二次創作小説(新・総合)

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逃走中マスターライジング〜MonsterMemory〜
日時: 2022/04/25 19:53
名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)

逃走中マスターライジング Bブロックが開幕!
舞台となるのは「逃走中〜紅蓮の森の四重奏〜」が行われた「紅蓮の森」。
果たして20人の逃走者の内 本戦に進出するのは誰だ!?


〜Bブロック 逃走者〜
秋山澪(けいおん!)
朝日奈みらい(魔法つかいプリキュア!)
円堂守(イナズマイレブン)
菊地真(アイドルマスター)
黄瀬涼太(黒子のバスケ)
霧雨魔理沙(東方Project)
剣城あきら(キラキラ☆プリキュアアラモード)
佐倉杏子(魔法少女まどか☆マギカ)
島田美波(バカとテストと召喚獣)
椿佐介(SKET DANCE)
鶴屋さん(涼宮ハルヒの憂鬱)
ばいきんまん(それいけ!アンパンマン)
翡翠煉(募集参加)
日向創(スーパーダンガンロンパ2)
PHANTOM(募集参加)
舞浜歩(アイドルマスターミリオンライブ!)
松野十四松(おそ松さん)
ゆうやん(募集参加)
両津勘吉(こちら葛飾区亀有公園前派出所)
リリカ(#コンパス)
(50音順・敬称略)

※このスレは元々過去ログで執筆していたもので、
過去ログで執筆不能となり書けなかったものを書くため過去ログより移植&補完したものとなります。
そのため 本来あったコメントなどはこちらでは見ることが出来ません。
コメントも合わせて読みたい方は 過去ログの同名のスレをご覧ください。

その26 ( No.28 )
日時: 2022/04/25 21:20
名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)

【53:00】


あきら
「そういえば ボタンが押されたかどうかの通知が来ない・・・」


届いてこない予選免除ミッションの通知に 違和感を感じるあきら。


あきら
「普通だったら 教えるのが定石のはず・・・やはり 両津さんの言う通りか!」


不安が 確信に変わった・・・




円堂
「さっきは不甲斐なかったからな 今度こそバッチリ決めてやる!」


杏子
「ハンター増やせば両さんを落とせるかもしれねぇが あたしまで捕まったら駄目だよな・・・」


一方 スライムに気を取られ 予選免除ミッションのことが頭から離れている逃走者も多い・・・










プルルル プルルル


ゆうやん
「メールです・・・」


そんな中 1通の通達が・・・

























椿
「『チャット機能を開放した このミッションの間だけカルテット間でのみ使えるので役立てたまえ』
 ふむ・・・これで連携が取りやすくなるな」


今回のミッション限定で チャット機能が追加。
より戦略的に行動できるようになった。


椿
「さて スライムを探しに行こうか・・・」


しかし 予選免除ミッションからは ますます気がそれる・・・




アロル
「スライム どこだー?」


ゆうやん
「あっ あれってさっきの・・・」


ゆうやんが アロルを発見・・・


ゆうやん
「2人にも教えておきましょう・・・」ピッピッピッ・・・


早速 チャットを有効活用する・・・




ゆうやん【畑にアロルがいました】



「おっ ゆうやんさん 敵だけどサンキュー!」


リリカ
「うーん 喜んでいいのかな・・・」




両津
「チャットで全員に教えるのも手かと思ったが わしと同じカルテットにしか伝わらんのか・・・」


予選免除ミッションの仕組みを2人に伝えるか 悩む両津・・・


両津
「奴らが見つけて すぐに発動するタイプの可能性が高いが・・・
 そうでないパターンも捨てきれないぞ・・・」


実際には後者の方であるので ミッションへの影響度は低い。
しかし 流石にそこまでは絞り切れない・・・




円堂
「いた! あそこだ!」


紫スライム
「・・・・・・」


円堂が 紫スライムを見つけた!


円堂
「こいつを持っていけばいいんだな!」


まだヨハーネ達の居場所は掴めていないが 先制点を決められるか・・・




ばいきんまん
「どこだ 黄色の奴・・・」


予選免除ミッションに挑んでいる ばいきんまん。


ばいきんまん
「俺様以外にもこれをやってる奴がいるかもしれないからな 先を越されてたまるか・・・」


予選免除により本戦に進出できるのは Aブロック同様1人のみ。
片方が予選免除を決めた瞬間 もう片方はミッション終了となり即座にアラームが起動する・・・


ばいきんまん
「とにかく 誰でもいいから・・・おっ 誰かいるぞ!」


人影を見つけ 近づくばいきんまん。















みらい
「こっち探してみよう・・・」


ばいきんまん
「くそっ 最初に来たのが青だったら・・・」


見つけたのは 青カルテットのみらい。
手元には黄色のシールしかないため 貼ることは出来ない・・・




【52:10】



「よし こいつだな!」


黄スライム
「・・・・・・」


澪が黄色のスライムを発見。



「少しでも多く運ばないとな・・・」




あきら
「スライムって これのことかな?」


赤スライム
「・・・・・・」


更に あきらが赤のスライムを捕まえた。


あきら
「次はあの3人を探さないとね・・・」


こちらも まだ居場所の分からない3姉妹の元に向かう。





























ハンターLS
「・・・・・・」


しかし ハンターが接近・・・





「前のチーム戦と違って捕まったら終わりだから 慎重に・・・」




ハンターLS
「・・・・・・」




あきら
「ほら 暴れないで・・・よしよし」










ハンターLS
「・・・・・・!」


見つかったのは・・・







































ハンターLS
「・・・・・・」タッタッタッ・・・



「でも 一体どこに・・・ひっ!!?」


澪だ・・・!




ハンターLS
「・・・・・・」タッタッタッ・・・



「ヤバい・・・!」


スライムを捨て 逃げる澪!




ハンターLS
「・・・・・・」タッタッタッ・・・



「はぁ、はぁ・・・どうしよう・・・!」




ハンターLS
「・・・・・・」タッタッタッ・・・



「とりあえず こっちに!」


建物の中に逃げ込む!






























ハンターLS
「・・・・・・?」



「はぁ、はぁ・・・」


ハンターを撒いた・・・










ハンターLS
「・・・・・・」


しかし ハンターがまだ周辺を捜索している・・・





「やっぱり ハンターを見ると50体に追われた時のことが・・・」




ハンターLS
「・・・・・・」


ピーーーーーー
【】







































ハンターLS
「・・・・・・!」


ピピ!
【AKIYAMA】



「う、うわああああ・・・!」ポン!


見つかった・・・


51:38
秋山澪   確保
  残り14人



「あぁぁぁ・・・もう ホントに嫌だ・・・」ブルブル


結局 ミオーナの片鱗はあまり見せられないまま散った・・・




プルルル プルルル



「澪が捕まった・・・ライバルが減ったということになるかな」


翡翠煉
「まずいですよ 実質1人で対抗しているようなものじゃないですか・・・」




杏子
「あれか ハンターBOXは・・・」


ハンターBOX
「「「・・・・・・」」」


池の桟橋の上に設置された 3つのハンターBOXを見つけた杏子。


杏子
「あそこにスライムが溜まっていくんだな・・・」


ハンターBOXの上には 円筒状のガラスケースが設置されており、
3姉妹に渡されたスライムは 色分けされてストックされていく。


杏子
「いちいちここに来ねぇと 確認できねぇのかよ・・・!」


ハンターBOXに近づく以外に スライムの数を確認する術はない。
数を確認し臨機応変に対応するか 一つの作戦を貫き通すか 各カルテットの戦略は・・・


残り時間 51:20
逃走者 残り14人

赤カルテット
ばいきんまん 翡翠煉

青カルテット
朝日奈みらい 佐倉杏子 両津勘吉

黄カルテット
菊地真 椿佐介 松野十四松

緑カルテット
円堂守 剣城あきら PHANTOM

紫カルテット
舞浜歩 ゆうやん リリカ

その27 ( No.29 )
日時: 2022/04/25 21:22
名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)


「椿か十四松 どっちでもいいから3人を見つけてくれないかな・・・」


スライムを抱え3姉妹を探す 真。




















ハンターKR
「・・・・・・」



「うわっ ハンター・・・隠れよう!」


ハンターを見つけ 建物の陰に隠れる・・・

























ばいきんまん
「うおっ なんだ!?」



「あっ 先客がいたの!? ごめん 入るよ!」


隠れ場所にて ばいきんまんと合流。
どうやら 同じハンターを見つけ隠れてやり過ごしていたようだ。










ハンターKR
「・・・・・・」スタスタ





「よし いなくなった! ありがとう じゃあね!」ダッ!




















ばいきんまん
「あぁ こちらこそな・・・!」


ばいきんまんの元からは シールが消えていた・・・





「早く見つからないかな〜・・・」


ばいきんまん
「ラッキーだったぜ・・・ベストの上からじゃ気づかないもんだな!」


そして そのシールは真の背中に貼られていた・・・!
ばいきんまん 1枚目クリア!

(※逃走者はカルテットの色のベストを着用しています)





「よし あっち行こう!」


これでばいきんまんがミッションをクリアした瞬間
真のアラームが1分間起動することになる・・・




ヒュン!


ばいきんまん
「おっと もう次か・・・今度は青だな!」


次のターゲットは青カルテット。果たして・・・?




みらい
「あっ 赤だ!」


赤スライム
「・・・・・・」


みらいが 赤スライムを見つけた。


みらい
「あとはあの3人を・・・あっ チャットが送られてきてる!」




両津【水車の近くにヨハーネがいた】


みらい
「両さん グッドタイミングだよ!」


ちょうど同じ頃 両津がヨハーネを見つけたようだ!




みらい【今から赤持って向かうね!】


両津
「赤か・・・既に2人しかいないが もっと追い詰めるべきか・・・?」


スライムと目的地の情報が同時に手に入り 一歩リードだ。




PHANTOM
「中々見かけませんねぃ・・・」


囮にする逃走者が見つからない PHANTOM。


PHANTOM
「おっと あいつは・・・」














ランテ
「スライム いないなぁ・・・」


逃走者の代わりに ランテを見つけた・・・




PHANTOM
「運ぶ方も重要だからな あいつらに頑張ってもらうぜぃ」ピッピッピッ・・・




PHANTOM【銅像の近くにランテいたぜぃ】


あきら
「よし 1人見つかるだけでも大きい!」


円堂
「少し遠いけど 届けてやるぜ!」


残る2人はどちらもスライムを持っているだけに 一気に優勢に立ちたい。




【50:40】


十四松
「あーあ ヒマだなー・・・」


ミッションに動く気のない 十四松。


十四松
「ん? あれ 何だろ?」


何かを見つけた・・・










黄スライム
「・・・・・・」


十四松
「あー 確かミッションに使うアレだよね!」


自分のカルテットの色でもある 黄色のスライムだ・・・




十四松
「これで野球でもやってよう!」


そう言って おもむろに木の棒を拾う十四松・・・




十四松
「いくよー!」


ポーン・・・



十四松
「あーい!」ドゴォ!



ヒューン・・・




十四松
「やったー 場外ホームラーン!」


あろうことか スライムをボール代わりに打った・・・















ヒューン・・・


そして そのスライムは・・・


























「逆に高い所にもいたりして・・・ん?」


ヒューン・・・



「まっ、マイガーッ!!?」


ブニョン!


偶然にも 歩の近くに落ちてきた・・・





「うぅ・・・あっ スライム!? 本当に高い所から来ちゃったよ!
 黄色は真のカルテットだけど これも勝負だからね!」


そして 持ち去られた・・・




十四松
「あれ? どこいったんだろ?」


十四松 これは痛恨のエラーだ・・・




ゆうやん
「いましたね 青です・・・」


歩と同じカルテットのゆうやんも 青スライムを見つけた。


ゆうやん
「とりあえず アロルのところに・・・でもランテにも届けたいですよね・・・
 担当にお礼言われるだけで どれだけの力になるか・・・」


この状況でも 担当への愛は止まらない・・・




椿
「今の段階でどのカルテットを集中攻撃しても 大差があるとは思えんな・・・」


ミッションの作戦を立てる椿。


椿
「ひとまず 手あたり次第にスライムを集めていくとしよう・・・
 残り5分前になったら確認し 一番多いカルテットに集中しようか」


ミッションクリアに向け 余念がない・・・




あきら
「いた! すみません!」


ランテ
「あっ スライムだ!」


あきらが ランテの元に到着!


ランテ
「捕まえてくれてありがとう! でも どこに置いておこう・・・」


あきら
「それだったら 池の桟橋の上のハンターBOXがちょうどいいよ」


ランテ
「ホント? それじゃあ・・・転送魔法!」パッ




ヒュン!


赤スライム
「・・・・・・」


ハンターBOXの上のケースに 赤スライムがストックされた・・・




あきら
「もっと捕まえて来るから 待ってて!」


ランテ
「うん お願い!」


あきらは 次のスライムを捕まえに動く・・・




翡翠煉
「リスクを覚悟で動かないといけないですね・・・」


一方 ピンチとなった赤カルテットの翡翠煉。










翡翠煉
「あっ あそこにいるのってスライムじゃ・・・」


遠くに スライムを発見!









紫スライム
「・・・・・・」


翡翠煉
「紫・・・! 駄目だ リリカちゃんを危険な目に遭わせられない・・・!」


しかし リリカのカルテットである紫のスライムだったため断念・・・
果たして 巻き返しはあるのか?


残り時間 49:40
逃走者 残り14人

赤カルテット
ばいきんまん 翡翠煉

青カルテット
朝日奈みらい 佐倉杏子 両津勘吉

黄カルテット
菊地真 椿佐介 松野十四松

緑カルテット
円堂守 剣城あきら PHANTOM

紫カルテット
舞浜歩 ゆうやん リリカ

その28 ( No.30 )
日時: 2022/04/25 21:24
名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)

両津
「よし 見つけたぞ・・・」


黄スライム
「・・・・・・」


両津が黄色のスライムを発見。


両津
「だが 唯一知っている場所からは相当離れているな・・・
 ここは近くでもう一人いないか探した方が得だろう」


時間を短縮すべく あえてまだ居場所が分からない2人を探す作戦に出るようだ。




ばいきんまん
「おっ あいつか!」


アロル
「早くしないと ユリス姉さんが・・・」


ばいきんまんが アロルを発見。


ばいきんまん
「せっかくだし 教えてやるか」ピッピッピッ・・・




ばいきんまん【畑にアロルを見つけたぜ】


翡翠煉
「やっとか・・・あとはスライムを見つければ・・・」


なお これ以降は3姉妹の居場所を教えるシーンはカットする。





「ヤバい スライム持ってウロウロしてるの危険そうだよ・・・」


未だ3姉妹の内 1人も見つけていない黄色カルテット。




十四松
「あっ ハンターいた!」


ハンターKR
「・・・・・・」


見つけるのはハンターばかりだ・・・




【49:10】


PHANTOM
「おっ こいつは・・・」


PHANTOMが 何かを見つけた・・・

























緑スライム
「・・・・・・」


自分のカルテットカラーである 緑のスライムだ・・・




PHANTOM
「まさか 自分で見つけちまうとはな・・・」


緑スライムを持つ逃走者を囮にしようと考えていたPHANTOMだが・・・










PHANTOM
「見つからないところに隠しておくしかねぇな・・・」


他のカルテットに取られないよう 茂みの中に隠した・・・




緑スライム
「・・・・・・」


このスライムを発見する逃走者は現れるのか?




みらい
「あっ!いた!いたよ!」


ヨハーネ
「あら スライムを連れてきたの?」


みらいが ヨハーネの元に到着。




みらい
「はいこれ! 探してたんだよね?」


ヨハーネ
「えぇ ありがとう・・・はっ!」パッ




ヒュン!


赤スライム
「・・・・・・」


これで ケース内の赤スライムは2体に。
赤カルテット 早くも絶体絶命だ・・・




みらい
「ところで スライムっていつ出てきたの? はーちゃんが行った時はいなかったんだけど」


ヨハーネ
「えっと それは・・・私にも分からなくて・・・」


みらい
「そうなの? まぁいいや じゃあね!」


ヨハーネ
「え、えぇ・・・」


立ち話もそこそこに 再びスライム探しに向かった。















しかし この時彼女は気づいていなかった・・・




















リリカ
「ごめん みらいちゃん・・・! だって 立ち話してたから・・・」


偶然近くにいたリリカに シールを貼られたことに・・・!




ヒュン!


リリカ
「えっと・・・緑? 強い人多そうだけど 大丈夫かな・・・」


リリカも2枚目のシールを獲得。ばいきんまんを追い越せるか・・・




リリカ
「そうだ アラーム鳴っても生き残るかもしれないから・・・」ピッピッピッ・・・




リリカ【ヨハーネさんが水車にいました】



「いいね 2人目だよ!」


ゆうやん
「蘭子・・・蘭子はどこだ・・・!」


チームに貢献し 保険をかける・・・




円堂
「あと少しで 辿り着くな!」


紫スライムを持つ 円堂。

























ハンターTP
「・・・・・・」


彼に迫る ハンター・・・










円堂
「おっと ハンターか! ここは逃げた方がよさそうだ・・・」


ハンターに先に気づき 距離を取る・・・






























ハンターTP
「・・・・・・!」ダッ!


ピピ!
【ENDOH】


しかし 見つかった・・・




円堂
「うわっ マジかよ! このスライム捨てるぜ!」


円堂 やむを得ずダッシュ!




ハンターTP
「・・・・・・」タッタッタッ・・・


円堂
「はぁ、はぁ・・・!」


その勢いを殺さぬまま ハンターとの距離を維持する円堂!




ハンターTP
「・・・・・・」タッタッタッ・・・


円堂
「よし こっちだ!」





























ハンターTP
「・・・・・・?」


ハンターの視界から 外れたようだ!




円堂
「はぁ、はぁ・・・すぐに気づけなかったら ヤバかったな・・・」


これが世界を制したキーパーの瞬発力だ・・・!




アロル
「何とお礼を言えば・・・」



「なーに いいのいいの! 気持ちだけで十分だよ!」


その頃 歩は黄色のスライムをアロルに届けていた。
これで黄色カルテットが2位に浮上だ・・・




椿
「ようやく 見つけたぞ・・・」


逆襲を狙う黄色カルテットの椿は 青スライムを発見。




杏子
「よし 緑だな! 近くにヨハーネもいるし 一気に行くぞ!」


時を同じくして 杏子も緑スライムを捕獲した。




翡翠煉
「黄色か・・・いけますね!」


更に 翡翠煉が黄色スライムを獲得。
スライム発見ラッシュが止まらない・・・





「そろそろ これを手放したいんだけど・・・」


既に5分近くスライムを持っている真。



「ここで見つからなかったら 相当ヤバいって・・・」















ランテ
「あっ あなたもスライムを・・・」



「あぁ! いた! 良かったぁ・・・」


苦心の捜索の末 ランテを見つけた・・・



ランテ
「まだたくさん残ってるけど お願いできる?」



「もちろんだよ! よーし ここからじゃんじゃん捕まえるぞー!」


ようやく黄色カルテットにもエンジンがかかり ミッションは更に激化する・・・!


残り時間 48:00
逃走者 残り14人

赤カルテット
ばいきんまん 翡翠煉

青カルテット
朝日奈みらい 佐倉杏子 両津勘吉

黄カルテット
菊地真 椿佐介 松野十四松

緑カルテット
円堂守 剣城あきら PHANTOM

紫カルテット
舞浜歩 ゆうやん リリカ

その29 ( No.31 )
日時: 2022/04/25 21:26
名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)

PHANTOM
「自首する前に もう一回ヒールとしての活躍がしたいところだが・・・」


爪痕を更に残そうとする PHANTOM。


PHANTOM
「ここで結果を残せば その弾みできっと受験もうまくいくってもんでさぁ!」


ヒールの華を咲かせ 受験もサクラサクとなるか。




あきら
「見つけた! 紫か・・・」


あきらが2体目となるスライムを発見。


あきら
「ハンターに気を付けて 少しでも多く運ばないとね・・・」




ゆうやん
「いました・・・すみませーん!」


アロル
「おお また会ったな」


ゆうやんがアロルの元に到着。
持っていた青スライムを渡し ハンターBOXの上にストックする・・・




アロル
「残りも頼んだぞ」


ゆうやん
「あの ところで一つ聞きたいんですけど・・・」


アロル
「何だ?」


ゆうやん
「蘭子・・・じゃなくて 蘭子はどこにいますか!?」


アロル
「それは私にも詳しくは分からないな・・・」


ゆうやん
「ちっ 駄目か・・・!」




【47:20】


円堂
「そろそろ 動くとするか・・・」


先程ハンターに追われた円堂 息を整え再びミッションに動く・・・


円堂
「さっき落としたスライム 取り返すぞ・・・」









リリカ
「あっ こんなところに紫のスライムが・・・」


しかし そのスライムはリリカに発見された・・・




リリカ
「持っていかれると困るから 隠しちゃおう・・・」


更に 建物の中に隠された・・・





「早くもう一匹見つけたいな・・・」


2匹目のスライムを探す真。












「おっ 真だ!」



「歩! ここまで頑張って逃げているみたいだね!」


そこへ 歩が合流!





「言っておくけど アタシは最初に黄色のスライムを入れたからね!
 真がいるから入れないということはしないよ!」



「それはボクだって同じだよ! このミッションを譲るつもりはないぞ!」



「オーケー、そう来なくちゃ! 最後まで力いっぱい戦おう!」



「うん! それじゃ、また後でね!」


互いに全力で戦うことを誓い合い 別れた・・・




ばいきんまん
「おっと あいつは・・・」


予選免除ミッションに挑んでいるばいきんまんが 見つけたのは・・・










黄色スライム
「・・・・・・」


ばいきんまん
「スライムか・・・俺様は運ぶ気はないんだけどな・・・」


黄色のスライムだ・・・
















杏子
「ん? お前 それ・・・」


そこへ 緑のスライムを持つ杏子・・・




ばいきんまん
「いや 俺様も今見つけたところだぞ」


杏子
「黄色だしあたしには関係ねーか、じゃあな」


ばいきんまん
「ちょっと待て! こっちに変えた方がいいぞ!」


杏子
「はぁ? どういう意味だ?」


ばいきんまん
「さっきハンターBOX見てきたんだけど 黄色が一番多かったんだ!」


実際には 行っていない・・・




ばいきんまん
「だから先にこっちを運んだ方が 有利になるぞ」


杏子
「そうか じゃあお前が運べ」


ばいきんまん
「お、俺様がだと!?」


杏子
「あたしは目的地知ってるから ついてくればいいだろ」


ばいきんまん
「い、いや そうじゃなくてだな・・・!(お前が隙を見せないと シールが貼れないだろ!)」


どうやら スライムを取り換える隙を狙って 青のシールを貼る作戦のようだ・・・






























ハンターLS
「・・・・・・」


しかし 二人にハンターが接近・・・




杏子
「何やってんだ 別に問題ないよな?」


ばいきんまん
「ぐっ・・・ぬぬ・・・(両手塞がったら シールが貼れない・・・!)」




ハンターLS
「・・・・・・」


ピーーーーーー
【】






























ばいきんまん
「・・・げっ!」ダッ!




ハンターLS
「・・・・・・!」ダッ!


ばいきんまんとハンター 同時に気づいた!




杏子
「うわ 見つかってんじゃねーか!」


杏子も気づき 慌てて逃げる!





ばいきんまん
「うおおおおお!」ペタッ!


ばいきんまん どさくさ紛れに杏子の背中にシールを貼り付けた・・・




ハンターLS
「・・・・・・」タッタッタッ・・・


しかし 捕まれば意味がない!
ハンターが視界に捉えたのは・・・






































ピーーーーーー
【SAKURA】


杏子
「なんで あたしなんだよ!?」


スライムのせいでスタートダッシュが遅れた 杏子だ・・・




ハンターLS
「・・・・・・」タッタッタッ・・・


杏子
「ちくしょう 速ぇ・・・!」




ポン!


46:19
佐倉杏子   確保
   残り13人


杏子
「はぁ、はぁ・・・くっそ あの野郎・・・!」


前人未到の二連続自首は 最後まで実現しなかった・・・




プルルル プルルル


ゆうやん
「佐倉杏子確保!どうも女性ばかりが捕まっている気がしますね・・・」


みらい
「えぇ!?そんな・・・両さんと一対一しなきゃいけないの!?」




ばいきんまん
「はぁ、はぁ・・・あれでOKなんだよな・・・?」


シールを無事に貼ったばいきんまん。
貼られた逃走者がミッションクリア前に確保されても有効である。




ヒュン!


ばいきんまん
「今度は紫か・・・この調子なら行ける気がするぜ!」


残るシールも貼り付けられるか・・・?




両津
「見つけたぞ! やはりこの辺りだったか!」


ランテ
「あっ!おじさん ありがとう!」


その頃 両津がランテを見つけ 黄色のスライムを渡した。


両津
「わしらも2人になってしまったからな 本気にならんと負けてしまう・・・」




黄色スライム
「・・・・・・」ブニョン


これで赤と黄色がトップタイに!
ミッションもいよいよ佳境に入る・・・


残り時間 46:10
逃走者 残り13人

赤カルテット
ばいきんまん 翡翠煉

青カルテット
朝日奈みらい 両津勘吉

黄カルテット
菊地真 椿佐介 松野十四松

緑カルテット
円堂守 剣城あきら PHANTOM

紫カルテット
舞浜歩 ゆうやん リリカ

その30 ( No.32 )
日時: 2022/04/25 21:28
名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)

リリカ
「もう9分も経つのにまだ1枚しか貼れてないよ・・・」


未だ4枚のシールが残っているリリカ。
次のターゲットである緑カルテットの逃走者を探す・・・


リリカ
「でも 誰なら貼れるかな・・・あっ!」

























あきら
「途中でもう1人見つかったら助かるんだけど・・・」


リリカ
(いた・・・!)


緑カルテットのあきらを見つけた・・・




リリカ
(スライムに夢中で気づいてないよね・・・)


あきらに気づかれないよう 慎重に近づく・・・




あきら
「とりあえずは 分かっている目的地に運ぼうか・・・」




リリカ
(そーっと そーっと・・・)

























あきら
「!!」クルッ


リリカ
「えっ!? わっ!?」サッ


ところが あきらが急にリリカの方を向いた!
リリカ 慌ててシールを隠す・・・




あきら
「リリカちゃん・・・どうしたの?」


リリカ
「あっ、いや・・・なんでもないよ!」


あきら
「そうか だったらいいけれど・・・」スタスタ


そう言いつつも リリカから離れるあきら・・・




リリカ
「行っちゃったよ・・・多分バレたんだと思う・・・」




あきら
「あまりこういう態度はとりたくないけど 彼女の素振りがどうも怪しく見えてしまった・・・
 まさか 彼女がそうなのか・・・?」


両津の言葉のお陰で あきらの猜疑心と警戒心はかなり高い・・・




椿
「銅像の近くはこの辺りだが・・・っ! あそこか!」


ランテ
「あっ また来てくれたんだ!」


椿が ランテの元に到着!




椿
「スライムはまだ沢山いるのだろう?」


ランテ
「うん! 頑張って捕まえてきてね!」




青スライム
「・・・・・・」ブニョン


彼が持って来たのは 青のスライム。
これで 青カルテットもトップと並んだ!





「あっ ハンターBOX見っけ!」


ハンターBOXの近くまでやって来た歩。



「赤と黄色多いなー・・・おっ! 紫が1個もないよ!」


紫のスライムは まだ誰も渡していない・・・



「この調子なら ハンターが増えることはないかな〜・・・」









円堂
「おっ いたいた!」


しかし 円堂が紫のスライムを発見!


円堂
「さっき この辺に落としてったかな・・・まぁ どっちでもいいな!」





「紫だ! 歩が黄色入れたから お返ししてやる!」


更に 真も別の場所で紫のスライムを捕まえた!
これであきらが持っている紫スライムを含め 計3体が逃走者の手に渡った・・・





ゆうやん
「ようやく見つけた・・・ランテだ!」


ランテ
「そ、そんなに・・・?」




みらい
「いた! 3人目だよ!」


アロル
「大分捕まって来たか・・・?」


3姉妹も続々と発見され 逃走者の動きもより活発となる・・・




ばいきんまん
「シールを貼る前に捕まったらまずいぞ・・・」


3人目の標的である紫カルテットの逃走者を探すばいきんまん。
逃走者が減るほど 予選免除は難しくなる・・・


ばいきんまん
「こんな広い中で会うだけでも大変なのに 人まで指定されて・・・しかも 電話もなしだぞ!?
 このミッション 厳しすぎるだろ!?」


予選免除という大きい見返りを得るには 相応のリスクを冒さなければならない・・・




【45:00】


ハンター放出まで 5分!




翡翠煉
「途中で出会えて 助かりました・・・」


ヨハーネ
「私の方こそ スライムを捕まえてくれて助かったわ」


ヨハーネを見つけた翡翠煉。
アロルのところに向かう最中に出くわしたようだ。


翡翠煉
「これ お願いします!」


ヨハーネ
「えぇ 分かったわ!」パッ!




黄色スライム
「・・・・・」ブニョン


運んできたのは 黄色のスライム!
これで黄色カルテットが単独トップとなった!




翡翠煉
「一応教えておきますか・・・動きそうにはないですけど・・・」


念のため ばいきんまんに居場所を教える翡翠煉。




ばいきんまん
「水車近くにヨハーネがいた? どうでもいい そんなの!」


だが 今のばいきんまんには必要ない情報だ・・・




ハンターTP
「・・・・・・」


両津
「おっと ハンターがいるな・・・」


ハンターを目撃した両津。




両津
「ここに隠れてやり過ごすぞ・・・」


見つからないよう 茂みの中へ・・・

























ハンターTP
「・・・・・・」


気づかれずに済んだようだ。




両津
「ふぅ これぐらいは・・・ん?」


隠れた茂みに 違和感を感じる・・・









両津
「おっ 緑のスライムじゃないか!」


PHANTOMが隠していた 緑のスライムを発見!


両津
「ここでやり過ごそうとする気だったが わしの目は誤魔化せんぞ!わはは!」


偶然にも関わらず かなり勝ち誇ったような表情だ・・・




PHANTOM
「このミッション 俺があまり目立ててないぜぃ・・・」


ほとんど何もしていない PHANTOM。


PHANTOM
「とりあえず 誰でもいいから囮を・・・!」














十四松
「マッスルマッスル! ハッスルハッスル!」


PHANTOM
「あいつはいけるか・・・?」


PHANTOMが見つけたのは 十四松・・・




PHANTOM
「・・・いや 制御が難しいな・・・でも 俺の悪のプライドが・・・!」


果たして PHANTOMの選択は・・・?


残り時間 44:30
逃走者 残り13人

赤カルテット
ばいきんまん 翡翠煉

青カルテット
朝日奈みらい 両津勘吉

黄カルテット
菊地真 椿佐介 松野十四松

緑カルテット
円堂守 剣城あきら PHANTOM

紫カルテット
舞浜歩 ゆうやん リリカ


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