二次創作小説(新・総合)

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スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜(完結)
日時: 2021/09/25 10:50
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)


【スマブラ戦記始まりの物語】

どうもメタルメイドウィンです。

全ての始まりであるスマブラ戦記のスピンオフ作品をまたもう1つ書かせていただきます

【注意】
基本的に暗いです
スマブラ、任天堂要素はありますけど薄め
当時まだ参戦してなかった【ファイナルファンタジー】が出てきます
たくっちスノーは出ません

Re: スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜 ( No.22 )
日時: 2021/09/19 10:57
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【第5話】
「オールスター」


‥‥‥‥結局、七夜達は何も進展がないまま任天堂世界を生き続け‥‥‥‥‥

気が付けば、七夜達が任天堂世界に来て早くも2ヶ月が経っていた
だが‥‥‥この時間の中で七夜達同様日本の帰還を目指す人間は着々と増えていった。


七夜
「気が付けば俺たちの仲間もだいぶ増えてきたな‥‥‥‥」

博多
「仲間はいっぱい欲しいとは言ったけど、まさかこんなに‥‥‥」

四柳
「それだけ帰ることを目指すやつが居るということだ」

ジョンソン
「でもよかったじゃないですか、七夜君たちの頑張りで殺されずに済んだ人がここまで増えたんです」

七夜
「それもそうか‥‥‥‥なんつーか、これもうチームとか通り越して組織だな」

四柳
「お前、組織の作り方とか構成とか知っているのか?」

七夜
「いや全然」

四柳
「‥‥‥‥‥全く、なら今後は俺が仕切る、それでいいな」

博多
「組織か‥‥‥まさかそんなことになるとはなぁ、名前どうしようか」

ジョンソン
「名前?そうですね‥‥‥‥」




七夜
「オールスター」

博多
「え?」

七夜
「オールスターがいいな、名前」


四柳
「‥‥‥‥一応、由来を聞いておこう」

七夜
「星だよ、星‥‥‥‥前にも言ったろ?お前達は俺よりずっと楽しく生きてる」

七夜
「俺から見ればお前らも、ここにいるヤツらも全部‥‥‥手に届かないけど、見えるだけで満足な‥‥‥綺麗な星々」


七夜
「美しい俺の星空オールスターなんだ」


四柳
「‥‥‥‥‥星空か」


四柳
「そういえば見ていないな、星空」

ジョンソン
「そうですね‥‥‥‥ここは朝も夜もずーっと曇ってて星なんてない‥‥‥ゲームの世界にすらない」


博多
「だったら見ようぜ、皆で星空!」

博多
「俺たちで現実に戻って、星を見るんだよ!!」



七夜
「‥‥‥ははっ、だよな!」

‥‥‥‥



「七夜さん、七夜さん!」


四柳
「七夜、梨亜がお前に用があるって」

七夜
「り‥‥梨亜?えーと確か‥‥‥」

四柳
「‥‥‥‥お前、いい加減人の名前を覚えろ」

七夜
「悪い悪い‥‥‥あまりにも急に増えたもんで記憶しきれなくて‥‥‥」

Re: スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜 ( No.23 )
日時: 2021/09/19 20:40
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

…………

博多
「え?人を覚える方法?」

七夜
「そう、なんかはっきりと覚える方法ってないか?」

博多
「そうだな………あっそうだ、お前って道覚える時に建物とか風景から覚えるよな」

七夜
「ああ、方向音痴でな………地図見てもさっぱりなんだ」

博多
「それみたいに俺達のことを特徴で覚えればいいんだよ、その人のイメージでどういうやつかってのを記憶する」

博多
「七夜は記憶力はいいんだから、そうやって覚えてみなよ」

七夜
「そうか………サンキュー博多、ちょっと一通りメンバーを見てくる」

博多
「おー、時間かかるかもだけど頑張れ」


ーーーーーー

5日後

七夜
「四柳!璃音が呼んでいたぞ」

四柳
「璃音………新しい奴か?確か………」

七夜
「【マリオパーティ5】の能力者で梨亜の妹!ここに来てから2週間でぐるぐるメガネで語尾に『あります』がついて青い髪してる奴!」

四柳
「よくそんなに覚えたな………」

七夜
「博多に特徴で覚えろって言われたら凄い記憶できるようになった」

四柳
「…………ここ30人くらいいるよな?全員覚えたのか?」

七夜
「ああ、お前もジョンソンさんも博多も全部覚えた」

七夜
「最初からこういうやり方だったらクラスメイトも覚えられたんだろうな………」

四柳
「梨亜も居るかもしれないからお前も来てくれ、俺は少し苦手なんだアイツ」

七夜
「…………まー、暇してるしいいよ」


ーーーーーーーーーーーーーーーー
七夜
「梨亜!璃音!」

梨亜
「……………」

璃音
「あ、隊長お疲れ様であります」

七夜
「リーダーは四柳なんだけどな」

四柳
「……………要件はなんだ?」

梨亜
「…………」

璃音
「あ、梨亜がですね、何か帰還のための手がかりを見つけたとあります」

七夜
「本当か!?」

四柳
「確かなんだろうな?」

璃音
「ま………まぁ私も梨亜も人からの又聞きでありますが」

四柳
「おい」

七夜
「ま、ま、ま、まー!なんかちょっとした事でも手がかりが見つかったなら調べてみた方がいいだろ」

四柳
「……………」

四柳
「念の為警戒はしておけ」

七夜
「おう」

Re: スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜 ( No.24 )
日時: 2021/09/19 22:33
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

そして、オールスター達は【ポケットモンスター】の世界へ………

そこから一気に遺跡のような場所へと足を踏み込んだ

四柳
「この奥か?」

璃音
「はい、話によると『やりのはしら』が鍵を握っているのであります」

博多
「あー、やりのはしらか……有り得なくはないか」

七夜
「やりのはしら?」

博多
「伝説のポケモン、時を守るディアルガと空間をコントロールするパルキアが降り立つ神聖な場所だ」

博多
「あのポケモン達の力なら………可能かもしれない!」

七夜
「なるほど、そのポケモンがこの辺りにいると?」

博多
「でも、あれって確か………」

四柳
「こんごうだまとしらたまというアイテムが無ければ2つのポケモンは現れなかったはずだ」

七夜
「伝説だもんな」

璃音
「あっ、ははっ、それがそれが………それに似たようなアイテムを持っていたとのことであります 」

四柳
「似たような………っ!!」


ーーーーーーーーーーーーーーーー

「ギシャアーーーンッ!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

七夜
「おい、祖父江?」

四柳
「……………なんでもない」

四柳
「………………ちなみにそれは誰から聞いた?」

璃音
「はっ、それは確か元を辿ると義羅さんからだったであります」

梨亜
「…………」

四柳
「義羅?義羅……確か………」

四柳
「七夜、義羅という男を詳しく覚えているか?」

七夜
「え?ああ、義羅帝鳴…………年齢は24、金色と黒の2色の髪の色で、一人称は俺様、特技は幽霊のモノマネ………」

四柳
「能力は!!?義羅の能力だけ教えろ!!」

七夜
「わ、分かったよ先にそう言えって………義羅の能力は………」



七夜
「えーと、【ポケットモンスタープラチナ】だっけか」

四柳
「!!」

博多
「何!?」



四柳
「義羅はどこだ!!」

梨亜
「………………」

璃音
「ずっとやりのはしらで待っているそうであります!」

四柳
「………やはりビジョンがあって良かった、来い七夜!!」

七夜
「え、ちょっとおい!?どういう事だよ!?」

四柳
「罠だ!!帰る手段などあそこにはない!!」


Re: スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜 ( No.25 )
日時: 2021/09/19 23:41
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

………

七夜
「…………はぁ!?ギラティナ!?なんだよそいつ!!」

四柳
「やりのはしらにいる伝説のポケモンはディアルガとパルキア!それはさっき話したな!?」

七夜
「だからそれがなんだよ!」

四柳
「それだけじゃない、この世界には『3番目』の伝説が存在する」

四柳
「もう1つの世界、空間も時も存在しない『やぶれた世界』の使者………ギラティナ!」

四柳
「プラチナはギラティナの象徴になった作品だ!奴が本当に呼ぼうとしてるのはギラティナだ!」

七夜
「ギラティナを呼ぶと………えーと」

七夜
「俺達はそのやぶれた世界ってのに送られちまう所だったのか?それがまずいのか?」

四柳
「やぶれた世界は時間も重力もない常識が通用しない闇の世界だ、ただでさえ意味不明なこの空間でやぶれた世界に送られてみろ!俺達は全滅だ!」


七夜
「そ………それでやばいってのは分かった!でもなんで義羅がそんなことするんだよ!?」

四柳
「決まっているだろう!義羅は俺達を裏切った!」

七夜
「何があって裏切るんだよ!?」

四柳
「………お前はどう思う?」

七夜
「…………………分からねぇ!現実離れしてるせいか現実で当てはまる物が何一つ絡まない!」

四柳
「そういう事だ!つまり義羅は………」




四柳
「俺たちの常識が通用しない相手!!」


四柳
「言うならば………俺達をまとめて倒したいだけの愉快犯!!」


四柳
「とりあえず殴っておかないとまずい事は確かだ!!」

七夜
「…………ビジョンには、それが見えたのか?」

四柳
「ああ、あと30秒もすればギラティナがやぶれた世界からこっちに来て俺達を…………」


七夜
「その前に行けばいいんだな!?」

四柳
「そういう事だ!」

四柳
「いいか七夜!奴は恐らく既にはっきんだまというものを握ってギラティナを呼ぶ準備自体は出来ている!犠牲は避けられない!」

四柳
「なるべく最小限に抑える為にも、お前がギラティナを殴れ!!義羅は俺が何とかする!!」

七夜
「はあ!?ぎ、ギラティナとって……… 」





七夜
「ポケモンと戦えって言いたいのか!?」

Re: スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜 ( No.26 )
日時: 2021/09/20 09:48
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

四柳
「お前にしか出来ない事だ」

七夜
「俺に………しか?」

四柳
「そうだ、俺が断言する………お前のスマブラの能力は強い」

四柳
「…………奴らに星空を見せるんだろ?お前なら出来る」

七夜
「…………」



七夜
(俺しか……俺じゃないと………)

七夜
(俺が、やらないと…………)



七夜
「分かった!!お前もヘマするなよ!!」

四柳
「ナメるな!!俺とてこの力で半年生きてきたんだ!」


………




義羅
「ふははははは!ここまで長かった」

義羅
「一同がさんざん積上げてきたものを、この手で壊すこと以上の快楽は存在しない!!」

義羅
「何もかも滅茶苦茶にしてやりたい………さぁギラティナ、今すぐここに現れてやぶれたせかいを!!」



七夜
「うおおおおぉ!!!!!」

義羅
「え?」




四柳
「バックスラッシュ!!」

四柳はモナドを振り下ろし、はっきんだまを破壊する!!



「ギシャアーーーンッ!!」


四柳
「ギラティナが来るぞ!」

七夜
「…………っ、やってやる!!」



ギラティナ
「ギシャアーーーンッ!!」


七夜
「おおおおおおおおおおお!!!」


七夜は強く拳を握りしめ、足を踏み込んで…………




七夜
「スマーーーーーッシュ!!!!」



七夜は拳を突き出し、ギラティナの頭部に



義羅
「え」



グシャアーーーーンッ!!!

その瞬間、空間に巨大な爆発が!!



七夜
「ぐわっ!!?」

四柳
「ぐっ!!」

義羅
「ぎゃああああぁぁぁ!!!?」グチヤァ




ーーーーーーーーーーーーーーーー
「七夜!おい、七夜!!」

七夜
「う、うーん………」

四柳
「七夜!」

七夜
「おっ…………祖父江、俺たちは……」

四柳
「………想像以上にギラティナに強い一撃を叩き込んだみたいだな」

四柳
「やぶれた世界と俺たちの空間、その境界線に体を入れていたギラティナと衝撃が連動して空間が乱れたんだ」

四柳
「義羅はその時の圧力でミンチになった、もう大丈夫だ」

七夜
「…………へへ、なんとかなった、のか、」

四柳
「ああ」



ジョンソン
「七夜くん!!七夜くん!!」

七夜
「ん………ジョンソン、どうした?」

ジョンソン
「大変なんです!!」

END


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