二次創作小説(新・総合)

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SNS的(非)日常観察日誌2
日時: 2018/03/24 20:01
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=28385

初めまして又はこんにちは、抜間さんです。新しい「SNS的(非)日常観察日誌」に来てくださりありがとうございます。初代スレッドが満スレになったのでこの二代目スレに突入しましたが、初代同様相変わらずマイペースにやっていきますので今後ともよろしくお願いします。
なお、初代スレには参照のURLから飛ぶことができますので、初見の方や過去作を見返したいという方はそちらをぜひどうぞー。


更新日:3月24日


〈もくじ〉

キャラプロフィール >>1

【長文】
・『サバイバルとカオスとバカは紙一重』
・『わすれなぐさ』
Ⅰ:偶然は運命の始まり >>39-45
Ⅱ:束の間の平和 >>50-55
Ⅲ:錆色の雨 >>71-79

【短文】
特に意味のなさすぎる日常小ネタ >>2-7
初代スレからのサルベーシ集 >>18-21
寺坂竜馬殺人事件 >>59-61
スカッとする(はずだった)話 >>86-94
「I love you」の伝え方 >>125-129
イナギャラで銀魂パロ >>155-157
バグズパニック!(前編) >>164-169
RZK裸ジオ >>176-180
雪合戦でバカとカオスがドッタンバッタン大騒ぎ >>187-195

【SNSラジオ】(不定期更新)
※第1回〜第10回は初代スレ参照
第11回 >>138-141 第12回 >>208-211←NEW!

【その他】
突発質問コーナー? >>115-116


〈タグ〉
スマブラ 暗殺教室 パズドラ イナズマイレブンGO 蒼い世界の中心で スマブラ四天王 クロスオーバー ギャグ カオス コラボ 裸族 NL オリジナル設定満載 キャラ崩壊要注意

わすれなぐさ ( No.79 )
日時: 2016/11/13 18:13
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)



そして、いよいよ訪れてしまった別れの時。



マーテル「…ねぇ、本当にあの子に会わなくていいの?今なら眠っているから…」
オリヴィエ「いいんだ。今あの子に会ったら、きっと俺は騎士団長でいられなくなっちまう……せめて息子の前では、カッコいいお父さんでいてやりたいだろ?……じゃあ、行ってくるよ…ハイヤッ!」
マーテル「ええ、行ってらっしゃい…!」


未だ降りしきる雨の中でオリヴィエが手綱を引き馬を勢いよく走らせた。全身が雨に打たれて瞬く間に濡れるのも構わずに、真っ直ぐに城を目指してひた走るその背中は、マーテルがよく知る「ハイラル一の騎士」そのものだった。

マーテル「……」

初めのうちは微かにオリヴィエの乗る馬の蹄の音が聞こえたが、やがてその音も激しい雨音にかき消されていく。マーテルは、何も言わずにただそこに黙って佇みながら最愛の人の去り行く背中をいつまでも見送っていた。





メイ「……」
リオ「……」

人知れず行われ、歴史のどこにも刻まれることのない一組の夫婦の最期の逢瀬……しかし物陰には、それを唯一目撃していた証人達の姿があった。双子のメイド達は互いに顔を見合わせると、静かに、しかし互いの覚悟を確かめ合うかのように頷いた。


メイ「リオ……わかってるわね?私達は…」
リオ「わかってるよ、お姉ちゃん…」









コタケ「ホッホッホ…上手くいったねぇコウメさん」
コウメ「ええ、上手く行き過ぎて気味が悪いくらいだわねぇコタケさん」


ここはハイラルのはるか西に位置している、どこまでも広がる果てしない砂漠。ハイラル中に降り注ぐ雨も命を飲み込む乾いた砂の大地には一滴たりとも届いておらず、星一つない空は深い青色に覆われている。その砂漠の片隅にあるオアシス…そこに老婆が二人、箒に跨がって上空を漂いながら不気味に笑う。


コタケ「噂によればあの女、我らの洗脳通りに狂いながら殺されてくれたようだね…。女神像とオアシスを台無しにされたのはさすがに予想外だったし腹立たしかったけど、これで我らがハイラルを討ち取る口実が出来たってもんさ」
コウメ「そう…気の狂ったゲルドの罪人が「たまたま」発狂して王家やハイラルの連中の神経を逆なでする発言をした挙げ句仲間共々ぶち殺されて、「たまたま」その言葉を真に受けて頭に血が上った連中がゲルド族に対して一方的に宣戦布告を叩きつけてきたのさ。先に仕掛けてきたのは何を隠そうハイラル王家なんだから、小娘どもにあったためらいも復讐心に駆り立てられて消え失せ、あたしらは心おきなくハイラル王家とやりあえるってわけさ…。ヒッヒッヒ…全てはガノンドロフ様のお考え通り…」
コタケ「ここまでくればもうすぐさ…。明日には王家は滅び、ハイラル中がガノンドロフ様にひれ伏すことになるだろうさ。ハイラルのどこかにあるという、古の神の力…そいつを探し出してガノンドロフ様が手に入れれば、世界を闇に変えることなど容易いんだからねぇ」
コウメ「だが、驚異は王家だけじゃなことを忘れてはなるまいよコウメさん?一番厄介なのは……」
コタケ「言われなくてもわかってるさ、コタケさん。そう、何よりも…」






「「勇者の血筋を絶やさねばなるまいな…ホーッホッホッホ!!!」」



唯一、血と錆の匂いで真っ赤に染まった水だけが、鏡のように高笑いする老婆の姿を映し出していた…。





感想おK

Re: SNS的(非)日常観察日誌2 ( No.80 )
日時: 2016/11/13 21:49
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: W16flDsP)

どうも、八雲です。

とはいえ早速すいません。マ ジ で S A N 値 が 吹 っ 切 れ た ん で す が ?

それにしても、イナズマTMキャラバンが一瞬動かなくなったのに、何で異常が見つからなかったんでしょうか?あのブローチが原因とか?


ともかく、また次もSAN値をごっそり持っていかれるんでしょうね……(遠い目)

まぁともかく見てやろうじゃないですか。
では。


追伸:逃走中を更新しました。

コメント返信 ( No.81 )
日時: 2016/11/14 20:37
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)

「SAN値吹っ切れた」はこの場合ほめ言葉として受け取るべき?一応はドシリアス目指したわけだし…


>八雲さん

SAN値が吹っ切れましたか;事前に何度か予告していたとはいえ…なんかすいません;一応うちなりにそれらしくなるように地の文をあれこれ推敲しつつ書いてみましたが、予想以上の威力だったようですね。しかし次も確実に…下手したらそれ以上にSAN値が振り切れますねええ。何せ確実に戦争パートですし。

マリオ「シリアス苦手な人からしたらかなりきついぞこれ…しかも今回モブとはいえ死ネタがあるじゃねーか。このあとのストーリー展開大丈夫なのか?;」
抜間さん「ストーリーの流れ自体は既に出来てるから一応は大丈夫。物語自体もハッピー…って言っていいのかはわからないけどそれなりにいい終わり方にするつもりだし。しっかし、やばい描写満載な悪夢の逃走中を書いていた某ギャグの魔女さんも当時はこんな気持ちだったのかしらね…(遠い目)」

キャラバンの謎についてはは、物語のあちこちに張ってあるそのほかの伏線もろもろを含めて、物語が進むにつれて答えが出てくると思います。多少時間はかかりますが、頑張って完結させますのでSAN値に気をつけつつ最後までお付き合いくださるとありがたいですー。

Re: SNS的(非)日常観察日誌2 ( No.82 )
日時: 2016/11/14 21:23
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)

はい、お久しぶりのゴリラでございます。竜です。

まあ、こちらからも一言

SAN値が吹っ切れました。久々に。



グリーン「こっちのクトゥルフとそう大差ないな・・このわすれなぐさは。」

ゴールド「リアルに鳥肌が立つぐらい怖ぇ・・・」

剣城「とりあえず、天馬などの純粋組は避難させてある。」

神童「まぁ・・・間に合わなかったプラチナさんとかは自室で気絶してるがな・・。」

ルビー「そうかい?この程度のホラーなら僕のカオスの方が上だと思うけど?」

エメラルド「まだサタスペやパラノイアの方が怖い気がするぜ。」

マツブサ「おめぇらは既にあっちの領域にどっぷりつかってるからそう思うんだよ・・。一般人と一緒にすんな。」

霧野「片足突っ込んでるお前に言われたくない・・。」

磯崎「流石の俺も同意。」

パール「まぁ・・・人それぞれってことで。とりあえずこっちもそろそろシリアスが来るんで。」

ダイヤ「よければ見に来てくださいね〜。」

まぁ御覧の通りうちの所にも被害者が出ちゃいましたwwwww
ちなみに僕自身はホラー耐性はゼロです。

更新頑張ってください!!

Re: SNS的(非)日常観察日誌2 ( No.83 )
日時: 2016/11/15 17:45
名前: 折紙 (ID: rRIugyj2)


どうも折紙です。

久しぶりの更新でしたが前回も言ってたらすいません。
前 回 と の 差 が あ り す ぎ や し ま せ ん か ?


セリノ「う……これは…(顔が真っ青)」
エックス「すまねぇ、俺気分が悪くなってきやがった…」
折紙「しかしキャラバンに故障も異変もねぇってなるとますますワンダー状態だな」
マーリン「なるほど…。しかしただ殺すしかできぬ王は愚かにしか私には見えないな」
マルス「僕もアリティアの王だけどもっと方法があるはずだよ!。あれはどう見ても見せしめでしかない。こんなことをするなんて王失格だ!」
メリオダス「人間ってのは愚かなもんだよな。その行動がどのような意味であり、そしてその後に何が起きるかを考えられない。そしてただ目の前に囚われてその先の悲劇を何もできずにいる。皮肉なもんだ」
セリノ「…皆さんってこういうのに普通にしゃべますけどなにも感じないんですか?」
折紙「いいかセリノ。メリオダスやマーリンは戦争を経験しているし、俺やマリオもそうだ。だからわかるんだよ。”死”っつうものがな」
セリノ「!」
折紙「それがわかるこそ俺やマリオ、メリオダスや他何人かは覚悟がある。己が”死”を受けることも、己が”死”を与えることを」


自分はこういう系は文字だけなら大丈夫な人ですが、このあともこのようなことが起きるのでしょうか…。ただ見守ることしかできないとは…。


メリオダス「作者、今後にこんなものを書こうだなんて思ってねぇよな?」
折紙「安心しろ。俺は死を嫌うタイプだからな…。頭の中にあるのだと…」


・剣で四肢を切り離される
・鈍器によって骨を砕かれる
・四肢と胸を貫かれる
・天国でも地獄でもない、無に向かう魂

折紙「他には…」
メリオダス「やめろ。俺でも削られるから(精神が)」


まあここまで来てしまったら引き返せません、最後まで見届けようではありませんか。この悲しき物語を。
それでは。


追伸:ハロウィン小説を更新しました。シリアス、知りませんねぇ。


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