二次創作小説(新・総合)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 御本家snowmanと分家女子
- 日時: 2023/05/19 22:10
- 名前: MLフラワー (ID: Xhss9HRk)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=13572
こんにつわ!MLフラワーです!
わた婚を観てから和風ファンタジーにハマった主が作った、ただの妄想でth。
元々このスレッドで全然関係ない小説書いてたんですけど、
一話で駄作確定だな🫠ってなったので、再利用してこの小説を書こうかと。
もし、楽しみにしてくださっていた方がいらっしゃいましたら、このお話も読んでいただけると幸いです。
と!言うことで!
今回もsnowman様の二次小説です!
ちなみに前作は社会問題とBL・GLのとこにあげてます!(宣伝すんな)
クレハ様の『結界師の一輪華』という小説を参考にさせていただいています。(勝手に)
オリキャラあり、和風恋愛ファンタジーです!
まぁ、見りゃわかる😉
あ、言い忘れてた。
🐢更新です!これ大事!
- 百目鬼討伐 ( No.20 )
- 日時: 2023/05/30 22:17
- 名前: MLフラワー (ID: mkDNkcIb)
帆香side
百目鬼。本で読んだ事はあるが、まさか本当にいるとは。
本で見たよりも禍々しい見た目だ。
「その着物可愛いねぇ…どこで買ったんだい?
その髪飾りも…髪を結んでいるその紐も…」
どれも桔梗さんが選んでくださった物だ。
「恵まれた家系なのかねぇ…いいねぇ…全部欲しいなあ…!!」
そういうと百目鬼の背中から鎖が二本はえ、私めがけて一直線に伸びていく。
間一髪のところで避けたが、鎖はすぐに方向転換して
また私を狙う。
避ける事に必死で攻撃ができない。
これでは、ただ周りの建物が壊れていくだけ。
私は避けるようにして百目鬼の後ろにまわる。
斬れる…!
半分確信していた。
しかしそれが気の緩みとなった。
百目鬼の背中からもう一本の鎖がはえ、私めがけて飛んできた。
もう駄目だ…
そう思った時、目の前に大樹が生えた。
その大樹は鎖を跳ね返し、百目鬼に刺さった。
「なに…を…」
百目鬼は灰になって消えた。
- 阿部side ( No.21 )
- 日時: 2023/05/30 22:39
- 名前: MLフラワー (ID: mkDNkcIb)
「てか大丈夫?その奥さん。一人にして良かったの?見た感じ、あまり強そうじゃなかったけど。」
「…うん。俺の勘だともっと強くなれるから。」
「…まぁ、阿部が言うなら間違いないだろ。」
バンッドンッ
聞いた事のない音と共に、とても鈍い音がした。
「なんだよあれ…」
「こんな所にあんな木生えないよな。普通。」
「…とりあえず行こう!」
そこは先程まで帆香と一緒にいた場所。
「帆香…帆香!」
俺は全力で走った。
何故かは分からない。本能的に走っていた。
着いた頃には、帆香は剣を持ってただ立っていた。
「…帆香!」
俺の呼びかけに気づいた帆香は、笑顔で振り返って俺に抱きついた。
その目には涙も浮かんでいた。
「やりました…やりましたよ亮平様!」
そう言った途端に今自分がしている事に気づいたのか、恥ずかしがりながら俺から離れ、すぐに頭を下げた。
「も、申し訳ありません!思い上がってしまいました…」
「…じゃ、じゃあ、俺ら帰るね~😀」
大介が珍しく空気を読んだ瞬間だった。
- 帰宅後 ( No.22 )
- 日時: 2023/05/31 22:42
- 名前: MLフラワー (ID: C/YHgPFP)
阿部side
それから戸惑った様子の運転手が迎えにきて、二人で屋敷に帰った。
数時間前とは全くの違う状況。
半壊した建物の中に大樹がきれいな緑を描いている。
先程の一部始終を見ていた街の人達もいまだに混乱していた。
「到着致しました。」
街の事を考えているといつの間にか屋敷に着いていた。
「坊っちゃあ~ん!帆香様あ~!」
待ち伏せていたかのように玄関から桔梗が出てくる。
「街が襲われたのでしょう。お怪我ありませんか?」
「わ、私は大丈夫です。亮平様は…」
「あぁ。見ての通り、擦り傷程度だな。」
「それなら良かったです。夕食まで時間がありますので、お部屋でごゆっくりなさってください。😊」
桔梗が少しにやけたように見えたのは、俺の気のせいだろうか。
- お客さん ( No.24 )
- 日時: 2023/07/24 22:42
- 名前: MLフラワー (ID: IfRkr8gZ)
阿部side
今日はとある御本家の当主達をこの家に呼んでいる。
なぜそうなったかというと、街に妖が出たあの日。
二人で街を歩いている時の事。
「…なぁ、帆香。何か俺に聞きたい事はあるか。」
「え…どうなさいました?」
「いや、何も話さないというのはどうかと思ってな。」
「そうですね…何かお好きな物はございますか?」
「…ある。」
「そうでしたか。ちなみにどんな…」
「今度見せてやろう。」
こんな話をして今に至る。
「坊っちゃん、お二人到着されました。」
「そうか。今行く。」
廊下にて
「亮平様、随分とお元気ですね。」
「フフフッ。まあ、見れば分かりますよ。」
ガラガラ
「よ。阿部。」
「久しぶり。」
「翔太!舘さん!」
- ゆり組担 ( No.26 )
- 日時: 2023/06/22 22:44
- 名前: MLフラワー (ID: bGiPag13)
阿部side
二人を客間まで案内すると、二人は桔梗が用意したのであろう座布団に座った。
「どうした。急に呼び出して。」
「いや、二人に嫁を紹介しようと思って。」
二人は目を丸くしてお互いを見た。
尊い…😇
この二人は別の御本家の当主でありながら、産まれた病院が一緒。さらに、中学、高校、大学まで同じ。
今は御本家の当主という同じ仕事をしている。
ほらね!尊いでしょ!
「阿部がわざわざ俺らを呼ぶって事は、相当可愛いのか(笑)」
舘さんの気品のある笑いと同時に、翔太も大げさな笑いで笑う。
駄目だ。このままでは尊死する。
「帆香。入ってこい。」
ガラガラ
「失礼します。あ、阿部帆香です…」