二次創作小説(新・総合)
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- スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜(完結)
- 日時: 2021/09/25 10:50
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【スマブラ戦記始まりの物語】
どうもメタルメイドウィンです。
全ての始まりであるスマブラ戦記のスピンオフ作品をまたもう1つ書かせていただきます
【注意】
基本的に暗いです
スマブラ、任天堂要素はありますけど薄め
当時まだ参戦してなかった【ファイナルファンタジー】が出てきます
たくっちスノーは出ません
- Re: スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜 ( No.47 )
- 日時: 2021/09/23 10:14
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【第10話】
「それでも、求め続ける」
七夜
「…………」
四柳
「…………」
ダンテ
「あの、コソコソしなくてもいいんですよ」
七夜
「えっ、バレてる?」
ダンテ
「なんて気付かれないと思ったんですか?」
七夜
「スマブラの透明アイテム使ってんだけど」
ダンテ
「私の目は誤魔化せませんよ」
七夜
「やっぱそれって宇宙人だから? 」
ダンテ
「まぁそんな所ですかね………それで?私を追いかけて何してるんですか?」
七夜
「いや……ちょっとお前のことが気になってな」
ダンテ
「さっきも言ったでしょう?私は貴方が吹き飛ばした人に本部を直してもらいに行くだけですよ」
四柳
「俺が言うのも何だが………大丈夫か?素直に従うとは思わないと思うぞ」
ダンテ
「その時はその時です、では……」
七夜
「あのさ!知りすぎるのは罪って言ってたのは分かった上で聞くけど!!」
七夜
「俺たちがここに居るのって………お前の仕業じゃないだろうな?」
ダンテ
「…………」
七夜
「なぁ、惑星デスギアだったか?から来た宇宙人で、ここに来て………」
七夜
「目的は……宇宙人で1番メジャーなのだと、地球の侵略か?」
七夜
「この空間自体は訳分かんねーけど………俺に飲ませたアレみたいなので能力を与えた」
七夜
「………多方、あそこで眠ってたダーズ様とやらの生贄にでもする為にだろ?」
七夜
「………ま、想像でしかねぇけど」
ダンテ
「七夜さん」
ダンテ
「驚きましたよ………私が思う以上に地球人は発想力が高い」
ダンテ
「こんな早い段階で私の事を見破る人が現れるとは思いませんでした」
七夜
「!!」
四柳
「やはり、お前が………」
ダンテ
「改めて自己紹介をしましょう」
ダンテ
「私はダンテ、惑星デスギアよりこの地球に降り立った宇宙人です」
ダンテ
「この星を我々の物にするべく行動に移しました」
璃音
「そ………そんな、本当に宇宙人だったんでありますか!?」
七夜
「我々ってのはあの信者達も宇宙人か?」
ダンテ
「いえ、彼らは普通に現地人です」
- Re: スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜 ( No.48 )
- 日時: 2021/09/23 11:25
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
七夜
「宇宙人は………あのダーズって奴と………」
ダンテ
「………ああ、それだけです」
ダンテ
「デスギア人は私とダーズ様のみ、それ以外は皆死にました」
七夜
「………で、それで地球に?2人っきりで?」
七夜
「それって大丈夫なのか?2人っきりの惑星って」
ダンテ
「我々は土と水さえあればいくらでも分裂できるので問題ありません」
七夜
「すげぇな宇宙人……で?地球人が邪魔になってここに送ったわけ?お前一人であんなに?」
ダンテ
「はい、分裂してる暇はなかったので私ひとりでちょっとずつ拉致していきました」
七夜
「俺たちのことも?」
ダンテ
「はい」
七夜
「………………」
七夜
「でも直接手を下したわけじゃないんだな?」
ダンテ
「貴方も見てきたと思いますが、人間同士の争いで死んだものも居ますね」
ダンテ
「まぁ、この空間で狂った人間も居ますので私が手を下したというのも間違っては無いと思いますが………」
七夜
「………」
ダンテ
「さて、貴方達は元の世界に帰るために活動している………と言っていましたね」
七夜
「ああ」
ダンテ
「すいません、何となくわかってると思いますが出口なんて作っていませんよ」
ダンテ
「ずっとここに居てもらいます」
四柳
「お前を倒して作らせるとなったら?」
ダンテ
「そうですね……視野には入れてました」
ダンテ
「その時は自爆して永遠に出られないようにします、ダーズ様だけでも復活すれば問題ありませんので」
七夜
「俺達がダーズを倒すことは?」
ダンテ
「絶対に無理です、そもそも貴方達の能力はダーズ様から得たもの」
ダンテ
「我々と貴方達は実際には絶対的な上下関係にあります」
七夜
「………俺が飲んだあれもそうか?つーかなんで飲ませた?」
ダンテ
「拉致する分には良いのですが暗滅教として出来ることには私一人では限度があります」
ダンテ
「更に今となっても分裂する暇はありません、なので」
ダンテ
「現地の人間を半デスギア人のように変えて幹部格として働いてもらおうかと」
七夜
「………つまり俺の体、半分宇宙人なの? 」
ダンテ
「はい」
- Re: スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜 ( No.49 )
- 日時: 2021/09/23 20:55
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
七夜
「………それって俺はもうお前に逆らえないとか」
ダンテ
「そういうのはありませんよ、ダーズ様は分かりませんけど」
七夜
「…………………やべぇ」
ダンテ
「ダーズ様も復活まであと何十年近くはかかります、あっ……」
ダンテ
「そういえばここに来る時に寿命に関して教えてませんでした!いやぁ失敬失敬」
四柳
「寿命………」
ダンテ
「この空間、基本的に死んだらそれで終わりですが………」
ダンテ
「今、貴方達は歳をとることはありません」
ダンテ
「老化も老衰もありません、病気になることはあるかもしれませんが」
七夜
「…………劣化しねーって訳か?」
ダンテ
「はい」
七夜
「じゃあ死体も腐らないのか?」
ダンテ
「はい、生贄に使いますので」
ダンテ
「どうか、好きに生きたい方は楽しい時をここで永遠にお過ごしください」
ダンテ
「嫌になったら自害なさって下さい、それがこの世界の唯一のルールです」
ダンテ
「数多くの脅威を作り出し、人間たちを退屈させないことを約束しましょう」
七夜
「………!!」
ダンテ
「おおあった、ありましたよ」ゴソゴソ
ダンテ
「ほら、貴方が吹き飛ばしたさっきの男性の死体と………」
ダンテ
「彼のせいで死んだ人達です、よく分かりませんが土まみれです」
七夜
「!!!!!!!」
四柳
「お前っ………」
四柳が言い終える前に、七夜がダンテに向かって殴りかかった
七夜
「この墓荒らしが!!!!」
ダンテ
「クレイジーハンド!!」ブンッ!!
バコッ!
七夜
「ぐわああああああ!!!」
四柳
「七夜!」
ダンテ
「さっきも言ったように私と貴方の能力は上下関係にあります、体の作りもデスギア人と貴方達は違います」
ダンテ
「せっかくの適合者を消してしまうのは残念ですが、私も生き残る為です」
ダンテ
「残念ですが、貴方は知りすぎました」
ダンテ
「七夜さん、さようなら」
七夜
「てめぇ………やってやる!!」
七夜
「てめぇの事情なんかどうでもいい!!人の命弄んどいてただで済むと思うなよ!!!」
- Re: スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜 ( No.50 )
- 日時: 2021/09/23 23:03
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
七夜
「くらえよ!!!!」
ダンテ
「…………ふっ」
ビュンビュンビュン
七夜
「ちいっ!!」
ダンテ
「おっと」
璃音
「そ………そんな………あんな速い動き、アニメでしか見たことないであります………」
七夜
「くっそ………俺は………!!」
七夜
「この野郎!!」ブンッ!!
ダンテ
「おっと」
ダンテ
「貴方の能力、スマッシュブラザーズ………確か、攻撃の衝撃が蓄積され強くなっていく………でしたか」
ダンテ
「やってみてください」
七夜
「だったら………やってやるよ!!それで終わるからな!!」
七夜
「今回のは特別だ………今までの怒りとか、辛みとか、やり切れないものとか!!俺の感情を100倍にしてお前に叩き込んでやる!!!」
七夜
「これが………俺のォ!!!」
七夜
「百撃だ!!!!」
ズガンンンンッ!!!
ダンテ
「……………ふふふふ」
七夜
「………効いてねえ!?」
ダンテ
「効きましたよ、なるほど………骨は折れましたが、また帰って治せる程度ですね」
ダンテ
「やりますが…………まだまだ!!」
ダンテ
「私とてこの計画を進める為に命を投げ捨てる覚悟でこの地に降り立ったァ!!!」
ダンテ
「どちらの命が未来にとって価値があるか、ぶつけ合いといきましょうかぁ!!」
ダンテはクレイジーハンドで七夜を吹き飛ばす
四柳
「七夜!!」
七夜
「…………う、うげええ!!?」
ダンテ
「………結構強かったですよ、さっきの技は………ちょっと姑息な技で100倍をさらに100倍に返したぐらいにはね…………」
ダンテ
「…………あと100回!!これを繰り返します!!」
ダンテ
「そして、ノベルオーバーです………立崎七夜!」
ダンテ
「闇の千劇終!!」
ダンテは七夜の構えを真似して、迫り………!!
七夜
「!!」
四柳
「避けろ七夜!!」
七夜
「か………体が重くて………」
璃音
「危ないでありま…………
パァン!!!
- Re: スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜 ( No.51 )
- 日時: 2021/09/23 23:43
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
………
びちゃっ
七夜
「………おい!?今何があった!?砂煙でよく見えねぇぞ!!なんか付いたしよ!!」
七夜
「何が………血!?なんでこんなものが………いや」
七夜
「ああ!?」
七夜の目の前には……血飛沫
ダンテ
「…………あら、やってしまいました」
七夜
「………おい、これどういう………四柳!!」
四柳
「……………!!」
ダンテ
「………あの近くの女の子が貴方を庇ったのですよ」
ダンテ
「私の必殺技を直にくらって、体が負荷に耐えきれずに一瞬で破裂してそんな風になりました」
七夜
「…………は?」
七夜
「は?…………なんだよ………それ……………」
七夜
「じゃ、璃音………これ璃音なのかよ………そんな、そんな一瞬で………死んじまったのかよ………!!?」
ダンテ
「…………まさかこんな風にになってしまうとは、私も想定外でした」
ダンテ
「覚悟はしてましたが、初めて人を殺めてしまいました………もう、私も後戻りは出来ません」
ダンテ
「さっきより軽めにして、体が残るように倒してあげます………せーの………!!」
七夜
「ぐ………璃音………よくも璃音をっ!!!」
七夜
「畜生が!!!」ブーン
と、その時であった
ダンテ
「あ、ちょっと待ってください」ビュンッ
ダンテは攻撃を辞め、上空へと浮き上がる
ダンテ
「ダーズ様………どうかいたしましたか?」
ダンテ
「………何ですって!?ディストティアの使者が既に来ている!?」
ダンテ
「候補まで見つけようとしている!?」
ダンテ
「いえ………そんなはずは!既に何十万という人間を捕獲する準備は整っています!後は頃合いを見て拉致するだけですので、心配は………分かりました、すぐ向かいます」
七夜
「……………なんの真似だ」
ダンテ
「急用が出来ました、ちょっと面倒な相手が地球に来そうなのでそっちを優先します」
ダンテ
「ですが………ディストティアの件が収まり次第、この世界の真実を知る貴方達を始末するとしましょうかね、では」
そう言って、ダンテは消えた
七夜
「……………負けた」
七夜
「俺は………あいつに、完全に…………負けた…………」
END
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