二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- World Saver Team2
- 日時: 2016/08/05 02:52
- 名前: りゅーと (ID: yWcc0z5O)
ここは特殊ギルドWSTのデータやWSTのメンバーに関する話がある場所。更新頻度は少なめですが気長にお待ちください。
過去作品は前作のWSTスレッドやシリーズを参考にどうぞ。
「タグ」
クロスオーバー オリジナル設定あり キャラ崩壊要注意 スマブラ リリカルなのは ぷよぷよ ポップン 黒子のバスケ ダンガンロンパ SB69 擬人化ネタあり 裸族 WST
更新日:8月5日
『キャラデータ』
『持ち込まれた依頼』
依頼7(前半)>>1-10
依頼7(後半)>>29-36
依頼8(前半)>>49-60
依頼8(後半)>>73-83
依頼8のNGシーン集>>97-102(更新)
依頼8(最終話&アフター)
『小話』
マリオ「ウーロン茶をるぅーどぉん茶と巻き舌チックで言えば、裸族が増えるって本当?」
ウルフ「お前黙れ」
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- 依頼7:幻覚騒動を解決せよ!(前半)(その1) ( No.1 )
- 日時: 2015/08/23 17:31
- 名前: りゅーと (ID: 7Qg9ad9R)
WST2の最初の話はルイージ単体の依頼。戦闘シーンはあまりなく、ガチシリアス。ルイデジを書きたくなりました。
ルイージ「このサラサランドケーキ美味しいね!デイジー、最近腕を上げたんじゃない?」
デイジー「運動ばっかりだとつまんないから、たまにはこういうのをしたくなったの」
サラサランドにあるお城でルイージはデイジーの手料理を食べていた。カートやテニスやゴルフなどの体を動かす事を好む彼女は女子力を磨こうとたまに料理をし、一生懸命作った手料理を遠距離恋愛中のルイージが食べている。いつもなら、雛菊の乙女があっちの方に来るのだが、今回は久々に緑の人気者がこっちに行けたのだ。
デイジー「WSTも休暇をたくさん用意してくれるとはいいね。たまには体を休ませたらどう?」
ルイージ「もちろんだよ。せっかくの休暇だし、たまには羽を伸ばして休もうかな?・・・まあ、今回の依頼を解決してからだけど」
実を言うと、サラサランドに来たのはWSTの依頼だ。この依頼は場所が場所であるのと、遠距離恋愛中の彼のためにりゅーとが調整したのだ。今回の依頼は時間がたくさんあるので、早期に解決した分、長く休めたり長く恋人と一緒にいられるのだ。しかし、今回は時間制限があるのとルイージ単独なので難易度は上昇する。
デイジー「何かあった場合はあたしも手伝うからね!」
ルイージ「それはありがたいね。早めに解決してゆっくりと過ごそう。あ、そろそろ依頼人が来るんじゃないかな?」
依頼人が来る時間が近くなったため、ルイージは食事を早めに終わらせる。城の応接間で待つと、時間通りに相手が来た。依頼人は壮年の男であり、男の格好はどこかのお店のロゴが入ったコック服姿だ。彼は二人を見るなり、頭のコック帽を取って礼儀をする。コック帽からはきっちりとセットされた黒い髪が見える。相手の登場にルイージは笑顔になって挨拶をする。
ルイージ「キノット、久々だね!もしかして、君が依頼人なの?」
キノット「はい、私がWSTに依頼した者です。まさか、ルイージ様が担当なんて思いませんでした。この後、私のお店で食事でもどうですか?」
デイジー「キノットの作る料理って美味しいよねー。あたしやルイージでも真似したくなるほどのセンスや技術も持ってるから、ついつい通っちゃうわ。専用のコックとして雇いたいレベルだよ」
キノット「そう言っていただけると嬉しいです。ですが、最近はお二方の料理の腕が上がったと聞きましたし、特にデイジー様がルイージ様のために用意した手料理には敵いませんよ?それと最近、スターラインで珍しい食材を仕入れたのでぜひお店に足を運んでくださいね。」
相手は二人が長年贔屓にしているレストランの店長だ。キノットはサラサランドでは知らない人がいないほど有名なコックであり、大規模な料理コンテストや品評会でいくつかの賞を取っている。彼と知り合ったきっかけはデートの最中に偶然立ち寄ったお店が彼の店であり、そこで食べた料理がおいしかった。その後は常連とも言えるほどお店に通い、今では旧知の仲とも言える関係ともなった。依頼人が知り合いなら断る理由はない。世間話をした後、本題の方に入る。
ルイージ「キノットが依頼を持ち込むって何があったの・・・?」
キノット「はい・・・実はサラサランドのネーブル地方で最近起きている出来事なんですが・・・」
『キノットからの依頼:幻覚の謎を解け』
ルイージ様、お久しぶりです。キノットです。私のお店にデイジー様と共にお越しにいただいてありがとうございます。本来なら、あなた方に私の自信作や秘蔵のワインを提供してお喋りをしながら楽しみたいのですが、最近はサラサランドで変な事が起きています・・・。
実は私がいるネーブル地方を中心に謎の幻覚が発生してます。その幻覚は様々であり、何の前触れもなしに発症してます。依頼を持ち込んだ私でもたまにその幻覚を見ます・・・。お願いがあるのですが、この幻覚騒動を解決してもらえないでしょうか?お礼とサービスは弾みますよ?
報酬:100万円+店のサービス券
挑戦者:ルイージ
補足1:今回の依頼はルイージが久々の休暇でデイジーに会いに行った際に発生。だが、今回はルイージ単独なのと協力者がデイジーだけなので少し苦戦する可能性あり。あと、時間制限つきなので注意
補足2:幻覚は主にサラサランドのネーブル地方を中心に発生している。幻覚の症状は様々であり、いろんな人達がそれを見ている。発生するタイミングや時間帯もバラバラ。幻覚の内容はかなりえげつないとか・・・
補足3:依頼人のキノットも幻覚の被害者であり、彼もたまに見ている。また、昔からルイデジカップルの事を知ってる。
ルイージ「幻覚の被害者達はさまざまだね・・・」
幻覚の被害者達の情報がまとめられた資料を読み、幻覚の内容や進度を調べる。幻覚の内容は巨大な鳥が空を飛行したり、死んだ者が真横にいたり、窓辺に幽霊が出現したり、謎の生物が徘徊したり、体の一部が変化するなどとアウト。しかも、それは何の前触れもなしに起きるのだ。もちろん、何らかの作業中に幻覚を見て事故を起こした事は言うまでもない・・・。
デイジー「幻覚を引き起こす原因って、睡眠不足や過労やストレスなどの体調の不調、何らかの魔術の効果、薬物による副作用・・・これはドクターの得意分野だね・・・」
ルイージ「ドクターなら詳しく解析するけど、ここは僕達しかいないからね。病院の検査結果は・・・体調に何かの変化はなし、薬物の服用はなし・・・全員、健康状態はほぼいいって事か・・・」
病院から届いたデータを見ると、全員シロ。つまり、魔術の効果が原因なのが分かる。だが、こう言うのは確実にオカルトが絡んでるので、ルイージにとっては嫌な思い出しかない・・・
ルイージ「(お願いだから恐怖体験はやめて・・・;)被害者達は何か怪しいものを口にしたり、怪しい人物を目撃してなかった?」
デイジー「えっと・・・不審者の目撃情報はないし、住民が変なものを口になんかしてないわ。魔術の効果の可能性が高くなって来たね・・・」
ルイージ「魔術の効果・・・発生源が不明だからここは調べるのが厳しいし、別の視点から攻めよう。」
デイジー「どこを攻略するの?資料は一通り見たし・・・」
ルイージ「そうだね・・・被害者達に何かの共通点はないかと探ろう!こういうところにいいヒントがあると思うからさ!」
デイジー「なるほど!」
WST2をよろしく!書き込みまだ
- 依頼7:幻覚騒動を解決せよ!(前半)(その2) ( No.2 )
- 日時: 2015/08/23 17:37
- 名前: りゅーと (ID: 7Qg9ad9R)
被害者達の共通点から新たな情報が得られると察し、二人は再び資料やデータを見直す。すると、意外な共通点が見つかった。
ルイージ「あれ?被害者達の大半がベルガモット専門学校の生徒さんや先生や関係者じゃない?」
デイジー「本当だわ!」
被害者達の大半はベルガモット専門学校と言う学校の関係者だ。生徒や先生や特別講師などと多く、被害者の三分の一近くを占めている・・・。
ルイージ「ベルガモット専門学校って、確かネーブル地方にある専門学校だよね?そこの学校は食に関する事に特化した学校であり、一流のコックやパティシエになるための登竜門だったはず・・・」
デイジー「ここの学校は実習や勉強が多くあるんだよね。世界各地のレストランや料理店で修行、課題で大会や品評会に出す料理の提出などがあったはず・・・」
ベルガモット専門学校は食に特化した専門学校だ。分野は多くあり、コックやパティシエや調理師やパン職人などと細かく分かれている。それだけではなく、栄養士や食品研究者やフードコーディネーターなどの知識を必要とする分野もある。ここまで来ると、テレビで引っ張りだこのシェフや大人気のレシピ本を出す料理研究家や予約が取れないお店のオーナーの中にこの学校の卒業生はいるだろう。何しろ、ここの学校でいい成果を出して卒業したら、人生は約束されたも同然。
だが、名の通りにプロを育成するので授業内容や出される課題はかなり厳しい。そうなると、学校から去る人も多い。それだけじゃない。金銭面や場所的な面もあるため、入学前から大きな壁が立ちはだかるのだ・・・。
ルイージ「入学費や授業料はとんでもないんだよね・・・。調理科の調理師コースは4年生だから・・・金額がヤバくない!?」
デイジー「そう言えば、入学した生徒が身に着ける制服や実習着もブランドものだったわね・・・服のヨーロピアンキルトって確か一着10万円の・・・」
ルイージ「これは本気じゃないと長く続かないね・・・でもさ、裏を返すと、一流の料理人を育てるのに力を入れていると言う証拠だよね?」
ベルガモット専門学校が大規模なのが分かるが、同時に夢や未来へ進む生徒達が危険な目に遭っている。ここは早急に解決しないといけない。そう考えたルイージは学校へ聞き込みを考える。
ルイージ「まずは学校で聞き込みを。だけど、その前にキノットに学校の件について聞きに行こう。」
デイジー「賛成!ついでだし、そこで食事をしよう!」
やる事がほぼ決まった二人はキノットがいる店へ向かう。依頼人が経営しているレストランは町から少し離れた場所にあるのだが、環境がいいのとテラス席や畑を作る大きな庭があるといい立地条件に恵まれている。行き慣れた道を歩いて行くと、洒落た一軒家が見える。この家はキノットのお店兼自宅でもある。家の近くに立てられた看板には「ジャッファ」と書かれており、お店の名前であるのが分かる。
ジャッファで食事や聞き込みをしようとドアを開けようとしたが、先にドアが開く。ドアを開けたのは長い髪を二つに結った女性だ。彼女の容姿は美人の方に分類され、服装は少し洒落た学校の制服だ。相手は外にいる二人に気づくなり、声を発する。
髪を二つに結った女性「あっ!ごめんなさい!大丈夫ですか!」
ルイージ「ううん、大丈夫だよ」
髪を二つに結った女性「もしかして、キノットさんのお店に来た方ですか?キノットさんはいますし、お店はやってますよ」
女性は二人に挨拶をすると、どこかに行った。彼女とすれ違ったあと、肝心の依頼人の方へ。キノットは二人の姿を見ると、ニッコリと笑顔でテラス席に案内して料理を始める。そして、注文はキノット任せのオリジナル。お店に来ただけでここまでもてなされるほど、三人は仲がいい。
キノット「お待たせしました。シェフの気まぐれフルコースです。ワインの方もどうぞ」
デイジー「待ってましたー!このお魚のソテー、凄く美味しいわ!白身魚とスパイスの相性が最高・・・」
ルイージ「スープも滑らかだし、口の中で野菜の風味が感じられるよ。ちょっとコクがあるけど、隠し味にハチミツを入れたの?」
キノット「いえ、今回は花の蜜をチョイスしました。ルイージ様がお疲れと聞きましたので、自然の風味を活かしたものにしました。」
デイジー「このさり気ない気配りや遊びがキノットの料理の特徴だよね〜。ワインのおかわりをちょうだい」
ルイージ「これ、今度の当番で応用させようかな?キノットも一緒にどう?」
キノット「ありがとうございます。ですが、お店がありますので少しだけ」
お互いに談笑しつつ、美味しい食事を楽しむ。食後のデザートであるケーキを堪能しつつ、本題を切り出す。
ルイージ「まずは本題に入る前に・・・キノットはまた幻覚を見てないよね?」
キノット「いえ、今のところは大丈夫です。ですが、この厄介な幻覚のせいでルイージ様とデイジー様に危害を加えそうで怖いです・・・あの、もしそうなったら・・・」
デイジー「そう言う話はよして。キノットは今は自分の身を案じ、大事なお客様のために美味しい料理を作って・・・」
幻覚のせいで友人を傷つけてしまうと恐れるキノットに雛菊の乙女は優しく話しかける。幻覚のせいで多くの人達が不安になっており、下手したら最悪なケースにも繋がってしまう・・・。そうならないためにも、早急に解決しないといけない。
ルイージ「キノットに質問。ベルガモット専門学校について聞きたいんだけど、何か知ってる事はない?」
キノット「ベルガモット専門学校についてですか?そこは私が昔通ってた学校ですし、今は特別講師として学校の方にも行きますよ。まあ、私はあの学校のOBですからね。」
デイジー「あー、なんとなくそんな感じだよね。ちなみに当時はどんな感じだったのかしら?」
キノット「私が通ってた時は自宅から通ってたので、寮暮らしではありませんでした。まあ、寮の費用も馬鹿にならないですからね・・・;課題や勉強は本当に地獄でしたし、私の同期は入学時には100人ぐらいいましたが、学校の課題や授業、お金や場所の関係などでどんどん去って行き、卒業時には15人しかいませんでしたからね・・・」
「ははは・・・」と空笑いするキノットの視線はどこか遠くの方を見ており、口から魂が抜けかけている。この様子からして、相当大変だったのだろう・・・;だが、その努力は実を結んで、夢であるコックになり、実際に自分の店を持ったのだ。彼の自宅スペースには大会や学校で貰った賞状やトロフィーなどが飾られており、お店の入り口には料理協会から与えられたエンブレムが飾られている。
今回は長め。書き込みまだ
- 依頼7:幻覚騒動を解決せよ!(前半)(その3) ( No.3 )
- 日時: 2015/08/23 17:43
- 名前: りゅーと (ID: 7Qg9ad9R)
ルイージ「キノットは凄いよ。どんなに辛い事があっても諦めずに頑張ったんだもん。努力は実を結ぶからね?このジャッファはキノットのお店だもん!」
デイジー「自分の夢が叶うのは嬉しいもんね。あたし達だけじゃなく、お客さんもどんどん来るもん。キノットのお店は大人気だもんね〜。」
キノット「二人がそう言ってくださると嬉しいです。お二方、話が脱線してますけど、もしかして学校に行きたいのですか?」
ルイージ「あ;ごめん;僕達がここに来たのは学校に行きたいんだ。そこにいる生徒から話を聞きたくて・・・」
キノット「その件でしたら大丈夫ですよ。明日、私は学校へ特別講師に行きますので、よかったら一緒に行きませんか?」
デイジー「いいの!?でも、迷惑じゃないかな?あたしやWSTが来ちゃっても・・・」
キノット「いえいえ。お二方の力になれるのでしたら大丈夫ですよ。それに学校には私の知り合いがいますから、彼に相談をすれば協力してくれると思います。あと、学校は昔よりも凄い事になってますので、皆さんも驚くと思いますよ?」
ルイージ「キノット、本当にありがとう・・・!」
依頼人に助けられる形であるものの、進展はあった。しかも、凄いお偉いさんと話が出来るようにしてくれるとかなり進んでいる。手続きを済ませた頃には時間はかなり経過しており、三人はここで解散。その後、学校へ行くためにルイージ達は早めに休んだ。
ルイージ「・・・」
デイジー「・・・」
キノット「お二人さん?どうしましたか?」
翌日、ルイージとデイジーは目的の場所であるベルガモット専門学校に来た。キノットは先に来ており何事もなく接するも、二人は学校に着くなり唖然となった。何故なら・・・
ルイージ&デイジー「何、この馬鹿デカい学校はあああああ—————!!?」
複数ある校舎や寮、果てしなく続く野菜畑や果樹園、動物達が自由に過ごす巨大な牧場、敷地内で収穫したものを加工する工場、作業のために行き交う専用のマシンが広大な敷地の中にあった。そう、今いる場所がベルガモット専門学校だ・・・。
ルイージ「これ、ネギまの学校並みにヤバくない!?」
デイジー「前見た時はこんなんじゃないよね!?一体、何があったの!!?」
キノット「お二方、落ち着いてくださいね;実を言うと、この学校は昔は小さな専門学校だったんですが、ある人が関係してます。その方は・・・あ、ちょうど来ました」
???「キノット君、そこにいる方達が学校に用事がある方達かい?」
過去の記憶より学校が大幅に変わった事にパニクる二人の前にキノットと同じ壮年の男が現れた。男の登場に二人は冷静になって、すぐに挨拶をする。
キノット「リチャード、忙しい中本当にありがとう。彼はこの専門学校の現理事長のリチャードだ。」
リチャード「初めまして。私はベルガモット専門学校の現理事長のリチャードだ。あ、そこまで緊張はしなくてもいいからね?ちなみにキノット君とは同期でもあるんだ。」
リチャードと名乗る男はキノットと同期でもあり、同じくこの学校の卒業生でもある。当時からお互いに競い合った切磋琢磨した仲であり、卒業後でも連絡を取り合っている。彼も依頼人同様にもっと食を極めようと、世界中を駆け回った。そして、現在ではこの学校の理事長でもあり、世界的に有名な大会や品評会の重要な職にも就いている。
リチャード「キノット君から話を聞いたんだが、何か事件が起きているんだね?私は大会の準備や会議などで引っ張りだこであるため、この件は全く知らなかったんだ・・・。この学校の卒業生でもあり、理事長である私が不甲斐ないせいで・・・」
キノット「いえ、リチャードはこの学校のためにもいろいろと手を尽くしてたり、未来の料理人達のためにも支援をしてるじゃないか?多くの人達がこの学校に通えるようになったのも、君が頑張ったからだ。」
ルイージ「リチャードがこの学校を大きくしたのに関与してるの?」
デイジー「話を聞かせて。」
リチャード「分かった。学校案内をしながら話そうではないか。あと、許可証をどうぞ。」
リチャードから学校の出入りが自由になる許可証を貰った二人は学校内を共に歩く。話によると、リチャードはこの学校に自分が稼いだお金を寄付したのだ。お金の出所は大会の賞金や仕事の依頼料であり、気が付くととんでもない金額になっていた。そこで彼はさらなる人材の育成のために学校に寄付をした。さらに彼が修行の際に学んだ知識や得た技術も絡ませたため、学校の設備も前よりも充実し、彼のおかげで多くの子達が学校に通えるようになったのだ。
ルイージ「キノットとリチャードは凄いね・・・二人がどれだけ食に対して本気なのかが十分分かった・・・」
デイジー「先輩達が活躍する度に後輩達も後に続くかのようにその道を歩んで行くんだよね。こうして、未来へ羽ばたく料理人達が増えていくんだ・・・」
リチャード「そこまで言わなくても・・・私はただの料理人だから・・・そろそろ本校舎に入るよ」
学校内を見学すると、そこは驚きの連発だった。値段がとんでもなく高い調理器具がズラリと並んだ調理室、世界中から集めた料理関係の本がたくさんある図書室、貴重な野菜や果物を育てている広大な畑、最新技術で新たな食品を開発する研究室などとあった。この学校内を見学していると、有名人であるルイージとデイジーは生徒達の注目の的になる。
農業科の生徒「あの人、ルイージさんとデイジーさんじゃないですか!?」
研究科の生徒「本当だ!すみません、握手とサインをお願いします!」
バリスタコースの生徒「この間の試合を見ました!カッコよかったです!」
ルイージ「うわわわわ!生徒達が集まってるんだけど!?」
キノット「お二人さん、大人気ですね。この後の授業でお二人も料理をしませんか?」
デイジー「いいの?ここの生徒さん達が何を学んでいるのか知りたいわね。」
リチャード「せっかくだから経験するのもいかがかな?ちょっといろんな人の意見も聞きたいからね。」
キノットの計らいで二人は授業を一緒に受ける事に。ちなみに今回はチョコレートを使ったお菓子だ。用意されたコック服を身にまとい、二人も生徒やキノット共に調理をする。
学校へ!書き込みまだ
- 依頼7:幻覚騒動を解決せよ!(前半)(その4) ( No.4 )
- 日時: 2015/08/23 17:49
- 名前: りゅーと (ID: 7Qg9ad9R)
パティシエ科の女子生徒「デイジーさん、それはルイージさんに渡すんですか?」
デイジー「うん。あら、形がちょっと洒落てるわね。それ、気になる子に渡すの?」
パティシエ科の女子生徒「えっ!?い、いや・・・それは・・・(照」
ルイージ「わー、ブランデーがたくさんあるね。お酒好きが聞いたら黙らないものがいっぱい・・・;」
ソムリエ科の男子生徒「料理やお菓子やパンに合わせてたくさん用意されてるからな!今回のお菓子に合う奴なら、このお酒類でいいんじゃないか?」
ルイージ「ありがとう!迷うなぁ・・・」
キノット「このケーキを作る際に常に混ぜながら少しずつ注ぐように。あと、塩とこのスパイスは別々に入れてで・・・」
調理科の男子生徒「ふむふむ・・・生地の発酵がよくなるんですね。これ、この間のパイの時もそうでしたよね?」
キノット「正解。覚えてたんだね。前にも言ったようにパンの発酵時では・・・」
授業は進み、授業が終了する時にはいくつかのチョコレート菓子が完成した。ほろ苦いビターや優しいミルクの香りが風と共に舞う。ルイージとデイジーが作ったブラウニーもいい感じだ。ここからは試食会であるも、ここでも二人の方に生徒達が多く来る。
パティシエ科の女子生徒「デイジーさん、このケーキを試食してください!」
デイジー「もちろん!あら、形が可愛いわね。フルーツを混ぜたのね」
調理科の男子生徒「ショコラパイの味はどうでしょうか?すみません、そちらのも・・・」
ルイージ「僕達のも食べていいからね?生地はサクサクで美味しい!」
食品科の男子生徒「あのよかったら、文化祭で販売された新商品もぜひ!」
ルイージ「これ作ったの!?持って帰ろうかな?」
農業科の女子生徒「こっちは美味しいチーズとヨーグルトですー!」
デイジー「ここで飼ってる牛の牛乳で作ったんだね。へー・・・」
バリスタ科の生徒「ケーキに合うコーヒーも用意しました。あ、購買部や食堂で購入も可能ですよ!」
ルイージ「ねぇ、人が多くない・・・?ちょっと・・・;」
デイジー「つか行列が長いんだけど・・・;」
生徒達「お願いします—————!!!」
二人「わあああああー!!!」
キノット「ルイージ様とデイジー様がもみくちゃにされてますね・・・;」
ルイージ「ううっ・・・食いすぎた・・・;」
生徒達が作った料理や開発した自信作を持って来たため、それを気合で全部完食したルイージは軽くグロッキー状態になっていた。一方のデイジーは元から体を動かすのが好きなのか、あっさりと完食する。だが、食べ過ぎたせいで急にトイレに行きたくなり、一時的に席を外す。
この後の聞き込みのために少し体を休ませる緑の人気者。恋人を待つ中、ある点に気づく。
ルイージ「そう言えば、昨日お店に来ていたあの子もここの生徒さんかな・・・?」
多くの生徒と接する中、全員が昨日ジャッファですれ違った女性と同じ服を身に着けていた。あの服はベルガモット専門学校の制服だろう。となると、彼女もこの学校の生徒であるのが予想出来る。そう思う中、ルイージは廊下の窓から外を見る。外は敷地内で育てているオレンジ畑であった。黄金の果実を複数実らせる樹木が広がる光景を何気なく見ていると、あるものを見つける。
ルイージ「あれ?あそこにいるのって・・・?」
オレンジ畑の一角でお店ですれ違った女性がいた。彼女は広大な畑で無数にあるオレンジを一つ一つをチェックしては、果実にカバーをかけたり余計な葉っぱを切ったりしていた。近くにある大きなかごの中には彼女が収穫したオレンジがあり、それを調理実習や別の学科、食堂へ持って行くのだろう。
ルイージ「あの子が育ててるのかな?この広大な敷地で育ててるなんて凄・・・!?」
よくありがちな場面だと思う中、オレンジを収穫する彼女の前に複数の生徒達が寄って来た。相手の中に少し身分の高い男子生徒と女子生徒がおり、それ以外はその身分の高い生徒の取り巻きだろう。相手の登場に女性は少し暗い顔をしており怯えていた・・・。
身分の高い男子生徒「お前のようなビンボー人がこの学校にくるんじゃねぇよ!」
身分の高い女子生徒「特待生で成績優秀だからって図に乗らないでくれる!?」
髪を二つに結った女性「ううっ・・・それは・・・」
身分の高い男子生徒「大会や品評会に出たいだと?お前、俺の親父の顔に泥を塗る気か?」
身分の高い女子生徒「あなたのような子はお母様が認める訳がありませんわ!」
髪を二つに結った女性「ですが、リチャード様が推薦してくださって・・・」
身分の高い男子生徒「黙れ!口答えをするな!」
髪を二つに結った女性「きゃあ!」
男子生徒が女性を突き飛ばす。突き飛ばされた女性はバランスを崩し、近くのかごに倒れ込む。その際にかごが倒れて収穫したオレンジが地面に転がる。痛みで苦しむ女性に女子生徒が彼女の髪を掴む。これにはルイージも気づき、急いで止めようとする。
ルイージ「ちょっとまずくない・・・!?女の子に対して複数で寄って集るなんて・・・!」
急いで向かおうとするも、場所が遠すぎる。何とかして解決しようと考えた時、生徒から貰ったものの中に硬い木の実があったのを思い出す。
ルイージ「せっかくくれたのにごめんね!こうやって・・・えいっ!」
ヒュン!ヒュン!ヒュン!
生徒達「うぎゃ!!」
取り巻きA「いってぇ!」
取り巻きB「誰よ!木の実を投げたのは!」
取り巻きC「また特待生の奴らか!?」
身分の高い女子生徒「よくもやってくれ「キーンコーンカーンコーン」授業の時間が近いわね・・・!」
女性以外に突然硬い木の実が飛んで来た。木の実は額に当たり、それを喰らった相手はよろめく。相手はすぐに殴りかかろうとするも、学校のチャイムで正気に戻りその場からいなくなった。一方の女性は大勢の生徒達がいなくなった安堵感なのか、その場に座り込んだ・・・。
髪を二つに結った女性「今のは一体・・・?」
ルイージ「大丈夫?怪我はしてない?」
髪を二つに結った女性「あなたは昨日の・・・!」
ルイージ「覚えてたんだね。それよりも立てる?」
女性の無事を確認すると、ルイージは散らばったオレンジを拾う。一方の彼女は助けてもらった相手に迷惑になると思い、自分でやると止めに入る。
24時間テレビ見ながら更新中。書き込みまだ
- 依頼7:幻覚騒動を解決せよ!(前半)(その5) ( No.5 )
- 日時: 2015/08/23 17:55
- 名前: りゅーと (ID: 7Qg9ad9R)
髪を二つに結った女性「それ、私がやりますので・・・!」
ルイージ「いいの。僕は困っている人がいたら、助けるようにしてるんだ。それが見ず知らずの相手でもね?第一、女の子が危ない目に遭ってたら、ますます見過ごすわけにはいかないからね・・・それよりも君、名前は何て言うの?」
髪を二つに結った女性「名前ですか?私の名前はバレンシアです。そう言えば、あなたはルイージさんですか?先ほどは本当にありがとうございます・・・」
女性の名前はバレンシア。このオレンジ畑の管理者だ。彼女が育てている果物は貴重な種類のオレンジであり、時間をある時に一つ一つ確認をしてるのだ。また、このオレンジは調理実習や専門学科で加工されるだけじゃなく、町や市場にも販売されるのだ。
ルイージ「ここの学校で育てた果物や野菜、加工した食品は外に出るんだね。作ったとなると、評価は高いんじゃない?」
バレンシア「ええ。ここの生徒さんが作った料理が評価されたり、育てた牛が品評会に出される事はよくあります。ちなみに昨日会いましたよね?あれはキノットさんのお店に学校で育てたものや加工した食品を届けに来たんです。」
ルイージ「そうなんだ!もしかしたら、僕もこの学校のを食べてるかもね?」
バレンシア「そうかもしれませんね。ふふっ・・・」
ルイージ「ねぇ、一つ聞きたいんだけど・・・。さっきのあいつら、感じ悪いよね・・・何かあったの?」
バレンシア「・・・」
ルイージ「ごめん!変な事を聞いちゃって!「私、一般生徒じゃないんですよ・・・」え?」
彼女の話によると、この学校には一般生徒の他に「特待生」と呼ばれる生徒がいるのだ。特待生は家庭の事情などで金銭的に悩む生徒のために学校側が用意した制度で学校に通っている。大半のお金が免除されると同時に学校で勤労作業をしないといけない。バレンシアの場合はオレンジ畑の管理を任されていた。
しかし、一般生徒の中には特待生をよく思わない人がおり、それ故のトラブルが起きやすい・・・。特にバレンシアは特待生の中でも優秀生徒であり、一般生徒達から酷い目に遭わされている・・・。
ルイージ(・・・)
バレンシア「本来ならば、莫大なお金がかかるのですが、私は家の事情でお金を免除してもらい、さらに私は他の生徒よりも成績優秀だったため、リチャード様の目に留まりました。ここまで来ると、一般生徒達が怒るのは無理ありません・・・。ですが、私は料理人になるためにここに来ました。学べるだけでも十分です!」
一番辛いのは彼女だが、弱音を一切吐かずに耐えている。辛抱強く耐えて頑張ったその結果、特待生の中でも優秀な成績を収め、リチャードに気に入られた。膨大な授業と忙しい課題、さらには特待生に課せられた仕事もある中で、彼女はそれを全てこなしている。夢のために頑張るバレンシアにルイージは心が打たれた。
ルイージ「バレンシアは凄いね・・・本当なら去ってもおかしくないのに、ここまで頑張ったんだね・・・」
バレンシア「地道に頑張ればいつかは道が見えてきます。私を推薦して下さったリチャード様のためにも頑張ります・・・!ルイージさん、よかったらこのオレンジをどうぞ!先ほどのお礼ですのでぜひ!」
ルイージ「こんなにくれるの!?ありがとう。あとで食べるね。」
お礼に貰ったのは紙袋いっぱいに入ったオレンジの山。摘みたてなのか、さわやかな柑橘系の香りが広がる。そのまま食べるのもいいだろう。オレンジの香りを堪能する中、「ルイージー!どこに行ったのー!?」と、恋人の声が聞こえて来た。
ルイージ「そろそろ行かないとまずいね。バレンシアに一つ聞きたいけど、君は最近起きている幻覚は知ってる?何か教えてほしいんだけど・・・」
バレンシア「幻覚騒動は知ってます。何人かの生徒や先生が巻き込まれたと聞きました。私は被害がないのですが・・・」
ルイージ「ありがとう。それだけでも十分だよ」
相手から聞き込みをすると、ルイージはデイジーの元へ向かう。バレンシアは去っていく相手に手を振り、再び作業を始めた・・・。
デイジー「ルイージ、結果はどうだった?」
ルイージ「生徒や先生達の話も聞いたけど、怪しい行動はないみたい。ほぼ白と言っても正しいかも・・・」
学校で聞き込みをするも、収穫はまったく得られなかった。丸一日かけて手掛かりがゼロである事に二人は落胆する。もっと聞き込みをしたいのだが、時刻は夕方になっていた。
デイジー「また振り出し・・・」
ルイージ「この学校が大規模すぎるのもあるけど、話を聞くのと実際に見るのとでは違うからね・・・」
デイジー「あー、百閒は一見にしかずって言うもんね・・・」
幻覚はその人しか見てないので、部外者の二人からすると感じ方が違うだろう。オカルトに詳しいルイージでもも完全に分かるわけがない。もう少し踏み込まないと何かが得られないだろう・・・。
ルイージ「幻覚を実際に見ないと分からないかも・・・。しかし、喉が渇いた。差し入れで何かないかな?あ、オレンジがあった!」
デイジー「そのオレンジどうしたの?貰ったの?」
ルイージ「畑で貰ったんだ!一つ食べる?」
バレンシアから貰ったオレンジを紙袋から取り出し、デイジーにそのうちの一つを投げて渡す。大きな果物を指で割ると、そこからさわやかな香りが広がる。たくさんある房の中には甘酸っぱさのエキスが詰まった果肉がぎっしりとある。一つ摘まむと、果汁がたくさん溢れ出す。
ルイージ「凄いジューシーで美味しい!これをゼリーやジュースにしたらいいかも!」
デイジー「あの学校で育てた果物や野菜、加工した乳製品などがいろんなところで使われたり、販売されてるんだよね。ネーブル地方ではいつでもこれらのが食べられるんだ!あたしも引っ越そうかなー?」
ルイージ「お城ごと引越しする気なの?もしかしたら、キノットのお店にもあるんじゃないかな?生徒さんが直接持って行ってるからね?」
デイジー「あー、キノットの畑にもあの学校から貰ったものがあってもおかしくないかも。オレンジ、もう一つちょうだい」
ルイージ「はい。しかし、かなり育てたのか、皮から油分が出るね。この皮で何か作ったらいいんじゃない?」
中々進まない・・・書き込みまだ
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