二次創作小説(新・総合)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

SNS的(非)日常観察日誌2
日時: 2018/03/24 20:01
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=28385

初めまして又はこんにちは、抜間さんです。新しい「SNS的(非)日常観察日誌」に来てくださりありがとうございます。初代スレッドが満スレになったのでこの二代目スレに突入しましたが、初代同様相変わらずマイペースにやっていきますので今後ともよろしくお願いします。
なお、初代スレには参照のURLから飛ぶことができますので、初見の方や過去作を見返したいという方はそちらをぜひどうぞー。


更新日:3月24日


〈もくじ〉

キャラプロフィール >>1

【長文】
・『サバイバルとカオスとバカは紙一重』
・『わすれなぐさ』
Ⅰ:偶然は運命の始まり >>39-45
Ⅱ:束の間の平和 >>50-55
Ⅲ:錆色の雨 >>71-79

【短文】
特に意味のなさすぎる日常小ネタ >>2-7
初代スレからのサルベーシ集 >>18-21
寺坂竜馬殺人事件 >>59-61
スカッとする(はずだった)話 >>86-94
「I love you」の伝え方 >>125-129
イナギャラで銀魂パロ >>155-157
バグズパニック!(前編) >>164-169
RZK裸ジオ >>176-180
雪合戦でバカとカオスがドッタンバッタン大騒ぎ >>187-195

【SNSラジオ】(不定期更新)
※第1回〜第10回は初代スレ参照
第11回 >>138-141 第12回 >>208-211←NEW!

【その他】
突発質問コーナー? >>115-116


〈タグ〉
スマブラ 暗殺教室 パズドラ イナズマイレブンGO 蒼い世界の中心で スマブラ四天王 クロスオーバー ギャグ カオス コラボ 裸族 NL オリジナル設定満載 キャラ崩壊要注意

コメント返信 ( No.184 )
日時: 2017/10/28 19:47
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)

余談ですが、今回の裸ジオがラジオとは名ばかりの映像配信になったのは、執筆するにあたって映像でしか視聴者に伝わらないであろうネタが多数出現したから、という裏事情があったりします(初っぱなから全裸とか腹痛褌とか)。リアルに考えても、ラジオの音声だけで視覚的なものを事細かにリスナーに伝えるのは無理があるしね。


>W683さん

案の定裸ジオにそちらの裸族があらぶってしまいましたかwww今回は抜間さんサイドを代表する裸族クソガキ中学生コンビがやりたい放題やらかしましたよええwwwブラピのAVすり替えは明らかに悪意がありすぎるし、腹痛褌は発想がぶっ飛びすぎて多くの視聴者の腹筋をぶち壊すであろう代物が出来ましたwwwこれ、スネ美さんバージョン作っても良かったかもwww裸族講座が出来ない理由については、どれもこれも端から見たらバカそのものですが本人達にとっては至って大真面目な理由なので、マジであの理由で講座を断念してます(笑)
そしてりゅーとさんのマリオはもはや説明不要なレベルでやらかしてますねwww正直言うとこのお便り頂いた際思わず吹いたのを覚えていますwww流石裸族の元祖、俺達に出来ないことを平然とやってのけるそこにシビれる憧れるうううううぅ!!

ブラピ「パロディAVは他にも色んな種類があるから正直どうするか迷ったんだよな。オマターとかマゾリックスとかオッパイダーマンとかwww」
リンク「とりあえず、まずはその卑猥物の数々の出所を根掘り葉掘り聞いていいか???つか、まだ18にも満たないであろう子供がそんなものを使って悪戯するなやこの堕天使が!(#####^ω^)」
ルイージ「正直言うと、どうしてりゅーとさんの僕がケツにドアノブを刺すという奇行に走ったのが切実に謎なんだけどOTL」
フォックス「とりあえず、あっちのお前に半殺しにされることは確実だな;」

色々ぶっとんだ物を書いた自覚はありますが、今回のエピソードは正直書いてて楽しかったですハイ(笑)また機会があったらこういうの書きたいかも(え)。でもその前に短文の続きも書かなきゃなぁ…。
あ、それとオマケのキャラ貸し出しの件は勿論大丈夫ですよー。つか、そっちの裸族は一体何をやらかす気だwww
 

Re: SNS的(非)日常観察日誌2 ( No.185 )
日時: 2017/11/20 13:07
名前: アリア (ID: O19REGE0)

抜間さんこんにちは。今日始めたアリアです。日常小説を書きたいとおもっています。よろしくおねがいします。マリオ「ちなみに作者の予定では、俺らスマブラと東方をいれるつもりだ。よろしくな。抜間さん。」霊夢「作者は文を書くのが下手だけど、よろしくね。」アリア「改めまして、よろしくお願いします!」

コメント返信 ( No.186 )
日時: 2018/01/06 23:09
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)


更新の前にコメント返信ー。返信が遅くなってすみません;



>アリアさん

こちらこそ初めまして、抜間さんですー。基本的にカオスな小説しか書いていませんが、どうかよろしくお願いします。
アリアさんも新しく小説を書くんですね?新しいことへの不安はあるかと思いますが、ちょっとずつ書いていけば少しずつ自分のなりの書き方やコツがつかめてくるかと思います。とはいえ、うちも言うほど書けているわけではないですけどね…;
ともあれ、日常系小説を書く作者として、お互いに頑張っていきましょう。


今から更新しますん

雪合戦でバカとカオスがドッタンバッタン大騒ぎ ( No.187 )
日時: 2018/01/06 23:14
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)


どうも皆さんお久しぶりです&あけましておめでとうございます。最近中古で3DS版時オカを買ってプレイしたはいいものの、裏ゼルダのえげつない仕掛けに割とガチで絶句している抜間さんですー。色々と仕掛けについて言いたいことは多々あるけど、とりあえず氷の洞窟のハートのかけらを守っているクリスタルスイッチと炎の神殿のリフト下の鍵よ、貴様らはマジで許さん。

マリオ「俺も実際にプレイしてびっくりしたんだが氷の洞窟のクリスタルスイッチ、まさかあんなところにあるとは…;作者、よくあれに自力で気づいたな?」
抜間さん「うちも我ながらよく気づけたなって思うよ;しかもその解除方法もまさかの方法すぎるし、裏ゼルダ難しいわやっぱ;」


まあそれはさておき…まずは皆さん、上記の理由とぴくしぶに載せる用のスマブラお絵かきを量産しまくっていたのとで長らく小説を更新出来なくて本当にごめんなさい;抜間さんはちゃんと生きていますし小説もちょっとずつ執筆しているので大丈夫です。
さて、久しぶりの更新となる今回ですが、アリンコバスターの続きがなかなか思うように書けないのと、いつも小説執筆時にお世話になっているスマホアプリのデータを断捨離している時に最初と最後の部分のみを書いただけの小説をたまたま見つけて「せっかくのお蔵入りはもったいないし、これをちゃんと完成させてみよう」と考えて執筆した結果、わりと長めの短文が完成いたしました。一応内容としてはスマブラチームと暗殺チームが冬らしいスポーツで大騒ぎするエピソードとなっております。

…ただし、2018年最初の更新ということであらゆるネタを盛り込みまくった結果、文字数が34000字近くなった上にとんでもなくカオスなことになりました。えー、先に言わせてください。今年も抜間さんは1ミリたりとも自重しません☆


まとも組「バッサリ言い切ったなオイコラ」


とりあえず、腹筋崩壊要注意ということでお願いします。では、どうぞー。
…あ、ちなみにお絵かきはいくらか量が溜まってきたので、近いうちにツイログとしてまとめて掲載しようかなーと考えております。 掲載されたらついったやカキコてお知らせする予定なので、見てくれると抜間さんはかなり喜びます(突然の宣伝)







『…では続いて、任天街の天気をお伝えします。任天街は、突如として起こった気流の乱れによって生まれた寒気の影響で積雪が続き、街全体が大雪に見舞われております。この寒気は今週末まで任天街の上空に停滞する見込みであり、気象センターは雪崩や道路のスリップなどに注意をするように呼びかけています…』


本格的に冬に突入し、寒さが日に日に厳しくなってきたある日のこと。
天気予報が雪だるまマークで占められた今日の任天街は近年まれに見る大寒波に見舞われており、予想を越える大雪に街中の誰もがてんやわんやしていた。そんな大雪による影響は任天街の一角に建つSNS団のギルドにも勿論現れており、大人たちが雪かきや暖房用の燃料確保に右往左往したり、ガーデニング組が雪と寒さに作物をやられないように対策をしたり、子供組が暖かい格好で雪遊びにいそしんだりといつにも増して忙しい光景が目に付いてくる。

……そんな雪の日のSNS団ギルドにて、雪が降りしきる中を中庭目指してずんずんと元気よく進む人影が二つあった。



ピット「ゆーきやこんこん♪あられやこんこん♪降っても降ってもまだ降りやまぬー♪」
ブラピ「雪はいいんだがさっみぃなオイ!!これが週末まで続くとかどんだけだよ?;」

そう、パルテナ親衛隊の隊長ピットと、自由とカオスを求める黒い天使ブラピだ。
天界生まれの二人にとって雪はテンションが上がるイベントの一つらしく、その顔は年相応の子供のように無邪気そのものだ。空から絶え間なく降り注ぐきらきらした雪と、さくさくと雪を踏む軽快な足音はよりいっそう二人の気分を盛り上げ、特にピットは楽しげに「雪やこんこん」を歌いながらギルドの外周をスキップするほどテンションが上がっていた。

ピット「犬は喜び庭駆け回りー猫はこたつで丸くなるー♪…あっドラゾンだ!」
ブラピ「お、マジだ。それに、ムジュリンにヘラにピチューもいるぜ」
ムジュリン「それいっけぇぇぇぇドラゾン!!雪なんて吹き飛ばせぇぇーー!」
ヘラ「あははっ、ドラゾンが蹴散らした雪が顔に雪が当たって冷たいや!」
ピチュー「ブルドーザーみたいですごく楽しいデチュゥゥゥゥ!!」
ドラゾン「ぎゃうーーーん!!!(^皿^)♪(ドスドス)」
ギア「おーい、やりすぎて風邪ひくなよー?…にしても、子供は風の子とはよく言ったものだよなぁ」
マノス「まあまあ、君も若いんだし一緒に遊んできてはどうかな?」
ギア「そうは言いますけど、オレ寒いのはあんまり得意じゃないんすよ…;」

と、ふとテラスを通りかかると、そこではドラゾン君が仲の良い子供達を背中に乗せながら犬よろしく庭を駆け回っており、ギアとマノスは寒いのは苦手なのかその様子を他人事のように眺めていた。どうやら、つもり積もった大雪を楽しんでいるのはオセロ天使だけに限ったことではないようだ。……あ、一応補足しておくと今日はオセロ天使…というか外に出ている全員がちゃんと冬らしい格好で防寒対策をしています。


ピット「うわぁ、雪とドラゾンのコラボってなかなか見られないかも」
ブラピ「スゲー光景だなあれ。つーか、ドラゾンも犬よろしく喜び庭駆け回りするんだな;」
ピット「フンフンフーン♪さーて、雪で何作ろっかなー。雪だるまにしようかな?それともかまくらにしようかな?」
ブラピ「…なんなんだピット、さっきから聞いてりゃあ受かれやがって…そんなに雪が嬉しいのか?」
ピット「だって、エンジェラントは年中温暖な気候だから雪なんて降らないし、任天街でもこんなに降るのは珍しいんだからはしゃいだっていいじゃないか!!それに、そういうブラピだって満更でもないんだろ?」
ブラピ「フン、どうだかな?」

雪を辺りに撒き散らしながらはしゃぐドラゾンはやっぱり迫力があるなぁ、と考えつつ二人はテラスを通りすぎて中庭に歩みを進めた。楽しそうにするピットの様子にブラピはニヤニヤしながら子供だとからかい、ピットはむくれた表情で負けじと言い返す。


ブラピ「…でもよー、これだけ雪がふってりゃあSNS団の連中だって黙ってねーだろ?いくら中庭だってさっきのドラゾンみたいに踏み荒らされるなり雪かきされるなりしてるんじゃねーの?」
ピット「そんなことないって!例え踏み荒らされても雪遊び出来るくらいは残ってるってば!……あ、ほら!中庭に着いたぞブラピ!きっと中庭を見渡せば一面真っ白平和な雪景しk……」







フォックス「せっかくの大作をぶち壊しやがって何してやがるんだこの鷹岡もどきがぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!!」
寺坂「元はといえばテメェらが悪いんだろこの頭でっかち借金狐がぁぁぁぁぁぁーーーー!!!!」
ピット&ブラピ「「ギャアアアアァァァァァァァァァーーー!!!!;;;」」






……って何と中庭に着くや否やフォックスと寺坂がスマブラの木箱よろしく勢いよくぶん投げた雪玉が二人の目前に迫ってきましたああぁぁぁぁぁぁぁーー-!!!!?まさかの先制攻撃にオセロ天使は思わずシャウトするもすぐに正気を取り戻し、急いで神弓を取り出して二人がかりで雪玉を数発撃ち抜いてぶち壊す。すいません、せっかくオセロ天使でいい感じに始まったと思ったのに何これ?


ピット「ぜぇはぁ……何今の?ブラピ、大丈夫だった?」
ブラピ「何とかな…。オイ、誰だ今雪玉ぶん投げやがっ「このジャイアントブタゴリラがぁーーー!テメェにはメイドじゃなくて冥土がお似合いだぁぁぁーーー!!!(チュドドドド!)」うぉっと!!?」
ピット「ちょっ…今明らかにブラスター撃ってき「んだとこのバカ狐がぁぁぁぁーーー!そっちこそその皮剥いでやろうかぁぁぁーーー!!(ゴッシャーーーン!!)」うわぁぁぁーーー!!?;」
ブラピ「あっぶね、今の寺坂の籠手から出た衝撃波だよな!?…ったく、ふっざけんなよあのバカども!!お陰でこっちが大怪我寸前だったんだぞ!!?(豪腕デンショッカー所持)」
ピット「気持ちはわかるけどダメだってば、こらえろブラピ!!;あのーーー!!すいませーーん!!寺坂さんにフォックスさーん!どうしてお二人は喧嘩なんてしてるんですかー!!」
フォックス「こいつが!!俺の力作のクリスタルを台無しにしやがったんだ!!」
寺坂「んだとゴラァァ!!そっちだって俺のメイドご自慢のにゃんにゃんポーズを台無しにしやがったじゃねーか!!?」
フォックス「そっちが先にやってきたんだろうが!!!」
寺坂「いーや、そっちが先だったからな!!俺はぜってーに認めねぇからな!!?」
ピット「……ダメだこりゃ;何言ってるのか意味も分かんないし;」

二人が絶えず飛んでくる雪玉やスコップやバケツを避ける合間にも、ついにはブラスターやら衝撃波やらの雪玉以外の物まで飛んでくるなど、喧嘩はヒートアップする始末…。マジギレ寸前のブラピを引きずって一旦安全な物陰に退避し、ピットが大声で二人に呼び掛けるも当の本人達は興奮状態であり、話している合間にも大乱闘に発展してしまうために到底話を聞けそうな様子ではない。


ピット「……どうするブラピ?このままだと埒があかないや;」
ブラピ「せめて喧嘩の理由だけでも知れればな…ん?ありゃマリオと杉野とイトナじゃねーか?」

こりゃ説得は無理だなと早々に諦めて辺りの様子を伺えば、現在進行形で大乱闘中の二人の他に、マリオと杉野とイトナの姿もあった。マリオと杉野は短気二人のガチ喧嘩を困ったように眺めており、イトナは退屈そうにスマホをいじっている。
そこで二人は、喧嘩に巻き込まれないように気を付けながらマリオと杉野の元に駆け寄り、一体何が起きたのか事の経緯を聞くことにした。

ピット「あのー……寺坂さんとフォックスさんなんですけど、何があったんですか?」
マリオ「あぁ、オセロ天使か。実はな…」


久しぶりの更新ー。感想まだ。

雪合戦でバカとカオスがドッタンバッタン大騒ぎ ( No.188 )
日時: 2018/01/07 00:00
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)

果てしなくどうでもいいことですが、タイトルは某アニメのオマージュです



それは、遡ること今から三十分ほど前。



寺坂「おいテメェら、寺坂組の威厳にかけて絶対に完成させろよ!!!特に杉野!今日のお前は寺坂組の臨時隊員なんだから気合い入れろや!!」
イトナ「全く、寺坂もめんどくさいことを思い付くものだな。まあ、体力バカの癖に慣れないことをしようという根性だけはあるみたいだが」
杉野「おーいイトナ、もうちょい左側の雪を削って、下の土台はもっとしっかり固めようか。……しかし、雪像作りの美術監督とかプレッシャーが半端ないな;こういう時に菅谷がいてくれたらなぁ」
フォックス「マリオ、雪をもっと追加してくれないか?もう少し顔の形を整えたいんだが、このあたりの雪じゃあ全然足りないんだ」
マリオ「はいよ、じゃあこの猫車で集めてくるから待ってろよー」

中庭では、寺坂と彼に強制連行されたイトナと杉野の暗殺チームと、フォックスとマリオのスマブラチームがそれぞれ雪像作りに勤しんでいた。両者は隣同士で作業をしていたものの、両者とも自分の雪像作りに夢中だったこともあって特に相手の妨害をすることも相手の方に茶々を入れることもなく、平和に雪像の製作にとりかかっていたという。
ところが……。




マリオ「なぁフォックス、ここの雪をちょっと削りたいんだがお前シャベルか何か持ってないか?」
フォックス「んー?俺は持ってないぜ。どこかにないのか?」


それは、双方の雪像の上半身が完成してさあ次は下半身だという所に差しかかった頃の事。
シャベルを探していたマリオがフォックスにシャベルを持ってないかと話しかけてきたが、生憎彼はシャベルを持っていなかったので作業を中断して辺りを見渡す。すると、中庭の一角にある小さな雪山の天辺にシャベルが突き刺さっているのを見つけた。

フォックス「えーと、シャベルシャベルっと……ん?あんな所にあるな。ったく、誰かが雪かきの後に片付けなかったのか?」
イトナ「…なるほど、あれを抜いたら7年の時を超えて時の勇者になるのか?」
フォックス「いやマスターソードじゃねーんだからさ;ん?なかなか抜けねーな…ぐぬぬぬぬ…はぁっ!!(ドシン!!)あっでぇぇぇ!!!」
マリオ「ありゃりゃ、大丈夫かー?」

のそのそと雪山の天辺まで登り、意外と深く刺さっているシャベルを力をこめてなんとか引っこぬこうとするフォックスだが、引っ張る力が強すぎたのかその場で転倒して尻餅をついてしまう。幸いにも大した怪我はなく無事にシャベルも取れたので、このまま雪像作りに戻れるかと思ったが…



フォックス「いってー…(ズザザザザー…)…ん?ちょ、待てこれ俺滑ってね!!?やべぇ下手な絶叫マシーンより怖ぇよこれうぎゃあああぁぁぁぁーーーーー止まらねぇーーー!!!!;;」
杉野「フォックスさーーーん!!!」



ここで何とアクシデントが発生。何が起きたかというと、尻餅をついた際に相当勢いがついてしまったのかフォックスは雪山を滑り台のように勢いよく滑り落ち、そのまま減速することなく中庭を滑り出してしまったのだ!

フォックス「うぎゃあああああぁぁぁぁーーーーーーー!!!;;;」

傾斜の激しいウォータースライダーよろしく雪の積もる中庭を、シャベルを持ったまま物凄いスピードで雪像に向かって滑り続けるフォックス。彼の必死の抵抗も虚しく中庭を滑るスピードは段々と加速していき、そして遂に激突したと同時に持っていたシャベルの先端が突き刺さってしまった!!!






寺坂「おーい杉野、このパーツのバランスはこれでいいのか…(ドッシャアアアァン!!!)(ブッッスゥゥゥゥッッッ!!!)あんぎゃらばらびぃぃぃぃーーーーー!!!!??」
マリオ「ファーーーーーーーーーwwwwwwwww」



…寺坂のケツに(爆弾投下)



フォックス&杉野「 ( Д)( Д)         ゜゜゜゜ 」
寺坂「ホデュアーーーーーーーーー!ケツがいでぇいでぇいでぇいでぇ割れる割れる二つに割れるーーーー!!!!!;;」
マリオ「おまwww落ち着け寺坂wwwケツは元々二つに割れてるだろwww」

この千年殺し顔負けの壮絶カンチョーに、ロビンに金玉を掴まれた時のフランキーばりの顔芸をしながらこの世の物とは思えない断末魔を上げて地面を転がり悶絶する寺坂と、メダマドコーな杉野とフォックスと、まさかの展開に腹を抱えて大爆笑するマリオ。……だが、彼の不幸はこれだけでは終わらなかった!!


寺坂「いでぇいでぇいでぇ(ゴッチーーーン!!)あっでぇぇ氷に頭が……(ピシシ…パリィン!!!)「キシャアアアアアアァァァァァーーー!!!」 ギャアァァァァァーーー!何でパックンフラワーがいやがるんだってケツに噛みつくなーーー!!(ブンッッ!!!)って飛ばすなこのクソ花が(キーーーーン!!)▽∋∨☆●〒∋▼§●ーーーーーーー!!!」
マリオ「なんだよこれwwwwwwシャベル持ったまま滑った先に寺坂のケツがあってカンチョー喰らった上にそのままピタゴラスばりにミラクルが連発するとかマジでざけんなwwwwwwもう腹痛い俺wwwwww」
イトナ「そういえばあのボスパックン、何処ぞのダークサイドがトラップ用に苗を植えて育てていたな…(●REC)」
杉野「あんたら呑気すぎやしないかオイ!!?寺坂ーーー!!無事かーー!!?;;」


何 で す か こ の 大 惨 事 は ?…えー、何が起きたかを順番に説明すると…強烈なカンチョーを喰らった衝撃で地面をのたうち回っていた寺坂が花壇に鎮座してした大きな氷塊に頭をぶつけて、そうしたら相当石頭だったのか氷塊にヒビが入って崩壊。すると中からどうやら氷に閉じ込められていたらしいボスパックンが現れて寺坂のケツに噛みつき、そのまま勢いよくギルドの屋根に出来ていた巨大な氷柱つららまで吹き飛ばされ、氷柱つららに寺坂のKOKANにがクリティカルヒットした、というピタゴラスばりの流れがほんの15秒足らずの間に起こったのである…;すいません、寺坂の不憫スキルがとんでもない方向に行ってませんか!!?


寺坂「あああああぁぁぁぁーーーーー…………ぎゃばら!!?」
マリオ「親方ー!空から寺坂が!!!」
フォックス「いやそのボケは無理があるだろ流石に。おーい、寺坂大丈夫か……?」
寺坂「……っだああぁぁぁーーー!!何なんだよこれ!!!オイこのクソ狐!!テメーのせいでこちとら痛い目を見たじゃねーかどうしてくれるんだよ!!!」
フォックス「は、はぁっ?あれ俺のせいなのかよ!;確かに最初のカンチョーは悪かったとは思うが、それ以外はあんたの不憫スキルが招いた事故だろ!!!?てか、人が心配してるのにテメーその態度はねーだろうが!!」

まあ、そんなこんなでひとしきりの不幸に見舞われてボロボロになった後、ようや不憫ピタゴラスから解放された寺坂はフォックスのすぐ近くにどさりと落下。フォックスは彼の無事を確かめようと恐る恐る近づいたが、寺坂が半ば八つ当たり同然にフォックスに掴みかかったものだからフォックスもカチンときてしまい、ガチの言い争いになってしまった。
あのーお二人さん、喧嘩してるところ悪いんだけど、そんな所で喧嘩に夢中になったら…;



寺坂「よーしテメェは一発ぶっ飛ばしてや「シャギャアアアーーーーー!!!」ぎゃあああぁぁぁぁーーーーー!!!!」
フォックス「 上等だ、やってやろうじゃ「ギャシャアアアーーーーー!!!」 うわぁぁぁぁぁーーーーー!!!!」」
杉野「二人ともーーーーーーーーー!!?!;;;」


はい、当然ボスパックンに襲われました;言い争いに夢中でボスパックンの体当たりに対して一切の受け身が取れなかったフォックスと寺坂はギャグマンガでよくある表現のように盛大に飛ばされて宙を舞う。



ドーーーーーン!!!

フォックス&寺坂「べぶらっっっ!!!?!」



そしてボスパックンに吹き飛ばされた結果二人は、寺坂の身体がフォックスの雪像に、フォックスの身体が寺坂の雪像にそれぞれクリーンヒットしてしまったではないか!これだけでも痛いが、さらに悪いことにそのまま雪像が無事だったら良かったものを、あろうことか二つの雪像がミシミシ…と雪におおよそ似つかわしくない音を立て始める……!!

ミシミシ…グラリ………

マリオ「あ」
イトナ「あ…」
杉野「あぁ…;」

すぐさま寺坂とフォックスはどうにかしようと雪像に駆け寄るが、当然ながら間に合うわけがなく……

  


ドシャーーーーーーン!!!!




フォックス&寺坂「「あああああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーー!!!!」」




Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45