二次創作小説(新・総合)
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- 御本家snowmanと分家女子
- 日時: 2023/05/19 22:10
- 名前: MLフラワー (ID: Xhss9HRk)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=13572
こんにつわ!MLフラワーです!
わた婚を観てから和風ファンタジーにハマった主が作った、ただの妄想でth。
元々このスレッドで全然関係ない小説書いてたんですけど、
一話で駄作確定だな🫠ってなったので、再利用してこの小説を書こうかと。
もし、楽しみにしてくださっていた方がいらっしゃいましたら、このお話も読んでいただけると幸いです。
と!言うことで!
今回もsnowman様の二次小説です!
ちなみに前作は社会問題とBL・GLのとこにあげてます!(宣伝すんな)
クレハ様の『結界師の一輪華』という小説を参考にさせていただいています。(勝手に)
オリキャラあり、和風恋愛ファンタジーです!
まぁ、見りゃわかる😉
あ、言い忘れてた。
🐢更新です!これ大事!
- 帆香side ( No.27 )
- 日時: 2023/06/24 22:26
- 名前: MLフラワー (ID: k5z4h8lv)
「あ、阿部帆香です…。」
今日このお二人がいらっしゃる事が決まった時、何よりも先に、名字を阿部と名乗るよう指導された。
今日までに何度か自己紹介をする時はあったが、その度に間違って、亮平様に訂正された。
わざわざ人前でする事かと思っていた。
つっかえながらも阿部と名乗ると、亮平様は良くやったと言わんばかりに微笑んだ。
「阿部って…もう入籍したのか?」
「いや、婚約者だったらそれぐらいするかなと思って。」
「ふ~ん😏」
気品のある方がにやけながら相づちを打つ。
「この眠そうなやつが渡辺翔太。
こっちの気品溢れる人が宮舘涼太。
二人とも御本家の当主だから。」
「阿部。眠そうとはなんだ。」
「事実じゃん。」
「涼太が言うなら…」
「尊い…ボソッ」
ここにいるのがだいぶ気まずくなってきたきたところで私は部屋を出る。
「では…失礼します。」
- 本題 ( No.28 )
- 日時: 2023/06/24 22:48
- 名前: MLフラワー (ID: k5z4h8lv)
阿部side
「じゃ、そろそろ本題に入ろうか。阿部。」
「…そうだね。」
なんだ。そこまで見透かされていたのか。
「そろそろ百鬼夜行と称した襲撃がある頃だけど。」
百鬼夜行。妖たちが行列をつくって街を襲うこと。
歴代の当主が一度は経験する襲撃。
五十年に一度行われるその襲撃は、単独で討伐が出来る人間は必ず妖に対抗し、街を守る。
「二人も知ってると思うけど、この前百目鬼がでた。直前に百目鬼がでたと言うことは、それよりも段違いの妖が出ると言うことだと思う。」
百目鬼のように自我があり、言葉を話す妖は強い。
そういった妖は百鬼夜行の最後に出てくることが多い。
それが百鬼夜行にすら参加せずにやられたんだ。
妖からしたら、かなり痛手のはず。
「そのために対策しろと。」
「うん。でも、具体的にどう対策するか決まってないんだ。」
「なるほどなぁ…」
「一回、集会開く?」
「…そうだね。」
- 集会 ( No.29 )
- 日時: 2023/06/29 22:45
- 名前: MLフラワー (ID: 5xmy6iiG)
阿部side
「夕飯までには帰ってくるから。じゃ、行ってくるね👋」
「かしこまりました。行ってらっしゃいませ。」
「…べ?阿部?」
「うわぁ!😳なんだ、ふっかか…」
「なんだよその言い方❗わら」
今日は御本家の当主が全員集まる集会の日。
俺は誰よりも早く会場に着いた。
元々早い方だから、店で待ち合わせする時はいつも最初に、自分の飲み物を何か頼んでいる。
だが、今日は違った。
違ったというのは、いつも時間ギリギリに着くふっかが、こんなに今日はこんなに早いという事も含まれているが。
「俺で良かったら話聞くよ~?」
「…いや、実はさ…」
カランコロン カラン
「邪魔すんでぇ~」
「邪魔するんやったら帰ってぇ~」
「あいよぉ~っておーい!」
「康二。早く入って。」
「あ…ごめん。」
こりゃ、騒がしくなるぞ…
- 集会 ( No.30 )
- 日時: 2023/09/18 17:40
- 名前: MLフラワー (ID: gf8XCp7W)
(エセ関西弁です。すんません🙏by作者)
阿部side
その後全員揃い、しばらく騒がしい時間が流れる。
「俺っちこれ食べたぁい!」
「え?大介もう食うの?じゃあ、俺も~」
「ふっかさんも食べるんやったら、俺も食べたいのあんで!」
ワイワイ ガヤガヤ
「ねぇ…あの…そろそろ始めない?」
1時間程たった頃だろうか。ラウールの声で突然空気が変わる。
最年少に仕切られるのはどうなのか。
「じゃあ、俺からね。」
- 集会(真面目) ( No.31 )
- 日時: 2023/07/16 20:01
- 名前: MLフラワー (ID: oQuwGcj3)
阿部side
それから俺は先日の百目鬼について話した。
「ーって事があって。
今日は百鬼夜行に限らず、対策を考えたくて。」
全員しばらく考え込むと、ふっかが口を開く。
「てかさ、話さないの?奥さんの事。」
少し戸惑ったが、何の事かはすぐにわかった。
百目鬼と戦った時、街中に突如大樹が生えたこと。
それも分かりやすく帆香の目の前に。
それが帆香と無関係とは考えにくい。
俺1人で、ある程度阿井家について調べたが、それらしき話は1つも出なかった。
百目鬼と戦った時、ふっかは俺と一緒に見ていた。
「え?何?あの奥さんがどーした?」
大介がすぐに反応した。
「え?阿部ちゃんの奥さんってそんなスゴいん?」
「いや、凄いのかな…」
皆にその事も話した。
「…どういうことかわかんねーけど、奥さん使えるんじゃないか?百鬼夜行の時。」
そう言った照を一斉に見る。
「いや、奥さんを戦いに出すなんてことあるか?」
「でも、今まで何回か出してんだろ。」
「それとこれとは別だよ。百鬼夜行の時に出すってことは、奥さんを術者にするってことだろ?」
「おん。」
「それはないだろ。照だってめるさんを戦いに
出したくないだろ?」
「…おん。」
めるさんとは照の婚約者だ。少し歳の差はあるそうだが、聞く限りでは、かなり仲が良いらしい。
そう言うふっかは、この中で唯一の既婚者。
奥さんは沙友理さんという方で、婚約してから10年近く経っている。
「俺は良いと思う。」
俺が正直に言うと、皆驚いた顔でこちらを見る。