二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中マスターライジング〜MonsterMemory〜
- 日時: 2022/04/25 19:53
- 名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)
逃走中マスターライジング Bブロックが開幕!
舞台となるのは「逃走中〜紅蓮の森の四重奏〜」が行われた「紅蓮の森」。
果たして20人の逃走者の内 本戦に進出するのは誰だ!?
〜Bブロック 逃走者〜
秋山澪(けいおん!)
朝日奈みらい(魔法つかいプリキュア!)
円堂守(イナズマイレブン)
菊地真(アイドルマスター)
黄瀬涼太(黒子のバスケ)
霧雨魔理沙(東方Project)
剣城あきら(キラキラ☆プリキュアアラモード)
佐倉杏子(魔法少女まどか☆マギカ)
島田美波(バカとテストと召喚獣)
椿佐介(SKET DANCE)
鶴屋さん(涼宮ハルヒの憂鬱)
ばいきんまん(それいけ!アンパンマン)
翡翠煉(募集参加)
日向創(スーパーダンガンロンパ2)
PHANTOM(募集参加)
舞浜歩(アイドルマスターミリオンライブ!)
松野十四松(おそ松さん)
ゆうやん(募集参加)
両津勘吉(こちら葛飾区亀有公園前派出所)
リリカ(#コンパス)
(50音順・敬称略)
※このスレは元々過去ログで執筆していたもので、
過去ログで執筆不能となり書けなかったものを書くため過去ログより移植&補完したものとなります。
そのため 本来あったコメントなどはこちらでは見ることが出来ません。
コメントも合わせて読みたい方は 過去ログの同名のスレをご覧ください。
- その51 ( No.53 )
- 日時: 2022/04/25 22:13
- 名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)
【13:50】
十四松
「あと14分! 絶対最後まで逃げ切るぞー!」
奇天烈な行動を何度も取りながらも ここまで残ってきた十四松。
十四松
「あ、そーだ! 大事な事忘れてた!」
スタッフ
「何ですか?」
十四松
「おそ松兄さん達の分の木の実 取って来なきゃ!」
スタッフ
「・・・・・・」
あまりの衝撃に もはやツッコむ気も失せたようだ・・・
両津
「ひとまず 全員がピリピリがピークに達するであろう時間帯までは来られた・・・」
久々に終盤の空気を感じる 両津。
両津
「だが そこからの詰めが甘いのが今までのわしだ・・・
今回ばかりは徹底的にやってやるぞ・・・」
折角のチャンスを手放さないためにも 集中力は切らさない・・・
リリカ
「あと3分半ぐらい 逃げればいいんですよね・・・」
翡翠煉
「もう少しです 頑張りましょう」
動かずに2人がかりでハンターを見張る 翡翠煉とリリカ。
翡翠煉
「とにかく 体力は全快させておかないと駄目ですよ」
リリカ
「そうですよね・・・あっ!」
ハンターMH
「・・・・・・」
リリカが ハンターを発見・・・
リリカ
「ハンターがこっちに来てますよ!」
翡翠煉
「ここは逃げた方がよさそうですね」
リリカ
「はい 分かりました!」
2人揃って ハンターから離れる・・・
ハンターMH
「・・・・・・」
翡翠煉
「いいですよ ハンター見つけるのが上手くなってます」
リリカ
「あ、ありがとうございます!」
ハンターMH
「・・・・・・」
ハンターに気づかれずに済んだ・・・
リリカ
「でも これも全部翡翠煉さんのお陰です!」
翡翠煉
「まぁ 自分はただリリカちゃんに残って欲しくて・・・」
ハンターKR
「・・・・・・!」ダッ!
翡翠煉
「えっ こっちにも!?」
リリカ
「きゃああっ!!?」
しかし 逃げた先の近くにある建物の中から 別のハンター!
−−−−−−−−
| |
| |
| |
−−−| |ーーー
ハ
↓
翡 リ
しかも 2人の間に割って入るように現れた!
リリカ
「いやあああ!! 来ないでぇ〜!」
ハンターKR
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
ハンターの標的は 近くにいたリリカだ・・・!
翡翠煉
「駄目だ この距離じゃ助けられない・・・!」
ハンターKR
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
ピーーーーー
【LILICA】
リリカ
「あぁ もう足が・・・」
ポン!
13:07
リリカ 確保
残り7人
リリカ
「はぁ、はぁ・・・そんな・・・こんなことって・・・」
ハンターKR
「・・・・・・」
リリカ
「・・・グスッ」
悲劇のヒロインの瞳は 悔し涙で滲んでいた・・・
ーーーーーーーーーーー
牢獄
日向
「確保情報 リリカ確保!」
澪
「あぁ とうとう捕まったか・・・」
ばいきんまん
「何やってんだ・・・もっと頑張れよ!」
黄瀬
「いつの間にか リリカちゃんに感情移入してるッス・・・」
PHANTOM
「同じ予選エスケープに挑んだライバル同士ですからねぃ」
みらい
「うーん 魔法使いも全滅かぁ」
魔理沙
「20人中 4人いたはずだよな・・・?」
歩
「ところで 4人もいるならさぁ いっそのことユニット組んだら楽しそうじゃない?」
鶴屋さん
「あっ それいいかもしれないねっ!」
美波
「それ聞いたら 4人を並べたくなってきたわ! 衣装もちょっと揃ってて欲しいわね!」
杏子
「おい 何勝手に話を進めてんだ!」
椿
「だったら僕に任せろ Tシャツゴッコで『魔法』と書かれたTシャツを・・・」
杏子
「いらねーよ そんなだせぇの!」
ーーーーーーーーーーー
【12:50】
翡翠煉
「くぅ・・・マジか・・・!」
ここまでずっと原動力にしてきたリリカを失った 翡翠煉・・・
翡翠煉
「守れなかった責任・・・取るしかないですよね」
敵討ちを誓い 本戦進出を目指す・・・
ゆうやん
「何とか 勝ったぞ・・・!」
一方 リリカの確保で ゆうやんは紫カルテットの最後の一人に!
ゆうやん
「少しだけ 心が軽くなった気がしますね・・・」
あとはハンターに気を付けて 紫or虹の転送ボックスに入るのみだ・・・
あきら
「円堂さんが先に捕まれば大丈夫かもしれないけれど・・・
あの人の体力ではそう簡単には捕まりそうもないな・・・」
まだ複数人残っているのは 黄色と緑。
このままでは 争奪戦を繰り広げることとなる・・・
真
「あっ あきら・・・」
あきら
「君は・・・真だね」
真とあきら ボーイッシュ女子同士が合流。
真
「まさか 2人してここまで残ってるとは思わなかったよ」
あきら
「やっぱりいちかちゃんの言う通り 私達のような人はここでは強いみたいだね・・・」
真
「言っておくけど ボクはあきらには負けたくないからね!
本戦に同じキャラは2人もいらないんだよ!」
あきら
「私はテレビのことはよく分からないけど・・・勝負は受けて立つよ!」
熱き火花を散らす 雄雄しき乙女たち・・・
円堂
「生き残るためとなったら こうするしかないよな!」
再び壁を背にし キーパースタイルでハンターを見張る円堂。
円堂
「地図があるからといって油断はできねぇ・・・少しでもスタミナをキープするぞ!」
予選突破に向け コンディションを整えたい・・・
両津
「あと2分・・・勝負の時は近いぞ・・・!」
転送ボックス出現まで・・・残り2分!
残り時間 12:00
逃走者 残り7人
赤カルテット
翡翠煉
青カルテット
両津勘吉
黄カルテット
菊地真 松野十四松
緑カルテット
円堂守 剣城あきら
紫カルテット
ゆうやん
- その52 ( No.54 )
- 日時: 2022/04/25 22:15
- 名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)
【11:50】
真
「うー・・・早く十四松さん捕まってくれないかな・・・」
同じ黄カルテットの十四松の確保を願う 真。
真
「どこから出てきて 何をしてくるのか分からないのが怖いんだよ・・・!
ボックス見つけたところで急に出てきて奪っていきそうだし・・・」
十四松
「よーし 木の実はこれぐらいでいいかな! 預かっといて!」
掴みどころがない性格で ある意味逃走者達の脅威となっている十四松。
十四松
「もうすぐボックスが出るね・・・絶対本戦に行くぞー!」
この男が まさかの本戦進出を果たすのか・・・?
ゆうやん
「94万円まで来てますね・・・デレステやミリシタだったら確実に9枚のSSRが手に入りますよ」
賞金は90万円を突破。
積みあがった賞金が 逃走者の欲を刺激する・・・
ゆうやん
「でも 捕まったら全てパーになるという恐怖 未だに慣れないですね・・・」
ハンターに捕まれば ここまでの賞金も0だ・・・
ゆうやん
「ここ魔法使いがいますよね? ジュエルを錬成する魔法とかないですかね?」
スタッフ
「多分 ないかと・・・」
課金アイテムは 買うことでしか手に入らない・・・
両津
「結構色んな場所が考えられるな・・・これは絞り込むのが難しいぞ・・・」
転送ボックスの出現場所の予想を立てる両津。
両津
「さっきのAブロックで大きさが分かったが 大体電話ボックス2個分ぐらいだったな・・・
長居することが無い分 大きくする必要がないからな・・・」
運営の意図を ほぼ完全に読み取っている・・・
両津
「ただ さっきのように最後に仕掛けがあるのが怖いんだよな・・・
一体何を仕掛けてくるんだ・・・?」
Aブロックでは 最後に2択の運試しでボックスに入れるかどうかが決まった。
果たして Bブロックの転送ボックスは・・・?
【11:00】
転送ボックス出現まで 1分!
円堂
「あと1分か・・・ここさえ残れば 一気にボックスまで行けるぜ!」
マップを持っており 本戦進出への準備は万全な円堂。
円堂
「そしてそのまま 本戦に行くぜ!」
ハンターLS
「・・・・・・」
しかし ハンターが接近・・・!
円堂
「見てろよ天馬 俺も絶対に逃走成功して・・・」
ハンターLS
「・・・・・・」
円堂
「雷門中を・・・うおっ!」ダッ!
円堂 いち早くハンターに気づいた!
円堂
「やべぇ 来た!」
自分の背後にあった壁の後ろへ隠れる!
ハンターLS
「・・・・・・」
円堂
「ここまで残ってきたのが 無駄になってたまるか・・・」
マップを持っていても 起動する前に確保されれば意味がない!
円堂 しのげるか!?
ハンターLS
「・・・・・・」
円堂
(来るな 来るな・・・!)
徐々に 円堂に近づくハンター・・・
ハンターLS
「・・・・・・」
円堂
「・・・・・・」
ハンターLS
「・・・・・・」
気づかれなかったようだ!
円堂
「ふー あぶねー・・・本戦に進んだつもりでいちゃいけないってわけだな・・・」
一秒たりとも勝ちを確信できない それが逃走中だ。
翡翠煉
「ひとまず 体力に関しては大丈夫だと思います」
この時間で体力を十分に回復させた 翡翠煉・・・
翡翠煉
「ゲームに備えて痩せるために 色々なことしてきましたから・・・
きっと運動神経も少し良くなっているはず!」
この日のために仕上げた身体が 本戦進出への希望となるか・・・
あきら
「結局 円堂さんは残ったままだね・・・」
同じ緑カルテットの円堂が捕まらず 不利な状況でボックス争いに参戦することとなったあきら。
あきら
「でも 私は諦めるわけにはいかない! 私にはみくとの約束があるんだ!」
逆転を信じ 強さと愛を持ち続ける!
真
「ここまで来たら 勝つしかないよね!」
両津
「何が何でも 予選を超えてやる・・・」
ゆうやん
「最後の勝負 気を引き締めていきましょう!」
それぞれの想いを乗せ 時間は過ぎていく・・・
===========
そして 司令室では・・・
ビート
「時間が来ました・・・Bブロック 最後の戦いです!」ピッ!
ヒュン!
ゲームマスターにより エリアに6色の転送ボックスが出現した!
===========
【10:00】
プルルル プルルル
円堂
「『通達、エリア内6カ所に転送ボックスが出現した』来たか!」
翡翠煉
「『残り時間が0になるまでにボックスに入れば本戦進出となる』」
十四松
「あれ?続きがある・・・
『なお カルテットに入っている逃走者が全員確保された場合
そのカルテットの色のボックスは虹色ボックスに変わる』だって!」
あきら
「詰むことはないってことか・・・頑張ろう!」
予選Bブロック ついにクライマックス!
果たして 本戦に進むのは誰だ!?
残り時間 09:50
逃走者 残り7人
赤カルテット
翡翠煉
青カルテット
両津勘吉
黄カルテット
菊地真 松野十四松
緑カルテット
円堂守 剣城あきら
紫カルテット
ゆうやん
- その53 ( No.55 )
- 日時: 2022/04/25 22:17
- 名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)
両津
「ここで青のボックスを見つければ 本戦進出だ!」
翡翠煉
「行きましょう リリカちゃんのためにも本戦へ!」
本戦進出を懸けた最後の戦いが始まり 一斉に動き出す逃走者達!
真
「どこかが全滅すれば チャンスが広がるんだよね!」
カルテットが全員確保されれば その色のボックスが虹色に変わる。
最後の最後まで 勝負の行方は分からない・・・!
パッ!
円堂
「おっ 電源が入った!」
残り10分になったと同時に 円堂の持つ転送ボックスマップが起動!
全ての転送ボックスの場所が印された地図が現れた。
円堂
「なるほど これがここにあって・・・あっ 虹色ボックスが近いな!」
現在 円堂がいる場所から最も近くにあるのは 誰でも入れる虹色ボックスだ。
円堂
「でも 俺がそこに入ると 本戦に行ける奴が減っちまうからな・・・
やっぱり 緑の方に行くぜ!」
誰か1人でも予選突破を決めれば そのカルテットの色のボックスは虹色には変わらない。
円堂は本戦は人が多い方が有利と読み あえて緑のボックスに向かうようだ!
十四松
「本戦に行けば もっとたくさんのお金がもらえるんでしょ?」
ゲームの最低限のルールは理解していた様子の十四松。
本戦進出への想いも強い・・・
十四松
「賞金があれば 働かなくても暮らせるぞー!」
やはり彼もまた クズニートな六つ子の一員だ・・・
あきら
「あそこにあるのはボックスかな・・・」
あきらが 早くも転送ボックスを発見。
あきら
「駄目だ 紫は入れない・・・」
しかし 空振り・・・
あきら
「見た感じ特別な仕掛けはなさそうだね・・・とにかく見つけたもの勝ちってことか!」
翡翠煉
「紅薔薇の暗殺者クルエルダーのような 引き寄せる能力でも使いたいところですが
場所が分からなければ元も子もないですからね・・・」
逃走者はアイテムやヒントに頼らず 虱潰しにエリアを探していく以外に方法がない・・・
翡翠煉
「結構見落としがちな場所にあるかもしれないので 注意した方がいいですね・・・」
ボックスは意外と大きくないため 予想外の場所に設置される可能性もある。
果たして 見つけられるか・・・
【09:00】
両津
「あの高さから建物の中にあると考えるのは難しい・・・となると 屋外だな!」
ボックスの構造を完全に記憶し 探す範囲をある程度特定した両津。
両津
「ゲームマスターからしてみれば 隠したものを探し当てる逃走者を見たいだろう・・・
よって 広い場所に堂々と置いてある可能性も捨てた方がいい!」
圧倒的な分析力で 本戦進出への切符を掴みとりにかかる!
真
「足がもつ限り 走るぞ!」
あきら
「円堂さんよりも先に見つけないと・・・!」
他の逃走者も 全力で探し回る・・・
ハンターMH
「・・・・・・」
しかし 誰かにハンターが接近!
十四松
「こっちかな? それともあっちかな?」
真
「カラーハンターがいる分 短期決戦で終わらせたいけど・・・」
ゆうやん
「この段階で捕まったら悔しいですから 冷静に・・・」
ハンターMH
「・・・・・・!」ダッ!
見つかったのは・・・
ピピ!
【MATSUNO】
十四松
「!! ハンターだー!」
十四松だ・・・
ハンターMH
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
十四松
「なんの まだまだ!」
ここまで温存していた体力を使い 全力で逃げる十四松!
ハンターMH
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
十四松
「うおおおおおお!!」
ハンターKR
「・・・・・・!」ダッ!
十四松
「あっ あっちからも!」
しかし 逃げた先に別のハンター・・・
ハンターMH
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
十四松
「マッスルマッスル! ハッスルハッスル!」
ハンターKR
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
十四松
「このまま ランニングホームランだー!」
十四松 2体とのハンターとの距離を詰めさせない!
十四松
「ここまで来れば 大丈夫だよね!」
黄色ハンター
「・・・・・・」
十四松
「!! こっちにも! でも黒じゃないから・・・」
黄色ハンター
「・・・・・・!」ダッ!
十四松
「!? あれ あれー!?」
十四松は 黄色カルテットだ・・・
十四松
「あー ヤバーい!!」
ハンターMH
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
そして 挟まれた・・・
十四松
「これは・・・ヴォエ!!」ポン!
08:13
松野十四松 確保
残り6人
十四松
「うわーん 負けたーーー!!」ザクザク
スタッフ
「十四松さん 土を掘り返すのはやめてください!」
十四松
「嫌だい 記念に持ち帰るんだい!」
スタッフ
「甲子園じゃありません!」
最後まで滅茶苦茶な男だった・・・
プルルル プルルル
あきら
「十四松さん確保・・・ボックスが出るまで残ったのに もったいないね・・・」
真
「よし! 最大の敵がいなくなったぞ!」
これで黄色カルテット最後の一人となった真が 一気に有利に!
果たして 本戦進出なるか!?
残り時間 08:00
逃走者 残り6人
赤カルテット
翡翠煉
青カルテット
両津勘吉
黄カルテット
菊地真
緑カルテット
円堂守 剣城あきら
紫カルテット
ゆうやん
- その54 ( No.56 )
- 日時: 2022/04/25 22:20
- 名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)
ーーーーーーーーーー
牢獄
日向
「松野十四松 確保!」
全員
「「「あぁー・・・」」」
PHANTOM
「散々暴れるだけ暴れて散っていったな・・・」
歩
「これで真が本戦に行きやすくなったね!」
黄瀬
「しかし 男子ばっかりでムサい感じがするッスね」
真(異空間ツッコミ)
『こらー! わざと抜いてるだろー!』
黄瀬
「ひっ!?」
真(異空間ツッコミ)
『あきらからも 一言言ってよ!』
あきら(異空間ツッコミ)
『え、えっと・・・よ、よくないよ そういうのは・・・』
ばいきんまん
「もの凄く戸惑ってるぞ あいつ・・・」
美波
「人を否定することがないから ツッコミに向いてないわね」
澪
「あっ リリカが来たぞ!」
リリカ
「うぅ・・・」ギィ・・・
杏子
「おい こいつ泣いてねーか?」
リリカ
「私・・・みんなの応援に全然応えられなくて・・・これじゃ 嫌われちゃう・・・」
みらい
「そんなことないよ! 頑張ってるのはきっと伝わるから!」
鶴屋さん
「そうだよっ! 結果よりもそこへ辿り着くまでの過程と心構えが大事っさ!」
リリカ
「ぐっ・・・みなさん ありがとうございます・・・!」
ーーーーーーーーーー
【07:40】
円堂
「緑のボックスはあっちだな・・・」
マップを頼りに 緑のボックスを目指す円堂。
円堂
「あとはこのまま真っ直ぐ・・・あっ!」
ハンターLS
「・・・・・・」
円堂の視線の先に ハンター・・・
円堂
「また 出てくんのかよ・・・」
ここは再び建物の陰に隠れて かわす・・・
ハンターLS
「・・・・・・」スタスタ
円堂
「・・・行ったけど また戻って来るかもしれないな」
他の逃走者とは違い 時間に余裕がある円堂。
ハンターは確実に回避していきたい・・・
両津
「ここは誰でもいいから捕まって わしにチャンスを増やして欲しいところだな!」
カルテット全滅による虹色ボックス増加を望む 両津。
両津
「本戦進出者は多い方が 後で有利になる可能性が高いとは言ったが・・・
わし自身が通過できなかったら 意味がないからな」
今は後の心配よりも 目の前の試練を超えることが先決だ・・・
あきら
「こうしている間にも 円堂さんは着実に近づいているんだ・・・」
円堂よりも早くボックスを見つけたい あきら・・・
あきら
「どこだ・・・どこにある・・・ここで負けるわけにはいかないんだ!」
徐々に 焦りが隠せなくなってくる・・・
ゆうやん
「もう3分も経ってる・・・今のペースだと厳しいかもしれませんね・・・」
時間は間もなく 残り7分・・・
ゆうやん
「一回 ダメ元で・・・」
ボックスを見つけられないゆうやんが取った行動は・・・
ゆうやん
「すみませーん この辺りに紫の大きな箱見ませんでした?」
男性
「いや 見てないねぇ・・・」
ゆうやん
「そうですか・・・失礼しました!」
エリアの住人に聞き込みするが 成果を得られず・・・
ゆうやん
「やっぱり 出てきたばかりのものを見ているはずがないよな・・・」
ボックスの情報はどこからも得られないと 改めて確信しただけに終わった。
【06:50】
翡翠煉
「一刻も早く見つけて 楽になりたいですね・・・」
見落としやすい場所を中心に探す 翡翠煉。
翡翠煉
「この辺りとか 隠しそうだと思うんですが・・・」
翡翠煉
「!! ありました・・・けど 黄色です」
読み通り見落としやすい場所にはあったが 赤ではなかった・・・
両津
「このボックスは・・・紫か」
真
「あった・・・あぁー 青かぁ!」
その後もボックスを見つけるも 次々と空振りしていく逃走者達・・・
???
「・・・あった!」
そんな中 最初に自分の色のボックスを見つけたのは・・・
円堂
「よし 着いたぜ! 本当に地図の通りだったな!」
円堂だ・・・
円堂
「ドアは・・・ここか!」
マップの効果もあり 危なげなくボックスに辿り着いた・・・
ガチャッ
『おめでとうございます 本戦進出決定です』
円堂
「よっしゃー! 本戦に行けるぞー!!」
円堂守 本戦進出決定!
円堂
「これで逃走成功に一歩近づいたぜ・・・待ってろよ 天馬!」
ヒュン!
転送ボックスは クロノススタジアムへ・・・
プルルル プルルル
ゆうやん
「『円堂守 本戦進出決定』まぁ 彼は行くでしょう・・・」
両津
「『なお 彼が入ったのは緑のボックスだ』 虹色はまだ残っているみたいだな」
あきら
「うわぁ 取られたか・・・」
同じ緑カルテットのあきらは 追い込まれた・・・
あきら
「私が入れるのは虹色だけ・・・なるべく 最初からある虹色ボックスを見つけたいな」
彼女が予選を超えるには虹色ボックスに入るしかない!
果たして ピンチからの逆転勝利はあるのか!?
残り時間 06:20
逃走者 残り6人
赤カルテット
翡翠煉
青カルテット
両津勘吉
黄カルテット
菊地真
緑カルテット
剣城あきら
紫カルテット
ゆうやん
本戦進出
円堂守
- その55 ( No.57 )
- 日時: 2022/04/25 22:22
- 名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)
現在 本戦進出を決めたのは円堂1人のみ・・・
円堂
「頑張れ みんな!」
その円堂は モニターのある部屋で 残る5人の様子を観戦していた・・・
円堂
「特にあきらが上がってこれるか 注目だな!
俺が緑のボックスに入ったからピンチになってるけど 諦めずに頑張って欲しいぜ!」
【06:10】
=紅蓮の森=
一方 ボックスを探す逃走者達・・・
両津
「そう長い距離は動けんぞ ハンターが5体もいるからな・・・」
真
「どうしても 6体いるということを意識しちゃう・・・」
青ハンター
「・・・・・・」
黄ハンター
「・・・・・・」
カラーハンターにも追われている 両津と真。
動き回らざるを得ない今の状況では 見つかるのも時間の問題である・・・
ゆうやん
「あきら以外が捕まれば 虹色ボックスが増えるんですよね?」
カルテットが全滅すれば その色のボックスは虹色に変わる。
対象となるのは 円堂が予選突破を決めた緑以外の4チームだ・・・
ゆうやん
「元々あったボックスが変わるということは ここまでに見つけたボックスを覚えてれば有利ですね」
上手くいけば 空振りも無駄にはならない・・・
ゆうやん
「とはいえ まだ1個も見つけてな・・・あっ!」
赤ボックス
「」
ゆうやんが見つけたのは 赤のボックス・・・
ゆうやん
「まさか言ってるそばから見つけるとは・・・万が一に備えて 覚えておきましょう」
他にもあきらと両津が紫、翡翠煉が黄色、真が青のボックスを見つけてきた。
この情報は 後に活きてくるのか・・・?
あきら
「周りは全員ライバルだ・・・先手を打たないと!」
予選突破の方法が虹色ボックス以外になくなったあきら。
あきら
「慎重になっていたら 虹色ボックスは取れない・・・!」
全員が入れる虹色ボックスは 裏を返せば競争率が非常に高いということ。
この事実が あきらを更に焦らせる・・・
ハンターKR
「・・・・・・」
そんなあきらに ハンターが接近・・・!
あきら
「あれは・・・違う 黄色だ!」
ハンターKR
「・・・・・・」
あきら
「東側はもう探しつくした・・・あとは・・・」
ハンターKR
「・・・・・・」
ピーーーーー
【】
あきら
「えっと・・・うわっ! ハンター!」ダッ!
すんでのところで気づき 猛ダッシュで逃げるあきら!
ハンターKR
「・・・・・・」
ハンターはまだ あきらに気づいていない・・・!
あきら
「はぁ、はぁ・・・!」
ハンターKR
「・・・・・・」
あきら
「どうやら 大丈夫みたいだ・・・はぁ、はぁ・・・」
ハンターKR
「・・・・・・」
間一髪 見つからずに済んだ・・・
あきら
「一回冷静になった方がいいな・・・周りが見えなくなってしまう・・・」
翡翠煉
「もう あと5分ですね・・・」
転送ボックス出現から 間もなく折り返しを迎えようとしている・・・
翡翠煉
「普通はゲーム時間が0になったら歓喜するものなんですけど 今日ばかりは全然違いますよ・・・」
ゲーム終了までにボックスに入れなければ 強制失格となってしまう!
【05:00】
予選Bブロック終了まで 5分を切った!
???
「・・・あったぞ!」
そしてここで 誰かが自分が入れるボックスへと辿り着いた!それは・・・
両津
「青のボックス・・・見つけたぞ!」
両津だ・・・!
両津
「やはり 今日のわしは持っているようだな!」ガチャッ
準レギュラーの貫録を見せつけた両津 悠々とボックスの中へ・・・
『おめでとうございます 本戦進出決定です』
両津
「はっはっは どうだ! 生き抜いてやったぞ!」
両津勘吉 本戦進出決定!
両津
「次は本戦だ・・・今度の今度こそ 逃げ切ってやる!」
プルルル プルルル
ゆうやん
「『両津勘吉 本戦進出決定』やっぱり 両さん強いな・・・」
あきら
「『なお 彼が入ったのは青のボックスだ』
毎回虹色のボックスじゃないかと思って 心臓が締め付けられる気分だよ・・・」
翡翠煉
「赤に入りたいけど 虹色もどうしても見つけておきたいですね・・・」
虹色ボックスの存在が気になってしょうがない 翡翠煉。
翡翠煉
「あそこに一番乗り出来ただけで優越感があるというか・・・」
虹色ボックスを狙うライバルは 自分以外の全員であるだけに
そこに入る事の価値は 他のボックスとは段違いだ・・・
翡翠煉
「とはいえ 本戦進出するのにそんな贅沢している場合ではないですけど・・・」
真
「うぅ・・・虹色 入りたいな・・・!」
ゆうやん
「単なる救済措置だけじゃないですからね 虹色は・・・」
他の逃走者も 虹色ボックスのプレミア感に惹かれる・・・
「・・・あっ! 虹色だ!」
そんな中 誰かが見つけた! その逃走者は・・・?
残り時間 04:30
逃走者 残り6人
赤カルテット
翡翠煉
黄カルテット
菊地真
緑カルテット
剣城あきら
紫カルテット
ゆうやん
本戦進出
円堂守 両津勘吉
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