二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中マスターライジング〜MonsterMemory〜
- 日時: 2022/04/25 19:53
- 名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)
逃走中マスターライジング Bブロックが開幕!
舞台となるのは「逃走中〜紅蓮の森の四重奏〜」が行われた「紅蓮の森」。
果たして20人の逃走者の内 本戦に進出するのは誰だ!?
〜Bブロック 逃走者〜
秋山澪(けいおん!)
朝日奈みらい(魔法つかいプリキュア!)
円堂守(イナズマイレブン)
菊地真(アイドルマスター)
黄瀬涼太(黒子のバスケ)
霧雨魔理沙(東方Project)
剣城あきら(キラキラ☆プリキュアアラモード)
佐倉杏子(魔法少女まどか☆マギカ)
島田美波(バカとテストと召喚獣)
椿佐介(SKET DANCE)
鶴屋さん(涼宮ハルヒの憂鬱)
ばいきんまん(それいけ!アンパンマン)
翡翠煉(募集参加)
日向創(スーパーダンガンロンパ2)
PHANTOM(募集参加)
舞浜歩(アイドルマスターミリオンライブ!)
松野十四松(おそ松さん)
ゆうやん(募集参加)
両津勘吉(こちら葛飾区亀有公園前派出所)
リリカ(#コンパス)
(50音順・敬称略)
※このスレは元々過去ログで執筆していたもので、
過去ログで執筆不能となり書けなかったものを書くため過去ログより移植&補完したものとなります。
そのため 本来あったコメントなどはこちらでは見ることが出来ません。
コメントも合わせて読みたい方は 過去ログの同名のスレをご覧ください。
- その46 ( No.48 )
- 日時: 2022/04/25 22:03
- 名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)
ここまで逃走者達が見つけたペガサスは3頭・・・
翡翠煉
「もう少しで 約束の場所です・・・」
円堂
「まだ遠いな・・・でも 絶対に辿り着いてやる!」
転送ボックスマップを手に入れるには まだ見つけていない1頭を含む4頭を
エリア内にいるユリスの元まで連れてこなければならない!
ゆうやん
「ようやく 追いつきました・・・」
ドラゴンが飛んでいる真下まで辿り着いた ゆうやん・・・
ドラゴン
「グルルルルルル・・・」
ゆうやん
「うおお 近くで見ると結構迫力が・・・ん?」
ランテ
「うぅ 息が苦しい・・・」
ヨハーネ
「さ、酸素が薄いから・・・」
ゆうやん
「蘭子!? 蘭子が乗ってる!?」
背中に乗ったまま降りられないランテを 謎の視力の高さで見つけた・・・
ゆうやん
「ヤバい 助けないと蘭子が・・・でも ミッションに集中しなきゃ・・・!」
作戦の都合上 祈る事しか出来ない・・・
両津
「ここから ドラゴンを見張るか・・・」
先程ゆうやんがいた高台に 今度は両津が・・・
両津
「うーむ 双眼鏡でもあればいいんだがな・・・」
エリアの森はかなり広いだけに 高い所からでも見つけ出すのは難しい・・・
リリカ
「ドラゴンって大きいから もっと簡単に見つかるかと思ったんだけど・・・」
まだドラゴンを見つけられていないリリカ。
リリカ
「あっちには・・・あっ!」
ハンターKR
「・・・・・・」
いたのは ドラゴンではなくハンター・・・
リリカ
「ハンター来ちゃった・・・離れなきゃ!」
慌てて その場から逃げる・・・
ハンターKR
「・・・・・・」
リリカ
「はぁ、はぁ・・・」
ハンターKR
「・・・・・・」
リリカ
「大丈夫・・・かな?」
ハンターKR
「・・・・・・」
ハンターはリリカに気づいていないようだ。
リリカ
「上ばかり見てる時に来ないで欲しいな・・・」
【20:00】
ミッション終了まで 5分!
翡翠煉
「確か 噴水の近くにいるって言っていましたが・・・」
ペガサス(ヨハーネ)
「・・・・・・」
ペガサスを連れ噴水までやって来た 翡翠煉。
翡翠煉
「えーっと どこに・・・あっ!」
ユリス
「まぁ ヨハーネのペガサスじゃない!」
翡翠煉
「ユリスさん! 約束通り 来ました!」
座り込んでいたユリスを発見!
ユリス
「でも 私のを含めあと3体は必要ね・・・」
翡翠煉
「そうですか・・・では 私はこれで!」
役目を終えた翡翠煉は ドラゴン探しへと向かう・・・
翡翠煉
「アイテムの譲渡ってありなんですよね?」
スタッフ
「はい 大丈夫です」
翡翠煉
「だったら 私が取ってリリカちゃんに渡せば・・・」
二人で予選突破するために 盤石の態勢を取る・・・
ユリス
「気を付けて 様子を見てきてね」
ペガサス(ヨハーネ)
「・・・・・・」バサバサ・・・
なお ペガサスは先に空へと飛び立つため 現時点でユリスの元に何頭いるかは分からない。
真
「このボックスは・・・ダメか〜!」
あきら
「ここも開けられてるね・・・」
既に半数以上のボックスが開けられ 空振りすることも増えていく・・・
みらい
「あった 2つ目!」
そんな中 みらいが再びボックスを見つけた!
みらい
「お願いだから ペガサスがいますように・・・」
ボックスの前で祈りを捧げるみらい 果たして・・・?」
みらい
「どうだっ!」シャーッ!
ハンターMH
「・・・・・・!」ダッ!
ピピ!
【ASAHINA】
みらい
「!!!??? うそ、うそ うそーーーっ!!?」
ボックスの中身は ハンターだ!!!!!!
ポン!
19:31
朝日奈みらい 確保
残り8人
みらい
「うぅ 勝ちたかった〜・・・悔しいよ〜・・・」
想い届かず あえなく玉砕・・・
プルルル プルルル
リリカ
「朝日奈みらい確保 残り8人・・・」
翡翠煉
「『なお ハンターが1体放出、合計4体となった』うわあ やっぱり出ましたか・・・」
両津
「ひとまず最後の一人まで残れたが ハンターが増えたのがな・・・」
ハンターMH
「・・・・・・」
ハンター1体放出により エリアを捜索するハンターは4体に!
本戦進出がより難しくなってしまった・・・
十四松
「もー 早く行けったら!」
ペガサス(ランテ)
「・・・・・・」
スタッフ
(これ 教えた方がいいのか・・・?)
未だペガサスが飛んでいくと勘違いし 聞かない命令を出し続ける十四松・・・
あきら
「あれ? あそこにいるのは・・・ペガサスと十四松さん?」
そこへ あきら・・・
あきら
「ペガサスにまたがって 何をやってるんだろう・・・」
気になって 彼らの元へ・・・
あきら
「おーい 十四松さん?」
十四松
「あっ ちょうどいい! この言うこと聞かない馬を説得してよ!」
あきら
「いや ユリスさんのところへ連れて行かないと駄目だよ・・・」
十四松
「ユリス・・・誰だったっけ?」
あきら
「」
十四松 やはり物覚えが悪い・・・
あきら
「仕方ないな 私が行くよ・・・」
十四松
「いってらっしゃーい!」
ここは あきらが代わりに連れて行く・・・
あきら
「マップが手に入らなくても 困ってるユリスさんさえ助けられれば・・・」
真
「もう結構時間経ってる・・・そろそろ見つけないとヤバいな!」
この結果 1人で残る1頭のペガサスを探すことになった真。
しかし 彼女はそのことを知らない・・・
真
「あっ! やっと見つけた・・・」
ここで ようやくボックスを発見・・・
真
「ここで駄目だったら もう諦めた方がいいかもしれない・・・」
このボックスが 最後のチャンスだ・・・!
真
「さあ 来い!」シャーッ!
ペガサス(ユリス)
「ヒヒーン!」
真
「やった! 見つけたぞ!」
3分の1を 見事引き当てた!
真
「まだまだ 逆転できる!」
これで全てのペガサスが 逃走者の手に渡った!
ミッション終了まで 残り4分!
残り時間 19:00
逃走者 残り8人
赤カルテット
翡翠煉
青カルテット
両津勘吉
黄カルテット
菊地真 松野十四松
緑カルテット
円堂守 剣城あきら
紫カルテット
ゆうやん リリカ
- その47 ( No.49 )
- 日時: 2022/04/25 22:05
- 名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)
転送ボックスマップ獲得のタイムリミットが 徐々に迫る・・・
円堂
「こっちをまっすぐ行けば 着くはずだ・・・」
あきら
「プリキュアも私1人になってしまったから 捕まるわけにはいかないよ」
真
「もしかしたら まだ3番目かもしれないし・・・」
ペガサスを連れているのは この3人!
彼らがユリスの元まで辿り着けなければ マップは手に入らない!
十四松
「んー・・・なんか持ってかれちゃったけど まぁいいや!」
あきらに不安視され ペガサスを連れて行く役目を奪われた十四松。
十四松
「地図ってドラゴンが持ってるんだよね? だったら急いで追いかけよう!」
スタッフ
「えっ・・・?」
十四松
「ん?どうかしたの?」
スタッフ
「い、いえ 何でも・・・
(まさかペガサス押し付けるために わざとあんなことやってたわけじゃないよな・・・?)」
素なのか演技なのか 彼の様子からは全く判別できない・・・
両津
「わし1人になった以上は もうドラゴンを追いかけるメリットはないだろうな」
ここで 両津がミッションから降りた。
両津
「とにかく ハンター5体から逃げ切ることに専念するぞ・・・」
ミッションは 時には引き際も重要となる・・・
あきら
「ペガサスを渡した後 運良く見つけられればいいけど・・・」
マップのことは諦めていない様子のあきら。
まずはペガサスを届けるべく 移動する・・・
あきら
「こっちはどうかな・・・あっ!」
ハンターLS
「・・・・・・」
その近くに ハンター・・・
あきら
「まずいな・・・こっちに隠れよう」
ペガサスと共に 茂みへ向かうあきら!
あきら
「よし そこに立って 静かにしていてね」
ペガサス(ランテ)
「・・・・・・」
更にペガサスを使い より見つかりにくくする作戦に出た!
ハンターLS
「・・・・・・」
あきら
(きっと ペガサスには反応しないはずだから・・・)
ハンターLS
「・・・・・・」
あきら
(早く 向こうに行ってくれ・・・)
ハンターLS
「・・・・・・」スタスタ
あきら
「行った・・・ね! 君のお陰だよ ありがとう」
ペガサス(アロル)
「・・・・・・」
見事 ハンターの目を欺いた・・・!
円堂
「どこだ・・・あっ! お前がユリスだな!」
ペガサス(アロル)
「ブルルルルル・・・」
ユリス
「まぁ アロルのペガサスも連れてきてくれたのね!」
円堂が ユリスの元に到着!
ユリス
「ヨハーネ達を助けるために 急がないと!」
円堂
「そんなに大変な事態なのか?」
ユリス
「えぇ・・・だけど 命をかけてでも救い出してみせるわ!」
円堂
「お前 姉妹想いなんだな・・・リョーズの言ってた通りだ!」
ユリス
「えっ? そ、そんな・・・だって 妹達を守るのが 長女である私の役目だから・・・」
円堂
「お前の熱い気持ち 感じたぜ・・・俺は信じてるからな 頑張れよ!」
ユリスにエールを送り ドラゴン探しへと向かう・・・
【18:00】
ミッション終了まで あと3分!
翡翠煉
「もうすぐ時間ですね・・・みんなやってくれるでしょうか・・・」
ミッションの成否を案ずる翡翠煉。
翡翠煉
「あとは・・・リリカちゃんがドラゴンを見つけられたかどうか・・・」
リリカ
「おかしいな・・・どうして 見つからないんだろう・・・」
一方 そのリリカは ドラゴンと全く巡り合えずにいた・・・
リリカ
「駄目だ 一旦開けた場所に出よう・・・」
「グオオオオオオオオ!!」
リリカ
「えっ!? この声は!?」
ドラゴン
「・・・・・・」
リリカ
「あぁ いた! やっと見つけたー!」
しかし ついにドラゴンを発見!
ゆうやん
「あっ・・・リリカ・・・」
だが そこにはライバルのゆうやんもいる・・・
リリカ
「ゆうやんさんもマップ狙いかぁ・・・」
ゆうやん
「そりゃあ 本戦まで全力で楽しみたいですし! ここは取りに行きますよ!」
リリカ
「わ、私だって負けないんだから!」
十四松
「あれー? 2人いるー!」
そこへ 十四松も現れた!
十四松
「あー ドラゴン見っけー!」
リリカ
「うわぁ ライバルが増えちゃった・・・」
ゆうやん
「一番何を起こすか分からない奴が来ると 厄介だな・・・!」
これでドラゴンの下に 3人の逃走者が集まった状態に。
ハンターTP
「・・・・・・」
しかし そこへハンターが接近!
逃走者達の運命は!?
残り時間 17:40
逃走者 残り8人
赤カルテット
翡翠煉
青カルテット
両津勘吉
黄カルテット
菊地真 松野十四松
緑カルテット
円堂守 剣城あきら
紫カルテット
ゆうやん リリカ
- その48 ( No.50 )
- 日時: 2022/04/25 22:07
- 名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)
ハンターTP
「・・・・・・」
ハンターが・・・
ゆうやん
「とりあえず 待ってるしかないですね」
リリカ
「いつ降りてきてもいいよう 準備しなきゃ・・・」
ドラゴンを追う逃走者達に迫る!
ハンターTP
「・・・・・・」
十四松
「こらー! 暴れてないで降りてこーい!」
リリカ
「じ、十四松さん! それじゃ降りてこないよ!」
ゆうやん
「っていうか こんなところで大声出したら・・・」
ハンターTP
「・・・・・・!」ダッ!
ゆうやん
「ほらハンター来たー!」
リリカ
「ええっ!? そんな!?」
十四松
「わー 逃げろー!」
見つかった・・・
ハンターTP
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
ゆうやん
「ヤバい この終盤で体力使うのは・・・!」
リリカ
「せっかく 見つけたのに・・・はぁ、はぁ・・・」
十四松
「ハンターめ まだ試合は終わらないよ!」
ハンターTP
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
ハンターTP
「・・・・・・?」
誰もいない・・・
リリカ
「追ってきてないかな・・・はぁ、はぁ・・・」
ゆうやん
「ひとまず 当面は凌ぎましたか・・・ぜぇ、ぜぇ・・・」
いち早くハンターに気づいたのが功を奏し 全員ピンチを免れた。
真
「ドラゴン探す時間を考えると せめてあと30秒ぐらいで辿り着きたいけど・・・」
ペガサス(ユリス)
「・・・・・・」
あきら
「さっきのハンターで 大幅なタイムロスになってしまったかな・・・」
ペガサス(ランテ)
「・・・・・・」
まだペガサスをユリスの元まで連れて行ってないのは 真とあきらの2人!
ユリス
「一刻も早く 空へと行かないと・・・」
ユリスはペガサスが4頭揃うと すぐにドラゴンの元へ飛び立っていく。
そのため どちらかがマップ獲得がかなり難しくなる・・・
両津
「ん? お前は・・・」
円堂
「おぉ 両さんか!」
ミッションに動かない両津と ドラゴンを追いかけている円堂が合流。
円堂
「ミッション行かないのか?」
両津
「わしがマップを取りに行くメリットは薄いからな・・・」
円堂
「そうか・・・あっ だったらドラゴンどっかで見なかったか?」
両津
「いや 見ていないな・・・見ていたら教えていたんだが・・・」
円堂
「うーん じゃあ仕方ないな・・・一緒に本戦行くのを楽しみにしてるぜ!」
両津
「それまで残れたらの話だがな 頑張れよ」
自分のカルテット以外には協力的になる両津・・・
両津
「本戦まで潰し合いになる可能性は低そうだからな 出来る限り多くの人材を・・・」
どうやら 本戦進出者を増やしておきたいようだ。
【17:00】
ミッション終了まで 2分!
翡翠煉
「リリカちゃんからドラゴンの話が来ないです・・・」
リリカからの便りがなく 不安に駆られる翡翠煉。
翡翠煉
「こうなったら 自分が先にドラゴンを見つけて・・・」
ドラゴン
「グオオオオオオオオ!!」
翡翠煉
「あぁ! いました!」
言っているそばから 見つけた!
翡翠煉
「誰もいないんですか・・・チャンスです!」ピッピッピッ・・・
プルルル プルルル
リリカ
「あっ 翡翠煉さん!」
翡翠煉
『花畑付近にドラゴンいました 急いで来てください!』
リリカ
「わ、分かったよ!」
ピッ!
リリカ
「ちょっと距離があるけど きっと大丈夫だよね!」
急いでドラゴンの飛ぶ場所へと走る!
そして ここで・・・
「・・・いた!」
ユリス
「まぁ 来てくれたのね!」
どちらかが ユリスの元へ辿り着いた!それは・・・
あきら
「約束は果たしたよ・・・!」
ペガサス(ランテ)
「ヒヒーン!」
あきらだ・・・!
ユリス
「ランテのペガサスまで・・・本当にありがとう」
あきら
「役に立てて何よりだよ 妹達を必ず助け出してね」
ユリス
「えぇ もちろん!」
あきら
「あと1分半か・・・厳しいけど 諦めるわけにはいかない!」
真
「ダメだ どうしても一気に走り抜ける勇気が・・・」
これで4番目となることがほぼ確定した真は マップ獲得が絶望的になってしまった。
打開策は ミッションを放棄し誰もマップを獲得出来ないようにすることだが・・・
真
「でも もう時間がない・・・次に一気に行こう!」
彼女は その事実を知らない・・・
果たして ミッションクリアなるか!? そして マップの行方は!?
次回 ミッション③決着!
残り時間 16:20
逃走者 残り8人
赤カルテット
翡翠煉
青カルテット
両津勘吉
黄カルテット
菊地真 松野十四松
緑カルテット
円堂守 剣城あきら
紫カルテット
ゆうやん リリカ
- その49 ( No.51 )
- 日時: 2022/04/25 22:09
- 名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)
ミッション終了まで あとわずか!
両津
「まずドラゴンが降りてくるかどうかだよな・・・」
あきら
「もしかしたら 意外と近くに来るかもしれない・・・!」
翡翠煉
「リリカちゃんが来なくても 自分がバッチリ取りますよ・・・」
ドラゴンの近くで待機している 翡翠煉・・・
ゆうやん
「ふぅ なんとか戻って来れました・・・」
だが そこへゆうやん・・・
円堂
「おっ! あれか!」
更に 円堂も現れた!
翡翠煉
「一気に2人も・・・やっぱりそう簡単にはいかないみたいですね・・・」
円堂
「マップは俺が取るぞ!」
ゆうやん
「ただ そもそも降りてこない可能性もありますね・・・
まだペガサス届けていない人も さすがにもう無理だと気づく頃でしょうから・・・」
真
「あと少しで噴水が見えてくるはず・・・」
全ては 真がペガサスを届けるかにかかっている・・・!
ペガサス(ユリス)
「・・・・・・」
真は ペガサスを・・・
真
「よし 着いた!」
ユリス
「!! 私のヴァンまで連れてきてくれたのね!」
ペガサス(ユリス)
「ブルルルルル・・・」←ヴァン
届けた・・・
ユリス
「ありがとう これで4頭揃ったわ」
真
「えっ・・・揃ったって・・・」
ユリス
「それじゃあ 行って来るわ!」
ペガサス(ユリス)
「ヒヒーン!」バサバサ・・・
ペガサスが4頭揃い ユリスは空へ・・・
真
「うわっ これが最後だったのか!」
ここで ようやく自分が4番手であることを知らされた・・・
真
「あ、あと1分!? 全然気づかなかった・・・!」
ミッションに夢中になりすぎて ゲーム時間を見ていなかった真。
そのせいで ミッションを放棄する判断がつかなかったようだ・・・
【16:00】
そして ミッション終了まで残り1分!
ドラゴン
「グオオオオオオオオ!!」
アロル
「い、意識が もう・・・ろうと・・・」
ランテ
「私・・・たち・・・このまま死ぬ・・・のかな・・・」
ヨハーネ
「駄目よ・・・気を・・・しっかり持って・・・」
ユリス
「ヨハーネ! ランテ! アロル!」
ドラゴン
「??」
ヨハーネ
「・・・!? ユリスお姉さん!?」
ユリス
「待ってて 今助けてあげるから!」
ドラゴン
「ガオーーーッ!!」ボオオオオオ!!
ペガサス(ユリス)
「ヒヒーン!!」サッ
ユリス
「いいわ そのままかわし続けて!」
そう言うと ユリスは魔法でキーボードを取り出した!
ユリス
「ピアノと比べて魔力は落ちるけど・・・このドラゴン相手ならこれさえ弾ければ十分よ!」
♪〜・・・
ランテ
「これは・・・睡眠魔法『ハートフル・ララバイ』?」
アロル
「それで大丈夫なのか・・・?」
ドラゴン
「ガオオオオオ・・・」
ユリス
「あと少しよ 頑張って!」
ペガサス(ユリス)
「ブルルルルル!!」」バサバサ
♪〜・・・
ドラゴン
「ガウ・・・」ピタッ
ユリス
「よし やったわ!」
ドラゴンが 眠りについた・・・
ヒューン・・・
ランテ
「きゃーっ!! 落ちるーーーっ!!」
ユリス
「お願い あなた達!」
ペガサス×3
「「「!!」」」ビュン!
ヨハーネ
「きゃっ! リトデン ありがとう・・・」
ランテ
「ヒルデ! 助かったぁ・・・」
アロル
「デビも来てくれたのか!」
ユリス
「みんな 無事でよかったわ・・・」
その頃 地上では・・・
ドラゴン
「zzz・・・」ヒューン・・・
ゆうやん
「上から来るぞ! 気を付けろ!」
円堂
「やべぇ 潰されてたまるか!」
ドラゴンが降って来て 逃走者達が大パニック!
ドスーーーーーーン!!!
ドラゴン
「zzz・・・」
翡翠煉
「大丈夫ですか 怪我人はいないですか!?」
ゆうやん
「えぇ 問題ありません!」
リリカ
「あっ 降りてきてる!」
ここで リリカがドラゴンの元へやって来た!
翡翠煉
「リリカちゃん 間に合いましたね!」
円堂
「よっしゃ 行くぜ!」ダッ!
ゆうやん
「アイテム いただきますよ!」ダッ!
4人が一斉に ドラゴンへと駆け出す!
【15:25】
時間は既に 残り30秒を切っている!
間に合わなければ マップは消滅してしまう!
ゆうやん
「これ 想像以上に怖くてキツイな・・・!」
リリカ
「うぅ・・・上手く登れないよ・・・」
ドラゴンのトゲを上手く使い よじ登っていく逃走者達!
円堂
「くっそ 早くしねぇと・・・!」
翡翠煉
「リリカちゃんも 頑張って!」
ハンターTP
「・・・・・・」
ハンターMH
「・・・・・・」
円堂
「よし・・・着いたぜ!」
円堂がドラゴンの背中へと到達!
ゆうやん
「まだ 負けませんよ!」
ほぼ同時に ゆうやんも登り切った!
円堂
「どこかにアイテムがあるんだよな!」
ゆうやん
「早く見つけたい・・・!」
翡翠煉
「くっ ここまでの疲れが・・・」
リリカ
「はぁ、はぁ・・・届かない・・・」
翡翠煉とリリカも 必死に追いつこうとするが・・・
「・・・あったぁ!」
どちらかが 見つけた!それは・・・
円堂
「よっしゃあーーー!!」
円堂だ・・・!!
ゆうやん
「うわぁ ここまで来て・・・悔しいなぁ・・・」
リリカ
「はぁ・・・ダメだったよ・・・」
翡翠煉
「体力の差がここで出ましたか・・・」
プルルル プルルル
十四松
「『ミッション③結果、円堂が「転送ボックスマップ」を獲得した』!!」
あきら
「よりによって私の現時点でのライバルが・・・! これはまずい・・・!」
真
「くーっ・・・何やってんだよ ボク・・・!」
両津
「わしにとっては ただハンターが1体増えただけだぞ・・・
だが あと5分! 絶対に耐え抜いてやる!」
全てのミッションが終わり 予選Bブロックも終盤戦へ!
残り時間 14:50
逃走者 残り8人
赤カルテット
翡翠煉
青カルテット
両津勘吉
黄カルテット
菊地真 松野十四松
緑カルテット
円堂守 剣城あきら
紫カルテット
ゆうやん リリカ
- その50 ( No.52 )
- 日時: 2022/04/25 22:11
- 名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)
===========
ヨハーネ達が救出されて しばらく後・・・
ユリス
「もう・・・私へのサプライズのためだけに あんなことを!?」
アロル
「だって・・・どうしてもユリスお姉さんを喜ばせたかったから・・・」
ヨハーネ
「諦めなければ ドラゴンの吐息だって取れると思って・・・」
ヨハーネ達はユリスにドラゴンから材料を手に入れるまでの経緯を話すことを強要され
サプライズのことも 全て話さざるを得なくなった。
ユリス
「だからって あんな危険なことをしていい理由にはならないわよね!?」
ランテ
「ごめんなさい・・・」
ユリス
「ふぅ・・・それにしても 家の中も随分と散らかったわね」
アロル
「い、今すぐ 責任もって掃除するから・・・」
ユリス
「いいえ 私もやるわ」
ランテ
「え? なんで・・・ユリスお姉さんは悪くないのに・・・」
ユリス
「何言ってるのよ、どんな問題も一緒になって抱え込んで 乗り越えていく・・・
それが私達 姉妹の絆でしょう?」
ヨハーネ
「え、えっと・・・」
ユリス
「それにね・・・あなた達の感謝の想いは 十分に伝わったわ
作ったことがないケーキを 家をこんなに汚してまで頑張って作って・・・
最高のケーキにするためにドラゴンのところまで行って・・・
こんなにも私のことを思ってくれていて それは嬉しかったわよ」
ヨハーネ
「ユリスお姉さん・・・!」
ユリス
「サプライズも楽しいけれど 私が一番楽しくて愛おしいのは あなた達と過ごす時間・・・
それに対する感謝の想いが伝われば それだけで最高の思い出になるわ」
アロル
「そうか・・・私も4人皆で一緒にいるのが大好きだ!」
ランテ
「やっぱり みんな揃って仲良く過ごすのがいいよね!」
ヨハーネ
「なんで そんな大事な事 忘れていたのかしらね・・・」
ユリス
「さあ まずは家を片付けましょう」
4人
「「「おぉー!!」」」
そして・・・
3人
「「「ハッピバースディディア ユリスお姉さん〜♪ ハッピーバースディトゥーユー♪」」」
♪〜
ユリス
「うふふ ありがとう!」
アロル
「ほら 食べてみて!」
ユリス
「はじけるケーキ どんな味かしら・・・」パクッ
パチパチパチッ!
ユリス
「きゃっ! これ楽しいわね! そしてとっても美味しいわ!」
ランテ
「よかった 頑張った甲斐があった!」
ヨハーネ
「誕生日パーティはまだまだこれからよ! 思い切り楽しみましょう!」
こうして サプライズは大失敗だったものの 最高の誕生日パーティになりましたとさ。
===========
【14:50】
ハンターKR
「・・・・・・」
ハンターLS
「・・・・・・」
予選Bブロックも いよいよ大詰め!
転送ボックス出現まで 残り5分を切った!
円堂
「ここに全部の転送ボックスの場所が出てくるんだよな!」
ミッションを制し 「転送ボックスマップ」を手に入れた円堂。
円堂
「あと5分 画面に映るまで逃げきってやるぜ・・・」
残り10分になると タブレットの画面に全ての転送ボックスの位置を記した地図が出てくる。
耐えきれさえすれば 本戦進出は濃厚だ・・・
あきら
「円堂さんより先に見つけられなかったら 予選落ちを覚悟するべきか・・・」
円堂のアイテム獲得で 一気に窮地に立たされたあきら・・・
あきら
「最後は時の運に頼るしかないみたいだね・・・」
転送ボックスの場所は 出現するまで分からない。
予選突破には 運も必要だ・・・
ゆうやん
「とりあえず ここに隠れて休みましょう・・・」
ミッションで消耗した体力を回復させる ゆうやん。
ゆうやん
「ラスト10分が本当の勝負ですからね・・・
そこでしくじったら 今までの努力が無駄になりますよ・・・」
どれだけ逃げても 予選を突破できなければそこで終了だ・・・
真
「うわっ いた・・・」
ハンターMH
「・・・・・・」
ハンターを目撃し 距離を取る真。
真
「さっきのミッションで更にハンター増えちゃって 全然気が休まらないよ・・・」
青カルテットと黄カルテットの逃走者は ハンター4体に加え
それぞれのカラーハンターの捜索対象となっている・・・
真
「あー やっぱりマップ取れなかったのが痛すぎるなぁ!」
ハンターが多い中での探索は かなり危険だ・・・
翡翠煉
「ここまで残ってこれましたね・・・」
リリカ
「あと少しで 予選突破なんですよね?」
翡翠煉とリリカは またも共に行動する・・・
翡翠煉
「ゆうやんさんは強敵ですから 私が出来る限り尽力しますよ」
リリカ
「でも 翡翠煉さんにも上がって来て欲しいです! 自分のことも大切にしてください!」
翡翠煉
「それはもちろん分かってますよ 自分も連覇の期待がかかってますからね・・・」
絆の力で 2人揃って予選突破なるか・・・
残り時間 14:00
逃走者 残り8人
赤カルテット
翡翠煉
青カルテット
両津勘吉
黄カルテット
菊地真 松野十四松
緑カルテット
円堂守 剣城あきら
紫カルテット
ゆうやん リリカ
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