二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ポケットモンスターZーナナイロ冒険記ー
- 日時: 2015/03/22 01:02
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: oBSlWdE9)
初めまして。こーすけです本名じゃありません(笑)
今までは小説を書く活動はしてませんでしたけど。アニポケの映画『破壊の繭とディアンシー』を見てディアンシーの可愛さをどうにか伝えたいな〜と考えてたら。そういやカキコでディアンシーが出てくるポケモン小説って見てないな〜と思ってたらだったら自分で書いてしまおうと思ってこの小説を書き始めました。
【小説を観覧する際の注意】
・作者はド素人です。
・荒らしや悪口はやめてください、これだけは本当にやめてください。
・感想待ってます
・オリキャラ募集等は行なっておりません
・人間×ポケモンの写があります
【@_kousuke888】←これアカウント名
ツイッター始めました。小説の進行状況などはここで報告します。ポケモン、スマブラ試合の申し込みなどもここでw
オリキャラ募集は>>1を見てください。>>373改めてリュウトの紹介
世界観など>>29
モブキャラ募集の注意と例>>43
ダンジョン募集>>184
【本編の目次】
プロローグ>>32
第一話その1>>49、その2>>50
第二話その1>>58、その2>>59
第三話その1>>72、その2>>79
第四話その1>>89、その2>>90
第五話その1>>103、その2>>104
第六話その1>>116、その2>>117、その3>>118
第七話その1>>120、その2>>121
第八話その1>>125、その2>>143
第九話その1>>165、その2>>166
第十話その1>>170、その2>>171
第十一話その1>>182、その2>>183
第十二話>>200
第十三話その1>>220、その2>>221
第十四話その1>>228、その2>>229、その3>>230
第十五話その1>>237、その2>>238、その3>>239
第十六話その1>>267、その2>>268
第十七話その1>>281、その2>>282
第十八話その1>>303、その2>>304
第十九話その1>>323、その2>>324、その3>>325
第二十話その1>>335、その2>>336、その3>>337
第二十一話その1>>344、その2>>345、その3>>346
第二十二話その1>>352、その2>>353、その3>>354
第二十三話その1>>363、その2>>364、その3>>365、その4>>366
第二十四話その1>>369、その2>>370、その3>>371、その4>>372
第二十五話その1>>374、その2>>375
第二十六話その1>>377、>>378
【短編の目次】
リュウトとディアンシーの旅の一コマである。
短編『赤ん坊』>>240
短編その2『映画鑑賞後』>>257
短編その3『マナー』>>295
短編その4『プロポーズ』>>300
短編その5『知りたくなかった新事実』>>307
短編その6『出会ってなかったら』>>328(今まで以上にリュウ×ディアなので注意)
短編その7『かわらずの石』>>347
短編その8『柔らかい方が・・・』>>359
短編その9『敵わない』>>376
番外編
ブルーレイ発売!>>308
ディアンシーのクリスマス>>309、>>314、>>315、>>316、>>317
ディアンシーのバレンタイン>>360
追記
タイトル変更いたしました
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- Re: ポケットモンスターZーナナイロ冒険記ー ( No.368 )
- 日時: 2015/02/20 23:31
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: Uc2gDK.7)
>ローズさん
返信遅れました。すいませんお久しぶりでございます
視点小説のお誘いありがとうございます。え〜視点小説と言うのはリレー小説みたいな物でしょうか?すいません、お断りさせて貰います自分の小説だけでも精一杯な状態なもので…。本当にごめんなさい!!
余談
第二十四話更新しまーす
- Re: ポケットモンスターZーナナイロ冒険記ー ( No.369 )
- 日時: 2015/02/20 23:40
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: Uc2gDK.7)
【第二十四話:決着を付ける】その1
・・・・
「うわぁ…これはまた酷いな」
「街が殆ど壊滅状態ね……。派手に暴れてるわ…」
ブラック団の基地から外に出たリュウト達が見た物はプレミシティの建物がほぼ壊され尽くされている光景であった。数時間前の綺麗でド派手なプレミシティは影も形もない。
ボゴォオオオオオオ!!
少し離れた所から爆発音が聞こえ、驚き目を大きくするリュウト達急いで爆発の音が聞こえた方へと走った。
・・・・
「クロオオオオオオバァアアアアア!!!!」
「うわあああああっ!」
改造クロバットを止めようとした一般トレーナー達は歯が立つ筈もなく無残にやられていった。
「くっ、このクロバットは一体なんなんだ…そもそもクロバットなのか…?」
騒ぎを聞き付けたマツクリも来ていた。クロバットを止める為に来たのだが手持ちであるサンド、ユンゲラーは一瞬にして倒されてしまい路地裏に隠れていたトレーナー達やポケモン達がやられて行く中で自分は隠れることしか出来無い自分が情けなく思っていた。マツクリはクロバットの姿を見て本当にクロバットなのか疑っていた。
「クロォォォ……ッッ!!」
口の周りに光が集まり始める、はかいこうせんで向こうのビルを破壊しようとしているその時。
「おっと、それ以上はいかせんぞ。クロバットお前はワシのカキタレになってもらうからの…!パラセクトやどりぎのたねで動きを止めろ!」
はかいこうせんを放とうとした瞬間にクロバットの前にラボエが立つ、パラセクトは口から種を吐き出すその種から蔓が出てきてクロバットを縛り付けようとするが
その蔓をクロバットは軽々と避ける、しかしラボエは避けられたというのにニヤッと笑った。
「……クロ!?」
なんと避けた蔓がクロバット向かって戻ってくる。クロバットは蔦を何度も交わすがまるで蔦は生きているかのようにクロバットを追いかける。
「ワシのパラセクトの『やどりぎのたね』の蔦は生きておる自由自在に動き回る!ターゲットを捉えるまで追いかけるぞ!」
ラボエのパラセクトが使う『やどりぎのタネ』から出てくる蔓は自由自在に動き回り相手を捉えるまで追いかけてくるというとんでも能力があった。
「クロバッ!!」
クロバットのエアスラッシュ!やどりぎのタネの蔓を切り落とそうとするが蔓はエアスラッシュを何なくと交わし蔓はクロバットの体に絡みつく。クロバットの体力がドンドンと吸い尽くされて行く。
「ハハハハハハッ!いいぞ、限界まで減らしたらこのハイパーボールで捕まえてやるっ!」
ラボエは懐から空のハイパーボールを一つ取り出す。ハイパーボールはモンスターボール、スーパーボールよりも性能がよく捕獲が成功しやすい。ブラック団の団員は手持ちのポケモンを全てこのハイパーボールに入れるように決められている。
「エレキッド、電気ショック」
「ぬぅっ!?」
ラボエの背後から少女の声が聞こえた後ろを振り返る前に『でんきショック』が飛んできた。狙いはラボエではなくラボエの右手に持っていたハイパーボールであった。でんきショックは正確にハイパーボールに直撃し。ハイパーボールはバラバラになって壊れる。
「…………。ほお、数多くあるボールの中でもかなりの強度を誇るハイパーボールをでんきショック一撃で破壊するとはのお、そのエレキッド欲しくなったぞ!!!!」
ラボエは勢い良く後ろを振り返ると鬼の形相になっているルカが立っていた。ラボエはそのルカの顔を見ても怯むことなく睨みつけている。
「この騒ぎはお前らの仕業だな…おいジジイお前も今のハイパーボールみたいになるから覚悟しろ」
「怖いのぉ……年寄りは大切にして欲しいものだ。パラセクト、やどりぎのタネ」
「セクト!」
パラセクトは再び複数の種を口から吐き出し種が地面に植え付けられるとすぐに蔓が生えてきて蔓が標的を見つけると自ら襲いにかかりに行く
「エレキッド、でんきショックで蔓を燃やして!」
「エレキ!!!」
エレキッドのでんきショックを蔓に向け放つが、蔓は軽々しく避けエレキッドの体に絡みつくルカは思わず目を大きくして驚くがすぐにいつもの表情に戻った。
「よし、HPを削り取れ!!」
「エレキッド、蔓を掴んで電気を流すのよ!」
「なにっ!?」
エレキッドはニヤと笑い体に巻きついている蔓を掴み電気を流した。すると蔦は真っ黒の灰へと化した。
「そのまま、れいとうパンチ!」
「エレキッ!!!」
左腕を凍らせてパラセクトに突っ込んで行くエレキッド。だが、エレキッドの腕をガシッとパラセクトは掴んで止める。
「なっ…」
「ははははははっ!残念じゃったなこのワシのパラセクトは並のパラセクトじゃないからな。さっさと助けないとエレキッドの腕は真っ二つになっちまうぞ」
ギチギチとと言う音がエレキッドから聞こえるこのままではパラセクトの鋏のような腕でエレキッドの腕が引きちぎれてきまう。
エレキッド、振り払って!」
「キッ……ドォ!!」
「無理無理、エレキッド程度の腕力じゃこのラボエのパラセクトは振り払えわけがないからのぉ。鋏力を強くしろ!!」
ギチギチギチ……と音がどんどん大きくなって行くエレキッドは悲鳴をあげ暴れるが全く持ってビクともしない。ラボエは勝ちを確信してニヤッと笑う。
・・・・
- Re: ポケットモンスターZーナナイロ冒険記ー ( No.370 )
- 日時: 2015/02/20 23:45
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: Uc2gDK.7)
その2
・・・・
「エレキッド……左手が使えないなら…右手でれいとうパンチ!!!」
「……!…キッドォッ!!」
「パラァッ!??」
挟まれていない右手を冷気で凍らせてボコォ!とパラセクトを思いっきり殴りつける、左が挟まれてて上手く力が出せないが今のでも中々の威力であった。パラセクトはれいとうパンチの衝撃で腕の力を思わず緩めてしまった。左手がやっと解放されたエレキッドはもう一度れいとうパンチでパラセクトを殴りつけ、ラボエの方に吹っ飛ばした。
「ほほお…ワシのパラセクトをまさかここまで痛めつけるとはな」
「もう終わりね…。エレキッドとどめよ」
「だが、ワシにはまだこいつがいる!!!」
ラボエが後ろを振り返るやどりぎのタネの蔓でHPを座れ続けていたクロバットがじたばたと暴れていたが今は大人しい。限界まで吸われてしまったのだろうか。
ラボエは懐からまたハイパーボールを取り出した。まだ隠し持っていたようだ
「!…その改造ポケモンを捕まえる気ね、させないエレキッドかみなりパンチ!」
「エレエレッ!!」
エレキッドはラボエをかみなりパンチで殴りつけて捕獲を阻止しようとした瞬間!!
「………セクトォォ!!!」
「!!」
倒れていたパラセクトが急に立ち上がりエレキッドの腹部をきりつける。
深く傷をつけられたエレキッドはその場でバタンと倒れ戦闘不能になってしまう。
「……パラセクトは戦闘不能になってた筈なのに…」
「そんなわけないじゃろ、パラセクトはクロバットの体力を奪って回復しとったじゃからな。」
パラセクトはクロバットに縛っていた蔓で少しずつだが回復していた。ふっふっふと笑いラボエはハイパーボールを改造クロバットに向け投げる。ハイパーボールがクロバットの目の前まで行くと………。
クロバットは目付きが変わりブチッ!と勢い良く蔓を切った。それを見て目を大きくするラボエとルカ。
「まだそんな力が……ッ!」
クロバットはギロとパラセクトを睨みつけるとパラセクトは浮き始めラボエに向けてパラセクトを飛ばした。パラセクトがラボエにクリーンヒット!
「ぐおおおっ!?サイコキネシスで操っとたのかぁ!?」
「クロォオオオオッ……!!!」
クロバットはバサバサとこの場から逃げ出すように飛び立つ、ルカは「くっ」と言いクロバットの後を追うこの街から出すわけにはいかないからだ。
「お〜い、じいさん無事か〜〜〜〜〜?」
「遅いッ!!じゃがもういい…奴の事はもう諦めた…。使えない道具はただのゴミ。今確信したクロバットはワシの下僕になることを拒否したからの。」
「あぁ?じゃあアイツはどーすんだよ」
「奴に打った薬はかなり強力な物、この街は破壊し尽くしたら疲れ果てて死ぬじゃろう」
「(疲れ果てる……ねぇ?正直そんな感じはしねえけどな〜〜〜〜〜)」
・・・・
「い、ましたわ!?」
「ぐっ……ゴルバット、いやクロバット……………」
リュウト達は走り回っていたらとうとうクロバットを見つける、リュウトは目を疑ってしまった。このクロバットの姿に呼吸が少し乱れるがすぐに整える。
「可哀想に…またアイツらに利用されちまったんだな…。すぐに助け…いや、止めてやるからなっ」
リュウトはそう言ってモンスターボールからラッタ、モンメン、ロトム、そして新たに加わったドガースを出した。
「お兄ちゃん…クロバットと戦う気なの?」
「正直言って勝つ見込みはゼロよ。力の差があり過ぎるわ」
「なに、正面でやりあうわけじゃねえよアミ、シモーナ、そしてみんな俺には『作戦』がある聞いてくれ」
全員はリュウトの近くに集まりリュウトの『作戦』を聞いた。聞き終わると全員がコクリと頷いた。リュウトの作戦に納得したようだ。
「しかし、上手く行くのかしら……?」
「多分、大丈夫だと思う…ぜ?よし、作戦通り俺とディアンシーはあの『ビル』に行くぞ!」
「はいっ!」
リュウトとディアンシーはこの場から300m近く離れたビルに走り出した。一体どんな作戦なのだろうか?クロバットは走り出したリュウトをギロと睨みリュウトの向かってハイドロポンプを放とうとすると
「ラッ!」
「モンメッ!」
「ロト!!」
「ドガッ!!!」
ラッタのかみつく!モンメンのようせいのかぜ!ロトムのでんきショック!ドガースのヘドロこうげき!四つの技を喰らい体制を崩すクロバット。ダメージは特にない
「お前ら…ふっ、悪い!!」
自分の手持ちに助けられたリュウトは一瞬だけ静かに笑いまた走り出した。
「さて、私達もこいつの足止めをしましようか」
「はい!お兄ちゃんを全力サポートする為に!」
シモーナとアミもリュウトをサポートする為にモンスターボールを構えた。
・・・・
- Re: ポケットモンスターZーナナイロ冒険記ー ( No.371 )
- 日時: 2015/02/20 23:50
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: Uc2gDK.7)
その3
・・・・
「リュウト!正直言ってこの作戦上手く行くのでしょうか!?」
「あぁ、そう信じよう。しつこいようだが言うぞこの作戦は凄い単純なもんだ。あのビルの屋上からお前のダイヤストームを奴に叩き込むそれだけだ。」
リュウトの考えた作戦はとても簡単な物だった。ビルの屋上からディアンシーのダイヤストームを狙い撃ちする。その為に自分の手持ち、シモーナ、アミには何とかクロバットをその場から動かさせない為に足止めをして貰っている
「リュウト……もし、上手く行ったとしても…クロバットが…」
「あぁ、……………………命を奪う事になるだろうな。やれやれだよな」
作戦が成功してもダイヤストームのダイヤがクロバットの体を貫き最悪の場合命を奪う事になるかもしれない。そう思うとリュウトとディアンシーの心は酷く痛んだ。クロバットは利用されて無理矢理あんな姿にされただけなのに自分達の勝手で命を奪わなければならないなんて
「よし、ついたぞ…っ!」
目的のビルについた二人は早速中に入り屋上に行く為エレベーターを使おうとするが。エレベーターの前には『点検中』と言う看板が立てられていた。
「なっ!?こんな時に点検なんかやってんじゃねえよ!?」
「文句言っても仕方ありませんわ、階段から行きましょう」
「くそっ、仕方ないか…」
エレベーターが使えない為仕方なく階段で屋上まで向かうことにしたリュウトとディアンシー。
「飛行ポケモン持ってたらすぐに屋上いけたんだろうな…」
「はばたきの森で捕まえとけばよかったですね」
愚痴りながら階段を登り急いで屋上に向かって行った。
・・・・
「ニャァ……」
「ツボ……ッ」
アミのタマとツボがバタンと倒れる。アミは二匹をモンスターボールの中にしまった。
「ごめんね…二人とも…」
アミは二匹に謝って二匹が入っているモンスターボールを鞄の中にしまった。シモーナは険しい表情をしている
「彼はまだつかないの……?私のポケモンも限界が来てるわ。」
「バゥ……」
ガーディはクロバットの圧倒的強さに何も出来ずにいた。クロバットは口に光を溜めて一気に放出する。クロバットのはかいこうせん
「くっ、ケーシィ『まもる』!」
ケーシィのまもるではかいこうせんから身を守ったがクロバットはシモーナ達に休ませる暇を与えずエアスラッシュを連発して放つ、普通ははかいこうせんの後はその反動で動けないはずだが今のクロバットにはそんなものは関係ない。
「キャンッ!!」
「シィィッ!!」
エアスラッシュがガーディとケーシィを襲う。空気の刃が二匹の体を傷付けるこねままだと危険だと判断したシモーナはガーディ達をモンスターボールに戻した
「ラッ!」
「ロトッ!!」
ラッタとロトムがクロバットに飛びかかるがクロバットは羽で二匹をなぎ払い地面に叩きつける。モンメンは口から種を吐き出す。やどりぎのたねを植え付ける気だがエアスラッシュで種を綺麗に割られる。
「モ、モンメッ………」
「ド、ドガ…!」
「クロォオオオオ…………ッッッ!!!!」
「もう駄目ね…レベルが違い過ぎるわっ…」
シモーナはクロバットの圧倒的強さに敗北を悟り静かに目を閉じた。アミは涙を流しながら強く目を閉じた。クロバットは勢い良くシモーナ達に突っ込んで行く
本当に終わりだと思ったがいつまでたっても痛みがこない為。何かが起こったのだろうか?ゆっくりと目を開けると……。
「クロォッ……!?」
「ラプゥ…!!」
『とんでもない力だな……腕が折れそうだ…』
突っ込んで来ていたクロバットをラプラスとダークライが押さえつけていた。
ザッと二人の男女が現れた。
「ふぅ〜何とか…間に合ったようね」
「…………………」
「貴女は…確か研究所にいた…」
「コーウェンさん!!」
何とシモーナとアミのピンチにルカとコーウェンが来て助けてくれた。
「この人とはここに来る途中であってね、目的は一緒だそうだから協力する事になったの…。ラプラス、れいとうビーム!」
ラプラスのれいとうビームがクロバットに炸裂、何とれいとうビームによりクロバットの下半身が凍り付き動けない状態でいるがそんなに長い時間持たないだろう
「…………………ドガース、ガスを思いっきり空に向けて出して。彼がもうあのビルの屋上にいるかはわからないけど。やるなら今しかないわっ…!」
「…………ドガ」
ドガースはコクリと頷き体内にあるガスを全て空に向けて放った。体内にあるガスを全て放出したドガースは力付きバタリと倒れる。
「(頼むわ……っお願い…っ!)」
・・・・
- Re: ポケットモンスターZーナナイロ冒険記ー ( No.372 )
- 日時: 2015/02/20 23:55
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: Uc2gDK.7)
その4
・・・・
「風が気持ちいいな……」
「少し強過ぎません?景色も最悪ですし」
リュウトとディアンシーは屋上にたどり着いていたリュウトには吹く風がとても心地がよかった。だけどディアンシーには風が強過ぎると感じていたその上周りの背景は最悪建物の殆どぶっ壊されている。いい物とは全く思えなかった。だが、リュウトはこんな時じゃなかったらここでノンビリ昼寝でもしたいと考えていた。
「・・・・・・・・・・・・ディアンシー、決着を付けよう」
「もう、決着って……そうですね。」
リュウトが静かにそう言うとディアンシーがクスリと笑ってすぐに真剣な表情になるディアンシーの一撃でこの戦いが終わるのである。
リュウトの目にはガスが写った。ガスが出ている場所は丁度クロバットがいる場所だ
「じゃあな、さようなら……撃てえええええええええっ!!!!」
「終わりにします!!!!」
リュウトの掛け声と共にディアンシーが最大パワーでダイヤストームを放った。リュウトとディアンシーはクルと後ろを振り向きこの場を去った
・・・・
「……!!皆さん、下がってください!!!」
アミがそう叫ぶとシモーナ達はすぐに後ろへと下がった。下がったと同時にクロバットは下半身の氷を壊し、アミ達に向けてはかいこうせんを放とうとした……。しかし後ろから何かが飛んでくる音が聞こえたクロバットはゆっくりと後ろを振り向くと。
「・・・・・・・・・・クロバァッ!!!!!!!!!?」
複数のピンクダイヤがクロバットの体を貫いた。
体全身に穴ボコが出来たクロバットは倒れた。長いようで短かった戦いはこの一瞬にして幕を閉じた。
「終わったんですね……。」
「……一応はね…(だけど、ブラック団と…奴との戦いはまだ始まったばっかりよ)」
・・・・
それから一週間がたった。プレミシティの復興作業が始まっていた復興出来るのは早くて五ヶ月程らしい。現在TVで放送されているのはほぼニュース番組『謎の怪物』がプレミシティを襲うと言う内容である。だが時が経てばみんなこんな事は忘れてしまうだろう。リュウトはそう思っている人間と言うのは都合のいい生き物である。流行に敏感な癖して飽きがきたらすぐに捨てる。暑い夏と寒い冬どっちが我慢出来るかと質問したら時期が夏ならば冬と答え、冬ならば夏と答える本当に都合のいい生き物である。
一週間の間に色々とあったマツクリはあのクロバットがゴルバットと聞いてとても悲しんだが泣きながら街を救ってくれてありがとうと礼をリュウトに言った。そして死んだクロバットを引き取ってくれた安らかに眠れるような場所に墓を建ててくれるそうだ。
ルカは再び旅に出たリュウトやシモーナに別れを言って、コーウェンは誰にも何も言わず街を去った。アミはドガースを引き取って家に帰った。ブラック団はクロバットが倒された同時にどこかに消えてしまった。だがまたすぐに会うことになるだろうそれだけは確信している。
ポケモンセンターのドアが静かに開くと。黒パーカーに黒ズボンいつもの被っていた帽子がなくなりその代わり黒ぶちのオシャレメガネを掛けている少年。リュウトが出て来た衣装がだいぶ変わった。その隣にはピンクダイヤが付いている可愛らしいポケモンがいた。二人はお互いの顔をみてニコッと笑った。
「行こうぜ、『ヒメ』」
「はい、リュウト!」
『ヒメ』と呼ばれるポケモン『ディアンシー』…二人が旅を再開しようとすると二人の前に綺麗な赤髪の女性『シモーナ』が現れた。シモーナの手には卵があった
マナフィの卵とはまた別の白い卵である。
「……博士がこの卵を持っていけって言っていたわ」
「ありがとう、君はこれからどーすんだ?」
「そうね。私はブラック団の調査に行くわ……」
「……貴女とブラック団の関わりはなんなんですか?」
ディアンシーがシモーナに聞くとシモーナは何も言はなかった少し目を逸らした。
静かに口を開いた。
「……私は元ブラック団員なのよ黙っていてごめんなさい」
「…………そうか、気にするな」
シモーナの一言にリュウトはそれだけ言ったシモーナはこの一言を言うだけでも相当辛かっただろう。
「本当にごめんなさい」
「言ってくれてありがとうな」
リュウトはシモーナから卵を受け取るとすぐにシモーナはこの場を去りどこかに行った。リュウトとディアンシーもこのプレミシティを出た
「よし、次行くとこはラクスタウンだ!」
「はい!行きましょうリュウト!!」
・・・・
【第二十四話:NED→第二十五話に続く】
余談
はい、滅茶苦茶ですねすいませんそしてクソ長くてすいません。誤字がめっちゃありそうですあったら教えてください。この小説も半年近くやっておりますやっと次の街にやっと進みます。このペースだと多分完結には3年か5年掛かる事が(俺の中で)判明。では、皆さん次回の第二十五話で会いましょう。ついでに二十五話でリュウトの衣装チェンジとディアンシーがヒメと呼ばれるようになったかが分かります
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