二次創作小説(新・総合)

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スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜(完結)
日時: 2021/09/25 10:50
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)


【スマブラ戦記始まりの物語】

どうもメタルメイドウィンです。

全ての始まりであるスマブラ戦記のスピンオフ作品をまたもう1つ書かせていただきます

【注意】
基本的に暗いです
スマブラ、任天堂要素はありますけど薄め
当時まだ参戦してなかった【ファイナルファンタジー】が出てきます
たくっちスノーは出ません

Re: スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜 ( No.17 )
日時: 2021/09/18 09:36
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【第4話】
「スマブラの能力者」

博多
「あ‥‥‥あなた!?どうやってここに!?」

ジョンソン
「見失わないように追いかけたらここまで来れました」

四柳
「‥‥‥‥もうちょっと上手くいかせないのかお前の能力は」

ジョンソン
「わ‥‥‥私も、日本帰りたい!」

ジョンソン
「何出来るか分かんないけど‥‥‥あそこに1人でいるよりは誰かといたい!」

七夜
「‥‥‥‥悪いな、協力させてもらって」

ジョンソン
「イエ」


‥‥‥

ジョンソン
「それで今どんな段階で?」

七夜
「仲間が欲しいと思ってたところ、今ようやく3人になったところだ」

四柳
「‥‥‥‥‥別に俺を加え入れても構わないぞ、俺も帰る気で居たからな」

博多
「それでも4人‥‥‥‥なんか心持たないな」

七夜
「別に戦うわけじゃねぇだろ、俺達は誰にも手を出さないし殺さない」

四柳
「それでも攻められたら反撃する程度はしないと生きていけない、ここは日本みたいに法律があるわけじゃないんだぞ」

ジョンソン
「ゲームはチャットでもだいたい無法地帯デスカラネ‥‥‥」


四柳
「そうだ城之内、お前確か格闘技を習ってると言っていたな」

七夜
「あ、ああ‥‥‥‥まだ実戦では使ったことないけどな」

四柳
「なら丁度いい‥‥‥‥ここで試してみるか?」


七夜
「は!?」

四柳
「今後俺たちは沢山の人間に襲われることになる、今のうちにでも自衛手段を覚えておかなければ生きていけない」

博多
「そ‥‥‥それはそうだけど大丈夫なのか!?」

四柳
「大丈夫だ、俺も死なないように手加減する‥‥‥」

七夜
「‥‥‥‥これってダメージどうなるんだ?そのままくるのか?HPとかない?」

四柳
「俺達には能力以外はそういうゲーム的な要素はない、能力バトル物みたいなものと思え」

七夜
「全然イメージできねぇ‥‥‥‥けど、お前の言うことも最もだ」


七夜
「よし‥‥‥‥来い!!」

スッ

博多
(‥‥‥七夜が戦う姿なんて見たこと無かったな、どこまで出来るんだろう)

四柳
「始めはナシだ!!」ブンッ!!


七夜
「だろうな!!」ブンッ!!

Re: スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜 ( No.18 )
日時: 2021/09/18 11:21
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

七夜
「あぶねぇっ!!」

七夜はモナドを片手で受け止め、もう片方で弾く!
すると四柳は軽く吹っ飛ばされる!

四柳
「くっ‥‥‥!?」

博多
「おっ‥‥‥凄い!!」

七夜
「‥‥‥‥?」


四柳
「っと、やるな‥‥‥だが!!」


四柳
「モナドアーツ!!盾!!」

四柳
「守りながら行くぞ!!」

七夜
「‥‥‥‥!」

四柳はモナドを横向きに構え、腰を狙いに行くが‥‥‥‥

七夜
「大振りだ!!」ヒュッ

四柳
「なっ!?」

七夜はスライディングでそれをかわし‥‥‥


七夜
「‥‥‥‥っあァァ!!」ブオンッ


四柳
「!?」



ズガシャァァン



四柳
「うっ‥‥‥!!」

四柳
(なんだ‥‥奴の攻撃が重く‥‥いや、違う!!)

四柳
(俺の体が軽くなっているのか‥‥‥‥そういえば、奴の能力は‥‥‥)



四柳
「‥‥‥なるほどな城之内、それがお前の能力か」

七夜
「へ?どういう事だ?」

四柳
「スマブラで勝つにはどうすればいいか分かるか?」

七夜
「ん?確か‥‥‥ダメージを与えて、場外までぶっ飛ばせばいいんだろ?」

四柳
「そうだ、キャラ達にはそれぞれ吹っ飛ばす攻撃があり、ダメージが蓄積されるほど飛ぶ力は大きくなる」

四柳
「それも同じように与えた攻撃分、対象の衝撃が強くなっていく」

四柳
「それがお前の、【大乱闘スマッシュブラザーズ】の能力だ」

七夜
「‥‥‥‥‥!」

博多
「それって、もし100何パーセントとかの即死圏内に入ったら‥‥‥」

四柳
「吹っ飛ばした相手をカタパルトみたいに飛ばすことも出来るな」

七夜
「えげつねー‥‥‥」

四柳
「その上でアイテムを出せる‥‥‥恐らくお前、任天堂戦士の中では最強の能力者かもしれんぞ」

七夜
「え?マリオとかじゃなくてか?」

四柳
「ここに来て単純にマリオと言っても様々、作品ごとに別々であることが分かってる」

四柳
「【ゼルダの伝説 時のオカリナ】と【ゼルダの伝説 風のタクト】は似て異なる能力であるようにな」

七夜
「‥‥‥‥じゃ、マリオにも当たり外れがあるとか」

四柳
「結局は使い方次第だが‥‥‥‥そうだろうな」

Re: スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜 ( No.19 )
日時: 2021/09/18 21:39
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

七夜
「俺ゲーム詳しくないから分かんねぇんだけどさ、博多の能力はどうなんだ?」

四柳
「【ドンキーコング ジャングルビート】は主人公のパワフルさを1番再現したゲームだな」

四柳
「ひたすら殴り、飛び回り、パワーで全てを倒すシンプルな能力だ」

博多
「ってことは一撃必殺型?」

四柳
「それは城之内の方だ、むしろお前は連撃型‥‥‥短時間で多数のパンチを放つことが出来るだろう」

七夜
「ゴリラの腕力を短時間って‥‥‥じゃあジョンソンさんは?」

四柳
「F-ZEROはマリオカートより遥かに速いスピードで競うレースゲームだ、だから彼はその気になれば音速並みに飛ばすことも出来る」

七夜
「え、なんかこうパンチとか出来ないの?」

博多
「七夜、ファルコンパンチはアニメとスマブラにしかないんだよ‥‥‥‥」

七夜
「じゃあ、祖父江のゼノブレイドって作品は?」

四柳
「さっきもやった通り、このモナドという剣とモナドアーツはだいたい使える、ゲームに登場してないものもだ」

四柳
「それと‥‥‥‥たまにだがビジョンも見える」

七夜
「ビジョン?」

博多
「主人公シュルクに備わっている、少し先の未来を見ることがある力だよ」

四柳
「俺がここまで生きていけたのもビジョンのおかげみたいな所がある」

四柳
「ただ、常に見れるという訳では無いがな‥‥‥‥」

四柳
「それに、原作でもそうだったが見るのは『悪い未来』だ、書き換えることも出来るがノーヒントでもある」

七夜
「不便なんだな」

四柳
「スマブラの能力者に比べれば、そりゃな」

七夜
「いや、そういう意味で言ったんじゃ‥‥‥‥」

博多
「それより、これからどうするんだ?どうやって脱出する方法を見つける?」

ジョンソン
「映画だとここに送り込んだ人をバーンと毛散らせば解決しますが‥‥‥‥」

七夜
「‥‥‥‥誰だよそれ?」

四柳
「少なくとも、俺たちにこんな能力を与えて現実離れした世界に送れる時点で‥‥‥只者ではないことは確定だな」

ジョンソン
「案外人間じゃないとか‥‥‥エート、かみさまみたいな」

七夜
「ろくでもねー神様だな‥‥‥」

Re: スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜 ( No.20 )
日時: 2021/09/18 22:28
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ジョンソン
「そういえば、御三方はどのような生活をしているのです?」

七夜
「え、俺ら?」

四柳
「‥‥‥‥聞いてどうなる?」

ジョンソン
「あのー‥‥‥‥仲良くなりたくて」

博多
「まぁそういうことなので、所々隠しておけばいいじゃないですか」

四柳
「‥‥‥‥‥」

博多
「えーと、俺は家がラーメン屋なんだ、俺もちょくちょく作ってる」

四柳
「‥‥‥‥博多系か?」

博多
「まぁそんなところです」

ジョンソン
「アー、だから名前も『博多』なんですね」

七夜
「つっても博多は本名じゃねぇけどな」

博多
「ゲームみたいなノリだと思ってさ‥‥‥本名は‥‥‥‥ごめん、まだ秘密で」

七夜
「俺は‥‥‥‥その‥‥‥ま、俺も秘密にさせてくれ」

七夜
「その、大したことねーしさ‥‥‥」

ジョンソン
「いいですよ、別に」

七夜
「‥‥‥‥なんつーか、俺と家族とで全然差がありすぎるみたいな」

七夜
「ま、そういうよくある家系さ」

四柳
「‥‥‥‥‥‥」

七夜
「祖父江はどうなんだ?日本最強ゲーマーってすごい生活してるのか?」

四柳
「‥‥‥最強、か」

四柳
「実をいえば‥‥‥‥満足していない、こんな才能」

四柳
「親が今の時代では珍しいゲームの否定派だった、勉強ばかりしろと五月蝿かった」

四柳
「だから家を抜け出してゲーセンに入り浸ってたら、自分にゲームの才能があることを知った」

四柳
「ヤケになって大会まで出たら、日本大会に出場までしてしまった」

七夜
「すげーじゃん、磨けばいいじゃんせっかくの取り柄」

四柳
「ポジティブに考えるな、才能と親の理想は一致しない」

四柳
「ここに来るちょっと前だったか、日本大会で優勝した」

四柳
「まぁ運とかも絡んだがいい思い出になったし達成感もあった、満足もした‥‥‥‥優勝した直後は」

四柳
「よりによってこのタイミングで親にバレてた、乗り込んできた」

四柳
「‥‥‥‥‥テレビ放映されてたから日本中に恥を晒した」

四柳
「大手動画サイトなんかにはMAD素材にされてた」

博多
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥なんか、ごめんなさい」

四柳
「構うな‥‥‥‥あと数年もすれば笑い話になるはずだ」

Re: スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜 ( No.21 )
日時: 2021/09/18 23:37
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

博多
「そういえばジョンソンさんって、1人で日本に暮らしてるんです?」

ジョンソン
「まぁそうです、どこにでもあるアパートで暮らしてます」

ジョンソン
「日本語は大家さんが教えてくれたんですよ」

七夜
「へー‥‥‥‥」



ーーーーーー

ジョンソン
「色々喋っちゃいましたね」

四柳
「お前と博多が喋りすぎなんだ」

七夜
「いいじゃねぇか別に、むしろ全然話せなかった俺の方がアレだったぞ」

四柳
「‥‥‥‥どうしてそんなに隠すんだ」

七夜
「‥‥‥‥‥引くからだよ」

四柳
「なんでもいい、聞くだけなら何ともないだろう」

七夜
「‥‥‥お前、まだ俺が【アレ】じゃないかって疑ってんだな?ああいいよ話してやるよ」

七夜
「今じゃなくて幼少期だけどな」

七夜
「俺はガキの頃、すっげー貧乏だった」

七夜
「母ちゃんは3歳か4歳くらいには死んでて、父ちゃんはずーーーーっと酒飲んでるか変な仕事ばかりしてた」

七夜
「俺は6歳の頃には歳を誤魔化して、バレないように内職とかしてた」

七夜
「‥‥‥‥‥飯もろくに食えなかった事もあった、子供の頃の夢なんかさ」


七夜
「チーズとかついたベーコン食いてぇ〜‥‥‥‥だったよ」

四柳
「‥‥‥‥‥」

ジョンソン
「‥‥‥‥」

七夜
「ほらな?俺暗い思い出しかないんだよ」

博多
「‥‥‥なんというかよく文句も出なかったな」

七夜
「文句を言ったって何も変わらないからな、子は親を選べないんだし生きていくためには妥協も必要だ」

七夜
「‥‥‥‥‥ま、そんなとこだ」

ジョンソン
「それで現在は‥‥‥‥」

七夜
「聞くな」

ジョンソン
「‥‥‥‥‥チーズの着いたベーコンは食べれましたか?」

七夜
「‥‥‥‥‥ああ、食えるようにはなった」




七夜
「よし、改めて感じたわ」



七夜
「こんなに充実してるお前らには死んで欲しくない」

七夜
「四柳が教えてくれたこの最強の任天堂能力で全員守ってやる」


七夜
「必ず俺が、全員を生きて日本に返す」

七夜
「それまでは俺も死なねーようにするよ」

博多
「‥‥‥‥‥ああ、よろしくな‥‥‥七夜。」

END


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