二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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World Saver Team2
日時: 2016/08/05 02:52
名前: りゅーと (ID: yWcc0z5O)

ここは特殊ギルドWSTのデータやWSTのメンバーに関する話がある場所。更新頻度は少なめですが気長にお待ちください。
過去作品は前作のWSTスレッドやシリーズを参考にどうぞ。


「タグ」
クロスオーバー オリジナル設定あり キャラ崩壊要注意 スマブラ リリカルなのは ぷよぷよ ポップン 黒子のバスケ ダンガンロンパ SB69 擬人化ネタあり 裸族 WST





更新日:8月5日





『キャラデータ』


『持ち込まれた依頼』
依頼7(前半)>>1-10
依頼7(後半)>>29-36
依頼8(前半)>>49-60
依頼8(後半)>>73-83
依頼8のNGシーン集>>97-102(更新)
依頼8(最終話&アフター)


『小話』


マリオ「ウーロン茶をるぅーどぉん茶と巻き舌チックで言えば、裸族が増えるって本当?」
ウルフ「お前黙れ」

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依頼8:本命の依頼人の依頼を解決せよ! 後半(その9) ( No.81 )
日時: 2016/08/01 03:21
名前: りゅーと (ID: xiz6dVQF)

タクミ「結婚祝いを持って依頼を解決しに行くつもりがまさかの大事に巻き込まれてたなんて・・・。だけど、これは見逃す事が出来ない事態だぞ・・・!」
ミノリ「継承の儀式がこんなにも恐ろしいなんて・・・。もし、リョウマ様達に依頼を頼んでなかったら、メリルちゃんは何も知らない状態でクチナワの呪いを使い、子を失った私は失意のまま継承の儀式を行い・・・」
アルジャ「ミノリさん、それ以上は考えない方がいいです・・・。お腹の子に悪影響を及ぼしますので・・・。継承の儀式が危険である以上、高い魔力を持つミノリさんはまだ狙われてま・・・高い魔力・・・?」
リョウマ「アルジャ、どうしたんだ・・・?セイレン族が残した術はあるし、それがあればいつでも蛇姫を倒す事が可能なはずだが・・・?」
アルジャ「まずい事になりました・・・!俺、メリルを殺すような馬鹿な真似をしてしまいました・・・!」


古文書に書かれていた真実を一通り目を通したアルジャはある事に気づく。同時に彼は自身の行動に後悔しており、机を荒々しく叩く。


ミノリ「アルジャ君、どういう事なの!?私がいないと、継承の儀式は出来ないんじゃ・・・!」
アルジャ「違います!蛇姫が継承の儀式に必要なのは魔力が高い女性なんです!だって、次期統治者にほかの候補や異議を唱えた人がいたと書いてありますよね。これは統治者としてふさわしい人物がいたにもかかわらず、その者達は不幸な目に遭いました・・・。これは蛇姫が継承の儀式に必要な次期統治者(生贄)を選ぶためだと考えられます・・・!」
リョウマ「蛇姫にとっては次期統治者にふさわしい人材以外の相手は邪魔者にしか見えなかっただろうな・・・。どの世界でも魔力重視や女性が王になる気まりや長男の指示は絶対とかあったし・・・。」
アルジャ「皆さん、今日は何の日かご存知ですか・・・?」
ミノリ「メリルちゃんの15歳の誕生日ね。本当ならば、みんなと一緒に祝うはずだったのに・・・」
アルジャ「正解です。実は皆さんに言ってなかった事があります。俺達の種族は15歳になると大人の仲間入りを果たし、同時に魔力が覚醒します。エリーゼ様はメリルと接する機会が多くありましたから、メリルの魔法が優れているのは知ってますよね?」
エリーゼ「うん!知ってるよ!メリルの魔法は凄かったんだも・・・!?」


アルジャの言葉の意味にエリーゼはハッと息を呑む。同時に他の者達もその言葉の真意に気づく。だが、それは彼女に危機が訪れている事でもある・・・!


アルジャ「皆さんはミノリさんの体にある蛇姫様の呪い・・・いや、クチナワの呪いの締めつけ痕を見ましたよね?特にエリーゼ様は何度も見てます。ですが、今日は締めつけ痕がいつも以上にきつかったのと、黒い靄で出来た蛇が出ましたよね・・・?それはメリルが15歳の誕生日を迎え、魔力が覚醒したからでしょう・・・。そうなれば、力はかなり強くなり、ミノリさんと赤子を殺す事も容易いでしょう・・・」
カムイ「もし、メリルに嘘のおまじないを教えた蛇姫がこの事を知ったら・・・!」


継承の儀式の条件に一致するため、メリルが狙われる可能性が大きい・・・!敵は強大な力を持つため、今すぐにでも彼女を使って継承の儀式を行う事も可能だ・・・!


エリーゼ「アルジャ、急がないと大変な事になっちゃう・・・!」
アルジャ「分かってます・・・!メリル・・・ごめん・・・頼むから無事でいてくれ・・・!」





一同がメリルを探しに行った同時刻・・・


???「今回の継承の儀式を行う際に予想外の事が起きるなんて思わなかったわ・・・。まさか、私に抵抗を続けるセイレン族の血が覚醒するなんて・・・!どこまで私に抗えば気が済むのよ・・・!忌々しいわ・・・!あの小娘に腹の中にいる赤子を殺させようと仕向けたけど、完全に失敗に終わってしまった・・・!しかし、今のでいい収穫があったわ。クチナワの呪いを使ったあの小娘にあんな力があったのねぇ。ミノリちゃんよりも肉体はかなり若いし、魔力は成長する分を含めると、今すぐに鞍替えしても悪くないわね。そうと決まったら、継承の儀式の準備をしなきゃねぇ・・・」





マリオ「メリルー!どこにいるんだー!返事しろー!」
リョウマ「お前の兄は怒ってないから出て来ーい!」


タクミ「どこにいるんだ・・・!」
マルス「敵がどこからか襲撃してくるか分からないから警戒しないと・・・!」


メリルが敵の手に落ちる前に保護をしようと夜の町を走り回る。敵はどこに潜んでいるか分からず、不意に攻撃される可能性がある。警戒をしながら一同は少女の名を叫んで探し続ける。ちなみにミノリは安全のためとメリルを待つため、家に残っている。


メリル「ぐすっ・・・お兄ちゃんの馬鹿・・・」


一方、先に家を出た少女は林の奥で一人寂しく涙を流していた。彼女の脳裏には悲しそうな表情をする兄と兄の大事な人の顔が焼き付いており、脳裏から離れない。年頃の少女が負った傷はかなり深く、簡単には癒せない・・・。


カムイ「・・ル!い・・・・を・て!」
メリル「カムイ様の声・・・?まさか、私を探しに来たんじゃ・・・?」
アルジャ「メリル!いたら返事してください!」
メリル「お兄ちゃん・・・!」


先ほどの出来事が原因で自分を探す者達の声にメリルは息を殺す。その中にはアルジャの声もあり、今の状態では会いたくなかった。さっさと消えてほしいと思う中、その願い通りに声はどんどん遠くなる。


メリル「どうしてこうなっちゃったの・・・私、お兄ちゃんとミノリさんのために頑張ってたのに・・・家族として最悪だよ・・・しかも、今日は私の誕生日なのに最悪な事になっちゃったわ「なら、私が最高の誕生日にしてあげるわよ?」





エリーゼ「お姉ちゃん、そっちにいた!?」
カムイ「いないわ・・・!」
アルジャ「駄菓子屋の方にも行きましたけど、あっちもメリルを見てないと言ってました・・・一体、どこに「きゃああああああああああー!!!」


夜の静寂を引き裂く少女の悲鳴。その悲鳴は自分達が探していた人物の悲鳴だ。大急ぎで悲鳴があった場所に行くと、彼女を何者かが連れ去ろうとしていた。必死に抵抗するメリルの背後には空間が歪んでおり、そこから手が出現していた!


メリル「誰か・・・助け・・・」
アルジャ「メリル——————————!!!」


空間の方へ無理矢理引きずられるメリルを助けようと、カムイとエリーゼとアルジャが全力で走る。その中でもアルジャが群を抜いており、大事な妹を救おうと手を伸ばす。だが、その手はあと数センチのところで届かず、メリルは助けに来た兄に手を伸ばした状態で空間の向こう側へと連れて行かれた・・・。


カムイ「蛇姫がか鏡を持っているのは分かってたけど、遅かった・・・!」
アルジャ「嘘ですよね・・・!メリル・・・!」
エリーゼ「アルジャ、まだ諦めちゃダメ!まだチャンスはあるよ!」


目の前でさらわれた事によるショックは大きかったが、ここで立ち止まっている暇はない。メリルが連れ去られた場所は検討がついている。敵の本拠地である武家屋敷だ。そこで相手の目的である継承の儀式が確実に行われる。よって、これが最後のチャンス・・・!
最後のチャンスに掛け、三人は携帯で連絡を取って仲間達に合流する。マリオ達もアルジャの表情からして事情を察し、何も言わずに武家屋敷へと走る・・・。





タクミ「屋敷に着いたが、やっぱり門はしまってる・・・」


外は星空一つない漆黒とも呼べる夜になり、雲に全く隠れてない満月が不気味に見える。武家屋敷に着くと、人々を歓迎する門は固く閉ざされており、侵入者を阻む。穏便に済ますため、塀を登ろうとしたが高すぎるので断念。ここでもたもたしてたら、儀式が行われてしまう・・・!


マルス「従者の数はたくさんだし、今日みたいな肝心な用事の場合は屋敷の警備は厳しくなってるはず・・・」
エリーゼ「しかも、錠の方は特殊な鍵みたいだし、針金のような細い棒を使ってカチャカチャ開けるのは無理っぽい・・・」
カムイ「なるべく見つからないようにしたいわね・・・」
マリオ「こんな事もあろうかと、持って来て正解だったな・・・」


任天堂の英雄の手には持ち運び用のガスバーナーがあった。スイッチを入れると、高温の青い炎が筒から出る。それを門の錠に向けて当て続ける。


リョウマ「俺等がメリルを探す中、武家屋敷の方へ向かう事も頭を入れて、寄り道して借りただけだ。以前訪ねた時に門の構造を思い出し、一筋縄ではいかないと察した。」
マリオ「俺の炎で錠を焼き切る問手段もあるが、俺の炎は投げ飛ばしたり広範囲のだから適しない。ガスバーナーの方が高温の炎が出やすいの細い炎と出るから扱いやすい。それに見つかる可能性もグッと下がる。」
タクミ「そこまで考えてたのか・・・」
マリオ「お前等は周囲を確認しろ。・・・よし、焼き切れたぞ!」


頑丈な錠はガスバーナーの炎によって静かに焼き切れ、地面に落ちる。ここから先は武家屋敷に侵入するので戦闘は避けられない。

依頼8:本命の依頼人の依頼を解決せよ! 後半(その10) ( No.82 )
日時: 2016/08/01 03:26
名前: りゅーと (ID: xiz6dVQF)

マリオ「お前等、最後の一仕事だ!気を抜くんじゃない!」
カムイ「分かってるわ!初の依頼がここまでぶっ飛んでるなんて思わなかったわ・・・!」
マルス「何を言うの?スマブラでも同じじゃん。みんな、準備はいい?」
リョウマ「出来てる!俺も覚悟は決めた!アルジャ、あんたも無理はするな!」
タクミ「散々とオカルト関係で苦しめられたけど、別の意味で終わるだろうな・・・」
エリーゼ「幸せな家族のためにも頑張っちゃうよー!」
アルジャ「皆さん、ありがとうございます・・・!俺、皆さんに出会えてよかったです・・・!」


武家屋敷はわずかな灯りが廊下や部屋や外を照らす。一同は見つからないように慎重に進む。物陰から様子を窺(うかが)うと、従者の一人がいた。相手は廊下をゆっくりと歩いており、こっちに気づいてない。


マリオ「相手は一体か・・・しかも、廊下を歩いてるから先に進めないな・・・」
リョウマ「敵は一体だけだし、気絶させるのがいいか・・・」
アルジャ「じゃあ、俺が前に出て引きつけますのでお願いします」


なるべく被害を押さえるべく、アルジャが囮になって前に出る。当然、従者は気づく。


従者「・・・!」
アルジャ(来たか!今です!)
マリオ「おんどりゃあ!!」
リョウマ「たあっ!!」
従者「ギギャア!!」


マリオのパンチとリョウマのみねうちにより、従者は気を失った。急いで部屋にしまおうとする中、三人はある事に気づく。従者が着ている服の下からびっしりと生えた鱗が見え、長い袖に隠されていた手は異様に大きく角ばっており、顔を隠す黒衣からは蛇の頭部を覗かせる。従者の正体は古文書に載っている蛇姫の下僕だろう・・・


タクミ「ずっと昔からこんなのが跋扈(ばっこ)してたのか・・・」
エリーゼ「あっちの世界から何人か来ちゃってるんだ・・・」
カムイ「古文書通りに武家屋敷にいる従者は全員人外であるのが分かったわ・・・別世界から来たとなると、私達の戦い方が通用しないかも・・・」
タクミ「カムイ、後ろ!」


タクミの声にカムイは大急ぎで避ける。彼女がいた場所に何かが振り下ろされ、廊下の一部を無残な姿に変える。そこにいたのは鋭いかぎ爪を持つ従者が三体いた。


従者A「ギシャギャギャギャ!(訳:侵入者だ!」
従者B「ギーシャシャギシャッシャ!(訳:蛇姫様の元には行かせない!」
従者C「ギシャギシャギシャギシャシャギャギシャ!(訳:この爪で我々に逆らった奴同様に切り裂いてやる!」
マルス「見つかっちゃったね・・・アルジャとエリーゼは後ろにいてね!レイドチョップ!」
カムイ「貫け!跳槍突!」
タクミ「ただの弓使いだと思うな。・・・射貫け!」
マリオ「マリオトルネード!」
リョウマ「蛇如きに負けるか・・・!」


強い攻撃を放つも、蛇の従者の鱗が堅く、中々ダメージが与えられない。一方の相手は身軽に動きつつ、爪を振りかざす。とっさに回避はしたものの、敵の頑丈さと数が原因で時間がかかってしまう・・・。


カムイ「みんな、回避に専念して・・・!(もうそろそろかしら・・・?」
従者A「ギシャ!ギシャシャギシャー!(訳:何だ!そんな程度だったのか!」
従者B「ギシャーギシャギシャギシャー!(訳:我々も暇ではないからここで終わらせるぜ」
カムイ「何を言うの?終わるのはそっちよ?」
従者C「ギシャ?(訳:え?」


喉笛を掻っ切ろうとした時、カムイが持つ夜ノ神の一閃が従者を薙ぎ払う。その一撃は蛇の従者の爪だけではなく、頑丈な鱗さえも切り裂く。


従者A「ギッ・・・!?(訳:馬鹿な・・・!?」
カムイ「ちょうどいいタイミングで術が発動したみたいね。」
ミノリ(皆さん、遅れてごめんなさい。私も間接的ですが闘います・・・!)


一同の脳内に直接呼びかけるのはこの場にいないミノリ。どうやら、テレパシーの一種を使っているようだ。彼女の声がしたと同時に一同に不思議な力が与えられる。そう、これは古文書に記されたセイレン族が残した術だ・・・。





メリルを探しに行く時間帯・・・


リョウマ「ミノリ!?お前、正気なのか!考え直せ!」
アルジャ「あなたは危険な状態なんです!病み上がりのあなたが術なんか使ったら・・・!」
エリーゼ「あたしが使うよ!セイレン族の術は難しいけど、魔法が使えるあたしならまだ・・・!」


セイレン族が残した術を誰が使おうかと話し合った時、魔法に強いエリーゼがやろうとしたのだが、真っ先に名乗りあげたのはミノリ。彼女の申し出に多くの人が反対する。


ミノリ「そこは分かってるわ!私の身に危険が及ぶ可能性が高いのは十分理解してるわ。どうせ、私は子供を産んだら魔力は無くなっちゃうのよ。だったら、最後ぐらいは盛大に使わせてちょうだい。」


BGM:千山万水・吽(朧村正)





ミノリ「それに、この術は私達のご先祖様が命をかけて残してくれたものよ。彼等も私同様に辛い思いをする中で、命をかけてでもこの悲劇を止めようとしてたわ。そんな彼等の思いを無駄にしないためにも、この術を使わせてほしいの。それにね、アルジャ君や赤ちゃんやメリルちゃんやみんなを守る事が出来るの・・・!」





にこっと微笑む依頼人の妻の決意は固く、彼女は頼りになる夫とその夫の素直になれない妹、まだ見ぬ外の世界に憧れる子供と大事な生まれ故郷を愛してる。優しい彼女がここまで譲らない事にアルジャやリョウマ達は驚くも、同時にミノリの母としての強さや一族の誇りを守るための覚悟があるのを知る・・・。
彼女の揺るがない決意に皆は術を使うのに許可を出した。


ミノリ「アルジャ君、リョウマ様、皆さん、本当にごめんなさい・・・。あとでお説教や罰は受けます・・・」
リョウマ「気にするな。しかし、あのぼんやりとした狐の巫女見習いがまさかここまで強くなるなんて思わなかった・・・。サクラもいい弟子を持ったな・・・。」
エリーゼ「アルジャ、いいお嫁さんに出会ったね・・・。メリルのお姉ちゃんはいい人だね・・・。あたしもいつかはこんな風になりたいな・・・」
タクミ「大事にしろよ・・・」
アルジャ「俺もここまで最高の女性に出会ったのが奇跡です・・・。メリルもミノリさんに出会って幸せだと思います・・・。お腹の子も早くお母さんに会いたいでしょう・・・」
マルス「そんなお母さんを支えるお父さんも最高だよ・・・」
マリオ「幸せな家族が酷い目に遭うのはおかしいもんな・・・」
カムイ「母の思いは強し・・・(絶対に食い止める・・・!」





ミノリの加護により、一同は蛇に対抗する力を手にした。敵は今までのセイレン族や自分達に抗った人間と思ってたが、今回は違う。何故なら、様々な思いが重なり、一つとなりつつあるからだ。


従者B「ギシャッギシャギシャシャー!(訳:急いで伝えないと・・・!」
タクミ「どこへ行く気だ!!(矢を連射で放つ」
従者C「ギッギャア!!」
リョウマ「凄い力だ・・・!蛇の鱗さえも物とはしない・・・」
ミノリ(セイレン族って凄すぎるわね・・・私もその一人だけど・・・自分の種族を改めて見直そうかしら?)
エリーゼ「自分の種族を誇りに思った方がいいよ!それよりも先へ急ごう!」





屋敷に侵入してから数十分後、門の前にあった焼き切れた錠前で敵はようやく侵入者の存在に気づいた。だが、カムイ達はすでに屋敷の奥まで侵入しており、従者が急いで向かうも蛇に対抗する術を持った彼等を止める事は出来ない。


従者「ギャッシャア!!」
マリオ「邪魔だ!どけ!」
リョウマ「ふんぬっ!」
アルジャ「メリルはどこに・・・!」


奥へ進めば進むほど、敵の数は多くなり、攻撃方法や頑丈さに変化が見られる。それでも一丸となって進めば、彼等の敵ではない。だが、その快進撃は止まってしまう。


カムイ「敵もかなり頑丈になって来たわね・・・って、何か物凄く武装した従者がいるんだけど・・・」
武装従者A「貴様等が侵入者か。蛇姫様の儀式の邪魔はさせない。」
武装従者B「これ以上の蛮勇は止めてもらおうか。」
タクミ「強くなった分、言葉を話すようになったのか・・・」


そこに現れたのは巨大な薙刀を持った武装した二人の従者。今まで戦った従者とは格が違い、相手が持つ武器は真っ赤に染まっている。また、上位種か亜種であるのか、人語で話してくる。


エリーゼ「今までとは違いすぎる・・・ここは戦わない方が・・・!」
武装従者A「どこへ行く気だ!」


武装した従者は巨大な薙刀を無防備のエリーゼに目がけて振り下ろすも、リョウマが雷神刀で塞ぐ。場にガキィンと武器がぶつかる音が響き、パワーがある彼が押されている・・・。同時にマリオとマルスが別の従者に挑むも、薙刀で塞がれてしまう。


リョウマ「カムイ、タクミ、アルジャ、ここは俺等が喰い止めるから先に行け!」
タクミ「何を言ってんだよ!あいつ、今までの奴よりもまずいと言うのが分からないのか!」
リョウマ「分かってる!だが、俺等はここで喰い止めないとまずいし、それに一緒に行く事が無理だ・・・」
カムイ「リョウマ兄さん、無理はしちゃダメ!マリオやマルスも苦戦して・・・」
ミノリ(リョウマ様・・・やはり・・・)
リョウマ「ああ、相手が手を下してきたようだ・・・」

依頼8:本命の依頼人の依頼を解決せよ! 後半(その11) ( No.83 )
日時: 2016/08/01 03:32
名前: りゅーと (ID: xiz6dVQF)

任天堂の英雄とアリティアの王子と白夜王国の第一王子の足には蛇の締め付け痕があった。そう、三人はクチナワの呪いを受けている・・・。道中で蛇姫が仕掛けたらしく、それを喰らってしまったのだ・・・。気丈に振る舞う彼等はじわじわと体力を減らされており、ミノリの加護を持っても呪いを遅らせる程度にしかならない・・・。


カムイ「兄さん達が呪いを受けてたなんて・・・」
タクミ「だったら、僕も残って戦・・・」
マリオ「こういうのは先輩やお兄さん達に任せとけって!お前等はやるべき事があるだろ?」
マルス「これくらいは平気だよ。僕達が出来る事はこれくらいしかないけど、先に行かす事だって可能だよ。」
リョウマ「俺を誰だと思っている!白夜王国次期国王でもあり、タクミとカムイの兄だ!弟と妹を導くのも兄の役目だ!さっさと行け!タクミ、カムイを頼んだ・・・!」
カムイ「・・・」
エリーゼ「お姉ちゃん・・・タクミ王子・・・行こう・・・」
アルジャ「酷かもしれませんが、三人の思いを無駄にしてはいけません・・・!」


泣きそうになるカムイとタクミを強引に連れて行き、四人は先へ進む。残されたマリオとマルスとリョウマは不利な状況でありながらも、武器を構えて相手を見据える。


武装従者A「ほう・・・仲間のためにこの場に残るのか・・・命知らずのようだな・・・今まで戦って来た奴らでもここまで抗ったのがお前等が始めてだ・・・」
武装従者B「その判断が吉と出るか凶と出るか・・・だが、ここまで骨があると言うなら、我々を楽しませてくれるよな・・・?」





カムイ「兄さん・・・マリオ・・・マルス・・・ごめんね・・・」
タクミ「カムイ、あの馬鹿兄貴は簡単にやられたりはしないはずだ・・・」
カムイ「タクミだって心配じゃないの・・・」
タクミ「僕だって不安だよ・・・だけど、出来る事は限られている・・・ここで立ち止まってはいけない・・・」
カムイ「そうだよね・・・兄さん達は最強だもんね・・・!」
アルジャ「その兄さん達同様に俺も頑張らないといけませんね・・・」


三人が足止めしている間にカムイ達はメリルを探す。屋敷内を深く進めば進むほど、灯りはどんどん暗くなっていく・・・。四人は注意深く警戒しつつ、僅かな灯りを頼りに進む・・・。
しばらく進むと、とある部屋に二人分の人影があった。だが、その部屋から邪悪な気配が十分に放たれており、そこから先へ進むなと体が警告をする。障子越しから伝わる気配に怯まず、先頭を走るカムイは目で同行するメンバーに最終確認をすると、障子戸を蹴って突入した!





カムイ「大当たりのようね・・・」


その部屋では継承の儀式が行われていた。そこには連れ去られたメリルが虚ろな目で何かの呪文を唱えている。その呪文は従者達が発してた言葉と同じであり、内容は理解出来ない。


メリル「・・・・・」
アルジャ「メリル!大丈夫ですか!」
メリル「・・・・・」
アルジャ「メリル・・・?返事をしてください!」
エリーゼ「催眠状態にかかってるんじゃ・・・!」


彼女は兄の呼びかけにも何の反応も示さず、ずっと呪文を詠唱している。おそらくは強い催眠状態になってるだろう・・・。
部屋の上部には古文書の内容通りに空間が切り裂かれており、そこから巨大な爬虫類の手が出現していた。その手は空間を無理矢理こじ開け、こちら側に来ようとしていた。その下では現統治者であるマコがメリルと同じ呪文を唱えており、空中に浮く黒曜石の鏡に魔力を注いでいた。二人分の呪文と魔力により、鏡に力が与えられ、空間の向こう側にいる何かが来やすくなっている・・・!
継承の儀式で呼び出される何かの存在に圧倒される中、マコは彼女は侵入者の存在に気づくと詠唱をやめ、すっと立ち上がりこちらの方を振り向く。


マコ「あら?お客さん?って、アルジャ君じゃない。こんな夜遅くに何か用かしら?今は取り込み中だから、後にしてくれないかしら?」
アルジャ「マコさん、悪いですけど、そちらのお宅にいるメリルを連れて帰ります。」
マコ「そう・・・じゃあ、早めにお帰りをお願いいただこうかしら?」


その一言と同時にマコは手から光球を放つ。その球をカムイが前に出て剣で弾く。


カムイ「お客さんをちゃんともてなすべきじゃないの?こんなおもてなしはいらないわ。タクミ、援護をして。アルジャとエリーゼはメリルの方をお願いね!」
タクミ「分かった!お前等、攻撃が飛んでこないように避難しろ!」


BGM:落花繽紛(朧村正)


戦闘向きではないアルジャとエリーゼはメリルを連れて部屋の隅へと避難する。一方のメリルは二人に連れられるも、虚ろな目でずっと呪文を詠唱続ける。この間にも鏡に力が与えられてしまう。


マコ「あの子の魔力はミノリちゃんよりも莫大だし、蛇神の召喚や私の新しい肉体にも適しているわ。最初にミノリちゃんの子を殺せなかったのは許せなかったけど、代わりにいい収穫が得られたからチャラにするわぁ。」
カムイ「ふざけないで!メリルの家族を思う気持ちや純粋な悩みを人殺しの道具にしないでよ!もし、成功してしまったら、心に深い傷を負ってしまうのよ!あなたがやろうとしている事は重罪よ!継承の儀式は絶対に阻止するわ・・・!」
マコ「はっ!セイレン族の力を貰っている外部の人間が何を言うの!!あのまま大人しく帰れば、手を下さなかったのにねぇ・・・!あの三人も今頃は・・・」
タクミ「兄さんの執念深さを舐めるな・・・!」


ミノリの加護を得たカムイの剣術とタクミの弓術と術を使うマコの戦いは互角である。二対一と特殊な条件下で戦っているのにもかかわらず、マコは傷を負うどころか息は上がっていない。相手は相当な力と魔力を蓄えているのだろう・・・。空間を切り裂いてこちらに来る何かを呼び出せるほど・・・。だが、セイレン族が術を残した事とその術を使う人物が先祖返りをした巫女であるため、マコは苦戦を強いられる。
長い攻防戦が繰り広げられる中、変化があったのはマコの方だ。


マコ「まさか・・・私がここまで押されるとはねぇ・・・」
カムイ「セイレン族を支配したつもりでいたけど、セイレン族も黙ってないのよ・・・」
マコ「はんっ!何、被害者ヅラしちゃってるの?元はと言ったら、そっちが私のぶら下げた餌に釣られたからじゃないの?大人しくしてれば、こんな事にはならなかったのにねぇ・・・。しかし、人の肉体って不便だよねぇ。動きにくいから困るのよ。まあ、長く生きらえるのと魔力にあふれている若い肉体があるから、私にとっては力を付けるのは十分なのよ。」
タクミ「化けの皮が剥がれたようだな・・・」


次の瞬間、マコの体に異変が起きた。彼女の体からゴキゴキと骨格が変化する音がし、同時に着ていた着物がいとも容易く裂けてしまう。それだけではない、白髪交じりの髪の毛はずるりと抜け落ち、深いしわを刻んでいた皮膚が剥がれ落ちる。それはまさに蛇が脱皮するかのように恐るべき変化を遂げる・・・。ありえない現象に四人はそれから目を背ける事が出来ず、言葉を失う・・・。
無数の蛇の鱗に覆われた体、蛇のように凍てつく鋭い眼、鋭い牙と細長い舌を覗かせる巨大な口。それは神社で見た像や古文書でみた。そう、そこにいたのは・・・





蛇姫「この姿を見た人間が現れたのは何百年ぶりかしら?正直言うと、この姿は誰にも見せたくないわねぇ・・・。まあ、目撃者を全員消せばいいのよ・・・!」





次回、最終話&アフターストーリー





「オマケ」ギャグはあった


りゅーと「実を言うと、今回の話にNGシーンがあったのよねー。まあ、予想通りにギャグだよーwww」
メリル「酷いシーンがあったの!?」



・NGシーンその1:カサカサする赤い兄
・NGシーンその2:彼岸島作戦
・NGシーンその3:兄リョウマによるタクミ冤罪事件


りゅーと「最終話前に更新する予定ですので、後半でSAN値がガッツリ減らされた人はこれを読んでくださいねー」
アルジャ「すみません、絶対にリョウマ様とマリオさんがやらかしましたよね?」
ミノリ「特にその3は見てみたいけど、絶対に嫌な予感しかしない・・・;」





完全にゆめひめさんと全国のマリオとリョウマとタクミ、三人のファンやFEファンに殺されそうで怖い;
長かった・・・;感想OK

Re: World Saver Team2 ( No.84 )
日時: 2016/08/01 04:19
名前: トーチ ◆/MkMTfVD.6 (ID: GlabL33E)

ラストブシニャン仲間にしたトーチです(ちなみに一発)

呪いの裏に野望ありか.....まぁ勝つでしょう。むしろ勝たないでどうする!

トーチ「蛇だけに手段も狡猾か....」
シャドウアリス「さすがにギャグはあまりやらなかったみたいね。」

他の作者様の依頼小説の処理で難しそうなら、自分の依頼小説取り消しちゃっても大丈夫です。無理してまで書く必要ないので。それでは

Re: World Saver Team2 ( No.85 )
日時: 2016/08/01 06:41
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: zSZyy9Vi)

どうも、八雲です。

蛇恋結びにそんな裏があったとは……って、蛇姫そのものが黒幕ってマジですか!?

とはいえ、人の思いに付け込んで復活なんて……!次で決着……!頑張ってください!


追伸:NGのはせめて最終話の後に乗せて欲しかったです。
それでは。


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