二次創作小説(紙ほか)

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〜路地裏Diary〜
日時: 2022/09/22 17:45
名前: ねずみかちょー。 (ID: q9W3Aa/j)

今を懸命に生きる、1人の男。
戦争や、苦しい時代なども体験してきた。

そんな彼の、心の内、
そして、本当に愛するものとは…?



※この小説は、ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター、『ねずみ男』の目線から見た、二次創作小説です。

語彙に乏しいところもありますが、ご笑納頂けると幸いです。


第1話 >>1
第2話 >>2
第3話 >>3
第4話 >>5
第5話 >>10
第6話 >>11
第7話 >>12
第8話 >>13
第9話 >>14
第10話 >>15
第11話 >>16
第12話 >>17
第13話 >>18
第14話 >>19
第15話 >>20
第16話 >>21
第17話 >>22
第18話 >>23
第19話 >>25
第20話 >>26
第21話 >>27
第22話 >>28
第23話 >>29
第24話 >>30
第25話 >>31
第26話 >>32
第27話 >>33
第28話 >>34
第29話 >>35
第30話 >>36
第31話 >>37
第32話 >>38
第33話 >>39
第34話 >>40
第35話 >>42
第36話 >>43
第37話 >>44
第38話 >>45
第39話 >>46
第40話 >>47
第41話 >>48
第42話 >>49
第43話 >>50
第44話 >>51
第45話 >>52
第46話 >>53


番外編 『遅くに来たぞ!?サンタクロース!!』>>4
番外編 ② 『俺らの夏。ゲゲゲの夏。』 >>24
番外編 ③ 「ハロウィンの夜に見えたもの。」 >>41

Re: 〜路地裏Diary〜 ( No.49 )
日時: 2022/06/07 12:50
名前: ねずみかちょー。 ◆fCJR3geAiY (ID: .YMuudtY)

第42話

「…なぁ、猫娘。何とかして鬼太郎、助けようぜ」

てっきり何かしらの返事が帰ってくると思っていたが、ふと見返せば、感情の薄らいだ眼で黙って俺の顔を見つめていることに気がついた。

ー仕方ねぇか。お前も、色々あるもんな。

いつも俺にケンカ売ってばかりで腹の立つことばかりだが、その無表情な顔を見ていると、なぜかその気持ちも薄らいでくるほどだ。

「…大丈夫だよ、鬼太郎ならさ」

半ば自分に言い聞かせるかのように呟いた独り言だったが、その言葉で、猫娘の瞳孔どうこうが大きく見開かれるのが感じ取れた。
その大袈裟なまでの表情に、思わず俺も大きく息をついてしまう。

恐らくは、俺の出方によって今後の反応も変わってくるだろう。

Re: 〜路地裏Diary〜 ( No.50 )
日時: 2022/06/24 09:45
名前: ねずみかちょー。 ◆fCJR3geAiY (ID: vpptpcF/)

第43話

これはだいぶ前から見抜いていた事だが、恐らく猫娘は鬼太郎の奴に「恋」というものをしているのだろう。
普段は究極にツンデレ?な猫娘だが、鬼太郎の前では違った一面を覗かせる時があって、驚かされる時もある。

…仕方ねぇな。
面倒なことになるかもだけど。

俺はもう一度深呼吸をして、再びスマホを取り出し、あるナンバーにコールした。

ーえ、誰かって?
それは、以前に百々爺ももんじいの一件で知り会った、
妖怪裁判官の面々だ。
あの騒動でおとがめを受けて以来、何かあったらすぐに連絡するように、と裁判所の連絡先を渡されたのを覚えている。

それにしても、あの“尻叩き100回”の罰は強烈だったぜ…。

Re: 〜路地裏Diary〜 ( No.51 )
日時: 2022/08/02 09:48
名前: ねずみかちょー。 ◆fCJR3geAiY (ID: EZ3wiCAd)

第44話

遠かりし日の痛みを思い出し、思わず顔をしかめる。
あれから2週間、いや、1ヶ月は尻の腫れが引かなかったっけな…

気がつくと、電話のコール音は止んでいた。
正直いって話したくない相手ではあったが、俺は一言一言、絞り出すように話した。

「…忙しいところすいません。黒烏くろからすの旦那ですよね?」
「何の用だ」

電話口からでも分かる、堅苦しい雰囲気。
この雰囲気は苦手だ。でも…。

「簡潔にお伝えさせていただきますと、妖怪「犬神」と戦ったせいで妖力を使い切り、今にもダメになりそうなんです」

電話口の黒烏は黙っている。
それを機に、一気にまくし立てた。

「頼んます、鬼太郎を助けてやってください」

ー金にも権力にもならないのに助けたいと思う。俺にしては珍しい、本気の懇願だった。

Re: 〜路地裏Diary〜 ( No.52 )
日時: 2022/08/26 12:55
名前: ねずみかちょー。 ◆fCJR3geAiY (ID: IWueDQqG)

第45話

お互い、しばらく無言の時間が続く。
黒烏は、こちらの出方をうかがっているのかもしれない。

ーこれじゃ、諦めるしかないか…。

そう思って、スマホの「切」ボタンを押そうとした、その時だった。

「…良かろう。その依頼、受けよう」

一瞬は聞き間違いかと思ったが、確かに黒烏はそう言った。
俺は、ボタンを押す手をぴたりと止め、電話口に向かって叫んだ。

「…え!? 本当ですか!?」

興奮して思わず声が大きくなってしまう。
洞窟内に反響する自分の声にも驚いたが、動揺を見せないように、軽く咳払いをして話を聞くことにした。

「…失礼しました。そんで、鬼太郎を助ける方法はどうすれば?」

そう告げて、黒烏の言葉を待つ。

「…うむ、閻魔様の指示を仰ぐしかあるまいな」

ーこれまたややこしいことになりそうだぞ…。

Re: 〜路地裏Diary〜 ( No.53 )
日時: 2022/09/22 17:44
名前: ねずみかちょー。 ◆fCJR3geAiY (ID: q9W3Aa/j)

第46話

その後、閻魔大王の指示により、鬼太郎は恐山近くの妖怪病院へと搬送された。
そこに勤めている医者によると、名医の凄腕でも回復には1~2週間はかかるそうだ。

ーやっぱりな。お前は何でも1人で引き受けすぎなんだよ。

いつか誰かが言ってたような台詞を思い浮かべつつ、俺は自分のオンボロアパートに寝転びながら、妖怪病院のHPを改めて見つめた。

いかにもオカルトチックな背景に、これまたオカルト要素満載のフォントで『妖怪病院』とでかでかと書かれている。
怪しさしか感じないが、これがれっきとした妖怪病院への入口なのだ。

その画面を何ともなしにしばらく眺めていると、スマホがいきなり、誰かからの着信を受信した。

ー妖怪裁判所からだ。


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