二次創作小説(紙ほか)

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〜路地裏Diary〜
日時: 2021/11/24 12:50
名前: ねずみかちょー。 (ID: N7iL3p2q)

今を懸命に生きる、1人の男。
戦争や、苦しい時代なども体験してきた。

そんな彼の、心の内、
そして、本当に愛するものとは…?



※ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター、『ねずみ男』の目線から見た、二次創作小説です。

語彙に乏しいところもありますが、ご笑納頂けると幸いです。


第1話 >>1
第2話 >>2
第3話 >>3
第4話 >>5
第5話 >>10
第6話 >>11
第7話 >>12
第8話 >>13
第9話 >>14
第10話 >>15
第11話 >>16
第12話 >>17
第13話 >>18
第14話 >>19
第15話 >>20
第16話 >>21
第17話 >>22
第18話 >>23
第19話 >>25
第20話 >>26
第21話 >>27
第22話 >>28
第23話 >>29
第24話 >>30
第25話 >>31
第26話 >>32
第27話 >>33
第28話 >>34
第29話 >>35
第30話 >>36
第31話 >>37
第32話 >>38
第33話 >>39
第34話 >>40
第35話 >>42



番外編 『遅くに来たぞ!?サンタクロース!!』>>4
番外編 ② 『俺らの夏。ゲゲゲの夏。』 >>24
番外編 ③ 「ハロウィンの夜に見えたもの。」 >>41

Re: 〜路地裏Diary〜 ( No.38 )
日時: 2021/08/24 12:49
名前: ねずみかちょー。 ◆fCJR3geAiY (ID: z6zuk1Ot)

第32話

奴の元へと駆けつけた鬼太郎は、キッと犬神を睨みつけ、こう続けた。

「梨緒さんを離せ」

それを聞いた犬神は、無言のうちに殴りかかる。

そんなことでやられやしないとわかっちゃいる。
だけど、目を伏せずにはいられなかった。

ふと顔を上げると、そこには霊毛ちゃんちゃんこと下駄で、必死に攻撃を押さえ込んでいる鬼太郎の姿があった。

序盤こそ優勢と思われたが、力や体格差のせいもあるのだろう、どんどん逆転していった。

俺の目の前で、なす術もなくただひたすらに攻撃を受け止め続ける鬼太郎。
次第に、その間合いは時間を増すごとに激しくなっていった。

Re: 〜路地裏Diary〜 ( No.39 )
日時: 2021/09/22 12:53
名前: ねずみかちょー。 ◆fCJR3geAiY (ID: PNMWYXxS)

第33話

…ったく、お情けなんてもんはねぇのかねぇ。この野獣には。

そんなことを考えながら、小競り合いを傍から眺めていると、どこか思考も冷静になってくるから不思議なものだ。

ーどうにかこの状況を抜け出すには…。

気づくと俺の手は、無意識に懐からスマホを取り出し、猫娘の番号をプッシュしようとしていた。

…おっと、ついでに証拠写真も撮っておくか。

犬神に気づかれぬよう、そっとスマホのカメラを向ける。
もちろん、シャッター音は鳴らない仕組みの無音カメラアプリをこういう時のためにダウンロードしているから、その点に関しては安心だ。

1度、2度とシャッターを切り、スマホに写真を保存する。

ー鬼太郎、すまない。もう少し堪えてくれよな。

Re: 〜路地裏Diary〜 ( No.40 )
日時: 2021/10/28 09:42
名前: ねずみかちょー。 ◆fCJR3geAiY (ID: rLG6AwA2)

第34話

写真を撮り終わると、俺はふと、猫娘へと電話をかけて助けを求めることを思いついた。

…あいつに連絡したら、どんな仕打ちを受けるか分かったもんじゃないけどな。
でも、この際仕方がない。

俺は腹をくくって、猫娘の電話番号を呼び出し、スマホを耳に当てる。
スマホからはお馴染みのコール音が聞こえてくる。通じてるみたいだ。

その後、しばらく待ってはみたが、5.6コール目で「呼び出しましたが 近くにおりません、再度おかけ直し下さい」という無機質なアナウンスが聞こえるばかりだった。

くそ、ダメか…。
でも、ここで引いてちゃ後がない。

俺は諦めずに、再度同じ番号にかけ直す。
同じく数秒のコール音の後、今度は相手が出た気配がした。

「はい、犬山まなです…えっ!?ねずみ男さん!?」


どうやら俺としたことが、猫娘にかけるつもりが間違えてまなちゃんにかけてしまっていたようだ。

Re: 〜路地裏Diary〜 ( No.41 )
日時: 2021/10/29 21:00
名前: ねずみかちょー。 ◆fCJR3geAiY (ID: CFpxvhHi)

番外編「ハロウィンの夜に見えたもの」

今日も俺は、東京の街へと当てもなくぶらついていた。

まだハロウィン当日じゃないのにも関わらず、人間の世界では、どこもかしこもハロウィン一色に染まっている。

聞くところによると、被り物や傷跡メイク、髪を染めるものまで低価格で売っているという。
そして、それらを駆使してコスプレをして街へと繰り出すのだろう。

ーこんなことして、何が楽しいのかねぇ。

嫌なもの見ちゃったな…と思いつつ、ゲゲゲの森へと帰る。

ふと、鬼太郎ハウスの方が騒がしいのを感じた。

鬼太郎は黒のマントと牙をつけて、吸血鬼にでもなったつもりみたいだ。
猫娘は…なんだろう。
ほうきを片手に持ってるということは、魔女っ子だろうか。
あれだけハロウィン嫌いだと言ってた癖に、手のひら返しやがって。
他にも、子泣き爺、ぬりかべ達などのおなじみのメンバーが、ミイラ男やゾンビの仮装をして盛り上がっている。

ここでもハロウィン。
いい加減飽き飽きしたが、酒と飯のいい匂いには勝てない。

「おう、ねずみ男様も混ぜろよー!」

そう言って森へと入っていくと、皆が一斉に

「何よ、あんた、ハロウィン嫌いじゃなかったっけ?」
「お主はこういうの好まんじゃろうが」

…全く、五月蝿い奴らだ。
でも、この雰囲気も捨てたもんじゃないよな。

そんな事を思いながら、俺は傍にあった日本酒のパックをぐびりと飲み干した。

Re: 〜路地裏Diary〜 ( No.42 )
日時: 2021/11/24 12:48
名前: ねずみかちょー。 ◆fCJR3geAiY (ID: N7iL3p2q)

第35話

電話越しのまなちゃんは、大変に動揺しているようだった。

…そりゃそうだよな。俺がいくら鬼太郎の親友とはいえ、1度は裏切られた相手だもんな。

俺は大きく息をつき、まなちゃんにこう伝えた。

「まなちゃん、落ち着いて聞いてくれ。今、実は鬼太郎がピンチなんだ」

その言葉の数秒後、彼女が息を飲むのが電話越しでもはっきりと伝わった。

ーしまった、結論から伝えすぎたか…。

「…ね、ねずみ男さん、それって…!?」

「まなちゃん、慌てずに鬼太郎に電話…」

俺の最後の言葉を待たずに、ツーツーというおなじみの音を残し、電話は途絶えてしまった。


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