二次創作小説(新・総合)
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- スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜(完結)
- 日時: 2021/09/25 10:50
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【スマブラ戦記始まりの物語】
どうもメタルメイドウィンです。
全ての始まりであるスマブラ戦記のスピンオフ作品をまたもう1つ書かせていただきます
【注意】
基本的に暗いです
スマブラ、任天堂要素はありますけど薄め
当時まだ参戦してなかった【ファイナルファンタジー】が出てきます
たくっちスノーは出ません
- Re: スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜 ( No.12 )
- 日時: 2021/09/14 07:48
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【第3話】
「出会い」
四柳
「それで‥‥‥お前はこれからどうする」
七夜
「情報が欲しい」
七夜
「俺たちはまだ来たばかりで何も知らない、もっと沢山の事を知らなきゃ何も始まらねぇ」
四柳
「その通りだ」
四柳
「兎にも角にも、お前達はまずこの世界の生き方を知るべきだろう」
四柳
「というか、昨日はよく無事だったなお前達」
七夜
「‥‥‥皆わりと遊んでるもんかと思ってたよ」
四柳
「‥‥‥まぁ俺も最初はそうだったから、人の事は言えないがな‥‥‥‥」
博多
「というか情報って‥‥‥そういうのが溜まってるところでもあるのか?」
四柳
「掲示板があるゲームを知ってるか?」
七夜
「【どうぶつの森】とか?」
四柳
「そう、あそこは任天堂戦士が色々と書き残している、まずはそこに向かえ」
七夜
「分かった」
ーーーーーーーーー
四柳
「ところでお前たちは‥‥‥戦えるのか?」
四柳
「これから先襲われることもあるだろう、任天堂戦士と言えど能力合戦以外のことも考えるべきだ」
博多
「俺はともかく‥‥‥確か七夜は稽古つけて貰ってたよな?」
七夜
「1度も勝てた事ないけどな‥‥‥最強ゲーマーさんとやらは?」
四柳
「俺も2ヶ月間ただ逃げ回っていたわけではない、能力さえ使えばなんという事は‥‥‥な」
七夜
「お前の能力ってなんなんだ?」
四柳
「俺は【ゼノブレイド】の任天堂戦士だ、モナドもちゃんと持っている」
七夜
「へー、そんなゲームあるんだな」
博多
「一応スマブラにも参戦してるだろ‥‥‥‥」
七夜
「俺、あんまりゲーム詳しくねぇんだ‥‥‥」
四柳
「まあいい、とにかく【どうぶつの森】の世界へ向かうんだ」
ーーーーーーーーー
〜おいでよ どうぶつの森〜
七夜
「‥‥‥‥‥おい、これがどうぶつの森なのか?」
四柳
「そうだ、任天堂戦士が来てから少し荒れてしまったがな‥‥‥」
七夜
「いやこれ少しってレベルじゃねーよ!!」
どうぶつの森の世界は‥‥‥そのゲームの面影がないほどに荒廃して、見るも無惨な姿に‥‥‥
博多
「なんだこれ‥‥‥なんだってこんなことが‥‥‥‥」
- Re: スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜 ( No.13 )
- 日時: 2021/09/14 22:04
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
四柳
「まぁ大方ここで争いでも起きたんだろう」
四柳
「心配しなくても暫くしたら元に戻る」
博多
「え、元に戻るの?」
四柳
「ああ、どういうわけかどんなに世界が荒れてもちょっと経てば何もかも元通りになるんだ」
四柳
「俺たち人間の死体は残るがな」
七夜
「‥‥‥‥あんなに村がめちゃくちゃになって、なんか動物も死んでない?」
四柳
「アレもほっといたら生き返る」
七夜
「‥‥‥‥なんか納得出来ねー」
四柳
「そういうものだ、俺達以外は全てゲームだからな」
七夜
「‥‥‥」
四柳
「それよりも見てこい、掲示板」
七夜
「あ、ああ‥‥‥‥‥」
‥‥‥‥‥
博多
「どうだ七夜」
七夜
「果たし状とか、なんかの殴り書きばっかだな‥‥‥血とかも付いてて読みにくい」
博多
「ん?ここに助けてくださいみたいなの書いてないか?」
七夜
「誰でも見れる掲示板にわざわざんな事書くやつ居るか?殺してくれって言うようなものだろ」
四柳
「そういうものは大抵罠だ、それでお人好しな奴が屍になっていった」
七夜
「なんで任天堂世界なのにダクソみたいなことやってんだろ俺ら‥‥‥」
四柳
「‥‥‥‥‥ん、良さそうな情報あったぞ」
博多
「え、どんなの?」
四柳
「ほら、ここの○○歳女の子です、イケメン待ってますみたいな」
博多
「こんな所で出会い系!?」
七夜
「オイオイオイそれ色んな意味で近づいていい奴?」
四柳
「そういう考えが働いてさっきの奴よりは人が来なくなる」
四柳
「安全に誰かに来て欲しい時はこういう書き方をするんだ」
七夜
「‥‥‥‥‥もしガチのヤツだったらどうするんだ?」
四柳
「こんな所で出会い系やるようなバカは殴って分からせてやれ」
七夜
「それでいいのか!?」
‥‥‥‥‥
四柳
「行先はのののパズル ちゃいリアンだったな」
七夜
「なんて?」
四柳
「なんだ知らないのかのののパズルちゃいリアン」
博多
「知らない」
七夜
「まずちゃいリアンって何?」
四柳
「ちゃいリアンその物は任天堂と関係ないから割愛するとして‥‥‥」
七夜
「それ任天堂ソフト扱いでいいのか!?」
四柳
「発売してるのは任天堂だからいいんだよ」
- Re: スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜 ( No.14 )
- 日時: 2021/09/15 23:39
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
四柳
「まぁ簡単に言うとぐるぐる回すパズルゲームとでも思えばいい」
七夜
「ちゃいリアンどこ行ったよ」
四柳
「とにかく、その世界に目的の人物がいるわけだ」
七夜
「‥‥‥‥のののののの」
博多
「七夜が理解を拒んでる‥‥‥‥」
七夜
「もっとゲームに詳しけりゃ良かった‥‥‥」
四柳
「そういえばお前、能力はなんなんだ?」
七夜
「あー言ってなかったか‥‥‥俺はスマブラ、こいつはドンキーコング ジャングル何とかって」
博多
「ジャングルビートだよ」
四柳
「ジャングルビートという事は肉体強化系、殴ることに特化した能力者か」
四柳
「戦う面では問題なしか」
四柳達が歩いていると、前の方からサイレンのように回る光が見えた
四柳
「‥‥‥‥‥見えた、恐らくアレが目的地だ」
博多
「大丈夫なのか?あんな目立つようなことして‥‥‥敵が来たらどうするんだ」
四柳
「今回は大丈夫だろう‥‥‥見ろ、この世界はさっきのどうぶつの森と違ってそんなに荒れてない」
四柳
「戦った痕跡が少ないということだ‥‥‥まだそんなに来ていないか、あるいは相当な実力者」
七夜
「既に全滅した跡とかじゃないといいがな‥‥‥」
四柳
「それだったら困るな、ちょっと飛ばすぞ」
七夜
「飛ばすって、俺たち足で動いてるだろ」
四柳
「スマブラに足を速くするアイテムがある、能力者ならアイテムを出せるはずだ」
七夜
「へー、スマブラってそんなのがあるのか」
四柳
「‥‥‥‥‥お前能力者だろ?スマブラの事知らないのか?」
七夜
「まー‥‥‥実の所な‥‥‥‥」
博多
「‥‥‥七夜、うさみみ出してくれ」
七夜
「うさみみ?それで早くなるのか?」
博多
「見た目はちょっとあれだが、こいつを使えばぐーんと速くなるんだ」
四柳
「‥‥‥‥本当に知らないんだな、スマブラやったことあるのか?」
七夜
「前に博多んちで‥‥‥1回だけ」
博多
「それも1年前が初スマブラだとか」
四柳
「今時いるんだな、そんな若者‥‥‥‥」
七夜
「で、この勢いならいつぐらいに着く?」
博多
「この速さなら3分もかからないだろう」
- Re: スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜 ( No.15 )
- 日時: 2021/09/16 23:43
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
‥‥‥‥‥
3分後、歩いた先に数字のブロックで固められた小屋のような物が見えた
光は物体のてっぺんから放たれていた
七夜
「ここか‥‥‥‥」
博多
「なんかちょっと弄っただけで消えてなくなりそうだな‥‥‥」
四柳
「元々数字を消すゲームだからな‥‥‥そこで待ってろ」
スッ
『きええええええいい!!』
四柳
「モナドアーツ『撃』」
『ぐわああああーーーーーー!!!』
扉を開けて早々ルパンダイブしてきた人間がモナドで吹き飛ばされる
七夜
「なんだ今の!?」
博多
「一瞬すぎて何も見えなかった‥‥‥‥」
四柳
「どうやらマジのやつだった、帰るぞ」
「あっ待って!!ちょっと待って本当に!!女の子だと思ったの!」
七夜
「現実でも救いようがないやつ来たぞ」
四柳
「こいつ目がおかしいのか、これのどこがそんな風に見えたんだ」
博多
「‥‥‥‥祖父江さんの言う通りマジで殴った方が良さそうな感じだね」
七夜
「帰るか」
「ちょっと!!」
‥‥‥‥‥‥
四柳
「じゃあまず年齢から、どこで働いてた、家族関係は?」
博多
「えっ、そこまで聞くの?俺達にはやらなかったじゃん」
四柳
「こいつはお前たちと違って怪しさしかないからな、わざわざ任天堂戦士を呼んでいたくらいだ‥‥‥色々聞いておきたい」
四柳
「まず名前と年齢だけでも」
「‥‥‥‥ジョンソン、ハリー・ジョンソン」
博多
「‥‥‥‥が、外国人?」
四柳
「おい、真面目に言わんとモナドアーツ炎で行くぞ」
ジョンソン
「いやマジですマジ!アメリカから来た日本住みの!」
七夜
「‥‥‥‥ま、そういうやつもいるんじゃねーの?」
四柳
「完全に偏見で悪いがこういう奴は1番信用出来ない」
ジョンソン
「エー?エー!?」
七夜
「で、えーとミスター・ジョンソン?随分日本語うまいんだな」
ジョンソン
「まぁ、日本で暮らしてかれこれ8年なので‥‥‥」
博多
「任天堂戦士の能力は?」
ジョンソン
「エフゼロ」
四柳
「なんで俺に襲いかかってきた」
ジョンソン
「オンナニアイタイヨー」
四柳
「もういっちょモナドしとくか」
- Re: スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜 ( No.16 )
- 日時: 2021/09/17 23:42
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ジョンソン
「‥‥‥‥‥そもそも、日本に来たのには理由があって」
ジョンソン
「まぁ簡潔に言うと、日本人と結婚したかったんです」
七夜
「すげぇ簡潔だけど正直に言いやがったな」
ジョンソン
「だっていいじゃないですか、日本人、大和撫子とまでは行かなくとも綺麗な黒髪の女性と結婚したかったんです」
七夜
「それで、なんでここにいるんだ?」
ジョンソン
「あれは今から3ヶ月も前、突然ここに送られたんですが、ワタシは最初こそ優雅に暮らしていたのですが、近くの人達が殺し合いを始めたので‥‥‥」
ジョンソン
「怖くなってここで家みたいなものを建てたんデス」
四柳
「ならどうして人を呼ぶような真似を?」
ジョンソン
「しばらく人と会話してないから、寂しくて」
博多
「よく生きてこられたなこの人‥‥‥‥」
ジョンソン
「逃げ足だけはF1にも負けないくらい速くなりましたので」
博多
「ああF-ZEROってそういえば超高速レースゲームだったな‥‥‥」
四柳
「全く、人騒がせな‥‥‥まぁ、こんな奴もいるという事だ」
七夜
「‥‥‥‥いきなり特殊な例見せつけられてもどう反応すりゃいいんだか」
ジョンソン
「アノ?貴方達はどんな関係で?」
七夜
「元の世界‥‥‥日本に帰るんだ」
ジョンソン
「え?日本に帰る方法があるんです!?」
七夜
「いや、それを探すのが俺たちだ‥‥‥まだ来たばっかでなんにも分かんねーけどな」
七夜
「ジョンソンさんも日本に帰って、いい女見つけられるといいな」
七夜
「じゃ、俺たちはもう行きます」
ジョンソン
「あっ‥‥‥‥」
ジョンソン
「‥‥‥‥‥‥」
ジョンソン
「よし!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
四柳
「さて、これからどうする気だ?」
七夜
「もう少し仲間が欲しい、俺と博多だけじゃ流石に出来ることが限られる」
博多
「‥‥‥祖父江さんは含まないのか?」
七夜
「手伝ってくれてるだけだからな、無理には誘わねぇよ」
「Hey boy!!」
七夜
「ん!?」
ジョンソン
「わ、私も‥‥‥!!」
七夜
「はぁ!?」
END
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