二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中マスターライジング〜MonsterMemory〜
- 日時: 2022/04/25 19:53
- 名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)
逃走中マスターライジング Bブロックが開幕!
舞台となるのは「逃走中〜紅蓮の森の四重奏〜」が行われた「紅蓮の森」。
果たして20人の逃走者の内 本戦に進出するのは誰だ!?
〜Bブロック 逃走者〜
秋山澪(けいおん!)
朝日奈みらい(魔法つかいプリキュア!)
円堂守(イナズマイレブン)
菊地真(アイドルマスター)
黄瀬涼太(黒子のバスケ)
霧雨魔理沙(東方Project)
剣城あきら(キラキラ☆プリキュアアラモード)
佐倉杏子(魔法少女まどか☆マギカ)
島田美波(バカとテストと召喚獣)
椿佐介(SKET DANCE)
鶴屋さん(涼宮ハルヒの憂鬱)
ばいきんまん(それいけ!アンパンマン)
翡翠煉(募集参加)
日向創(スーパーダンガンロンパ2)
PHANTOM(募集参加)
舞浜歩(アイドルマスターミリオンライブ!)
松野十四松(おそ松さん)
ゆうやん(募集参加)
両津勘吉(こちら葛飾区亀有公園前派出所)
リリカ(#コンパス)
(50音順・敬称略)
※このスレは元々過去ログで執筆していたもので、
過去ログで執筆不能となり書けなかったものを書くため過去ログより移植&補完したものとなります。
そのため 本来あったコメントなどはこちらでは見ることが出来ません。
コメントも合わせて読みたい方は 過去ログの同名のスレをご覧ください。
- その6 ( No.8 )
- 日時: 2022/04/25 20:13
- 名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)
【87:30】
ゆうやん
「個人的には森と言えば裏切り者のイメージが強い気がしますけど・・・
まぁ 流石に舞台も違うことですし 出てこないですかね・・・」
2度目の参戦となる ベテラン作者・ゆうやん。
ゆうやん
「どんなミッションが来ようとも すぐ最適な行動に移せるようにしたいですね・・・
ライジングのリベンジを果たすためにも・・・」
前回出場のライジングでは 逃走成功1分前というところで捕まってしまったゆうやん。
あの時の悔しさは忘れない・・・
鶴屋さん
「死角が多いね・・・このあたりには不用意に近づかないほうがいいねっ!」
一方 同じく逃走成功まであと一歩だった人が もう一人・・・
鶴屋さん
「逃走中は最後の1秒まで油断ならないっさ・・・ハンターの接近には即座に反応するにょろ!」
前回 残り39秒というところで確保された 鶴屋さん。
ハンターに追い詰められないよう 細心の注意を払う・・・
鶴屋さん
「おや? あそこに誰かいるねっ・・・」
日向
「結構濃いメンツだよな・・・本当に大丈夫なのか・・・?」
鶴屋さんが見つけたのは 日向だ。
鶴屋さん
「えっと・・・君は初めてかな?」
日向
「あぁ 鶴屋か・・・確かお前って惜しいところまで残ったんだよな?」
鶴屋さん
「そうだね・・・あの時は悔しかったにょろ・・・」
日向
「カルテットの違うお前にこんなこと聞くのはどうかと思うけど・・・
何か こうしたら残れたっていうのはないのか?」
鶴屋さん
「うーん やっぱりミッションには動いて それ以外は隠れるの繰り返しだよっ!」
日向
「遠慮なく教えるのか・・・?」
鶴屋さん
「まぁ その上で勝負に入れば 相手にとって不足はないからねっ!
あとは ハンターは絶対に増やさないようにした方がいいにょろ!」
十四松
「夏だ〜! 甲子園が始まったぞ〜!」ブゥン!
見通しの良い場所で 堂々とエア素振りをしている 松野十四松・・・
十四松
「今年で100回目を記念して〜・・・マッスルマッスル! ハッスルハッスル!」
椿
「なんだ あいつは・・・真面目にゲームに参加する気はないのか?」
その近くに 椿佐介だ。
椿
「同じカルテットのメンバーではあるが・・・関わるだけ無駄だな」
十四松から 離れる・・・
ハンターTP
「・・・・・・」
どちらかに ハンターが接近・・・
十四松
「今年はどこが優勝するかな〜」
ハンターTP
「・・・・・・」
椿
「あいつに勝つのはほぼ決まったようなもの・・・ならば あとは予選を超えるのみだ」
ハンターTP
「・・・・・・!」ダッ!
見つかったのは・・・
ピピ!
【MATSUNO】
十四松
「あっ! ハンターだ!」
十四松だ・・・
ハンターTP
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
十四松
「なんの! 盗塁王を目指したことがある僕の足で振り切ってやる!」
スタッフ
(目指しただけかよ!)
椿
「ん? この足音は・・・」
ハンターTP
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
十四松
「うお〜〜〜〜〜〜!!」
椿
「!? つ、連れて来るんじゃない!」
巻き添えを喰らった椿 慌てて建物の陰へ・・・
ハンターTP
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
十四松
「まだまだまだ〜〜〜!!」
かなりのスピードで走り ハンターとの距離を広げる十四松!
十四松
「曲がり角あった!」
ハンターTP
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
ピーーーーーー
【MATSUNO】
ハンターTP
「・・・・・・?」
ピーーーーーー
【TARGET LOST】
ハンターを振り切った・・・
十四松
「曲がって視界から消えるのは基本だよね!」
意外にも 逃走中のセオリーは理解しているようだ・・・
椿
「はぁ・・・危ないところだった・・・」
こちらも危機を回避した 椿。
椿
「2度も無様な姿を見せられるか・・・」
前回は30人の逃走者の中でトップクラスに影が薄かった彼。
リクエスト枠として奇跡的に再出場を果たしただけに チャンスを無駄にはしたくない・・・
【86:10】
あきら
「ひまりちゃんが残念だったから 私が敵を取りたいね」
初参戦のキュアショコラ・剣城あきら。
Aブロックのひまりに続く プリキュアアラモード枠だ。
スタッフ
「賞金の使い道は?」
あきら
「みくの病気の治療費のために貯金するか それともプレゼント代にあてるか・・・
そのどちらかで悩んでいるんだけど・・・うーん・・・」
子供A
「あれ?知らないお兄ちゃんがいるよ!」
あきら
「えっ? うわっ!?」
子供B
「ねーねー どこから来たのー?」
あきら
「ごめんね お姉ちゃんは今逃げなきゃいけないんだ」
子供A
「なーんだ そっかー」
子供B
「っていうか お姉ちゃんだったんだ・・・」
あきら
「はぁ・・・別の世界に来ても 私がどう見られているかに変わりはないみたいだね・・・」
ボーイッシュキャラの宿命だ・・・
澪
「よ、よし! 久しぶりに来たから時間かかったけど なんとか気持ちを取り戻せた!」
放課後ティータイムのベーシスト・秋山澪。
Sビート作品では 魔法学園に通う優等生・ミオーナとしてもお馴染み(?)だ。
澪
「でも ハンターの怖さだけは 慣れるのは絶対無理・・・
だって 50体に囲まれて・・・うぅ 思い出しただけで寒気が・・・」ブルブル
今回は 3度目の出演となった「紅蓮の森」編と同じ舞台で 久々に逃走者として出場している。
だが それでも前回のトラウマは克服できていないようだ・・・
PHANTOM
「カルテットだか何だか知らねえが 全員囮にして逃げてやるまでだぜぃ!」
戦闘中を含め4回目の出場となる作者・PHANTOM。
PHANTOM
「兄ぃとは本戦で会う約束がある・・・そのためには ただ予選を超えるだけじゃねぇ!
沢山の囮を作り上げた上で勝たなきゃ ヒールの名折れだぜぃ!」
兄との共演ということもあり 今回は並々ならぬ気合が入っている・・・
PHANTOM
「しかし 同じカルテットの奴が敵か味方かによって 作戦も変わってくるんだよな・・・
俺のカルテットは 頼れそうなやつが結構いるが・・・」
美波
「賞金ボーナスもなしに 組む理由があるのかしら?」
黄瀬
「やっぱり 気になるっすよ・・・」
カルテットの詳細が明かされず 疑問を持ち始める逃走者達。
そのモヤモヤは取れぬまま 時間は過ぎていく・・・
残り時間 85:20
逃走者 残り20人
赤カルテット
秋山澪 島田美波 ばいきんまん 翡翠煉
青カルテット
朝日奈みらい 佐倉杏子 日向創 両津勘吉
黄カルテット
菊地真 椿佐介 鶴屋さん 松野十四松
緑カルテット
円堂守 霧雨魔理沙 剣城あきら PHANTOM
紫カルテット
黄瀬涼太 舞浜歩 ゆうやん リリカ
- その7 ( No.9 )
- 日時: 2022/04/25 20:16
- 名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)
===========
その頃 司令室では・・・
ビート
「では そろそろ皆さんにカルテットの仕様を知らせましょう・・・」ピッ!
ゲームマスターが 通達を発動した!
===========
【85:10】
プルルル プルルル
十四松
「メールだ! メールが来たよ!」
澪
「『通達①、Bブロックの転送ボックスの仕様を教えよう』えっ?もう?」
歩
「どれどれ・・・えぇ!?」
メールの文に驚愕する逃走者達。そこに書かれていたのは・・・
円堂
「『Bブロックの転送ボックスは赤、青、黄、緑、紫、虹色の6色があり それぞれ1つずつ出現する』」
PHANTOM
「『それぞれ同じ色のカルテットに入っている逃走者のみが ボックスに入ることが出来る』だって!?」
あきら
「『虹色の転送ボックスは誰でも入ることが出来る』・・・ということは・・・」
ばいきんまん
「転送ボックスには1人しか入れないから・・・本戦に行けるのは4人の中で1人じゃないか!?」
Bブロックの転送ボックスは ボックスと同じ色のカルテットに入っている逃走者しか入れない!
よって カルテット1組につき 予選を超えられるのはたった1人だけだ・・・!
椿
「少なくとも自分と同じカルテットの逃走者に勝たなければならないのだな・・・」
そして 自分以外のカルテットのメンバーは 完全なる敵となる・・・!
魔理沙
「最低でもカルテットの残り2人まで残らないと駄目だぜ・・・」
ゆうやん
「これは勝負が激化しそうですよ・・・」
Bブロックのルールに 揺れ動く逃走者達・・・
ハンターLS
「・・・・・・」
彼らは 自分と同じカルテットの逃走者が 先に捕まるのを祈るしかない・・・
リリカ
「みんな強そうだよ・・・勝てるかな・・・」
日向
「任意で組まされなかったことだけは 少しは幸いか・・・?」
ハンターLS
「・・・・・・」
ピーーーーーー
【】
ハンターLS
「・・・・・・!」ダッ!
ピピ!
【HINATA】
日向
「ここは一旦隠れて・・・うわっ!?」
日向が ハンターに見つかった・・・
ハンターLS
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
日向
「い、いきなりかよ・・・!」
ハンターLS
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
日向
「はぁ、はぁ・・・!」
建物の庭へ 隠れる・・・
ハンターLS
「・・・・・・?」
うまく 撒いたようだ!
日向
「はぁ、はぁ・・・もう追ってきてないな・・・」
すかさず もう一つの出口から脱出しようとする・・・
ハンターLS
「・・・・・・!」ダッ!
日向
「うわっ 急に出てくるな!?」
しかし まだ近くにいた・・・
ポン!
84:03
日向創 確保
残り19人
日向
「くそっ・・・動揺して周りが見えてなかったのが・・・!」
ハンターに一瞬でも心の隙を見せれば 命取りだ・・・
プルルル プルルル
鶴屋さん
「『日向創確保、残り19人』ありゃー・・・さっきまで私と一緒にいた子だねっ・・・」
杏子
「よっしゃ! 早速1人減った!」
真
「オープニングゲーム クリアしてくれたのに・・・」
みらい
「うぅ・・・あんまり誰かが捕まるのを喜びたくないけど・・・そうするしかないんだよね・・・」
嬉しさと悲しさの狭間で揺れ動く キュアミラクル・朝日奈みらい・・・
みらい
「戦闘中の時だってそうだったもん・・・日向さんの分まで頑張らなきゃ!」
Sビート版逃走中初参戦となるみらいだが 過去に戦闘中コンビ戦に出場した経験がある。
みらい
「リコもはーちゃんも駄目だったから・・・私がやるしかないよ!」
自身の戦闘中の結果も含め Sビート作品では成績が芳しくないまほプリ勢。
マスターライジングを制し 汚名返上を狙う。
美波
「アキにやった札束ビンタが本当に快感で・・・もう1回やりたいわね・・・」
その戦闘中コンビ戦にて ユウキとペアを組み優勝を果たした 島田美波。
美波
「そのためには 敵3人がどんな感じが理解しとかないとね
ウチのカルテットの中では・・・翡翠煉さんが強敵ね・・・」
彼女は 翡翠煉を警戒する・・・
美波
「やっぱり 作者さんは強そうよね・・・」
翡翠煉
「むしろリリカちゃんと本戦に行ける可能性が残って 本当にラッキーです・・・」
一方 こちらは翡翠煉。
リリカと別々のカルテットになったことがプラスに働き 安堵の表情を浮かべる・・・
翡翠煉
「とりあえず 運はまだ残ってるようで 安心しました・・・
このままリリカちゃんと一緒に予選を超え 連覇しに行きましょうか」
彼は前回の「海賊団」編で逃走成功を成し遂げている。
前人未到の二連覇に向け 気合は十分だ・・・
翡翠煉
「まずは隠れて様子を・・・あっ」
両津
「よぉ 翡翠煉か」
翡翠煉
「両さんですね」
隠れ場所を探していた両津と合流・・・
両津
「お前 逃げ切ったらしいな」
翡翠煉
「ありがとうございます やりましたよ!」
両津
「今回で二連覇に挑戦か」
翡翠煉
「えぇ・・・となると ミッションが潰し合いになりそうで怖いですね」
両津
「そうだな・・・可能性は十分にあるぞ・・・」
果たして 彼らの不安は的中するのか・・・
黄瀬
「なんか モンスターの森って言う割には 人間とかも普通に住んでるっすね」
エリアを歩く 黄瀬。
黄瀬
「あっ! あそこに何かいるっす!」
ハーピーのラリーオ(演:中村莉桜(暗殺教室))
「よーお兄さーん この森の秘密について気になっちゃった?」
黄瀬
「えーっと ハーピーっすかね? ゲームで見たことあるっすけど・・・」
前回の「紅蓮の森」編にも登場した ラリーオと遭遇・・・
ラリーオ
「この前ユリス達が黒魔法だかなんだかでえらいことになったのを ミオーナ達が救ったわけよ
で、その際人間がこの森にやってきて 色々あって森の誤解が解けたのさ!」
黄瀬
「大分端折ってて分かりにくいっすけど・・・変化があったんすね?」
Aブロックの南の島同様 こちらのエリアもかつてのゲームのその後が舞台となっているようだ・・・
残り時間 83:10
逃走者 残り19人
赤カルテット
秋山澪 島田美波 ばいきんまん 翡翠煉
青カルテット
朝日奈みらい 佐倉杏子 両津勘吉
黄カルテット
菊地真 椿佐介 鶴屋さん 松野十四松
緑カルテット
円堂守 霧雨魔理沙 剣城あきら PHANTOM
紫カルテット
黄瀬涼太 舞浜歩 ゆうやん リリカ
- その8 ( No.10 )
- 日時: 2022/04/25 20:18
- 名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)
【83:00】
PHANTOM
「同じチームのメンバーを確保させるのが一番だが 利用するのは不可能なんだよなぁ・・・」
カルテット戦の詳細を知り 早速作戦を立てるPHANTOM・・・
PHANTOM
「ここは別のカルテットの奴を囮にして 長く生き延びるべきでさぁ!」
現在のところ 違うカルテットの逃走者との関係性は 曖昧なままである。
そこを突いた作戦だが 果たして上手くいくか・・・
ハンターTP
「・・・・・・」
あきら
「あれがハンターだね・・・」
建物の陰から 近づいてくるハンターを目撃した あきら。
あきら
「大丈夫 見つからなければ・・・」
ハンターに見つからないよう 更に奥へ・・・
ハンターTP
「・・・・・・」
しのげるか・・・?
ハンターTP
「・・・・・・」
あきら
「・・・・・・」
ハンターTP
「・・・・・・」
ここは うまくやり過ごした。
あきら
「ふぅ・・・オンエアやモニターで見ていたのとは 怖さが大幅に変わってくるものだね・・・」
逃走中の恐怖を 五感で感じ取る・・・
十四松
「わー! 池だー!」
エリアの中央にある 大きな池へとやって来た十四松。
十四松
「ここって暑苦しいよね・・・よーし 涼むぞー!」ガサゴソ
スタッフ
「泳がないでください! 服も脱がないでください!」
十四松
「ぶー・・・じゃあ 別の場所行こーっと」
スタッフ
「・・・はぁ」
十四松の奇想天外な行動の数々に スタッフも早くも疲労困憊だ・・・
円堂
「ここは・・・花畑か!」
一方 花が咲き誇る地にやって来たのは 円堂だ。
円堂
「なんか 見たことがない花もいっぱいあるな・・・」
モンスターの住む森ということで 当然生息する花も変わったものが多い・・・
円堂
「ゲームマスターが罠として仕掛けてありそうなのも ありそうだ・・・」
その予感は 的中するのか・・・
【82:10】
リリカ
「おとぎ話の中に入ったみたいで ドキドキしちゃう!」
エリアのファンタジーな雰囲気に興奮を隠せない リリカ。
スタッフ
「目標はありますか?」
リリカ
「やっぱりここは本戦進出はもちろん 魔法少女らしく可愛く活躍したいです!
そして もっと皆に私のことを知ってもらえたらいいなー!」
スタッフ
「賞金はあまり意識してないんですね?」
リリカ
「お、お金だってもちろん欲しいですけど・・・それよりも頑張る姿を見せたいんです!
そうしないと また嫌われちゃうから・・・」
明るい笑顔と振る舞いとは裏腹に 闇を抱えているようだ・・・
リリカ
「ところで 本戦に進むためには 3人より長く逃げないといけないんですよね・・・
あ、ちょっと失礼だけど 黄瀬さんには勝てそうな気がするかも・・・」
歩
「うーん・・・なんとなく 黄瀬には絶対に負けたくないかな!」
ゆうやん
「黄瀬さんは捕まりそうですよね・・・なんか負のオーラ出てますし・・・」
黄瀬
「へぷしっ! やべぇ くしゃみ出たっすよ・・・この森の異様な雰囲気のせいっすかね・・・」
紫カルテットの他3人含め 誰からも期待されていない 黄瀬涼太。
キセキの世代の一員であり スペックは高いはずなのだが・・・
黄瀬
「まぁ いいっす・・・前の2回は酷かったんで 3度目のなんとやらってやつでいくっすよ!」
逃走中・戦闘中に1回ずつ出場するも 計3回全てにおいて悲惨な形で脱落した黄瀬。
結果 Sビート作品のお笑い担当にされるという屈辱を味わってきた・・・
今回こそは アスリートとしての実力を見せられるか・・・
両津
「よし ここにするか・・・」
翡翠煉と別れ 隠れ場所を確保した 両津勘吉。
準レギュラーで唯一Bブロックの逃走者に選出された。
スタッフ
「今回で逃走中は7回目となりますが いかがでしょうか・・・」
両津
「もうそんなになるのか・・・そして わしはそんなに出てまだ1円も獲れてないのか・・・!」
超人的なスペックを持っており そのお陰か6回の出場中4回は終盤まで残る安定性もある両津。
だが 逃走成功には届いたことがなく 所謂「無冠の帝王」状態だ・・・
両津
「今までのゲームを全部見返して ありとあらゆる対策を立ててきたんだ・・・
今回こそは絶対に逃げ切って 金をゲットしてやる!」
悲願の逃走成功 そして最高額の賞金獲得に向け 準備は万全だ!
澪
「誰かと合流しないと 不安で・・・」
独りぼっちの寂しさに耐えられない 澪・・・
澪
「ん? あれは・・・」
何かを見つけた・・・
四姉妹の末っ子・アロル(演:黒須あろま(プリパラ))
「急いで 持っていかなければ・・・」
澪
「あれって あろまだよな!? あの時共演してた!」
前回の「紅蓮の森」編にも登場したあろま・・・もといアロルを発見。
澪
「おーい!私のこと 覚えているか?」
アロル
「・・・なんだあいつは」プイッ
澪
「えっ?あぁ・・・」
アロルは 澪を見ても何も感じずに そのまま去っていった・・・
澪
「あぁそうか 逃走者に知り合いがいても 私情は持ち出さないようにって言われてたな・・・」
女優としての出演が長いあまり 逃走者としての暗黙の了解が抜けていた・・・
澪
「それにしても 大きめの本持ってたな・・・何をする気なんだ・・・?」
残り時間 80:50
逃走者 残り19人
赤カルテット
秋山澪 島田美波 ばいきんまん 翡翠煉
青カルテット
朝日奈みらい 佐倉杏子 両津勘吉
黄カルテット
菊地真 椿佐介 鶴屋さん 松野十四松
緑カルテット
円堂守 霧雨魔理沙 剣城あきら PHANTOM
紫カルテット
黄瀬涼太 舞浜歩 ゆうやん リリカ
- その9 ( No.11 )
- 日時: 2022/04/25 20:20
- 名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)
===========
モンスターだけではなく 人間も暮らすようになった 紅蓮の森。
そんな森の中にある一つの家に とある四姉妹が住んでいた。
三女・ランテ(演:神崎蘭子(アイドルマスターシンデレラガールズ))
「まだかな アロル・・・」
次女・ヨハーネ(演:津島善子(ラブライブ!サンシャイン!!))
「急がないと 約束の時間が来ちゃうわよ・・・」
家の中では 次女と三女が 末っ子・アロルの到着を待っていた・・・
バタン!
アロル
「ふぅ・・・取って来たぞ!」
ヨハーネ
「アロル! よかった・・・まだ時間はたっぷりあるわよね!」
ランテ
「すごい・・・色んなケーキが沢山ある!」
アロルが取って来たのは ケーキのレシピ本のようだ。
ヨハーネ
「よーし・・・ユリス姉さんのサプライズ誕生日パーティー 絶対成功させるわよ!」
ランテ&アロル
「「おぉーーー!!」」
今日は彼女達の姉である 長女・ユリスの誕生日。
彼女達はこっそりパーティーの準備をして驚かせようと計画していた。
アロル
「とはいえ 私達3人はケーキはおろか 料理もあまり作ったことがないんだよな・・・」
ランテ
「基本的にユリス姉さんに任せていたよね・・・」
ヨハーネ
「それでも 3人の力を合わせればきっと何とかなるはずよ!
姉さんが魔法学園の用事から帰ってくる前に 完成させないと!」
そう言って 3人はレシピ本に目を通し始めた・・・
ヨハーネ
「これは美味しそうだけど 作るのがとても難しいわね・・・」
ランテ
「こっちは 材料が手に入りにくいなぁ・・・」
アロル
「あっ!これなんかいいんじゃないか?
『パチパチはじけるカラフルケーキ』だって!」
ランテ
「ホントだ 姉さんも楽しんでくれそう!」
ヨハーネ
「しかも初心者でも作りやすいって書いてあるし 材料もほとんどがこの森で揃えられるわ!
いいわ これにしましょう!」
ランテ
「そうと決まったら 早速材料を採りに行こう!」
アロル
「作る時間も考えると 早めに集めたいな!」
3人は ケーキの材料集めへと繰り出した・・・
その頃 司令室では・・・
ビート
「では 早速最初のミッションへと参りましょう・・・」ピッ!
ゲームマスターが ミッションを発動!
ヒュン!
エリア内3カ所に 装置が出現した!
===========
【80:40】
プルルル プルルル
鶴屋さん
「メールが来たよっ!」
翡翠煉
「『ミッション①、エリア内3カ所に発信機起動装置が出現した』」
黄瀬
「『装置を使うと 装置を使った逃走者と同じカルテットに入っている逃走者の中で、
使った装置との距離が最も大きい逃走者の発信機が起動する』」
杏子
「『発信機が起動すると3体のハンターに位置情報が伝えられ 確保させることができる』
要はあたしらの手で一人減らせるってことだな!」
あきら
「『ただし 装置を起動させるには専用のカードキーが必要だ』」
美波
「『カードキーはエリア内いるヨハーネ、ランテ、アロルの3人から手に入れたまえ』」
両津
「『なお 装置を使えるのは残り65分までだが 1回しか使うことが出来ない』」
椿
「『更にどれか1つでも使うと 装置は3つともエリアから消滅する』
1チームの1人しか権利を得られないのか・・・」
MISSION① カルテットの人数を減らせ
エリア内3カ所に発信機起動装置が出現した。
逃走者が手形を認証させると 手形を認証した逃走者と同じカルテットに入っている逃走者の中で、
使った装置との距離が最も大きい逃走者の発信機が起動。
ハンターに位置情報が伝えられ、確保させることが出来る。
ただし、3つの装置は現在は動いていない状態であり、
起動させるには 専用のカードキーを手にいれなければならない。
カードキーはエリアにいるヨハーネ、ランテ、アロルの3人が持っている。
なお、装置は1回しか使うことが出来ず、どれか1つでも使うと 3つとも消滅する。
制限時間は残り65分までだ。
歩
「発信機って・・・そんなの起動しちゃったら終わりだよ!」
澪
「助かるには 3人以外の誰かがやるか 私がやるかしかないの?」
装置を使った逃走者は 発信機が起動することはない。
なおかつ自分のカルテットのメンバーが減れば 本戦進出に有利となる!
みらい
「杏子ちゃんと両さんがやらなければ 私は助かるんだよね・・・?」
もちろん 自分のカルテット以外の逃走者が使っても 発信機が起動することはない・・・
PHANTOM
「早速 潰し合いの時間がやって来たぜぃ!」
黄瀬
「確実に減らせるのはでかいっすよね!」
だが 全員がやらないかどうかは 誰にも分からない!
自分がクリアしない限り 運を天に任せる以外のことは出来ないままだ・・・
真
「でも 動いてハンターに捕まったら 意味ないからなぁ・・・」
ハンターKR
「・・・・・・」
エリアには 3体のハンター。
自分を守るために動いても 確保されれば本末転倒だ・・・
ばいきんまん
「くっそ〜・・・こいつは悩ましいぞ・・・」
果たして ミッションに動く者は現れるのか!?
そして 発信機の犠牲となるのは・・・?
十四松
「え〜っと 何するんだっけ?」
スタッフ
「いや だからですね・・・」
残り時間 79:50
逃走者 残り19人
赤カルテット
秋山澪 島田美波 ばいきんまん 翡翠煉
青カルテット
朝日奈みらい 佐倉杏子 両津勘吉
黄カルテット
菊地真 椿佐介 鶴屋さん 松野十四松
緑カルテット
円堂守 霧雨魔理沙 剣城あきら PHANTOM
紫カルテット
黄瀬涼太 舞浜歩 ゆうやん リリカ
- その10 ( No.12 )
- 日時: 2022/04/25 20:23
- 名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)
残り65分までに装置を使用すれば 同じカルテットに入った逃走者の発信機を起動できる!
あきら
「どこが比較的安全であるのかも分からないのが怖いね・・・」
3つの装置の場所は地図には記載されていないので 自分の目で確かめるしかない・・・
あきら
「とりあえず 装置の場所だけでも確かめに行こうかな・・・」
このミッションは 行動力と実行に移せる勇気がある分だけ有利となる・・・
ハンターKR
「・・・・・・」
ハンターTP
「・・・・・・」
もちろん ハンターをかわす能力と運も必要だ・・・
鶴屋さん
「えっと・・・あっ! あれが装置だねっ!」
3つの装置のうち一つを発見した 鶴屋さん。
鶴屋さん
「うーん・・・ここで待つのはめがっさ危険だよっ・・・」
逃走者達はまだ知らないが 3つの装置は全て開けたところに設置されており 隠れ場所が少ない。
そのため 装置の近くで待機するのは難しい・・・
椿
「誰よりも早くカードキーを手に入れなければな・・・」
装置を使った発信機起動を狙う 椿。
椿
「僕のいるカルテットは空手や古武道の使い手から 先ほどの全てが謎なニートまでいる・・・
ここはこのミッションで 少しでも有利な状況に持ち込むしかないだろう」
勝利のために 利用できる状況は全て利用していく・・・
みらい
「どうしようかな・・・とりあえず 装置を見つけてその近くに隠れて・・・」
ミッションに後ろ向きな みらい・・・
プルルル プルルル
みらい
「あれ? 電話・・・?」
杏子
『よぉ メール見ただろ?』
みらい
「き、杏子ちゃん?」
電話の相手は 同じ青カルテットの杏子だ。
杏子
『ちょっとばっかし あたしに協力して欲しいんだよ!』
みらい
「協力・・・? 二人とも同じカルテットだよね?」
杏子
『いいか・・・これは両さんを落とす最大のチャンスなんだぞ!』
みらい
「両さんを落とす!?」
杏子
『あいつの無尽蔵の体力知ってんだろ? そう簡単に捕まると思うか?
お前にとっても 予選突破の最大の壁となるんだぞ!』
みらい
「そ、それはそうだけど・・・」
杏子
『だから あたしとお前で手を組めば 確実にあいつの発信機を起動できるんだ!
二人一緒に動けば 自動的にあいつが一番遠いことになるんだからな!』
みらい
「なるほど・・・すごい作戦だね!」
杏子
『終わったらあとで本気で戦うからな・・・とにかく 頼む!』
みらい
「う・・・うん そうだよね! これは勝負だもんね! 分かったよ 頑張ろう!」
杏子
『サンキューな! とりあえず 何か見つけたら連絡してくれ!』
みらい
「うん!」
ピッ!
みらい
「よーし 装置とか ヨハーネさんとかを探すぞー!」
杏子
「お金は多い方がいいからな あたしとて本戦には行きたいんだ・・・」
強敵・両津を脱落させるため 同盟を組んだ杏子とみらい!
果たして 上手くいくのか!?
両津
「既に1人脱落した分 装置を使用することに執着する必要はないが・・・
わしのことを狙っている可能性があるな」
一方 その両津も 杏子かみらいによる発信機起動を警戒する・・・
両津
「同盟を組んでいるかもしれんな・・・急いで見つけるぞ!」
やはり 一筋縄ではいかなそうだ・・・
美波
「翡翠煉さんが作戦的な能力でウチを上回っているとして・・・
澪とばいきんまんはどうなのかしらね・・・」
ミッションに動くべきか判断すべく メンバーを再確認する美波。
美波
「体力ではウチの方が上かもしれないけど 油断しちゃ駄目よね・・・」
ハンターLS
「・・・・・・」
その近くに ハンター・・・
美波
「運よく残る可能性だってあるから ここは落としておかなくちゃ・・・」
ハンターLS
「・・・・・・」
ピーーーーーー
【】
美波
「まずはヨハーネ達を最初に・・・嘘でしょっ!?」
ハンターLS
「・・・・・・!」ダッ!
見つかった・・・
ハンターLS
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
美波
「もう 早すぎなのよっ!」
ハンターLS
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
ピーーーーーー
【SHIMADA】
美波
「ちょっ・・・ここ隠れるところ 全然ないじゃない!?」
開けたところで見つかったため ハンターの視界から外れるのはかなり難しい状況だ・・・
歩
「何だろうあれ・・・うわぁ! 誰か追われてる!」
逃げる美波を目撃した 歩も逃げる!
美波
「やめて!来ないで!」
しかし 歩は遠くから見ていた・・・
ハンターLS
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
ポン!
78:21
島田美波 確保
残り18人
美波
「悔しい・・・! まさかウチが赤カルテットで一番に捕まるなんて・・・!」
ハンターの手にかかれば 下剋上も容易に実現できる・・・
プルルル プルルル
澪
「『島田美波確保、残り18人』赤も一人減った・・・」
PHANTOM
「やっぱり 戦闘中と逃走中は別モンってことだな」
歩
「あ、あんな速いんだ ハンターって・・・!」
美波が確保される瞬間を目撃した 歩・・・
歩
「ヤバいよ あんなの見ちゃったらミッション行けないって・・・!」
恐怖が刷り込まれてしまったようだ・・・
魔理沙
「ヨハーネとランテとアロルって知ってるか?」
男性
「僕はこの森に初めて来たから 知らないな・・・」
魔理沙
「そうか・・・」
杏子以外の逃走者は ヨハーネ達のビジュアルをよく知らない。
そのため まずは3人の情報収集から入ることとなる・・・
ゆうやん
「ヨハーネって名前 彼女以外に当てはまる人はいるんでしょうかね・・・」
そんな中 ゆうやんは既に目星をつけているようだ。
ゆうやん
「そうなると他の2人もなんとなく分かってきますんで あとは見つければ大丈夫ですね」
装置の争奪戦 一歩リードできるか・・・?
残り時間 78:00
逃走者 残り18人
赤カルテット
秋山澪 ばいきんまん 翡翠煉
青カルテット
朝日奈みらい 佐倉杏子 両津勘吉
黄カルテット
菊地真 椿佐介 鶴屋さん 松野十四松
緑カルテット
円堂守 霧雨魔理沙 剣城あきら PHANTOM
紫カルテット
黄瀬涼太 舞浜歩 ゆうやん リリカ
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