二次創作小説(新・総合)

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スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜(完結)
日時: 2021/09/25 10:50
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)


【スマブラ戦記始まりの物語】

どうもメタルメイドウィンです。

全ての始まりであるスマブラ戦記のスピンオフ作品をまたもう1つ書かせていただきます

【注意】
基本的に暗いです
スマブラ、任天堂要素はありますけど薄め
当時まだ参戦してなかった【ファイナルファンタジー】が出てきます
たくっちスノーは出ません

Re: スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜 ( No.7 )
日時: 2021/08/27 06:54
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【第2話】
「悲劇の始まり」

そして、七夜と博多は任天堂ゲームの世界をめちゃくちゃエンジョイした

七夜
「あーっひゃっひゃっひゃっひゃ!!」

博多
「おい七夜あれ!!キノコ!スーパーキノコあるぞ!」

七夜
「よし!!スーパー七夜になるぞ!!」

博多
「俺が見つけたんだから俺のだ!!くらえハンドスラップ!!」

七夜
「あっ、お前もう能力使いこなしてんじゃねーよ!!この野郎ビームソードだ!!」

博多
「あっコラ!!武器はズルいぞ!!」

七夜
「うるせー!!ゴリラの筋力に素手で勝てるか!!」

ワーワーニャーニャー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

七夜
「あっはははははは!!!」

七夜
「ゲームの世界ってめっちゃ楽しいな!!」

博多
「実機でプレイするよりマリオが楽しく感じるよ!!」

七夜
「最高だな任天堂世界!!」

博多
「よし、次カービィの世界行くぞカービィ!」

七夜
「それもそうだな!!出発!!」


…………

数時間後………


七夜
「あ〜〜、そこらの遊園地より楽しんだぞ」

博多
「あとは家族に送るお土産が買えるところでもあれば完璧だったんだけどな」

七夜
「この世界、日本円通用するのか?」

博多
「ポケモンなら通用するだろ」

七夜
「それもそっかぁ!!」

博多
「ただ、マトモな料理がそんなにないのが残念だな」

七夜
「だな、カービィの世界で良かったぜ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

七夜
「で、遊ぶのは別としてよぉ博多」

博多
「ん?」

七夜
「俺達は任天堂戦士って奴になってさ、脅威と戦う〜みたいなこと言ってたよな、あの声」

博多
「ああ」

七夜
「そのわりにはだいぶ平和で………ってか、脅威って一体なんなんだよ?」

博多
「脅威ってのは後から来るものじゃないのか?」

七夜
「後から?」

博多
「ま、インベーダーみたいな?あとから来たことを知らせてくれるやつがあるんじゃないのか?」

博多
「お互い素人だから分かんないけど」

七夜
「そうだな、そういや俺達以外の任天堂戦士と会ってねぇわ」

博多
「そういえばそうじゃん、あんなに人居たのに」

Re: スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜 ( No.8 )
日時: 2021/08/30 20:46
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

七夜
「つっても………」

七夜は周りを見渡す………あれから周りを見ても、人間らしい姿はどこにも見えない

七夜
「………最初はあんなにいたのに、この辺りにはいねーのか?」

博多
「そうだな、入口近くには結構いた」

博多
「戻ってみるか?」

七夜
「脅威ってのが来てからでよくねーか?」

博多
「それもそうか………」








七夜
「じゃあ次!!アイスクライマーの世界でアイスクリーム食べるぞ!!」ジャラ

博多
「最高に頭悪いな!!最高だ!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

10時間後


七夜
「あぁ〜〜〜………疲れた…………」

博多
「生まれて始めてここまでアホみたいに騒げたかもしれんな………」

七夜
「なんかさぁ〜、今日は楽しかったな」

博多
「そうだな、普段は勉強勉強で遊ぶことなんてそんなになかったよ」

七夜
「俺もだ………一生分遊べた気がするよ、今日の日のことは絶対忘れられねぇ」

博多
「ああ……でも、ここまで楽しんだ以上はしっかり使命ってのを全うしないとな」

七夜
「そうだな、与えられた仕事をこなすことも大事な事だ………」

博多
「ちょっと疲れた‥‥‥明日に回して、今日はもう寝よう‥‥‥」

七夜
「待てよ‥‥‥寝る前に明日どうするか考えてから寝ようぜ‥‥‥」

博多
「そうだな‥‥‥明日は、人を探そう‥‥‥なるべく先輩っぽい人‥‥‥」

博多
「それで、俺たちの使命が決まったら真っ当に‥‥‥」

七夜
「だな、それでいいか‥‥‥‥」

そして、七夜達は眠りにつく‥‥‥‥


これからの事など、全く考えつくことも無く‥‥‥‥ぐっすりと眠った


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今日は不思議と、夢を見なかった

深い深い睡眠が2人を包み込む

今、現実で起こっていることに何も気付かないほどに‥‥‥


‥‥‥‥そして2人は、目が覚めると‥‥‥‥

七夜
「んん‥‥‥‥‥‥俺たち何時間寝てた?」

博多
「ん、んん‥‥‥さあな、ここ時計とか無いから分からないな‥‥‥‥」

七夜
「スマホねーのか‥‥‥」

博多
「悪い、充電切れだ‥‥‥」

Re: スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜 ( No.9 )
日時: 2021/09/08 23:17
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

七夜
「‥‥‥‥‥‥え?」

博多
「おい、どうした‥‥‥」


七夜
「おい、あれ‥‥‥」

博多
「え?‥‥‥あ」

目が覚めた2人の近くに転がっているのは‥‥‥



真っ赤な何かと、どう見ても何かが欠けた‥‥‥人間の‥‥‥‥


博多
七夜
「「ああああああぁぁ!!?」」




七夜
「お、お、おい!!あれ気の所為じゃねぇよな!?」

博多
「あ、あああ‥‥‥やばいやばいやばい、気の所為じゃない!!作り物でもない!!」

博多
「死体だ!!本物の死体!!」

七夜
「ど、どうすんだよ!?ここって、多分日本じゃねぇよな!?警察とか‥‥なんか警備員みたいなのに連絡した方がいいのか!?」

博多
「‥‥‥と、と、というか!!なんで人が死んでいるんだ!?それにあの血の跡‥‥‥ひとりや2人じゃないぞ!!」

七夜
「‥‥‥‥おい、任天堂だろ?なんかそんな血まみれになるようなのあったか?」

博多
「FEとか‥‥‥ゼルダの伝説とか‥‥‥?後は海外のよくある趣味悪い動画でしか見たことない‥‥‥」

七夜
「いや‥‥‥それどころじゃねぇ!!ここに居たら‥‥俺達もまずいんじゃないか!?」

博多
「!!」

博多
「‥‥‥‥わ、分かった!逃げながら考えるぞ!!」


ーーーーーーーーーーーーーーーー

博多
「俺達が寝てる間に一体何が‥‥‥?」

七夜
「考えられるものは怪獣とか、災害とか、破壊兵器とか‥‥‥‥」

七夜
「‥‥‥‥‥‥殺人鬼とか?」

博多
「は!?」

七夜
「と、とにかくだ‥‥‥俺達が寝てる間にとんでもないことになっていたのは確かだ‥‥‥‥」

七夜
「俺はスマブラの能力を持ってるから武器はいくらでも出せる、襲われそうになったらこれで対抗しろ」

博多
「ホームランバットが初めて助かると思った瞬間だ‥‥‥」


七夜達が走っていると、そこに人影が‥‥‥

七夜
「おい、誰かいるぞ!」

博多
「あ!」



‥‥‥
博多
「お、おい‥‥‥そこの、ちょっと聞きたいことがあるんだが」

七夜
「今、ここどうなって‥‥‥‥」






「そいつから離れろ!!」


「その男はおかしくなってる!!」

七夜
「え?」

Re: スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜 ( No.10 )
日時: 2021/09/12 17:05
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

「あびゃああああああ!!」

七夜
「うわっと!?」

振り向いた男は明らかにイッちゃった目でバットを振り回し、七夜はホームランバットで受け止める

七夜
「危ねぇなお前っ!!」ブーン!!

七夜は力強くホームランバットを振り、バットごと相手を吹き飛ばした

「今のうちに安全なところにいけ!」

博多
「七夜!」

七夜
「ひとまずあいつについていくぞ!!」



ーーーーーーーーーーーーーーーー


「‥‥‥‥‥‥」

七夜
「おい、アンタ!」

「‥‥‥なんだ、来たのか?」

博多
「というか、俺たちは人を探してる途中だったんだ‥‥‥それであの人に近付いたら襲われそうになって‥‥‥」

「そうか‥‥‥その口ぶりからして、ここに来て間もないようだな」

七夜
「ああ、昨日来たばかりだ‥‥‥‥‥なぁ、色々聞きたいことがあるけどいいか?」

七夜
「‥‥‥‥俺たちってさ、なんかこう脅威ってやつを何とかするために呼ばれたんだよな?」

「そうだ、やつはそう言う」




「だが、ここに脅威なんてものは無い」


七夜
「は?」

「現に、俺たちはどんなものにも襲われていないし、世界が荒れているわけでもない‥‥‥人間を除いて」

博多
「人間を?」

「ここには様々な奴がいる‥‥お前らみたいに来て間もない、何も知らない奴ら」

「法律も秩序もないことをいい事に犯罪者に染ったヤツら」

「故郷に帰れず友人に会えないまま、最終的に狂ってしまったヤツら」

「そして、そんな2種類の連中に殺されてしまった哀れな被害者」

「脅威なんてものはない、人間同士の潰し合いが起きているのがここだ」


博多
「なんだよそれ‥‥‥え、というか今故郷に帰れずって‥‥‥」

「そうだ、結論から言ってしまうと‥‥‥」



「この世界に送り込まれた存在、俺やお前達、ここに来た人間全てが元の世界に戻ることが出来ていない。」


「俺もそうだ、もう2ヶ月はここにいるが‥‥‥生き残ってきただけでも奇跡と言える」

七夜
「‥‥‥‥‥‥」

「お前達はどちらにもならない感じだな」

七夜
「ま、まあな‥‥‥来たばっかだしよ‥‥‥」

Re: スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜 ( No.11 )
日時: 2021/09/12 23:15
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

七夜
「お前は‥‥‥その、こんな言い方するのもなんだけどよ、寂しくねぇのか?」

「見ず知らずの人間にこんなことを言うのもなんだが、俺は家族にそこまで未練がないからな」

七夜
「‥‥‥‥‥」

「それで、お前はどうするんだ?この世界で何をする」


七夜
「‥‥‥‥‥」

博多
「何って‥‥‥そりゃ、脱出だろ!?」

博多
「何か方法があるかもしれないだろ、なんかこう!いい感じの!」

七夜
「‥‥‥‥‥俺は生き残る、マトモな状態で生き残る」


七夜
「あいつらみたいに人を殺したくねーし、ここにずっと居たくない」


七夜
「生き残りたい、生きて‥‥‥元の生活に戻りたい」

「‥‥‥‥‥‥‥なるほど」



「どうやらお前は、俺と同じようだな」

七夜
「え?」


「‥‥‥‥‥今の所はな」


「お前みたいなやつは居たが、大体は色んな意味で壊れていった。」


「お前もそうなるかもしれない」


七夜
「‥‥‥‥‥俺は壊れない」

七夜
「博多の奴も壊さない、いや‥‥‥俺の見える範囲のやつを出来る限りそうならないようにしたい」

七夜
「‥‥‥俺たちは昨日めいっぱい遊んだ、充分過ぎるほど、人生の全てを費やした気分だ」


七夜
「遊んだ後は、真面目に仕事しなきゃならない」

七夜
「その為にも‥‥‥帰んなきゃいけないだろ」


博多
「な‥‥‥七夜‥‥‥‥」

「七夜‥‥‥聞き覚えがあるな、お前」

七夜
「‥‥‥‥俺は七夜、城之内七夜だ‥‥‥多分、お前が想像しているような大した七夜じゃねぇ」

「そうか、人違いか」

博多
「えーと‥‥‥俺はその、博多でいいよ、名前はあまり言いたくないんだ‥‥‥」

七夜
「こいつは信用出来る、それだけは分かってくれ‥‥‥お前は?」

「‥‥‥‥ちょっと待ってろ、名前を言うのも久しぶりで記憶が‥‥‥‥ああ、思い出した」





四柳
「俺は四柳。」


四柳
「祖父江の‥‥‥四柳だ」



博多
「えっ‥‥‥そ、そ、祖父江四柳!?」

七夜
「知り合いか?」

博多
「知り合いっていうか、こいつ日本最高峰とも言われたプロゲーマーだぞ!?」

七夜
「マジか!?」


END


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