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少年
日時: 2009/09/18 20:36
名前: 愁 (ID: UrB7UrBs)

〜主な登場人物〜



神谷 優 (かみや ゆう)(15)〜(16)

千崎 雅 (せんざき まさる)(15)〜(16)

Re: 少年 ( No.25 )
日時: 2009/09/06 18:35
名前: 愁 (ID: UrB7UrBs)

第十二話 「電話」



あの後、
舞華と雅は・・・
・・・
付き合ったのかは分からないが、
かなりいい感じだ。
昼食は舞華が無理やり屋上へ連れ出し、
一緒に食べている。
それも舞華の手作り弁当だ。
考えただけでよだれがでそうになる。
・・・
学校中が雅と舞華の関係を知っているが・・・
あの二人が付き合っているなら疑問はない。
・・・



「雅〜!」



今は下校の時間。
教室の外から声が聞こえる。
このきれいな声は・・・
・・・
舞華だ。
皆が雅をひやかす。
まぁいつものことだが。
・・・
今日も一緒に帰るらしい。



雅「今行く。」



雅は舞華と出会ってから
だいぶ人間性が変わった。
・・・
二人は一緒に学校を出た。



優「・・・
  あの二人お似合いだよなぁ。」

礼緒「うん。」



そんな会話をしながら、
優達は自分たちの家に帰った。



雅の家・・・



「プルルルルッ。」



雅の携帯が鳴る。



雅「もしもし。」

「・・・
 やぁ千崎雅くん。」

雅「どなたですか?」

「・・・
 君の敵だ。」

雅「・・・
  おしゃっている意味が理解できません。」

「・・・」



聞いたことのない低い声。



「君の彼女。
 今、誘拐してるんだ。」

雅「・・・
  すいません。迷惑電話ならきります。」

舞華「雅・・・」

雅「・・・」



この声は間違いなく舞華だ。



雅「舞華?」

「ねぇ。
 ちょっと話がしたいんだ。
 ・・・
 一人で葉山広場まで来てくれ。
 ・・・
 警察呼んだら・・・
 君の彼女・・・
 殺すよ。」

雅「お前、誰だ?」



「プープー・・・」



きれた。
・・・
葉山広場・・・
いつも人がたくさんいて、
雅の家から5分ほどでつく場所。
・・・
雅は数秒考えて、
荷物を持って家を出た。
・・・
『9時までに家に帰ってこなかったら、
 警察に連絡してくれ。』
という置き紙を置いて。



葉山広場・・・



相変わらず、
人が多い。
・・・
不思議なものだ。
全員が敵に見える。
・・・
雅は油断せずに辺りを見回す。
・・・
前から一人の男が歩いてきた。
明らかにこちらを見ている。
・・・
雅の前で止まった。
・・・
若い男だ。
とてもハンサムで茶髪。
身長は170cm前後。
20代だろう。



「来てくれたんだね。
 天才少年雅くん。」

雅「ただの少年さ。」
 

Re: 少年 ( No.26 )
日時: 2009/09/06 18:42
名前: 愁 (ID: UrB7UrBs)

別編 「少年」


少年、辛いことがあっても負けない。
少年、いつも冷静。
少年、それは限りない光。

時には涙だって流す。

けれど何回転んだってまた立ち上がる。

自分に負けるのは嫌だから。

・・・

少年、それは夕日のように温かい。

Re: 少年 ( No.27 )
日時: 2009/09/06 18:49
名前: 愁 (ID: UrB7UrBs)

別編 「全力少年」



少年、心、引き裂かれても、
ずっと立ち上がり、また走ってく。

少年、孤独、なったとしても、
友情がそばにある。


おもいっきり走って、
おもいっきり笑って、
何度苦しみ味わっても、
一緒にいてくれる仲間ある。
それが力の源さ。


少年、闇に包まれても、
絶対に負けたりしない。

少年、疲れて動けなくなっても、
優しさがそばにある。


少年。
少年。
少年。


転んでなんぼ。

Re: 少年 ( No.28 )
日時: 2009/09/07 18:39
名前: 佐恵 (ID: zeBAwFgA)

「全力少年」
何かいいね♪
かっこいい^^

Re: 少年 ( No.29 )
日時: 2009/09/07 22:27
名前: 愁 (ID: UrB7UrBs)

佐恵>

コメントありがとう。


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