二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ポケットモンスターZーナナイロ冒険記ー
日時: 2015/03/22 01:02
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: oBSlWdE9)

初めまして。こーすけです本名じゃありません(笑)

今までは小説を書く活動はしてませんでしたけど。アニポケの映画『破壊の繭とディアンシー』を見てディアンシーの可愛さをどうにか伝えたいな〜と考えてたら。そういやカキコでディアンシーが出てくるポケモン小説って見てないな〜と思ってたらだったら自分で書いてしまおうと思ってこの小説を書き始めました。

【小説を観覧する際の注意】

・作者はド素人です。

・荒らしや悪口はやめてください、これだけは本当にやめてください。

・感想待ってます

・オリキャラ募集等は行なっておりません

・人間×ポケモンの写があります


【@_kousuke888】←これアカウント名
ツイッター始めました。小説の進行状況などはここで報告します。ポケモン、スマブラ試合の申し込みなどもここでw

オリキャラ募集は>>1を見てください。>>373改めてリュウトの紹介
世界観など>>29
モブキャラ募集の注意と例>>43
ダンジョン募集>>184
【本編の目次】
プロローグ>>32
第一話その1>>49、その2>>50
第二話その1>>58、その2>>59
第三話その1>>72、その2>>79
第四話その1>>89、その2>>90
第五話その1>>103、その2>>104
第六話その1>>116、その2>>117、その3>>118
第七話その1>>120、その2>>121
第八話その1>>125、その2>>143
第九話その1>>165、その2>>166
第十話その1>>170、その2>>171
第十一話その1>>182、その2>>183
第十二話>>200
第十三話その1>>220、その2>>221
第十四話その1>>228、その2>>229、その3>>230
第十五話その1>>237、その2>>238、その3>>239
第十六話その1>>267、その2>>268
第十七話その1>>281、その2>>282
第十八話その1>>303、その2>>304
第十九話その1>>323、その2>>324、その3>>325
第二十話その1>>335、その2>>336、その3>>337
第二十一話その1>>344、その2>>345、その3>>346
第二十二話その1>>352、その2>>353、その3>>354
第二十三話その1>>363、その2>>364、その3>>365、その4>>366
第二十四話その1>>369、その2>>370、その3>>371、その4>>372
第二十五話その1>>374、その2>>375
第二十六話その1>>377>>378

【短編の目次】
リュウトとディアンシーの旅の一コマである。
短編『赤ん坊』>>240
短編その2『映画鑑賞後』>>257
短編その3『マナー』>>295
短編その4『プロポーズ』>>300
短編その5『知りたくなかった新事実』>>307
短編その6『出会ってなかったら』>>328(今まで以上にリュウ×ディアなので注意)
短編その7『かわらずの石』>>347
短編その8『柔らかい方が・・・』>>359
短編その9『敵わない』>>376

番外編
ブルーレイ発売!>>308
ディアンシーのクリスマス>>309>>314>>315>>316>>317
ディアンシーのバレンタイン>>360

追記
タイトル変更いたしました

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Re: ポケットモンスターZーナナイロ冒険記ー ( No.373 )
日時: 2015/03/22 01:06
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: oBSlWdE9)

【改めて主人公紹介】

・名前:リュウト

・性別:男

・年齢:16

・容姿:身長165cmくらいのブサイクでなければイケメンでもないフツメン。100人中100人が普通と答えるくらい平凡な顔で、常にダルそうな目をしている髪の色は黒で耳までかかるくらいの平均的な長さ。服装は今まではXYの男主人公に近い服装をしていたが24話の終盤から衣装がガラッと変わり黒シャツの上に黒パーカーを着ている。下は黒ズボンを来て今まで被っていた帽子も被るのをやめ、新しく黒ぶちのオシャレメガネを掛けるようになった。オシャレメガネの為度は入っていない。左手が怪我してる為左手にのみ手袋をしている、新衣装は黒一色になっている。

・性格:クールっぽいけどクールじゃない。めんどくさがり屋だったのだが最近は自分からブラック団などに関わったりなどかなり正義感が強い方になって来ている
女性の足綺麗なや腹やうなじを見ると興奮する少し変態地味ている。

・一人称/二人称/三人称:俺/お前、てめえ、君など/お前達、てめえらなど

・手持ちポケモン
ラッタ(♂)NN【ラッちゃん】【ゆうかん】【こんじょう】
ひっさつまえば、かみつく、でんこうせっか、おいうち

モンメン(♀)NN【モンモン】【おくびょう】【いたずらごころ】
メガドレイン、せいちょう、ようせいのかぜ、やどりぎのたね

ロトム NN【ロロ】【ひかえめ】【ふゆう】
でんきショック、かげぶんしん、おどろかす、ハイドロポンプ(最近は洗濯機で安定)

イーブイ(♀) NN【イブ】【ひかえめ】
でんこうせっか、ずつき、すなかけ

ポケモンの卵

控えめメンバー
ドガース(♂)NN【ドガちゃん】【おくびょう】 【ふゆう】
ヘドロこうげき、クリアスモッグ、だいばくはつ、みちづれ

旅の仲間
ディアンシー NN【ヒメ】 【れいせい】【クリアボディ】
ダイヤストーム、ムーンフォース、めいそう、サイコキネシス
【正式な手持ちではないがリュウトが旅をするキッカケになったポケモン。最初は本当にただの同行人だったが最近はともにブラック団と戦う事が多くなった。最近リュウトが気になって来ている】


・サンプルボイス
「やれやれ……」
「そう言うのはなんて言うか知ってるか?大人気ないって言うんだぜ…」
「それが運命ならそれに従うぜ…」
「へいへい、分かりましたよお姫様」
「う〜ん、やっぱ女性の腹のくびれっていいなこうなんかそそられる」

・その他の設定
ブラック団との戦いで精神的にも成長して来ており何事にもあまり同時なくなってきいる。最近ではスケベな一面も見えて来ている、妹のアミが言うにはオシャレにはかなり疎いらしい、ディアンシーに惚れているような写がいくつかある
不満は秘伝マシンはなんでジムバッチ持ってないと使えないのかである。

Re: ポケットモンスターZーナナイロ冒険記ー ( No.374 )
日時: 2015/03/02 22:20
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: w93.1umH)

【第二十五話:ニックネーム】その1

・・・・

これはクロバットを倒した後の一週間の間にあった出来事である。リュウトは久しぶりに妹のアミと再開した為もう少しアミといる為にこの街に居座っていた。

〜ポケセンリュウトの部屋〜

「お〜い、ラッタ、モンメン、ロトム。後タマとツボ下でポケモンフード買ってきたぞ〜あ〜疲れた」

リュウトの両手にはポケモンフードと自分達が食べるカップヌードルが入っているレジ袋を持っている。今街がクロバットにより酷い状態になっているので買い物だけでも一苦労である

「ラッチャ!」
「モンメ〜」
「ロトト!」
「ドガ〜」
「ニャ〜」
「ツボッ!」

ラッタ達は嬉しそうにリュウトの方に寄ってくる。ディアンシーは「またカップ麺ですか」と溜め息を付きながらそう言った。ベットに座っているアミは「う〜ん」と言いながらなにか考えていた。

「どうしたんですか?」

ディアンシーが何を困っているのか聞いて見た。

「いやさ、お兄ちゃんってさ自分の手持ちにニックネーム付けないのかなぁって?」
「え?」

ポケモン用の器にポケモンフードを入れていたリュウトがアミの方に顔を向ける。
そんな事考えた事もなかったとリュウトは思った。

「ニックネーム……ねぇ…でも、今頃って感じだなぁ」
「いやいや、そんな事ないでしょ!?今でも遅くないって!付けてあげなよ!」
「……よし、そうだないつまでも種族の名で呼ぶのも堅苦しいしな。お前らにニックネームを付けよう!」

ラッタ達にニックネームを付ける事にしたリュウト、ラッタ達は首を傾げて不思議そうに見ている。

・・・・

「付けると決めたが……。なんて名前にすりゃいいんだ?」
「変な名前付けたらその名で一生生きていく事になるんですからね。恨まれますからね」
「ディアンシーちゃん怖い事言うね…」
「ポケモンを代表して言っただけです、最近そう言う人間増えてますから変なニックネーム付けて可愛がって人ポケモンからして見れば大迷惑ですよ」

ディアンシーがリュウトに変な名を絶対付けるなと釘を指しておく。リュウトは「むむむっ」と悩む

「……シンプルにラッちゃんとかどうかな?」
「おっ、それいいな採用。それなら全然変じゃないし流石だなアミ」

アミの案をすぐ採用したリュウト、アミの頭をよしよしと撫でる

「ちょっ…やめっ…ばかっ///」

アミも満更でもなかった。ラッタの名前はラッちゃんとなった。ディアンシーは流石にシンプル過ぎる気もするがと思ったが言うのはやめた。

「ラッ?」

ラッタは自分でもよくわから無いまま自分のニックネームを決められてしまった。ラッタ事ラッちゃんは首を傾げている。

「次はモンメンか……どうしようかなっ…フワフワとかモフモフとかどうよ」
「う、う〜ん微妙かな〜?」
「ないですよ」

リュウトのネーミングセンスにアミは苦笑いで首を傾げながらそう言う、ディアンシーは細い目でリュウトを見ながらすぐに提案した名前を切り捨てた。

「そうか?じゃお前だったらなんて付けるんだよ?」
「わたくしですか?わたくしなら………。モンモン?」
「対して変わってないよ!?」

ディアンシーが考えた名前も対してリュウトと変わっていない事に思わずアミは突っ込み。リュウトは「やれやれ」と言った。ディアンシーはカチンと来たのかリュウトから図鑑を取り上げモンメンの名前欄にモンモンに入力した。

「あっ…おいおい」
「モンメン貴女の名前は今日からモンモンです!いいですね………?」
「モ、モンメ!」

モンメンはディアンシーの気迫に押されモンメンはコクコクと頷いた。モンメンの名前は「モンモン」となった。

この後、ロトムは「ロロ」、ドガースは「ドガちゃん」とニックネームが付けられて行った。ディアンシーはやはり単純すぎないか?と疑問を抱く。自分が言える事ではないが……。そして、ふっとまた違う疑問が浮かび上がった。

「(あれ?もしかしてこれってわたくしも名前を付けられるんじゃ!?)」

もしかしたら自分にも名前を付けて貰えルンじゃないかと思い始めワクワクし始めるディアンシー。

「おっ、カップ麺もう出来てんじゃん」
「本当だ。というかさお兄ちゃんいつもこんな食事ばっかとってんじゃないでしょうね?」
「うぐっ……。」

痛いとこを付かれてしまったリュウトそうこの旅が始まってからロクな食事をとっていない基本カップ麺や外食などで済ませている。アミがガミガミとバランスが悪いなど体調を崩しやすくなるなどと説教をする。

「(あ、あれ?)」

いつまで立っても自分の名前を決める感じにはならず少し焦りを感じるディアンシー。そしてこのまま名前を決められずに昼食は終わった。アミは少し用事があるとリュウトに言いどこかに行ってしまった

「用事って……建物ほぼ壊れてるぞ…なんなんだ?」
「…………」
「あ〜、ディアンシー……その、『ヒメ』なんてどうだ」
「!!」
「ロイヤルプリンセスなんだろ?だからヒメ。まぁ別に嫌ならいいんだがってか自分で決めても」
「うわぁぁぁぁっ!リュウト〜〜〜〜〜!」

いきなりディアンシーが泣きながらリュウトに飛びついてきた。リュウトはちゃんと驚きながらもディアンシーを受け止める。自分の胸の中で泣いているディアンシーの頭を撫でながら慰める。もしかしたら自分が言った名前が嫌だったのだろうか?と考える。

「もしかして嫌だったか?」
「違います!違いますっ!ヒメでいいです!!忘れられてたんじゃないかと思ったんですっ!うぇえええん!」
「忘れるわけないだろ……全く」

リュウトはディアンシーを…ヒメを優しく抱きしめた。

「これからもよろしく、ヒメ」
「はぃ……!」

・・・・

Re: ポケットモンスターZーナナイロ冒険記ー ( No.375 )
日時: 2015/03/02 22:25
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: w93.1umH)

その2

・・・・

〜???〜

「ほっほっ、改造ポケモンの存在を大量の人間に見られ、マナフィの卵も奪い返されたが失敗ではない。ほれ」
「…………」

薄暗い謎の部屋でラボエが王座に座っているブラック団の『ボス』に奪ったこの地方にいる新種の伝説のポケモンの書類を渡した。あくまで今回の作戦の目的はこれである為失敗ではないと言うラボエ。

「ワシは今回の騒動でちょいと疲れた部屋で寝とるぞ」
「…………そうか。もう起きる事はないけどな…」
「はぁ?……!!なんじゃ、部屋が妙に寒いっ…!!」

ラボエはボスの言っている事が理解出来なかった部屋が妙に寒いことに気づく。ラボエはボスは自分を殺す気でいる事に気が付き。ハイパーボールからパラセクトを出した。

「殺される前に貴様を殺る!これでこの組織の首領はワシじゃっ!!パラセクト!」
「パラァッ!!」

パラセクトがボスに向かって突っ込むが潜んでいた『パルシェン』が横からパラセクトにタックルをしパラセクトを壁まで吹っ飛ばす。部屋の寒さはパルシェンの仕業である

「パ、パラセクト!や、殺れ!殺るんじゃ!」
「セ、セクト!!」

パラセクトとパルシェンがドン!!とぶつかり合う……すると、パラセクトの体が凍り付き始め。パラセクトは氷漬けになるラボエは目を大きくして驚くがポッケに入っていた『なんでもなおし』をパラセクトに掛けるが氷は溶ける気配がないなんでもなおしは状態異常を全て直すアイテムのはずなのに……。

「な、なぜ!?」
「・・・私のパルシェンの氷はそんなチャチな物じゃ溶かせはしないさ。エンテイやホウオウでも連れてこないとな…」
「た、助け……」

パルシェンはふぅ〜とラボエに向かって氷の息を吐きラボエを凍らせる。そしてパルシェンは凍っているラボエとパラセクト向かって思いっきり突撃し氷をバラバラにする。勿論ラボエとパラセクトもバラバラになる。

「もう、貴様に生きる価値はないクズめ……。ジェシー来い…以上」

ボスは近くにあったトランシーバーのような物を取ってそれだけ言いトランシーバーを元に戻した。しばらくするとキャラメル色の髪をした少女……。幹部の一人『ジェシー』がこのボスの部屋にやって来た。

「ボス、来ましたヨ」
「よく来たな……次の作戦はお前の部隊にまかせる。目的地はラクスタウンの近くにある『神秘のジャングル』と呼ばれる森だ。この森にはあの幻のポケモン『ミュウ』が出ると言う噂だ。捕まえればミュウツーの大量生産は夢じゃないだろ」
「ふっふっふっ、まかせてくださーい!私にかかればチョチョイのチョイデス!」
「期待しているぞ……。」

・・・・

「腕がなるネ!早速部下を集めてその森に向かうデス!!」

ジェシーはボスの部屋から出るとニヤッと笑い早速自分の部下達を集めて『ミュウ』が生息すると言う『神秘のジャングル』に向かう。

・・・・

その頃、リュウト達は……。

アミが用事が済んでリュウトの部屋に戻ってきた両手は紙袋で塞がっていた。その紙袋をドサッとリュウトの前に置く。

「なんだこれ?」
「いいから、中身を見て見て!」

リュウトとディアンシーは首を傾げる紙袋の中身を出してみると、黒パーカーと黒ズボン、そしてお洒落な黒ぶち眼鏡と言う黒ファッションの三点セットが出てきた。

「ま、まぁそのお兄ちゃんには助けられたし……それに、その服もうボロボロでしょ…?だから私からのプレゼント…。着て見て…」
「ふん、ありがとうなアミ」

リュウトはクスッと笑ってアミに礼を言いアミの頭をよしよしと撫でる。アミはかぁ〜と顔を赤らめる。そしてリュウトはアミの買ってきた服を着てみる

「どうだ?」
「いいと思いますよ、なんか別人になったみたいですよ」
「そうか?」

ディアンシーが別人みたいになったと褒めた多分帽子を脱いで眼鏡を掛けたからだろう。アミは脱いでベッドに置いてある前の服をよく見て見ると穴が空いていたり血がついていたりとかなり汚れていて毎日こんなのを着ていたのかと思うと若干引く。

この後、アミがドガを引き取ってもいいかと聞いて来てリュウトはOKを出した。理由は特に聞かなかった多分ドガが可愛いから家で飼いたいのだろう。アミは変わったのを可愛いと思う変わり者である。そしてマツクリの所に行ったりルカがリュウトに挨拶に来たりなどもした。そして一週間後ばっちり休息をとったり衣装も変わり手持ちにもニックネームもつけたので新しい気持ちで旅を再開した

「行こうぜ、ヒメ」
「はい、リュウト!」

この後、シモーナから卵などを貰ったりする……。

・・・・

【第二十五話:END→第二十六話に続く】

余談
すいません…かなり手抜きですはい…ちょっとスランプ気味です…リュ×ディの短編更新しますはいw誤字があったら教えてください!

Re: ポケットモンスターZーナナイロ冒険記ー ( No.376 )
日時: 2015/03/02 22:30
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: w93.1umH)

短編その9『敵わない』

・・・・

「ラッタ、でんこうせっかだ!」
「ああ!?俺のカモネギがぁ〜〜」

リュウトはラクスタウンに向かっている最中短パン小僧の『ヨシキ』に勝負を仕掛けられてラッタ一匹でヨシキの手持ちハリーセンとカモネギを圧倒していた。

「くそっ〜次は負けないからな〜〜〜〜!!!」
「(もう会う事はないと思うけどな)あぁ、強くなれよ〜」

ヨシキは戦闘不能になった二匹を回復させる為急いでポケモンセンターに向かった。リュウトはじゃあな〜と手を振る。ヨシキが見えなくなるとリュウトはしゃがみラッタの頭をよしよしと撫でる。

「よく頑張ったな〜ラッタ〜、強くなったな、大活躍じゃないか〜」
「ラッタ〜」

ラッタはリュウトに撫でられるのが気持ちいいのか満面な笑みを浮かべている、その笑みを見てリュウトは更に嬉しくなり少し強くワシャワシャと撫でる。リュウトは撫でるをのやめてラッタをモンスターボールの中に戻す。

「ふふっ、ボールの中で休んでろ」
「リュウト」

後ろでバトルを見ていたヒメが話しかけくるっとリュウトは後ろを振り返る。一体どうしたんだろうか?

「ちょっとかかんでください」
「なんで?」
「いいからっ!早く!」

リュウトはヒメの言われたとおり少しかがむとヒメがポンと自分の小さな手をリュウトの頭に置きよしよしと優しく撫で始めた。

「リュウトも頑張りましたね、支持…トレーナーが支持を頑張ってこそポケモンバトルは成り立つんです。わたくし分かってますから」

リュウトはクスッと笑いフッと思った。

「(お前には敵わねえな……。可愛い奴、抱きしめたら怒るかな?)」
「?」

END

・・・・

余談
久しぶりにイチャイチャを書いた気がします。25話もイチャイチャかw久しぶりでもなかったですね。短編が久しぶりでしたね近いうちにしたっぱも更新出来そうです!誤字があったら教えてください!

Re: ポケットモンスターZーナナイロ冒険記ー ( No.377 )
日時: 2015/03/22 00:53
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: oBSlWdE9)

【第二十六話:大好きクラブ】その1


・・・・

ラクスタウンに向かう為に六番道路を進んでいるリュウト達、その途中勝負を仕掛けてくるトレーナーは何人もいた。だが、そのトレーナー達はみんなリュウトの敵ではなかった。ラクスタウンに到着する直前……。

「なんだ。このデカブツ……」
「橋を完全に占拠していますわね…………」

橋さえ渡ればすぐそこにラクスタウンがあるのだがその橋にいねむりポケモンの『カビゴン』がいて昼寝をしていた。カビゴンは起きる気配は全くないカビゴンがどいてくれないとラクスタウンにはいけないのである。

「おいおい、ここさえ渡ればそこに町があるつーのに。おい起きろデカブツ」

リュウトはツンツンとカビゴンの横腹を突つくムニュゥと指が沈んだ。「う〜ん」と言う表情をするリュウト。どうするかと考え始める。池を泳いで渡る…いや、せっかくアミから貰った服が台無しになってしまう。

「仕方ねえ、ちょっと乱暴だが攻撃して起こすか。多分並の攻撃じゃ通用しないだろうヒメ頼む」
「任せてください!」

ヒメがムーンフォースをカビゴンに放って無理矢理叩き起こそうとしたその時。

「ちょっと〜、待ってください〜〜!」

タキシードとを着てシルクハットを被っている小太りの中年男性が二人の前に現れた。急に現れた男にリュウトとヒメは思わず驚く

「な、なんだてめえ?」
「走って来たせいで汗ダラダラじゃないですか」

小太りの男は急いで走って来たので汗をダラダラかいておりポケットからハンカチを取り出し汗を拭き汗でびしょ濡れになったハンカチをまたポケットの中に入れる。リュウトとヒメは細い目でその光景を見た

「「(汚いなぁ……ん?)」」

一瞬考えが一致した気がしたリュウヒメであった。

「私はポケモン大好き倶楽部会長の『シゲゾウ』と申します。ふへへ」
「いや、名刺出されましても…うわ!?手汗で名刺濡れとる!?」

彼はポケモン大好き倶楽部と呼ばれるポケモンがとにかく好きな集団のリーダーなのだシゲゾウは胸ポケットから名刺を出すリュウトは受け取ろうとすると名刺がシゲゾウの汗で濡れている事に気づく。

「で、その会長さんが何の用ですか?」
「ほほぉ、喋るポケモンですか…しかも可愛らしい……。」
「その汚い手で触ったりしたらてめーの顔面飛ぶからな」
「ひぃぃぃ!?あ、あなた達に用と言うのはそのカビゴンに害を加えないで欲しいのです!」

シゲゾウの要求はそこで寝ているカビゴンを傷つくないで欲しいと言う物であった。しかし起こさないと二人は旅が出来ないのだ

「なんで害を加えちゃ駄目なんだ。」
「それは私がカビゴンを欲しいからですよ〜。私は傷がないピカピカの状態でこの子が欲しいんでーす!今までこのカビゴンを起こそうとしてきた連中は全員追い返してきました〜」
「じゃ、さっさと起こして貴方が捕まえればいいじゃないですか」
「そうしたいのは山々なんですが起こし方が分からなくて困ってるんです〜」

シゲゾウはそう言いチラチラとリュウトをみるリュウトははぁと溜め息をつきバトル以外でこのカビゴンを起こすのを仕方なく付き合う事にした。

・・・・

リュウトとヒメは一旦道を引き返していた。ヒメは不思議そうに首を傾げながらリュウトに聞いて見た。

「なんで道を引き返してるんですか?」
「確かこの辺に木の実がめっちゃなってた木があった筈、木の実でアイツを起こすんだ」
「なるほど、カビゴンは大食いポケモンですもんね!でも、なんであんな男に協力を?」
「誰があんなデブに協力なんかするかよ。カビゴンを起こせばこっちのもんだ起きた瞬間バトルを仕掛けてモンスターボールを投げて捕まえればいいんだよ。まぁあのまま攻撃で起こしてもよかったがあのデブがうるさそうだったからな」

ディアンシーは両手をポンと叩きなるほど〜と納得する。ヒメはリュウトに寄り添って「リュウトも悪いお人ですね〜」と煽る。

「そんな事はないよ〜、あはは〜」
「あ、お待ちなさ〜いリュウト〜」

リュウトとヒメは浜辺や花畑などで恋人がよくするあれをやっている。リュウトが前に走りヒメがそれを追いかけている。

「あっ」

走っていると前に二匹の『イーブイ』がいる事に気がついたリュウト二匹のうち一匹がもう一匹に覆いかぶさっていた。リュウト急に止まることが出来ず覆いかぶさってるイーブイを蹴り飛ばしてしまった。

「ブイッ!?」

蹴り飛ばされたイーブイは倒れてピクピクとなっていた。

「すまんな、だけどこんな昼間からいい身分だなおい俺もこんな時間からそんな事してみてぇよ」
「確かに道の真ん中で、そのうえ昼間からなんてとんでもないですわね」

リュウトは蹴り飛ばしたというのに謝る気は全く持ってないようだ。寧ろイーブイの方が悪くなっていた。すると押し倒されてた方のイーブイがリュウトの足に寄って来てスリスリと頬ずりをしてきた

「なんだ?」
「ブイッ、ブイブイ!ブイブイッブブイ!」
「『助けてくれてありがとうございます。実は政略結婚させられそうになってて…相手の雄に無理矢理交尾させられそうだったのを貴方が助けてくれたんですっ!』ですって」
「政略結婚って…ポケモンにもあるんだな」
「縄張り争いはよくある事です、まぁわたくしには関係ないですけどね」

イーブイはリュウトの顔を見てポッと顔を赤くしたヒメは「ん?」と言う表情をする

「ブイ……ブイッブイブイブブイブイ……///」
「はい?『危機を救ってくれた貴方に一目惚れしました?旦那様?私も連れて行ってください』」
「お、おう」

自分の危機を救ってくれたリュウトに惚れてしまったイーブイはリュウトの手持ちになる事を決めた、リュウトはイーブイをゲットしたニックネームはイーブイのブイを逆さにして『イブ』になったイブはリュウトの肩に乗って頬ずりをしている

「ブイ〜〜///」
「くすぐったいぞこら」
「面白くないです!」

ヒメはもう片方の肩に捕まるリュウトは驚いて少しバランスを崩した。

・・・・


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