二次創作小説(新・総合)

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ウルトラワールドでの日常Reboot第2章
日時: 2024/12/23 09:14
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

どうも。おろさんです。



地の文へと執筆方法をある程度変更するにあたり、『時空融合現象編』完結後の話を書くスレッドを作成いたしました。


とうとう来ましたこの第2章。ぜひご閲覧お願いします。


~注意事項~
・クロスオーバー作品
・一部キャラ崩壊、オリジナル設定有
・(多分)不定期更新
・シリアス展開有
・登場作品のネタバレ注意
・(なるべく無いようにしますが)誤字脱字あったらゴメンナサイ(蛇足)
・気軽にコメントお待ちしております
(*感想がなってない、荒らし・誹謗中傷 等はご遠慮ください)
・一部、とある作者様の用語や設定を使用している場合がございますが、こちらは本人から許可を得た上で使用しているものです。
・ハーメルンにて、『ウルトラワールドの交叉譚』として色々調整・改変したリメイク版を投稿開始しています。

・SP話で本スレを投稿しない際に質問を受け付けたりします。ルールに関しては>>68を必ずご覧ください。


~目次~

プロローグ>>1

ようこそウルトラワールドへ>>2-3
目覚めし秘封の戦士、エンジン全開ディスペクト!?>>4-7
異世界ぐらしの前に>>8-11
ずんだ密猟not愉快!!秘封相談事務所設立!!>>12-14
乗り込み、スケッチ、おかしな実り>>15-18
爆走パラレル!ディスティニーなレーシング>>19-23
ひと夏の冒険!尊きビーチで大はしゃぎ>>24-27
取り返しつかず、暴走のメタル>>28-30
駄菓子喰らいしカース・イーター>>31-32
勇者刈られしドス黒パラレル>>33-37
出会うは夢見るサイキッカー>>39-42
黒き悪夢、染まりし天国>>43-46
冴えない少女は漫画家ですか?>>47-48
自分を魅せてけ軽音楽>>49-51
ジェラシー穿つ闇落ちアリス!?>>54-56
快盗とキメラ。ハロウィンフェスティバル大没頭>>59-65


・スレ上げ小話(コメント返却時のもの含み、台本形式)
>>38>>53>>58>>68(お知らせ含み)、>>69>>70



メインタグ(主なジャンル、主な登場作品)
クロスオーバー オリキャラ・オリ設定、オリカ 東方project 秘封倶楽部 ポップンミュージック デュエル・マスターズ ハヤテのごとく! リコリス・リコイル Lobotomy Corporation Library Of Ruina  等(順次更新予定

サブタグ(時々登場する作品)
ポケットモンスター 星のカービィ ブロリーMAD ご注文はうさぎですか? にゃんこ大戦争 銀魂 きんいろモザイク 仮面ライダーW/風都探偵 GA 芸術科アートデザインクラス 等(順次更新予定

乗り込み、スケッチ、おかしな実り ( No.16 )
日時: 2024/08/06 14:18
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

続き



 何とか静葉を落ち着かせて、何があったのかを聞いてみる。


「さっき聞いたみたいだけど、今幻想郷の生態系がおかしくなっているじゃない。



……それなんだけど、半分は妹の穣子が原因なの。」


 幻想郷に起きている異変。それが、妹の『秋穣子』が原因だという静葉。


「妹さんが?……怪物になったって言ってたけど……」

 メリーが聞くと、静葉はこう言った。


「ええ、文字通り怪物に。

……一週間くらい前だったかしら。秋のために色んな準備をしていた時だったんだけど……突然変な、語尾に『ガネ』って付いた黒い生き物が現れたの。」


「黒い……?」


 霊夢は何か引っかかったが、静葉は続ける。


「その生き物が穣子を見た瞬間、穣子の様子が急に変になって……何か、無理矢理力を解放する感じかしら?そんな風に苦しみ始めて、そしたら……」


「突如怪物に変貌してしまった、と……」


「ええ……勿論急いで止めようとしたんだけど、暴走してたのか思いっきり吹っ飛ばされて……その後守矢神社の方達が看病してくれて、昨日起きたばかりなの。それで幻想郷の生態系がおかしくなってる事も聞かされたわ。


穣子が原因かもしれないって趣旨の説明した時に、このチラシに載ってる子の異世界の事務所の事を聞かされて、それで急いで来たの。



……お願い。穣子を助けて!今もきっと苦しんでるから……」


「分かりました。」


 そして、蓮子が椅子から立ち上がる。


「私達に任せてください。……その妹さんを絶対に助けます!!……そうだよね、メリー!」

「まあ、そうね。困った人を放っておくというのも性に合わないし。


……霊夢さん、申し訳ないけど――」


「あー、大丈夫よ。目的は同じみたいだし。」



「あ……ありがとうございます!!」


 という事で、秋静葉の依頼を受ける事となった。




「怪物になった秋の神の片割れ、か……」


 そしてその様子を見ていた天邪鬼もまた、幻想郷に移動するのであった。


*****


 そんなこんなで幻想郷にまた来て、『秋穣子』が今もいるであろう『妖怪の山』の方へ向かったのだが……


「駄 目 で す!!」


 警備をしていた白狼天狗『犬走椛』に止められる。


「確かに、妖怪の山を中心に周辺の生態系がおかしくなりつつあるのも、秋穣子さんの事も重々承知です。


ですがね、まずそう誰かも分からない人間を通すわけにもいかないのですよ。すみませんが、ここは我々に任せてもらえませんか?」


 というまあ分からんでもない理由で送り返そうとする椛。



「参ったねぇ……こうなると少しよろしくない。」

「ええ……穣子さんは多分エクストラ獣になってるって事だし、そんな数で何とかなるような相手とは……」


 蓮子とメリーは小声でどうするか会話中。


「『エクストラ獣』?何ですかソレ」

 椛には丸聞こえのようだった。

「何か知っているようだな……なら話は少し変わる。知っている事を洗いざらい吐いてもらおうか!!」

 そして刀を向ける椛だが……

「ねぇ、誰に向かって言ってるの?」

「はい?」


 霊夢の声が聞こえて振り向く椛。……何故か、蓮子達の位置と、椛のいる場所が『逆』になっているのだ。


「え?……え?」



「えーと……ごめんなさい!!」


 静葉が蓮子とメリーの手を掴んで、全速力で妖怪の山の方へ入る。そして霊夢は追いかける。



「え、ちょ、えええっ!?いやいやいやいや待ってくださいよなにがどうなってるんですか!?


ええい!!こうなったら直ちに報告して――」


「おおっと、悪いがそうもいかないぜ。」


「へ?」


 もう一回椛が振り向くと、そこには……


「じゃ、お休み。」


「え、ちょっと待」

 召喚された『十番龍 オービーメイカー Par100』に踏んづけられて、椛は失神した。


「さーてと、アタシも追いかけると……ん?」


 そしてそのオービーメイカーを召喚していた少女は、オービーメイカーを戻した後、何かが落ちているのを見つける。


「これって……ギアか?あいつら落としてったみたいだな……」


 どうやら妖怪の山に入った時に、蓮子達が落としたらしい『ゆの』のギア。すると、そのギアが動き出した。


「お?何だ何だ?」


 そしてギアは、カードを生成した。


「これは……お、新しいカードってワケか。使えそうじゃねぇか!」



*****


 何だかんだあって静葉は、いつも穣子が作物を育てている畑の方に辿り着く。……周囲には、紅葉色のヤシの木が散乱。その木に実ったと思しきヤシの実も散乱している。

 しかも、枝豆やらスイカやら胡瓜やら、色んなものがやたらと生えている。

「えしゃさん、たくさん!!」

「おいち!おいち!」

 更に、ずんだもんなどの異世界の生物まで。その代わり、周囲の木々が枯れている。


「酷い事になってるなぁ……何か強い力で周囲のエネルギーを吸ってるのね……」

「蓮子、あそこ……!!」


 メリーの指さした先に、ブドウの飾り付きの帽子をつけている。金髪赤目の少女が。彼女が『秋穣子』だろう。


「もっと……もっと実りを……」


「穣子!!」

「待って!迂闊に近づくのはマズイわ……!」

 静葉が駆け寄ろうとするのを止めた蓮子。すると……



「実りを……ああっ……こんな事っ……誰、か……



もっと……実リヲオオオオオオオオオオオオ!!!」



 包帯と縫った糸、そして『ポケットモンスター』と『Fate/Grand Order』を現すクレストを合わせたものが、穣子を覆う。

 サーヴァント『マリー・アントワネット』の姿に似せたような風貌に、『アローラナッシー』みたいなヤシの木のような帽子が縫い合わされた姿。『演夏縫合 アロマリー・アントワネッシー』が取り付いた『演夏獣』へと変貌した。


「生イ茂ルルルルルルルル!!」


 変貌したと同時に、ヤシの木がやら氷やらがやたらめったらに生える。


「わわっ!?思った以上に暴走してる……」

『取り込み中すまないがちょっといいか!!』

 すると突然作者から連絡が。

「さ、作者!?このタイミングでそれはどうなのよ!?」

 流石に蓮子にツッコまれたが、するとっ重要っぽい事を言う。

『いやホントすまん!だが、今のその秋穣子の状態、もしかしたら割と手っ取り早く元に戻せるかもしれない!!』

「え、どういう事!?」

『以前壱号ランに聞いたんだがな、細かい部分は後で説明するんだが……


どうやらその暴走、ソイツ自身が持ってる欲望を無理やり肥大化させた結果のものだ!だから、何か、相当強いショックを使う事で元に戻せるはず!!

……ただ、それの場合前回までみたいな力で倒す以外の方法の可能性が高いけど』

「何で急激に下げるのかね!!?じゃあどうすればいいの!!?」


 今でも演夏獣の攻撃を避けている一同。すると……


「簡単な事だよ。……『デュエマ』で倒せばいい!!」


 上空から、演夏獣の真上から、誰かが飛び込んで来る。


「ポチッとな!」

 そしてその誰かが、小型の機械のスイッチを押した瞬間……

「アウ……!!?」

 演夏獣諸共光に包まれ、消えた。


「き、消えた……ど、どういう事!?穣子は!?」


 一番困惑する静葉。すると……

『まあ待て目星はついてる。』

 作者がそう言ったと同時に、どこからかドローンが現れてある映像を映す。


 そこには、演夏獣と、さっき飛び込んで来た誰かがいる。

「穣子!!……と、もう1人って……」

「やっぱりとは思ったけど、また首突っ込んで来たわね……


『鬼人正邪』……!!」


 穣子と霊夢は、その誰かが、天邪鬼『鬼人正邪』なのをすぐに察した。



*****



「ウウ……!!」


 そして、穣子及び演夏獣の前に立つ正邪。


「さぁ……始めようぜ。デュエルをな!」


一旦区切ります。

乗り込み、スケッチ、おかしな実り ( No.17 )
日時: 2024/10/03 21:45
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

続き



「ヴ……」


 デュエマによる勝負を持ち掛けられた演夏獣。……どこからかデッキを顕現させ、その中から何枚かを、また別の方から顕現したカードと入れ替える。



鬼人正邪『新章初めのリベリオン・アート』


VS


演夏獣(秋穣子)『実りに実った大豊作w@er^[hs』



正邪
シールド5
『アシスター・サイネリア』
『大道雅』
『雲の超人』



演夏獣(秋穣子)
シールド4
『ジオ・ナスオ』
『クリクリ・イガラーズ』
『剛勇 ドングリ-1』


 序盤、お互いに小型のクリーチャーを並べていく。


*****


 一方、映像越しにこの様子を見ている蓮子達。

「あの子、デュエマをやってたのね。」

「ええ、アビリティカードの流通が止められた後、河童や山童が広めたみたいでね。私も含めて妖怪の山じゃそれなりに……


でも、デッキに専用のカードを入れたみたいだから、どんな方法を取るのか……それに、良く分からないけど、本当にデュエマで何とかなるの?」

 流石に大丈夫なのかと心配になる静葉だが、

『勝手は違うが似た前例は結構ある。仮説が正しければ元に戻せるはずだ。』


*****


演夏獣(穣子)
・4ターン目

 演夏獣及び秋穣子は、何やら水と闇のカードが混合した、『ワイルド・ベジーズ』を主軸にしたデッキを使っている。


『フェアリー・シャワー』を唱えて手札1枚追加、1マナ加速。更に、『ビビッドロー』を持つ呪文『「見よ、これぞ超科学の神髄なり!」』により2マナでカードを2枚引く。


 そしてターンエンド。



正邪
・5ターン目


「やり口は何となくわかったよ。……だったら。



呪文『フェアリー・ギフト』とアシスター・サイネリアの能力により、4コストで『野田ミキ』を召喚!登場時能力で、お前は手札、シールド、バトルゾーンのカードを合計5枚マナ送りだ。」


 演夏獣(穣子)は、手札2枚、場のクリーチャー全てをマナに。


「野田ミキの能力で、カードがマナゾーンに置かれた時、次にアタシが使うジャイアントかスノーフェアリーのコストを下げられる!5枚置かれたから5コスト軽減だな。



そんでもって、ダブル・シンパシーを含めて『超電磁戦機ディア・ボロス』召喚!!」


『超電磁戦機ディア・ボロス』SR
水 ジャイアント・グレートメカオー/にゃんこ軍団
クリーチャー コスト13 パワー9000
■ダブル・シンパシー:ジャイアント
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、相手のエレメントを3つまで選び、持ち主の手札に戻す。
■相手がカードを手札に加えたとき、相手は自身の手札が3枚になるように、手札を好きな順序で山札の下に置く。
出典:にゃんこ大戦争


「続いて、大道雅でシールドブレイク。」


演夏獣(穣子)
シールド4→3


「ターンエンドだ。……さぁ、さっさとカードを引きな。ディア・ボロスの能力で手札は枚数制限されるがな。」


*****


「駄目!!それじゃあ何も解決しない……!!」

 この様子を見た静葉は、状況が良くないと思っているようだ。

「ど、どういう事よ?」

 霊夢が聞くと、


「穣子は、切り札を使う準備が出来てるのよ……!」




*****

演夏獣
・5ターン目


「ドロー……ソシテ召喚!!『リスニング四天王』!!」


『リスニング四天王』U
自然 ジャイアント・ワイルド・ベジーズ
クリーチャー コスト4 パワー2000
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、自分の他の《リスニング四天王》を1体、マナゾーンから出してもよい。
元ネタ:某センター試験問題のアレ


『リスニング四天王』を召喚。それによって、マナ加速と同時にリスニング四天王が合計4体に。


「G・ゼロ!!『オリーヴァ』召喚!!」


『オリーヴァ』VR
自然 ジャイアント・ワイルド・ベジーズ
クリーチャー コスト7 パワー5500
■G・ゼロ:このターン、自分のジャイアントまたはワイルド・ベジーズが3体以上出ていれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。その後、選んだクリーチャー以下のコストを持つ、進化ではないジャイアント・クリーチャーまたはワイルド・ベジーズ・クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。
出典:ポケットモンスター


『オリーヴァ』の登場時効果でディア・ボロスがマナ送りに。更に……


「ソノ次ニ、マナゾーンカラ来イ!!『演夏縫合 アロマリー・アントワネッシー』!!」


『演夏縫合 アロマリー・アントワネッシー』
水・闇・自然 ディスペクター/ワイルド・ベジーズ/スプラッシュ・クイーン/サーヴァント
クリーチャー コスト8 パワー11000
■EXライフ
■W・ブレイカー
■自分のクリーチャーすべてに「ブロッカー」、「スレイヤー」、「マッハファイター」を与える。
元ネタ:アローラナッシー(ポケットモンスター)、マリー・アントワネット(Fateシリーズ)


『EXライフ』によりシールド追加

演夏獣(穣子)
シールド3→4


「『スイカゲーム』召喚!!」


 続いて『スイカゲーム』召喚。


『スイカゲーム』R
自然 ジャイアント・ワイルド・ベジーズ
クリーチャー コスト5 パワー4000
■このクリーチャーが出た時、マナゾーンにある自分の、自然の進化クリーチャーの枚数に1を足した数、自分の山札の上から1枚をマナゾーンに置く。その後、自分のコスト6以下の自然の進化クリーチャーを好きな数、マナゾーンから手札に戻す。
出典:スイカゲーム


『スイカゲーム』の能力により、進化ワイルド・ベジーズを8枚手札に。その内の半分は、『味頭領ドン・グリル』。

 次に『ダイコン・リーガー』を召喚して、同じダイコン・リーガーをマナゾーンからも出す。これも合計4体。そして……


「『リスニング四天王』4体ト『ダイコン・リーガー』4体ヲ『味頭領ドン・グリル』、『味頭領ドン・グリルP's』ニ進化!!」


『味頭領ドン・グリルP's』SR
自然 ワイルド・ベジーズ
進化クリーチャー コスト5 パワー9000
■自分のワイルド・ベジーズが4体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■進化:自分のワイルド・ベジーズ1体の上に置く。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーは、このクリーチャーよりパワーの小さいクリーチャーにブロックされない。
出典:DUEL MASTERS PLAY'S


(ブロッカー無視の能力が付いたデュエプレ版含めて)ドン・グリルが8体も揃う。



「『演夏縫合 アロマリー・アントワネッシー』ノ能力デ『ブロッカー』『スレイヤー』『マッハファイター』ガ付イタ、ワイルド・ベジーズ軍団デ一斉攻撃!!」


『スイカゲーム』で野田ミキを攻撃し相打ち、ドン・グリル3体で正邪のクリーチャー3体を一気に破壊。


「シールドブレイク!!」


 そして他のドン・グリルらで、シールドを一気にブレイク。


正邪
シールド5→3→1→0


「トドメ――」


 ダイレクトアタックをしようとした時だった。


「まだだ!!S・トリガー『Rev.タイマン』!!革命2によって、お前のクリーチャーはこのターンアタシを攻撃出来ない!!」


 正邪がS・トリガーを引き当て、何とか難を逃れた。


「ターンエンド……」


正邪
・6ターン目


「クク……中々ヤバい状況になってきたじゃんか……


だが……おかげさまで準備は整ったよ。行くぜ!!」


一旦区切ります。

乗り込み、スケッチ、おかしな実り ( No.18 )
日時: 2024/08/06 15:34
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

続き


 そしてドローしたカードは……


「来たぜ……コイツの力、試してやる。そのためにマナに置いて……


『山口如月』召喚!早速マッハファイターの効果でオリーヴァを攻撃する時に、『超重竜 ゴルファンタジスタ』に革命チェンジだ!!!


そして山口如月が離れた時、山札から好きなカードを2枚マナに。更にゴルファンタジスタの能力で……さっきマナに置いた『ひだまりの魔法 ゆの』を出す!!」


『ひだまりの魔法 ゆの』SR
自然 ジャイアント・スノーフェアリー/クリエメイト
クリーチャー コスト5 パワー6000+
■マッハファイター
■W・ブレイカー
■自分の進化ではないジャイアント・クリーチャーまたはスノーフェアリー・クリーチャーをマナゾーンから出した時、またはコストを支払わずに出した時、このターン、そのクリーチャーはパワーを+5000され、バトルに負けた時以外離れない。その後、相手のクリーチャーを1体選び、その2体をバトルさせる。
■各ターンに一度、コスト4以下のジャイアント・クリーチャーまたはスノーフェアリー・クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。
出典:ひだまりスケッチ


「『ひだまりの魔法 ゆの』の能力発動!!マナから出すか、ノーコストで出したジャイアントとスノーフェアリーはパワーを+5000し、スレイヤーで離れることは無い!!更に今ゴルファンタジスタが攻撃しようとしたオリーヴァと強制バトル!!



しかもだ!さっき置いた『世界の見方が変わる 山口如月』がマナに置かれた事でそのまま出す!!……それを、ゆのの能力と合わせ、パワー11000のアロマリー・アントワネッシーと強制バトルさせて自壊!そうすることでどんどんクリーチャーを展開できるわけだ!

(*『世界の見方が変わる 山口如月』に関しては詳しくは用語集とかの方をご覧ください)


『大道雅』『アシスター・サイネリア』『デスマッチ・ビートル』『氷打の妖精』『環嵐!ホールインワン・ヘラクレス』『巨魔天 アオフェシー』『卓球の妖精』等々!!ゆのの能力と合わせて、これでドン・グリル全部と、そしてアロマリー・アントワネッシーをEXライフごと片づける!!」


演夏獣(穣子)
シールド4→3


 そして、演夏獣(穣子)のバトルゾーンと、正邪のバトルゾーンにあるクリーチャーの数は、逆転どころか完全に上回った。


「ターンエンド。さぁ、どうする?」


演夏獣(穣子)
・6ターン目


「グ……!!」


 クリーチャーを粗方片付けられたことと、アオフェシーによる『相手のクリーチャーは、出たターン攻撃できない』の能力もあって何も出来ない。よってターンエンドに。


正邪
・7ターン目


「さぁ、トドメだ!!超重竜 ゴルファンタジスタでT・ブレイクして……」


演夏獣(穣子)
シールド3→0



「ひだまりの魔法 ゆので……ダイレクトアタック!!!」



 トリガーも無く、そのまま……

「アアアアアッ!!!!」



 ダイレクトアタックを喰らった瞬間、演夏獣となっていた秋穣子の中からトジル魂が。



 それが粉々になり、『アローラナッシー』と『マリー・アントワネット』のギアが解放された。




Winner 鬼人正邪



*****


「あっ……」


「穣子!!」

 デュエマが終わったと同時に、穣子も元に戻ってそのまま気絶する。静葉が駆け寄って、急いで支えた。


「ふぅ、終わった終わった。……あ、ハイコレ」


 同じく戻って来た正邪。蓮子達の方に、ギアを3つ投げる。


「え、これって……うち2つはあのエクストラ獣のだろうけど、何で『ゆの』のギアも?」

 何故か正邪が持っていた『ゆの』のギアに蓮子はどういう事かと思ったが、

「もしかして、途中で落としたんじゃ?」

 メリーにそう言われて納得した。



「ったく、あの時よりマシではあるんでしょうけど何でそんな首突っ込むのよアンタ……」


 霊夢は正邪に対してそう言う。


「いいだろ別に。面白いし。……じゃあな。何か今後も込み入りそうだしまたどっかで。」


「ちょっ……」


 そのまま、正邪は去っていった。


『まさかとは思ったが、本当にデュエマで何とかなるとはな……



とりあえず、お前らそろそろ戻って来てくれ。ちょっと話したいことがある。』

「あ、はい」

 とりあえず、蓮子とメリーはスマブラ屋敷に戻ろうとする。……その前に、静葉の元へ。


「妹さん、無事そうで良かったです。」

 対して静葉は、2人に礼を言う。

「今回は、穣子を助けてくれて本当にありがとう。畑も周囲の木も元に戻ったみたいだし……」


「い、いえ、どちらかというと私達今回何も……」


「関係無いわ。2人が来てくれなかったら、私どうすればいいかわからなかったから……」


「そう、ですか。……ひとまず、穣子さんに近づいて来たって言う存在の事はこっちで調べてみます。」


「ええ、お願い。見つけ次第絶対ボコボコにしてやるんだから!」


「お、お手柔らかに……;」





「ようやく見つけたぞお前達!!観念しろ!!」



 と、そのタイミングで犬走椛が。


「いっ、見つかっちゃった!!」

「と、とにかく戻るわよ!!」


 そんな感じで、蓮子とメリーは急いでスマブラ屋敷ニ戻っていった。

「あっ、逃げるな!!というかなんだどうやって逃げた!?」



「あはは……;;」


 静葉はちょっとだけ、苦笑いした。


「ん……お姉ちゃん……?」

「あ、穣子!!良かったすぐ起きた!!」


*****



「という事で、やはりそう単純に話は進まないらしいです。」


 妖怪の山の、どこか。灰色目の少女『ハルカス=C=セリカアリス』は、ドクター・ベノディアに連絡を入れていた。


『そう……そもそもディスペクターの元ネタがデュエマだからなのか、ああいう方法で元に戻されちゃうのね。

まあ、どっちにしろ無理矢理暴走させた結果でもあるし、流石にすぐ出来るとは思って無いわ。そこは時間をかけましょう。』

「そうですか。……まあ、引き続き調査は続けますよ。とりあえず次はあの件の方を調べます。」

『分かった、お願いね。』


 そして、通信を切った。


「さて……早速ドクター・ベノディアの実験も兼ねて始めるか……




『並行世界』の調査を。」




続く……






一方その頃、幻想郷の地下にある旧都にて。



「ふぅ……今日もいい天気。……地下だから日に当たらないけど。



とりあえず、久しぶりにスマブラ屋敷に戻ろうかな。センリツと……どうせだし、さとりさんも連れて行こっと!」








~あとがき~
と言うわけで、デュエマも入った回でした。秋姉妹ってワイルド・ベジーズの感じあるからやってみたかったんですよなぁ
さて、次回は……まさかの並行世界へ!?ハイレベルなレーシングが始まるのか!!?
今回はここまでです。

爆走パラレル!ディスティニーなレーシング ( No.19 )
日時: 2024/08/12 11:23
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

どうも。まあ書きたいものは書くおろさんです。それでも何かあったらアレ考えるか……


今回はまさかの並行世界が関わる話。いくつか(まだ新章で出せてないので)顔を出しておきたい面子もいるので一気に出すのです。色々あって大分ロスったけどまあ見ていって。



《スマブラ屋敷》



「ダーッシュ!!」


「よし、到着っと!」


 スマブラ屋敷に、バイクのような生物に乗ってやって来た者達が。


「ここがスマブラ屋敷、ですか……というか何で私まで連れて来たんですか?」


「いいじゃん。どーせ今日は特にもう予定無かっただろうし。」


「それはまあそうですけど……まだ読めてない本を読みたかったんですが……」


 内1人がやんわりと不満を持ってはたが、


「あ、そう言うと思って、センリツに頼んでごっそり持って来たよ。」

「そゆこと!」


「本棚ごと持って来たんですか……」


 とりあえず、バイク除くと計3名がスマブラ屋敷にやってきた。


「ま、とにかく行くよ。……ん?」


 すると、何やら見慣れない場所を見つける。


「あれ、ここって空き倉庫だったはずだけど……誰か新しく来たのかな?……『秘封相談事務所』?あれ、そう言えば新しく住ませる事になった人達がいるとかなんとか言ってたなぁ。


……まず地下の方に行ってみようかな。」



*****


 スマブラ屋敷の地下施設にて。


「って事で、色々あってスポンサーになってる三千院家のお嬢様及びその執事。そして、依頼という形で雇ってるエージェント2人だ。」


 作者達は、秘封倶楽部の2人に、何だかんだで協力してもらってる4名の事を紹介した。


「こいつらが、その秘封倶楽部って2人組か。」

 三千院家のお嬢様『三千院ナギ』。

「これからよろしくお願いします。」

 ナギの執事である『綾崎ハヤテ』。

「阿求みたいに仮面ライダーになれるんだってね。しかも未来から来たとか。」

「色々と信じづらいですが……まあ、異世界が関わるとそう言う事もあり得るのですね。」

(本来は暗殺エージェントである)リコリスの『錦木千束』と『井ノ上たきな』。



「しかし、時空のシステムはどうもややこしいですね。未来から飛ばされてきて、帰れなくなるなんて……(byたきな」

「それに、エクストラ獣だったか?うちの遺産相続狙いのやつらがそうなったら面倒臭くないか?(byナギ」

「ま、まあ倒せないわけじゃありませんし……(byハヤテ」

「ほらほらまあ言いたいことは分かるんだけど今そういう事言わないの!(by千束)


とにかく、これからよろしくねお姉さん達!」


「ええ、こっちもよろしく。」

「まだ分からない事も沢山あるから、色々教えてね。」


(*蓮子とメリーは大学生)

 そんなこんなで握手をした。


「とりあえず、まあ他にも協力してもらってる面子はいるけど、4人にもいつも手伝ってもらってる手前紹介しておきたくてね。」


 そう言いながら、装置をカタカタと操作する作者。


「で、肝心の作者はなにやってんの?」


 様子を見ていた阿求がそう尋ねる。


「並行世界探し。」


「また遺品回収?」


「いや、今度は滅んでない方。たまに割と干渉出来る並行世界って存在しててさ。そう言うところともコンタクト取る必要あるんだよね。」


「あ、そう言う事。まあ、遺品と同様どっかの技術悪用しようとする連中まあまあいるからねぇ。最近の件のギアもそうだし。……あっちは滅んだ方から回収してるっぽいけど」




「遺品って、前に言ってた滅んだ並行世界から回収されるっていうやつ?」

「確か、スマブラ屋敷の住人の何名かと、LCχって言う建物がそうだって言ってたわね。」

 話を聞いていた蓮子とメリーがそう言った。

「ああ、今まで回収した面子だと何名かだーいぶえらい目に遭ってるぞちなみに。



……まあそれはそうとして。とにかくそろそろどこかしらとコンタクトは取りたいんだが……それも、L時空とかディージクウトカばりに世界観大分変ってるやつ。」


「今半角で何て言ったんだお前(byナギ」


 そんな感じで作者が調べていた時……


「それなら心当たり今日出来たよ」


 すると、扉が開いたと同時に誰かやって来る。……『彩井学園』の女子制服を着ている、猫耳が生えてる人物。


「あれ、貴方は……」


「あっ、確かあの人は……」

 蓮子とメリーは首を傾げたが、ハヤテ達4人は誰か察する。(というか第1章の終盤で一応ある程度面識あり)


「ん?ああ、君達が新しい仲間の『宇佐見蓮子』と『マエリベリー・ハーン』って事か。



初めまして。俺は『黒須羽鈴夜』!前々から作者に協力してるんだよね。……今は『旧都』って場所に住み着いてるけど。」


『きゃるる~ん☆』的なポーズをして自己紹介。


「あれ、今度は何か……特殊な感じ?」

「その制服、何処かで見覚えがあるわね。」



「ああ、鈴夜は――」


 作者が鈴夜の事を紹介しようとしたその時。


「きゃほー!!尊いェアアアアアアアアアアアアアアア!!」


 鈴夜の後ろからまた誰か出て来て、カメラを連射。


「噂に聞く秘封倶楽部!!これまた尊きお2人じゃないっすかぁ!!これ行ける?アレ行けるかね!?


それにリコリスの千束さんとたきなさんも、三千院家のナギちゃんもじっつに良き良き!!この勢いでフィルニに収めちゃ――ごじゃっぺ!!」


 6本の黒い腕を背中に生やした黄色髪眼鏡の少女が、突然凍った。……鈴夜が、自身が持つ能力で止めたのだ。


「まったく……相も変わらず何だからさぁセンリツは。


ごめんねうちの妹分が。」


「い、いえ……何だか賑やかそうでなによりというか……」

 少し反応に困った蓮子とメリーだが、今度こそ作者が。


「黒須羽鈴夜と、今凍らされた妹分『黒須羽センリツ』。2人は、ヴォル・デ・トンベの連中に違法改造された合成獣キメラだ。今はこいつらを通じて地獄とかの方と協力得てるワケ。


……で、さっさと出てきたらどうなのお前も」



「別に隠れてたつもりもありませんがね……」

 そんでもって、何か出るタイミング逃してたのかまたもう1名。


「宇佐見蓮子さんとマエリベリー・ハーンさんですね。私はサトリ妖怪、『古明地さとり』です。……まあ何と言いますか、絶賛鈴夜さんに振り回されっぱなしの身です


ちなみに蓮子さん、貴方の思ってる通り私は心を読む事が出来ますよ。」


「あ、はい(わぁ、現在進行形で読まれた……)」



「あの、心当たりが今日出来たってどゆこと?」


 そこで作者が鈴夜に聞く。


「ああそれなんだけど。コレ」

 鈴夜は、チラシを1枚取り出す。それを早速受け取って内容を見て見ると……


「えーと、何だ何だ……『クロス・レーシング・グランプリ』?」



「何故か地霊殿に届いてたんだんです。いつの間にかポストの中に入っていて……」


と、さとりが言う。


「内容は……大方マリオカート的な感じか?しっかし会場が書かれてないが何だ?



……ん?その代わりというべきか、何か書かれてんな……『このチラシを受け取った方は、順次会場へご案内します』……え、待ってこれまさか」


 その時、突然光のようなものが放たれたと思えば、今いる一同の内7割くらいが消えた。


「き、消えた!?何で、ええっ!!?」


 残りの3割はハヤテとナギ、リコリス2人。


「えーと……ちょーっと通信繋げられるかやるか」


 あと作者である。



一旦区切ります。

爆走パラレル!ディスティニーなレーシング ( No.20 )
日時: 2024/08/12 11:25
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

続き


 一方。


「戻ったよ、ドクター・ベノディア。」


 ハルカスが、何やら調査を終えて戻って来た。そして早々ドクター・ベノディアが聞く。


「あら、早かったわね。『並行世界』の調査は済んだの?」


「ええ、粗方。他の並行世界と積極的にかかわろうとする時空なだけあって、調べるのも容易だったよ。



……そのついでというのも何だが、置き土産を少々。」


 そう言って、エクストライザーをちらつかせるハルカス。


「あら、貴方も使ってみたのね。……けどいいのかしら?流石に並行世界でそう易々とこの時空の技術を使うのは。」


「その事なんだがな。実は……」



*****



「で。」




「さぁさぁ選手が揃いました!!『G時空』プレゼンツ、第393784398714回『クロス・レーシング・グランプリ』、今ここに開幕です!!」



 蓮子とメリー、阿求、黒須羽兄妹withさとり。急に何処か建物っぽい場所に飛ばされたと思えばスタッフっぽい者達に案内される。

 そしてどういうわけか、一同は気づけばサーキット場と思しき場所に。レースクイーンの恰好をした女性の活気のいい声と共に、物凄い歓声が響き渡る、そんなサーキット場に。


「何ここ」

「いやどう考えてもサーキット場(byセンリツ」

「それはわかるそっちじゃなくて」

 当然ながら反応に困る蓮子達。そこでそのレーシング大会の開催宣言をした女性がまたこう言い出す。


「さぁさぁ!本日のスペシャルゲスト!『U時空』に住む者達の中から、即興でこの6名を招かせていただきましたよ!」


 そんでもって無数のテレビカメラがこちらを向く。


「とりあえずピースピース。ほらさとりさんも」

「えっ!?……い、いぇ~い……?」


 とりあえずハイピースした鈴夜とさとり。


「よしシャッターチャンス(byセンリツ」

「うおい(by阿求」



「はっはっは。中々賑やかのようですね。」

 すると女性が上の台から飛び降り、こちらに近づく。


「お初にお目にかかります。私はこの『G時空』と呼称される世界における『Q.E.D』と申します。」


「『Q.E.D』?……ああ、作者曰く、こっちの方だと並行世界だっていうデュエプレ世界の方の。


……で、『G時空』って?こっちの事は『U時空』とも言ってたけど。」


 阿求がそう尋ねる。


「そう聞かなくとも答えますよ。


この『G時空』は、物事が『レーシング』による勝負で決まるようになっている時空!戦いが行われる世界も改変され、ヒーローも怪人もレースで勝負を決めるのです!!ちなみに言うと女性陣の大体はレースクイーンですよ。



そんな大会を他の時空の方々にも知っていただきたく、たまにこうやって並行世界から住人を招いているのです。今回は、我々が『U時空』と呼称している時空から貴方達を招かせていただきました。……まあ、何の説明もなく強制的に招いた事はお詫びいたしましょう」


 その問いに対し、Q.E.D(G時空)はそう答えた。


「まあ、とりあえず気兼ねなく楽しめば良いのです。終わればちゃんと元の時空に返しますし、何なら優勝すれば素晴らしい商品もお渡ししますので。」



「まあ、そう言う事なら……どうするの?乗り物とか用意されてないわよ?」


 とりあえず参加してみるかと思ったものの、乗り物をどうするかと思ったメリー。


「簡単な事よ。これ使うのコレを。」


 そこで阿求はギアを取り出し、読み込ませる。


【スキャニング『炎神戦隊ゴーオンジャー』『特命戦隊ゴーバスターズ』クロスエイション】


「ふい、召喚。」


『炎神戦隊ゴーオンジャー』の『スピードル』、『特命戦隊ゴーバスターズ』の『バスタービークルCB-01』のコピーアバターを召喚。


「成程、そう言う手で行くのね。」


 納得する蓮子。

「ええ、そう言うわけだから好きな方に乗っておきなさい。……で、アンタ達は……」


 阿求は鈴夜の方を見るが、


「あ、問題無い無い。俺達にはコイツがいるし」


 そう言って1枚のカードを取り出すと、そこからバイク……及び並行世界の『ゴルドダッシュ』が召喚される。


「ダーッシュ!!」


「ってワケだから乗ってさとりさん。」

「まあ言うと思いましたよ。」


 早速、ゴルドダッシュに乗る鈴夜とさとり。


「撮って良い?」

「良いからお前も乗りなての!!」

 とりあえずセンリツも搭乗……というか取り付いた




「今のは……『ギア』か?」

 様子を見ていたQ.E.Dだが、何やら……


*****


「さぁ、選手達の準備が整いました!」


 実況席に座る少女の声と同時に、またも歓声が響き渡る。


「それでは、間もなくレースがスタートとなります!!」



 そして、レース開始まで、3……2……1……



「GO!!!」


 その瞬間、乗り物やらクリーチャーやらが一斉に飛び出した。




 と、一通りサーキット場を走っていくタイミングで。


「いやはや……これまた妙な場所から連れて来たものですねぇ……」


 サーキット場の、観客席に見えない位置。そこの怪しげな人物が現れる。


「まあ、そんなことどうだっていいです。折角得たこの力……使わないわけにもいきませんよねぇ!!」


 力を籠めると、その男の周囲を、『Fate/stay night』と『機動戦士ガンダムSEED』をイメージしているとされるクレストが融合したもの、そしてモザイク状の物体が覆った。



一旦区切ります。


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