二次創作小説(映像)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 逃走中『其の四』 in プリンプタウン(缶)
- 日時: 2014/03/31 16:58
- 名前: 雨雲太郎 (ID: QDm7ZT.A)
今回の舞台となったのは、ぷよ魔導士たちの町、プリンプタウン。
謎の爆発によってとばされた少女あんどうりんごと謎の少年が、エコロやサタンの手によってパニックに陥れられた町の平穏を取り戻すために駆け回る!!
そして、アイドル、学生、ヒーロー、その他計18人の逃走者達の中に、賞金を獲得できるものは現れるのか…!?
逃走者一覧
秋月涼
天海春香
ウツミ
上条当麻
木下秀吉
木下優子
佐天涙子
Ga.
四条貴音
鈴木純
浜面仕上
平沢憂
御坂妹(一00三二号)
マリオ
水瀬伊織
横山奈緒
吉井明久
ルイージ
※雪歩目当ての方は今回残念ながら出演しませんのでブラウザバックしてください
※ドラマパートやりません詐欺
※ラフィーナとシグのことは探さないでください
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
- Re: 逃走中『其の四』 in プリンプタウン ( No.13 )
- 日時: 2013/12/18 22:51
- 名前: 雨雲太郎 (ID: QDm7ZT.A)
当麻「ん?あの2人は…何をしてるんだ?」
認証を終えた上条当麻。
彼が目にしたのは…
奈緒「うーん…吉井さんからも連絡ないなあ…」
春香「本当に偽物なのかなぁ…」
誤情報に踊らされる2人…。
当麻「なあ、2人とも何してるんだ?」
奈緒「えっ?」
春香「あ、当麻くん!!えっとね、今認証装置を探してるんだけど…」
当麻「…ん?認証装置って花畑にあるやつだろ?花畑の位置がわかんないのか?」
奈緒「ううん、違うねん。吉井さんがその認証装置は偽物っていうことに気付いて…」
当麻「は?偽物…?俺、あれで認証できたんだけど…」
奈緒「……へ?う、嘘!?」
当麻「いや、嘘じゃないけど…」
奈緒「そんな…吉井さん、私を騙したん!?」
春香「どんな状況かわからないけど、多分明久くんも本気で偽物だと思ってたんじゃないかな…」
明久「へっくしゅんっ!!寒くなってきたよねぇ…さて、探さなきゃ!」
その通りだ…。
春香「えっと、つまり…認証は花畑のでできるってことだよね?」
当麻「ああ、とりあえずできるだけ早く行ってくれると助かる。俺たちが終わったときはまだ5人しか認証してない状態だったんだ!」
奈緒「よーし、わかりました!春香さん、行きましょ!」
春香「うん!!」
ついに、正しい情報を得た2人!
これ以上被害が出る前に、時間を進められるのか…!
秀吉「認証装置は…あれじゃな!」
その頃、花畑の認証装置には木下秀吉がたどり着いていた。
秀吉「あと2人…なんとかミッション貢献に間に合ったようじゃのう…ん?」
認証装置に手を当てるも、反応はない…。
秀吉「どういうことじゃ…?あ、そういえば男女交互と書いてあったのう。つまり女子が来るのを待てばいいわけじゃな」
仕組みを思い出し、認証装置の近くで女性が来るのを待つことにした木下秀吉。
ミッションクリアまで、あとわずかだ…!
浜面「遅いな…早く終わらせてくれねぇか…?」
他人によるミッションクリアをひたすら待つ、浜面仕上。
浜面「しかし不気味なくらいに静かだなここらへんは。住人とかいねえのか…?」
プリンプタウンの住民は、エコロの力により止まってしまっている。
その事実には、逃走者は誰も知らない…。
牢獄 De トーク
ルイージ「……はぁ」
純「……」
ルイージ「……出番ないしもう寝とこうかな」
純「……」
ルイージ「……Zzz」
純「今さっきまで起こってたことを包み隠さず話すぜ。この緑散々ハイテンションで私の頭を爆発だのボム兵だのいじりまくったからそっちだって脇役じゃん!って言い返したらいきなりテンションだだ下がりやがった。な、なにを言ってるかわからねえと思うが」
薬の効果は、きれたようだ…。
春香「はぁ、はぁ…あ、あれ、かな…?」
奈緒「花畑!あ、しかも誰かおる!!」
春香「げ、元気だね、奈緒…はぁ、はぁ…」
奈緒「だ、大丈夫なん春香さん!?」
春香「う、うん、なんだかんだ前も走ってばっかだったし、あの時よりは…ふぅ…」
ついに、2人が認証装置までたどり着いた!!
秀吉「うむ…?あれは…アイドルの2人じゃな!」
奈緒「やっほー!!木下さーんっ!!」
春香「ちょ、あんま大きい声だしちゃハンター来ちゃうって!」
奈緒「あ、確かに…すんませんっ!」
秀吉「そのやりとりの声量が十分大きいのじゃが…」
春香「そ、そうかも…あ、えっと、これが認証装置なんだね。あと2人なんだ」
秀吉「うむ、それで次は女子の番なんじゃ」
奈緒「男女交互やったんよね?うーん…」
春香「どうしたの、奈緒?」
奈緒「あと1人男子がおらんとあかんってことなんよね?誰か来てくれへんかなぁ?」
秀吉「………………まあ、慣れておるからいいのじゃが」
春香「奈緒!?秀吉くんはこう見えて男なんだから!」
秀吉「…こう見えて…」グサッ
春香「うわぁ!?ご、ごめん秀吉くん!!」
奈緒「と、とりあえず私が認証するで…?」
ようやく認証にとりかかる3人…。
ピッピッピッ
横山奈緒認証完了 残り1人
秀吉「装置までワシを男と認識せんことはないでほしいのじゃが…」
春香「だ、大丈夫だって!」
ピッピッピッ
木下秀吉認証完了
10人の逃走者の認証を確認
タイマーの再起動を完了
春香「…あっ!!腕時計のタイマー!動き出したよ!!」
秀吉「ということは…」
奈緒「ミッション成功ってことやな!!」
ようやく、クリアだ…。
prrrrrr♪
Ga.「タイマーが動き出してすぐメール…ってことは…」
御坂妹「『佐天涙子、マリオ、水瀬伊織、上条当麻、平沢憂、ウツミ、木下優子、Ga.、横山奈緒、木下秀吉の活躍により、ミッション1はクリア。タイマーは無事に作動した』」
マリオ「『なお、ハンター4体は今までどおり逃走者の捜索を行うので気をつけて行動したまえ』…か。まあなんにせよ、ここからが本番ってわけだな」
伊織「やっとなのね…とりあえず、気を引き締めていくわ」
時間はかかったものの、ミッションを終わらせた逃走者達!
ここから、残り70分の真の激闘が幕を開ける…!
優子「とりあえずここまではOKね…秀吉の奴もちゃんと貢献してるし」
謎の手紙に振り回されながらも、ミッション1に貢献した木下優子。
さきほどまで一緒にいたウツミとGa.とは別れたようだ。
優子「はぁ…とりあえず集中しなきゃ駄目ね…これで捕まったらアタシは何しにここに来たのって感じだわ」
そう、危惧する彼女に…
ハンター「……」
迫る、黒い影…。
優子「そういえばなんだけど、この手紙の主って結局誰なのかしら…?た、多分同じ趣味を持ってるんでしょうけど…」
ハンター「……」
優子「この町の住人…?いえ、まさか…うーん…」
ハンター「……!」
気付かれた…!
優子「私の知ってる限りでは……って嘘!?このタイミング!?」
はたして、逃げ切れるのか…!
- Re: 逃走中『其の四』 in プリンプタウン ( No.14 )
- 日時: 2013/12/24 21:44
- 名前: 雨雲太郎 (ID: QDm7ZT.A)
※注意
本編の進展はほとんどありません
勘のいい人なら更新日と私の特徴を考えればこの先の内容がわかるかもしれません
優子「私の知ってる限りでは……って嘘!?このタイミング!?」ダッ
ハンター「……!」
ミッションを終え一息ついた木下優子に、ハンターが気付いた…!
逃げ切れるのか!?
優子「……っ!駄目っ、近い…っ!」
ハンター「……!」
優子「あーーーもぉっ!!」
ポンッ
残り時間 69分10秒
賞金 15000円
木下優子確保
残り逃走者 15人
優子「……最悪よ…」
ハンター「……」
優子「全然集中してなかったわ…アタシ、本当に何しにここにきたんだったかしら…」
振り回されたまま、終わった女…。
秀吉「メールか、なになに…姉上が!?」
涼「地味だけど着実に減り続けてますね…私も気をつけないと」
ハンターは、逃走者を見つけ次第超スピードでおいかける。
捕まれば、賞金は0だ…。
御坂妹「ついに賞金が増え始めましたね、ふっふっふ、と御坂はいかにも腹黒そうな台詞を言ってみます」
スタートから、一切動くつもりのないアンドロイド。
御坂妹「…………カメラを回しても気の利いたコメントは残せません、と御坂は予め忠告します」
了解だ…。
牢獄 De トーク
優子「はぁ…久しぶりにきたわねここ…って、は!?!?」
純「あ、おーい、えっと…優子…ちゃんでいいよね?」
優子「ええ、一応2人とも高二という設定になっt」
純「え?設定?」
優子「なんでもないわ。それより…この…『ケーキ』…」
純「あー…うん」
大きなケーキが、牢獄に届けられていた…。
優子「前回で学習したんじゃなかったのかしら…見たけど、あれのせいでミッション間に合わなくて全滅したんでしょ?」
純「ま、まあまあ、時期が時期だし…」
優子「確かにクリスマスだものねぇ…ってことは、正月になるとおせち料理でも運びこまれてくるのかしら?」
純「あはは…とりあえず、食べない?食べ物って新鮮な方が美味しいしっ!」
優子「そうね…ほら、そこの緑のも!そんなとこでいじけてないで一緒に食べましょう」
ルイージ「…へ?……」ジーッ
優子「な、何よ…」
ルイージ「………君を見てるとなんだか胸が…」
優子「は、は!?あんたまさか…」
ルイージ「胸がムカムカしてくる」
優子「どういう意味よ!?」
それは、別の作者の世界観だ…。
純「とりあえず食べようって…人数分切り分けてくれてるみたいだし」
優子「ええ…あ、ちゃんとチョコにメッセージっていうか文字が書かれてるのね。……は?」
純「どしたの?まさか『Merry Christmas!』じゃなくて逃走中だから『Run For Money』って書かれてたり?なーんて…」
優子「……」
ルイージ「図星なのか…?」
純「ま、まあ見てみたらわかるって…」チラッ
『Happy Birthday Dear Yukiho Hagiwara!! We Love You!!』
純「……」
ルイージ「……」
優子「……」
3人「「「本人いねーよっ!!!」」」
- Re: 逃走中『其の四』 in プリンプタウン ( No.15 )
- 日時: 2013/12/25 22:56
- 名前: 雨雲太郎 (ID: QDm7ZT.A)
最初のミッションを終え、時間が動き始めた逃走中。
その頃、ゲームマスター達は…
荒沢「とりあえずは始まったか…奈々、原因は?」
楠木「さっぱりね。どうも蘭が気付いた大きなエネルギーっていうのは直接時間停止にかかわっていないみたいよ」
荒沢「しゃーねぇ…臨機応変にハプニングに対応していくか。蘭、次の準備は出来てるか?」
湯月「えっと…はい!大丈夫です!」
荒沢「んじゃ、あとは時間を待って…」
湯月「あっ!先輩!!」
荒沢「どうした?」
湯月「エネルギー反応があった近くに少年と少女を発見しました!」
荒沢「動いてる住人がいるのか!うつしてくれ!」
りんご「ふぅ…とりあえず、森は抜けてみたものの…なんだか静かですね」
??「ええ、まるで誰も動いてないかのような…」
りんご「うーん…なんだか嫌な予感…っと、あれは……エコロ!!」
エコロ「ひゃっほー!♪りんごちゃん、久しぶりー!」
りんご「ひ、久しぶり…エコロ、もしかしてこの世界に私たちを呼んだのって…」
エコロ「それはぼくじゃないよ。でも、りんごちゃんが来てくれたのが嬉しくって、ついつい悪戯したちゃったんだ♪」
りんご「悪戯!?ま、まさか…」
エコロ「ほら、右の人を見てごらん」
りんご「右…ああっ!?」
アミティ「」
りんご「アミティ!アミティ、どうしちゃったの!」
??「動きが、止まってる…ってことは、やっぱり…」
エコロ「その通り♪ぼくの力で時間を止めちゃったんだ♪」
りんご「ななな…なんてことを!?今すぐもとに戻しなさいっ!」
エコロ「やーだねっ!それじゃあ、バイバーイッ!」
りんご「こ、このっ!逃げるなぁぁぁっ!!………行っちゃったよ」
??「…ど、どうします?」
りんご「………とりあえず誰か動いてる人がいることを願って街を捜索してみましょう!協力してください!」
??「もちろんです!行きましょう!」
りんご「あ、えっと…今さらなんですけどその前に名前をうかがってもいいですか?まだ聞いてなかったですよね」
??「そういえばそうですね。俺は…」
井月「俺の名前は『井月裕希』って言います!2人でこの異変を解決しましょう!」
りんご「はい、井月さん!」
協力し、エコロの悪戯を止めることを決意した2人…
しかし、彼らにさらなる向かい風が…。
サタン「ふふふ…いつもは城を魔法で作っているとシェゾのやつが文句を言いに来るんだが、今回は何故だか知らんが気付かなかったようだな!サタン城の完成だ!」
時間停止の影響をくらわなかった男、サタンがお城を完成させた!
そして…
サタン「念のためあいつが入りにくいように…『カタクリズム!』」
彼が唱えたのは、災害の呪文…!
直後、町に雨が降り出した…!
サタン「ハーッハッハッハー!!素晴らしい一日の始まりになりそうだ!」
当然、この雨は逃走者達にも影響を及ぼすこととなる…!
ポツ…ポツ…サーーーーーッ…
貴音「……雨、ですか」
伊織「冗談じゃないわよ…」
ウツミ「なんか不吉ですね…滑りやすくなるかもしれませんし、足元には注意しましょう」
逃走エリアに突如降り出した、雨…。
さらに、サタンが作った城の近くのエリアでは…
ザーーーーーーーッ!!!!
マリオ「た、台風かよ!こんなとこいれるか!」
人がまともにいられないような、大雨だ…。
これを見た、ゲームマスター達は…
荒沢「次の敵は自然…いや、こりゃ降水量の程度が明らかにおかしいな」
奈々「魔法の町ってくらいだし、誰かが降らせたのかもしれないわね。とくに、この突然城ができた近くは警報がでそうなレベルで雨が降ってるわよ」
荒沢「幸いなことにエリアのほとんどは小雨って感じだし、とりあえずその近くを立ち入り禁止にするか…蘭、通達頼む」
湯月「はい!」
prrrrrr♪
春香「メールだよ!えっと…『既にわかりきっていることであろうが、逃走エリアに雨が降り出した。エリアの一部では異常なレベルで雨が降っている』」
仕上「『危険なため、草原エリアと海岸エリアへの進入をこれより禁止する』…エリアが狭くなっちまったってことか」
Ga.「『足元に気をつけて逃走を続けてくれたまえ』…か。うーん…雨…厄介ですね」
涙子「どうせなら時期が時期だし雪の方がいいなー。雪なら大歓迎だったんだけど、雨はちょっと…ね」
エリアに降り出した、不吉な雨…。
この雨が、逃走者の命運を左右する…!?
残り時間 67:54
残り人数 15人
秋月涼
天海春香
ウツミ
上条当麻
木下秀吉
佐天涙子
Ga.
四条貴音
浜面仕上
平沢憂
御坂妹(一00三二号)
マリオ
水瀬伊織
横山奈緒
吉井明久
- Re: 逃走中『其の四』 in プリンプタウン ( No.16 )
- 日時: 2013/12/27 20:40
- 名前: 雨雲太郎 (ID: QDm7ZT.A)
春香「雨…気になるほどの量じゃないけど、ちょっと不気味ですよね…」
スタッフ「簡単な雨具がありますけど、着ますか?」
春香「え?いいんですか?ありがとうございますっ♪」
逃走者には、動きやすい雨具が支給される。
着るかどうかは逃走者の自由だが、この雨具がゲームに影響することはない…。
当麻「別に雨くらいなんてことはないし着ずにいるか。少しでも動きやすい状況にしときたいからな」
貴音「ありがたく着させてもらいましょう。風邪をひいてはいけません」
明久「結局、本当の認証装置はどこにあったのかな?まあ、終わったからいっか」
未だに勘違いを続けている、男。
明久「雨か…雨の時はね、曲がるときにいつもより足をしっかり踏み込まずに、軽く置くだけにしとくと滑りにくいんだ。こうやって…ね!」
雨の日の逃走の仕方を熟知しているようだ…。
伊織「そんなことどうして知ってるのよ…」
明久「あ、えっと…水瀬さんだよね!」
その彼のもとへ、水瀬伊織が合流した…。
明久「僕、学校でよくおいかけられてるからね。雨の日でもみんな容赦ないから…」
伊織「なに?女の子に追い掛け回されるくらいモテモテってわけ?そんな風にはとてもじゃないけど見えないわね」
明久「あ、ううん、違うよ。主に雄二やクラスの男子とか…」
伊織「…は?」
明久「あとは鉄人…あ、鉄人っていうのは生活指導の先生のことで…」
伊織「……よくわかんないけどあんたと深い関わりは持ちたくないわね」
明久「えっ、なんでさ!?」
伊織「あんたの日常と伊織ちゃんの日常を一緒にしないでほしいわ…」
憂「とりあえず、体力をここで温存したいと思います」
学校エリアに身を潜めることに決めた、平沢憂。
奇しくも、同じクラスの鈴木純が捕まった場所を隠れ場所として選んだようだ。
憂「雨音のせいでちょっと周囲の音が聞こえにくくなってますよね…視界もさっきほどよくないし、余計と注意しないと…」
気を緩めることは、できない…。
ウツミ「この雨…さすがに今後のミッションとかにかかわってきたりはしませんよね…?」
商店街エリアを慎重に移動する、ウツミ。
ウツミ「あっ…また人が止まってる。うーん、不気味ですよね。突然の雨に停止した町の住人…なんなんやろ」
そして、その近くには…
奈緒「ミッションも終わって春香さんとは別れてしもたし、他に人がおらんかいなぁ…」
アイドル、横山奈緒だ。
奈緒「うぅ…それにしても寒いで…雨で気温が下がってまうなんて予想してへんかったから丈の短いスカートは失敗やったわ。これが終わったらみなさんと一緒に温泉であったまりたいで……っとと」サッ
何かに反応し、突如身を隠した彼女が目にしたのは…
奈緒「人を探してたけど、ハンターさんはお呼びでないで…」
ハンター「……」
奈緒「やばいやばい…めっちゃ緊張してきたわ…やっぱ目の当たりにすると怖いなハンター…」
ハンター「……」
奈緒「ってこっちきてるやん!!」ダッ
ハンター「……!」ダッ
見つかった…!
ウツミ「え!?誰…横山さんと…ハンター!」ダッ
さらに、その音に気付いたウツミも走り出す…!
奈緒「ちょ、雨怖い!滑りそうでいややわ!」
ハンター「……」
ハンターの標的は、横山奈緒のままだ…!
奈緒「どうにかして逃げへんとっ…(チラッ)…は、はやいって!!」
ウツミ「横山さん!距離はあるからこっちに!」
奈緒「っ!ウツミさん!」
ウツミの手招きで、商店街の中心部に逃げ込んだ!
ハンター「……?」
スタートダッシュが功を奏し、うまくハンターの視界から消えれたようだ…。
奈緒「も、もう、来てない…?」
ウツミ「多分…もう大丈夫だと思いますよ」
奈緒「ほっ…よかったぁ…ありがとうございます、ウツミさん」
ウツミ「いえいえ、私も横山さんが先にハンターを見つけてくれたんで助かりました」
奈緒「はぁ…ほんまドキドキしたで…逃走中って怖いんや…」
ウツミ「ははは…このドキドキがある意味楽しかったりもするんですけどね」
奈緒「私、やっぱり1人で行動は怖いわ…ウツミさん、よかったら一緒に行動してもらえへん?」
ウツミ「はい、構いませんよ」
一緒に行動することになった、関西弁ペア。
この判断が、吉と出るのか、はたまた凶と出るのか…。
そして、ゲームマスターは…
湯月「よし…では、ミッションを発令します!」
荒沢「よし、わかった…っとと、なかなか奇妙な内容のミッションだな」
楠木「逃走者達がどう動くのか、楽しみにさせてもらうわ」
湯月「送信!」
prrrrrr♪
涙子「ちょ、ちょいちょい!もうちょっと静かにしてってば…何々?」
涼「えっと内容は…ミッションですか。早いなぁ」
秀吉「『ミッション2、学校エリアにカラーベストを設置した。色は赤、青、黄、緑、紫の5色となっている』」
御坂妹「『ベストはそれぞれの色が2枚ずつ用意されており、逃走者は同じ色のベストを着たプレーヤーとペアを組むことが出来る』」
マリオ「『ペアを組むことができるのは先着5チームで早い者勝ちだ』…なるほど、ペアねぇ」
Ga.「『なお、ペアを組めるのは残り時間が50分になるまでである。組むか組まないかは逃走者次第だ』……あれ?」
春香「どうしよう…組んだ方がいいのかな?」
Mission②
ペアベストを入手せよ
残り時間50分まで、学校エリアで赤、青、黄、緑、紫の5色のベストがそれぞれ2枚ずつ手に入れられるようになった。
同じ色のベストを来た逃走者同士はペアを組むことが出来る。
組めるチームは5チームまでの、早い者勝ちだ。
伊織「ふーん…このミッション内容はわかったけど…変ね」
明久「え?変?」
憂「ちょっと…怪しいかも」
2番目のミッションはペアを組むことが出来るというミッション!
このミッションに対し、何か違和感を覚える逃走者が数人いるが、果たしてその正体とは…!?
- Re: 逃走中『其の四』 in プリンプタウン ( No.17 )
- 日時: 2013/12/30 18:52
- 名前: ゆうやん ◆uCn/szLpuI (ID: 13OvT5q/)
どうもお久しぶりです。ゆうやんです。
今作は恐らく逃走中初のミリオン勢が初参戦。
映画にも出ている横山奈緒が参戦との事で非常に楽しみです。シンデレラ勢を応援している私にとっては。
その奈緒と今いい感じになっているのはウツミさん。
この2人のペアはいいですねえ…是非とも今後も応援していきたいです(え
今回のミッションはペア制度。しかしメリットもデメリットも書いていない(笑)
着たら一体どんな試練が待っているのかそこも注目して楽しみにしています。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
この掲示板は過去ログ化されています。