二次創作小説(新・総合)

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SNS的(非)日常観察日誌2
日時: 2018/03/24 20:01
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=28385

初めまして又はこんにちは、抜間さんです。新しい「SNS的(非)日常観察日誌」に来てくださりありがとうございます。初代スレッドが満スレになったのでこの二代目スレに突入しましたが、初代同様相変わらずマイペースにやっていきますので今後ともよろしくお願いします。
なお、初代スレには参照のURLから飛ぶことができますので、初見の方や過去作を見返したいという方はそちらをぜひどうぞー。


更新日:3月24日


〈もくじ〉

キャラプロフィール >>1

【長文】
・『サバイバルとカオスとバカは紙一重』
・『わすれなぐさ』
Ⅰ:偶然は運命の始まり >>39-45
Ⅱ:束の間の平和 >>50-55
Ⅲ:錆色の雨 >>71-79

【短文】
特に意味のなさすぎる日常小ネタ >>2-7
初代スレからのサルベーシ集 >>18-21
寺坂竜馬殺人事件 >>59-61
スカッとする(はずだった)話 >>86-94
「I love you」の伝え方 >>125-129
イナギャラで銀魂パロ >>155-157
バグズパニック!(前編) >>164-169
RZK裸ジオ >>176-180
雪合戦でバカとカオスがドッタンバッタン大騒ぎ >>187-195

【SNSラジオ】(不定期更新)
※第1回〜第10回は初代スレ参照
第11回 >>138-141 第12回 >>208-211←NEW!

【その他】
突発質問コーナー? >>115-116


〈タグ〉
スマブラ 暗殺教室 パズドラ イナズマイレブンGO 蒼い世界の中心で スマブラ四天王 クロスオーバー ギャグ カオス コラボ 裸族 NL オリジナル設定満載 キャラ崩壊要注意

特に意味のなさすぎる小ネタ集 ( No.4 )
日時: 2016/08/08 21:17
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)






「あの…これは一体なんの騒ぎですか?」




と、そんな滅茶苦茶な会話をしていると、突如背後から声が。振り向くとそこにはキョトンとした様子で目の前の惨劇を眺めるハイラルの王女の姿があった。


ピット「あ、ゼルダさんだ」
フォックス「うぉっ!?いつの間にいたのかよあんた!!?いるなら声かけろよなー;」
ゼルダ「皆さんが賑やかそうにしていたので気になって…で、これは一体何の騒ぎですか?」
狼リンク「実はな……かくかくじかじかで…(説明中)」
ゼルダ「なるほど…それで皆さんこんなに騒いでいたのですね?」
フォックス「なあ、あんたほどの博識スキル持ちならこの馬鹿らしい喧嘩もどうにか出来る方法思いつくだろ?これどうにかしてくれよ;喧しいったらありゃしない…」
ゼルダ「まあそれは、もちろん構いませんが…」


もふもふサウナの刑からブラピを救出したフォックスが彼をうちわで仰ぎながら懇願すると、ゼルダは二つ返事で了承してくれた。彼女はSNS団でも1、2を争うブレインだ、これで物事がいい方向に収まるだろう…フォックスの期待も高まる。


ゼルダ「あのー、皆さん、常日頃の大乱闘やSNS団の活動でたまった疲れを癒すために必死になる気持ちも、対立する派閥に貴重な癒しを譲りたくない気持ちもわかります。ですが、そのわりには今のこの状況はどうでしょう…疲れを癒やすどころか、逆に疲れが溜まっているのではありませんか?」
サムス「うー;でもあなたのいう通り私もそろそろ体力的にもきついかも…これじゃあ何しにきたのかわからないわね…」
ゼルダ「そうでしょう?それに、このままもふもふ派とぷにぷに派で無駄な争いを繰り広げることにメリットは一切ないですし、いつリンクの狼モードが解除されるかも分かりませんよ?はっきり言ってしまえば、お互いに一歩も譲らない事態になった以上骨折り損のくたびれもうけ、 このままいつ終結するかもわからない喧嘩をしていても時間と体力の無駄にしかなりませんよね…」
シュルク「た、確かにこんなことをしててもいつ決着がつくかわからないしね……;でも、今さらどうやって納めろっていうんですか? 」
フォックス「お、これは思った以上に効果てきめんじゃないか?これならきっと……!!」
ゼルダ「そこでです!物事を穏便に済ますためにも間をとって……」





ゼルダ「リンクの独占権は私が握ることにします♪」
フォックス「ズコーーーーーーーー!!!(勢いよくずっこけた)」
サムス&ルキナ&シュルク&カムイ「はあぁぁぁーーーーーーー!!?」
狼リンク「(´°ω°`)」



ごめんなさい皆さん、知恵姫の一言で余計に話がややこしくなりました(爆弾投下)。そういえば忘れてた、この知恵姫は勇者ラブの筆頭株だったよコノヤロウOTL

フォックス「待て待て待て待て待て!!さっきの会話の流れから何でそうなるんだよ!あんた俺の話聞いてたか!!?」
ブラピ「ブフォwww勇者争奪戦にまさかの知恵姫乱入かよwwwこれひっでぇ展開だなwwwww」
ピット「ゼルダさん、一体どうする気なんでしょうか?」
ルキナ「ちょ……ゼルダさん!本気で言ってるんですか!?それじゃあ私達がなんのためにこんなことをしたのかわからないじゃないですか!!」
狼リンク「そもそも、もふもふやぷにぷにの為にこんなアホな喧嘩をしている時点で色々おかしいことに気づけ(キッパリ)」
カムイ「第一、ぽっと出の方が横取りとかそんなのフェアじゃないです!貴女も王族なら、漁夫の利を狙わないでください!」
サムス「そうよそうよ!!というか、さっきの流れからどうしてそうなるの!!?;」

この予想の斜め上どころか予想の遥か彼方をぶっちぎるような宣言に当然ながら周りが黙ってるはずがなく、あちこちから異口同音に大ブーイングと、ついでにツッコミの声があがるが、当のゼルダはいつも通り可憐な笑みを浮かべてるばかりである。このままでは、再び二大派閥の争いが始まってしまう……


ゼルダ「だって、このままではリンクが貴方達の毒牙にかかって毛をむしられたりもみくちゃにされ、調子に乗っていじり倒した末にさらなる負担がかかってしまうのは目に見えていますもの。そもそも人の部屋を荒らしながら壮絶な喧嘩をするぐらいに激しく見苦しい言い争いになっているのなら、いっそ争いの原因となる彼を没収した方が喧嘩両成敗ですむでしょう?それに…」






ゼルダ「先ほどから聞いていれば皆さんは「もふもふしたいから」や「ぷにぷにしたいから」とリンクを触りたい理由を言っていますが、「嫁」という絶対的かつ最強のポジションであり、無条件でリンクに触れることが出来る私から彼を引き剥がすに相応しい説明をすることができるのですか?(にっこり)」
全員「調子に乗ってすいませんでしたぁぁぁぁーーーー!!!;;(土下座)」



……訂正します、あっという間に収まりました。



ゼルダ「……こんなものでしょうか?リンク、フォックスさん、どうですか!私の話術もなかなか捨てたものではないでしょう? (`・ω・´)キリッ」
フォックス「話術っつーより単なるねじ伏せの気がするが、この際まあいいか…リンク、お前の嫁さんは色んな意味ですげぇな;あの修羅場が一瞬で鎮まっちまったぜ;」
狼リンク「俺も驚いてる。で、お前はどんな用事でここに来たんだ?なんか、その紙袋から強いカスタード系の匂いがするんだが…」←狼なので嗅覚が鋭くなっている
フォックス「ナンデモナイデス」


結論:嫁(と書いて正妻と読む)はやっぱり最強だった




【結婚記念日】

オリマー「ただいま帰りました。いやぁ〜、疲れましたよ……あ、エンジェルさんにデュークさんじゃないですか」
エンジェル「あら、おかえりなさぁい。オリマーさん、どうかしましたか?なんだかとっても疲れているみたいですぅ」
オリマー「ええ、実は先ほどの依頼が「結婚記念日に旦那にあげるプレゼントを選ぶアドバイスがほしい」というものでして…。任天街で依頼人と買い物していたんですが、如何せん彼女が優柔不断であちこち振り回されてしまいました;」
デューク「フム……だが運送屋、貴様は常日頃から伴侶に服従しているのだから女に振り回されるぐらいたわいもないことだと思うたが?」
オリマー「人聞きの悪いこと言わないでください;それに、私は確かに妻には頭が上がりませんが、皆さんが思うほど恐怖政治されてないですから」
エンジェル「それにしても結婚記念日ですかぁ。あ、ちなみにわたしも毎年サンダルさんにあげてますよぅ(抜間さんサイドではエンジェルはサンダルフォンと結婚してます)」
デューク「吾輩もそろそろ調達せねばな…。なんだかんだ言うが、あやつも我が妻であるからな」
オリマー「へぇー。ちなみにエンジェルさんは去年は何をあげたんですか?」
エンジェル「私はですねぇ、魔力増強の効果があるサークレットをあげたんですぅ。わたしの旦那さんは天界の神様ですからねぇ、プレゼントを調達するのも一苦労でした…。ですが、その分すっごく喜んでくれて嬉しかったですぅ♪」
オリマー「なるほど…それは素敵ですね。私はお宝探しで見つけた宝石を加工して作った揃いのロケットペンダントに、家族の写真を入れて送りました。離れていてもいつでも心は一緒にいられるようにとね。デュークさんは?」
デューク「む…吾輩か?吾輩は…」






デューク「活きのいい男を2、3体ほどと最新のSMグッズを贈ってやったわ」






オリマー「!!?!?!?」
デューク「あれも吾輩に負けず劣らずサディストな女であるからな…記念日くらいは好きにさせてよかろう?」
オリマー「1ミリたりとも良くないです!!そもそもどんな記念日ですかそれ!!?攫われた男達とんだとばっちりじゃないですか問題にならないんですか!!?!」
エンジェル「心配しなくても大丈夫ですよオリマーさん?デュークさんはちゃーんとそっち系の方を選んで攫っていますし、リリスさんも事を済ませた後はちゃんと男性を解放していますから「そういう問題ですかぁぁぁぁぁーーーー!!?!?;;;」」


感想まだ

Re: SNS的(非)日常観察日誌2 ( No.5 )
日時: 2016/08/12 00:36
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)

一番最初と一番最後のエピソードは無駄に力入れました


【嫁の身内の圧力(訳:孫はまだか)】

キノじい「マリオ殿、我らが姫様は何度もクッパにさらわれることがもはや定番になっております故、そろそろ姫様と身を固めていただかないと…。せめて、このキノじいが老いぼれる前にベビィのお顔を拝見したいものですぞ…!!!」
マリオ「はっはっは、キノじいは心配性だなぁ。そんなに慌てて作るものじゃないさ!!」


インパ「ハイラルの全国民が貴様のことを姫様のフィアンセとして認めている以上、貴様と姫様による婚姻及びお世継ぎ作りを認めねばなるまい…。安心しろ、ハイラル王家を支えた一族として親子二代で王家の乳母をする覚悟はあるし、貴様と姫様の仲を引き裂くような不埒な輩はカカリコ村の井戸の中に突き落としておく」
リンク「ちょっと待てインパ、最後の台詞が明らかにおかしい」


あぐり「ねぇねぇ渚君、君とあかりの子供だとおっぱいはどうなるのかなぁ?あかりの遺伝子が色濃く出ればきっとちっちゃいんだろうけど、でもでも隔世遺伝でぼーんって巨乳になるってのもありえるのかな?まあ、君とあかりなら両親どっちに似てもかなりの美人さんなのはもう決定だよねー♪(わきわきわきわきわき)」
渚「雪村先生、そういいながらも僕の身体をわきわきとまさぐらないで!ってどこを触ってるんですかぁぁぁーーーー!!////;」


クロム「ルフレ、孫の顔はいつ見せてくれるんだ?俺の可愛い娘兼イーリスの姫を親友であるお前に託したんだ、お父さんとしては楽しみな反面、なかなか進展がないのが不安で仕方がない。…いや待てよ、まさかルキナの魅力に恐れをなして起つものも起たないのか…?お前がむっつり軍師だという噂はまさか嘘だったのか!!?」
ミフレ「いえ、そんなことないわクロム。ルフレだって男の子なんだから、きっとむっつりしすぎていて自分の欲望を抑えるのに困っているだけよ。そうねぇ、いっそ私達の時みたいにお互いのお風呂を覗き合ったらどう?きっとヘタレなルキナだって貴方の隠された肉体美を見れば黙ってないし、あわよくばそのままお風呂場でマークちゃん作りに励んじゃいなさい♪」
ルフレ「二人ともちょっと面貸せ★(指ゴキゴキ)」



【唐突に思いついた一言】

カルマ「ねぇねぇブラピに瞬木、俺思いついちゃったんだけど、次のイタズラはゲッダンメリーゴーランドで入場してからのパイルドライバーなんてどう?」
瞬木「マジか?やっべぇ!そんな過激なプランを思いつくなんてアンタ天才か!!?さすがは椚ヶ丘始まって以来の秀才だな!!!」
ブラピ「じゃあ早速寺坂を実験台にしてみようぜ!これは楽しみだー!!」
フェイ「それ、どんなイタズラが聞いていい?てゆうか、なんで話が通じてるの?」




【唐突に思いついた一言そのに】

天馬「カニバリズムって、意味はわからないんですが文字だけみればカニがノリノリで踊ってるみたいですよね!」
神童「天馬、お前はそのまま純粋なままでいてくれ…」




【コンビニでの一幕】


瞬木(イライライライライライラ…)



瞬木隼人はイライラしていた。無性にイライラしていた。猫を被ることに長けた彼にしては珍しく本性を隠さずにいるものだから、あまりの剣幕にすれ違う人々が思わず道を開けたり目線を合わせないようにビクついたりしており、その光景はさながらどこかの不良のようだ。

瞬木「…ったく!なんなんだよあのクソ高校生野郎共は!中学生だからって散々オレらをなめくさりやがってよ!図体がでかいことがそんなに偉いのかよ!!!」

何故こんなにも彼がイライラしているのかというと、原因はこの日イナズマジャパンが練習試合をした相手チームにあった。
松風天馬を筆頭とした新生イナズマジャパンは、ランクの高い高校生や社会人チームなどともしばしば練習試合をすることがあり、この日もある高校生チームと試合を行ったのだが、このチームが最悪極まりないチームだった。反則ギリギリのプレイをするわ陰湿な陰口を試合中に叩くわミスをする度にわざとらしく嘲り笑ってこちらのチームの空気を悪くするわ試合後の相手を称える握手を拒むわで、その結果なんとか試合には勝利したものの、スポーツマンシップもクソもない雰囲気的にも最悪な試合となってしまったのだ。


瞬木「あー、マジでムカつく。でもこの後はギルドに行かなきゃなんだよなぁ。腹減ったし、気晴らしにコンビニで何か買ってくか…」


本当なら趣味のパルクールで存分に気分を晴らしたいところだが、この後はギルドにて暗殺チームも交えた中学生組の集まりがあるのでそうも言っていられない。ちょうど目の前にコンビニがあったので、瞬木は腹ごしらえをして気分でも変えようと中に入り、スポーツドリンクと菓子パンを取りカウンターへ向かった。すると…。



???「っしゃあせー…あ、テメェは今日の…!」
瞬木「…あ、あんたは!!」


なんとそこには瞬木のイライラの原因、今日戦った高校生チームのキャプテンがいた。どうやら彼はこのコンビニでバイトをしているらしく、コンビニの制服を着てカウンターに立っている。

特に意味のなさすぎる小ネタ集 ( No.6 )
日時: 2016/08/08 21:28
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)


瞬木「…あんた、今日の負け犬チームじゃねーか?こんなところでバイトかよ」
高校生「はぁ?負け犬?な〜に言っちゃってるのかなぁ?あれは俺達が手加減してやっててだけだしぃ〜?(ニヤニヤ)」
瞬木「へぇ、よく言うぜ?うちのキャプテンの必殺シュートを止められなかった癖に。あんた確かキーパーだったよな?」
高校生「へっ!あんな弱々しいチビが打つ必殺シュートなんざ、止める価値がなかったから優しい優しい俺様が点をくれてやったんだよ!!!しっかし、あんなのがキャプテンなんてイナズマジャパン終わったなーwww」
瞬木「…うるっせぇなオッサン。あんたごときにうちのキャプテンを悪く言う資格はねぇよ。で、いくらだ?」
高校生「へいへい、可愛げのないガキだな。ほらよ、235円さっさと払ってさっさと帰れよボクチャン?」
瞬木(チッ…うっぜぇ!いちいちガキ扱いするんじゃねーよジジィが!!!)

試合中同様こちらの神経を逆なでするような態度に、二人の間には見えない火花がバチバチと散っている…。本当なら今すぐ愛用の双銃でこの高校生の頭をぶち抜きたいが、そんなことをしても瞬木のメリットにはならないし、一般人への武器使用は固く禁止されているのでここはぐっと我慢する。幸いにも高校生は常時こちらを小馬鹿にした態度をとってはいるものの、一応は仕事中なのでちゃんとレジ打ちの作業をしているのだ、ここは大人しく買い物を済ませて帰るのが得策だろう。

高校生「500円だから265円のおつりだ。ほらよ」
瞬木「へいへい…………はぁ!?」


だが、何気なく手を出しておつりを受け取ったその瞬間、一瞬だが確かに彼の表情が試合中の時並みに険しくなったではないか!先ほどまでは大人しくしていようと考えたはずなのに、果たして彼に何があったのか?まあ、相手は如何せん試合中にも外道な行為を連発してきたチームの頭だ、これは相当腹立たしいことをされたに違いな…



瞬木(は…!?何なんだコイツは!!オレの手のひらを勝手に使った挙げ句、小銭を文鎮代わりにしてレシートを手のひらに置きやがった!!これ、小銭が財布に入れにくいんだよ!!どうせレシートなんざ捨てるんだから小銭だけ手のひらに置けよマジ使えねー奴だな!!!)



…っておい!!何かと思ったらそれだけかよ!!お前たったそれだけの理由であんなに顔をビキビキ言わせてたのかよ!!一応はちゃんと仕事してんだからそれぐらい許してやれよ!!そんな小銭を文鎮代わりなんて誰だって経験あるだろ!!
だが、そんな些細なことも、目の前の相手にイラつきまくってる今の瞬木の眠れる隼をリミットブレイクさせるには十分だったようであり、その顔つきはそれまでのガラの悪いものから段々と変化していった。…え?どんな顔にかって?こいつがクソガキトリオの一員って時点で察して。

瞬木「(…本当ならがっつりいきてーところだが、みんなを待たせるのもあれだから手短に済ますか…さーて、どうすっかなwww)





瞬木「なぁ、そこの塩から揚げも追加で1個くれよ」
高校生「はぁ?」
瞬木「いーから。あ、串のじゃなくて単品で1個40円のやつな」
高校生「だったら先に買っておけよんなもん!チッ、めんどくせーな…」

早速行動に移った瞬木。彼はレジの保温ボックスにちらりと目をやると、1個40円で売っていた塩から揚げを追加で注文。突然の注文に高校生は面倒くさそうにしながらもしぶしぶから揚げを袋に詰め、お会計へ。

高校生「ほらよ、から揚げ一つ40円だ…」
瞬木「はいはいっと。えーっと金は…あったあった」




瞬木「一万円からで」
高校生「…小銭はねーのかよ」
瞬木「一 万 円 か ら で !」
高校生「小 銭 は ね ー の か よ !」




はい、瞬木は手始めとばかりにわざと一万円札を1枚高校生に渡しました(爆)。待て、これやられたら地味に嫌なやつじゃねーか。だが、ここは一般客も多く立ち寄るコンビニ、しかも相手は店員で自分はお客様という立場にいるので仕返しをするわけにはいかない…。しかも高校生がもたついているのをいいことに、ニヤニヤと笑いながら相手を好き放題挑発する徹底ぶりであるwww

高校生「えっと千円札が9枚と100円玉がいくついるんだ…げっ!千円札が5枚しかねーし!!;」
瞬木「おいおい、いい年した高校生が小学生レベルの算数ごときで何をもたついてるんだぁ〜??www」
子供「ママー、あのおじさんおばかさんだよー?算数もできないんだって」
主婦「シッ!見ちゃいけません!全く、どこの高校かしら?」
サラリーマン「もう少しで会議の時間だから早くタバコを買いたいのに…何もたもたしてるんだあの店員は!!」
女子高生「うわ、マジないわーあの店員www小銭数え間違えて見た目以上に頭悪いじゃんwwwツイッターにアップしよっとwww「バカ発見なうwww」っと…」
瞬木「ほらほら、お!客!様!が待ってるんだから早くおつり寄こせよー?www全く使えねー店員だなぁーwww?( ´゚σ∀゚`)ホジホジ」
高校生「え、えー…お客様、こちらがおつりになります…またのお越しをおまちしております…(なんで俺がこんな目にあわなきゃならねーんだよ!!あのガキ後でぶっ飛ばす!!!!)」

まあ、そんなこともあって一万円で40円の買い物をした上に途中でレジのお札がなくなったことでおつりはほぼ小銭だらけ、瞬木の財布は小銭でいっぱいになった。もう一度言います。瞬木の財布は小銭でいっぱいになりました(ここ重要)。そのあと高校生は瞬木の後ろに並んでいた客の対応を一通り終え、なんとかレジ前の混雑は解消。これでようやく一段落つけるかと思ったが……


高校生「ありがとっしたー。はぁ、疲れた……あのガキもいい加減いねーはず…げっ!!まだいやがったのか!!;」
瞬木「〜♪」


しかし安心したのも束の間、奴はまだ店内から出ていなかった……!見ると瞬木は、エロ本を立ち読みをする親父に混じって「月刊MAPPA9月号〜ヘラ・ウルズが教える!この夏絶対モテる最新裸族海パン特集〜」を立ち読みしてい……ちょっと待って、その雑誌何?

瞬木「何ってナレーション、MAPPAだよMAPPA。イケテる裸族メンズや裸族ファン御用達の大人気裸族雑誌を知らねーのか?これを見ればどんないも臭いダサダサ裸族もシャレオツなイマドキ裸族になれるって評判なんだぜ」
高校生「は!?今月のMAPPAは大ファンのヘラ・ウルズちゃんの特集があるのか!?しかも海パン特集!?やっべー、俺今度ダチと海に行くからこりゃあ買わなきゃダメだろ!!」

いやいやそんな雑誌初耳なんですが!?公衆の面前でマッパマッパ連呼するな!!あと高校生、お前まさかの裸族ファンだったのかよ!!?


MAPPAって何www感想まだ

特に意味のなさすぎる小ネタ集 ( No.7 )
日時: 2016/08/08 23:00
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)

しかしそんなツッコミをよそに、瞬木は高校生のレジ対応が終わったタイミングを見計らって雑誌を置くと、おもむろにカゴを持ち店内を物色するように辺りをふらふらしだした。高校生はもし瞬木が何か怪しいことをしたら仕返しもかねてすぐにしょっぴいてやろうとしたが、残念ながらそんなそぶりは一切見られない。
そしてひとしきり店内をうろついた末に、再びカウンターに持ってきた瞬木のカゴに入っていたのは…






昔懐かしの『ごえんがあるよ』チョコ(5円で買える日本で一番安いチョコ)でした★






瞬木「一 万 円 か ら で ★」
高校生「さっき渡した大量の小銭はどうしたこのクソガキがあぁぁぁぁぁぁぁーーーー!!!」
ナレーション「ブフォwwwおまwww9995円のおつりを全部小銭ってざけんなダークサイドwwwwww」


おいwwwダークサイドお前ざけんなwwwから揚げのおつりの小銭がたんまりあるはずなのになんでそれを出したしwwwこれ絶対わざとだwwwしかもお前、さっきのから揚げでレジの千円札や大きめな小銭が無くなったのを見越してやってるだろwwwwww


瞬木「あ、それとお箸とスプーンとフォークとおしぼりとストローとカラシも付けろよwwwこの季節チョコが溶けて食いづらくなるからなwww」
高校生「テメェわざとやってるだろ!!たかが一口サイズのチョコにそんなにいらねーよ誰が付けるかんなもん!あとストローとカラシは絶対いらなくね!?」
瞬木「あれー?www店員ごときがオレにそんな口きいていいのかなー?wwwお客様ぞ?我、お客様ぞ?www」
高校生「オイコラ一昔前でツイッターでバカ流行りしたネタを放り込むんじゃねぇぇぇぇーーーー!つか、お前がやると無駄に様になってるな!!」
瞬木「だったら早くおつりをよこせよー?お客様を待たせていいのかなー?お客様ぞ?我、おきy」
高校生「もうそのネタはいいわ!!さっきからやらせておけばうざってぇ…いいから小銭で会計しやがれ「あ、これはいらねぇから捨てといてくれよ(グシャグシャツメツメ)」でもってレシートを丸めて俺の制服のポケットに突っ込むなぁぁぁぁぁぁぉーーー!」
瞬木「さーてと、5円だったよな?さっさと会計してくれよ。ただし小銭でなwww」
高校生「さっきから調子に乗りやがって…!テメェしらばっくれんな!!いいからさっきの小銭で会計しやがれや!オラ、サイフ出せサイフ!!」

すいません、さっきからなにこの茶番劇(笑)瞬木さん、フルスルットルデスネーwwwまあそれはともかく、現在瞬木のサイフの中には小銭がこれでもかというくらいにパンパンにつまっており、それを知っている高校生は躍起になって彼のサイフから無理やり小銭をとろうとする。

瞬木「あ!何すんだよ!そんなに乱暴にしたら…!!」

しかし、高校生が乱暴にサイフを引き寄せたものだからサイフのボタンがうっかり開いてしまった。…さて突然ですがここで問題です。この後小銭はどうなるでしょう?






高校生「いいから小銭で(プチン!!ジャララララララララ)おわっボタンが外れて小銭がぁぁぁぁぁぁぁーーー!しかもあちこちに転がってカウンターの中や棚の下の取りにくいところにぃぃぃぃ!!!」
瞬木「あーあ、ヤッチマッタナー(棒読み)」



A、こぼれます。



高校生「ぐぬぬ…(箒で棚の下の小銭をとろうとする)」
瞬木「あーあ、こぼれた…。いーけないんだーいけないんだ−!先生に言っちゃおうーwww」
高校生「ぶっ飛ばすぞテメェ!!!テメェの金なんだからいいから拾いやがれ!!!」
ナレーション「なwwwにwwwこwwwのwwwやwwwりwwwとwwwりwwwうちもうお腹痛いwwwファーwww」


ごめんなさい皆さん、さすがのナレーションもツッコミが追いつきませんwwwなにこの展開仕返しが怒濤すぎやしないかwww小銭おつりラッシュからの最後の流れはもはやミラクルだろwww


高校生「なんで俺がこんなガキごときにこんなになめられなきゃなんねーんだよ…!!あー、今すぐにあのバカをぶっとばしてぇ!!!」
瞬木「あー笑った笑ったwwwおかげてイライラも吹っ飛んだわwwwそろそろ帰るかな…あ、ついでにトイレ貸してくれよ」


このナレーションもツッコミも放棄するレベルのエグイ精神攻撃の数々に高校生は先ほどまでの威勢のよさは完全にログアウト、誰がどう見ても立場が逆転しているのが丸わかりだ。小銭を拾いながらも怒りのボルテージがみるみる溜まっていく高校生と反比例して、瞬木の顔は台風が過ぎ去った後の空みたいに晴れやかだ。いい気分になった瞬木はそろそろ帰ろうとバッグに買ったものをつめ、ついでにトイレを借りていこうとする。

高校生「トイレだぁ?んなもんねぇよ!!!」
瞬木「は?トイレがない?じゃああのドアは?」
高校生「あれはただの飾りだ!!だからさっさと帰れ!!」
瞬木「飾り、ねぇ…だったらあんたはどこでウンコしてるんだよ?」
高校生「うぐっ!?そいつは…;」

先ほどの件もあり、怒りに任せてぶちまけるように怒鳴る高校生。だが変な意地を張った結果、当然のツッコミを返されて逆に補欠を掘ってしまったではないか。
まあ皆さんも当然おわかりかもしれないが、大抵のコンビニにトイレはあるし、事実このコンビニにもちゃんとトイレは備わっている。しかし今さら「やっぱりトイレはあります」と引き下がってはまた何を言われるか分からないし、何よりこれ以上瞬木に無様な姿を晒すのはプライドが許さない…。

瞬木「ふーん?まさか自分では存分に出すもん出してるのに、お客様には出させねーのか?www」
高校生「ぐぬぬぬぬぬぬぬ!!!!」


ぐるぐると脳内で考えをめぐらせ次第に理性を失い、思考が追いつかなくなった高校生はついに勢いのまま叫んでしまった!!






高校生「うっせぇ!!このコンビニにトイレはねぇ!!!俺はウンコは垂れ流しだあぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!!」






瞬木「………」
高校生「………」




???「…マジかよ…」
瞬木&高校生「「ゑ?」」


痛々しいくらいに静まりかえった店内に、入り口からどこかで聞いたような声が。瞬木はそちらに視線をやると「あぁ、どうり_で聞き覚えがあるわけだ」とすぐに納得。しかし、一方の高校生の顔には冷や汗がダラダラと流れており、それでも恐る恐る振り向くとそこには…





高校生の所属するサッカー部のチームメイト達がいた(爆弾投下)


高校生「( Д)            ゜゜」
チームメイトA「今のって、マジなんすかキャプテン…?うわぁ、キャプテンって、ウンコをもらしてるどころか垂れ流してるんすね…;」
チームメイトB「トイレがないからって流石にそれはないわー…;;」
チームメイトC「もしかして、その制服の下も実はアウトだったりするのか…?;」
マネージャー「キャプテンがそんな人だったなんて…なんて汚いの…;」
高校生「違うんだ!!これはその…ちょっと勘違いというか…いけすかない奴に言われたからつい勢いで言っちまったというか…;」
一同「何が違うんだこのウンコたれ野郎が!!!」
高校生「」

瞬木にイラついてつい勢いで言ってしまったと嘘はいえ、仲間にとんでもない誤解をされた高校生は急いで言い訳するも、すでに彼らの視線はドライアイスのごとく冷たくなっている。あぁ、これはある意味で死んだなコイツ…;


瞬木「…オレ、しーらねっと…」

瞬木は、高校生の気がチームメイトに完全に向いている間にそっと店を出て、そのまま自慢の俊足でひたすら走り続け、逃げるようにギルドに向かった。恐らくは短距離走で新記録が出るであろう、猛烈なスピードを出しながら…。
その後、彼らの高校で「サッカー部キャプテンウンコ漏らし騒ぎ」が大いに話題になり、街中の笑いものになったは言うまでも無い。



おーわれ


感想おk。なにこれ初っぱなから飛ばしすぎたwww

Re: SNS的(非)日常観察日誌2 ( No.8 )
日時: 2016/08/08 21:46
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)

新スレ初コメント。大学生作者の竜です。


瞬木wwwwwwwww鬼畜すぎておなか痛いwwwwwww
高校生よ、瞬木を怒らした時点で貴様の人生転落は決まっていたのさ・・・

小銭攻めは5千円ならやったことあるけど一万円はないな・・しかも2連続でwwwwwwww

新スレでも早速笑わしていただきました。


こっちもイナズマGO組参加させることになりましたのでよかったら見にきてくださーい。コメントもよろしくです。


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