社会問題小説・評論板

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さよならかったあないふ。
日時: 2013/04/19 18:12
名前: 奇妙不可解摩訶不思議 (ID: pC40PoP0)

初めまして、そうでない方はこんにちは!!
これは、本館で書かせて頂いている「中学一年生のはっぴー毎日」の主人公、隼人君の、昔の暗いお話です。
本館の方のを先に読んだほうが楽しいかな?


ということで、始まります!
























僕の名前は、池町隼人。
小学六年生。

成績は、まぁ、いい方。
友達も、いるような、いないような。

Re: さよならかったあないふ。 ( No.12 )
日時: 2012/10/27 17:51
名前: 杏里 (ID: IfRkr8gZ)

明日が楽しみ〜🎶

Re: さよならかったあないふ。 ( No.13 )
日時: 2012/10/29 16:42
名前: 奇妙不可解摩訶不思議 (ID: V8zw.SJD)

隼人「…うん?」




…どこだ、ここ?
















??「おはよう?今は4時だけどね」



隼人「…誰?」









??「うーん、誰って言われても…名前はあるけどここは一応ネット上だから…」
隼人「まーそーだね」
??「だから…まぁ、ねー。名前呼ばなくたって…なんとかなるよ」
隼人「そーだけんさー…俺の名前分かる?」
??「池町隼人」
隼人「なんか、俺の名前だけ知られてんのは…」
??「そっかー、まぁ、そのほかもいろいろ知ってるよ」
隼人「?」
??「今日帰ってきた江戸時代のテストの点数は漢字間違いで99、算数は単位ミスで98点、身長は160cm、体重が…」
隼人「わーわーわーわー(汗)」
??「…やっぱ、女の子みたいねー」



隼人「…」








もう、なれた言葉。なれてた。
でもその度に、傷は深くなっていた。
もう、治せないくらい…程ではないかな…?




でも彼女の言葉には傷つかなかったし、むしろ、「ああ、いいやー」って、心が飛んでいってしまったような感覚さえあった。




??「あんたは、幼稚園の頃はすっごく泣き虫で、人と関わるのが嫌な子だった。だから小学校に入って、知らない子が多くなったから、『自分は強い子だから泣いちゃいけない』って自分に言い聞かせてた。それがどんどんエスカレートしていって、誰かに悪口言われたり、叱られたりしても、気にしないふり」

Re: さよならかったあないふ。 ( No.14 )
日時: 2012/10/29 17:11
名前: 杏里 (ID: IfRkr8gZ)

わーい(*^◯^*)
更新されてた(⌒▽⌒)

Re: さよならかったあないふ。 ( No.15 )
日時: 2012/10/29 17:18
名前: 奇妙不可解摩訶不思議 (ID: V8zw.SJD)

隼人「…」
??「口を塞げ」
隼人「あ、すんませーん」
??「ようは、『私は貴方の全てを知っている』ってこと」
隼人「へー…ってえええぇぇぇぇぇ…」
??「どんまい」
隼人「そっか、そーなのか…」
??「分かったらそれでおk」
隼人「あ、あのさ」
??「?」
隼人「お前のあだ名、決定!誰だか分からないから、『とある少女A』!」
??「とある…少女?」
隼人「えっ、だ、だってさぁ…」
少女「…いいね、面白いじゃん」
隼人「そっか、じゃあ決まり…でさ」
少女「何?」
隼人「ここどこ?帰りたいんだけど」
少女「あー…ここは…うん…夢の中?」
隼人「え、夢なんだ…」


このとある少女Aも、夢の中の人(空虚)なのかな…





なんだか、違う感じ…







ここは夢じゃなくて、本当の世界で、とある少女Aも、ちゃんと存在…





してるんじゃ、ないかな…


















少女「夢の中で睡眠って、なんか変な感じかもね。でも、とりあえず寝てよ」


言われるがままに、僕は眠った。







いままで味わったことのないような脱力感だった。
体どころか、心も鍵が外れて、ずっと秘密にして、誰にも言ってない何かが漏れ出すような、でもそれを僕は全然気にしてなくて…






ああ、へんなかんじ。
























だけど、なんて心地いいのだろう。

Re: さよならかったあないふ。 ( No.16 )
日時: 2012/10/29 17:41
名前: 奇妙不可解摩訶不思議 (ID: V8zw.SJD)




うーん…


少女「あんた、どんだけ寝てたの!28時間よ!!丸一日!!!」
隼人「…ごめんなさい…」


改めてみると、なんか彩華の家みたいな部屋だな…
暖炉とかロッキングチェアにゆらゆらしながら雑誌よんでるとある少女Aとか…
まどから雪見えるし、どっかで見た光景だー…


とはいえども、テーブルには蜂蜜たっぷりのホットケーキとココアがあるわけで…
これが俺の食欲をそそらないはずがないわけで…



隼人「食べていい?」
少女「いーよ。俺はもう食べたから」
隼人「いっただっきまーす♪」


生地がふわふわで、蜂蜜がしみてて甘い。
ココアも甘すぎなくて、丁度いいくらい…

隼人「おいし〜い!!これ、少女が作ったの!?」
少女「…うん、まぁ、そういうことにしといてww」
隼人「なにそれ」


隼人「なんか、お腹いっぱいになったら眠くなってきた…」
少女「またねるのか!?三日目に突入するぞ!!?」
隼人「うん…分かった」


隼人「ちょっと、愚痴こぼしていいですか…」
少女「うげぇ、愚痴か…あんまり得意じゃない」
隼人「いーから聞け!聞くのだ!!」
少女「しょうがない…」



俺は愚痴を全て零した。
少女はただうなずいて「うん、そーだねー。辛いね」っていうだけだ。
これが母親だったら、俺はなんもしてないのに叱られて(または叱られてんのか悟らされてんのかな気分になって)、友達だったら過剰反応して悪口として広まってく。
「私は関係ありません」が見え見えの対応がとても心地よかった。
無駄な介入をしない彼女の返答にとても安心していた。




隼人「…おわり」
少女「…長い。三時間も…」
隼人「え?あ、本当だ」
少女「よしよし、


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