二次創作小説(映像)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

天然ちゃんの日常〜イナイレ〜[第3章更新中]
日時: 2013/06/28 20:55
名前: ゆりかん (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=22513

こんにちは!!初めて投稿するゆりかんと言います!!

イナズマイレブンが大好きなのでお話を書こうと思います!!

とある理由により新しく作り直しました
参照クリックでどうぞ!

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77



Re: 天然ちゃんの日常〜イナイレ〜【重要なお知らせ!!!】 ( No.218 )
日時: 2012/08/16 19:03
名前: ゆりかん ◆Qd6XA/vkyQ (ID: pWP11oLr)
参照: 8月15日の午後11時すぎくらいのこt((

姫羅♪
ゆーちゃん〜なんか超毒舌になってないぃかぁ〜
小説の中では腹黒は紫織ちゃんじゃなくてゆーちゃんなのかッ!?
暁くん、ドンマイ((殴&蹴

ゆ、ゆーちゃん...こんどは姫羅を殺したんかい!!
バキバキッって音、またリアルに想像しちまった((怖い
天国からの伝言ってまじで殺しちゃったんかい!!
沙「すごい...私もゆりを天国ではなく地獄に送ることってできるかな(黒笑)」むっちゃこわいです、マジで

Re: 天然ちゃんの日常〜イナイレ〜【重要なお知らせ!!!】 ( No.219 )
日時: 2012/08/28 18:32
名前: ゆりかん ◆Qd6XA/vkyQ (ID: leOS3oG6)
参照: 猫かぶりちゃんの日常((

〜第23章〜

その後
私たちは着々と全国大会に進んでいった
衝撃的なことも次々と怒った
あの、鬼道さんがなんと、雷門に転入してきたのだ!!
いや、それだけではない...なんだってあの帝国学園が予選敗退、その相手のチームは世宇

千羽山中...この中学校との戦いでもう2人、仲間が増えた
名前は一ノ瀬君と土門君、なんでも秋さんの幼なじみみたい

木戸川清修とは、豪炎寺さんが元いた学校でそのときの試合は
とても過酷なものだった

そして、木戸川清修の3兄弟の必殺技「トライアングルZ」
この必殺技が、円堂君を悩ますきっかけとなっていた...




「ふあぁぁぁぁ」
大きく背伸びをする
って今は授業中だけどかまやしない
あれから試合、試合、試合...少しは先生も多めに見てほしいものだ...

あたりを見回すと...
春奈→授業を真面目に聞いている
おーえらい偉い、と思ったら眼鏡に目を描いて寝てた...
ゆーちゃん→こっちは、本当に真面目に授業を聞いてるね
ティアラ→んーと、ティアラはっと...あれ?
なんか様子おかしい...

「がたッ!!」
いきなり、ラティアは立ち上がって廊下の方へと飛び出していった
私たちぼうぜん、先生も呆然

一拍遅れて...

「ティアラ!!!!!!!」

忘れてた...そういえば、ティアラって授業を脱走する癖があるから
気をつけてってラティアに言われてたんだっけ
今思うとよく我慢してたな、て思うけど

結果、ラティアが加わりようやくティアラは捕獲
それは脱走後3時間25分後だった
さすがの長距離専門の私でも追いつけない





さすが、ティアラとラティア...










「うーん、ゴッドハンドよりもすごい必殺技...ないのかなぁ〜」
つい昨日まで円堂君は私たちにこういってた
それが、今日になって急変した...


「マジンザハンド...マジンザハンド...究極の、必殺技...ゴッドハンドよりも...」
どこかうつろ下な目をしてぶつぶつすれ違っている
...大丈夫か、この人←

「よし、決めた!!次の試合までにマジンザハンドを習得する!!」
ぶつぶつつぶやいていたかと思ったら今度はいきなり立ち上がって話し始めた
いったい、何なんだ...ってん?
待って、待って...

マジンザハンド?
それって...


「あの円堂大介さんしかできないと言われてた究極の技...」
ラティアがそうつぶやいた
「実は言うと、私もあれを取得しようと思ったけどできなかったの」

!!!

みんなの間にすごい衝撃が走る
あのラティアが取得できなかったってことは...いったいどのくらいすごいのだろう?

「いーや、それでも俺はやるッ!!!」
この声は円堂君
うん、私も円堂君ならできるような気がする





「円堂大介の死に影山が関わってるなんてそんなッ」
「それは...まずいわね...」
「そのこと円堂君には...」
「言わないわ」
「しかし、影山は...」


〜紫織目線〜

今日の放課後、練習中にこう秋さんが提案した

「紫織ちゃん、今日はみんなの為におにぎりを作ってあげようと思うの」
「お、いいですねッ♪早速作りましょう!!」
というわけで、選手のためにおにぎりを作る事になった

「ラティア〜ティアラ〜!!二人も作らない?」
二人に誘いにいくと...
「「それだけは無理ですっ!!」」
って断られた...おにぎりに対して恐怖心を持っていた気がするのは私だけ?

お料理なんて久しぶりだなぁ〜((おにぎり握るだけなのに料理って言うの?by作者

「あ、いいにお〜い!!おにぎりだ!!ね、紫織!!食べてもいい?」
「待って、今から作るから。それに、練習が終わった後だからね!!」
「ちぇッ!!」

仕方なく練習に戻る沙也香をぼんやりと眺めながらあたしはふと昔の事を思い出した


「ーーー元気かな...」
「ん?紫織ちゃん、何?」
「あ、何でもないです!!」

やだやだ、声にでちゃった
これは私だけの秘密

そして、私の秘密を唯一しってる者ーーー





「あら、何してるの?3人で」
夏未さんがやってきて、私、秋さん、春奈をみてこういった
「選手のためにおにぎりを作ってるの。夏未さんも作らない?」
「いいわよ」


というわけで、夏未さんを加えて4人でおにぎりを作る事になったんだけど...

「あっつうううううう!!!!!!!!!」

部室には夏未さんの絶叫がこだました
「あの...もしかして夏未さんっておにぎりにぎったことないんですか?」
「お、お嬢様ですもんね...」

「大丈夫よ!!」
そのとき、秋さんが二つの茶碗を持って言った

「そういうときは、必殺ダブル茶碗!!二つをかぶせてふるだけなの!!それなら簡単だよ!!」






おにぎり、完成☆
みんなに届けにいかなくちゃ!!


「みんなぁぁ!!おにぎりができたよおぉぉぉ!!」

わああぁぁぁっとみんなが集まる
一番乗りは...

「よっしゃああ!!おにぎりゲットぉお!!」
...一番食い意地の張ってる沙也香でしたw









Re: 天然ちゃんの日常〜イナイレ〜【重要なお知らせ!!!】 ( No.220 )
日時: 2012/08/23 00:55
名前: ゆりかん ◆Qd6XA/vkyQ (ID: fYloRGSl)

ー番外編ー

家に帰ると、沙也香は一人で自分の部屋に閉じこもっていた
昔からの癖、すねたり怒ったりするかならず自分の部屋に飛び込むんだ
鍵をかけて...
ご飯になろうが、友達が来ようが、意地でも絶対に出てこない

「おーい、沙也香ーー?おーーーい」
とりあえず、ノックをして返事を待つ...がこない
ま、しょうがないか...

とりあえず、隣の自分の部屋に行って宿題と勉強
すべてが終わって、時計を見るともう午後の5時過ぎ
あ、ご飯作らないと...

立ち上がったときに台所からものすごい音が聞こえてきた

「ドッカ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!」

!!??何、いまの音は!!??
何かが爆発するような音..まさか..

俺は、滅多に日常生活では使わない疾風ダッシュを使って階段を超高速でおりる
台所に、呆然と立ちすくんでいたのは...

「沙也香...?」

エプロンと水色の髪を少し焦がした沙也香だった...






「危ないだろ!!??お前、家事がいっさいできないんだから何もするんじゃない!!っていうか、けがしたらどうするんだ!!今は電子レンジが爆発しただけだが、もしもこれよりも大きなものが爆発したらどうする!!お前は死ぬんだぞ!!?分かってるのk...」

途中で沙也香の顔色が変わってきた
最初は青ざめていた顔だったのに途中で赤く...

やばい、これはマジで沙也香を怒らせた...
いつもみたいに「お姫様」と言っても絶対に許してくれない
本気で沙也香を怒らせた...

「あ、ちょ、悪かったよ...きつくいってさ、その、次からは気をつけようと言うことで..」
馬鹿みたいな言葉しか口からでてこない
もうちょっとちゃんとしたことが言える日はくるのだろうか...


「お兄ちゃんは私のこと、好き?」
不意にさやかが口を開いた
何言ってるんだ?そんな当たり前のこと

「もちろん、沙也香が一番だよ」
そう答えると今度はさやかが叫んだ

「嘘でしょ!?何もわかってないじゃない!!私のこと、何もわかってない!!お兄ちゃんは、私のことなんて好きじゃないんでしょ!?だから..」
「何言ってるんだ!!!!好きに決まってるだろ!!!」
沙也香の言葉を途中で遮って俺は大声を出した
だって、悔しかったから
そんな風に思われてるなんて、悔しかったから...

「お前との思い出なんて全部、全部覚えてるのに決まってるだろ?最初にカラオケに行ったのは俺が小5、沙也香が小4、それで確か歌ったのは『本気ボンバー』だろ?家事だってできなくて、本当は泣き虫で、無自覚の天然で人を気絶させるような声を持って、本当は最初、陸上部じゃなくてサッカー部に入りたがってたことも全部、全部知ってるんだよ!!それに、昔のことだって全部覚えてるんだよ!!!」

全部、おひめさまとの思い出だしさ忘れてる訳ないじゃん

「全部...覚えてるの?それに、知ってたの?」
お前だって、覚えてんじゃん
だから、そんなこと言うな

「そんなの当然だろ?だっておまえは...世界で一番の俺のお姫様なんだから」
そのとき、さっきまでは泣き顔でくちゃくちゃだった沙也香の顔がいつも通り、かわいい顔に戻っていった
そして、小さくこうつぶやいた
「ありがと...」

ふと、俺は沙也香の手をから強く握ってみた
「にぎって みたかっただけ」 
そういうと、「私も」そういって握り返された







「大好きだよ」




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

番外編、終わりましたぁ〜!!!
本編とは性格は違うけど、まぁ許してくださいね^^;
似た部分も色々ありますけどね!!
懲りずに、次の番外編のテーマも決めてありますww
今、執筆中です!!

Re: 天然ちゃんの日常〜イナイレ〜【重要なお知らせ!!!】 ( No.221 )
日時: 2012/09/03 20:20
名前: ゆりかん ◆Qd6XA/vkyQ (ID: vMazaPQ6)
参照: 猫かぶりちゃんの日常((

ー番外編Part2ー 
『どうして、風丸の髪はあんなに長くてしかもポニテなのか!?』


ゆ「というのを、調べてみたいんだけどみんな協力してーー!!」
沙「なんで、作者が出てくるの?」
ゆ「面白そうだから!!」
円「んじゃ、俺も俺も!!」
豪「俺も気になる...」
鬼「確かに、なんでポニテなんだろうな?」
春「確かに、この情報魔の私も聞いた事ないなぁ〜」
全(って、自分で情報魔って言ってるし...)
夏「確かに私も気になるわ、徹底的に調査しましょう!!これは、理事長の言葉だと思ってもらってもかまわないわ!!」
全(夏未さんが燃えてる...)
結「私も気になる!!確か、一朗太君って昔からあんな感じだったよね?」
緑「え、ちょ、なんで僕には聞いてくれないの?僕だってポニテだよ」
ヒ「あぁ、こいつは昔アフロディの長い髪に憧れてたらしいぞ。それで、今は切るのがめんどくさいんだって」
全(マジかよ...ってかこいつら誰?)



ゆ「というわけで!!なぜ風丸の髪はあんなに長くて、しかも!!ポニテなのかをサッカー部のみんな(風丸を除く)で調べてみようと思います!!」
全「イェ〜イ!!」
ゆ「多分、他にもいろんなキャラが出てくると思いますがそこは気にしないでね!!(時代を超えて天馬もでてくるかもしれないッ)」
沙「そんなことより、早く調べようよ!!まずはどうする?」
円「はいはい!!俺にいい方法がある!!」
ゆ「え...と、円堂、いったい何があるの?」
円「サッカーで勝負して俺が勝ったら向こうから教えてもらう」
沙「え、そんなんでお兄ちゃん教えてくれるかなぁ〜^^;」
鬼「あいつとサッカーで勝負って...誰が勝負するんだ?」
円「もちろん俺だ!!」
秋「ってことは、円堂君と、風丸君が1対1で勝負するのね?」
円「そうだ!!」
紫「う〜ん、ちょっと不安だなぁ〜」
円「Σ(‾□‾;)ひどい!!俺は、あの伝説の技を復活させたんだz...」
ゆ「あーーーはいはい、わかりましたから。それと、紫織ちゃん!!よけいな突っ込みはなし!!」
沙「んじゃ、まずはサッカーの申し込み...って事でいいかな?」
全「オッケー!!」


沙「はい、お兄ちゃん」
風「???」
沙「この紙、読んでみて」
風「(この下手くそな字は円堂だな...)えーと、なになに?風丸一朗太にサッカーの勝負を申し付ける...
もしも、風丸が勝った場合は俺たち一人ずつ、好きな命令をしてもいい。ただし、
もしも負けた場合は、どうして風丸が長い髪でなおかつポニテなのかを教えてもらう...って何だよこれッ!!」
ゆ「なんだよって...そのまんまの意味だけど?」
風「そうじゃなくて...っていうかなんで作者がいるんだ?」
ゆ「まぁまぁ、ここは超次元なんだから何でもありってことで..」
沙「それで、勝負は引き受けるの?」
風「当たり前だ!!徹底的にやっつけて二度とこんな事馬鹿な事を調べさせないようにする!!」
ゆ/沙(怖ッ!!)


ゆ「風丸、つれてきましたぁ〜〜」
円「おう!!風丸!!」
風「...円堂か?こんな馬鹿な提案をしたのは?((怒」
円「(なんか風丸から禍々しいオーラが...)いや、ちがうちがう!これは作者のゆりk「そんなことより試合を早く始めましょう!!!」あ、ああ...」
ゆ(あ、あぶな...)
風「ま、いいけど...にしてもお前ら暇なんだな...サッカー部のみんな全員じゃないか...
円堂、豪炎寺、鬼道、壁山、影野、栗松、半田、染丘((以下略...それにマネージャーと、...ってなんで響監督もいるんですかッ!!」
響「いや、俺も気になるから」
沙「人気者だね☆お兄ちゃん!!」
風「まったく嬉しくないんだが...」
ゆ「それはともかく、早く試合を始めましょう〜〜!!」


ー試合開始ー


風「ったく...なんで俺が...」
春「えーー、ルールは簡単です!!風丸さんの打ったボールを円堂さんがキャッチしたら円堂さんの勝ち、それに対してゴールしたら風丸さんの勝ちです!!」
角「実況はこの角馬がお送りしたいと思います!!」
全「で、でたあ!!」
ゆ「いつも思うんだけどなんで毎回毎回でてくるの?」
角「私はサッカー部のみなさんのプレーを((はいはい、もうわかりましたぁ〜」

風「よし、それじゃあいくぞ」
沙(あぁ〜生まれて初めてお兄ちゃんに勝ってほしくないって願った!)
円「かかってこい!!風丸!!」
風「もう...二度とこんな事させるなよ...疾風ダッシュ!!!」
角「おおっと!!風丸の疾風ダッシュで、周りの砂が舞い上がり円堂!!前が見えなくなりました!!」
沙「え、ちょいまち、公式にはまだお兄ちゃんってこの技取得できてないような...」
ゆ「超次元なんだから気にしない!!!!」
風「よし、いくぞ!!ザハリケーンV5!!」
吹「え、それって僕との合体技じゃ...しかもV5!!??」
沙「あなた誰ですか!?っていうか、この技も公式にはまだ取得してないような...」
ゆ「超次元なんだから気にしない!!...でもなんで吹雪がここに居るの!!?」
吹「超次元だから」
円「ゴッドハンド...うわああああ!!!」
秋「円堂君!!」
豪「風丸があのゴッドハンドを打ち破ったなんて...」
鬼「すごい威力だな...」
沙「っていうか、これでお兄ちゃんの勝ち?ってことは理由聞けないじゃん!!」
風「これでいいか、というわけで俺の勝ちだ」
円「ガーーーーーン」
紫「あ、円堂君がショックすぎて倒れた。だから不安だったんだけどなぁ〜」
結「あはは^^;」
夏「風丸君、理由を教えなさい!!これは理事長の言葉だと思ってもらってもかまいません!!」
風「確かこの勝負に勝ったら命令できるんだよな?一人ずつ...」
全(ちょ〜〜嫌な予感)
風「まず、夏未、その命令は断る...っていうかそんな命令受け付けない」
夏「え、ちょッ!!そんなッ!!」
風「それと、みんなに...もう二度とこんな事をやるなッ!!」
全「あぁぁぁぁぁぁぁ」
風「あともう一人...作者のゆりかんには...」
ゆ「むっちゃ嫌な予感しかしないのはなぜだろう?」
風「この世界から出てって二度と戻ってくるな★」
ゆ「いくら、風丸の命令でもそれはできない!!」
風「だって、勝負に勝ったんだから一つ命令してもいいんだろ?」
ゆ「う...小説で出番減らすよ?風丸の(私が知ってる範囲)での秘密全てばらすよ?例えばおねしょは意外に長続きして8歳までとか、未だにピーマンが食べれないとか(知ってる人は知ってるよね!)他にも...」
風「とにかく!もう二度とこんな事をやるな!以上!!」
全(あ、さえぎったww)


ゆ「というわけで、だれも風丸の秘密にたどり着く事はできませんでした!!」


ー続く(のか!?)ー     

Re: 天然ちゃんの日常〜イナイレ〜【重要なお知らせ!!!】 ( No.222 )
日時: 2012/09/17 23:29
名前: ゆりかん ◆Qd6XA/vkyQ (ID: pzZocD64)

〜23章〜(続き)

ふ〜〜、おにぎりもたくさん食べたし、練習に戻ろう!!
「ってか、さやちゃん...食べ過ぎだよ...」
隣には呆れ声のゆーちゃん
「その食べた分は全てエネルギーに代わるからな」
お兄ちゃんが答える

私そんなに食べてないよ?

「何言ってるんすか!!沙也香のせいで、俺はおにぎり10個しか食べれなかったんすよ!」
壁山君も私に抗議する

「いやいや、壁山君。10個も十分多いって」

「でも、さやちゃんは壁山君よりも食べてたよ」
「え...」



「お〜い、みんな!!練習始めるぞ!」
円堂君の声が聞こえる
うん、気を引き締めて頑張るか!

そのとき

「あら、あの人だれかしら..」
ラティアがつぶやいた
あの人?
ラティアの向いている方向を見ると、確かに人がいる
...髪長いし女の子だよね?でもじーっとこっちを見てるけど誰?

「沙也香、ぼーっとしてないで早く練習!!」
今度は、ティアラにせかされて、私は練習に戻った



「おい、風丸!」
「何ですか、先輩」
「ちょっと職員室に行ってあれをとってきてくれないか?」

あれ?何それ

「実は...だから」

なるほどね
「わかりました、とってきます」

こうして、私は職員室にあれをとりにいった
まさか、とりにいってる間にグラウンドで何がおこってたのかも知らずに









帰ってくると、円堂くんが何か考え事をしていた
「何かあったの?」
近くにいた紫織に聞いてみた
そしたら、紫織の反応が明らかにおかしかった

「え、え?あ、沙也香..どこに行ってたの?べ、別に誰も来てないよっ」
動揺しまくりだし、なぜか顔が赤い
...春奈に続いて今度は紫織がおかしくなったの??

「春奈、何があったの?」
「あ、実はね...

なんか、名前は忘れたけど髪の長い女の人がいきなりグラウンドにやってきて、円堂先輩に試合を申し込んだの。で、結果は円堂先輩のぼろまけ。それで新しい必殺技を考えるために今考えているの」

えーと、新しい必殺技って...あれだよね?
そのとき、いきなり紫織が叫んだ

「アフロじゃなくてアフロディ!!それと、顔は中世的で女の人みたいだけどあいつは男だからね!!」

そう言って、なぜか紫織はグラウンドを飛び出していった
誰もが呆然と立ちすくんでいたときにグラウンドに空気の読めない人の叫び声
















「よし、明日は合宿だ!!!!」























次の日

鳥の鳴き声が、鶏の鳴き声か、((え
私は朝早くに目を覚ました

「えーっと...あ、今日って合宿じゃん!!」

あーーやばいやばい、昨日色々なこと考えてて眠れなかったんだ!!
合宿の事、試合の事、そして紫織のこと..

あーーーーー!!もうっ、なんでこんなに問題が多いのっ!?



「沙也香ーー起きてるかーーーー」
怒りモードに突入している私を止めてくれたのはお兄ちゃんの声だった
ドアを開けてずかずか入ってくる

...一応私も年頃の女の子なんだから入るときくらいはノックぐらいしてほしいんだけど...

「いや、お前だってよくノックもせずに入ってくるじゃん」
心の中読むなっ!


まぁ、いいや
早く準備しないとね
けっこう楽しみなんだ♪合宿!今日は土曜日で学校もお休みだし





「準備できたよぉ〜」
準備し終わって、外に出ると春奈、ゆーちゃん、ティアラ、ラティア、円堂君、そして豪炎寺くんがいた

「おっはよっ!!みんな!!」
「朝っぱらから元気なのね...沙也香って...まぁ、ティアラに似てるけど」
「おはよっ沙也香!!あ、ラティアは朝はいつもこんな感じだから気にしないで!低血圧なの」
「さやちゃんおはよ〜よく眠れた?」
「風丸!豪炎寺!どっちが先に学校に着くか競争だ!よーーいどんっ」

最後に、一番大きな声で言った円堂君はお兄ちゃんと豪炎寺君をつれて走っていった
やれやれ、男の子が一番元気だな


「ところでみんな、紫織知らない?」
あの後、部室に紫織の荷物はなかったから多分先に帰ったんだとおもう
いったい何が?

「そういえば、あのアフロディって人が来たときから紫織ちゃんの様子がおかしくなったんだよねぇ〜」
ゆーちゃんが思案顔でつぶやく
...原因はあの人?
なんか、言い方が親しっぽかったし

知り合いなのかな?

「沙也香、考えてるのはいいけど早く行かないと!遅刻しちゃう!」
「あ、そうだね!春奈!それじゃあ、私たちも誰が一番最初に着くか競争しよ!!」

「え、あ、ちょ...」
4人が慌てるのにもかまわず、私はかけ声をあげた

「よーーーいどんっ」








結果は一位がティアラ、二位がラティア(低血圧のくせになんでこんなにはやいのよ...)
三位が...私
元陸上部だけどこの二人には勝てないや
四位がゆーちゃんで五位が春奈

「春奈も、鍛えた方がいいんじゃない?」
「うるさいっ」

こんな、くだらない会話をしながら私たちは正門をくぐった



...紫織は来てるかな




Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77



この掲示板は過去ログ化されています。