複雑・ファジー小説

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聖吸天淫妖 〜創造する者〜
日時: 2011/10/17 20:49
名前: コーダ (ID: zdDXpDJz)

 初めまして、もしくはこんにちは。私、コーダと申します。
 獣妖記伝録と、この聖吸天淫妖 〜創造する者〜を同時に作成していきますが、どちらかと言えば前者の方を優先して執筆していきます。
 とは言っても、この小説はとても短く区切るので更新速度は比較的早いと思います。
 ちなみに、聖吸天淫妖(せいきゅうてんいんよう)と読みます。
 コメントどしどし募集しています!
 それでは、不思議な世界へ……

・参照ルーム
9/18 「あら、100突破したのね」
9/27 「200突破できました」 

・読書ルーム
 王翔さん(鬼退師付き海賊銃乱戦風を執筆している方です)
 白波さん(竜上家の人々を執筆している方です)
 野宮詩織さん(命短し、闘れよ乙女!!を執筆している方です)
 木塚さん(SM不良武士集団を執筆している方です)
 水月さん(光の堕天使を執筆している方です)

・絵描ルーム
 王翔さん >>4 >>15 >>16 >>17 >>18 >>19

※もくじのリンク先から、色々な話を読んでいく方法をお勧めします。

最初から読む
もくじ:>>1

途中から読む
・シスターの書:  >>7 >>22 >>29 >>45 >>82 >>87
・ドラキュラの書: >>8 >>23 >>35 >>48 >>83 >>92
・エンジェルの書: >>9 >>24 >>36 >>53 >>84
・サキュバスの書: >>10 >>25 >>39 >>54 >>85
・フェアリーの書: >>11 >>26 >>40 >>55 >>86

???
・呟き >>12 >>60 >>74 >>79

作者作成イラスト
・ゴスロリ少女 >>61
・シスタ、ブラッドラ姉妹 >>65
・クラエル、サキュス、ティタ >>76

4ページ ( No.48 )
日時: 2011/09/22 21:06
名前: コーダ (ID: NH1RGN1H)

「あら?こんな時間に誰かと思ったら、ブラッツァでしたのね。ええ、こちらはなんとかやっていますことよ?」

 高さ3mくらいの大きな本棚がズラリと並び、その中に多種多様な本が置いている場所——————図書館。

 本棚の影によってかなり室内は薄暗かったが、天井の赤い光で照らすシャンデリアで足元はちゃんと見える。
 そんな場所で、1人のドラキュラがぶつぶつと言葉を呟いていた。
 右手に電話の受話器を持ち、左手に厚い本を持つメガネをかけた女性ドラキュラ。キーマだ。

「ただ、血が不足していますの……ええ……あら?そちらにはまだ在庫があるのですこと?」

 キーマは左手に持っている本を器用にめくり、電話相手と話す。

「よろしかったら、ブラッドラキャッスルまで送っていただけますこと?お題は、ちゃ〜んとお支払いしますわ」

 口元を上げて、嬉しそうに言葉を言う。

「わたくしとシーマお姉さまは、ブラド・ブラッツァ製の血が大好きですわ。人の血に限りなく近い味……」

 ブラド・ブラッツァ。
 ドラキュラ世界で有名な、ワインを制作する場所。
 そのワインは限りなく人に近い味ということを売りにしているが、値段が少々お高いので飲める機会は少ない。
 原料は普通のワインと同じだが、その中に人の血を微量入れている。
 とても簡単そうに思うが、微量がどれくらい微量なのか分からず、少しでも入れる量がずれると、味がとんでもなく変わるので自作することは困難。
 当然、入れる量はブラド・ブラッツァの作業員しか知らない。

「お届け日ですか?明日はわたくしとシーマお姉さまが居ないので明後日で良いですわ」

 左手に持っている本を閉じるキーマ。

「それでは、良い夢を」

 受話器を置き、キーマはかけているメガネを外し懐にしまう。

「明日向かう森の座標はこの本に書いてありましたし、準備は万全ですわね」

 どうやら、彼女が持っていた本は明日向かう森について書かれていた物だった。

 主な動植物、場所、座標、歴史——————

「手に入る情報を全て頭に叩きこんでおいて損はないはずですわ」

 キーマは持っている本を電話の傍へ置き、図書館の奥へ足を進める。
 すると、1つの扉が目に映る。
 なんの躊躇(ためら)いを持たず、彼女はその扉を開ける。

 ——————そこは小さな部屋だった。
 可愛らしいタンス、可愛らしいベッド、大量に積み重なった本が乗っている木の机。
 説明するまでもなく、キーマの部屋だった。

「やはり、ここは落ち着きますわね」

 キーマはそう呟き、来ているドレスを脱ぎ始める。
 本を読んでいる割には、けっこうすらっとした身体。
 白くてすべすべしていそうな肌には、とても派手で色っぽい下着をつけていた。
 張りのある大きな胸、肉つきのいい太股(ふともも)。
 全国の男性がみたら、8割くらい鼻から赤い液体が吹き出るダイナマイトボディ。
 タンスを開けて、キーマは可愛らしいパジャマを取り出し、それを着る。

「ふふっ……寝るときは、1番楽な格好ですわよね」

 可愛らしく微笑み、キーマはベッドの中へ入りゆっくり瞳を閉じる。

 その姿は、ドラキュラということを忘れさせるほどだった——————

 >>60

Re: 聖吸天淫妖 〜創造する者〜 ( No.49 )
日時: 2011/09/21 05:38
名前: 木塚 (ID: H/Fbemt.)

PC|゜Д゜)ノ オハヨウゴザイマス
台風ですね…`。*:`( ゜д゜*)ガハッ!!

絵を出すんですか!... Σ(゜ω゜)期待してますw

図書館で情報収集。頭の回転がいいですねw
ダイナマイトボディ(*ノωノ)キャー
たしかにドラキュラには見えませんね…
本性が出るときが楽しみです。

執筆、頑張ってくださいね!

Re: 聖吸天淫妖 〜創造する者〜 ( No.50 )
日時: 2011/09/21 19:53
名前: コーダ (ID: xr1in99g)

木塚さん>

 こちらは、台風22日に上陸しますね。
 はい。とてもアナログで駄絵ですが。上げていきたいと思います。
 キーマは知的なドラキュラで、さらにダイナマイトボティの持ち主……是非とも、拝んでみたいですね。
 本性ですか……そのうち出しますよ!
 はい!執筆頑張っていきますね!

Re: 聖吸天淫妖 〜創造する者〜 ( No.51 )
日時: 2011/09/21 19:58
名前: 木塚 (ID: fzOUFD.K)

おお!アナログですか!!
私は絵を出すなら写真で撮ったものを公開ってなります…。

ダイナマイトボディ、この世にないものだからこそ拝みたいですね!
その気持ちわかります!
本性、出すんですか!楽しみに待ってます!

こちらも頑張って更新しまーす!

Re: 聖吸天淫妖 〜創造する者〜 ( No.52 )
日時: 2011/09/21 20:24
名前: コーダ (ID: xr1in99g)

木塚さん>

 シャーペンとボールペンのみの、簡単な作業です(笑)
 そして、それを写真にとって送る……
 ダイナマイトボディ……浪漫がありますよね。
 まぁ、そんなボディを持ったキャラを作ったのは私ですけど(笑)
 ドラキュラの本性は恐ろしいですよ?


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