複雑・ファジー小説
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- 聖吸天淫妖 〜創造する者〜
- 日時: 2011/10/17 20:49
- 名前: コーダ (ID: zdDXpDJz)
初めまして、もしくはこんにちは。私、コーダと申します。
獣妖記伝録と、この聖吸天淫妖 〜創造する者〜を同時に作成していきますが、どちらかと言えば前者の方を優先して執筆していきます。
とは言っても、この小説はとても短く区切るので更新速度は比較的早いと思います。
ちなみに、聖吸天淫妖(せいきゅうてんいんよう)と読みます。
コメントどしどし募集しています!
それでは、不思議な世界へ……
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9/18 「あら、100突破したのね」
9/27 「200突破できました」
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???
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・ゴスロリ少女 >>61
・シスタ、ブラッドラ姉妹 >>65
・クラエル、サキュス、ティタ >>76
- Re: 聖吸天淫妖 〜創造する者〜 ( No.78 )
- 日時: 2011/09/25 21:52
- 名前: コーダ (ID: 9H03YzTC)
王翔さん>
クラエルが可愛いですか!?なんと、それは嬉しい言葉です!
仏頂面をいかに出すか大変でした。
サキュスはもう色気むんむん出すために、あんな露出になりました。
個人的に、1番力を入れました。
どうぞ!ティタさんなら優しく抱きしめてくれますよ!
あの優しいお姉さん……私も欲しいです!
さて、これからは小説の執筆に打ち込んでいきますのでよろしくです!
- Re: 聖吸天淫妖 〜創造する者〜 ( No.79 )
- 日時: 2011/10/02 00:28
- 名前: コーダ (ID: jvWBucyN)
「だ、誰がバカチンイーストですって——!?」
当然、声の主は罵声を飛ばされて非常に不満そうに言葉を飛ばす。
腰まで長い髪の毛、それはとても綺麗な金髪で優雅に揺れている。
前髪は目にかかっていて、その瞳はターコイズブルーを連想させる色。
口調もどこかのお嬢様みたいで、かなり偉そうである。
正(まさ)に西洋を漂わせる容姿と態度だったが、なぜか着用している物は東洋で愛されている和服。
非常に、ミスマッチな事をする——————和服少女。
「バカチンったら、バカチンなのよ!和服で金髪なんてありえないわ!」
ゴスロリ少女は、腕組をして目を吊り上げながら嘲笑(あざわ)うような表情で、和服少女へもっと罵声(ばせい)を飛ばす。
さすがに、何度も罵声を飛ばされて堪(こた)えることができなくなった和服少女は、
「あなたこそ、いい歳してそんなゴスロリを着て、とても恥ずかしくて見ていられませんわ!」
ゴスロリ少女に対抗して、自分も罵声を飛ばす。
「何よ!?こっちはちゃんと金髪でゴスロリよ!?あなたみたいにミスマッチじゃないのよ!」
「ミスマッチだなんて、そんなもの時代遅れですわ!型にはまった固定概念を持つあなたに、この素晴らしさが分からないのですわ!」
「バカチンの癖に、偉そうなことを言わないでくれる!?」
まるで、子供のケンカだ。ただ、ここにはそれを止める者は居ないので、永遠と互いを罵(ののし)りあう形になる。
このやりとりは、30分以上続いた。
さすがに、2人は疲れたのか口を開けずに、ただ鋭い目で睨み続けることしかしなかった。
すると、和服少女は机の上にのっている厚い本に気がつく。
「あら?その本……」
「っ……あなたには関係ないわ!」
何かまずそうな表情を浮かべて、ゴスロリ少女は机の上に置いてある本を大切に持つ。
この態度に、和服少女は高笑いをする。
「お—ほっほっほ!これは良い物を見せてもらいましたわ!わたくしも負けていられませんわね!」
「ちょ、ちょっと!まさかあなた!?」
「えぇ、最近暇を持て余していますの。たまには、競い合いも良いですわね」
和服少女は、胡散臭い表情を浮かべながらこの場を後にする。
残されたゴスロリ少女は、机の上に置いてあるティーカップとクッキーを持って、
「あたくしも、負けていられないわ……!」
真剣な表情を浮かべて、この場を後にする。
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- Re: 聖吸天淫妖 〜創造する者〜 ( No.80 )
- 日時: 2011/09/27 07:42
- 名前: 王翔 ◆OcuOW7W2IM (ID: I.8LRP4y)
こんにちは、王翔です。
ゴスロリ少女の前に現れた和服少女は
何者なんでしょうか?
ミスマッチ……。金髪に着物……。
すごいですね^^
彼女は何をしようとしてるのか気になります><
- Re: 聖吸天淫妖 〜創造する者〜 ( No.81 )
- 日時: 2011/09/28 19:42
- 名前: コーダ (ID: tgMaGFHR)
王翔さん>
ゴスロリ少女と和服少女……西洋と東洋ですね。
はたして、この2人は何者なんでしょうね?それは、これからのお楽しみです。
ええ、金髪に和服です。とてもミスマッチです。ですが、そこが良い!
彼女のたくらみ……これも、楽しみに待っていてください。
- 5ページ ( No.82 )
- 日時: 2011/10/06 21:23
- 名前: コーダ (ID: ZEuRnT3o)
「アーテン、なんか飲み物くれぇ」
喫茶店の椅子に座って偉そうに飲み物を頼むスフェーン。
アーテンは深い溜息をして、適当に飲み物を作る。
「えっと……スフェーンはどうして追われている……の?」
シスタはスフェーンと対面するように椅子に座り、どうして追われているかを尋ねる。
「だから、俺はもてるから追われているんだって」
スフェーンは口元を上げて、シスタに言葉を飛ばす。
これには、むっとした表情を浮かべる少女。
「正直に言って欲しいんだけど……」
シスタはどこか清らかな雰囲気を出しながら言葉を呟く。
スフェーンは眉を動かして、苦虫を噛んだかのような表情をする。
「……あんまり、大人の世界に首突っ込まない方が良いぞ?シスターなら、なおさらな」
シスタの目を見ないで、どこか遠くを見つめるスフェーン。
少女は頭に疑問符を浮かべる。
「はい、適当って言ったから本当に適当に持ってきたわよ?」
アーテンは銀のおぼんから2つのティーカップを机の上に置く。
スフェーンの傍には、ブラックのコーヒーと砂糖が入った小さな袋。
シスタの傍には紅茶が置かれる。
「ありゃ、ブラック?」
「適当にって言ったのはどこの誰かしら?」
アーテンの言葉にスフェーンは眉間にしわを寄せる。
一方、シスタは鮭とばを美味しそうに食べながら、紅茶を飲んでいた。
「……」
「……」
この光景に、2人は口を開けながら唖然とする。
「美味しい……あっ、食べます?」
「いや、俺はいいや」
さすがにミスマッチすぎて、スフェーンは思わず断る。
「……美味しいのに」
シスタは辺りに聞こえないように、一言呟く。
「ヒヒヒ……お嬢ちゃん、それ1本俺にくれるかぁ?」
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