社会問題小説・評論板

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さよならかったあないふ。
日時: 2013/04/19 18:12
名前: 奇妙不可解摩訶不思議 (ID: pC40PoP0)

初めまして、そうでない方はこんにちは!!
これは、本館で書かせて頂いている「中学一年生のはっぴー毎日」の主人公、隼人君の、昔の暗いお話です。
本館の方のを先に読んだほうが楽しいかな?


ということで、始まります!
























僕の名前は、池町隼人。
小学六年生。

成績は、まぁ、いい方。
友達も、いるような、いないような。

Re: さよならかったあないふ。 ( No.17 )
日時: 2012/10/29 20:17
名前: 杏里 (ID: IfRkr8gZ)

??って、やっぱり少女だったんだ〜

Re: さよならかったあないふ。 ( No.18 )
日時: 2012/10/29 20:50
名前: 奇妙不可解摩訶不思議 (ID: B4lrzZ.q)

少女「よしよし、よく愚痴を零せました。これ、結構あんたのプライドにかかわるかなと思ったんだけどな…」


ZU☆BO☆SI


少女「三時間分もよく溜め込んでいられました」
隼人「…」
少女「ないてんじゃねーよww」
隼人「だって…だってえええぇぇぇぇぇうわあああぁぁぁぁん」
少女「よく頑張った、さあ、俺の胸に飛び込んでこー…」
隼人「ぐずぅ…それは…えっく…遠慮…する…」
少女「えー…」




隼人「…」
少女「はい、落ち着きましたー?」
隼人「うん」
少女「これじゃあ私、母親みたいじゃない」
隼人「…びいいいぃぃぃ」
少女「あっこら、泣くんじゃない!!」




どうしてもギャグが入る…

Re: さよならかったあないふ。 ( No.19 )
日時: 2012/10/30 17:30
名前: 奇妙不可解摩訶不思議 (ID: fxwEp3Nk)

少女「てかねーっ、あんたちーっちゃいことをわざわざ深刻に受け止めて必要の無い憤りためてるだけなのよーっ!!」
隼人「え?」
少女「愚痴なんてさーっ、聞いてる振りして「うんうん」っていっときゃいいのよー!」
隼人「あ、そうかも」
少女「何事も、深刻に受け止めるな!!憤りとか溜めろ抑えろ自然の成すがままにしろ今日の晩御飯が美味しくて家族3人ちゃんといて生活ができてることに感謝しろそれからそれから」
隼人「あー、ちょっとストーッぷ!!もっかい!!」
少女「何事も深刻に受け止めるな!あんたが気にしてることすっげーちっちぇーよ!!」
隼人「えーっ…」
少女「ほら、深刻に受け止める!!こんなの他人事だと思って聞き流せ!そういう術を身に付けろ!」
隼人「は、はい!」
少女「憤りや悲しみは抑えろ!溜めろ!他人を羨むな!!」
隼人「それでこうなっちゃったんじゃん…」
少女「言い訳不要!憤りや悲しみは抑えて溜め込むと消える!少なくとも俺はそうだ!」
隼人「それ少女にしか通用しないし…」
少女「できる!俺とお前は同じような存在だ!」
隼人「どういう同じような存在さ」
少女「ほらひねくれてやがる!…同じ人類じゃねーか!!」
隼人「(こいつ人類だったんだ…)」
少女「あのね、多分中学生になったら分かるから!!」
隼人「多分なの!?」
少女「あと、ひねくれんな!それすごく損!!」
隼人「はい」
少女「そのまま行くと、神気と同じレベルになるぞ!」
隼人「うわー嫌だー」
少女「つまり、あたしのスタンス!これを教えておく!」
隼人「はい」
少女「『何も気にしない!というか、感情をなくす!』」
隼人「それ、人類として終わってると思う」
少女「感情をなくすってのは…まぁ、怒りとか悲しみは180°変えると喜びや楽しみでしょ!?それとおなじく、怒りや悲しみの視点を180°かえるのよ!そしたら喜びや楽しみになる!たとえば『うわー体育』とか思っても『ダイエットになるじゃんラッキー』とか思え!様はポジティブ思考!」

Re: さよならかったあないふ。 ( No.20 )
日時: 2012/11/01 20:50
名前: 杏里 (ID: IfRkr8gZ)

別館で書き始めたよ。
「リスカ日記」っていうの。
気が向いたら来てね☆

Re: さよならかったあないふ。 ( No.21 )
日時: 2012/11/01 21:10
名前: 奇妙不可解摩訶不思議 (ID: ItwoYh8q)

隼人「結構いい加減な生き方だな」
少女「いーじゃん、楽しいじゃない」
隼人「将来とか、どうなの?」
少女「勿論考えてる!でも、理想は具体的にはない」
隼人「だめじゃね?」
少女「学者になりたいけど、大変そうだよね。理数系で何かしたい」
隼人「数学でなんか学者ないの?」
少女「…知らない」
隼人「なんだよ、調べないとだめじゃん」
少女「…すんません」
隼人「努力すれば絶対叶うんだから」








少女「…嘘付き」
隼人「え?」
少女「若者に見られるわね、『努力したら報われる』なんてさ」
隼人「ま…まぁ、そうだけど努力した過程は…」
少女「そんなことない。過程なんて見られない。結果が全て、そう、全てなのよ」
隼人「少女…」
少女「だから私達は戦わなくちゃいけない。結果を残さなきゃいけない。付いていかなきゃいけない。そのための努力は惜しみたくない。失敗したら…努力は無駄」
隼人「ちょ、少女…」
少女「全ては結果。過程なんて関係ない。一生懸命でも、下手くそなら評価はされないの。ある程度は報われるかもしれなくても人から評価を貰うなら『努力は報われない』が成立するのよ」
隼人「少女!!」
少女「…!ご、ごめん…」







こいつ、マイナス思考かプラス思考かわかんねーわ…








少女「私が言いたいこと、まだまだあるけど」
隼人「…え?まって?」


少女の体はどんどん透けていった。


少女「私…はかすん…で見えな…くな…る…。貴…方は…夢から…覚め…る」

隼人「どうして!?」



少女「今の貴方なら現世でもやっていけると思ったの」



隼人「…」

少女「私が知っ…てる…とま…まだ沢山…でも…私は…私を消す…」


隼人「…やだよ、僕は何をしたの!?正直少女の話はわかんないよ!ブッ飛んでて、訳わかんない!」


少女「…きっと…分かる…信じ…る」







少女「私…見えな…ても…」












































































ずっと、貴方の、側に、いる。


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