複雑・ファジー小説
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- 聖吸天淫妖 〜創造する者〜
- 日時: 2011/10/17 20:49
- 名前: コーダ (ID: zdDXpDJz)
初めまして、もしくはこんにちは。私、コーダと申します。
獣妖記伝録と、この聖吸天淫妖 〜創造する者〜を同時に作成していきますが、どちらかと言えば前者の方を優先して執筆していきます。
とは言っても、この小説はとても短く区切るので更新速度は比較的早いと思います。
ちなみに、聖吸天淫妖(せいきゅうてんいんよう)と読みます。
コメントどしどし募集しています!
それでは、不思議な世界へ……
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9/18 「あら、100突破したのね」
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※もくじのリンク先から、色々な話を読んでいく方法をお勧めします。
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???
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- Re: 聖吸天淫妖 〜創造する者〜 ( No.1 )
- 日時: 2011/09/12 22:42
- 名前: コーダ (ID: vWQ1Y4kw)
古めかしい木の小屋。
その中はお世辞にも綺麗とは言えない状況だった。
大量に積み重ねられた本、無造作に投げ捨てられている本。
長時間日光を浴びて、色落ちしている本もあるほど。
ホコリも肉眼で見えるくらい辺りに舞っていて、少し鼻で息を吸えばくしゃみが出そうな程。
「………………」
そんな場所に、1人の少女が椅子の上で本を読んでいた。
肩にかかるくらいの長い金髪の髪の毛で、それはとてもふわふわしていた。前髪は、目にかかっていない。
とてもツリ目の瞳は髪の毛と同じ金色で、どこかただならぬ雰囲気を感じる。
漆黒のドレス——————ゴシック・アンド・ロリータ(以下、ゴスロリ)を着用していた。
そして、少女の周りには5つの人形が宙に浮かんでいた。
聖職者、シスターの人形——————
吸血鬼、ドラキュラの人形——————
天使、エンジェルの人形——————
淫魔(いんま)、サキュバスの人形——————
妖精、フェアリーの人形——————
「ふふっ……」
少女は幼い声を辺りに響かせて、自分の膝の上に載せている分厚い本のページを1枚めくる。
「やっぱりだめね」
浅い溜息をして、なぜか膝の上に載せている本をそこら辺に投げ捨てる少女。
本が床に落ちた瞬間、大量のホコリが舞う。
椅子から降りて、辺りを見回す。
「ふふっ……でも、まだあたくしが出る幕じゃないわ」
舌足らずな笑い声を出しながら、ゴスロリ少女はそこら辺にあった違う本を右手に持つ。
「修正作業は、酷だし」
少女はまた椅子に座って、本のページをめくる。
——————なぜか、その本は1つも文字が書かれていなかった。
「とりあえず、様子を見ましょう」
口元を上げて、一言呟く。
少女はしばらく、何も書かれていない白紙の本を読み進める。
シスターの書:>>7 ドラキュラの書:>>8 エンジェルの書:>>9
サキュバスの書:>>10 フェアリーの書:>>11
- Re: 聖吸天淫妖 〜創造する者〜 ( No.2 )
- 日時: 2011/09/12 08:01
- 名前: 王翔 ◆OcuOW7W2IM (ID: k8cJIfhT)
- 参照: 故障でマウスが効かない……!
こんにちは、王翔です。
いきなりですが……。
ゴスロリ少女の読んでいる本とは?
宙に浮かんだ人形!?
とても興味深いです。
どんな話になるんでしょうか?
続き楽しみにしてます^^
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