二次創作小説(新・総合)
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- Re: ナンバーカラーズ
- 日時: 2025/04/13 22:41
- 名前: いくちゃん (ID: 57sibd8B)
こんにちはいくちゃんです!
この作品は、ナンバーズとカラーズヒロインズの世界に異世界の世界を入れたお話です。
時系列は同じですが、内容が所々違ってきます。
なので、また別の世界と捉えてくれたら幸いです。
後、自分が投稿したもので、企画物以外はいつか本にしたいと考えているため、内容が急過ぎたり、メモ感覚や脚本のようになってることをご了承下さい。
それではお話の始まり始まり
ここはとある異世界
みんな仲良く暮らし、多少揉め事はあったが、平和な町であった
ある日、突然悪の魔法使いがやってきた。
すると、悪の魔法使いは自らの魔法を使って
人々の感情を奪い、不思議な石に閉じ込めてしまった。
しかし、突然何の因果か、1人の少女が現れ、1つ石を手に取ると、なんと言うことだろう彼女は日曜に出てくるようなヒロインに
変わったではないか!
しかし、彼女1人ではどうにもならず、石は悪の手に渡ると思いきや、石は散り散りに飛んで行きどこかへ行ってしまった。
悪の魔法使いも少女もそれを見ることしか出来なかった。
- Re: Re: ナンバーカラーズ ( No.197 )
- 日時: 2025/08/08 19:36
- 名前: いくちゃん (ID: aw3qwL.x)
校門前
援「ねえ!あの黒い服の人達誰?」
助奈「さあ?」
相「ドラマや漫画とかだと、高貴なお坊っちゃまが転校してくるか?学園のマドンナに告白か、プロポーズしたりとか?」
ブルルル・・・
笑「わあ!私リムジンって初めて見た!」
情子「本当、金持ちって変なところにばっか金を使うんだから・・・」
支「まあまあ・・・」
植「知、あの車って?」
知「ええ、十中八九アイツね!」
幸「?」
ガチャン!
コンコンコンコン・・・
知「彦丸・・・!」
?「会いたかったよ!マイスイートハニー!」
全員「誰?」
第183話・知の許嫁!?瑠夏のモヤモヤ
廊下
知「相変わらず凄い警備ね」
彦丸「そうかい?これでも普段の半分だよ!」
幸「普段何人なの?」
情子「これだから金持ちは・・・」
相「こんなところで警備居るかね?」
憧子「お金持ちは大変なのよ!うちのお父さんなんか海外旅行中に狙われてたからね!」
笑「なんで?」
憧子「逆恨みよ!『救える命を見捨てた』とかなんとか言ってね!寿命って分からないかな?」
知「寿命よりも老衰ね!人はいつか旅立つものだから!」
幸「それよりこの人誰?」
植「田村彦丸って言って、父親が海外で大きな会社を経営してるよく居る御曹司よ!」
情子「よく居るキザなお坊っちゃまの間違いじゃないの?」
彦丸「イヤー、ありがとう」
情子「褒めてないし!皮肉だし!」
植「小学校の時に知に一目惚れして、ああやって言い寄ってるのよ!」
相「ストーカーじゃん!」
彦丸「許嫁と言ってくれ!」
笑「私聞いてないんですけど!」
知「言って無いもの!あなたとは小学校の時に疎遠に成ったし!」
幸「ってことは笑と疎遠に成った後の話なの?」
笑「そりゃ、私と知ちゃんは生まれた時から幼馴染みだから!」
教室
彦丸「どうぞ、マイスイートハニー!」
知「あ、ありがとう」
男子A「紳士的だよな・・・」
女子A「やり過ぎな気もする」
担任「やあ、おはよう!ってわあっ!」
彦丸「ティーチャー、花を飾らせて貰います!知から見えるように」
担任「ちょっと大振り過ぎるぞ」
彦丸「私の知への愛に比べれば小さい方ですよ」
担任「それより今日から来る転校生を紹介するぞ!入ってきて!」
ガラガラ
瑠夏「初めまして、今日からこの学校に転校することに成りました、春野瑠夏と申します!皆さん宜しくお願いします!」
知・パチパチパチパチ・・・
担任「席はたしか・・・、青梅の隣だったな!あれ?」
彦丸「あれ?ここは僕の席ではなかったのですか?」
知「彦丸、退きなさい!」
彦丸「なぜだい?」
知「彼はここに来てまだ浅いうえ、コミュニケーションが苦手な子なの!だから、学年代表の私が責任を持って彼を馴染ませるために代わって!」
彦丸「そんな!愛しのマイスイートハニー!僕の事が嫌いになったのかい?」
植「田村!あんたそこの席じゃないでしょ!自分の席戻りなさいよ!」
ガシッ!
瑠夏「おい!」
担任「コラ!春野!乱暴は止めろ!」
瑠夏「お前、知の何だよ?」
彦丸「許嫁さ!君こそ、知のなんだい?初対面の転校生が知の事を下の名前で呼ぶなんて失礼に当たらないかい?」
瑠夏「コイツは俺(にとって)の、(助けてくれた)女だ!」
彦丸「何?それは僕への宣戦布告と取って良いかな?」
瑠夏「はあ?どう言うことだよ!」
彦丸「君みたいな男が、知の女だなんて釣り合わない!僕の方が知を幸せに出来るってことさ!」
瑠夏「さっきから何を訳の分からないこと言ってんだよ!」
知「2人とも止めて!彦丸!残念ながら、私と彼は半年前から知り合ってるのよ!」
彦丸「なんだって?」
知「瑠夏、腕を閉まって、乱暴はダメよ!彦丸だけでなく、あなた自身も傷つけることに成るわよ!」
瑠夏「分かったよ」
植『この光景どこかで見たことあるな・・・
あっ!助奈と援、忠加と楽子ちゃんだ!』
担任「兎に角、田村だったかな?自分の席に戻りなさい!」
彦丸「は~い、分かりました『まあ、こんな男だと相手にも成りませんね!』」
瑠夏『なんだ?このモヤモヤした感情は?アイツが他の男に迫られてるの見ると腹立ってくるんだけど・・・』
昼食
植「知、一緒にお昼食べよ!」
知「待って!瑠夏!一緒に行きましょう!」
瑠夏「えっ?」
知「皆待ってるわよ!」
広場
笑「あっ!知ちゃん!ここ!ここ!」
晴人「これは良いお弁当日和だな!」
知「逆に2人の邪魔に成るんじゃないかしら?」
笑「そんなこと無いよ!それに晴人君にも瑠夏を紹介したかったし!」
晴人「青野晴人です!」
瑠夏「春野瑠夏だ!宜しく・・・」
晴人「瑠夏先輩宜しくお願いします!」
瑠夏「えっ?」
知「あなたの方が年上だからね!先輩とは自分より年上の人の事を指すの!」
瑠夏「フーン」
コロコロ・・・
彦丸「オープンでランチとは良いアイデアだね!」
知「彦丸!」
彦丸「僕が素敵にアレンジさせて貰うよ」
パチン!
相「あんな長机どこから?」
知「彦丸、元に戻してくれる?」
彦丸「どうしてだい?」
知「花と同じ目線で頂くランチを素晴らしいと言うことを笑に教えて貰ったのよ!ねっ?」
笑「うん、小さい頃だけどね」
彦丸「笑?」
笑「あっ、青梅知から生徒会長を引き継ぎました!
現生徒会長の桃原笑です!」
彦丸「この子に生徒会長の座を譲ったのか?」
知「ええ、私の考える未来に1番近かったのがこの子だったからね!」
彦丸「見るからにドジっ子そうなチビが?」
情子「チビは余計よ!」
笑「ドジは?」
相「いや、事実でしょ!」
笑「あっ、良かったら一緒にどうですか?」
彦丸「あんなところで知が食事を取るなど考えられん!」
知「物は試しよ!むしろ私庶民よりのお嬢様なので!」
笑「あっ、知ちゃん怪我してるよ!」
知「もしかしたらさっき、瑠夏が間違って窓ガラス割っちゃって、拾った時の破片で切ったのかしら?」
情子「あんた何やったのよ?」
瑠夏「コイツの顔見るとが腹立ったから似顔絵書いてぶん殴ったら窓ガラスに張ってた」←右手は包帯でぐるぐる
植『多分、それ無自覚嫉妬!でもここでは言わないで置こう・・・』
彦丸「大変だ!早く救急車を!」
情子「大袈裟よ!」
相「イタ電と思われて切られるわ!」
笑「こう言うときはたしか・・・」
ペロッ
知「ちょっと!」
笑「えっ?昔知ちゃんが教えてくれたんじゃん!」
彦丸「あー、舐めた?私でも舐めたこと無いのに・・・」パタリ
SP1「坊っちゃん!」
植「当たり前よ!『私もないけど・・・』」
幸「あの人いつもあんな感じなの?」
植「そうね、あの割りには成績はトップなうえに、運動神経も良いからな」
知「一言で言うと努力の方向性を間違えてるのよ!」
情子「平たく言うと知先輩に振り向いて欲しくて頑張ったら結果が付いてきたってことですか?」
植「そうなんじゃない?いつも『知の為』って連呼してたし!そのせいで海外の学校に留学してるし!」
晴人「あの~、早く食べません?時間無くなりますよ!」
笑「そうだった!早く食べよう!」
リムジンの中
彦丸「私でもしたことの無いことをあの小娘は!あんなのに知の代わりが務まるか!しかも知に対して馴れ馴れしい!知の目はあの小娘のせいで狂ったんだ!許せん!」
次の日
笑「よいショット」←資料を運んでる
ゴン←段差に妻付く
笑「わあっ!」
ドサー!
知「ちょっと!大丈夫?」
笑「ごめん、ごめん・・・」
知「一度に持っていこうとするからよ!せめて前方がはっきり見える高さまでにしなさい!」
笑「はーい!」
知「あと、他の役員にも頼みなさい!」
笑「だって、皆忙しそうだったから・・・」
彦丸「『なぜ、あんなチビでドジで後先考えてなさそうな小娘に生徒会長なんかを・・・』
あの桃原笑と言うやつの事を徹底的に調べろ!」
ボディーガード「ハッ!」
数日後
映像を見て
彦丸「こんなの僕の知に相応しくない!こやつを知から遠ざけよう!」
一方
瑠夏「おーい!笑?」
笑「ああ!どうしたの、瑠夏?」
瑠夏「最近、お前を付けてるやつ居たぞ!」
笑「えっ?そうなの?」
瑠夏『少しは警戒しろよ』
笑が住むお食事処
笑「ありがとうございました!」
彦丸「やあ、精が出るね!」
笑「彦丸さんこんにちは!この前は大丈夫でしたか?」
彦丸「ああ、問題ない。あるとすれば僕より君の方なのでは?」
笑「えっ?」
彦丸「花は美しい!初めて会ったその日から知は僕にとってまさに花のような気高き女神だった」
回想
彦丸(7歳)「君!」
知(7歳)「はい」
ズキュン
知(7歳)「なにかご用かしら?」
回想
彦丸「それから僕はこの人に好かれるために勉強も運動も頑張った!誰にもそして彼女にも負けない為にね!」
笑「本当に努力家だったんですね!」
彦丸「でも、知は変わってしまった」
笑「そうかな?」
彦丸「彼女の気品と気高さに陰りが見えている」
笑「いつもと変わらないと思いますけど・・・」
彦丸「君のせいだよ!」
笑「えっ?」
彦丸「君は知から甘える妹のように頼ってないかい?それが知の負担に成ってると感じてないかい?」
笑「そ、それは・・・」
彦丸「そんなダメダメな君は知に必要ない!金輪際知に近づかないでくれないか?」
笑「えっ?なんでですか?」
彦丸「それが知の為だ!」
笑「そうではなく、なぜあなたに言われないといけないんですか?」
彦丸「それは僕が彼女の・・・」
知「許嫁なんて思ってないわよ!」
彦丸「知?なぜここに?」
知「瑠夏に教えて貰った!それに家族絡みで仲良いからよく通ってるのよ!
それより笑と私を引き離すってどういうつもり?あなたに何の権限があるの?」
彦丸「これは君の事を思って・・・」
知「笑は私の最初に出来た友達で幼馴染み!ずっと一緒に過ごしてきた妹みたいな存在よ!」
彦丸「妹みたいで良いのか?」
知「失礼ね!妹みたいでも、私の真似をしたり、私にチョコチョコ付いてくる向上心のある方の妹!決してわがままだとか生意気な妹ではないわ!
それに笑には私に無いものを持ってるの!だから私は彼女を生徒会長として選んだ!これ以上彼女の悪口を言うならこの街から出ていって!」
彦丸「そ、そんな・・・」
知「笑、行くわよ!」
笑「うん、ありがとう」
彦丸「畜生!」
ブロック「フッ、面白そうな奴を見付けたぜ!
その感情よ!石となれ!フィーリングブロック!」
彦丸「嗚呼!」
瑠夏『アイツは、ブロック!よし、知に教えて貰ったメールで・・・』
情子「ちょっと!」
支「なにこれ?」
相「なんで家の前で・・・」
シャキーン!
助奈「全員連れてきたわ!」
笑「仕事が早いね!」
知「あれは彦丸?」
笑「皆、行くよ!」
カラーズチェンジ!
どんな時でも笑顔が1番!ピンクスマイル!
冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!
頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!
純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!
燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!
温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!
目の前にある幸せの塊!クリムソンハピネス!
培ってきた知性の輝き!ブルーインタレスト!
重ねて知った多くの経験!パープルエクスプレス!
絆が繋ぐ友情の証!インディゴフレンド!
信じ合える仲間への信頼!イエロービリーブ!
想いを込めた熱い愛情!レッドラバー!
理由の無い無限の助け!ブラックアシスト!
上を追った夢への憧れ!ルビーアドミレイション!
望みを捨てない夢への想い!ネイビーホープ!
誰かを助ける正しい力!ウィステリアフィディリティ!
ミスを補うフォロー役!チェリーセーブ!
太陽の様に輝く!希望の光!ゴールドライト!
悲しませない存在意義!スカーレットバリュアブル!
愛が繋げる大好きな想い!マッダーラブリー!
目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!
皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!
皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!
前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!
皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!
仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!
誰もが持つ夢の輝き!アクリクトドリーム!
チームを纏める司令塔!ウルトラマリンリスポンスィブル!
仲を良くする橋渡し!トパーズリンク!
輝け!29色のカラー!カラーズヒロインズ!
カラーズバラエティー!
大切な人を守るために!ブルーナイト!
希望を指す!前向きな励まし!レッドポジティブ!
未来へ繋ぐ夢の舞台!グリーンフューチャー!
好きだからこそのやりたい心!グレーライク!
護りたいものを守るために!イエローディフェンダー!
切り開く!未来への道!ブラックフォワード!
何度失敗しても、諦めない心!ブラウンアタック!
勇気を出す、最初の1歩!オレンジナーブ!
カラーズスキャン!
皆から教わった人との繋がり!バイオレットボンズ!
スーパームカンシーン←モデルタキシード
スマイル「どうしよう?助けたくない!」
インタレスト「私も・・・」
ハピネス「自分の気持ちと世界平和どっちが大事なのよ?」
彦丸『僕の何が行けないんだ!』
ドゴーン!
シャイン「何々?」
チアフル「いきさつ分からないから説得方法も分からない!」
パッション「噛み砕いて言うと、この彦丸はインタレストが好きだけど、相手にされてないんだったかな?」
インタレスト「彦丸が笑の悪口を言ったのよ!そもそも私彦丸と結婚する気無いし!」
彦丸『なんだと!』
インタレスト「えっ?キャー!」
全員「インタレスト!」
彦丸『僕と結婚しないってどう言うことだ?僕の何が行けないんだ?』
インタレスト「そうやって、人の気持ちを考えずに自分の主張だけしてくるところよ!昔から何も変わってない!」
彦丸『ただ、好きと言うアピールして何が悪い!』
インタレスト「クー、離して!離して彦丸!」
彦丸『離さない、僕と結婚すると言うまで、離さない!』
ドリーム「なんて自分勝手な奴なの?」
ナイト「男の風上にも置けない人ですね」
ポジティブ「僕はそうやって攻められる心を尊敬しますよ!端から見てたら鬱陶しいですが!」
瑠夏「この野郎!」
ドン!←右足を蹴る
スーパームカンシーン!
ズコーン!
ブロック「なんだ?なんだ?」
瑠夏「この鬱陶しい奴め!知が嫌がってるだろ!さっさと消えろ!」
ブロック「おう、お前はこの間抜けたルーク君じゃないか?なんだ?早くもアンハピみたいな感じに成ったか?」
瑠夏「ちげーよ!コイツがインタレストと話してるだけで、ムカつくと言うか、心がなんかおかしいと言うか・・・」
ブロック「まあ、どっちにしろお前が敵と言うことは理解した!覚悟しておけよっと!」
アシスト「チッ、外したか!」
ブロック「テメー、助奈!人が話してる途中でやり投げるな!」
瑠夏「このー!何だよ!この気持ち!知の事考えると頭と心がおかしくなる!
お前が知と話してるとムカつく!」
スーパームカンシーン!
スマイル「瑠夏危ない!」
ガシッ!←両手で右手を掴む
瑠夏「知は俺のものだ!お前にやるものか!」
ビュン!
スーパームカンシーン!
ドシーン!
フェザー「火事場の馬鹿力!」
ミュージック「生身でスーパームカンシーンを投げるなんて・・・」
瑠夏「よっと!」←インタレストをお姫様抱っこ
インタレスト「ありがとう」
瑠夏「礼は要らねえよ!」
インタレスト「カッコよかったよ!」
瑠夏・赤面
フィデリティ「そう言えばブロックは?」
ブロック「おーい!誰か!助けてくれ!
おい!スーパームカンシーン!退けや!いつまで延びてるんだ!」
ムード「下敷きに成ってるにゃ!」
ドリーム「じゃあ、さっさとやっちゃうわよ!ヒューマンライトポット!青!明るい結晶カムバック!」
ポンポン、ビューン、ポッ!
インタレスト「スマイル!ナチュラル!ライト!」
OK!
フォームチェンジ!
ピンクスマイル!ピンクブルーグリーンゴールドバージョン!
グリーンナチュラル!グリーンブルーピンクゴールドバージョン!
ブルーインタレスト!ブルーピンクグリーンゴールドバージョン!
ゴールドライト!ゴールドピンクグリーンブルーバージョン!
4つの力を1つの力に!
ナチュラルウォール!
ライトバリア!
ナチュラル・シャイン「2つを重ねて!スマイル&インタレスト!」
スマイル「純粋な気持ちと輝かせる気持ち!」
インタレスト「笑顔と知力を合わせて!」
スマイル・インタレスト「ドキドキスマイルライトインタレストダブルナチュラルシャインアローシュート!」
スーパームカンシーン「ホワワワワ・・・」
ブロック「アブねー、もう少しで消えてなくなるところだった」ビュン!
パートナー「そのまま消えてなくなれば良かったのに・・・」
変身解除
知「瑠夏、カッコ良かったわ!改めてありがとう」
瑠夏「フン、これはあんなのにお前を取られたくなかったからだ!」
相「ほうほう、これはツンデレさんかな?」
瑠夏「ツンデレって何だよ?」
支「相止めなさい!」
笑「瑠夏が困ってるじゃん!」
知「私は瑠夏、あなたの事好きよ!」
瑠夏「えっ?」
笑「それってもしかして?」
知「彦丸と結婚する位ならあなたの方が1000倍も万倍もマシよ!」
瑠夏「えっ?えっ?えっ?」
知「これからも私があなたをサポートするわ!」
植「ねえ知!」
笑「さっきのどう言うことなの?」
果たして知の本心とは?その答えは当分分からない
次回予告!
再び絵本コンテストが開かれると言うことで、笑達は支にその事を伝える。
前回が落選だったと言うこともあり、今度は入選すべく奮闘する支だが、
全く思い浮かばない。
外で考えていると、フリーズこと古田と再会!
相談に乗って貰うことに!
しかし、古田は打倒カラーズの為にどう貶す事を考えているかを彼女は知らなかった!
そんな中、古田に変装したフリーズにネガティブが怒りの鉄槌!
その場所に支が遭遇!果たして?
次回ナンバーカラーズ!
入選するために!古田との再会!
- Re: Re: ナンバーカラーズ ( No.198 )
- 日時: 2025/08/09 00:38
- 名前: いくちゃん (ID: aw3qwL.x)
笑「なっちゃん!」
相「絵本コンテストがまた開催されるって!」
支「本当?」
情子「いや、ライブは?」
支「まだ余裕あるよ!それに、前回は落選したから、せめて入賞はしたいんだ!」
経子「あなたがそこまで本気ならやってみたらどうなの?」
第184話・入選するために!古田との再会!
支「う~ん、これじゃダメ!
どうしよう?絵本のテーマが決まらないよ!」
切奈「支お姉さんは何やってるの?」
大好「絵本コンテストの題材を考えてるの!」
支「そうだ!小学生の皆はどんなのが良い?」
切奈「切奈はやっぱり楽しいのが良いな!」
信「絵本コンテストって言うからにはインパクト重視の方が良くない?」
奏介「それか全米が泣く感動物とか?」
愛美「小さい子供に分かりますか?」
知「もっと簡単に考えたらどうなの?」
支「ダメですよ!皆、凄い絵本を描いてきますから!定番よりも今までにない物を描いていかないと・・・」
光美「でも、迷走し過ぎるといつまで経っても完成しないよ!」
支「でも・・・」
植「そうよ!もっと簡単に考えなよ!経験者が言うんだから!」
知・光美「どういう意味?」
幸「この2人が言うと重みが違う」
愛「アーイ!あい!」
笑「何やってるの?」
助奈「落ち葉集めてお風呂ごっこよ!」
愛「アーイ!」
元「ねえ、公園行ってみない?子供も沢山居るし!」
楽子「そっか、子供を観察して何に興味を持ってるのか見るんですね?」
支「分かりました!行ってみましょう!」
ところ変わって
フリーズ「なんか知らねえ空き家に住み着いて数ヶ月、何も起こりゃしねえ!いっそここで暮らそうかな?
と言っても、なんか残ってた食い物は底付いてきたし、金もないし!どうすりゃ良いんだ?」
瑠夏「公園って何だよ?」
知「遊具とか広場があって、そこで子供や大人達が遊べる広い場所なのよ!」
瑠夏「フーン、面白いのか?」
知「そこは人によるかな?」
フリーズ「アイツ、ルークじゃねーか!?何普通にカラーズと世間話してるんだよ!明るい結晶集めはどうした?
って俺もサボってここに住んでるんだった!
どうせ帰ってもアイツらにネチネチ
『カラーズ増やす疫病神』って言われるだけだからな」
ヒラヒラ
フリーズ「まずいぞ!このままだと、俺はこの花びらのように落ちて踏まれて捨てられる運命なんだ!
なんとか、何とかしないと!」
広場
愛「あい!」
笑「くれるの?ありがとう!」
支「へー!」
植「どうしたの?」
支「葉っぱってよく見たら、色も形も皆違う!だけど綺麗!」
切奈「本当だ!」
相「知らなかった」
瑠夏「俺は考えたこともなかった!」
笑「まあ、普通は気にしないって!」
輝「そうだよね!全部葉っぱは葉っぱだって!」
楽子「ちゃんと種類と名前があるからね!」
知「肩の力抜けた?」
支「はい!少しは・・・」
知「集中出来るように私達はそこで遊んでるから、何かあったら呼んでね?」
支「はい!」
ベンチ
支「さあ、描いていこうか!」
古田「ん?君はたしか?」
支「あっ、古田先輩!実は落ち葉を使って新作の絵本を描こうと・・・」
古田「落ち葉?」
支「はい!近々、絵本コンテストがあるので応募しようと思って、前回はダメでしたが、今回こそは今度こそ入選したくて!」
古田「君は絵本作家に成るのが夢だっけ?」
支「それはまだ分かりませんが、私の描いた絵本で子供達が笑顔に成って欲しいと思ってます」
古田「がんばり屋だね(お前のその夢、俺がぶっ潰してやる!)
でも、頑張っても報われない事だってあるよ」
支「え?」
古田「頑張れば夢は叶うとか言われてるけど、必死に頑張ったって、夢が叶うのは一握り
勝つのは、いつも、強い力や才能を持つ人達だ!
その他大勢はどんなに頑張ったところで夢を叶えることなんて出来ない!
だから夢なんて見ない方がいい!
辛い思いをするだけだから!
どうせ最後は花びらや落ち葉のように落ちて捨てられて無くなるものだから」
支「古田先輩、辛い思いしてるんですか?」
古田「え?(アッ!アイツは!)
辛い?俺が?」
支「古田先輩、元気無いから、なんだか苦しそうに見えると言うか、もしかして絵について悩んでるんですか?」
古田「やだな、全然そんなことないよ!ただ、落ちた葉や花びらを見て思うんだ
最初は皆綺麗だとか、言って可愛がるのに、落ちた葉や花びらには見向きもしない!
そして平然と踏む。それがなんだか惨めに見えて・・・」
支「優しいんですね」
古田「え?」
支「でも、植物にとっては大したことじゃありません!」
古田「えっ?」
支「確かに、植物は春に咲き、夏を乗り越え、秋が過ぎ、冬に成るにつれて萎れてしまいます。
ですが、それがむしろ植物の運命なんです!
それに落ちた葉や花びらにだって何も無駄なものではなく、土に還って木の肥料に成るんですよ!
だから私はそんな悲しい気持ちには成ったことはないかな?それが植物の運命なんだって・・・」
古田「クー!」
支「古田先輩?古田先輩、待って!」
一方その頃
夢「出来たわよ?」
助奈「何これ?」
夢「落ち葉アートよ!休みの日に妹達と作ってるのよ!」
救子「懐かしいです!」
夢「あんたはこの間やったじゃない!」
ビューン
愛「あ~あ」
助奈「これが力作ね?」
大好「助奈、そんなこと言わないの!」
任「糊でも持ってくれば良かったではありませんか」
一方その頃
古田「この俺が苦しそうだって?分かったような事を!お前に俺の何が分かる?ってか、お前らが邪魔するのが悪いんだろ!畜生!」
ネガティブ「どこかで見たことあるかと思ったら、フリーズお前だったのか?」
古田「ね、ネガティブ博士!」
ネガティブ「問題児め!どこをほっつき歩いてる?カラーズを増やしまくった奴が、よくこんなところでノコノコ生きていたな?
お前はいつもそうだった!なんの力もない落ちこぼれの癖に諦めが悪い!
そんなお前が目障りだった!
5年前からお前は何も変わってないじゃないか!」
古田『ひええ、どうか命だけは・・・、命だけは・・・』
ネガティブ「力の無いものに存在する価値はない!消え失せろ!」
支「止めて!」
ネガティブ「なんだ?お前は!」
支「どうしてこんなことをするの?」
ネガティブ「役立たずを始末するだけだ!」
支「古田先輩をそんな風に言わないで!」
ネガティブ「ソイツについて話すことすら時間の無駄だ!
出てこい!スーパーマックーラ!この世を真っ暗に染めてしまえ!」
笑「なっちゃん!」
情子「大丈夫?」
支「私は大丈夫!皆行くよ!」
カラーズチェンジ!
どんな時でも笑顔が1番!ピンクスマイル!
冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!
頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!
純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!
燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!
温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!
目の前にある幸せの塊!クリムソンハピネス!
培ってきた知性の輝き!ブルーインタレスト!
重ねて知った多くの経験!パープルエクスプレス!
絆が繋ぐ友情の証!インディゴフレンド!
信じ合える仲間への信頼!イエロービリーブ!
想いを込めた熱い愛情!レッドラバー!
理由の無い無限の助け!ブラックアシスト!
上を追った夢への憧れ!ルビーアドミレイション!
望みを捨てない夢への想い!ネイビーホープ!
誰かを助ける正しい力!ウィステリアフィディリティ!
ミスを補うフォロー役!チェリーセーブ!
太陽の様に輝く!希望の光!ゴールドライト!
悲しませない存在意義!スカーレットバリュアブル!
愛が繋げる大好きな想い!マッダーラブリー!
目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!
皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!
皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!
前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!
皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!
仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!
誰もが持つ夢の輝き!アクリクトドリーム!
チームを纏める司令塔!ウルトラマリンリスポンスィブル!
仲を良くする橋渡し!トパーズリンク!
輝け!29色のカラー!カラーズヒロインズ!
カラーズバラエティー!
大切な人を守るために!ブルーナイト!
希望を指す!前向きな励まし!レッドポジティブ!
未来へ繋ぐ夢の舞台!グリーンフューチャー!
好きだからこそのやりたい心!グレーライク!
護りたいものを守るために!イエローディフェンダー!
切り開く!未来への道!ブラックフォワード!
何度失敗しても、諦めない心!ブラウンアタック!
勇気を出す、最初の1歩!オレンジナーブ!
カラーズスキャン!
皆から教わった人との繋がり!バイオレットボンズ!
スーパーマックーラ!←モデルキッチンカー
サポート「古田先輩は逃げて!」
スーパーマックーラ!
パートナー「パラソルが飛んできた!」
シャイン・チアフル「ハア!」
ゴン!
シャイン・チアフル「ああっ!」
ミュージック「シャイン!チアフル!」
ナチュラルウォール!
スーパーマックーラ!
ポジティブ「ヤベ!」
ナイト「こっち来た!」
フォアード「聞いてねえって!」
ネガティブ「こんなに居て、こんな体たらくか!」
ドリーム「あのパラソルどうすれば良いの?」
サポート「皆、私に良い考えがある!」
スマイル「一旦集合!」
ラブリー「成る程!」
エクスプレス「それで行きましょう!」
ネガティブ「何をする気だ?」
スーパーマックーラ!
ボン!
サポートフェザー!
ネガティブ「フッ、無駄なことを・・・」
ナチュラルウォール!
アップフェザー!
プレアーウィング!
リスポンスィブル「回転で弾かれるなら・・・」
エクスプレス「その回転を止めれば良い!」
ゴーン!
スーパーマックーラ!
ネガティブ「何?」
サポート「ドリーム!今よ!」
ドリーム「ヒューマンライトポット!白!明るい結晶!カムバック!」
ポンポンビューン、ポッ!
フォームチェンジ
ピンクスマイル!ピンクホワイトバージョン!
ホワイトサポート!ホワイトピンクバージョン!
2つの力を1つの力に!
ピンクホワイトスクリュー!
スーパーマックーラ『キラキラキラキラ・・・』
ネガティブ「助けた奴の正体を知った時が楽しみだな」ビュン!
古田『フッ、バカな奴め!俺が敵とも知らないで、かばたって、なんの得にも成らないのに・・・』
帰り道
笑「それでテーマ決まったの?」
支「うん!落ち葉の話を描くことにした!」
情子「まあ頑張りなさい!」
光美「僕らも出来ることならサポートするよ!」
支「ありがとう」
次回予告!
古田のお陰で新しい絵本制作が捗っていく支!
出来た作品を古田に呼んで貰おうとする。
しかし、古田ことフリーズはそれをめちゃくちゃに破って台無しにしてしまう!
そこへ、笑達が古田を責めるも、古田は自分がフリーズであることを明かす。
しかし、支はむしろフリーズの心情を心配する。
後がないフリーズにネガティブの天罰が落ちる!?
次回ナンバーカラーズ!
フリーズの最後!支の絵本完成!
- Re: Re: ナンバーカラーズ ( No.199 )
- 日時: 2025/08/23 00:33
- 名前: いくちゃん (ID: aw3qwL.x)
支「ヒューんと風が吹き、葉っぱ達が落ちてしまいました、
『ああ、僕の葉っぱとしての役目も終わりか、このまま踏まれて誰にも相手にされないまま僕は役目を終わるのか?』
落ち葉君は落ち込みました。
う~ん、それから・・・
ええっと、仲間の落ち葉と話す展開にするべきかな?
いや、そもそも葉っぱ自身がどうなるかなんて分かりっこないし・・・、う~ん、どうしよう?」
古田「・・・」
回想
支「古田先輩辛い思いしてるんですか?」
古田『俺の事なんか放っといてくれ!』
第185話・フリーズの最後!支の絵本完成!
相「へー、落ちたところで止まっちゃったんだ」
支「まだ冒頭過ぎて何も言えないと言うか、落ち葉の気持ちが分からないと言うか?」
笑「だったら、木が落ち葉の未来を語るとかどうかな?自分がさっきまで付いてた木に話し掛けるとか?」
支「成る程!それは良いかも!でも・・・、その後は・・・」
笑「まだ描くの?」
情子「いや、それだけだと10ページ持たずに終わるわよ!」
知「そうよ!物語は寄り道か失敗した方が面白いのよ!」
笑「どう言うこと?」
知「例えば迷路!迷路って簡単に終わったら面白くないでしょ?何度も何度も行き止まりにぶつかって、やっとの思いで抜けた時に達成感があるじゃない!」
笑「そうだね!」
知「人生も同じ!何事も失敗や寄り道をして達成した時が『やって良かった』って思える時なの!
その分、自分だけの物語(思い出)の量が増えるのよ!」
笑「成る程!」
相「なんか深い(意味全然分からないけど)」
古田『俺は何がしたいんだ?』
回想
ネガティブ「お前はいつもそうだった!なんの力もない落ちこぼれの癖に諦めが悪い!
そんなお前が目障りだった!」
古田『こっちの世界の人間に成り済まして、白石支に近付いて、こんなあがきいつまで続けるんだろうな?』
支「あっ、古田先輩!」
笑「あの人がなっちゃんが相談してる?」
相「確か隣の隣の隣のクラスだっけ?」
知「でも、私は彼を見掛けたこと無いわよ!」
情子「保健室登校とか引きこもりなんじゃないんですか?」
古田『好き勝手言いやがって!』
ズキッ!
古田「ううっ!」
支「大丈夫ですか?」
古田「いや、何でもないよ!それより君はこんな天気の中何しに?」
支「実は、また絵本の事で悩んでて・・・」
古田「そうなんだ」
支「そうだ、先輩!良かったら、私の絵本を読んでくれませんか?」
古田「俺が?」
支「はい!この話は古田先輩と話した時の事を参考にして描いてみたんです!」
一通り読む
支「どうしたら落ち葉君がハッピーエンドに成るのかな?ってずっと悩んでて・・・」
古田「ハッピーエンド?」
支「古田先輩が落ち葉を見ても、辛い気持ちに成らずに済むような、そんなお話にしたいんです!」
古田「君が悩むのも当然だよ!」
支「えっ?」
古田「なぜだと思う?」
支「それは・・・」
古田「役立たずの落ち葉にハッピーエンドの未来なんか無い!って内心気づいてるからだ!」
支「えっ?」
古田「役に立たないものは、いつまで経っても役に立たない!いや、居ても意味がない!
そんな奴の幸せを描くだって?ふざけるな!」
ビリビリ・・・
支「あっ!」
全員「あっ!」
古田「そんな綺麗事で救える訳無いんだよ!このやろう!」
バン!
笑「ちょっと!何するのよ!」
相「支が折角描いた絵なのに!」
情子「あんた人の努力を無駄にするとか最低ね!」
古田「うるせー!そもそもお前らのせいだろ!」
相「どう言うことよ?」
古田「お前らが現れてから、俺は『カラーズを増やす疫病神』なんてレッテルを貼られ、他の幹部からも役立たず扱い受けてるんだよ!」
知「ねえ、なんで私達がカラーズってこと知ってるの?」
情子「確かに!」
支「私も教えてないし『カラーズ』なんて言葉あなたに言ったこと無い!」
古田「クソ!」
支「きゃっ!」
笑「なっちゃん!」
情子「あんたは?」
相「フリーズ!」
フリーズ「今変身してみろ!このペン壊してやるからな!」
情子「あんた、支に言ったことは全部嘘だったって言うの?」
古田「ああそうさ!全部お前らに近付くための嘘だよ!」
笑「なんでそんなことを?」
フリーズ「コイツの心をズタズタにしてやるためだよ!どうやら大成功みたいだなグハハハハ!」
相「酷い!」
笑「なっちゃんの心を弄ぶなんて・・・」
情子「このサイコパス!」
フリーズ「何度でも言え!むしろ俺にとっては褒め言葉だ!」
支「嘘だよね?」
フリーズ「ああ、さっきから言ってるだろ!俺はお前の心をズタズタにするために・・・」
支「違う!あなたは本当はあの組織から抜け出したいんじゃないの?」
フリーズ「はあ?何を言ってるんだ!この小娘!」
支「だって、あなたの心が泣いてるんだもの!『もうこんなことやりたくない』って!」
フリーズ「そう言えば俺からペンを返せると思ってるのか?」
支「違う!私は事実だと確信した上であなたに問いかけてる!」
フリーズ「うるせー!お前におらの気持ちなんか分かる筈ねえ!」ビュン!
笑「逃げられた!」
ポツポツ、ザーザー!
情子「ヤバ!雨降ってきた!」
植「皆どうしたの?」
光美「ほら早く傘に入って!風邪引くよ!特に笑と知!」
笑・知「はい・・・」←2回風邪引いた人
相「支!早く帰ろう!あんなの放っときなよ!」
情子「いや、ペン取られたよ!」
支「皆、ごめん!」
一方その頃
フリーズ「何なんだよ?アイツ、俺がこの組織から抜けたいだと?そんなわけ・・・」
グッ!
回想
男子A「お前なんて要らないんだよ!」
男子B「お前のせいで負けたじゃないか!」
女子A「あんたのせいでめちゃくちゃよ!」
女子B「もうなにもしないで!」
フリーズ「嗚呼!何だこの記憶は?」
ネガティブ「これはコイツも用済みだな!よし!」
プスッ!
フリーズ「うわ嗚呼嗚呼!」
一方その頃赤平家
全員「ペンを取られた?」
笑「いや、それよりもフリーズに騙された挙げ句絵本もめちゃくちゃにされたんだから!」
相「本当アイツ最悪!殺したいくらいだわ!」
植「相さん!その言い方は止めましょう!」
元「気持ちは分かるけど・・・」
支「でもね、皆!」
任「どうしたんですか?」
支「私にはフリーズに対しての怒りの感情が殆ど無いの!」
全員「えっ?ええっ!!?」
夢「あんな酷いことされたのに?」
祈留「自分の大切なものを破かれたのに?」
心美「嘘にゃ!きよなら、即ぶん殴ってるにゃ!」
任「止めなさい!」
幸「怒りの感情が無いってどう言うこと?」
支「フリーズって、元は『役立たず扱い』を受けて嫌に成ってデイファレントの下部に成ったんじゃないかなって思えて・・・」
輝「忠加は知ってる?」
忠加「はあ?知らないね!お互いの事は1度も話した事無いから!しかし、まさか、アイツが後輩とは知らなかったな!」
全員「えっ?」
忠加「だって、中3なんだろ?私が居たのは小6から中1の時だったから!まあ、その後中3から高1まで居ていまに至るけどね!」
支「一応、本人は中3って言ってたけど・・・」
友子「つまり、支はフリーズを助けたいって事で良いのかな?」
支「うん!感情の無い世界から彼を救ってあげたい!」
羽加「でも、そんなこと出来るのかな?」
幸「いや、私に助奈、友子に憧子に忠加に絆だって、あっち側の人間だったし!」
夢「いや、女子しか居ないじゃない!」
援「でも最初に救ったのはうちの弟よ!」
知「それに・・・!」
留加「何だよ?気付いてたのかよ?」
知「留加だってこっち側に連れてこれた!」
光美「だったら救える余地はあると?」
知「1人出来たのなら、他の人達も救えるよ!」
支「あのね」
笑「何?」
支「今はペンはどうでもいい!」
全員「えっ?」
支「まずは、フリーズと話したい!」
笑「なっちゃん・・・」
支「それに、良く考えればあの絵本、カラーズに貢献できてない自分の事も含めて描いたと思うの」
笑「そうかな?なっちゃんは充分役に立ってるよ!」
情子「そうそう!」
支「皆はそう思っていても、私のように、自分ではそう思ってない人が居るかもしれない!私はその人のための絵本を描いてみたい!」
笑「よし、明日フリーズと話に行こう!」
全員「オオッ!」
留加『なんで俺まで?』
次の日
笑「たしかここら辺の筈なんだけど・・・」
相「居た!アイツじゃない?」
支「フリーズ!」
フリーズ「なんだ?ペンはここにはないぞ!」
支「ペンなんてどうでもいい!今日はあなたと話がしたくて来たの?」
フリーズ「はあ?」
支「あなたと戦う気はない!あなたを感情の無い世界から救うために・・・」
フリーズ「うるせー!俺には時間がないんだ!」
支「えっ?」
経子「危ない!逃げて!」
フリーズ「ウオオオオ!」
支「フリーズ!」
ネガティブ「無駄だ!」
輝「あんたは?」
笑「ネガティブ!」
忠加「コイツに何した?」
ネガティブ「最後の悪あがきとでも言っておこう!役に立たなかったから闇に取り込んでやったのさ!」
留加「それって?」
ネガティブ「ああ、コイツは闇に飲み込まれ、意思はなく、破壊のみを求める獣となる!そしてどうなろうと力尽きて最後は・・・、死ぬ!」
夢「あんたそれでも仲間なの?」
ネガティブ「仲間?そんなこと思ったことはない!コイツらは皆駒だ!」
信「最低!」
切奈「酷い!」
愛美「なんてサイコパスな!」
ネガティブ「こんな無価値な奴に、居て貰うのは邪魔だからな!最後に少しでも役に立てば御の字だろ!」
支「無価値?」
ネガティブ「そうだ!こいつは何も役に立たない、役立たずだ!」
支「無価値かそうでないかなんてあなたが決める事じゃない!
自分の価値は自分で決めるんだよ!」
ネガティブ「変身も出来ず、なんの役にも立たないお前に何が出来る?そんなことは綺麗事だ!」
フリーズ「自分の価値は自分で決める・・・」
ネガティブ「フリーズ!これでやっとお前は役に立てる存在に成れるんだ!さあ行け!」
フリーズ「うるせー!」
パッ!←ペンを取る
ネガティブ「何をする?何の真似だ?」
フリーズ「テメーにムカついたから殴った、それだけだ!」
ネガティブ「私に逆らうと言うのか?この役立たずの疫病神が!」
フリーズ「ああ、俺は何も出来ない役立たず!でもな、無価値なんかじゃねー!」
ポイッ!
支「ありがとうフリーズ!って・・・」
助奈「あれは闇に呑み込まれてる!私も経験したから分かるわ!」
支「必ず助けるよ!皆!」
カラーズチェンジ!
どんな時でも笑顔が1番!ピンクスマイル!
冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!
頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!
純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!
燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!
温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!
目の前にある幸せの塊!クリムソンハピネス!
培ってきた知性の輝き!ブルーインタレスト!
重ねて知った多くの経験!パープルエクスプレス!
絆が繋ぐ友情の証!インディゴフレンド!
信じ合える仲間への信頼!イエロービリーブ!
想いを込めた熱い愛情!レッドラバー!
理由の無い無限の助け!ブラックアシスト!
上を追った夢への憧れ!ルビーアドミレイション!
望みを捨てない夢への想い!ネイビーホープ!
誰かを助ける正しい力!ウィステリアフィディリティ!
ミスを補うフォロー役!チェリーセーブ!
太陽の様に輝く!希望の光!ゴールドライト!
悲しませない存在意義!スカーレットバリュアブル!
愛が繋げる大好きな想い!マッダーラブリー!
目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!
皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!
皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!
前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!
皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!
仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!
誰もが持つ夢の輝き!アクリクトドリーム!
チームを纏める司令塔!ウルトラマリンリスポンスィブル!
仲を良くする橋渡し!トパーズリンク!
輝け!29色のカラー!カラーズヒロインズ!
カラーズスキャン!
皆から教わった人との繋がり!バイオレットボンズ!
スーパーマックーラ!
全員「エーイ!」
バコーン!
全員「わあ!」
ドシン!
パートナー「強すぎる」
パッション「29人も居て全員吹っ飛ばされるって?」
チアフル「相当な力があるわね!」
ナチュラル「パワーで押しきってるんだわ!」
サポート「フリーズ!」
スマイル「サポート!1人じゃ危ないよ!」
ドン!
スマイル「わあ!」
ネガティブ「お前も諦めが悪いようだな?弱い者があがき続ける様は目障りだ!」
サポート「あなたの評価なんてどうでもいい!私がフリーズを助けたいって思った!ただそれだけだよ!助けることに理由なんて無い!私が絶対に助ける!」
スマイル「サポート!」
ピカー!
サポート「フリーズ・・・、その輝きは?」
フィデリティ「心の輝きね!」
サポート「お願い消えないで!」
フリーズ「あっ、嗚呼!」
サポート「私が助けけるよ!」
サポートフェザー!
スーパーマックーラ!
サポート「フィデリティ!」
フィデリティ「フィーリングポット!白!戻れ明るい結晶!」
ポンポン、ビューン、ポッ!
サポート「パートナー!力を貸して!」
パートナー「分かった!」
フォームチェンジ!
ホワイトサポート!ホワイトアクアバージョン!
アクアパートナー!アクアホワイトバージョン!
2つの力を1つの力に!
青い空!
白い雲!
サポート・アクア「2つが見せる未来の耀き!」
カラーズ・アップドロップ・シャイニング!
スーパーマックーラ「キラキラキラキラ・・・」
古田「ん?ここは?」
サポート「フリーズ!改め、古田先輩!」
古田「フッ、本当に助けてしまうなんてお前はとんだお人好しだな!」
パチン!
古田「何をするダーク!」
フィデリティ「まだ殴り足りないか?」
古田「だからなんだよ?」
フィデリティ「あんたもあたしらと一緒だな!」
古田「うるせー!それより俺をどうする気だ?許せねえんだろ?」
インタレスト「反省してそうなので大丈夫です!むしろあなたと同じ人が身内にも1人居るので水に流せます!」
アドミレイション「お姉ちゃん?」
古田「破って悪かったな!ごめん!」
サポート「大丈夫!また1から書き直せば良いから!」
そして
第30回絵本コンテスト
大賞『落ち葉くん』
次回予告
次回は愛ちゃんの靴を買いに行くことに!
しかし、なかなかお眼鏡に叶う靴は見付からず
するととある女性が持ってる靴を愛は欲しがり、結局譲って貰うことに!
しかし、やっぱり返すべきだと思った大好と愛美は靴を返すことに!
でも、快く譲って貰ったんだからと言う理由で助奈は納得いかない
なんとか大好の説得で一週間の猶予を貰い、再び女性と会って返す事にした愛美と大好!
ところが譲ってくれた女性の息子夫婦は海外に引っ越すことを聞く!
飛行機の時間に間に合うのか?
次回ナンバーカラーズ!
助奈の葛藤!ファーストシューズお返しします!
- Re: Re: ナンバーカラーズ ( No.200 )
- 日時: 2025/08/29 21:57
- 名前: いくちゃん (ID: aw3qwL.x)
赤平家(とある休日)
愛「あい、あい、・・・」
幸「そうそう!」
愛美「頑張れ!頑張れ!」
助奈「さあ!お姉ちゃんはここよ!」
愛「アーイ、アーイ・・・」
大好「そうそう!」
切奈「上手!上手!」
美鈴「ちょっと良いかしら?」
全員「今はダメ!」
愛「あい!」
ポス!
助奈「ああもう!お婆ちゃん!」
美鈴「これは私が悪かったわね!ごめんなさい!」
大好「でも、こんなに歩けるなら愛ちゃんの為に靴を買った方が良いんじゃない?」
美鈴「良い機会だし行ってきたら?お金は渡すから!」
愛美「お婆様、ありがとうございます」
第186話・助奈の葛藤!ファーストシューズお返しします!
靴屋
愛美「う~ん・・・」
幸「靴だけでも沢山あるのね」
店員A「失礼します!どう言った靴をお探しですか?」
助奈「この子の靴を探してます!私の妹なんです!」
店員A「ファーストシューズですね」
助奈「ファーストシューズ?」
大好「赤ちゃんに初めて買う靴の事をファーストシューズって言うのよ!」
切奈「へー、知らなかった!」
大好「ファーストシューズは記念みたいな物だからね、成長の第一歩みたいなものよ!足だけに!」
愛美「上手い!」
援「これなんてどうかしら?頑丈そうで防御力高そうよ!」
愛「ヤッ!」
望「防御力ってなんですか?」
助奈「男子か!愛は女の子なのよ!」
大好「そう言うカッカ良さは、男の子とかが求めるものよ!愛ちゃんは女の子だから可愛い柄が良いよね?」
切奈「これどうかな?」
愛「ヤッ!」
幸「これはどう?」
愛「ヤッ!」
憧子「これならどう?」
愛「ヤッ!」
憧子「もう、好き嫌いするな!」
望「靴に好き嫌い関係あるかな?」
助奈「そうよ!むしろあんたらのセンスが無いのよ!」
憧子「なんですって?」
助奈「私は愛の言ってることが分かるからね!」
望「私も分かるよ!」
夢「私も何となく!」
助奈「はい?ってなんで夢も居るの?」
夢「私も弟の新しい靴を買いに来たのよ!」
愛美「それでどれを欲しがってるんですか?」
助奈「こう言う時は愛の目線をよく見て・・・」
とある靴
助奈「これね!どう愛?」
愛『う~ん・・・、ちやう!』
助奈「えっ?嘘・・・」
夢「この子の事がなんでも分かる姉じゃなかったの?」
助奈「そんな筈は・・・」
望「いやいや、全部分かるなんて無理だし、逆に怖いよ!」
愛美「取り敢えず、愛のお気に入りが見付かるまで探しましょう」
助奈「よし、世界中探しててでも見付けるわよ!」
望「話が壮大すぎるし、全世界探し終わった頃には愛ちゃん大人に成ってるよ!」
夢「下手したら私達がお婆ちゃんに成ってるよ!」
大好「世界一周するつもり?いくらお婆ちゃんがお金持ちとはいえ、旅費だけで靴の何倍掛かるよ!」
愛「(あっ!)あい!あい!アーイ!」
助奈「どうしたの?」
愛美「お気に入りの靴を見付けたんですか?」
愛「あい!アーイ!」
切奈「どれ?」
愛「あい!」
女性「えっ?」
愛美「ってあれは人が買った靴ですよ!」
望「別のにしようね!」
愛「ヤー!ヤー!」
助奈「わがまま言うな!」
女性「どえらい可愛い赤ちゃんやな!」
全員「あっ!」
女性「こんなに大勢で買い物?」
助奈「あっ!この子の姉です!」
愛美「私もです!」
大好「あっ!この子達の親戚で保護者代わりです」
切奈「私のお姉ちゃんです!」
援「友人です!」
望「親友です!」
愛「あい!アーイ!」
女性「これ気に入ったん?」
愛美「すみません」
女性「これ、あげるわ」
愛美「えっ?でも・・・」
女性「遠慮せんでええんよ!まだお会計済ませる前やしな!」
愛美「すみません」
助奈「ありがとうございます」
愛「あい!アーイ!」
女性「こんなに気に入って貰えて、靴も喜んでるわ!逆におおきに!」
助奈「良かったわね、愛?」
愛美「あの、本当に良いんですか?」
望「これって、誰かにプレゼントする靴、ですよね?」
大好「その子ががっかりしたりしませんか?」
女性「これで良かったんや!」
大好「えっ?」
夕方(赤平家)
愛「アーイ!アーイ!」
助奈「そんなに気に入ったのね?」
愛美「お姉様、本当に貰って良かったのかな?」
助奈「あの人が『良い』って言ってくれたんだから!」
大好「いや、断るべきだったんじゃない?」
憧子「私もそう思う!きっと何か事情があった筈よ!」
幸「今度また会ったらお礼言っておかないとね!」
愛美「いえ、お姉様!返しましょう!」
助奈「何でよ?快く頂いたのよ!」
愛美「ですが・・・」
助奈「愛も嫌だよね?」
愛「あい!」
助奈「ほら、愛だってこんなに気に入ってるのよ!」
憧子「このシスコン!」
助奈「じゃあ、待たね!そろそろ門限だし!」
大好「待って!」
助奈「何?」
大好「靴だけはまだ持って帰らないで!」
助奈「何でよ?」
大好「返すなら新品でないといけないから!」
助奈「でも買ったのは・・・」
大好「人に譲って貰って買ったのよね?半ば横取りと同じよ!」
助奈「でも・・・」
大好「確かに、あの人から快く譲って貰ったのは事実!でも、私もあのまま貰うのは間違ってると思う!
だから、助奈!
あの人の話をもう一度聞きたいから靴は新品のまま残しておいて!」
助奈「それじゃ、愛は・・・」
愛美「お姉様!いつまで妹を甘やかせるつもりですか?保護者なら少しは鬼に成ってください!
世の中、自分の思いどおりに行くわけ無いと伝えて下さい!」
助奈「この一週間だけね!それでも断られたら愛に渡すのが条件!」
大好「ありがとう、助奈!」
助奈「愛、お姉ちゃんと一緒に寮に帰るわよ!」
愛「アーイ!」
憧子「普通、赤ちゃんは連れていかないんだけどね」
幸「でも、愛ちゃんをちゃんと守れるのは助奈だけだから」
次の日
ショッピングモール
愛美「あの人居ませんね?」
大好「平日なのにこんなこと付き合わさせてごめんね」
愛美「いいえ、元々は私の妹のわがままですから!」
女性「だから、突然急用が入ったんや!ごめんな!うん、うん、ほんとゴメン!あっちに着いたら電話頂戴な!」
大好「見付けた!」
女性「はあ」
愛美「あの・・・」
女性「ああ、昨日の!」
愛美「この靴なんですが、お返ししに来ました」
女性「それはご苦労さん!でも、お金払ったのはあんたらやろ?それにあの赤ちゃんめちゃくちゃ気に入ってたそうやん?」
愛美「大丈夫ではないと思いますが、姉がなんとか説得します!それに『これで良かった』と言うのが気になって・・・」
女性「心の声が漏れてたか、おばちゃん恥ずかしいな」
大好「それで、この靴は?」
女性「実はこの靴、孫に買ってあげようと思取ったんやけど・・・
子供ってな、ホンマに可愛いなあ、未来しかない
そんな子がこの間歩けるようになって・・・」
愛美「じゃあ、この靴は?」
女性「初孫のファーストシューズとして買ってあげようと思っとったんや!でもな、息子が仕事の都合で外国に引っ越してしまうことになってなあ・・・、
空港まで行ってそこで渡そうと思ってたんや
でも、私はこの靴をただ、孫娘が履いてる姿を勝手に想像して買おうとしたんや!
もし、仮に断られたり、気に入って貰えなかったらって思うと、悲しい上、靴にも失礼やろ?
だったら、靴を大事に使ってくれそうなあんたの妹に譲ったって訳や!」
愛美「それは違うと思います!」
女性「えっ?」
愛美「確かに、小さい子供からしたら、靴の価値など分かる筈ありません!
ですが、『お婆ちゃんからの贈り物』と言うのであれば話は別です!」
大好「私もそう思います!たとえ、自分の思ってるものと違っても大好きなお祖母ちゃんとの思い出の品なら、ボロボロになっても置いておく筈です!」
愛美「お孫さんの『お祖母ちゃんとの思い出』を1つでも感じ取れるように、やっぱりあなたにこれを返すべきです!」
女性「ありがとう!でもな、もう遅いねん」
大好「どういう事ですか?」
女性「だって息子夫婦は今日の午後3時には空へ旅立つんや!だから、あんたの可愛い妹にあげて!ほな!」
愛美「そんな・・・」
大好「どうする?」
愛美「大好さん、姉を呼んできて貰えますか?」
大好「分かった!」
女子トイレ
愛美「フー!」
カラーズチェンジ!
想いを込めた熱い愛情!レッドラバー!
シュタン!
女性「ヒエエ!誰?」
ラバー「通りすがりのヒーローです!時間が無いので行きましょう!」
女性「えっ?どこへ?」
ラバー「空港です!あなたの子供夫婦が乗る空港です!」
女性「○○空港なら反対側の方向やで!」
ラバー「では、捕まってて下さい!」
女性「ええっ?」
一方その頃
シュタン
変身解除
大好「助奈!」
助奈「大好姉ちゃん?」
大好「これ持って返しに行って!」
助奈「わ、私が?」
大好「最後まで責任持って!お姉ちゃんでしょ?保護責任者なんでしょ?」
助奈「でも・・・、あの人断ってるし・・・」
大好「あの人にも家族が居るの!その家族が日本を飛び立って離れて暮らすの!あの靴は『お祖母ちゃんとの思い出』の靴に成るの!」
助奈「お祖母ちゃんとの思い出・・・」
大好「私も出来るだけ靴屋回って、これと同じような柄見付けてあげるから!助奈!お願い!」
助奈「わ、分かったわよ!」
校舎裏
カラーズチェンジ!
理由の無い無限の助け!ブラックアシスト!
アシスト「行ってくる!」
大好「ちゃんと返すのよ!」
アシスト「勿論!」
空港まであと約10㎞
ラバー「お願い!間に合って!」
アシスト「ラバー!」
ラバー「お姉ちゃん!」
アシスト「姉として責任を果たしに来た!」
女性「それは?」
アシスト「やっぱり、これはあなたのお孫さんにお返しします!」
女性「なら・・・」
アシスト「お金も要りません!こっちのわがままが原因なんで!」
女性「そんな事言わずに・・・」
アシスト「ラバー?あと何分?」
ラバー「あと30分ですが、もしかしたら搭乗ゲートを過ぎてる可能性もあります!」
アシスト「こうなったら!」
シャキーン!
女性「えっ?」
パッと!
アシスト「これで空港の前までは来れたわ!」
女性「ありがとう」
アシスト「はい、渡しに行って下さい!お孫さんの笑顔のために!」
女性「ええっ!」
ロビー
コンコンコンコン・・・
女性「えっ?(どうしよう?)」
息子の嫁「お義母さん?」
息子「母さん!急用が出来たんじゃなかったのか?」
女性「なんか、今日の事話したら『今すぐ行け』って怒鳴られちゃって・・・」
息子の嫁「お見送りありがとうございます!ほら、お祖母ちゃんが来たわよ」
孫娘「キャハハハ!」
女性「はい、これ!プレゼント!ファーストシューズ!」
息子「母さん!良いのかい?」
女性「こんなことしか出来ないけどね」
息子「母さん、ありがとう!」
息子の嫁「良かったでちゅね!お祖母ちゃんからお靴のプレゼントでちゅよ!」
孫娘「キャハハハ!」
女性「元気でね!」
息子「ああ、また連絡するよ!」
物陰
助奈「家族って良いわね?」グスン
愛美「はい、そうですね!」ポロリ
その後、大好が同じ靴を見付けた事で、事なきを得た助奈と愛美であった。
次回予告!
夢の提案により自分達のPR動画を動画サイトに投稿するカラーズ一同
しかし留加のせいで、カラーズにとある依頼が舞い込む!
断る訳にもいかないので、そのまま承諾することに!
果たしてその仕事とは?
次回ナンバーカラーズ!
PR動画で仕事依頼!カラーズによる撮影会!
- Re: Re: ナンバーカラーズ ( No.201 )
- 日時: 2025/09/05 17:40
- 名前: いくちゃん (ID: aw3qwL.x)
心美「夢ちゃん何やってるにゃ?」
夢「自分のPR動画を投稿してるのよ!」
笑「なんでですか?」
夢「町周辺だけでなく、全国に自分の顔を売れば、印象に残って、有利に働くかもしれないじゃない?」
元「でも、それって逆に失敗した時に目立ったり、迷惑メールとか詐欺メールとか来たり、誘拐に巻き込まれたりしない?」
夢「そこら辺は大丈夫よ!それにスクフェスやる人達は皆やってるし、ファンサービスには持ってこいよ!」
輝「皆で思い思いにやってみない?」
笑「良いね!」
相「なんならカラーズの衣装でやるとか?」
情子「私情では変身出来なかった筈よ!」
相「そう言うと思って・・・」
支「ジャーン!簡易的に作ってみたよ!」
経子「いつの間に?」
第187話・PR動画で仕事依頼!カラーズによる撮影会!
晴人「おおっ!」
留加「マジか!」
古田「すげーな!」
笑「いや、この再現度凄いね!」
光美「変身してないのに変身してる感覚になってる!」
輝「なんなら、この衣装で次のライブでやる曲練習してみる?」
友子「いや、それは・・・」
救子「やりましょう!なんならメイクなどもして変身姿を再現して撮っていきましょう!」
全員「ええっ!!?」
撮り終わった後
笑「イヤー、凄い映像が撮れたね!」
知「でも、これは動画サイトにアップしない方が良いわ!」
信「カラーズの事は他言厳禁だもの!」
切奈「でも、私達の中では共有したい!」
大好「私も出来たらそうしたいわ」
留加『こんな可愛いのに勿体無いなあ・・・』
次の日
情子「皆!大変よ!」
笑「何?またムカンシーンでも現れた?」
支「そっちじゃない!」
援「まずは動画サイトを見て!」
幸「えっ?なんで?」
相「これ、私達よね?」
支「題名は『カラーズアイドルを始める』だから、周りはカラーズが『アイドル路線に入ったのではないか?』って噂してる」
笑「つまり、私達がカラーズってことは知られてないってことだね!」
知「留加!」
留加「だから悪かったって!」
笑「どうしたの?」
植「留加が『カラーズアイドル活動をする』って、私達のカラーズ姿の映像を勝手に載せちゃったのよ!」
情子「犯人あんたかい!」
幸「なんでこんなことしたのよ?」
留加「お前らが可愛いから、載せないのが勿体無いなあって思って・・・」
笑「悪気はなかったんだね」
光美「いや、これは無断アップロード!著作権侵害だから!」
相「でも、もっと可愛い角度のやつアップして欲しかったな!」
情子「呑気なこと言ってる場合か!」
知「まだ正体が私達とバレてないからまだ良いけど、2度とこんなことは止めてよね!やるなら私達に確認取って!」
留加「分かったよ」
援「あら?」
幸「どうかしたの?」
援「コメント蘭に私達に対する依頼が来てるのよ!」
カラーズ「えっ?」
植「ええっと、『プリティホリックのイメージキャラクターにカラーズの皆さんに来て欲しいです』って!」
光美「ええっと、この姿なのかな?」
情子「この映像流してるんだからそうなんじゃない?」
知「でも、こう言う仕事は保護責任者である大人やマネージャーが居ないと出来ないんじゃない?」
笑「そっか!」
フィール「おおっ!何か悩んでるようやな!」
笑「あっ、フィール!しばらく見なかったけど?」
フィール「どうした?」
相「それはこっちの台詞だって!」
援「なんでそんなに大きいの?」
フィール「ちょっと、筋トレ?」
情子「筋トレで鍛えたようには見えないんだけど!」
フィール「それで俺に何か用があるんちゃうんかったんか?」
笑「あっ、フィール!私達カラーズのマネージャーに成ってくれる?」
フィール「そんなのお安いご用や!」
次の日
女性店長「はじめまして!店長の美春と申します!今日は宜しくお願いします!今日はカラーズさんは?」
切奈「私達だよ!」
大好「すみません!」
楽子「私達、スクールアイドルの方のカラーズで、偶然グループ名が同じと言うか・・・」
羽加「『カラーズ』としては私達の方が先なんですが、向こうか町を救うヒーローやってるんもんですから・・・」
美春「と言うことはカラーズの皆さんとは?」
任「お知り合いですわ!かくゆう私達もカラーズに助けて貰った身で・・・」
美春「そうなんですか」
経子「一応言っておきますが、私達はマネージャーみならいです!」
助奈「いや、ガチのマネージャーなんですが?」
望「私達のマネージャーはそっちのマネージャーじゃないよ!」
助奈「じゃあどっちなのよ?」
美春「それでは案内しますね」
フロア
笑「あっ、リボン付いてる!」
支「可愛い!」
美春「はい、この春の新作リップのキャンペーンで、CMに出てもらいたいんです!
丁度新しいお店が出来るので、撮影はそこでお願いします!」
新店舗も予定地
美春「良かったらこのサンプル使ってみて下さい!」
知「良いんですか?」
美春「勿論!」
切奈「ワーイ!」
大好「切奈にはまだ早いわよ!」
切奈「ええっ!なんで?」
美春「こっちに小学生向けもありますよ!」
笑「どう私綺麗?」
相「下手くそ!ピエロみたいじゃない!」
情子「あんたが言うな!」
元「全くもう!」
輝「ありがとう元ちゃん!」
美春「フフフ、姉妹ですか?」
元「はい、昔から手の掛かる妹で・・・」
輝「違うよ!幼馴染みだよ!血全然繋がってないよ!」
美春「私がプリティホリックに興味を持ったのは、大きな姉が化粧品会社に勤めていたからなんです!
新作が出来ると真っ先に私で試してくれましたから!いつも新作が楽しみでした!」
元「素敵なお姉さんだったんですね!」
美春「あっ、すみません私ばっかり喋ちゃって・・・」
元「いえいえ」
美春「それでスケジュールが時間が押してて明日に成るんですが?」
笑「明日か・・・」
経子「学校無かったかしら?」
フィール「午後5時以降なら構いませんが?」
光美「あの、30近くののメンバーを撮るんですか?」
美春「それは勿論!皆さんには各々の色を持って、最後に集合写真です!」
光美「なるほど、ありがとうございます」
ダークSide
ネガティブ「なぜだ?なぜだ!」
アノワーク「どうしたのよネガティブ博士は?」
ブロック「フリーズも辞めたんだってよ!」
フリー「なんだって?」
ステイ「ルークに続いてアイツまで!何考えてんだ?」
ブロック「どうせ、カラーズの出しすぎをネチネチ言われるのが嫌に成って抜けたんだろ?ダッセー奴だな!」
フリー「どうする?」
ステイ「さあ?」
翌日の放課後
カラーズチェンジ!
どんな時でも笑顔が1番!ピンクスマイル!
冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!
頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!
純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!
燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!
温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!
目の前にある幸せの塊!クリムソンハピネス!
培ってきた知性の輝き!ブルーインタレスト!
重ねて知った多くの経験!パープルエクスプレス!
絆が繋ぐ友情の証!インディゴフレンド!
信じ合える仲間への信頼!イエロービリーブ!
想いを込めた熱い愛情!レッドラバー!
理由の無い無限の助け!ブラックアシスト!
上を追った夢への憧れ!ルビーアドミレイション!
望みを捨てない夢への想い!ネイビーホープ!
誰かを助ける正しい力!ウィステリアフィディリティ!
ミスを補うフォロー役!チェリーセーブ!
太陽の様に輝く!希望の光!ゴールドライト!
悲しませない存在意義!スカーレットバリュアブル!
愛が繋げる大好きな想い!マッダーラブリー!
目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!
皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!
皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!
前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!
皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!
仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!
誰もが持つ夢の輝き!アクリクトドリーム!
チームを纏める司令塔!ウルトラマリンリスポンスィブル!
仲を良くする橋渡し!トパーズリンク!
輝け!29色のカラー!カラーズヒロインズ!
ウィーン!
スマイル「今日は宜しくお願いします!」
美春「カラーズの皆さん、初めまして!今日は宜しくお願いします!」
カラーズ「宜しくお願いします!」
美春「こちらがディレクターさんです!」
スマイル「宜しくお願いします!」
ディレクター「宜しく!じゃあ、早速撮っていこうか!」
撮影中
スマイル・ニコッ!
ディレクター「カメラ目線!カメラ目線!」
スマイル「あっ、こっちかな?」ニコッ!
ディレクター「そっちじゃないって!」
バリュアブル『緊張するな!』
ラブリー『お姉さんが付いてるからね!』
ディレクター「あの、単独を撮りたいのですが?」
ラブリー「すみません、妹が心配で・・・」
リスポンスィブル『うーん!』
カメラマン「あのも少し肩の力抜いて!」
リスポンスィブル『うーん!』
カメラマン「リラックスして!」
リスポンスィブル『うーん!』
カメラマン「固すぎるよ!」
チアフル「リスポンスィブル!力入れてどうするの?」
ドリーム『フフン!』
セーブ「お姉ちゃん、カッコつけてるけどリップ口からずれてる!」
ドリーム「えっ?」
アシスト「それ!」
ラバー「お姉ちゃん!離してよ!」
アシスト「嫌よ!可愛い妹を抱けるなんて幸せ!」
ラバー「苦しいんですよ!」
エクスプレス「皆ダメダメね」
カメラマン「こっち向いて!」
フイディリテイ「・・・」
エクスプレス「フイディリテイ!カメラじゃなくて、私を見て!」
フイディリテイ「えっ?」
エクスプレス「きっと初めての場所で初対面の人と会ったから緊張してるのよ!さあ、私を見て!」
フイディリテイ「分かったよ、姉御!」
プルルルル
美春「すみませんね」
外
美春「はい、お世話に成ってます!」
ステイ「じゃん拳負けて俺かよ!ん?」
美春「ハアー、確かに私は下っ端だけど、こっちの事情くらい分かって欲しいわ!」
ステイ「その感情よ!石となれ!フィーリングブロック!」
美春「嗚呼!」
スーパームカンシーン!
シャイン「何々?」
スマイル「ああ!美春さんが!」
ステイ「お前らも居たのかよ?」
スマイル「皆変身・・・」
インタレスト「もうしてるわよ!」
スマイル「そうだった!」
シャキーン!
ステイ「うわっ!」
アシスト「チッ!外したか!」
ステイ「危ねえから、止めろ!」
アシスト「あんたに言われたくないのよ!」
美春『カラーズに頼んだのはダメ元だった。
私の考えた物が全然売れなくて、なんとか売りたくてあなた達の力を・・・』
ホープ「私達は苦じゃありませんよ!」
インタレスト「そうです!誰も嫌だとか思ってません!」
ナチュラル「むしろ楽しいです!」
美春『ありがとう』
ハピネス「今よ!」
フイディリテイ「フィーリングポット!青、戻れ!明るい結晶!」
ポンポン、ビューン!ポッ!
インタレスト「スマイル!ナチュラル!ライト!」
スマイル「OK!」
ナチュラル「わかった!」
ライト「任せて!」
フォームチェンジ!
ピンクスマイル!ピンクブルーグリーンゴールドバージョン!
グリーンナチュラル!グリーンブルーピンクゴールドバージョン!
ブルーインタレスト!ブルーピンクグリーンゴールドバージョン!
ゴールドライト!ゴールドピンクグリーンブルーバージョン!
4つの力を1つの力に!
ナチュラルウォール!
ライトバリア!
ナチュラル・シャイン「2つを重ねて!スマイル&インタレスト!」
スマイル「純粋な気持ちと輝かせる気持ち!」
インタレスト「笑顔と知力を合わせて!」
スマイル・インタレスト「ドキドキスマイルライトインタレストダブルナチュラルシャインアローシュート!」
ステイ「覚えてろよ!」ビュン!
次の日
美春「今日からオープンです!」
客「ワー!ワー!キャー!キャー!」
笑「大盛況だね!」
知「本当良かったわ!」
留加「俺のお陰だな!」
知「留加?・・・、そうかもね!」
次回予告!
ネガティブ博士の発明で町の人達が大変なことに!
なんとか変身アイテムのお陰で耐性が付いてるカラーズ!
しかし、ネガティブ博士が作った新ムカンシーンに苦戦する事に!
果たして世界を救えるのか?
次回ナンバーカラーズ!
カラーズ大ピンチ!スーパースーパームカンシーン召喚!
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