二次創作小説(新・総合)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

ウルトラワールドでの日常Reboot第2章
日時: 2024/12/23 09:14
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

どうも。おろさんです。



地の文へと執筆方法をある程度変更するにあたり、『時空融合現象編』完結後の話を書くスレッドを作成いたしました。


とうとう来ましたこの第2章。ぜひご閲覧お願いします。


~注意事項~
・クロスオーバー作品
・一部キャラ崩壊、オリジナル設定有
・(多分)不定期更新
・シリアス展開有
・登場作品のネタバレ注意
・(なるべく無いようにしますが)誤字脱字あったらゴメンナサイ(蛇足)
・気軽にコメントお待ちしております
(*感想がなってない、荒らし・誹謗中傷 等はご遠慮ください)
・一部、とある作者様の用語や設定を使用している場合がございますが、こちらは本人から許可を得た上で使用しているものです。
・ハーメルンにて、『ウルトラワールドの交叉譚』として色々調整・改変したリメイク版を投稿開始しています。

・SP話で本スレを投稿しない際に質問を受け付けたりします。ルールに関しては>>68を必ずご覧ください。


~目次~

プロローグ>>1

ようこそウルトラワールドへ>>2-3
目覚めし秘封の戦士、エンジン全開ディスペクト!?>>4-7
異世界ぐらしの前に>>8-11
ずんだ密猟not愉快!!秘封相談事務所設立!!>>12-14
乗り込み、スケッチ、おかしな実り>>15-18
爆走パラレル!ディスティニーなレーシング>>19-23
ひと夏の冒険!尊きビーチで大はしゃぎ>>24-27
取り返しつかず、暴走のメタル>>28-30
駄菓子喰らいしカース・イーター>>31-32
勇者刈られしドス黒パラレル>>33-37
出会うは夢見るサイキッカー>>39-42
黒き悪夢、染まりし天国>>43-46
冴えない少女は漫画家ですか?>>47-48
自分を魅せてけ軽音楽>>49-51
ジェラシー穿つ闇落ちアリス!?>>54-56
快盗とキメラ。ハロウィンフェスティバル大没頭>>59-65


・スレ上げ小話(コメント返却時のもの含み、台本形式)
>>38>>53>>58>>68(お知らせ含み)、>>69>>70



メインタグ(主なジャンル、主な登場作品)
クロスオーバー オリキャラ・オリ設定、オリカ 東方project 秘封倶楽部 ポップンミュージック デュエル・マスターズ ハヤテのごとく! リコリス・リコイル Lobotomy Corporation Library Of Ruina  等(順次更新予定

サブタグ(時々登場する作品)
ポケットモンスター 星のカービィ ブロリーMAD ご注文はうさぎですか? にゃんこ大戦争 銀魂 きんいろモザイク 仮面ライダーW/風都探偵 GA 芸術科アートデザインクラス 等(順次更新予定

ジェラシー穿つ闇落ちアリス!? ( No.56 )
日時: 2024/10/15 09:50
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

続き



アリス
・6ターン目


「フフフ……カレン、残念だけどこの勝負、私が貰ったよ。」



「えっ?」



 アリスは不敵な笑みを浮かべながら、ドロー。そして引いたのは……



「このためにマナはバッチリ貯めたんだから!!『アーシア・アルジェント』を召喚!!!」


『アーシア・アルジェント』SR
光・闇・火 アーマード・デーモン・コマンド/アーマード・エンジェル・コマンド
クリーチャー コスト8 パワー8000
■W・ブレイカー
■デーモン・コマンド・フレンド・バースト
■自分のデーモン・コマンドまたはコスト8以上のアーマード・クリーチャーを、自分の墓地から召喚してもよい。
『聖母の微笑(トワイライト・ヒーリング)』
闇・自然
呪文 コスト6
■自分の墓地にあるカードを好きな数、表向きまたは裏向きにしてマナゾーンに置く。その後、マナゾーンに置いたカードと同じ枚数、自分のマナゾーンのカードを墓地に置く。
出典:ハイスクールD×D


「『デーモン・コマンド・フレンドバースト』!!同じデーモン・コマンドの『傀儡将ボルギーズ』をタップして、呪文側を発動!!墓地のカード8枚を置く際にその内の3枚を裏向きで置いて、さっきアーシア・アルジェントを召喚した分を墓地に!!


次にパトファール-P4を召喚して、その能力でアーシアを無敵状態に。


そして!!アカランの能力と、『水晶ソウル』による組み合わせて、裏向きカード3枚と闇のマナ1枚で、『「呪怨」の頂天 サスペンス』を召喚!!!まずその能力で、カレンの手札は全部捨ててもらうよ!!」



「そ、その時!!手札から捨てられた『月夜の剣士 九条カレン』は能力でバトルゾーンに!!登場時にサスペンスをタップデス!!」



「呪文『レバレッジ・ドリフト』の効果でサスペンスをアンタップ。」


 強力なクリーチャーが2体も展開される。だがこれだけで終わらない。


「最後にこの子……『穿弓混成 ホムラーチャー』召喚!!!」


『穿弓混成 ホムラーチャー』
光・水・火 ディスペクター/アーマード・パラドックス/サーヴァント
クリーチャー コスト6 パワー7000
■EXライフ
■スピードアタッカー
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の墓地にあるカードの枚数以下のコストを持つ呪文を1枚、自分の墓地から唱えてもよい。そうしたら、そのカードを山札の下に置く。
元ネタ:ウガツホムラ(ポケットモンスター)、アーチャー、エミヤ(Fateシリーズ)


「その能力で唱えるのは『アポカリプス・デイ』!!クリーチャーが余裕で6体を超えてるから、全部のクリーチャーを破壊!!!

ただし、ホムラーチャーのEXライフと、さっきパトファールの能力で場を離れないようにしたアーシア・アルジェント、あとエターナル・Kでサスペンスは残るけど。」



「だったら、こっちはクイーン・ルピアだけでも場に残るデス!!ボルシャック・モルナルクは……手札が無いから無理デス」


 クリーチャーの数であっという間に逆転されたカレン。だがまだ終わらない。


「フフフフフフフフフフフフ……クリーチャーを一掃した今、次に召喚するのは『兵藤一誠&リアス・グレモリー』!!アーシア・アルジェントの能力で墓地から、『兵藤一誠&リアス・グレモリー』自身の能力でノーコスト召喚!!」


『兵藤一誠&リアス・グレモリー』SR
闇・火 アーマード・デーモン・コマンド
クリーチャー コスト8 パワー9000
■G・ゼロ:自分のコスト8以上のクリーチャーが2体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。
■このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーよりパワーの小さい相手のクリーチャーを1体破壊する。
出典:ハイスクールD×D


「これを4体召喚!!それにより、兵藤一誠&リアス・グレモリーの内2体と、サスペンスとアーシアをスピードアタッカーに!!


まずはサスペンスで攻撃!!その能力で、カレンの墓地にある呪文を3枚使用させてもらうよ!!


『ニトロチャージ』2枚で残りの兵藤一誠&リアス・グレモリーをスピードアタッカーに、『ANDスパーク』でシールド追加!!」

アリス
シールド1→2


カレン
シールド5→2


「次に兵藤一誠&リアス・グレモリー1体で攻撃!!攻撃時に、パワー7500のクイーン・ルピアを破壊!!」


カレン
シールド2→0


 あっという間に大ピンチのカレン。ここで引かなければ、確実に敗北する。



「トリガーは……で、出マシタァァァッ!!!S・トリガー『ヘブンズ・ゲート』!!


その効果で召喚するのは!!」


 そして召喚されたのは、『小路綾』と『アリス・カータレット』だ。


『アリス・カータレット』 SR
光 アーマード・エンジェル・コマンド/クリエメイト
クリーチャー コスト6 パワー4000
■ブロッカー
■このクリーチャーまたは自分のドラゴン・クリーチャーが出た時またはタップした時、数字を1つ言う。その数字と同じコストを持つ、相手のクリーチャーを1体選びタップし、次の相手のターンのはじめにアンタップしない。次の自分のターンのはじめまで、同じコストの自分のクリーチャーは離れない。
■相手のターン中、自分のクリーチャーがバトルに勝った時、そのクリーチャーをアンタップする。
出典:きんいろモザイク


「数字の『8』を宣言して、コスト8のアーシア・アルジェントと、兵藤一誠&リアス・グレモリー4体を全部タップ!!」


「まだよ!!ホムラーチャーでダイレクトアタック!!」


「そこはアヤヤでブロック!!」


 相手のターン中にタップしたことで、アーマード・メクレイド5。『ピース・盾・ルピア』が召喚された。




「首の皮1枚繋がったみたいね……ターンエンド。


……けど、もうあなたに勝ち目は……」



「フッフッフ……」


カレン
・7ターン目


 劣勢のカレンだが、ちょっと笑ってる。


「一時はどうなるかと思いマシタガ……さっきピース・盾・ルピアで引いたこのカードで1発逆転デス!!クック・轟・ブルッチを出した後に、出でよ『真ゲッターロボ』!!」


『真ゲッターロボ』 XOR
火 アーマード・ドラゴン/グレートメカオー
クリーチャー コスト16 パワー9000+
■自分のバトルゾーンまたはマナゾーンにあるファイアー・バードまたはエンジェル・コマンド1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■スピードアタッカー
■パワード・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の墓地にあるカード1枚につき、自分の山札の上から1枚を表向きにする。その中から、グレートメカオーを好きな枚数手札に加え、ファイアー・バードまたはエンジェル・コマンドを好きな数使ってもよい。その後、残りの山札と自分の墓地のカードを好きな順序で山札の下に置く。
■自分のファイアー・バードまたはエンジェル・コマンドを出した時、このターン、そのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与え、このクリーチャーのパワーを+3000する。
出典:ゲッターロボ


「マナゾーンとバトルゾーンのファイアー・バード、エンジェル・コマンドの数だけコストが下がるので、クック・轟・ブルッチのコスト軽減含めて割と良い数で召喚出来マシタ!!


早速、登場時能力デス!!」


 その登場時に、自分の墓地のカードの数だけカードを表向きにし、『グレートメカオー』種族は手札に、ファイアー・バードとエンジェル・コマンドは場に出る。墓地のカードはざっと15枚くらい。(G・ゼロを所持する真ゲッター2と真ゲッター3も出すと)結果、バトルゾーンには合計13体くらい出た。



「え、そ、そんな」



「デハ、早速進軍デスヨー!!」


 早速カレンのクリーチャーが攻撃開始。革命チェンジで『革命の炎 フレア・ハシッチ』や『ボルシャック・ヴォルジャアク』を出してシールド追加、真ゲッター2の絶対バトルに勝つ能力でアリスのクリーチャーを一掃、そして残りのシールドを全部ブレイク。



「そ……そんなっ!!ダークネスな力を手に入れた私が――」



「アリスでこのまま……ダイレクトアターック!!」


Winner 九条カレン


*****


 そんなこんなで、バトリオシティに戻るカレン達。どうやら阿求達は既にディスタスを片付け終わっていた。


「あら、この感じだと無事に勝ったようね。」


「ハイ!お陰様でデス!これなら多分アリスも――」



「ゴゴゴゴゴゴゴ」



「全然戻ってない!!!?」


 闇のオーラを放ちっぱなしで全然戻ってないアリス。何ならそもそも『穿弓混成 ホムラーチャー』のトジル魂も抽出されていない。



「おおっ?嫉妬のエネルギーが強すぎてデュエマじゃ元に戻らなかったみたいだYO。これなら、もうちょっと唆せば――」

 それを見たF.Tが、またアリスを暴走させようとする。





「カードゲームで勝ったら元に戻るなんて、その手のアニメのテンプレが都合よく起こるわけないじゃん」


「色々言いたいことあるけど、何か体の主導権戻ってる?」


 阿求達はアリスの今の状態に物凄く反応に困るわけだが、すると……


「みなさーん!!」


 そこにやって来たのは、『大宮忍』と『松原穂乃花』だ。


「ああっ!しのがやっと来た!!と言うか状況が状況だからすっかり忘れてた!!」


「何があったの?(by穂乃花」


「い、いやそっちはそっちでどうしたのよ?ボロボロじゃない。」


 綾の言う通り、2人はほんのりボロボロ。



「実は、途中でハンマーを持った変な魔物に襲われまして。」


 忍曰くそう言う事らしい。……この場合、どう考えてもさっきの『装着 ムドハン-2』の大群なのだが、言わないでおこうって判断になった。



「ハンマーと言う名の金髪、魔物と言う名の金髪にもみくちゃにされたんだね……」


 いつのまにやら壁の方からにゅっと出て来たアリス。


「アリス!?……今日のアリスは何だかミステリアスですね!」

 忍はときめいた。

「何でよ!?(by陽子」



「まあケガとかがないだけ良かったけど(良心)」


「あ、そうですアリス!何があったのか分かりませんが元気を出して下さい!実は、今日はアリスにプレゼントを用意して来たんですよ!」


 ブツブツ言ってるアリスに対し、忍が包みを持ってアリスの元に。


「も、物で釣ろうたってそうはいかな――」

「なんと!アリスのためにドレスを作ってきました~!!」

 そして見せられたのは、可愛らしいドレス。


「し……シノ~~~~~~~!!!」

『!!!?』


 その瞬間に、アリスの目の色のが元に戻って、闇のオーラが消え去る。しかもトジル魂が強制抽出されて、『ウガツホムラ』と『エミヤ』のギアが解放された。



「浄化はやっ!!?」

「一瞬でホーリーアリスに!!?」



「・・・エート、私のあの戦いは何だったんデス?」

「その……何か、ゴメン;;;」

 一番苦労したであろうカレンだったが、結果的にただただデュエマしただけになったため、物凄く申し訳なさそうに阿求がカレンの方を叩いた。

「ねぇ、本当に何があったの?(by穂乃花」




「え、ちょっ、え……どう報告すればいいんだYO……」


 F.Tは何がどうなってこうなったのか何1つ分からず、ただ立ち尽くしていた。



*****


《スマブラ屋敷》


「折角ならお茶会を開こうという事で、不思議の国のアリス衣装です!」


「かわいい!!ありがとうシノ!!こんなヤキモチ焼きのわたしの為に!!」


「フフ、何を言いますか。アリスは私の大天使ですよ!」



「結局のところ、数割方あの子の一押しで元に戻ったっぽいわね。」

「まあ、しのは確かに金髪に目が無いけど、アリスにはもっと目が無いからさ。」


 何だかんだでお茶会を開く事になり、忍とアリスの様子を見る蓮子や陽子ら。


「それにしても、結構仲が良いわねあの2人」

「昔シノがイギリスにホームステイした時からの中らしいデスから、今も、いつもああいう雰囲気デス。」



 そんな感じで、お茶会を楽しみつつ会話していく一同なのであった。



「あ、そう言えばマエリベリーさんも金髪」


「空気を!!(by陽子」

「読みましょう!!!(by綾」




なんやかんやで終演。




~あとがき~
という事で、久々のきんモザキャラの登場、デュエマ含みの話でした。トチュウカライロイロインヨウシマシタケレドマアハナシイイカンジニマトマッタシ・・・
さて、ちょっと(予定より早く今回までのを書き終えられたからそうなんだけど)早いけど次回は毎年欠かしたつもりはありませんハロウィンのお話。世間を騒がせた快盗も現れて……!?
そして次回の最後に、久々にスペシャルなストーリーが……!!?
今回はここまで。感想OKです。

Re: ウルトラワールドでの日常Reboot第2章 ( No.57 )
日時: 2024/10/14 21:25
名前: エイジア (ID: PNMWYXxS)


どうも、エイジアです。

うわぁ、アリスがダークアリスから更にエクストラ獣化するとは・・・それでデュエルしてカレンが勝ったが戻らな・・・てっそんなんで戻るのかよ(汗)
ん?次回の最後にスペシャルなストーリー?・・・これはご期待ものですね。

次を待っています。

コメント返却 ( No.58 )
日時: 2024/10/21 10:06
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

サモーン「我が名はサモーン・シャケキスタンチン!突然だが、ハロウィンと言うことでお菓子の代わりにシャケを置いて行くシャケ!!」


蓮子「それで、この人(?)も滅んだ並行世界パラレルワールドから回収されたのよね?」

阿求「ええ。何かやたらシャケやサーモンが大好きみたいね。」

メリー「色々気になるは気になるけれど……サモーンさんの腹部にある、金庫っぽいのって何なのかしら?」

阿求「え?あ、そう言えば。深く気にしたことが無かったわね。あまり良いと言えないものなのか、作者は話したがらないけど……

まあ、そのうち分かるんじゃないの?」



>>エイジアさん
コメントありがとうございます。
アリスが闇落ちしたと思えばエクストラ獣になり、忍のプレゼントであっさりと元に戻りました。きらファンリスペクトです。
本日投稿するのはハロウィンのお話。話の最後にはSPな予告がありますです。



コメントありがとうございます。本編までしばらくお待ちください。

快盗とキメラ。ハロウィンフェスティバル大没頭 ( No.59 )
日時: 2024/10/21 10:11
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

どうも。がっこうぐらし!の丈槍由紀の名字『丈槍』。pixivで見たらあれ彼女に関しては読み仮名が『たけや』だそうで、以前出していたLCχの『タケヤリ』は誤りで、正しくは『タケヤ』ということになりますおろさんです。

流石にいちいち直せないため、(以前出したディスペクター『学雷縫合 タドリユカヅキ』→『学雷縫合 タドヤユカヅキ』含め)用語集とハーメルンリメイク、そして今後の話では『タケヤ』と言う名で扱います。でもあれわからんて()




というわけで、今回はリブート前でもリブート後でも欠かしたことは無いですハロウィンの話。さらっと新規参戦作品が出たり、話の最後に予告もあったり……



《スマブラ屋敷》



「ハロウィンの菓子、予定よりちょっと早いが今年も大量に仕入れられたな。」


 スマブラ屋敷にて、大量のお菓子を仕入れた大地達。もうすぐハロウィンの季節なので、この季節になるとお菓子を貰いにくる子が割といる。それ故仕入れた大量のお菓子なんだそう。


「これなら今年も子供に配る菓子は足りそうだ。パーティー用のも確保したし。」

「ああ、ディナー用の食材も結構仕入れたから、今年も楽しめるな。」


 ピカチュウとボルメテウス達も、そんな感じで盛り上がっている。


「折角のハロウィンンンンだから、他の世界のみなさんも呼び寄せても良いんじゃないのかァ?」

 そう聞くブロリーに対し、

「そのつもりよ。にゃんこ軍団にも来てもらいたいって言ったし、慧音さんには知り合い呼んでもらうとかそんな話した。」

 と、うたが答えた。




「他の世界と言えば……そういや、もうすぐ何かすごい人物が来るとも言ってたし、いくつかの世界関係で決まったことがあるとも言ってたな。後で聞き直すか。」

 その事を聞いた大地は、そんなことを呟いていた。



*****


《スマブラ屋敷:秘封相談事務所》


「ハロウィン、やっぱり今年もやって来たわけだが……」


 作者は秘封相談事務所の方に行き、阿求を呼び出した後、色々と調べものをしている。


「さ、作者?来ておきながらずっとその状態なんだけど大丈夫なの?」


 そのまま放置に近い状態なので蓮子が声をかける。


「あ、ああ、悪い。衝撃2割高鳴り半分不安1割でつい。」



「残りの2割は何なのよ……で、何を調べていたのかしら?」


 少しツッコミを入れつつも、そう聞くメリー。


「ああ、『シェアード・サークル』で行われる『ハロウィンフェス』の事で。」


「また新しい単語だけど、シェアード・サークルって?」


『シェアード・サークル』と言う初めて聞く単語。何なのかを阿求は聞いてみる。


「む、そういや言って無かったな。最近決まった事でね、ざっくり言うと、ほとんどの歴史や勝手が似通っている、結構な数の現代社会世界……それらを一括りにして、『シェアード・サークル』と呼ぶことになったんだ。



蓮子、メリー、お前らにはこの事を言い損ねてたが、この時空、その歴史や勝手が似通っている現代社会世界ってなると、それぞれ別々の世界だろうと何らかの移動手段で移動する事が可能なんだ。

……他の世界でもそう言う事はあったけど、今回に関しては数があまりにも多くてね。それぞれの世界のメイドウィンの許諾を得た上でこうなったわけ。」


「ええっ!?そ、そうだったの……」


 それを聞いて驚く秘封倶楽部の2人。


「ああ。『ハヤテのごとく!』『リコリス・リコイル』『きんいろモザイク』『GA 芸術科アートデザインクラス』『ハナヤマタ』『仮面ライダーW』、あと『ブレンド・S』『ブラックチャンネル』等々……今挙げたのを含めて多くの世界が、『ほとんどの歴史が似通っている』って事で繋がりを持ってるんだ。存在メインキャラ同士の接点がさほどないだけで、意外と同一扱いされてる世界は結構ある。漫画のコラボとか的な感じ。」


「い、色んな所と関りやら繋がりが……しかもバスターズグランプリの時の苺香ちゃんやブラックの世界も……そう言えばあの時の奇成ギョウとか言うやつもそうなのかしら。(小声)」


「(ちなみにここだけの話、幻想郷も、幻想郷とっての外界もシェアード・サークルの該当世界の内1つなんだよなー。八雲紫が割と許諾してくれたのがちょっと驚き。)


……ただそうなると、ドーパントとかみたいな超常現象を、本来その手のものと無関係な世界が認識しちゃってたり、千束達の住む世界の旧電波塔や延空木などその世界特融の要素とかを認識しちゃってたりみたいな矛盾点が出来たりもする。」



「それで、その『シェアード・サークル』関係で何かあったの?」

『シェアード・サークル』の事を説明してもらったわけだが、そこで何があったのかと聞くメリー。

「それなんだが。そこで開催される『ハロウィンフェス』ってのがあるんだ。


元々はどこかしらの世界で行われてたモンだが、その世界もシェアード・サークルに該当する世界。


それに目をつけたメイドウィンの1人が、『シェアード・サークル』の設立記念としてハロウィンフェスを大いに盛り上げよう……なんて発想になったんだが、そこで問題が起きまして。」


 そう言って、作者はその問題を話し始める。


*****


 その頃。幻想郷の、人里から遠く離れた場所。


「全く、幻想郷に時空侵略者だなんて。面倒な事になる前に片付けられてよかったよ。」


(例にならいさとりを引っ張り出して、センリツと行動していた)鈴夜は、偶然ながら『時空侵略者』を発見し、割とあっさり片付けていた模様。



「馬鹿なっ……邪神ネビラム様がっ……」


 邪神と呼ばれていた存在が現れて5秒くらいで瞬殺。その前にも、大量の使徒を決して逃がさず根こそぎ片付けた模様。また、使徒たちの力の源でもあった邪神と呼ばれていた存在が倒されたことで、使徒の力は完全消滅したようだ。


「邪神だか何だか知らないけどさ……あんなメイドウィン擬きですらない低レベルな魔物、ユックリトピアの饅頭生物と同じレベルで倒せたんだけど。……あ、いやアレよりはまだ強い方か。」


 鈴夜は物凄く呆れた表情で、使徒の女性を見下ろす。


「な、何を言う!!?我らが邪神ネビラム様がっ低級魔物だとっ!!?嘘をつくな!!貴様らが何かっ、何か卑怯な真似をしたのだろう!!そんなそこら辺の魔法少女のようにあっさりとやられるわけがな――あべらっ!!?」


 使徒の女性は何か言っていたが、後ろの方からセンリツが黒い腕で思いっきりぶん殴り、気絶させた。


「あ、ごめん。五月蠅かったからつい。」


「まあ言いたいことは分かるよ。……俺らが強いとしても、それでも時空侵略者の割には極端に弱かったし、こいつら力失っても尚何か見苦しかったし。

とりあえず、今のうちにちゃちゃっととタイムパトロールに通報っと。」



 そういうわけでタイムパトロールがすぐさま来て、何だかんだで時空侵略者を投獄させてもらう。


「ご協力、ありがとうございました。」


「いえいえ、当然のことをしただけと言いますか。」


 タイムパトロールに礼を言われたわけで、鈴夜はそう言う。


「うう……あんな話なんかに乗るんじゃなかった……全滅ってどういう事よ……」

「何が『ついでに回収して欲しいものがある』よ……探す事すらも計画を進める事すらも出来ず変なやつにこんなあっさりっ……」


 文句のノリで妙な事を使徒の内2名がブツブツ言っていた後、そのまま時空侵略者は全員連行されていった。



「『回収』?何を持ち帰るつもりだったんだ?」


 それを聞いてほんのりと疑問に思う鈴夜。すると、


「『青緑色の鳥の像』……だそうですよ。」


 鈴夜の後ろの方からさとりが。


「あれ、さとりさん。俺らが戦ってる間にどうしてたの。それに『青緑色の鳥の像』って……そんなの幻想郷にあった?」

 そう鈴夜が聞く。

「それの事なんですが、鈴夜さん達が戦っている間に、地面に奇妙な箱が埋まってたのを見つけまして。それで恐る恐る開けてみたんですが……」


 対しさとりは、先程掘り起こした(厳密には、流れ弾に当たった地面から出てきたのだろう)という箱を見せ、中身を見せる。中には、埃すら被らず劣化もせず綺麗な状態の、青緑色の鳥の像だった。


「これって……確かに青緑色の、鳥の像だ……でも結局のところ何だろうコレ。」


「分かりませんが、何だかただならぬ気配を感じます。作者に調べてもらったほうが良いのでしょう――あっ」


 すると、箱の方が崩れてしまった。鳥の像はともかく、箱自体は相当劣化していた模様。


 さとりは鳥の像をすかさずキャッチした。


「きゅ、急に凄い勢いで箱が……;」


「と、とりあえず作者の元に届けよっか。……あ、でもこの状態のまま運ぶのもアレだなぁ。」


 収納していた箱の方が壊れたので、かわりに何か入れ物が必要だろうと判断したセンリツ。

「私の体内のナノマシンに収納って手もあるけど、それやるとどこに置いたか忘れて紛失する可能性あるんで……(byセンリツ」


「・・・あ、そうです。鈴夜さん、以前言ってましたよね?右肩に……」


 すると、さとりはそう言えばと鈴夜にこう言った。


「え、ああ、コレ?」


 鈴夜は右肩の方をさとり達に向ける。すると、(普段は収納しているようだ)奇妙な金庫を出す。

 使い方が全く分からず、とりあえずそのまま出す機会も全く無く分からないままだった金庫だそう(なお、少し前にハーメルンリメイクの方でちょっと登場してます)。


「確かに使えそうっちゃ使えそうだね。とりあえず開けるか。


……そう言えばパスワードあったよな、その時は作者が能力使って、ヘリコプターみたいな玩具で開けてたけど……その時何かナンバーが……」


『9・6・2』と金庫のテンキーを入力。するとちゃんと開いた。


「後は、コレを入れましてと……」


 さとりがその金庫に青緑色の鳥の像を入れて、閉める。そして鈴夜が金庫を引っ込ませる。


「うん、バッチリ入りましたね。それでは、早速行きましょう。」

「オッケー!」


 そうして鈴夜は、さとり達と共にウルトラワールドの方へ向かうのだった。



「そう言えば、もうすぐハロウィンの季節だそうですね。それを知って河童辺りがが何か動いてるそうです。秋姉妹もそうだとか。」

「え?あー、もうそんな季節かぁ。早いなぁ。


……って、河童が?何かロクでも無さそうな事企んで無いソレ?とりあえず作者に鳥の像の事調べた後でも良いから、河城にとり辺りを探して無理やり引っ張り出すが……」


 そんなことを呟きながら歩く鈴夜達。




 鳥の像を入れたばかりの、彼の右肩の金庫が、光を出していたのに気づかないまま。



一旦区切ります。感想まだ。

快盗とキメラ。ハロウィンフェスティバル大没頭 ( No.60 )
日時: 2024/10/21 10:14
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

続き


《スマブラ屋敷》


 数十分後。何だかんだでスマブラ屋敷に到着した鈴夜。


「さーて、作者がいそうな場所ってなると地下施設の方――」




「ハロウィンフェスが改悪させられる!?」

 すると。作者から、シェアード・サークルで開催されるハロウィンフェスに関する厄介な事態の事を説明されていた阿求達の声が。


「ああ……ハロウィンフェスはその世界では中々人気のものなんだが、それが気に入らないのか現観光課の議員が運営体制を強引に変更しやがったらしいんだ。


そうなると、フェスの雰囲気とか色んなのががらりと変えられて、かなり異質なものになるだろう。」


「だったら、その世界のメイドウィンが対処すればいいんじゃ――」


 阿求はそう提案するも、


「残念ながら、メイドウィンは政治関連に介入してはならないルールがある。神様が好き勝手に政治に口出しすると変なトラブルに繋がるからな。」


「そ、それもそっか……」


「『それもそっか』て……まあいい」


 阿求の納得の仕方が地味に引っかかる作者ではあったが話を続ける。


「とにかく、かき乱されそうでな。あの祭り、規模が広がってきたから今がピークだったんだが……」

 どうやら相当参っている様子の作者。

「それで、私達は何を……」

 と、蓮子が聞く。

「メイドウィンは直接的な資金提供も禁止されてるし、三千院家に頼むとしてもナギの方じゃ流石に限度額がある。

そこで、所謂『クラウドファンディング』で金を集めて欲しいんだ。県が提供せんでも溜まるくらいの金をよ。

シェアード・サークル該当のメイドウィン達も独自で動いてるようだから、協力して金を集めてくれ。」


 そんなことを、作者は阿求達に頼んでいた。




 そしてそれを、鈴夜達は聞いていた。


「……。」

「鈴にぃ……?」


 センリツとさとりが鈴夜の手を見る。彼の手は、震えていた。……『怒り』の感情だった。


「(ハロウィンフェス……何でよりにもよってそれを……)」


 ハロウィンフェスの事は、鈴夜がよく知っていた。というか、人間時代、彩井学園の美術部の仲間と共に関わった事がある祭りなのだ。

 それ故、彼は許せない。決して不変を望むわけでは無い。だが、誰かの悪意で思い出のある物事を好き勝手されるのを、黙って見ていられないのだ。


「鈴夜さん……」

 さとりは、鈴夜のその感情を見て、どう声をかければいいかあまり分からなかった。

「クラウドファンディング、か。悪い手ではないけど、それをしたところで根本的解決にならない……

せめて……せめてその観光課議員含めた改悪を企んでる連中をあぶり出せば……」


「あ……」


「え、貴方は……」

 鈴夜が何かぶつぶつ言っていると、さとりは誰かが近づくのが見える。

「え、河城にとり!?何で!?鈴にぃ……って、ええ!?」

 河童の河城にとりが近づいてくるのを見て(しかも何かぼーっとしてる)、センリツは鈴夜に声をかけようとする。のだが……何と、彼の右肩が、光ってるのだ。


「す、鈴夜さん!右肩右肩!!あとにとりさんが!!」

「え?……うお!?」

 鈴夜はやっとそれを認識。慌て気味だったが落ち着きを取り戻した後、右肩の光が止み――


「ひゅい!?……あれ、私は何を?と言うか此処はスマブラ屋敷!?……何で?」


 にとりが、正気に戻った。


「え、今のって何?何で俺の肩が光って……」

 鈴夜は困惑するが、するとセンリツが。

「もしかして、あの鳥の像に何か特殊な効果があるとか?」

「鳥の像に?……そう言えば……


ねえ、何で急に俺達の元に来たの?」


 鈴夜は1つ確かめるために、にとりにそう聞く。


「え、何だい急に。と言うかこっちが聞きたいくらいだよ。さっきまでハロウィンとやらに向けて……ゲフンゲフン、ちょ、ちょっと昼寝をしてた時に……ええと時間は……ざっと20分くらい前にそうしてたら何かいつの間にか。」


「何か隠してるような言い方はともかく、20分前って……」

「私達が幻想郷にいた時辺りですね。それもスマブラ屋敷に行く目前の。」


 にとりの証言で、確信したわけでは無いが可能性が出て来た模様。


「(その時、河童が何か変な事企んでるって話でにとり辺りの事を考えてて……だとしたら、俺はさっき、『誰』の事を……)



さとりさん、センリツ。……ちょっとリスクが伴いそうなこと思いついちゃったんだけど……手伝ってくれる?」



*****


 その日の夜。ウルトラワールドとは別の世界で。


「念を取って、シェアード・サークルだったっけ?の世界の何処かに移動したわけだけど……」



 目の前には、スーツを着た男性が2人。シェアード・サークル内の世界における某県の観光課議員だ。

 そして後ろには、もう1人。その某県の、しかも最近就任した県知事だった。


 ひみつ道具『正直電波』を使って、ハロウィンフェスの改悪を指示した人物をあぶり出そうとしたところ、県知事の名が挙がったのだ。


 その後、鈴夜は催眠術(サキュバスとかの能力)をかけ、そのまま3人をある意味拘束中。


「こうも簡単にあぶり出せるなんて……やっぱりこの鳥の像、探したい人や呼びたい人を引き寄せる効果があるみたいだ。使い方ミスるとにとりの時みたいになるのかぁ……」


 右肩の金庫に入れた鳥の像に感心すると同時に、使い方には注意すべきだと判断した鈴夜。


「おーい、言ってた機械が割と上手く出来たぞー」


 と、どうやらそのまま連れて来られたらしいにとり。


 さとりが心を読んでみたところ何やら悪だくみしていたそうで、言いつけられたくないなら悪だくみも諦めて手伝えと言うわけで。特殊な機械を作成する事になった模様。


「うん、じゃあぶっつけ本番で行くよ。……お願い、さとりさん。」

「ここまで来たら、最後まで付き合ってやりますよ。」

 さとりは、にとりの作った機械にある、頭に装着するっぽいやつを装着。


「じゃ、早速。」


 センリツは、ナノマシンの腕を使って疑似的なソファとテーブルを生成、そして鈴夜は、催眠術と正直電波を使って議員の男達を操作し――



一旦区切ります。感想まだ。


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。