちゃん?』
「へ?」
『涼ちゃんって、嫌かな?』

流石桃っちの妹、あだ名付けるんスね。

「嫌じゃないっス!!」
『そう?ありがとう』
「あだ名と言えば、なつき」
『何?征君』
「(!!??征君!?あの赤司っちに征君!?勇気あるっスね!)」
「その呼び方をやめてくれと何回言ったらわかるんだ」

なつきは首を傾げると、眉毛を八の字にして困ったように笑った。

『だって征君は征君でしょう?』
「名字で呼んでくれ」
『嫌』
「(私でも赤司君の事はあだ名で呼べないのに貫き通すとか私の妹カッコイイ!)」
「はぁ…………。練習始めるぞ」
『♪』





(桃井なつきです)
(しかし本当にそっくりっスねぇ)(メガネ取ったらどっちがどっちかわかんないっスよ)
(双子ですから)

Re: 黒子のバスケ〜二人で一つ〜 ( No.3 )
日時: 2012/07/21 17:22
名前: このみ (ID: 3/dSGefI)



第2Q 「双子の苦労」




昼休み、学校の裏庭。
そこで男女が向かい合って話をしていた。

「前から廊下とかで見かけてて、いいなって思ってて……!つ、付き合って下さい!」
『…………』

よくあるベタな展開。
こっちに戻ってきてもう三回ほど同じような光景を見た気がする。
もちろん断っていたのだが。
その理由が————。

『どっちをですか?』
「へ?」
『見かけててって……私をですか?それとも、さっちゃんをですか?』

校舎の陰から出てきた同じ容姿の少女。

「ふ、双子ォ!?」
『「どっちですか?」』
「っ…………」

困った少年が言った言葉は……。

「付き合ってもらえるなら、どちらでもっ!!」

その言葉に、さつきは溜息を吐いてスカートを翻してどこかへ行ってしまった。
なつきは無表情のまましばらく何も言わなかったが、20秒ほど経ってから先程のさつきの様に溜息を吐いた。

『まぁ、貴方は一年生だし、私達が双子って知らなかっんだろうから……。怒りはしないですけど。
付き合ってもらえるならどちらでもいいなんて、最低ですよ』

それだけ言って、さつきを追いかけた。




「有り得ない!」
『まぁまぁ、どうせ断るつもりだったし、いいじゃない』
「そうだけどぉ、でも」
『ほら、まだお昼食べてないんだから早く戻ろうよ、ね?』
「むぅ〜〜〜〜」

唸るさつきをズルズルと引っ張って教室へ戻る。
急いでご飯を食べていると、色んな色をした頭の人達がゾロゾロとやって来た。

「なつきっち、見たっスよ!告白されてるところ!で、OKしたんスか?」
『断ったよぉ〜』
「そいつ私達が双子って知らないで告白して、付き合って貰えるならどっちでもいいとか言い始めたんだよ!?」
「最低なのだよ」
「双子も大変だな」
『でも最初から断るつもりだったんだから、いいの』
「最初からとか何気に酷いな」
『そう?』

モグモグと卵焼きを食べながら大ちゃんの方を見る。
そこで、ムッ君がさっきから熱い視線をぶつけているのに気付いた。

『どうしたの?』
「なつちん、お菓子持ってない?」
『あるよ。食べる?』
「いいの?」
『いいよ〜』

鞄からお菓子の箱を取り出して渡す。

「わーい、ありがと〜」
『いいえ〜』

のほほんとした会話に、さつきは本日二回目の溜息を吐いた。




(双子って大変……)
(そりゃあそれだけ顔が似てれば間違うだろうよ)
(髪を切ってみたらどうなのだよ)
(メガネで判断してよ)


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142



この掲示板は過去ログ化されています。