複雑・ファジー小説

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チャイルド・デーモン
日時: 2015/02/16 20:27
名前: カトマナ (ID: uWCnjyP1)


「た、たずげ、て…くれ…!」

月が、妖しく輝くこの世界。
…その世界の月に乗って笑う

『え〜?オッサン何言ったんだ?俺、聞こえなかったわ』

二十歳にもならない、銀色の髪をした少年

Re: チャイルド・デーモン ( No.17 )
日時: 2015/05/17 19:00
名前: カトマナ (ID: uWCnjyP1)

「…ぃ、おいサーナ!!」
「…グリード、私…!…えっ?」
思い出した、そう言おうとしたがそれよりも気になるものが目に入った。
「グリード…何かはえてるわよ!?」
「えっ?…うわやべえ!」
グリードから髪と同じ色をした狼の耳と尻尾がはえていた。
慌てて耳を隠すが、ピコピコと動きグリードの手から逃げてしまう。
「〜っ!とりあえず、サーナ悪い…!」
照れながらグリードはサーナの腹を殴った。
「がっ…!」
そのままサーナは眠ってしまった。

Re: チャイルド・デーモン ( No.18 )
日時: 2015/05/22 20:58
名前: カトマナ (ID: VB7Q11rn)

〜第2章〜

「……う、う〜ん………ん?」
グリードに殴られ気を失ったサーナは、いつの間にかベットで寝かされていた。
「…ここ、何処なんだろう…?」
ベットから起き上がり周りを見渡す。窓の外はもう日が沈み、ちらほら星が見えてる。
「…!…ゃめろ…!…ぉぃ…!」
窓から外を眺めていると部屋の外から声が聞こえてきた。
(誰か、いるの?)
そう思いながらドアを開けた、その先にいたのは----。

Re: チャイルド・デーモン ( No.19 )
日時: 2015/05/22 22:24
名前: カトマナ (ID: VB7Q11rn)

「やめろルスト!何で帰って来て早々に私にくっつくんだ!?」
「いいじゃないですか〜。僕仕事で疲れたんですよ?ちょっと位触れさせて下さいよ〜。」
「ちょっととか言いながらお前毎回ちょっとで済ませてないだろ!?てか本気で離れろ!!」
…バタン。
なんだろあれ?何かパッと見たところ男同士でくっついているように見えた。
(もう一回見てみよ…)
「やめろ、やめ…ルストお願いだからやめてくれ!!」
泣きそう声で懇願している。
「見直したけど変わんない!?何でこんなことになっているの!?」

Re: チャイルド・デーモン ( No.20 )
日時: 2015/05/25 22:29
名前: カトマナ (ID: VB7Q11rn)

(わけわかんない!どこかよくわからないところに連れてこられて、ちょっとドアを開けたらホモ発生とか!)
私の叫んだ声に気づいた二人は私の方に顔を向けた。
「おや、サーナじゃないですか。」
「サーナ!起きたのか。心配してたんだぞ。」
まるで知り合いのように話しかけてくる。
「?あれ?もしかして僕らのこと忘れてしまったんですか?」

Re: チャイルド・デーモン ( No.21 )
日時: 2015/05/27 21:23
名前: カトマナ (ID: nA9aoCfQ)

ぐるぐる混乱する頭をフルで動かし、やっとの思いで記憶が戻ってくる。
「ルスト、ってことはそっちは…エンビィ!?あなた、男だったの!?」
「いや、私は女だぞ!?」
青く長い髪が特徴的なエンビィの服装はだいぶラフな男ものの服を着ている。
「まあ、エンビィは胸が全くないうえに声もちょーっと低いから---ごふっ!」
「うるさい!黙りやがれ!!」
ルストの言葉に反応したエンビィは回し蹴りをきれいに当てる。
ルストの言う通り、胸が全くない。これでは男に間違えられるだろう。


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