二次創作小説(新・総合)

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【03#妖夜宴会】
日時: 2022/01/02 13:09
名前: 海未ちゃんが気になる ◆Jx1Vgc1Dso (ID: XWWipvtL)

【01#気になる版逃走中:ここもひとつの宇宙である】
『START THE GAME』
逃走者(32人)>>10,>>14-15
ゲームスタート>>16-57(途中コメントなど含んでいたらすまない)

ほむまん所持者(5個集めると海未ちゃんにあげられる)
クロノスエボルさん(1*)
ヤま崎さん(1*)

【03#妖夜宴会】
逃走者(65名)>>94
ゲームスタート>>93-

 五角村(いずみむら)で行われる妖怪たちとこの村の人間によるお祭り「妖夜宴会」。
しかし、その開催を妨げるように現れるトラブルが逃走者にも降りかかる!
03#にして180分という長時間の逃走劇、そして大量の逃走者、難解なミッション!
この大ゲームを逃げ切るのは誰だ……!


<今回の見どころ>
・史上初180分ゲーム!65~66人の逃走者!なんか、凄い!
・作者は6人参戦!初参戦、皆勤賞、自首成功者など期待値は高い!
・気になる産オリキャラからそると、須賀、三村さんが初参戦!活躍しろ!
・こんな時期におそ松さんからイタイやつと暗いやつが参戦!面倒!
・サイン、コサイン、いつ使うん? って思ったら、りんごちゃん使ってた。
あ、ぷよぷよ勢も参戦します!
・アニメ「ルパン三世part6」放送記念!ルパン三世、次元大介、石川五ェ門、
あととっつぁんも参戦! 不二子ちゃんにはやんわりと断られました。
・史上最難関⁉(まだ三回目!!)いつもよりWAO!!なミッション襲来!
・このゲームの結末は誰も知らない。知るわけないので、気になる、寝ます。

※ゲームスタート前にゲームマスター視点やプロローグが入ります。
また、逃走中のミッションストーリーとして文章が入ります。
どの程度を長いと感じるかわかりませんが、
ここらしい書き方ではないと思うので苦手だと思われる方は頑張って読んでください。





※今回よりルールを追加→半年~1年音沙汰ない場合はほむまん消失。
※計算無理なのでこれ撤廃します。






Re: 【03#妖夜宴会】 ( No.105 )
日時: 2022/07/07 02:29
名前: 海未ちゃんが気になる ◆Jx1Vgc1Dso (ID: XWWipvtL)


(今回、短い)



[150:00]
[\364,000]



 プルルルプルルル!!



ヤード
「うぉ、メールだ……って、ミッション来た!」



筑波しらせ
「……これよりエリア内で逃走者含めた村の住人以外の人間の手荷物検査が行われる。この検査を受ければ免罪符を受け取れ、このエリアで逃げ続けることができるが、残り135分になると村人が逃走者を見つけると怪しいものだ、と思い、騒ぎ始めてしまう。また、残り135分、125分には駅から電車が出発し、それに乗り込むことができれば別の逃走エリアへ移動が可能となる……つまり、どういうことだ?」



ゆうき
「……もしかしてこれ別エリアに行くとヤバいパターンあるんじゃないか?」



 しらせの為にミッションを簡単にまとめてみると、

・残り135分になると村人たちが逃走者を怪しいものだと思って騒ぐからハンターに見つかりやすくなるよ(通報部隊ってこと)
・でも検査してもらって免罪符をもらえば通報される恐れはないよ
・でもゲーム時間135分、125分の電車に乗れば免罪符がなくても新エリアで逃げられるよ
・でも新エリアがどんな場所かは一切教えられてないよ

 つまり、こういうこと!



筑波しらせ
「……って、免罪符か電車探さないとじゃん!」



 しょーゆーこと!



筑波しらせ
「って、待って……どっちの方が良いんだ? 移動した方が簡単だろうけど、エリアがわからないのか。免罪符を受け取ってこのエリアにいるか……どっちがいいんだ?」



 ここで逃走者は二つに一つの選択肢に悩まされることになるのである。



 さて、ここでメタ読み作者の一人に話を伺いましょう。



ゆうき
「やっぱり来ると思った」



 あ、やっぱり?(某NHKの青黄色い猫風)



ゆうき
「……前半も後半も本家逃走中であった要素ですけど、合体しやがって。しかも何が怖いって移動した先のエリアのハンターの数わからないから新エリアに移動、と違ってギャンブルに出ることになる点があることですね……」



ゆうき
「てか、わざわざ逃走者が2つのエリアに分かれる可能性を作るってことは……そういうことですよ」



 いや、どういうことだよ。(錦鯉・渡辺さん風)



南ことり
「ゆうきくん的にはどうしたいの?」



ゆうき
「……今のこのエリアでもハンターが一体増えたとはいえ、元の数が多くないから全然問題ないんだよね。わざわざ電車で移動するより免罪符を探しに動いた方がいい気がする……てか、通報されるリスクを少しでも追いたくない」



南ことり
「じゃあ、免罪符をもらうために検査してもらわないと」



ゆうき
「僕もことりちゃんに検査してもらいたいナ! って、おいおいおい」



 どうしたんですか、このことキチ。



小泉花陽
「今、この人……」



ゆうき
「って、かよちん誤解しないで!」



 ということで、またなんかあったら来ますねー! ほな!



ゆうき
「おい、逃げるんじゃねぇ!」










[149:18]
[\372,400]



田中
「免罪符ってこれ?」



 全く動かずにいたせいで村の女性に心配され、免罪符をもらった田中。



 このミッションで動く必要がない。



田中
「……じゃあ、動かなくていいんだ。強制ミッションっぽかったから助かるー」



 この男、運にも恵まれているのである。



 まぁ、当の本人自覚無いんですが。



田中
「……あ、ハンター」



 しかし、田中から見えるハンターは遠くにいるようでハンターは田中に気づいていない。



 そこへ



松野一松
「……あれ、人いたんだ」



 暗い松。



田中
「それでどうかしたの?」



松野一松
「いや……ミッション」



田中
「なんか、俺、村の女の人にこれ(免罪符)もらってたから動かなくて済むんだよね」



松野一松
「へぇー、運がよかったんだ……」



田中
「そう。よかったんだよね」



松野一松
「……(いや、もう話すことないけど、このまま無言で去るのも)」



田中
「じゃ、おやすみ」



松野一松
「……あぁ、え?」



 会話ブロンズ帯一松、田中のマイペースさに助けられた?



松野一松
「自首するって程でもないし、検査を受けに行くか……」



 この男、何故か早めに動いている。



松野一松
「……お?」



??
「あ、あなた怪しそうなんで検査していきますよ」



 通りすがりの何者かが 検査をしかけてきた!



松野一松
「あ、はい……」



キラ
「あ、私、キラ子って言うんですよ」



松野一松
「え?」



キラ
「まぁ、キラなんですけど」



松野一松
「……?」



キラ
「一応全身チェックして、持ち物検査もしますんで……身体に変なものはないですねー」



松野一松
「……」



 ちなみに検査終了まで普通に1分くらい掛かるし、行動も制限される。



キラ
「問題ないですね。じゃ、大丈夫の証拠としてこれ受け取ってくださいね」



松野一松
「……あ、はい」



 何とか、安全を手にすることができたようだ。



松野一松
「あの人美人だけど、言動が不安だし無表情だったんだけど」



 そういう人いるよね。



松野一松
「え、そういうもの?」



 いや、俺は知らんて。



松野一松
「何なんだ、こいつ……」




































1990文字でこの人1分30秒くらいしか書いてない。茶番屋かよ。

Re: 【03#妖夜宴会】 ( No.106 )
日時: 2022/07/13 19:12
名前: 海未ちゃんが気になる ◆Jx1Vgc1Dso (ID: XWWipvtL)






[148:32]
[\381,600]



 こう見えて、割と時間あるって気づいてた?



ゆうき
「いや、案外そうでもな……って、ちょっとさっきの終わりは何ですか!」



 あ、いや、やっぱ何でもないですー!



ゆうき
「おいこらー、何しとんじゃーい!」



南ことり
「もしかしてゆうきくんって……ネタ枠?」



小泉花陽
「もしかしなくても、ですよ。ことりちゃん」



桜坂しずく
「……輝かしい功績をお持ちの筈なのにどうして」



桜坂しずく
「何とも、おかしい人をなくしてしまいましたね」



南ことり
「そうだね……ん?」



ゆうき
「おいおいおいおい!」



 この人はネタ枠です。



ゆうき
「おい?」



 自分で自覚してください。








































































































[148:00]
[\388,000]



 まだ2時間以上もゲームはありますが、こう見えて30分以上も経過している。



石川五ェ門
「……ここ、でいい筈だが」



 先ほどのミッションに協力した結果、免罪符を受け取った石川五ェ門。
誰かと待ち合わせをしているようだ……って、相手はもうわかってる? だよね。



???
「あ、五ェ門さん!」



 と、近づく愛らしい少女は宮子。彼女もまたミッションに協力した一人である。



石川五ェ門
「取り合えず、互いに1枚ずつを……残り4枚だが、ミッションには誰が?」



宮子
「えっとー……ネクスタくん、花子ちゃん、それから前原くんだったはず!」



石川五ェ門
「しかし、この紙切れは6人分……1枚多いぞ?」



宮子
「え、でも……ネクスタくんにも確認したから間違いないはず、うっかりかな?」



石川五ェ門
「……そうか」



 しかし、ミッションに協力した人数分は足りているので悪い意味の問題ではない。



宮子
「でも、これどうしようかな……?」



石川五ェ門
「無作為に渡してしまうべきなのだろうか? しかし、この指令も不自然ではないか?」



宮子
「不自然?」



石川五ェ門
「我々逃走者を別々の場所に分断してしまう指令、今後どんなことが起きるかわからぬ。
そうすると、あらゆる可能性を考える必要があるのではないか?」



ネクスタ
「そこで俺の出番ですかって、仕組んでないですからね?」



 まだ、何も言ってないんだけど。



ネクスタ
「まぁ、作者特有のメタ推理となりますけど、エリア分断で考えられるのは……」



・それぞれのエリアで協力する必要のあるミッション
・エリアごとにミッション達成スピードを競う



ネクスタ
「例えば、ですけどね……今回のテーマ的には前者の感じですけど」



 これぞ、作者専用スキル「メタ読み」である。



宮子
「となると、免罪符をあげる人は選ぶべきってこと?」



石川五ェ門
「……どちらにせよ、同じ場所にいる人間で指令に動く者が多い方がいいに決まっているだろうから、ルパンに連絡を取ってみるぞ」



ネクスタ
「あの人は頼もしいですね……にしても、ルパン一味が出るなんて軽くゲーム崩壊しそうだけど」



 軽く、で済めばいい……よ、ね……。



ネクスタ
「……え?」



石川五ェ門
「……お、ルパンか。もう指令はこなしたか?」



ルパン三世
「まだだけど、五ェ門どうした? 何かあったか?」



石川五ェ門
「今、余分な免罪符を1枚持っているからお主に渡してやらん事もない、という話だ」



ルパン三世
「おいおい、素直にルパン三世様に渡したいって言っちゃえばいいものを」



石川五ェ門
「……電話を切るぞ」



ルパン三世
「いやいや、そう怒んなって! で、場所はどこだ? すぐ向かうからさ!」



 <割愛>



宮子
「それじゃあ、まずはネクスタ君にこれ渡しちゃいますね」



ネクスタ
「これが免罪符か、ミッションクリアってことだもんね」



 免罪符を獲得すればエリア移動する必要はなくなる。



宮子
「取り合えず、花子ちゃんに連絡しようかな」



石川五ェ門
「今ハンターというのが来たとすれば、拙者が惹きつけてやる。
そもそも気配に気づければいいが」



ネクスタ
「なんか、気配を察知するとかできそうですもんね」



石川五ェ門
「まぁな……残りは」



宮子
「前原くんだね……じゃあ、ネクスタ君に電話を任せて」



ネクスタ
「そうだね……じゃあ、五ェ門さん頼みます」



石川五ェ門
「あぁ」




 こんな布陣されちゃあ、ハンターも困らない?



 しかし、彼らの付近にはハンターはまだいないようだ。幸運な奴らめ。



 今現在の状況をここでまとめよう。
・免罪符を獲得している皆さん
国木田花丸、田中、松野一松、石川五ェ門、宮子、ネクスタ

・今後獲得できる可能性のある皆さん
前原陽斗、花小泉杏、ルパン三世



 それ以外は進展なしである。



????
「おおー、なんともわかりやすいですなぁ~」



 って、本来出場するはずだった人は出てこないで!



????
「でも、それはそっちの勝手な都合でしょ~?」



 そ、それは……。



 そんなこんな、逃走者たちは免罪符を手にするか、新たなエリアへ向かうか、
選択を迫られていたのである。



国木田花丸
「ってことは……おら、じゃなくて私は動かなくていいんだ!」



 それでもハンターに捕まろうもんなら意味はない。



国木田花丸
「新エリアに行く人ももしかしたら出てくるんだよね?」



 この人数だ。その可能性が高い。



国木田花丸
「おらができることはないけど……でも、人が減ったら見つかりやすくなるのかな?」



 見つける対象が減れば、自分が見つかる可能性は高まる。



国木田花丸
「とにかく、皆が安全にミッションクリアできることを祈るしかないよね」



 ミッションをクリアした者ができることは殆どない。





























































[146:48]
[\402,400]



まる子
「……残り135分に電車が来るんだっけ?」



※こっちの方が馴染みがあると思われるので、こちらに表記を変更しました。



まる子
「野口さんに一回電話してみようかな?」



 ここで同級生の意見を聞いてみるようだ。



野口笑子
「……クックック、あれさくらさんどうかしたの?」



まる子
「あぁ、野口さんはミッションどうするのかなって思って」



野口笑子
「それがさっき駅に行ってみたら135分発の電車に乗るには切符を購入しないといけないみたいで」



まる子
「え? それはつまり……タダじゃ乗れないってことかい?」



野口笑子
「それだから今お金を稼げないか……あ、それやります!」



まる子
「と、とりあえず、あたしも野口さんの方に向かうよ……」



野口笑子
「くれぐれも見つからないようにね……クックック……」



 また、一つ学んだね。



まる子
「にしても、これだけの人数をこんな田舎の電車で一回で運べるのかい? 早めに動いた方がいいような気がしてきたよ、あたしゃ」



 この女ですら、危険を感じたようだ。



 にしても、こんな情報をもう持っている野口さんって……。

















2634で2分。は?


Re: 【03#妖夜宴会】 ( No.107 )
日時: 2022/08/06 00:25
名前: 海未ちゃんが気になる ◆Jx1Vgc1Dso (ID: XWWipvtL)






[146:22]
[\407,600]



須賀
「あ、お願いします!」



キラ
「……じゃあ、チェックしますんで動かないでくださいねー」



そると
「およよっ、須賀さんだ」



須賀
「その反応、なんかキモくない? まぁ、捕まってないなら上出来か。気になると三村さんはどうだか知らないけど」



そると
「そうだね……にしても、誰かと会った?」



須賀
「あぁ、最初に田中さんと白石さんに会って以来だな」



そると
「あ、本当に荷物持ちしてたんだ」



キラ
「あ、お二人さんご協力感謝します。これは免罪符です。受け取ってくださいね」



 という訳でこの二人もミッションクリア。



 さて、一方その頃。










野口笑子
「……こんな感じでどうですか?」



村男
「あぁ、いきなり声掛けちまったのに手伝ってくれてありがとな!
 んじゃ、これお礼だ!」



 そういって渡されたのは5銭。



野口笑子
「……クックック、こんなにもらえるとは。切符2枚は買える……」



 切符一枚は2銭、だそうだ。



 彼女も電車さえ来れば、ミッションクリアすることができる。



 さて、少々ダイジェスト挟みますよ。



鹿角理亞
「……これで検査ってのは終わり?」



村女
「あぁ、これで問題ないよ。
わざわざ来てくれたのにこんなのに協力してもらってすまないね」



鹿角理亞
「いえ、そんなことないです」



村女
「これは免罪符。これさえもってりゃ、問題はないから」



 鹿角理亞が免罪符を獲得。



黒澤ルビィ
「あ、あれは……」



 そこへ



村女
「おや、あんたもかい? ちょっと体を調べるだけだからそんなにビビらなくてもええよ」



黒澤ルビィ
「あぁ、はいぃっ……!」



鹿角理亞
「ルビィ、大丈夫?」



黒澤ルビィ
「で、でも理亞ちゃんがいなかったら声掛けられなかったと思うから……だ、大丈夫っ」



 大丈夫、なのか……?



鹿角理亞
「……不安」



 他の地点では、



如月千早
「これで終わったのかしら……?」



村女
「あぁ、これで問題ないからこれを受け取ってくれ」



 という訳で、この人もクリアしたけど、こんなもんなんです。



許して! おねがい! ね!










[146:00]
[\412,000]



夢見りあむ
「……梃子でも動かぬつもりだったんですけど」



 しかし、このミッションではどのような形であり、
動かなければ逃走成功はほぼ不可能である。



夢見りあむ
「あの二人は何してるんだろう……ちょっと聞いてみる?」



 ユニットを組んでいる砂塚と辻野が気になるようだ。



夢見りあむ
「二人の話を聞いてからうごくって、だかr」



 いや、何も言ってないんですけどね。



夢見りあむ
「……にしても、出てくれるかな? これでハンターに見つかったらぼ、僕のせいになるし? うわぁ~ん、炎上一直線じゃん」



 で、はよ電話せんかい。



夢見りあむ
「あ、あかりちゃん! ミッションの調子は」



辻野あかり
「あ、ちょっと待って……また後で電話するから切るね」



ブツっ



夢見りあむ
「え?」



 さて、何が起きたのか。



辻野あかり
「誰かが追いかけられててまだ良かったけど、不安だなぁ……。駅に近いからそこで話を聞いてからりあむちゃんに連絡しようかな」



 誰が追いかけられているんだ……?



















































ハンター
「……!」



????
「ちょっと速いって! ほら、待って!」



 ん、カメラのピントが合ってないから調節するね。っと。



 誰が追いかけられてるんだ?











































本田未央
「まだ何にもしてないから待ってって!」



 いや、待てない。



 そして逃げたその先は



本田未央
「いや、坂は無理だって!」



 上り坂。



ポン!



ハンター
「……」



[145:21]
本田未央確保、残り58人



 運が尽きた。



本田未央
「はぁ~、疲れたよぉ~」



 牢獄でならいくらでも休めるよ!



本田未央
「そんなこと言わなくていいんだよ!」



 え、あ、はい。さーせん。



 辻野がミッション進展への道を進む中、一人のアイドルが確保された。



 さて、視点を戻して辻野。



辻野あかり
「えっと、2銭で切符を買え……え、今働き手を募集してるんですか!」



 深夜に流れる通販番組みたいな話し方をしないでください。



駅員さん
「お嬢さんみたいに可愛らしい顔をしているなら定期嫌も売れると思うから手伝ってくれないかな? 話を聞いてからやるかやらないかを決めて大丈夫だから」



辻野あかり
「それで詳しい内容って」



駅員さん
「この定期券を5つ渡すからそれを村の人に売って欲しいんだ。定期券1つで10銭、全部売り上げたら50銭だね。1枚売り上げたら2銭、全部売ってくれたら10銭渡すから手伝ってくれないかな?」



辻野あかり
「わかりました! 手伝わせてください!」



 あ、あれ。なんか、某スタジオジブリのとある映画を髣髴させるんですが……。



 にしても、このお仕事を完全に成功させると切符5枚分。
4人助けることもできます、と。



辻野あかり
「駅周辺にも人がいるみたいなので声を掛けてみようかな」



 にしても、何か忘れてない……き、気のせいか。



?????
「……あ、あかりちゃん。いや、まだあれなのかな?」



 そして、もう一人のお方。



砂塚あきら
「……あの人って」



あの人
「あ、逃走者の方ですか?」



砂塚あきら
「そうですケド」



キラノ
「キラノです、とりあえず身体検査させてもらいますね」



砂塚あきら
「あ、お願いします……」



 <割愛>



キラノ
「これ、免罪符です。受け取ってください」



砂塚あきら
「あ、アリガトウゴザイマス……」



 ちゃっかりミッションクリアしていた。



 にしても、逃走者が多すぎる。



砂塚あきら
「増やしたのは誰なんデスか?」



 さ、さぁ……だ、ダレなんでしょうね、アハmアハハハハh。



 相も変わらず、あの女は放置されています。



 おまけにワーニングワーニング。










Re: 【03#妖夜宴会】 ( No.108 )
日時: 2022/08/15 22:14
名前: 海未ちゃんが気になる ◆Jx1Vgc1Dso (ID: XWWipvtL)



 背中。年老いた感覚を既に感じます。



[144:38]
[\428,400]



ルパン三世
「本当に宮子ちゃんもお前らもありがとな!」



 宮子、五ェ門、ネクスタが集まる地点にルパン三世が到着していた。



石川五ェ門
「……」



ネクスタ
「前原さんからさっき連絡があってもうすぐで来れるって」



ルパン三世
「お、おい……そんなんでキレるなってな? おい?」



石川五ェ門
「拙者がそんなことでキレているわけがなかろう。ところで、もう一人はどうだ?」



宮子
「あっ、今は住宅街の方に居て来るのに時間が掛かりそう、だって」



石川五ェ門
「……そうか、なら」



ルパン三世
「おっ、抜け駆けか?」



石川五ェ門
「何の話だ」



ルパン三世
「これ(免罪符)の借りもあるし、オレが届けて来るさ」



宮子
「え、本当ですかっ! その方が安心です!」



ネクスタ
「確かにこれ以上ここで待つのは流石に危険ですし、少しでもリスクを減らすなら
その方がいいですよね……ルパンさんなら、体力は」



ルパン三世
「この程度でへたるようなタマじゃねぇって、安心しろって! 花小泉って子に届けてくりゃあいいんだろ?」



宮子
「そうです!」



石川五ェ門
「それでは、お主に任せたぞ」



 あとは前原を待つだけ。



ネクスタ
「……って、遠くにいるあれ、ハンターじゃない? 一旦、隠れよう」



 ここでネクスタが遠くにハンターを発見。



宮子
「一応、前原くんにも連絡しておくね」



 配慮のできるイイ女、ここにいます!



ネクスタ
「おい、ナレーション」



 意味深ではないから。



ネクスタ
「にしても、ここネタ枠思ったより多くないですよね」



 メタメタのロックンロックンロール。



ネクスタ
「作者枠でネタ枠って……まぁ、あの二人か」



 さて、誰なんだか。



???
「いや、俺は確定してません? 自分で言いたくもないですけど」



 うん、そだねー。



ネクスタ
「不幸体質とか馬鹿とか……なんというか、滅茶苦茶にされてるレギュラー枠みたいな」



 どんなポケモンとかオリキャラなんですかね。



 この3人は前原待ちつつハンター回避に、ルパン三世は……



ルパン三世
「んぁ? オレは電話しながら届けに行ってくるぜ?」



 とのことです。現場からは以上でーす。











[144:00]
[\436,000]



野口笑子
「で、さくらさんさ、駅の方に来れる? 切符を買える分のお金はあるから駅に来れればほぼミッションしなくて済むから……え、あの二人は良いのか? それよりもさくらさんを助けたいから気にしなくていいよ……クックック」



さくらももこ
「ほ、ほんとにいいのかい……?」



 微笑ましい様子がここにありました。



さくらももこ
「じゃあ、あたしゃ駅の方に向かうから野口さんも捕まらないようにね! じゃあ」



野口笑子
「それじゃあ」



野口笑子
「さくらさん、無事に来れると……まぁ、私もそれまでにハンターに捕まったら元も子もないけど……クックック」



 しかし、まだ逃走者の半数以上がミッションの進捗に変化がない状況。










[143:46]
[\438,800]



ゆうき
「……あ、ヤードさんだ」



南ことり
「……あれ、一人?」



ヤード
「いやぁ、かくがくしかじかで」



・放送されてない裏側でハンターに見つかり逃げてたら仕方なく別れちゃった、テヘへ!



ゆうき
「折角嫁と出れたのに可哀想ですねwww」



ヤード
「いや、ゆうきさんでも正拳食らわせますよwww」



小泉花陽
「こ、この人たちこ、怖いですって」



桜坂しずく
「というか、今はそれどころじゃないですって……このエリアに残れればいいんですけど」



ゆうき
「そうだ、ミッションだよ……免罪符欲しいなぁ。できれば、見知ったエリアの方がいいからね」



ヤード
「あ、そのミッションならクリアしましたよ」



 E? マジ? ごめん、知らんわww



ヤード
「あ、あの……カメラ付いてるんですよね? なんで?」



 ちなみにここで言うことではないですが、左右田くんもクリアしたと速報が。



ヤード
「その速報聞けたなら少しだけ許してあげましょう」



 あ、少しか……あぁ、すまんね。



ゆうき
「急いで免罪符を……?」



キラ
「あななたち、侵入者ですね」



ゆうき
「いや、逃走者ですって!」



南ことり
「な、なんか誤解ですって!」



キラ
「はい、知ってますよ。逃走中の関係者とお聞きしました。では、この人数だと時間は掛かりますが、身体検査しますね」



ヤード
「じゃ、この辺で失礼しますね。こんなに人いたら見つかりますし」



小泉花陽
「あ、ヤードさんも頑張ってくださいっ!」



 笑顔ビーム、ってな。



ゆうき
「あの笑顔もらったヤードさん許せん」



南ことり
「ゆうき……くん?」



ゆうき
「いいえ、なんでも!」



桜坂しずく
「……まぁ、ゆうきさんはこういう存在ですよね。」



 ありがとう、アルストツカに栄光あれ!



ゆうき
「いや、そこはゆうきじゃないんかい!」



 流石にそれは自己評価高杉君www



ゆうき
「えと、流石にそれは嘘松……すか?」



 まぁね、ノリですよ。



ゆうき
「なら、よかったです」



 あははははは!



小泉花陽
「いや、オードリーの漫才の最後か!」



桜坂しずく
「オードリーは私のソロ曲ですよ!」



 あぁ、もうしっちゃかめっちゃかだぁ。











Re: 【03#妖夜宴会】 ( No.109 )
日時: 2022/09/16 01:33
名前: 海未ちゃんが気になる ◆Jx1Vgc1Dso (ID: XWWipvtL)






[143:00]
[\448,000]



カタリナ・クラウス
「ってか、作者全員映そうとするの、諦めてない?」



 え、さ、作者じゃないですよ! 僕はナレーションですって!



カタリナ・クラウス
「その、ややこしい設定とか誰も興味ないんだから! あんたが作者なのか書き起こしなのかナレーションなのかとか」



 それ、痛恨の一撃ってこと、あんた知ってんのかい?



カタリナ・クラウス
「知ってたらどうするの?」



 書き起こし屋がめでたく職を放棄します! っじゃ、先に失礼しまぁーす!



カタリナ・クラウス
「って、勝手に上がらせないわよ! 定時でタイムカードは切らせないわよ!」



 あぁ、これが嫌な現実ですかい……。



カタリナ・クラウス
「……というか、色々ここの人のお手伝いをしてたらこんなにお金が集まったのだけど、これって何に使うのかしら? でもこんなのがあるってことは電車で切符を買うとか?
早速、駅に向かってみるしかないわね」



 この人、行動力の化身過ぎる……えぇ……?



 映せなかった影響でとんでもないことしてる人も出てきました、と。



 ち、ちなみにどれほど集めたの?



カタリナ・クラウス
「12銭かな……3つくらいしたから」



 で、駅には向かうんですか?



カタリナ・クラウス
「まぁ、遠くはないし善は急げって言うわよね? なら、さっさと向かうわよ……って、まだ時間あるのよね。慎重になるべきかしら?」



 思ったよりこの人冷静なんだ……そんなイメージなかったわwww



カタリナ・クラウス
「ちょっと!」



 これでもミッション進展してる方だと思わないか、読者諸君。



(急に俺たちに話しかけてきた⁉)



カタリナ・クラウス
「……って、ハンターいるわね」



 慎重になることも時には大事だ。










[142:41]
[\451,800]



 どこかの世界線では、100人ゲームが開催されてるってマジ?



三村さん
「……ん?」



前原陽斗
「遅くなってすんません!」



宮子
「これで後はルパンさんが渡せば完了だね」



石川五ェ門
「それでは、そろそろ別行動をするか。では、失礼した」



ネクスタ
「本当にありがとうございました!」



三村さん
「……免罪符をあんな風に渡されることもあるのか?」



 いや、あれは特殊な例だ。



 そして、一方その頃。



ルパン三世
「ごめんな、遅くなっちまって」



花小泉杏
「えっ、あっ、ありがとうございます!」



 ここも無事に届けられたそうな。



 さて、ここまで全体の4分の1以上がミッションをクリアしたことになる。



 普通にミッションの進みが早い。










[142:07]
[\458,600]



ゆうき
「ってことはしばらく映らないってことですか?」



 そういうことになりますんで、さよならカードを使わせてもらいますね!



ゆうき
「それ桃鉄のやつやって、っちょい!」



南ことり
「桃鉄かぁ……」



 そういえば、ゆうき氏も更新されていたので暇な方は見てってね。



 さて、次に参ります。



 同時刻。



天竜
「……二人でいたいから免罪符ってのを手に入れる方がいいのか」



秋野かえで
「ど、どうしよう……天竜君に付いていけばな、なんとかなるよ……ねぇ?」



天竜
「そうだね。できれば通報される時間帯になる前にクリアしたいけど」



秋野かえで
「そっ、そうですね……でも、すっごい不安になっちゃうよ……」



 リア充、燃やさない、ねぇ? この時期やし、よう燃えんとちゃうか?



????
「ねぇ、知ってる? リア充はどの季節でもよく燃えるんだよ」



 えっ、まめしばせんせい!?



天竜
「それ若い子に伝わりますかね」



 伝わらない気がする。



 これもまた時代ってこと、ってとこっと。



 来年も何月から始まるのでタピオカはゴムです。



????
「それいくらなんでもねじ込みが強引過ぎでは!?」



 うるさーい!



 なんてね、火山が大噴火!



 さて、おジャ魔女どれみ見たことない更新者なのですが。



 作者ごとに進み方も違うらしいです。



秋野かえで
「って、あの人」



天竜
「ん……あっ、もしかして」



 と、二人そろって駆け出したその先に……



ラコ
「んぁ、あなたたちはとーそーしゃ、ってやつですか?」



 ……いや、誰!



天竜
「ってことは免罪符を」



ラコ
「さきにけんさでぇーす。どっちからしらべましょ? かのじょさんからでぇすか?」



天竜
「……(彼女っ!)」



秋野かえで
「じゃあ、先でも……」



天竜
「勿論、先にやっちゃって!」



 このゲームで作者2人リア充なのは何ですかね。



???
「まぁ、最近はカレンチャンとかカレン……あ、こ、ことりちゃん? あ、あn」



 いつの間にか更新者もウマ娘に手を出してました。某氏の影響ではないです。たぶん。



 あと、某氏のことネタにし過ぎ、って言われそうなんでここで名言。
某氏はそういう人。ネタにされやすい人なんですよ。ほら、某所でも某所でも、ね?



 さて、何故か裏では番外編の計画も練られているので、
そちらにも程々の期待を向けてもらえると助かります。



天竜
「ほどほど……」



 ほどほど、です。何か異論でも?



天竜
「なんでもないっすね、スッー」



天竜
「……なんでナレーションに圧なんか」



 えっ? 何か、言いました?



天竜
「……な、なんでも!!!」



 脅し屋かな。











[141:21]
[\467,800]



筑波しらせ
「このミッションどうクリアすればいいんだよ! わかんねぇよ!」



 落ち着け、時間はまだ……



筑波しらせ
「もう6分しかないのにか! お前、ふざけてんのか!」



 アイドル枠でこの人呼ばれたの嘘でしょ……。



筑波しらせ
「あっ……プロジェクト47のチームハッピーの幸せ天使こと筑波しらせだよぉ~?
どうかしましたかぁ~?」



 この子、こんな笑顔なのに有無を言わさないぞ感がヤバいって……!



筑波しらせ
「にしても、本当にまずいんだよな……免罪符すら持ってないし、電車に乗る方法もわからないし」



筑波しらせ
「……あの作者、頼ってみるか? いや、なら電話すべきは同性の方がいいから、この人なら一緒にいる筈だっ!」



 悩む時間が惜しいと感じたのか、それとも焦りからか。誰かに電話を掛ける筑波。



 しかし、その近くにハンター……。



筑波しらせ
「うっわ、ハンターいるって……ここに身を隠せば凌げるか?」



 そして一方、電話の相手は



南ことり
「あれ、電話だ……ゆうきくん、ちょっと待ってて?」



ゆうき
「あ、いいよ」



桜坂しずく
「……あれ、あそこにいるのはかすみさん?」



小泉花陽
「……待ってください! 奥にハンターらしき影が」



 そして一方のこちら。



中須かすみ
「あっ、しず子に先輩たちじゃないですか! ちょっと話しましょうよ~」



 周りを警戒……している……のか?



桜坂しずく
「かすみさんハンターいますって!」



小泉花陽
「ことりちゃん電話はともかく、今近くにハンターいるから離れよう?」



南ことり
「電話しながら動くから大丈夫、どっち行く?」



ゆうき
「そろそろ隠れ場所探したいし……住宅街方面となると」



 人数多いとこう連携も取れるのか……ほぇ~。



中須かすみ
「もう~! しず子もひどいですって! かすみんが呼んでるのに無理って表情して(ポン)……え?」



[140:58]
中須かすみ確保、残り57人



中須かすみ
「え? もうかすみんの出番……」



 お疲れ様です。



中須かすみ
「こんなのってありですかぁ⁉」



 しず子の思いは届かなかった。



南ことり
「それでどうしたの、しらせちゃん」



ゆうき
「……!? え、しらせから!?」



小泉花陽
「ゆうきさんいつの間にか推し増えてますよね……」



桜坂しずく
「そういえばそうですね……ハーレムでも作る気なんですかね……って、あっ」



小泉花陽
「あっ、かすみちゃん……あのまま捕まっちゃったんだぁ……」



桜坂しずく
「でも、美味しいとか思ってそうですし気にしなくていいと思いますよ」



南ことり
「う~ん、ことりたちは村の人に身体検査をしてもらって免罪符をもらっただけだからえりあいどうするほうはよくわからなくて……うん、ごめんね」



ゆうき
「……賞金あれば課金もできる、よし」



小泉花陽
「ゆうきさん、最近ウマ娘のツイートメインですよね……」



桜坂しずく
「確かに! そういえばそうですよね……カレンチャンとかサトノダイヤモンドとか」



 バチェラー?



ゆうき
「誰がバチェラーだ、おい……ナレーションくん? 俺が誰かわかってそんなことを言ってるのかな? あ?」



 隙あり!



ゆうき
「グフゥ……! な、ナレーションなのに物理攻撃ってなにご……」ばたり



南ことり
「って、あれ……ゆうき、くん? なんで倒れてるの? ねぇ、なんで? ゆうきくん!」



 ♪某金田一少年の事件簿風SE



ゆうき
「って、誰が茶番担当だ!」



桜坂しずく
「し、死体がしゃ、喋った……!?」



ゆうき
「おい、しずくちゃん?」



小泉花陽
「こ、こんな村なんて怖くて嫌です。私は今すぐ逃げますから!」



ゆうき
「かよちん? それフラグだよね、絶対次に殺されるか村からは出られないってフラグだよ? って、何やらせるんだって!」



南ことり
「ゆうきくん、うるさいよ。ハンター来ちゃうって」



 以上、ゆうき劇団による茶番のコーナーでした。



 さて、あの人は結局どうなった?



ゆうき
「いや、おい!」



 ・・・・・・



筑波しらせ
「え、そうなの? バイトか……」



さくらももこ
「うん、野口さんの話だと2銭あれば切符を買えて電車に乗れるんだってさ」



筑波しらせ
「そっちの方が簡単かも……? ありがとう、じゃあしらせ、探してみる!」



 新エリアへの行き方を教えてもらったみたい。



さくらももこ
「えっと、駅はこっちだね……もうすぐだ。ちょうどいいくらいじゃないかい?」



 野口さんと約束をしていたまるこは駅へと向かう。



野口笑子
「……ここ、隠れる場所無いね」



 駅周辺は線路沿いで見晴らしがいい。これから大人数が集まると一気に危険となる。



野口笑子
「ん、あれは……」



カタリナ・クラウス
「ここが駅ね……って、先客がもういるのね、どーもっ」



野口笑子
「……初めまして」



カタリナ・クラウス
「にしても、ここ目立つわね……ハンター見掛けたらあそこの住居くらいしかないのよね……切符はもうここで買えるのかしら?」



男性の駅員さん
「あぁ、お客様ですか……隣の六棒町までなら2銭で切符は買えますよ。お買いになりますか?」



カタリナ・クラウス
「えぇ、私とこの子で2枚お願いするわ」



男性の駅員さん
「では、しばしお待ちを……こちら2枚で計4銭ですね」



カタリナ・クラウス
「私の2銭と」



野口笑子
「……あっ、待ってください! もう1枚追加で切符もらってもいいですか? 連れが来たので」



男性の駅員さん
「あっ、あの方ですか……はい、合計6銭受け取ったので計3枚お渡ししますね」



野口笑子
「あ、ありがとう……ございます……」



カタリナ・クラウス
「あの子ね……!」



さくらももこ
「はぁ、はぁ……あ、野口さんそれは」



野口笑子
「……電車が来るまであと5分か。これしか人がいないのも……不安だけど」



カタリナ・クラウス
「逃走者ってあんなにいたから10人くらいはいてもおかしくないって思ってたけど、
こんなもんなのかしら?」




さくらももこ
「単純に免罪符をもらいに行く人が多いのか、それとも駅に着いてすらいない人も多いのか、う~ん」



カタリナ・クラウス
「……あっちのエリアが逃げやすいか不安だけど、こんな段階でエリア移動させるならそこまで酷ではないと思いたいわね」



 まだ誰も姿の見えぬ電車の行き先の全貌は知らない。



水野亜美
「あら……人がいて助かったわ」



 水野もどうやら。



水野亜美
「すみません、切符1枚お願いします」



 流石です、って感じかww



水野亜美
「……ここまであまり逃走者の人に出会ってなかったから心配だったのだけど、ここに人がいて安心したわ」




 さて、次回更新はミッション進捗報告とダイジェストから。


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