複雑・ファジー小説
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- 聖吸天淫妖 〜創造する者〜
- 日時: 2011/10/17 20:49
- 名前: コーダ (ID: zdDXpDJz)
初めまして、もしくはこんにちは。私、コーダと申します。
獣妖記伝録と、この聖吸天淫妖 〜創造する者〜を同時に作成していきますが、どちらかと言えば前者の方を優先して執筆していきます。
とは言っても、この小説はとても短く区切るので更新速度は比較的早いと思います。
ちなみに、聖吸天淫妖(せいきゅうてんいんよう)と読みます。
コメントどしどし募集しています!
それでは、不思議な世界へ……
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9/18 「あら、100突破したのね」
9/27 「200突破できました」
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???
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- Re: 聖吸天淫妖 〜創造する者〜 ( No.33 )
- 日時: 2011/09/18 13:08
- 名前: コーダ (ID: qwv/zAi4)
木塚さん>
初めまして!コメントありがとうございます!
冒頭でいきなりワクワクしましたか!?その言葉を聞けて、私感謝感激です!
これからも、たくさんの伏線を張っていきますよ!
王翔さんの絵はとても可愛くて、大好きです。そして、本当に助かっています!
はい!これからも地道に執筆していきますのよろしくお願いいたします!
- Re: 聖吸天淫妖 〜創造する者〜 ( No.34 )
- 日時: 2011/09/18 13:13
- 名前: 木塚 (ID: EQpQyWoy)
コーダ様!
返信ありがとうございます!!
もう最初からわくわくしてますし気になるとことで終わらせているところに憧れます(*´∀`*)ポワワ
頑張ってください!!
- 3ページ ( No.35 )
- 日時: 2011/09/20 23:50
- 名前: コーダ (ID: ZMpE7sfz)
バルコニーの窓から入ってきたのは、自分とほぼ同じ姿をしたドラキュラだ。
腰までかかるくらい長い血のように赤い髪の毛は、目にかかっている。
目が悪いのか、四角いメガネをかけていてその瞳は血のように真っ赤だ。
頭には、血のように赤いリボンが2つ結ばれておりとても可愛げがあった。
赤いドレスのような物を着用して、なぜか背中には赤いマントと悪魔のように黒い翼が生えている。
黒い尻尾が動くたびに、赤いマントも若干動く。よく見ると、マントには謎のエンブレムが描かれていた。
左手には、とても厚い本を持っており、どこか知的な雰囲気を伺わせる。
そして、1番印象に残るのは口を開けるたびに鋭い牙が見えることだった。
「隣、よろしいでしょうか?お姉さま」
「あぁ、かまわん」
本を持ったドラキュラはメガネを取り、それを懐にしまって刀を持ったドラキュラの隣に座る。
「どうだ?良い策は思いついたか?」
「いいえ、これといったものはないですわ」
この言葉に、ワイングラスを揺らし大きく唸る刀を持ったドラキュラ。
そんな姿を見た、本を持ったドラキュラは持っている本を開く。
「人間が遠い存在になるなんて、思いもしませんでしたわ」
「だが、早めに策を考えなかった私たちも悪い。どっちもどっちさ」
ワイングラスに入った液体を飲み干し、真っ赤な月を見つめる刀を持ったドラキュラ。
「……明日、森へ行ってみませんか?獣の血もそろそろ在庫が少なくなってきましたわよ?」
「そうか……分かった。明日朝一で森へ行こう。獣の血は不味くて嫌な気分になるが、腐っても血だ。私たちの生命を少しくらい繋げてくれる」
「うふふっ、獣の血を採取してさらになまった身体をほぐす……一石二鳥ですわね」
本を持ったドラキュラは、とても可愛げのある微笑みを浮かべて立ち上がる。
「なんだ?もう行くのか?」
「ええ、わたくしはまだ調べたいことがありますことよ。シーマお姉さまは、明日に備えてくだされば良いですわ」
「すまないな。私の頭が悪くてそういうのはキーマに任せて」
「ふふっ、お姉さまの為ならわたくし苦ではありませんわよ」
長い髪を優雅に揺らし、キーマと名乗るドラキュラはバルコニーを後にする。
残されたドラキュラ。シーマはしばらく真っ赤な月を見つめていた——————
>>48
- 3ページ ( No.36 )
- 日時: 2011/09/21 20:26
- 名前: コーダ (ID: xr1in99g)
天国の中心に存在する大きな建物。
それは西洋の洋館を連想させる作りだ。
大きな噴水が印象的で、目の左右には見た事のない花が咲いている。
その花の世話をしているのは、中級天使たち。
「………………」
その中を、仏頂面(ぶっちょうづら)で歩く天使が居た。
右手にメモ帳を持って、水やりをする天使たちを見つめる。
「もう花の水やりをやる時間か……ずいぶん、調査に時間がかかったのか……」
どうやら、花に水をやる時間が決まっているようである。
仏頂面の天使が調査に行ったのはその3時間前、上級天使にしては少し時間がかかった方らしい。
「はぁ……」
深い溜息をして、洋館へ足を進める。
水やりをしていた中級天使たちは、仏頂面の天使を見て軽く会釈をする。
彼女も、ぎこちない笑顔で会釈をする。
「今頃、この中では調査結果を言う上級天使たちが……」
そう呟き、仏頂面の天使は洋館の扉を開けて中へ入る。
調査をしていたのは、彼女だけではないということが先の言葉で分かる。
——————花に水やりをしていて中級天使たちが、また軽い会釈をする。
「遅刻だ、遅刻ぅ——!急がないとぉ〜!」
やけに慌てた天使が、洋館に向かってくる。
右手にはかなりファンシーで可愛い杖を持っていた。
「のんびりお茶をしていなければ良かったぁ〜!」
遅れそうな理由を叫び、慌てん坊の天使は洋館の中へ入る。
中級天使は、くすくす笑いながら花に水やりをする作業へ戻る。
>>53
- Re: 聖吸天淫妖 〜創造する者〜 ( No.37 )
- 日時: 2011/09/18 20:55
- 名前: 木塚 (ID: EQpQyWoy)
平和ですね…(*´∀`*)アッタカーイ
こんな風な世界に言ってみたものですよw
続き楽しみにまってます
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