二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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逃走中『其の四』 in プリンプタウン(缶)
日時: 2014/03/31 16:58
名前: 雨雲太郎 (ID: QDm7ZT.A)

今回の舞台となったのは、ぷよ魔導士たちの町、プリンプタウン。

謎の爆発によってとばされた少女あんどうりんごと謎の少年が、エコロやサタンの手によってパニックに陥れられた町の平穏を取り戻すために駆け回る!!


そして、アイドル、学生、ヒーロー、その他計18人の逃走者達の中に、賞金を獲得できるものは現れるのか…!?



逃走者一覧

秋月涼
天海春香
ウツミ
上条当麻
木下秀吉
木下優子
佐天涙子
Ga.
四条貴音
鈴木純
浜面仕上
平沢憂
御坂妹(一00三二号)
マリオ
水瀬伊織
横山奈緒
吉井明久
ルイージ



※雪歩目当ての方は今回残念ながら出演しませんのでブラウザバックしてください
※ドラマパートやりません詐欺
※ラフィーナとシグのことは探さないでください

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Re: 逃走中『其の四』 in プリンプタウン ( No.8 )
日時: 2013/12/01 16:41
名前: 雨雲太郎 (ID: QDm7ZT.A)



御坂妹「ミッションは基本的に行きません、と御坂はこれからの残り時間のニート生活を誓います」



御坂美琴のクローンである、御坂妹…。

ハンターとは、夢のアンドロイド対決だ…。



御坂妹「このゲームを切り抜けるためにはできるだけ無駄な移動を省かなければなりませんから、と御坂はこのニート生活に理由を付加してみます」



御坂美琴とは違って、随分慎重な考え方のようだ…。






仕上「ミッションはいかねぇ。全部他人任せで問題ないだろ」



同じく、ミッションに全く向かう気のない浜面仕上。

屋敷の裏に、身を潜め続けている。



仕上「ハンターに見つかっても一度くらいは逃げ切れると思うんだが…接近に気付けなかったら逃げ切れるもくそもなくなるからな」



ハンター「……」



仕上「おっと…言ってる側からか。こうやってすぐ気付けれるといいんだが、ミッションに集中すると注意力が散漫になるって絹旗に聞かされてんだよ」



逃げることに関しては、人一倍の自信と経験を持っている男。

過去にゲームに参加した絹旗最愛のアドバイスも聞き、逃げ切れる勝算は高いとみているようだ…。



仕上「………しかも、ミッションにいくとあいつらに会う可能性があるんだよな…」

スタッフ「あいつら、ですか?」

仕上「…えっと、俺が滝壺と付き合ってるのは知ってるよな…?」

スタッフ「らしいですね。…あっ」

仕上「俺、ここに収録にくるまでの途中で滝壺と一緒に買い物してたんだよ。それを木下兄弟に見られて…吉井明久と上条当麻に伝わっちまってさ……始まる前は人がたくさんいたから抑えてたんだろうが、目線がマジだった…殺る気だったぜ、あいつら」

スタッフ「……」



ハンター以外にも、外敵がいるようだ…。



仕上「見つかったら命はないと思わねぇと…」



リア充は、狩られるべきだ…。



仕上「!?!?」






憂「梓ちゃんも早かったけど、純ちゃんはもっと早かったですね…不安だなぁ…」



周りを気にしながら、ゆっくりと移動する平沢憂。



憂「前回、フラットさんのおかげで賞金を手に入れられましたけど、私はほとんども何もしませんでしたし…お姉ちゃんみたいに活躍できたらいいんですけど…」

スタッフ「前回手に入れた賞金は何につかったんですか?」

憂「軽音部のみなさんと、和さんと純ちゃん、他にもいろいろな友達とみんなで食事にいきました。それでもいっぱい残っちゃったんですけど、それは貯金して生活費や進学費用に使いたいと思ってます」



しっかりした、女…。



憂「今回も、もし逃げ切ることができたら…今度は家族旅行に行きたいです。いつもお世話になってるお母さんとお父さん、お姉ちゃんに感謝の気持ちとして」

スタッフ「(……お姉ちゃんにお世話に?)」






奈緒「あ、あった!あれよね認証装置!」



花畑にたどり着いた、横山奈緒!



奈緒「ゲームが進まんとクリアでけへんからな。このミッションはやらなあかんで!…って、あれ?誰か装置の近くにおるけど何してるんやろか…?」



明久「まさかこの装置は本当の装置のある場所を教えてくれるヒントみたいなものなのかな…?」



彼女が見たのは、あるはずもない2つ目の装置の存在を懸念する吉井明久…。



奈緒「あのー!どないしたんー!?」

明久「あ、横山さん。実はね、僕、重大な発見をしてしまったんだ…」

奈緒「じゅ、重大な発見…?」

明久「うん。なんとね…この装置、偽物なんだよ!!僕が手を置いても反応しなかったんだ!」



男だからだ…。



奈緒「そ、そんな!?そ、それじゃ、こことは別に本物の装置があるゆうこと!?」

明久「僕の推理が間違てなければね…」

奈緒「す、すごいで吉井さん!吉井さんってむっちゃ頭ええねんな!」

明久「……」ぶわっ

奈緒「ちょ、なんで泣きだすねん!?」

明久「ぼ、僕、生まれてきて、そんなこと言われたの、は、初めてかもしれない…ひぐっ…」



実際、バカだ…。



奈緒「ちょ、泣かんといてーな!それより早く本物の装置探しにいきましょ!」

明久「そ、そうだね。手分けして探そう!」

奈緒「ほいな!」



2人とも、認証せずに花畑から去ってしまった…。

先行きが、不安である…。






秀吉「ミッションは全部姉上に向かうように言われておるからのう…名前が出るとなればいかんわけにはいかんのじゃ」



姉、木下優子に言われ、ミッションに向かうことを強いられている木下秀吉。

なお、装置にはきちんと『男』として認証されるようになっている。



秀吉「姉上はどうも逃走中にはまってしまったようでの…家でも勉強が終わった後にどこから借りてきたのかわらん逃走中DVDを見て逃げ方を研究しておるのじゃ」

スタッフ「随分熱心なんですね」

秀吉「うむ、以前から読んでいた…おっとと、こうやってスタッフさんと話しすぎるのもよくないと言われておるのじゃ。注意が散漫になってハンターに気付けれない時があるらしいからのう…」

スタッフ「なるほど、失礼しました」



姉からのいいつけを守る、素直な弟…。

そして、もう1人の弟は…、



ルイージ「輝きを取り戻す!そうさ、俺ならできるんだ!やるぞ!!」

伊織「………あいつ、自分に言い聞かせるようなタイプの人間だったかしら…?」

ルイージ「おう!そこの君も輝いてるじゃないか!ナイスおでこだよ!」

伊織「な、なんですってーーっ!?!?むっきーーっ!!誰がピカピカオデコよ!!」



相変わらず、超ポジティブかつハイテンションのままだ…。


Re: 逃走中『其の四』 in プリンプタウン ( No.9 )
日時: 2013/12/01 17:45
名前: 雨雲太郎 (ID: QDm7ZT.A)


ウツミ「最近なんですけどね、私、猫になる夢をよく見るんですよ…」

スタッフ「猫、ですか?」



予選クイズ(?)を勝ち抜き、見事逃走中参加を果たした応募枠の1人である、ウツミ。



ウツミ「逃走中をやってる途中にいつのまにか自分が猫になってるんです。前回猫耳つけさせられたのが原因なんですかね…?」



それだけが原因では、ない気がする…。



ウツミ「まあ、それは置いといて…とりあえずミッションいきます。早めに終わらせておくにこしたことはないはずですから。幸いここからの距離も…」



Ga.「あ、ウツミさーん!!!」



地図で花畑の位置を確認していたウツミに、同じく応募枠の1人、Ga.が気付いた…。

そして、それと同時に…



優子「……っ!!」



同行している木下優子も、彼の存在に気付く…。




ウツミ「あ、Ga.さんと優子!」

Ga.「合流できてよかったです!いきなりなんですけど、ミッションいきません?多くの人がいったほうがいいでしょうし…」

ウツミ「はい、今いこうとしていたところです。一緒にいきましょう!」

Ga.「じゃあハンターが来ないうちに早く………優子さん?」

優子「……」チラッ



木下優子ちゃんへ

私の同志へ特殊ミッションを送ります。
今回出演した作者の『ウツミ』さんと『Ga.』さんの2人をうまくくっつけてktkr展開を繰り広げてください。
お礼はしますとも、ええ。






優子(なんかもう揃っちゃったんだけど!?!?え、なにこれ仕込まれてるわけ!?)



謎の特別ミッションの条件が、出されてからわずか5分でそろったまさかの展開…!

謎の力が、働いているのかもしれない…。



ウツミ「優子?おーい、優子!?…どうしたんでしょう?」

Ga.「さっきまで普通に歩いてたのに…あ、そういえば優子さん、ウツミさんを探さなきゃとか言ってたような…」

ウツミ「私ですか?何か用事でもあったのかな…」

優子「……」



スタスタスタスタ



ウツミ「……」

Ga.「……?」



優子「……ええい、ままよっ!!!」ドンッ

Ga.「ちょ、え!?!?」

ウツミ「わ、危ない!!」



ドンガラガッシャーン!!!



なんと、木下優子がGa.をウツミに向けて突き倒した!!



Ga.「いったった…何するんですk…うわぁ!?ウツミさん、大丈夫ですか!?!?」

ウツミ「あいたた…あ、いえ大丈b…ちょっ、ちかっ!」

Ga.「えっ、あ、あぁ!?す、すいません今どけま………」

ウツミ「ど、どうしたんで………」



優子「……///」



Ga.「ゆ、優子さん?もしもーし……顔が赤いまま完全に動きが止まっちゃってますけど…」

ウツミ「………そういえば優子って確か…あ、何か紙持ってる…?」

Ga.「ほんとですね…逃走方法のメモとかかな」テニトリチラッ



木下優子ちゃんへ

私の同志へ特殊ミッションを送ります。
今回出演した作者のウツミさんとGa.さんの2人をうまくくっつけてktkr展開を繰り広げてください。
お礼はしますとも、ええ。



2人「」

優子「…………はっ!?ア、アタシは何を……って、あれ?持ってたあの紙はどこに……あっ」

2人「」

優子「」



流れる、気まずすぎる雰囲気…。






伊織「もう、なんなのよあの緑!この伊織ちゃんにむかってピカピカオデコだなんて…!」

スタッフ「そこまでいってましたっけ…?」



さっきから、ご機嫌斜めのお嬢様…。



伊織「しかもあいつ、地図が読めないのか見てないのかわからないけど花畑と全然違う方向にいってるし…やる気あるわけ!?」

スタッフ「ま、まあまあ…」

伊織「ほんとにもう…なんて言ってる間に花畑についたみたいね。認証装置は…あれね!」



現在、認証に成功したのは佐天涙子とマリオの2人のみ。

前回認証したのはマリオであるため、女である水瀬伊織は問題なく認証することが出来る。



伊織「ここに指をおいたらいいんでしょ?」



ピッピッピッ



水瀬伊織認証 残り7人



伊織「よしっと…ってあと7人も!?ゲームがいつまでたっても始まらないじゃない…」



あと7人が認証するまで、タイマーは止まったままだ…。



ハンター「……」



その間にも4体のハンターは、エリアをくまなく捜索し続ける…!






涼「うぅ…行きたいのに…」



ばれるわけにはいかない事情(公開済み)のせいで、ミッションにいくことを躊躇っている秋月涼。



涼「律子姉ちゃんに怒られたりしないかな…でも、こればっかしは仕方ないよね…ん?」



そんな彼が、何かを見つけた!



涼「これは…え?赤色のぷよぷよ…?」

赤ぷよ「」

涼「結構大きいんですね…でも、なんでこんなところに落ちてるのかなぁ…?」



なお、ぷよぷよのサイズについてはウイルスと同じ大きさであることが計算により証明されていたりするが、その点には目をつぶって、バスケットボールと同じくらいの大きさだと思って欲しい…。



涼「うーん、気になる…ミッションで使ったりするのかな…?」


Re: 逃走中『其の四』 in プリンプタウン ( No.10 )
日時: 2013/12/01 17:48
名前: 雨雲太郎 (ID: QDm7ZT.A)



優子「ちっ、違うんです!こっ、これはその…えっと…そう!時期が大きく遅れたハロウィンの悪戯的な感じで…」

ウツミ「うん…うん…」

優子「……ごめんなさい」

Ga.「い、いや、別に僕達は怒ってないんで大丈夫ですよっ!」



少しずつ、落ち着きを取り戻しつつある3人。



ウツミ「しかし特殊ミッションって…この手紙は誰から受け取ったんです?」

優子「えっと、矢文っていうのかしら…?ゲーム中に矢と一緒に飛んできて…」

Ga.「矢文って…随分古典的な…」

優子「……うぅ…もうアタシ、学校でみんなと顔を合わせられる自信がないわよ…///」

ウツミ「ま、まあまあ…」

優子「あっ、ところで…なんでこの手紙はウツミさんとGa.さんをターゲットにしたのかしら…?」

Ga.「そういえば…もしかしてこの人…GaウツGaの促進者かっ…!?」

ウツミ「ちょっ、Ga.さん!?」

優子「GaウツGa…!?そ、その…やっぱり2人はそういう関係…///」

ウツミ「違うから!やっぱりって何!?」

優子「そ、そういえばウツミさんは時々ネ…」

ウツミ「ちょ、これ以上はあかん!!!」



緊迫感が、皆無だ…。






伊織「もう…全然来ないじゃないのよ!」



認証装置の近くに身を潜め、逃走者を待つ水瀬伊織…。



伊織「こうなったら呼び出すしかないわね…えっと、呼び出したら来そうなのは…こいつね」



その、電話のかけ先は…



明久「おっ?電話?誰からだろ…横山さんが本物の認証装置を見つけたのかも!」



勘違い男だ…。



明久「はい、もしもし?」

伊織『ねえ、今あんたどこにいるわけ?』

明久「その声…水瀬さん?えっと…今は…あれ?僕今どこにいるんだろう…」

伊織『地図を見なさいよ!地図を!読めないの!?』

明久「あ、そっか!地図地図……………」

伊織『…………』

明久「………ここどこだろ」

伊織『』ピッ

明久「えっと…こっちの花畑から来たから…ってあれ!?もしもし!水瀬さん!水瀬さん!?」



伊織「あれが自分より3つくらい学年が上だなんて思いたくないわ…」



愛想をつかされた、男…。



伊織「やっぱりこういうのはしっかりしてそうな作者に頼るべきなのかもね…電話を…ってあら?」



電話をかけようとした彼女の目に映ったのは…



当麻「ここが花畑…認証装置はあれか!」



上条当麻だ。



伊織「こっちよ!」

当麻「水瀬!?どうしてこんなところに…」

伊織「あまりに人が来ないからここで待機して呼び出してたのよ…みんな遅いんだから」

当麻「なるほど、それはすまなかったな…とりあえず認証をっと」



ピッピッピッ



上条当麻認証完了 残り6人



当麻「まだあと6人もかよ!?」

伊織「そうよ…もう執筆開始から何か月たってると思ってるのかしら」

当麻「は?」

伊織「なんでもないわ……森から誰か来てるっ!」サッ

当麻「ハンターか!?」サッ



急いで認証装置の影に姿を隠す2人…。



伊織「ちょ、こんな小さい装置に2人も隠れれるわけ…」

当麻「しーっ!気付かれないのにかけるしかねぇだろ!」



彼女らのもとに、現れたのは…!






残り時間 70:00

残り人数 17人


秋月涼
天海春香
ウツミ
上条当麻
木下秀吉
木下優子
佐天涙子
Ga.
四条貴音
浜面仕上
平沢憂
御坂妹(一00三二号)
マリオ
水瀬伊織
横山奈緒
吉井明久
ルイージ


Re: 逃走中『其の四』 in プリンプタウン ( No.11 )
日時: 2013/12/05 15:20
名前: 雨雲太郎 (ID: QDm7ZT.A)


??「……」



認証を終わらせた2人のもとへ迫る、ゆっくりとした足音…。



伊織「こっちに来るんじゃないわよ…」

当麻「……駄目だ、足音は近づいてきてるっぽいぞ…」

伊織「そんな…」



ハンター「……」



エリアには、4体のハンター…。



伊織「もう…声くらい出したらどうなのよ…っ!」

当麻「仕方ねぇ…俺が動いて気を引く!水瀬はうまく逃げてくれ!」バッ

伊織「ちょっ…」



当麻「おら!こっちだ!」

??「!?」



その、正体は…!



憂「か、上条さん!?」

当麻「ひ、平沢か…よかった…」



認証しに来た、平沢憂だ…。



伊織「よかった…ハンターじゃないのね…」

憂「え…?あ、そういうこと…ごめんね、驚かしちゃって…」

当麻「あまりに静かにゆっくり歩いてくるからもう駄目かと思ったぜ…とりあえず、平沢の認証が終わり次第ここから離れようか」

伊織「賛成よ。心臓によくないわ…」

憂「じゃあ、ちょっと待ってくださいね…」



ピッピッピッ



平沢憂認証完了 残り5人



憂「できました!とりあえずここから離れましょう」

当麻「見通しがよすぎるからな…とりあえずここを抜けるまでは3人で動くか」



見通しの良い花畑エリアを抜けようとする3人。

しかし、その横から…



ハンター「……」



今度こそ、本物のハンター…!



伊織「あと5人…まだ呼び出したいけどリスクを犯してまですることじゃないわね…」

憂「とりあえずここを出て別れたあとに、会う人会う人に声をかけたらなんとか…」

当麻「まずい!ハンターだ!!」



ハンター「……!」



気付かれた…。



当麻「バラバラに別れるぞ!」ダッ

憂「はい!」ダッ

伊織「なんなのよさっきから…っ!」ダッ



3人が別の方向に逃げる中、ターゲットとされたのは…






憂「こっち…っ!」



平沢憂だ…!



憂「純ちゃんのためにも頑張らなきゃ…!」



ハンター「……」



懸命に逃げるも、少しずつ距離は詰まっていく…!



憂「まずいよ…はぁ、はぁ…って、あれは…!?」



ルイージ「おお!平沢さん!!こっちに走ってきてどうしたんだい!?」



そこへ、おそらくミッションに向かっていたであろうルイージが鉢合わせた…!



憂「ハンター来てます!逃げて!!」

ルイージ「え?ハンターだって!?」



ハンター「……」



ルイージ「それはまずい!逃げな…あっ」ズルッ






ドンガラガッシャーンッ!!



憂「きゃぁっ!?ルイージさん!?」



方向を転換させようとしたときに足を滑らせ、転倒してしまった…!



憂「大丈夫ですか!?」

ルイージ「僕のことはいいから!早く逃げて!」

憂「そんな…」

ルイージ「来てるから!!」

憂「ご、ごめんなさい!!!」ダッ



倒れたルイージが、平沢憂をかばう…!



ハンター「……!」



ハンターの標的が、変わった…。



ポンッ






残り時間 70分00秒
賞金 0円

ルイージ確保
残り16人






ハンター「……」スタスタ

ルイージ「捕まっちゃったかぁ…でも、平沢さんを守れたし!僕は後悔してないよ!」



相変わらずの不憫さを発揮するも、未だポジティブな男…。






憂「はぁ、はぁ、はぁ…ごめんなさい、ルイージさん…はぁ、はぁ…捕まっちゃったよね…」



伊織「メール…『ルイージ確保、残り16人…ってあの緑!?そういえばちょっと声が聞こえた気がするけど……」



マリオ「おいおい、しっかりしてくれよルイージ…」



ゲーム時間が進まないまま、着々と増えていく失格者。

逃走者はいち早くこのミッションをこなさなければ、被害は増える一方だ…!

Re: 逃走中『其の四』 in プリンプタウン ( No.12 )
日時: 2013/12/09 20:13
名前: 雨雲太郎 (ID: QDm7ZT.A)



奈緒「うーん…勢いで探しにきたんやけど、本物はどこにあるんかいなー…私、探し物はあんまり得意じゃないんよ…」



吉井明久からの誤情報を真に受け、真の認証装置なるものを当てもなく探す難波娘…。



奈緒「うーん…あ、あれは!」



その彼女が、何かを見つけた…。



奈緒「春香さーん!!」



春香「その声は…奈緒!!」



同じ765プロアイドルであり、映画での共演が決まっている天海春香だ…。



奈緒「よかった…知ってる人にあえて嬉しいで」

春香「確かに心強いよね♪…あ、そうだ奈緒!番宣ですよ!番宣!!」

奈緒「番宣…?」

春香「番宣っていうか…映画の宣伝なんだけどね。ほら、たくさんの人に見てもらうために呼びかけよう?♪スタッフさん!いいですよね?」

スタッフ「は、はぁ…」

奈緒「さすが春香さん!よーし…気合入れて宣伝するで!」



仕事意識の高い、アイドル達…。



春香「2014年1月25日!」

奈緒「みなさんお待ちかねの『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』が」

2人「「ついに公開!!」」

春香「私たちレギュラー765プロメンバーはもちろんのこと!」

奈緒「私たちミリオンライブのメンバーからも何人かの出演が決定してます!」

2人「「絶対見てください!!」」ビシッ



スタッフ「(……打ち合わせてたのかってくらい息があってる)」



相変わらず、緊張感のない逃走中…。



奈緒「…あっ!それでな、春香さん!」

春香「え?きゅ、急にどうしたの?」

奈緒「今出てるミッションの認証装置なんやけど…花畑にあるのは偽物で、本物の認証装置は別の場所にあるらしいんよ」

春香「えっ、そうなの!?」

奈緒「吉井さんがその事実に気付いてくれたんよ。だから、本物探しに協力してくれへん!?」

春香「あ、明久君が…?うーん…信用していい…のかな…?明久君のことだしちょっと不安かも…」



その不安は、的中している…。



奈緒「自信に満ちてた顔やし間違いあらへん!ほら、急がんと!」ガシッ

春香「あ、ちょ、待って!引っ張らないでぇ!?!?」



強引に連れていかれてしまった…。






貴音「向こうの方から春香の叫び声が聞こえましたが…気のせいでしょうか」



その近くには、花畑を目指して移動する四条貴音。



貴音「もしかしたらはんたぁに追いかけられているのでしょうか…心配です」



そして…、



ハンター「……」



ハンターもいる…。



貴音「…おや?何やら面妖な気配がします」



ハンター「……」



貴音「はんたぁが近いのは私のほうかもしれませ……いました!」サッ



いち早くハンターに気付き、来た道を引き返す…!






ハンター「……」



気付かれずに、すんだようだ。



貴音「あれがはんたぁ…彼らはいったい何者なのでしょうか」



アンドロイドだ…。



貴音「それはそうと、これではみっしょんに行くのが厳しそうですね。仕方がありません、他の方たちに任せましょう」



ハンターの存在にミッションの足止めをくらった、四条貴音。

認証装置は諦めるようだ…。






涙子「まだかなー…みんな遅いよ?」



もうミッションをクリアしたため、残りの逃走者を待つのみとなった佐天涙子。

彼女が認証してから、既に10分の時が経過している…。



スタッフ「佐天さん、賞金は何に使うんですか?」

涙子「え?賞金ですか?そうですね…あんまり深くは考えてなかったけど、電化製品を一新しよっかなぁ?炊飯器や掃除機、あんまり調子よくなかったし」



意外と、家庭的な中学生…。



涙子「あとはやっぱり服とか鞄とか!もらえる賞金の額を考えたら、ちょっとくらい贅沢したってばちがあたったりしない…よね?」






Ga.「地図的にはそろそろついてもおかしくないですけどね、花畑」

ウツミ「あ、見えます見えます!」

優子「認証装置みたいなものも確認できるわ」



次に認証装置にたどり着いたのは、謎の盛り上がりを見せていた例の3人。



Ga.「さっきルイージが花畑エリアで確保されたってメールがありましたから、警戒を強めていきましょう」

優子「確保位置の情報を通知してくれるのはありがたいわね…」



3人で周りを警戒しながら、素早く認証装置に忍び寄る…。



ウツミ「よし…ん?これ、前に認証した人が男か女かは教えてくれないのか…」

Ga.「まあ、とりあえず認証してみましょうよ」

優子「あっ…できれば2人で手を重ねて…」

ウツミ「なんで!?」

Ga.「優子さんがそこまで頼むなら…ウツミさん」

ウツミ「いやいやおかしいですからその流れ!!…と、とりあえず認証させますよ」



ピッピッピッ



ウツミ認証完了 残り4人



優子「ってことは次は私ね…」



ピッピッピッ



木下優子認証完了 残り3人



Ga.「最後は俺っと…」



ピッピッピッ



Ga.認証完了 残り2人



優子「あと2人…男女1人ずつね」

ウツミ「とりあえずこんな見通しのいいとこでまとまってるのは危険ですし、一度ここから離れよう!」



無事、認証を終え、あと2人でミッションクリアのところまで迫った!

現在ミッションに向かっているのは、



明久「どこだ…?ヒントがないと流石にわかんないよ…」



奈緒「春香さん!そっちには??」

春香「ううん、ないよ!!」



架空の認証装置を探すことになってしまっているこの3人に加え…、



秀吉「もう遠くはないはずじゃ!」



木下秀吉の計4人!

つまり、正しい認証装置を目指しているのはたった1人だ…。

クリアは絶望的にみえるが、はたして…!




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