二次創作小説(紙ほか)

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〜路地裏Diary〜
日時: 2022/05/13 12:43
名前: ねずみかちょー。 (ID: s/G6V5Ad)

今を懸命に生きる、1人の男。
戦争や、苦しい時代なども体験してきた。

そんな彼の、心の内、
そして、本当に愛するものとは…?



※この小説は、ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター、『ねずみ男』の目線から見た、二次創作小説です。

語彙に乏しいところもありますが、ご笑納頂けると幸いです。


第1話 >>1
第2話 >>2
第3話 >>3
第4話 >>5
第5話 >>10
第6話 >>11
第7話 >>12
第8話 >>13
第9話 >>14
第10話 >>15
第11話 >>16
第12話 >>17
第13話 >>18
第14話 >>19
第15話 >>20
第16話 >>21
第17話 >>22
第18話 >>23
第19話 >>25
第20話 >>26
第21話 >>27
第22話 >>28
第23話 >>29
第24話 >>30
第25話 >>31
第26話 >>32
第27話 >>33
第28話 >>34
第29話 >>35
第30話 >>36
第31話 >>37
第32話 >>38
第33話 >>39
第34話 >>40
第35話 >>42
第36話 >>43
第37話 >>44
第38話 >>45
第39話 >>46
第40話 >>47
第41話 >>48

番外編 『遅くに来たぞ!?サンタクロース!!』>>4
番外編 ② 『俺らの夏。ゲゲゲの夏。』 >>24
番外編 ③ 「ハロウィンの夜に見えたもの。」 >>41

Re: 〜路地裏Diary〜 ( No.44 )
日時: 2022/01/17 09:46
名前: ねずみかちょー。 ◆fCJR3geAiY (ID: YohzdPX5)

第37話

梨緒の方も見たが、少し目をつむっている他は変わりはないようだ。
息を飲み、俺は二人の間に立つ。

「はーい、ちょっと失礼しますよーっと…」

もちろん、こんなことでいざこざが解消出来るとは流石に思っちゃいない。
案の定、犬神は俺を睨みつけ、無言で圧をかけてきた。

でも、ここで引いちゃあ“ビビビのねずみ男”の名が廃るってもんだ。
ーここはいっちょ、賭けてみっか。

そう決めた俺は、ゴホン、と咳払いをひとつして、再度犬神の方へと向き直った。

「犬神さん、でしたっけ?少し聞いて欲しいんですがね…今なら現金10万円で…」

最後の句を告げる前に、頬に強い痛みが走った。
そう、犬神が俺をぶん殴ったのだ。

Re: 〜路地裏Diary〜 ( No.45 )
日時: 2022/02/24 09:38
名前: ねずみかちょー。 ◆fCJR3geAiY (ID: hjs3.iQ/)

第38話

その強い衝撃に、俺の身体は呆気なく吹っ飛ばされる。
そして、周りの岩壁に頭をぶつける始末だ。
毎度おなじみの痛みが、俺の体を突き抜ける。

「いてて…。」

それほど硬い岩壁じゃなかったのだろう。
触った感じでは、たんこぶくらいで済みそうだ。
よっこらしょ、と起き上がろうとしたその時だった。

「犬神さん!もうやめてください!」

洞窟の中に響くほどの大声で、梨緒が叫んだ。
すると、その声を合図とするかのように、犬神と鬼太郎の一騎打ちは収まった。

鬼太郎はよほど体力を消耗したのだろう、そのまま地面に倒れ込んでしまった。
近づいてよく見ると、顔に傷もたくさんできている。

ひとまず、担ぎあげて安全な場所へと避難させてやることにした。

Re: 〜路地裏Diary〜 ( No.46 )
日時: 2022/03/28 09:40
名前: ねずみかちょー。 ◆fCJR3geAiY (ID: xJyEGrK2)

第39話

ーしかし、鬼太郎…お前、軽いなぁ。

頭のどこかでそんな考えが浮かんできたが、今はそれどころではないことを思い出した。

俺は、急いで鬼太郎を抱えあげ、安全な場所へと避難させる。
すると、うっすら目を開けたではないか。

「ねずみ男…」

先程の犬神との攻防で相当参っているのだろう、声にいつものような覇気が感じられない。
まるであの日、目玉おやじを一瞬でも失った時のあいつみたいだ。

「鬼太郎、ここは俺に任せとけ」

本音を言うなら、“俺たち”という方が正解だったのかもしれない。

ーただ、猫娘たちが間に合う保証はどこにもなかったし、それに第一、いつも世話かけてばかりだから、たまには俺が守ってやりたい気持ちでいっぱいだったんだ。

Re: 〜路地裏Diary〜 ( No.47 )
日時: 2022/04/18 12:55
名前: ねずみかちょー。 ◆fCJR3geAiY (ID: 5TWPLANd)

第40話

ーさて、ついに俺のとっておきの最終兵器を使う時が来たようだな。

あ、ひとつ付け加えておくが、最終兵器といっても一部の人間が使うような暴力的なもんじゃねぇ。
俺の武器といったらやっぱり…

そう頭で独りごちながら、後ろ手でローブをたくし上げようとしたその時だった。

「鬼太郎ー!!お待たせー!!」

突然の大声と共に、猫娘、子泣き、砂かけ、一反木綿などのいつもの面子メンツが岩壁を突き破って入ってきた。

どこから来たのかと見回すと、一反木綿の背にかわうそが乗っているのが見えたので、穴は奴が開けたに違いない。
ぬりかべが見当たらないが、恐らく自力で来るつもりだろう。

Re: 〜路地裏Diary〜 ( No.48 )
日時: 2022/05/13 12:42
名前: ねずみかちょー。 ◆fCJR3geAiY (ID: s/G6V5Ad)

第41話

猫娘は、洞窟の岩壁に背を預けるようにしてぐったりしている鬼太郎を見ると、血相を変え近寄った。

そして、俺の方を一瞥いちべつすると、「…あんた、鬼太郎に何したのよっ…」と、涙声で言ってくる始末だ。

今回の件は俺は何も悪いことはしてない、ましてや助けてやったってのに…。
そんなこと言われちゃ俺も腹の虫が収まらねぇ。

ローブを下ろし、猫娘の方へと近づく。
「…なぁ、おい。俺が何したってんだよ」

その時、ふと目線を彼女の頬にやると、そこには一筋の涙がつたっていた。
自慢じゃあないが、金と権力、そして女の涙にはめっぽう弱い俺だ。
例え相手が猫娘だとしても例外ではない。

俺は、今一度深呼吸をして、改めて猫娘の顔を真正面から見据えた。


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