二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 【オリキャラ×KHFM】結末まで進む、光と闇と心の物語
- 日時: 2017/09/11 21:36
- 名前: エイヴ ◆.Z4zYzVCxs (ID: MW3WsllJ)
巡人は友達と一緒にディズニーランドに遊びに来たが、物思いにふけっていたせいで友達とはぐれ、ディクトと二人きりになってしまう。慌てて追いかけようとした矢先に目にしたのは、テレビとゲーム機とソファーと、その傍で立っているお兄さん。そして、台座に飾られた、見覚えのある大きな鍵だった……。
■
【アテンション!】
・この物語はフィクションですが、実在の場所や実在のゲームなどが出てきます。ディズニーランドと「キングダムハーツ」と言うゲームです。
・実質、こちらのオリキャラとキングダムハーツに出て来るキャラクターとのクロスオーバーですが、あくまでも「ゲーム越し」でのクロスオーバーです。オリキャラとキングダムハーツのキャラクターが直接絡む様な事は一切ありません。
・題材が題材なので、色んな意味で危ないかもしれません。いや、危ないです。消される可能性があります。
・キングダムハーツやディズニー好きな読者様達に不快感を与えてしまうかもしれません。
・この話では『キングダムハーツ FINAL MIX』のネタバレと作者流攻略が思いっきり存在します。最初から最後まで、ネタバレだらけです。この話の為に攻略サイトやRTA(リアルタイムアタック)動画を見たり、リアリティーを出す為に()努力をしました。
それでも大丈夫な方は、最後までお楽しみください。
ダメな方は、そのままブラウザバックでお願いします。
では、どうぞ。
■
【主な登場人物】
内村 巡人(うちむら じゅんと)
主人公。友達の和斗達と一緒にディズニーランドに行ったが、ひょんな事から『キングダムハーツ FINAL MIX(KHFM)』に挑戦する。
ディクト
巡人と一緒にいる半人半獣(人2:獣3)の黒猫。魔法使いに憧れていて、魔法使いの服装をしている。KHFMに挑戦する巡人に付き合う事になる。面白そうだから。
坂下 和斗(さがしも かずと)
巡人の友達。シューティングが得意。
小賀 匠(こが たくみ)
巡人の友達。落ち着いた性格をしている。
崎本 明(さきもと あきら)
巡人の友達。やや子供っぽく、ディズニーランドを一番楽しんでいる。
小田 蒼樹(このだ あおき)
巡人の友達で、紅菜の双子の兄。紅菜の事になると過剰になる所がある。要はシスコn(ry
小田 紅菜(このだ あかな)
巡人の友達で、蒼樹の双子の妹。明と同じくらい、ディズニーランドを楽しんでいる。
フレイ
炎のエレメント。とても幼い。ディズニーランドに行くのを楽しみにしていた。
コール
氷のエレメント。とても幼い。ディズニーランドに行くのを楽しみにしていた。
ネリア
風のエレメント。冷静で丁寧口調。フレイとコールにとって、お姉さんみたいな存在である。
■
【目次】
Prologue:>>1-3
1st World's:>>4-12
dive to heart:>>4
デスティニーアイランド:>>5-7
トラヴァースタウン:>>8-11
1st World's 後書き:>>12
2nd World's:>>13-27 >>30-33
ワンダーランド:>>13-18
ディープジャングル:>>19-27
Re:トラヴァースタウン:>>30-32
2nd World's 後書き:>>33
Interval:>>34-44
開園前:>>34
シンデレラ城:>>35
BTM(ビックサンダーマウンテン) ファストパス:>>36
エンカウント:>>37
イッツアスモールワールド:>>38
ビックサンダーマウンテン:>>39
ウエスタンリバー鉄道:>>40
トゥーンタウン:>>41
パレード:>>42
スペースマウンテン:>>43
Interval 後書き:>>44
3rd World's:>>47-67
アグラバー:>>47-54
モンストロ:>>55-60
ハロウィンタウン:>>61-66
3rd World's 後書き:>>67
4th World's:>>68-81
ネバーランド:>>68-75
Re:Re:トラヴァースタウン:>>77-80
4th World's 後書き:>>81
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- モンストロ Part.3 ( No.57 )
- 日時: 2017/05/03 19:24
- 名前: エイヴ ◆.Z4zYzVCxs (ID: y36L2xkt)
腹部2でハートレスを倒し、宝箱を回収。コテージを手に入れた。
巡人「あ」
巡人は何かを思い出してキャンプメニューを開き、アイテムのバックヤードから「ガードアップ」を選択する。
巡人「ガードアップ。使った人の防御力を1アップするドーピングアイテム。こう言うアイテムは基本的に主人公に使う物だよね(´ω`)」
そう言いながら、ガードアップをソラに使った。ソラの防御力が13から14になった。
次に腹部3。ハートレスを無視して、腹部2へ移動。またハートレスを無視して腹部5へ移動。そしてハートレスを無視して腹部6へ移動。そのまま腹部5へ移動。
ディクト「入り組んでるね('ω')」
巡人「そう。だから寄り道したりすると迷ってタイムロスになったりするから、真っ直ぐ行った方が良いんだよね」
会話しながら、腹部4へ移動。イベントに入った。
そんなにあの子が気にかかるかい、とマレフィセントがリクに問いかける。
マレフィセント『あの少年はお前よりもキーブレードと新しい仲間を選んだと言うのに』
ディクト「……」
ディクトの顔が険しくなった。リクは、別に気にしてない。ちょっとからかってやっただけ、と答えた。マレフィセントは、まあいいが、心の中の闇に気を付けろ。ハートレスの大好物だから、とだけ忠告して去る。
リク『俺は大丈夫だって言ってるだろ!』
ディクト「どうだか……」
ディクトは、嵐に襲われた島でリクが言った事を思い出しながら呟く。
リク『闇を恐れることは無いんだ!』
ディクト「あんな事を言った時点で、君はもう……」
巡人「ディクト……」
場面が変わり、ピノキオが映った。ソラ達が追いかけ、リクに追い付く。ピノキオはそのまま奥へと進んだ。
ソラ『リク!何でこんな事するんだよ?何やってるのか分かってんのか?』
ソラはリクに問いただした。リクが言い返す。
リク『ソラ、お前こそ何をしてるんだ?あちこち飛んでっちゃ、そのキーブレードを得意気に振り回してるだけじゃないか。本当にカイリを助ける気があるのか?』
ディクト「ほら不貞腐れた事を言う」
ソラ『それは……』
ディクトが呆れるように言ったのと、ソラが弱気に呟いた時、
ピノキオ『うわぁー!』
奥からピノキオが叫ぶ声が聞こえた。リクが振り向いた所で、イベント終了。ちょうど、セーブポイントに立っていた。セーブした。5時間15分だった。時計を見ると、13時55分だった。
その後、巡人はピノキオの叫んだ方へ……腸に入って行った。巨大ハートレスが、口らしき場所の中にピノキオを閉じ込めていた。それを見るソラとリク。リクは、倒せるか?とからかうように聞いた。ソラは、やれるさ!と言い、リクと俺なら、と言った。リクは「フンッ」と息で答える。戦闘開始。
ディクト「このハートレスの名前は?」
巡人「確か、『パラサイトゲイジ』。触手みたいなので攻撃するから、それに当たらなきゃタコ殴りで行ける。後は……」
と言いながら、パラサイトゲイジをロックオンして、コマンドを「しょうかん」に。
ソラ『俺に力を!』
巡人「俺に力を!ジーニー!」
ジーニーを召喚した。
ディクト「……('ω')」
巡人「……」
ロックオンして、「ショータイム」のコマンドを押す。「痛かったらごめんよ!」と言うジーニーの声と共に、パラサイトゲイジにダメージが通った。派手にでは無いが。
ディクト「悪くは無いね('ω')」
巡人「悪くは無い('ω')」
続いて、ジャンプして頭に攻撃。触手が襲うが、ドッジロールで回避。ファイアを2発。攻撃。MPを溜めていく。敵のHPも順調に減って行った。ここで、ドナルドとグーフィーにハイポーションを与え、
ディクト「何してるの!?」
ディクトの声を無視して、コマンドを「しょうかん」に。
巡人「勇気を!シンバ!」
シンバを召喚した。プラウドロアを2発。大してダメージは通らなかった。これがやりたかっただけなんだな。ディクトは生暖かい目をして、巡人とテレビを交互に見た。
後は物理で殴るだけ。ソラのHPが危なくなる事が無く、パラサイトゲイジを倒した。ソラのレベルが上がった。最大APがアップした。
パラサイトゲイジは苦しみながらピノキオを吐き出した。開いた穴に落ちて行く。後を追うように、リクが穴に落ちて行った。グーフィーが【召喚MPアップ】を覚えた。行動できるようになったので、巡人はキャンプメニューからアビリティを開き、グーフィーに召喚MPアップを付けた。メニューを閉じて、穴の中に落ちて行った。
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- モンストロ Part.4 ( No.58 )
- 日時: 2017/05/03 19:26
- 名前: エイヴ ◆.Z4zYzVCxs (ID: y36L2xkt)
落ちた先は、ソラ達がモンストロに呑み込まれた時に来た最初の場所だった。揺れて、水が引いていく。ソラはゼペットじいさんがいた場所に降り立った。ゼペットじいさんが向こうを見ているので、ソラも見ると、ゼペットじいさんはピノキオの名前を叫んでいた。ピノキオを返してくれと懇願する。リクがピノキオを掴んでいた。
リク『悪いけど、それはできないね。この人形には、まだ用があるんだ』
ゼペットじいさん『人形じゃない。ピノキオはわしの息子だ!』
ここで、ソラがゼペットじいさんの隣に来る。
リク『心のある人形なんて、滅多に無いからな。心を無くした者を復活させるのに、役に立つかもしれない』
ディクト「君は何を言ってるんだい?心を無くした者を復活させるのにピノキオが役に立つ?」
ディクトは首を傾げた。頭にクエスチョンマークを乗せて。
ソラは、カイリの事を言ってるのか?と聞くが、
リク『お前にはもう関係無い事だろ?』
とだけ言い、去って行った。
ディクト「うわあ……(´・ω・`)」
ディクトの声を聞きながら、巡人は金魚の側にある宝箱を回収した。共有アビリティ、ハイジャンプを手に入れた。
ここで、チュートリアルが入る。共有アビリティは、パーティー全員が使えるアビリティらしい。巡人はキャンプメニューを開き、アビリティからの共有アビリティで、ハイジャンプを装備した。さらに、ソラのアイテムを補充する。ポーションを2つ。
そして、この辺りの宝箱を回収した。まずはライブラグミ。次に、青のトリニティマークに近づき、トリニティを発動。コテージとポーション2つを手に入れた。段差を登って行って、次の宝箱を回収。水のかがやきを手に入れた。別の高台で宝箱を回収。コテージを手に入れた。
ゼペットじいさんがいる船まで戻り、船の屋根の上に登り、緑のトリニティマークに近づき、トリニティを発動。宝箱を回収。ミスリルのかけらを手に入れた。ゼペットじいさんの船から、向かい側の高台へ向かいハイジャンプ。段差をギリギリで登って、宝箱を回収。子犬だった。
巡人「(´・ω・`)」
ゼペットじいさんの船まで戻り、セーブポイントでセーブした。5時間24分だった。時計を見ると、14時04分だった。
ディクト「14時になっちゃったね」
ディクトは空を見る。空は青かった。まだ夕方みたいな雰囲気は無いが、15時を過ぎた辺りからだろう。
巡人「もうこんな時間になっちゃったんだ……」
巡人は目を閉じて、目を開けて、ハイジャンプを駆使しながら「のど」へと向かった。のどに着いた後、現れるハートレスを無視して「胃袋」へ登って行った。
胃袋へ着くと、リクがピノキオを見つめていた。そこへソラが、ピノキオをゼペットじいさんに返すんだ、と言い寄る。
リク『ハートレスに心を喰われた人形。カイリを助ける鍵になるかもしれない』
ディクト「……巡人」
巡人「何?」
リク『どうだソラ。一緒にカイリを助けよう?』
ディクト「ピノキオってさ、ゼペットじいさんのお願いを女神様が叶えてくれた事で、命が宿った人形なんだよね?」
巡人「そうだけど……」
リク『俺とお前なら、やれるさ』
ディクト「ピノキオを拐っても、カイリを助けるヒントは何一つ得られないんじゃないかな?('ω')」
巡人「………」
巡人は黙り込む。ソラはリクに向けてキーブレードを構えた。戦うのか、俺と?リクは問いかける。心を無くした人形の為に?とも言った。ソラは話す。
ソラ『ピノキオの心は残っている。「良心」がね』
リク『良心?』
ジミニーがピノキオの所へ駆けつけて行く。ソラは話し続ける。
ソラ『良心の声は小さいけれど、でも俺にはハッキリ聞こえる。リク。それは「良くない事」だってな』
リク『それがお前の答えか……!』
ディクト「ソラ……」
ピノキオの方では、ジミニーが彼の名を何度も呼びかけた。ピノキオが意識を取り戻したのか、声を出す。もうダメ、だと。ピノキオは項垂れた。
ディクト「えええ………(´・ω・`)」
ディクトが思わず声を出したその時、ピノキオの鼻が伸びた。その後、
ピノキオ『あれ?ダメじゃないみたい!』
ディクト「どう言う事なの……?(´・ω・`)」
ディクトの困惑をよそに、ジミニーが喜ぶ。視点が変わって、ソラ達に戻った。ソラもリクも、ピノキオの方を向く。その時、上から何かが降ってきた。
ディクト「パラサイトゲイジ……!倒したはずじゃなかったの!?」
驚くディクトに、リクは手をかざして、闇みたいな物を出してその奥に消えて行く。
ディクト「ちょっと待ってリク!何してるの?逃げるの!?」
ピノキオが逃げる。ソラ達はパラサイトゲイジに向けて構えた。戦闘開始。
next to Part.5
- モンストロ Part.5 ( No.59 )
- 日時: 2017/05/03 19:29
- 名前: エイヴ ◆.Z4zYzVCxs (ID: y36L2xkt)
巡人「ピノキオは女神様のお陰で、命が宿ったけれど、人間になる為の試練を与えるんだ。正直な心を持つ事。立派に良い行いをしていく事。その制約として、嘘をつくと鼻が伸びるようになっちゃうんだよ」
パラサイトゲイジに毒ブレスを喰らいながら、巡人は淡々と説明した。
ディクト「なるほどね。で、そんなキノピオを誘惑して行くのが……」
巡人「ファウルフェローとギデオン。まあ、この2人だけじゃなくて、劇のオーナーとか、遊んでいるとロバになっちゃう遊園地のオーナーとかいるけれどね」
巡人はポーズ画面にして、後ろを向く。誰もいなかった。巡人は前を向いて、ポーズを解除する。
巡人「ちなみに、ディズニーの悪役は大抵、最後にはそれなりの制裁を受けるけれど、ファウルフェローとギデオンはディズニーの悪役でありながら、唯一制裁を受けていないんだって。これはどこかのサイトで見て知った事だけれど」
と言った所で、突然視界が暗くなった。慌てて巡人はポーズ画面にする。その後に落ち着いて、視界を暗くした物の正体をどかして後ろを向くと、ファウルフェローがいた。
巡人「……(´ω`)」
巡人は手で「やめて」と制する。前を向くと、また視界が暗くなった。落ち着いて、自分の目を塞いでいる手をとがす。後ろを向く。ファウルフェローはそっぽを向いてとぼけていた。ディクトが笑いをこらえている。
巡人「……」
巡人は前を向く。後ろを向く。そっぽを向いていた。前を向く。フェイントをかけて後ろを向く。そっぽを向いていた。前を向く。ポーズ画面を解除。瞬間、ポーズ画面にして、後ろを向く。明らかに目を塞ごうとしているファウルフェローがいた。ディクトが笑った。巡人も笑った。ギャラリーも笑った。
改めて、ポーズ画面を解除して、気を引き締める。ヒット&アウェイでダメージを与えて行った。毒ブレスは真後ろに回ればどうって事は無い。体当たりは基本的に距離を取れば対処は出来る。途中で怯んで、口の所が開いた時にはロックオンを解除して徹底的にそこに攻撃する。口が閉じたらそのまま距離を取る。
この繰り返しで、時間はかかったものの、確実な戦法でパラサイトゲイジを倒した。ソラのレベルが上がり、リフレクトガードを覚えた。
パラサイトゲイジが消滅する。ドナルドが「逃げろぉ!」と叫ぶ中、ソラは、リク!どこだリク!と、いなくなったリクを気にしたのであった。時の力を手に入れ、【ストップ】の魔法を覚えた。
場面は変わり、とある場所。リクは寝かせているカイリを見て、カイリは心を無くした人形だって言いたいのか?と、誰かに問いかけるように言った。その後ろにマレフィセント。その通り、と断言する。カイリの心は……?リクが落胆するように問うと、ハートレスに奪われたんだろう、と返した。
ディクト「カイリの心はハートレスに奪われた……?それはおかしいよ。もしカイリが本当にハートレスになったら、カイリの肉体はここに残ってない」
ディクトの考察が始まった。巡人はそれを聞き流しながら、イベントを見る。
リク『どうすればいいんだ!』
ディクト「人がハートレスになると、肉体が消滅して、心が闇に堕ちて、魔物が……ハートレスが生まれる。それはソラが最初にトラヴァースタウンに来た時に見かけた男の人が、ハートレスになった様子から読み取れた」
マレフィセント『7人のプリンセスを集めればいい。そうすれば世界の中心……私は世界の心と呼んでいるがね……そこへの扉が開く。そこは知識の宝庫だ。カイリの心を取り戻す方法は、必ずそこで見つかるさ』
ディクト「でも、カイリの身体は残っている。マレフィセントは、カイリの心はハートレスに奪われたって言ってるけど、ハートレスの本能を考えると、心だけ奪っておいて何もしないなんて有り得ない。すぐにでも同類にするはずだ。カイリの身体その物が、残っている事がイレギュラーなんだ」
マレフィセント『そうだ。お前に力をやろう』
ディクト「そう考えると……」
マレフィセント『ハートレスを操る力を……』
ディクト「カイリの心は、どこにあるの?」
リクの身体に黄緑色のオーラがまとった。ディクトはポカンとしたまま、
リク『カイリ、待ってろよ』
イベントが終わった。巡人は心の中だけで、ディクトの考察を褒めた。
next to Part.6
- モンストロ Part.6 ( No.60 )
- 日時: 2017/05/03 19:32
- 名前: エイヴ ◆.Z4zYzVCxs (ID: y36L2xkt)
場面が変わって、モンストロがクシャミをした。それで無事、ソラ達は外へ出れたようだ。グーフィーがゼペットじいさんとピノキオの心配をする。ドナルドも、どこかに辿り着いていれば良いけど、と心配した。ソラはリクの身を案じた。
その後、グミシップはアグラバーに戻った。
巡人「しまった……」
巡人が思い出したように呟く。
ディクト「どうしたの?」
巡人「モンストロは、アグラバーから次のワールドへ行く途中に現れるんだ。ルートで例えると、アグラバー→モンストロ→未知のワールドって風になる」
ディクト「それで?何が問題なの?」
巡人「最初、俺はアグラバーから上の方のワールドを選んだでしょ?」
ディクト「そうだね……そう言う事?」
ここでディクトも、巡人が「しまった」と口に出した意味が分かったみたいだ。
巡人「そう。アグラバーから上の方のルートにあるワールドは行く必要があるけど、下の方のルートのワールドには訪れる必要が無い。俺は最初に上の方に進路をとって進んで、モンストロと出くわしたから……」
ディクト「アグラバーと行く必要がある間のワールドの間にモンストロが存在している」
巡人「そして、そこに行くにはモンストロにワープドライブしてから、未到達ワールドへノーマルドライブしないといけないから……」
巡人・ディクト「タイムロスになる」
お互いに沈黙が流れる。ゲーム画面はアグラバーの到着地点セレクトのままだ。
巡人「……」
ディクト「……」
アラジンの家に降りて、セーブした。5時間37分だった。
巡人「……行くか」
ディクト「……そうだね」
そして、グミシップに乗った。
14:17
閉園まで、あと7時間43分。
イベントを見逃したくらいは痛くは無いが、時間を取られるのは痛かった二人なのであった……。
その頃……
和斗「…………(´゜∀゜`)」
フレイ「…………(´・ω・`)」
コール「ふれい、だいじょうぶ?(´・ω・`)」
フレイ「さむい……(´・ω・`)」
ネリア「スプラッシュマウンテンで、一番前に乗るからですよ。炎属性のあなたが真正面から水を浴びれば、寒くなるのは当たり前でしょう……(-.-;)」
フレイ「だって……(´・ω・`)」
明「太陽に浴びてれば元気になるよ。後は温かい食べ物を食べれば、ね」
フレイ「うん……!」
匠「坂下は?」
和斗「…………(´゜∀゜`)」
紅菜「和斗君?」
蒼樹「和斗君は疲れているんだよ。少し休めば元気になるさ」
和斗「…………(´゜∀゜`)」
to be continued...
更新する度に、話がどんどん進んで行くと実感します(´ω`)
それでは(^∀^)ノ 感想をどうぞ!
- ハロウィンタウン Part.1 ( No.61 )
- 日時: 2017/05/04 14:13
- 名前: エイヴ ◆.Z4zYzVCxs (ID: lQjP23yG)
【コラム】
デザイアーランプ
高い攻撃力と弾かれにくい特性を備えているキーブレード。
まずはワールドマップを開く。アグラバーから上の方のルートに、モンストロがいた。そこまでワープドライブする。モンストロに再び呑み込まれる。モンストロの中に入り、すぐ近くのセーブポイントに乗り、
巡人「あ」
キャンプメニューを開いて、アビリティの項目を選んだ。ざっと見てみると、ソラとグーフィーが新しいアビリティを覚えている。ソラには【リフレクトガード】を、グーフィーには【グーフィートルネド】を装備した。
巡人「リフレクトガードは名前の通り、防御姿勢をとって敵の攻撃をガードできる。最後まで使える必須アビリティ。グーフィートルネドは、要はグーフィーの必殺技の1つ。珍しいアイテムが出る確率が上がる【ラックアップ】を付けようかとも考えたけれど、今回はいいや」
ディクト「ふーん……('ω')」
巡人はメニューを閉じ、リフレクトガードが発動しているのを確認してから、グミシップに乗った。今度こそ、次のワールドへ向けて、ルートを選んだ。
新しいワールドへは意外とモンストロから近くにあった。
ディクト「ハロウィンタウン……名前の通り、ハロウィンをしてそうな感じがするね('ω')」
巡人「実際、その通りなんだけどね。確かここのワールドは『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』って名前の作品がモデルだった気がする('ω')」
ディクト「内容は?」
巡人「全 く 知 ら な い ('ω')」
ディクト「だ よ ね ('ω')」
ハロウィンタウンに降りた。早速おどろおどろしい雰囲気が漂う。ディクトはしかめっ面をした。グーフィーも、降りる前からこの世界は不気味だと思っていたみたいだ。こんな所に住んでいるのは、やっぱり不気味な連中なのかな、とまで言った。
ディクト「グーフィー……あれ?」
ここで、ディクトがある事に気づいた。ソラ達の服装が変わっている、と。
ディクト「みんなの服装が変わっているんだけど、何で?」
巡人「他の世界から来たって事がバレないように、変装する事があるんだ。互いの世界は干渉してはいけない、と言う決まりがあるからね」
ドナルド『平気平気!僕達も不気味な格好をしてるんだから、相手だって僕達を怖がるに決まってるさ!』
グーフィー『そうかなァ…』
ディクト「見慣れない人達がいる時点で、バレる可能性が高くなりそうな気がする('ω') むしろ、勘が鋭すぎる人がいたらバレるよ('ω')」
巡人「そこは、ほら……みんなディズニーだから……」
ディクト「納得」
行動できるようになったので、そのまま前に進む。ギロチン広場、と言う名前を見て、
ディクト「……ハロウィンって、こんなにおっかなかったけ?」
ディクトの顔色が良くなくなりつつある所で、イベントに入った。
ハートレスが現れる。ソラ達は武器を構えるが……ハートレスは襲って来なかった。
ディクト「あれ?ハートレスって、心を求めて襲って来るんじゃなかったっけ?」
ディクトは首を傾げる。試しにと、ハートレスに向けて攻撃してあげる。全て空を切った。ディクトが困惑する声を上げるが、先に進んだ。 すると、またイベントに入った。
小さな男の人がメガホンを持って、何やら叫んでいる。
小さな男『ご紹介しましょう。我が街の主役にして、恐怖と悪夢の王……ジャック・スケリントン!』
ディクト「え……え……?」
男がそう叫ぶ。ディクトは訳が分からないと言いたげな顔をする。ハートレスが息の合った動きをしだした。
ディクト「えええ……?(´゜ω゜`)」
井戸らしき場所から、徐々にひょろ長い、骸骨の、黒と白の縦ストライプ柄の服を着た者が現れ、ポーズを取る。この者が、ジャック・スケリントンだと分かったが……
ディクト「………ナニコレ?」
男の人がジャックに近づき、賞賛した。ジャックは、ありがとう。ありがとう、とお礼を言うが……
ディクト「………ナニコレ?」
ディクトはこの状況に追い付けていないようだ。
そしてこの後、彼にとってとんでもない言葉が、ジャックから出て来たのである。
ジャック『しかし、まだハートレスの動きにゾーッと来る不気味さが足りない。身も凍るほどの恐怖が欲しいんだ!フィンケルスタイン博士の所へ行ってくる』
ディクト「ハートレスが存在するだけで充分過ぎる程の恐怖だよ!不気味さが足りない?心を求める奴にこれ以上何を求めろと?大体どうしてハロウィンの演出にハートレスがいるの!?あとフィンケルスタイン博士って誰!?そもそも、どうしてこの世界のハートレスは大人しいんだよ!」
小さな男『それでは、私は街の飾り付けに』
ディクト「街の飾り付けじゃねーよ!ジャックを止めろ!」
ツッコミするだけのツッコミをして、ディクトは息を切らした。肩で呼吸をする。
巡人「ディクト……」
巡人はそんなディクトを横目に、先へ進むのであった……。
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