二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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逃走中『其の四』 in プリンプタウン(缶)
日時: 2014/03/31 16:58
名前: 雨雲太郎 (ID: QDm7ZT.A)

今回の舞台となったのは、ぷよ魔導士たちの町、プリンプタウン。

謎の爆発によってとばされた少女あんどうりんごと謎の少年が、エコロやサタンの手によってパニックに陥れられた町の平穏を取り戻すために駆け回る!!


そして、アイドル、学生、ヒーロー、その他計18人の逃走者達の中に、賞金を獲得できるものは現れるのか…!?



逃走者一覧

秋月涼
天海春香
ウツミ
上条当麻
木下秀吉
木下優子
佐天涙子
Ga.
四条貴音
鈴木純
浜面仕上
平沢憂
御坂妹(一00三二号)
マリオ
水瀬伊織
横山奈緒
吉井明久
ルイージ



※雪歩目当ての方は今回残念ながら出演しませんのでブラウザバックしてください
※ドラマパートやりません詐欺
※ラフィーナとシグのことは探さないでください

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Re: 逃走中『其の四』 in プリンプタウン ( No.3 )
日時: 2013/11/01 21:41
名前: 雨雲太郎 (ID: QDm7ZT.A)


☆逃走者紹介☆


秋月涼(The idolm@ster)

走力 B
体力 B
知力 A
運・直感 C
行動力 C

876プロに所属する女装アイドル。つまり性別は♂、男、オス、man。
なんでも器用にこなす秋月家の血を引いた万能人間。

「自信はないですけど、やれるだけやりたいです」


天海春香(The idolm@ster)

走力 C
体力 B
知力 C
運・直感 C
行動力 B

明るく前向きで、みんなをひっぱて行けるリーダー気質のある765プロアイドル。
作者によって大きくキャラが別れる(アイドルか芸人か閣下)が、うちのとこでは綺麗な春香さんである。

「今回こそは、転ばないように頑張りますっ!」


ウツミ(逃走中同盟)

走力 C
体力 D
知力 A
運・直感 C
行動力 A

猫、不燃ゴミ、第四の性別とキャラの多さなら同盟中ぶっちぎりの作者。
好きな獣人との共演は果たせなかったが、ゲームには真面目に取り組む。

「とりあえず、目標は半分ですかね…逃げ切る自信はないっ!」


上条当麻(とある魔術の禁書目録)

走力 A
体力 A
知力 C
運・直感 E
行動力 B

言わずと知れた不幸な無能力者。
当ゲームでは完全ないじられポジションを確立して見せた。

「とりあえずオープニングゲームでの冤罪は勘弁してくれ!」


木下秀吉(バカとテストと召喚獣)

走力 B
体力 B
知力 D
運・直感 B
行動力 B

文月学園に通う、第三の性別「秀吉」を持つおt…おn…男。
可愛い外見にそぐわない爺言葉を使う点以外は割と普通。

「珍しく姉上がアドバイスをくれてのう。頑張るのじゃ」


木下優子(バカとテストと召喚獣)

走力 B
体力 B
知力 S
運・直感 C
行動力 C

文月学園の生徒で、周りからの評価は才色兼備ととても高い。
隠れ腐女子であり、将来はBL作品の作家になる可能性が存在。

「ちょ、なんてこと晒してくれてんのよ!?!?!?」


佐天涙子(とある科学の超電磁砲)

走力 C
体力 C
知力 C
運・直感 A
行動力 A

学園都市に住む、正真正銘の無能力の女の子。
活発で、趣味はスカート捲りのため、活躍が期待sげふんげふん

「楽しそうだし、張り切っていっちゃうよー!」


Ga.(逃走中同盟)

走力 C
体力 D
知力 B
運・直感 C
行動力 S

音ゲーマニアの逃走中作者。
異名、『歩くステルス機』の彼は抜き足差し足のスキル習得に励んでいるとか…!?

「せっかくなんで頑張ろうと思います!」


四条貴音(The idolm@ster)

走力 C
体力 C
知力 B
運・直感 S
行動力 B

独特で落ち着いた雰囲気を持つ、765プロのアイドル。
邪悪な気配を察知する能力はハンターにも通用するのか。

「はんたぁなるものから逃げる、ですか…真、面妖なげぇむですね」


鈴木純(けいおん!)

走力 D
体力 D
知力 C
運・直感 C
行動力 C

桜ヶ丘高校のジャズ研に所属するベーシスト。
髪型からミッ○ーだのモップだの言われているのは愛されてる証拠(震え声)

「梓よりはマシな結果を残したいかな」


浜面仕上

走力 A
体力 A
知力 D
運・直感 C
行動力 C

暗部組織アイテムの元下っ端、現構成員。
追いかけられることには慣れているため、逃走はお手の物。

「時間内逃げ切ればいいんだろ?大丈夫だとは思うんだがなぁ…」


平沢憂(けいおん!)

走力 C
体力 B
知力 A
運・直感 B
行動力 B

姉の平沢唯を溺愛している家事万能系女子。
前回の姉の不安定っぷりにテレビの前でおろおろしていたらしい。

「逃げ切れなかったお姉ちゃんのためにも、頑張ります!」


マリオ(スマブラ)

走力 A
体力 A
知力 C
運・直感 B
行動力 B

跳んで投げて走って大忙しのスーパースター。
彼に引退の二文字が訪れることはないだろう。

「今回はかっこよく目立ちたいな」


御坂妹「10032号」(とある魔術の超電磁砲)

走力 A
体力 A
知力 B
運・直感 C
行動力 C

学園都市第三位の御坂美琴のクローンのうちの1人。
本人に負けず劣らずの身体能力と本人以上の冷静さを兼ね揃えている。

「ハンターの位置情報を把握することが最重要です、と御坂はさも経験者のように分析します」


水瀬伊織(The idolm@ster)

走力 C
体力 B
知力 A
運・直感 B
行動力 B

水瀬財閥のお嬢様、というレッテルを剥がすためにアイドルを目指した女の子。
いおりんの逃走劇マジ時をかける美少女!

「この私、水瀬伊織ちゃんが華麗に逃げてあげるわよ、にひひっ♪」


横山奈緒(アイドルマスター ミリオンライブ)

走力 B
体力 A
知力 D
運・直感 C
行動力 A

グリマス界から参戦した関西弁の女子高生アイドル。
言ったことをすぐに忘れたりするアホっ子属性持ち。

「よーし、ガンガン逃げて、いっぱい稼いだるでー!」


吉井明久(バカとテストと召喚獣)

走力 A
体力 A
知力 E
運・直感 D
行動力 A

文月学園の超問題児で観察処分者。
彼のキャッチコピー『吾輩はバカである、名前はもう忘れた』はあまりにも有名である。

「そんなキャッチコピーないから!捏造しないで!」


ルイージ(スマブラ)

走力 A
体力 B
知力 C
運・直感 D
行動力 D

何かと不憫な緑の代表とも言える人間。
見返すという意気込みもとくになく、無難にゲームを乗り切る予定。

「一体兄さんとどこで差がついたのかな…」

Re: 逃走中『其の四』 in プリンプタウン ( No.4 )
日時: 2013/11/10 22:49
名前: 雨雲太郎 (ID: QDm7ZT.A)


ここは、平和な町、プリンプタウン。

総勢18人の逃走者が、エリアに散らばっていた…。






春香「だんだん緊張してきた…あと5分くらいで始まるんですよね?」



マリオ「オープニングゲームがないってのは気が楽だな。変なリスクを背負わないで済むし」



今回、オープニングゲームは存在せず、ゲームが始まるまでの間、逃走者達はエリアの下見をすることができる。



浜面「全体的に見通しがいいから、いざ見つかったときに撒くのが難しそうだな」



憂「あっ…タ、タマネギ?ちょっと変わった生き物もいるんですね」



魔法を使い、ぷよ勝負を好む住人が数多く住む町。

ここで、いったいどのようなゲームが展開されるのだろうか…。






荒沢「うし、じゃあ蘭、今日は頼むぞ」

湯月「はい、任せてください!」

楠木「ちょっと不安だけど…まあ、なんとかなるでしょ、私たちもサポートするんだし」

湯月「それじゃ、3回目となる逃走中、スタートしちゃいますね!」

荒沢「ああ、いったれ!」

湯月「カウントダウン…よーい、どんっ!」ピッ






いよいよ、ゲームの幕が上がる!



明久「あっ、腕時計のカウントダウンが始まった!残り30秒!」



ウツミ「いよいよ始まるんですね?気合入れなきゃ…」



はたして、見事に逃げ切り、賞金を掴みとるものは現れるのか…。



御坂妹「念入りな探索は終了し、逃走の準備はできました、と御坂は誰にするわけでもない報告を呟きます」



貴音「それでは、気を引き締めて参りましょう」



10







純「う、後ろからハンター出現!みたいな展開はないよね?」











優子「…いい感じにワクワクしてきたわ」











Ga.「……集中集中」











涼「始まりますよ…!」



当麻「2…1…スタートだ!」






ぷしゅーーーーーっ!!



ハンター×4「「「「……」」」」ダッ



エリアに4体のハンターが放出され、ゲームが始まった!

桁外れのスピードと体力を持つハンターから逃げた時間に応じて賞金を獲得することができる!

それが…、



Run For Money

逃走中の幕開けだ…!






奈緒「よーし、頑張って逃げて逃げて、ミッションでも活躍したいわ!」



気合十分の関西弁アイドル、横山奈緒。

グリマス界からの参戦となる彼女は、兄がサッカー選手ということで期待がかかっている。



奈緒「とりあえず765プロのみなさんとは話してみたし、作者のウツミさんとも話してみたいわ。あの人、関西弁なんよね?」



しかし本人は、ゲームを楽しむことに重きを置いているようだ。



奈緒「こんな楽しいイベントそう多くは体験でけへんもん。いい思い出にするでー!」






ルイージ「はぁ…ハンターはあっちから出たから…まだこっちには来ないよな…」



対照的に、憂鬱そうな表情を浮かべるルイージ。



スタッフ「今日の調子はどうですか?」

ルイージ「悪いわけじゃないんだけど…どうも活躍できる自分のイメージができないっていうか…最近どうもネガティブシンキングなんだよね…早く終わらないかな」



賞金獲得のため、早く時間が経ってほしいようだ…。






当麻「確か、賞金が1秒300円ずつ上昇するんだろ…?」



今回のゲームの制限時間は70分であり、1秒300円ずつ賞金が上昇するため、最終的な賞金は126万円となっている。



当麻「次呼ばれるかなんてわかんないからな…このチャンスを生かさないといよいよ生活費がいよいよ底をついちまうわけですよ…」



全参加者の中で唯一、3回行われた逃走中に全て逃走者として参加している金欠不幸男、上条当麻。



当麻「今回は半分超えたら自首すらも視野に入れるつもりだよ。手段はもう選んでられないんだ…!」



早くも漂う、哀愁…。






伊織「ちょっと、これはどういうことなの!?」



いきなり何かに怒り出すお嬢様アイドル、水瀬伊織。

彼女は、何かに気付いたようだ…。



伊織「私の腕時計のタイマー、止まっちゃってるんだけど!?」



何故か、制限時間を表示する腕時計のタイマーが70分から動かなくなっている。



伊織「全く…番組も幸先悪いスタートを切るのね」



秀吉「む、おぬしは…おーい!」



伊織「ん?えっと、あんたは…木下秀吉、だっけ?」



そこへ、木下秀吉が合流した。



伊織「どうしたの?私に何か用かしら」

秀吉「用というほどでもないのじゃが、ちと聞いてみたいことがあってのう」

伊織「…」

秀吉「何を怪訝そうな顔をしておる。別にやましいことを聞くつもりなど…」

伊織「別にそんなことは疑ってないんだけど…あんたのその言葉遣い、どうにかならないの?」

秀吉「言葉遣いかの?」

伊織「そうよ。なんか外見はすごい女っぽいくせに、なんで使う言葉が爺言葉なわけ?」

秀吉「むう…なんでと言われても困るのじゃが…これが一番話しやすいのじゃよ」

伊織「変なの…それで、聞きたいことって何よ」

秀吉「ああ、そのことなんじゃが、おぬしの腕時計、動いておるかの?」

伊織「…もしかして、あんたのも?」

秀吉「なるほど、ということは、わしのだけ壊れたというわけではないようじゃな…」



どうやら、腕時計のタイマーが作動していないのは、一部の逃走者だけの話ではないようだ…。



涙子「ちょっと、お金も増えないし時間も減らないよ!?」



Ga.「変ですね…不具合っていうには致命的すぎません?ハンターはもう出たんですよね…」



次々と、止まった腕時計に気付く逃走者達…、

その原因とは…!?


Re: 逃走中『其の四』 in プリンプタウン ( No.5 )
日時: 2013/11/16 16:42
名前: 雨雲太郎 (ID: QDm7ZT.A)



涙子「ちょっと、お金も増えないし時間も減らないよ!?」



Ga.「変ですね…不具合っていうには致命的すぎません?ハンターはもう出たんですよね…」



次々と、止まった腕時計に気付く逃走者達…

その原因は、少し時を遡る…。






りんご「ふぅ…今日も研究は完璧です!」



とある高校の部活で、研究に熱心に励む少女がいた。



りんご「さて、続きは帰ってからにしよっかな。くま先輩、この薬品借りて帰りますね!」

りすくま「くれぐれも気をつけるのだよ」

りんご「はーい」



いつも通り薬品の一部を借り、下校してからも家で研究を続ける予定だった…。



りんご「お腹減ったなぁ…今日はカレーでも食べたいなっ…(ポロっ)って、あぁ!?りんごが!?待って!」



??「ん?なんでりんごが転がって…って、うわっ!?」



ドンガラガッシャーン!!



ドーーーーーーーーンッ!!!!!






りんご「あ、いたたた………ん?あれ?ここは…?」

??「う…」

りんご「うわぁっ!?ビックリした……って、あ、さっきはすいません!落としたりんごをおいかけてたらぶつかっちゃって…」

??「あ、いえ、大丈夫です。それよりさっきの爆発音って一体…」

りんご「爆発音…?そういえば確かに聞こえたような…っていうか、りすくま先輩の薬が爆発っていうと…やっぱり…」

??「あ、あれ…ここ、さっきいた場所じゃない…?どうなってるんです、これ!?」

りんご「や、やっぱり…またまたまたプリンプタウンに来ちゃったよーーーー!?!?」



薬品の爆発によって何故かワープした少女と少年によって、このゲームと町の運命が大きく影響されていく…。



エコロ「ふふふっ…りんごちゃんまた遊びに来てくれたんだ…よーし、久しぶりに悪戯しちゃうぞ♪時間停止(タイムストップ)!」






ピタッ…



リデル「……」



フェーリ「……」



クルーク「……」



エコロ「はははっ♪やっぱり悪戯は楽しいなぁ!」



エコロの力によって、町のほとんどの人間の動き、そしてなんと逃走中の時間までもが止まってしまったのだ!






それを見た指令室では…



荒沢「どうした?時間が全く進んでないが…」

楠木「よくわからないけど、ゲーム時間だけじゃなくてこの町の大部分の時間が止まってるみたいね」

蘭「プリンプタウン最南に突然2人の人間が現れましたよ!?同時に大きなエネルギー反応が…」

荒沢「またハプニングかよ…とりあえず時間が進まないことには話にならねぇ…蘭、対応できるか!?」

湯月「は、はい!万一ゲームスタートに失敗したときように時間始動緊急装置の準備をしていましたから!」

楠木「用意周到ね。急いでミッション発令よ」

蘭「わかりました!送信します!」ピッ






prrrrrr♪



メールだ…。





優子「うるさいっ!…相変わらず逃走者に優しくない着信音ね…」



当麻「随分早いメールだな…。もうミッションなのか?」



浜面「『ミッション①、現在、謎の理由でタイマーが作動せず、ゲーム時間が一切進行していない状況となっている』…はっ?…ほんとだ、腕時計とまってんじゃねぇか!!」



憂「『このままではゲームは終わらず、全滅を待つしかない』…そんな…」



ウツミ「『ゲームの時間を再開させるためには、花畑エリアにおかれた指紋認証装置に10人の逃走者の指紋を認証させなければならない』…うわぁ…いきなり動かしますね」



貴音「『なお、指紋は男女交互に認証させなければならない』…なるほど、殿方に任せきってはいけない、ということですか」



春香「認証装置…これは行かなきゃだよね」



マリオ「…てかさ、謎の原因ってなんだ?」






MISSION①
止まったゲーム時間を再始動させよ



現在、ハンターが放出されたにも関わらずゲーム時間が残り70分のまま、さらに賞金は0のままで止まっており、このままでは逃走者達の全滅を待つしかない。

止まった時間を再始動するためには、花畑に設置されている指紋認証装置に男女交互に計10人の指紋を認証させなければならない。






明久「お金をもらいに来たんだからね。これは行くしかないよ!」



純「10人くらいなら、他の人に任せてみてもいってくれそうなんだけどなぁ…駄目?」



開始直後のミッションに、行くか否かを悩む逃走者達。

逃走者は計18名のため、その半分以上がミッションに動かなければならない…!

彼らは、このミッションをいち早く切り抜けることができるのか…!?

Re: 逃走中『其の四』 in プリンプタウン ( No.6 )
日時: 2013/11/16 16:52
名前: 雨雲太郎 (ID: QDm7ZT.A)



涼「……………………」



携帯電話を呆然と見つめる、秋月涼。



涼「……………どどどど、どうし、よう…」

スタッフ「秋月さん、ミッション行かないんですか?」

涼「えっ!?あ、えっと、その、どうしようかなー…なんて…」



彼女、いや、彼は都合により男であるにも関わらず女の子アイドルとしてデビューしている身であり、認証装置でどちらの性別が出てしまうかを気にかけているようだ…。



涼「このミッションいって男ってバレちゃったらさすがに事務所に迷惑かけるよね…さすがにそれは…」

スタッフ「え?」

涼「あ、いえ、なんでもないです、あははは…」



まさか、ナレーションで性別をばらされているとは思うまい…。






優子「さて、移動しましょうか。このミッションはやっとかないといけないわよね」



ミッションに向かうことを決めた、木下優子。



優子「とりあえずハンターはいないし…花畑の方向に…っ!?」サッ



突如木の陰に身を隠した木下優子…!

彼女が目にしたものとは…?



優子「い、今何かこっち目掛けて飛んできたんだけど…一体……矢文!?!?」



木に刺さった、一本の矢。

そこには、謎の一通の手紙が…。



優子「な、なによこれ…開いてみればいいわけ…?えっと…」



木下優子ちゃんへ

私の同志へ特殊ミッションを送ります。
今回出演した作者のウツミさんとGa.さんの2人をうまくくっつけてktkr展開を繰り広げてください。
お礼はしますとも、ええ。



優子「………」



そっと、手紙を閉じた…。

その、彼女に…



Ga.「あ、優子さん!」



作者の、Ga.だ…。



優子「あ、えっと…は、はじめましてよね…」

Ga.「そうですね。あ、ミッション行きません?10人必要って話ですし…」

優子「………」ちらっ



木下優子ちゃんへ

私の同志へ特殊ミッションを送ります。
今回出演した作者のウツミさんと『Ga.』さんの2人をうまくくっつけてktkr展開を繰り広げてください。
お礼はしますとも、ええ。



優子「報酬がどうとかより、実際に見てみたいっていう気持ちがあったりなかったり…」

Ga.「…?なんですか?その手紙」

優子「い、いえ、なんでもないの…そ、それより是非ミッションに協力してほしいわ!」

Ga.「あ、はい、ですね。気をつけながらいきましょう」

優子「ウツミさんを見逃さないようにしなきゃね…」

Ga.「ウツミさん…?いや、ハンターに気をつけないと駄目なんじゃ…」



微妙に噛み合わない、会話…。






春香「花畑まではちょっと遠いけど、頑張っていかなくちゃ!」



映画公開を控えている、アイドル、天海春香。

彼女もミッションに向かうようだ。



春香「あ、ベンチに誰か座ってる…こんにちは!」

リデル「……」

春香「…あ、あれ?こんにちは!…駄目だ、返事がないよ…?も、もしかして止まってるの!?」



エコロの力によって時を止められてしまったプリンプタウンの住人達。



春香「よく見たら、周りにも動いてない人が…ど、どうなってるの?」



事情を知らない彼女にとっては、あまりにも奇妙な光景だ…。






涙子「花畑…よし、ここだ!」



早速、花畑にたどり着いた佐天涙子。



涙子「うわぁ!広い!こんなにいっぱい花があると、初春がどこかに紛れていてもわからないかも…!にゃーんてね♪」



さらに…



マリオ「認証装置ってのは…あった、あれか!」



マリオも認証装置を見つけた…!



涙子「あ、マリオさん!」

マリオ「おお!もう来てたのか!とりあえず早いうちに認証しとこうぜ」

涙子「そうですね。あ、『あと10人』って書いてあるから私たちが最初なのかなー?」

マリオ「ここに指をあてればいいのか…」

涙子「私からやりますね!」



ピッピッピッ…



佐天涙子認証 残り9人



マリオ「それじゃ俺も…」



ピッピッピッ



マリオ認証 残り8人



マリオ「よし、とりあえずこれで…あとは他の人を待てばいいわけか」

涙子「はい!それにしても生のマリオさん見れるなんて…」



ミッションを終え、一息つく2人。

しかし、その近くには…



ハンター「……」



ハンターだ…。



マリオ「お?もしかしてファンだったり?」

涙子「そりゃぁ、誰もが認めるスーパースターですから!」

マリオ「嬉しいこと言ってくれるじゃんか!サービスでファイヤー見せてあげるよ」

涙子「あ、手から炎が出てくるのは見慣れちゃってます」

マリオ「え?」



ハンター「……」



マリオ「じゃあ…キノコ食べてパワーアップ」

涙子「うーん…肉体強化もいますからね…」



ハンター「……」



マリオ「じゃあマントで空を飛ぶのは…」

涙子「多くはないけどそれもいたり…」

マリオ「学園都市すげぇなおい!!」



ハンター「……!」



見つかった…!



涙子「うわぁ!?来ましたよハンター!」ダッ

マリオ「マジかよ…っ!」ダッ



それぞれ、別方向に逃げる2人…!






ハンター「……?」



発見が早かったため、うまく撒けたようだ…。




涙子「はぁ、はぁ…あ、あれがハンター……こっわ…」



マリオ「とりあえず撒いたか。…しかし、これは新しいアイデンティティが必要なのかもしれないな…」



ハンターは驚異的な脚力と体力で逃走者を見つけ次第確保に向かう。

近くで見つかれば、逃げ切ることは困難だ…。



涙子「と、とりあえずやるべきことはやったし、あとはみんな頑張って!」



ミッションクリアまで、残りあと8人!

ゲームを無事に再開することはできるのか…!?

Re: 逃走中『其の四』 in プリンプタウン ( No.7 )
日時: 2013/11/24 00:04
名前: 雨雲太郎 (ID: QDm7ZT.A)



貴音「逃走中…一つの娯楽でありながら、これは私達への戒めなのかもしれませんね」



765プロのアイドル、『白銀の女王』こと、四条貴音。



スタッフ「例えばどのようなところがですか?」

貴音「目的を達成するまでに例えどのような試練を乗り越えても、どのような勇ましい雄姿を見せようとも、たった一つのミスでそれまでの過程が全て無駄になるということです」

スタッフ「なるほど…」

貴音「最後まで気を緩めることなく、常に先を見据えながら動かねばなりません…おや?何やら美味な香りがいたします」



行ってるそばから、何かに気をとられる四条貴音…。



貴音「あれは…なんでしょうか」



ゴゴット「……」

ルイージ「なんで止まってるんだこの…人?」

ゴゴット「……」

ルイージ「…そして紫と緑が合わさったような色してる薬を持ってるんだけど……あ、これ飲んどけば少しは目立てるしいいんじゃないかな…どうせいいとこまで行かずに捕まるんだしそれならなんかやって目立っとこうかな…」



貴音「るいぃじ殿!」

ルイージ「へ?ああ、四条貴音…さんだっけ?」

貴音「はい」

ルイージ「で、アイドルさんが僕なんかに何か用事?」

貴音「その薬、絶対に飲んではなりません。何やら邪悪な気配がします」

ルイージ「邪悪…?」

貴音「はい。人間の体に害を及ぼす可能性がある以上、飲もうとするのを黙って見過ごすわけにはいきません」

ルイージ「…でもなぁ、せっかく目立てるチャンスだし…」

貴音「目立てる…?」

ルイージ「どうせ捕まって、『あ、こいつ何もせず捕まった。相変わらずだな』みたいな感じに思われるんだからさ…だったらさっきの薬を飲んで巨大化したりおかしくなったりした方がインパクト残せたのにってことだよ…」

貴音「ふむ…随分とねがてぃぶな考え方をするのですね」

ルイージ「悪い?」

貴音「それも個性の一つと言えましょうが、やはり物事を前向きに捉えたほうが何事も楽しいと思われます」

ルイージ「とは言ってもね…そう簡単には変えられないって、性格なんて」

貴音「確かにそうですが…」

ルイージ「まあ、しかも止められる義理もないし、僕はこれを飲ませてもらうよ」

貴音「…いえ、やはりそれだけはなりません。どうも胸騒ぎが」

ルイージ「あ!あんなところに美味しそうなラーメンが!!」

貴音「どこですか!?」ジュルリ

ルイージ「今だっ」ゴクリ

貴音「なっ…!」



奇妙な薬を一気飲みしてしまった!

ルイージの体に、閃光がほとばしる…!



ルイージ「……」

貴音「る、るいぃじ殿?」

ルイージ「……」






ルイージ「よし、逃走中っていう活躍すれば世間の見る目を変えられる最高の舞台を得られたんだ!じゃんじゃん動いて、あわよくば逃げ切ってやるぜ!!」

貴音「…っ!?」



なんと、突然前向きになってしまった!



ルイージ「そうと決まればさっそくミッションにいかないとな!」ダッ



貴音「あっ…行ってしまわれました………面妖な…」






純「とりあえず、ここは様子見でいいはず…。憂とか、他のいろんな人がミッションに行ってくれるよね」



学校エリアの校庭の木陰に身を隠す、ベーシストの鈴木純。



純「それにしても怖いなぁ…心臓がバクバクいってるもん…って、うわ!ハンターだよ…」



ハンター「……」



校門から、1体のハンターが校庭に入ってきた…!

うまく、やりすごせるのか…。



純「やばいやばいやばいって…早くどっか行ってよ…」



ハンター「……」



純「うう…怖すぎて心臓の音がやばいよ…」



ハンター「……!」



見つかった…。



純「ちょ、あ、来ちゃ…待って、タンマタンマ!!」



同様のし過ぎで、逃げることを忘れてしまっている…!



ハンター「……」



純「いや、来な…いやぁぁぁぁぁぁあっ!?!?」ポンッ






残り時間 70分00秒
賞金 0円

鈴木純確保
残り19人






純「う、うわ…マジで怖かった………あれ、もう終わり!?」



終わりだ…。



純「待って待って、私何もしてないんだけど!ちょっとー!!」






prrrrrr♪



各逃走者の確保情報は、メールで全員に連絡されるようになっている。



春香「『確保情報』だって…もう誰かが捕まっちゃったんだ…」



憂「『学校エリアで鈴木純確保、残り19人』…って純ちゃん!?そんなぁ…」



当麻「一刻も早くミッションクリアしないと、どんどん減ってくかもしれないな…」






ついに最初の確保者が出てしまった。

ミッション1を早くクリアしなければ、結果的に逃走成功が至難のものとなる…。






明久「よし、あれだね!」



3番目に認証装置にたどり着いたのは、吉井明久。

しかし、2番目に指紋を認証したのは男であるマリオ。

彼はまだ認証することが出来ない…。



明久「早くクリアしないとお金が増えないからね。ただの犬殺しになっちゃうよ」



それもいうなら、犬死だ…。



明久「ここに指をおけばいいんだよね?ハンターは来てないし…よしっ!」



…しーん



明久「……………あれ?…あれ!?え、なんで!?」



男だからだ…。



明久「故障!?それともこの装置は偽物で、本物は別にあるとか…!?」



早くも男女交互認証のルールを忘れてしまっているようだ…。






残り時間 70:00

残り人数 17人


秋月涼
天海春香
ウツミ
上条当麻
木下秀吉
木下優子
佐天涙子
Ga.
四条貴音
浜面仕上
平沢憂
御坂妹(一00三二号)
マリオ
水瀬伊織
横山奈緒
吉井明久
ルイージ





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