二次創作小説(新・総合)
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- Re: ナンバーカラーズ
- 日時: 2025/04/13 22:41
- 名前: いくちゃん (ID: 57sibd8B)
こんにちはいくちゃんです!
この作品は、ナンバーズとカラーズヒロインズの世界に異世界の世界を入れたお話です。
時系列は同じですが、内容が所々違ってきます。
なので、また別の世界と捉えてくれたら幸いです。
後、自分が投稿したもので、企画物以外はいつか本にしたいと考えているため、内容が急過ぎたり、メモ感覚や脚本のようになってることをご了承下さい。
それではお話の始まり始まり
ここはとある異世界
みんな仲良く暮らし、多少揉め事はあったが、平和な町であった
ある日、突然悪の魔法使いがやってきた。
すると、悪の魔法使いは自らの魔法を使って
人々の感情を奪い、不思議な石に閉じ込めてしまった。
しかし、突然何の因果か、1人の少女が現れ、1つ石を手に取ると、なんと言うことだろう彼女は日曜に出てくるようなヒロインに
変わったではないか!
しかし、彼女1人ではどうにもならず、石は悪の手に渡ると思いきや、石は散り散りに飛んで行きどこかへ行ってしまった。
悪の魔法使いも少女もそれを見ることしか出来なかった。
- Re: Re: ナンバーカラーズ ( No.208 )
- 日時: 2025/10/17 20:09
- 名前: いくちゃん (ID: aw3qwL.x)
スマイル「あなた達は?」
第192話・3人の救世主がパートナー?
情子『あたしアホやな!親友を取られたと思って嫉妬して、勝てもしない勝負挑んだ挙げ句全部負けて、
しかも自分の胸の内すらバレてるって!アホすぎるやろ!』
スティーブ「モトコ!オキテ!ウェイクアップ!」
情子『そう言えば、うち男運も無かったな!好きやった人には彼女が居ったわ
なんか幽霊にも惚れられたわ!
恋愛に鈍感な親友に彼氏出来るわ!
あたし、行き遅れるのかな?』
スティーブ「モトコ!ワタシはアナタに救われました!聞こえるなら返事して下さい!」
情子『なんやろ?なんか声が聞こえるなあ・・・』
スティーブ「モトコ!ワタシはあなたが好きです!アイラブユー!」
情子『えっ、今なんて?』
スティーブ「モトコ!あの時助けてくれたのはアナタですよね?カラーズはアナタだったんですよね?」
情子『スティーブ?なんで私がカラーズだってことを?えっ、そんなことよりあんたはネガティブによって閉じ込められてたんじゃ?』
スティーブ「今度はワタシが助ける番です!モトコ!聞こえてるなら返事して下さい!」
情子『私をこんなにも好いてくれる人なんて居なかった、だったらスティーブの為にもこんなところ・・・』
ピキピキ
情子『ウーン!抜けられない!』
ドキドキスマイルハートシュート!
バコーン!
パッ!
パッション「はあはあ、皆?」
スマイル「パッション!」
サポート「パッション!」
パートナー「抜けられたんだね!」
ヘルプ「良かったわ!」
パッション「皆、心配掛けてごめん!そう言えば・・・」
スティーブ「情子!」
パッション「スティーブ!あんた、無事やったんやな!」
颯「経子姉ちゃん!目を覚ましてくれよ!」
経子『私って、本当にメンタル豆腐ね
親友を相次いで失った時も、
ダークが復活した時も
もうダメね、私はなんでカラーズに成ったのかしら?
お父さんも失い、
3人でやってた時のカラーズ優勝の目標も失い、
なんで生きてるんだろ?』
颯「経子姉ちゃん!戻ってくれよ!」
経子『颯君?』
颯「俺は経子姉ちゃんの力に成りたい!支えに成りたい!
姉ちゃんからしたら俺なんか小さくて頼りないかもしれないけど、それでも俺はお姉ちゃんの力に成りたいんだ!
だから、起きてくれよ!元に戻って姉ちゃんの笑顔を見せてくれ!」
経子『颯君、そうよ!何弱気に成ってるのよ私!
こんな小さな応援者を泣かすためにカラーズをやってきたんじゃない!
この子たちの笑顔を守るためでしょ!』
ピキピキ
ドキドキスマイルハートシュート!
バコーン!
パッ!
エクスプレス「はあはあ・・・、なんとか出られたわ・・・」
颯「経子姉ちゃん!」
エクスプレス「颯君!」
颯「俺の思いが届いたんだ!良かった!良かった!」
エクスプレス「ええっ、あなたの声はちゃんと私に届いてたわよ!」
チェリー「よし!これであとはリスポンスィブルだけね!」
リンク「お姉ちゃん!」
ドリーム「あんたいつまでそこに居るのよ!さっさと出てきなさいよ!情けないわね!」
シャイン「任さん!戻って来て下さい!」
ミュージック「もっと強い力を持って!」
チアフル「それだけはドリーム以外誰も説得力無いから!」
任『私は頭が固すぎましたわ!それもダイヤモンドのように、
結果、周りは私を『お母さんみたい』だと言って離れていき孤立、私が失敗した時も誰も助けに来てくれませんでしたわ!
ですが、それが人生と割り切って生きてきましたから苦ではありませんでしたね
私に友達なんて、私を好きに成ってくれる殿方だって・・・』
祐輔「任!」
任『えっ?誰ですか?』
祐輔「俺は、お前の生真面目でも周りのためにしかる姿はかっこ良く見えたぞ!」
任『その声は?森本君?』
祐輔「確かに、周りは『口やかましいお母さん』なんて言うかもしれない!
でも、俺は任みたいな人間が居るから自分の間違いに気付くことが出来ると思ってる!
自分とは別の視点を持ってる人の考え方が出来る!
俺はそんな任が好きだったんだ!」
任『えっ、今なんと?』
祐輔「任が何か悩んでいると言うのなら、俺がここから救ってやるよ!戻ってこい任!俺がその手を引いてあげる!」
任『森本君!』
パリン!
リンク「森本先輩の腕が入った!」
ネガティブ「なんだと?」
ガシッ!
祐輔「俺が任を救ってやる!」
ドバー!
ネガティブ「嘘だろ?」
祐輔「任!大丈夫か?」
リンク「お姉ちゃん!目を開けて!」
パッ!
リスポンスィブル「ゆ・う・す・く・ん・・・」
祐輔「任!」
リンク「お姉ちゃん!」
エクスプレス「それよりもなんで?」
パッション「3人だけ復活出来たの?しかも各々の声も聞こえてきたし・・・」
スマイル「それは・・・」
回想
サポート「スティーブ君!」
チアフル「森本!」
シャイン「祐輔先輩!」
ビリーブ「颯じゃない!」
ライト「えっ?この人は誰?」
ミュージック「私も知らない人が居る」
ホープ「アシスト、愛ちゃんはなんて?」
アシスト「この3人なら3人を救えるかもって!」
ナチュラル「まあ、颯君は経子さんの事好きですし・・・」
パートナー「スティーブも情子好きだったよね?」
ドリーム「森本!あんた任の事好きだったわよね?」
シャイン「ねえ?外から中の人を励ましたら救える可能性は?」
チアフル「十分あり得るわ!私達がそうやって復活したんだし!」
チェリー「本当に好きな人の声ならきっと届く筈です!」
回想終わり
スマイル「と言う感じで3人に各々の想い人に声を掛けて貰ったの!」
パッション「ちょっと!恥ずかしいじゃない!」
エクスプレス「颯君、ありがとう!」
リスポンスィブル「別に助けてなんて言ってませんわ!」・ポリポリ
チアフル「素直に成りなよ!」
ネガティブ「畜生!全員抜けられた!何でだ?」
ポジティブ「そんなの簡単!誰かを助けたいからに決まってるでしょ!」
ナイト「確かに、あんたの言う通り外からの脱出は並大抵のメンタルでは出れなかったかもしれない!」
ディフェンダー「でも、外から中に話しかけたり、訴え掛ければ・・・」
フューチャー「励まされてると思い、自分も頑張らないと!そう言う思いが強くなるんだ!」
ネガティブ「お前らみたいな女に助けられてばかりの情けない男達が!」
フォワード「なんだと!」
祐輔「ああ、確かに情けないさ!」
任「祐輔君?」
祐輔「でも、女の子達だって、好きな人、大切な人なら助けたいって思うのが普通だろ?
勿論、助けられてばかりだと情けないが、助けた分恩返しをすれば良い!」
ネガティブ「生意気言うな!生身のお前らに何が出来る?」
颯「出来なくても、好きな人を守れたらそれで良いんだ!」
スティーブ「助けられた恩さへ返せるのなら、好きな人の為に成れるのならこんな命惜しくもありません!」
ネガティブ「なんだと!」
3人「僕らは好きな人を守りたい!」
キラーん!
パッション「えっ?」
エクスプレス「嘘!」
リスポンスィブル「マジですか?」
ディフェンダー「お前ら指輪を通せ!」
キラーん!
ポジティブ「男子は『カラーズバラエティー』です!」
スティーブ「分かりました」
颯「よし!」
祐輔「やってやるか!」
カラーズバラエティー!
新たな出会いを求めて!ブロンズインターナショナル!
小さくても大きな心!インディゴサポーター!
影から見守るサポーター!ブラックプロテクト!
全員「おおっ!」
ネガティブ「なぜ?なぜ増えるんだ?」
アンダースタンダー「済まん、フイディリティ!遅れた!大丈夫か?」
フイディリティ「大丈夫だけど、遅すぎるわ!」
ポジティブ「アンダースタンダー、今の今まで何やってたの?」
アンダースタンド「済まん、頭ぶつけて気絶してた!」
フイディリティ「バカ!」
ネガティブ「この野郎!」
ナチュラルウォール!
ドン!
インターナショナル「サンキュー、ソーリー!」
ナチュラル「ユアウェルカム」
サポーター「どうすれば良いんだよ?」
ボジティブ「僕が、飛んで近付きます!」
ドリーム「ポジティブ!こっちよ!」
ポジティブ「それ!」
フイディリティ「あたしも行く!」
植物の前
ドリーム「フイディリティ、2人で行くわよ!」
フイディリティ「分かった!」
ネガティブ「そう簡単にやらせると思ったか?」
シャキーン!
アシスト「こっちだって先回りよ!」
ネガティブ「何?」
アシスト「私達が時間稼ぐからお願い!」
ドリーム「ヒューマンライトポット!」
フイディリティ「フィーリングポット!」
ドリーム「青!」
フイディリティ「赤!」
ドリーム「明るい結晶カムバック!」
フイディリティ「戻れ!明るい結晶!」
ポンポンビューン、ポッ!×2
ラバー「となると・・・」
インタレスト「私達ですね!」
ナイト「待って下さい!」
ポジティブ「僕らにやらせて下さい!」
ナイト「皆を助けるためなに!」
ポジティブ「大切な人を守るために!」
ピカーン!
スマイル「アナザーカラーペンだよ!」
パッション「男子達のもあるんだ」
フォームチェンジ!
ブルーナイト!ブルーレッドバージョン!
レッドポジティブ!レッドブルーバージョン!
2つの力を1つの力に!
ブルーファイアーバード!
レッドファイアーバード!
2つの炎で邪悪な雰囲気を燃やせ!
カラーズファイアーアタック!
パリン!
ネガティブ「良いとこまで行ったのに!」ビュン!
スマイル「皆お疲れ!」
パートナー「イヤー、男子達も増えるね!」
サポーター「大切な人を助けたいと思うのは普通だろ?」
ナチュラル「それもそうね」
チェリー「なんかどんどん彼氏が出来ていくわね?」
全員「・・・・・」
この後全員無言で帰った。
次回予告!
平和に成った世界で幸せの食事を楽しむ一同
しかし、ここで愛が野菜の人参を拒む。
好き嫌いはダメだと教えるため食べさせようとするが、
愛美も人参が嫌いなことも露に成る!
更に助奈はタコが嫌いと言うこともバラされる始末!
好き嫌いを直すために、カラーズが奮闘する!
次回ナンバーカラーズ!
好き嫌いを克服!レッツゴー人参畑!
- Re: Re: ナンバーカラーズ ( No.209 )
- 日時: 2025/10/23 19:15
- 名前: いくちゃん (ID: aw3qwL.x)
次の日
笑「イヤー、色々合ったけど、平和に成って良かったね!」
元「しかし、男子カラーズもどんどん増えていくとは!」
任「本当にビックリですわ!」
祐輔「イヤー・・・」
颯「経子姉ちゃんを助けたいって気持ちでいっぱいで・・・」
助奈「このカレー旨いわね!」
笑「私が作ったんだよ!『お疲れ様会』として!」
晴人「美味しい!毎日でも食べたいよ!」
笑「ありがとう!」
切奈「そう言えば愛ちゃんのは?」
大好「愛ちゃんはまだ赤ちゃんだからカレーライスは早いよ!」
真依「愛ちゃんにはこれだよ!」
愛「あい!」
真依「人参入りのお粥だよ、は~い、アーン!」
愛「アーン」
パクッ!
ペッペッ!
真依「えっ?」
愛「ヤッ!」
植「お口に合わなかったのかな?」
真依「ほら、美味しいよ!」
愛「ううっ!ヤッ!」
情子「完全に嫌がってるわね」
愛美「全く、好き嫌いするなんていけませんわよ愛!食べないと大きく成れませんわよ!ほら、私の人参食べます?」
全員「えっ?」
愛美「何ですか?」
輝「大きすぎない?」
羽加「そうじゃなくて・・・」
心美「カレー付いてるよ!」
楽子「そうだけど、違う!」
信「愛美?もしかしてあんた?」
愛美「まさか!」
切奈「あれ?助奈お姉さんのお皿に沢山人参が乗ってるよ!」
愛美「それはお姉様が人参が好きだから・・・」
望「助奈?」
助奈「ああ、愛美は人参が嫌いなのよ!」
愛美「ちょっと!」
第193話・好き嫌いを克服!レッツゴー人参畑!
忠加「スイーツが好きで・・・」
祈留「人参が嫌い!」
相「完全なお子ちゃまね!」
愛美「そ、それは小学4年生ですから・・・」
信「いや、言い訳でしょ!」
切奈「私でも食べられるよ!」
晴人「そもそも人参のどこが嫌いなの?」
愛美「全部!」
全員「えっ?」
愛美「全部です!何もかも!」
幸「そう言えば、よく人参を助奈の皿に装ってたわね」
助奈「仕方無いから私が食べてあげてるのよ!」
任「まあ!なんて甘々なお姉さんなんでしょう!もっと厳しくしなさい!」
夢「どの口が言うか?!」
元「夢も人の事言えないから!」
助奈「まあ、でもお姉さんなら妹の手本に成らないとね!恥ずかしくないのかしら?」
ブチッ!
愛美「そう言うお姉様はタコが嫌いじゃないですか!」
助奈「ちょっと!なんでバラすのよ!」
愛美「しかも、私の皿に装ってくるくせに!」
助奈「黙れ!」
経子「姉妹喧嘩は止めなさい!」
望「お姉さん2人が好き嫌いしてどうするのよ!」
憧子「それこそ妹に示し付かないし、恥ずかしいじゃない!」
愛美「分かりました、好き嫌いを克服します!」
助奈「おおっ!よく言った!流石お姉ちゃんね!」
愛美「あなたもやるんですよ!」
助奈「えっ?嫌よ!」
望「助奈!妹が好き嫌いを克服するのに、お姉さんのあなたがやらないなんてカッコ悪くない?」
助奈「ブー、やるわよ!やれば良いんでしょ!」
繋「でもどうやって克服させるの?」
輝「そうだよね?」
忠加「こう言うのはまず・・・」
愛美「えっ?」
忠加「強制的に突っ込めば良いのよ!」
愛美「キャー!」
笑「ううっ!」
ゴチン!
夢「バカ!嫌いな物を無理矢理突っ込んでも、余計にトラウマ植え付けて嫌いに成るだけよ!」
祐輔「そうだよね、これは得策じゃないよ!」
知「だったら、私に任せて!」
別の部屋
知「良い?人参はカロテンが含まれていて病気の予防にも成るのよ!」
相・Zzz
憧子・Zzz
元・Zzz
羽加・Zzz
夢・Zzz
救子・Zzz
心美・Zzz
繋・Zzz
知「コラ!寝るな!」
笑「そんな説明じゃ寝ちゃうよ!」
知「どういう事よ?」
笑「栄養的な話じゃなくて、美味しさとかそう言う話でないと『食べてみたいな?』って気には成らない」
植「そうですね」
光美「知!内容変えたら?」
バーン!
輝「やあ!愛美ちゃん!僕は人参の妖精だよ!」
助奈「ちょっと!あんた誰よ?」
輝「だから、人参の妖精・キャロットだよ!」
元「その声は、輝でしょ?」
輝(キャロット)「輝じゃないよ!」
パタン!
助奈「ちょっと!あんたのせいで愛美気絶しちゃったじゃない!ちょっと!起きて!大丈夫?愛美!」
赤平家
愛美「もう!なんなんですか?と言っても、人参食べられない私にも腹が立つんですが・・・、
お代わり!」
情子「何個食べる気よ?」
支「ケーキだけで30切れ!?」
友子「虫歯か糖尿病成っても知らないわよ!」
夢「本当、ケーキはこんなに爆食い出来るのに?」
切奈「凄いね」
任「でも、これは愛美さんだけの問題ではありません!」
夢「そうなのよね・・・」←愛を抱いてる
助奈「いつの間に!」
夢「いや、5年前も私に懐いてたから!」
笑「ねえ、皆!こんなチラシ見付けたんだけど!」
全員「何々?ああ!」
ダークSide
ブロック「遂にあんたもカラーズを増やす戦犯に!」
ネガティブ「うるさい!」
ウィーク「それよりどうするんだ?アイツら一体何人まで増えるんだよ?」
ステイ「俺に聞くな!」
アノワーク「皆!カラーズの次の行き先が分かったわよ!」
ブロック「マジか!どこだ?」
アノワーク「なんか人参畑だったかな?」
ブロック「人参だって?」
ステイ「なんだ?顔を緩めて?」
アノワーク「まさか、あんた人参嫌いなの?」
ブロック「悪かったな!人参嫌いで!よし、そんな畑、俺が壊してやる!」
次の日
美鈴「皆さん、今日は誘ってくれてありがとうね!この子ったら私が人参料理作っても器用に助奈の皿に装って・・・」
愛美「お婆様!」
信「昨日聞いたわよ!」
輝「あれ?笑ちゃん達は?」
任「笑さん達は助奈さんのタコ嫌いを克服するためにタコ漁の出来る場所へ行きましたわ!」
友子「それで中学生組が居ないって訳ね!」
幸「助奈を理解できるのはあのメンバーだけだもの!」
切奈「幸お姉ちゃんはこっちなんだ・・・」
美鈴「たしか、幸はピーマンが嫌いでね・・・」
幸「お祖母ちゃん!なんでここで言うのさ!」
大好「帰ったら、今度は幸ちゃんのピーマン克服作戦かな?」
夢「ピーマンは野菜の中でも1番嫌われてるからね!あたしも誤魔化すのが大変よ!」
農園
オーナー「やあ!ようこそ我農園へ!野菜は好きかな?」
子供達「は~い」
オーナー「それとも嫌いかな?」
子供達「はーい・・・」
オーナー「まあ、野菜を嫌いな子は、僕も何人も見てきたけど、今日は野菜がどうやって作られてるのかを僕が教えてあげよう!そうすれば野菜を食べたくなるかもしれないからね!自分で育てる野菜程美味しいものはないよ!」
子供達「は~い!」
オーナー「さあ、まずは畑を耕すところからだ!」
全員「は~い!」
輝「ヒエー!」
心美「重労働だ!」
夢「こんなことならタコ漁に行けば良かったかな?」
任「何を弱音を吐いてるんですか!シャキッとしなさい!ほら、元さんを見なさい!」
元「ハッハッハ・・・・!」
ガシッ、ガシッ、ガシッ、ガシッ、・・・
楽子「なんであんなに動けるの?」
オーナー「次は、肥料を撒くよ!」
切奈「なんか臭い!」
大好「そりゃそうよ!馬糞なんだから!」
幸「馬糞って?」
楽子「馬の排泄物ね」
羽加「でも、女子としてはこれを触りたくはないなあ」
繋「あっ、でも柄杓があるよ!これを使えば・・・」
オーナー「コラ!柄杓は禁止!」
忠加「じゃあなんであるのよ!」
オーナー「軍手なんか外して!」
全員「えっ?」
オーナー「肥料は素手で撒かないと!」
カラーズ『嫌だ!』
その後やけくそで撒くカラーズ一同であった。
愛「まなねえ!」
愛美「どうしたの愛?」
愛「虫!虫!」
愛美「ああ、虫に食べられてますわね」
美鈴「虫が食べたくなる程、美味しい人参ってことなのね!」
愛「ねえ?美味しい?」
シグマ「可愛い!」
オーナー「よ~し、今度はこっち側の出来上がってる人参を掘っていこうか?」
全員「は~い!」
輝「よいショット!取れた!」
心美「すごく大きいにゃ!」
夢「細!鉛筆みたい!」
忠加「ほいっ!」
祈留「どう?初めての畑仕事は?」
忠加「まあまあね!つまらなくはないわ」
経子「山吹さん、義妹をありがとうね」
祈留「いえ、そんな・・・」
人参を洗い・・・
サクッ!
救子「やっぱり野菜は取れ立てが1番ね!」
友子「私は生は苦手かな?やっぱり調理されたものの方が美味しいよ!」
輝「はあ~、付かれたな!」
楽子「でも、働いた後に食べるご飯って美味しいよね?」
羽加「うんうん!それがたとえ人参1本でも!」
オーナー「嬉しいこと言ってくれるね!僕ら農家は皆の『美味しい』っていう笑顔の為に頑張ってるのさ!
栄養のあるものを美味しく食べてもらうためにね!」
夢「まあ、農家だけではないわよ!料理を作る人達だって、相手の事を思って作ってるんだから!それを嫌うのは食べ物だけでなく、作った人の気持ちすら無下にしてるって事よ!」
輝「深い!」
心美「夢ちゃんが珍しく良いことを!」
夢「なんですって?」
楽子「食べてみる?」
愛美「えっ?うーん・・・」
羽加「無理して食べなくて良いからね!無理すると余計体に良くないから!」
一方
ビュン!
ブロック「ここがカラーズが居る人参畑か!ん?」
男児「ねえ、お母さん!こんなところつまんない!お家帰ってケーキ食べよう!」
母親「もう!野菜も食べないと大きく成れないわよ!それでも良いの?」
男児「それは嫌だけど・・・」
ブロック「その感情よ!石となれ!フィーリングブロック!」
男児「嗚呼!」
スーパースーパームカンシーン!
幸「皆!大変よ!」
信「なんでこんな時に・・・」
救子「あれは、スイートハウス?」
愛美「それよりも、甘くて美味しそう!
クッキーの壁にマカロンの屋根!
舌だけでなく目でも楽しませてくれるその姿!
今すぐにでもかぶり付きたい!」
元「ちょっと!ヨダレ、ヨダレ!」
経子「皆!そんなこと言ってる場合じゃないわ!」
美鈴「皆さん、安全な場所へ!」
輝「行くよ!」
救子「あなた達とは久し振りね」
カラーズチェンジ!
目の前にある幸せの塊!クリムソンハピネス!
重ねて知った多くの経験!パープルエクスプレス!
絆が繋ぐ友情の証!インディゴフレンド!
信じ合える仲間への信頼!イエロービリーブ!
想いを込めた熱い愛情!レッドラバー!
誰かを助ける正しい力!ウィステリアフィディリティ!
ミスを補うフォロー役!チェリーセーブ!
悲しませない存在意義!スカーレットバリュアブル!
愛が繋げる大好きな想い!マッダーラブリー!
目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!
皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!
皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!
前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!
皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!
仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!
誰もが持つ夢の輝き!アクリクトドリーム!
チームを纏める司令塔!ウルトラマリンリスポンスィブル!
仲を良くする橋渡し!トパーズリンク!
スーパースーパームカンシーン!
ブロック「やっちまえ!」
スーパースーパームカンシーン!
ホワワ・・・
シャイン「何このピンク色の煙幕?」
ムード「なんだか甘い香りがするにゃ!」
愛「アーイ!あい!」
ドリーム「あっ、行っちゃダメよ!助奈からあんた預かってるのに!」
愛「やあ!やあ!」
ドリーム「コラ!愛!」
バリュアブル「大変愛ちゃんがお菓子の家に!」
ラバー「愛!待ちなさい!」
パタン!ガチャン!
チェリー「えっ?もしかして?」
エクスプレス「ラバーと愛ちゃんが閉じ込められたわ!」
スーパースーパームカンシーン!
ドーン!スコーン!
シャイン「アワワワ・・・」
フェザー「兎に角逃げよう!」
家の中
ラバー「愛!」
愛「まなねえ」
ラバー「もう勝手に入っちゃダメでしょ!」
?「ウハハハハ!」
ラバー「何?」
?「僕を食べろ!」
ラバー「キャー!」
愛「人参イヤー!」
外
エクスプレス「皆!ラバー達が危ないわ!」
チアフル「耳良すぎるって!」
プレアー「ねえ、なんか大きく成ってない?」
リスポンスィブル「きっと、愛ちゃんが怯えてるため、大きく成ってるのでしょう」
ビリーブ「こんなのどうすれば良いのさ?」
ドゴーン!
カラーズ「わあっ!」
ブロック「良いぞ!もっとやれ!そして人参畑なんか消してしまえ!」
ハピネス「ただ、自分が嫌いなだけで・・・」
ビリーブ「こんな大切な場所を壊すなんて!」
全員「絶体許さない!」
家の中
ニンジンの怪物「ほら、俺の事が嫌いなんだろ?食べられるものなら食べてみろよ!」
回想
オーナー「嬉しいこと言ってくれるね!僕ら農家は皆の『美味しい』っていう笑顔の為に頑張ってるのさ!
栄養のあるものを美味しく食べてもらうためにね!」
夢「まあ、農家だけではないわよ!料理を作る人達だって、相手の事を思って作ってるんだから!それを嫌うのは食べ物だけでなく、作った人の気持ちすら無下にしてるって事よ!」
ニンジンの怪物「ほら、嫌いなんだろ?」
ラバー「確かに私はあなた達が嫌いでした!でも、それは間違いです!」
人参を出すラバー
ラバー「愛、お姉ちゃんを見てて下さい」
サクッ!
ラバー「私は知りました!人参には育てる人だけでなく、作ってくれる人の愛情と言うものを!」
シューティングドリーム!
ラバー「ドリーム!」
ドリーム「ラバー!今すぐ逃げるわよ!」
ラバー「はい!」
スーパースーパームカンシーン?
ブロック「おい!何やってる?早くドアを閉めろ!」
ドリーム「ヒューマンライトポット!赤!明るい結晶カムバック!」
ポンポン、ビューン、ポッ!
ドリーム「さあ、愛も連れて行くわよ!」
ラバー「はい!」
ピカーン!
ラバー「これは!」
ドリーム「アナザーカラーペン!」
ピョン!
ドリーム「ラバー!行くわよ!」
ラバー「はい!」
レッドラバー!レッドアクリクトバージョン!
アクリクトドリーム!アクリクトレッドバージョン!
2つの力を1つの力に!
赤いハート!
杏のハート!
無数の愛情と夢を詰め込んで!
ラバードリームハートアタック!
バコーン!
スーパースーパームカンシーン・ホワワワワ・・・
ブロック「畜生!後もう少しだったのに!」ビュン!
その後
サクッ!
愛美「お、美味しい」
夢「当たり前よ!」
元「ちゃんと食べられたじゃん!」
愛美「はい!皆さん、ありがとうございました」
パッ!
夢「あら何かしら?」
次回予告!
愛美の人参克服の裏で助奈のタコ克服にいく中等部メンバー!
『食べられるタコの方が可哀想』と言い訳する助奈に対し、
食物連鎖の話をする知!
カラーズ一同、命のありがたみの勉強をすることになる。
次回ナンバーカラーズ!
タコ嫌い克服へ!命の勉強会!
- Re: Re: ナンバーカラーズ ( No.210 )
- 日時: 2025/10/31 19:04
- 名前: いくちゃん (ID: aw3qwL.x)
一方の中学生組
とある漁港
笑「海だ!」
支「綺麗!」
相「でも、泳ぐ砂浜が無いじゃん!」
情子「あんたは何しに来たのよ?」
光美「タコを釣りに来たんでしょ?」
助奈「別に、タコ1つ食べなくたって、栄養は他で取れば良いのよ!私は野菜のほとんどは食べられるし!」
植「そんなこと言っちゃダメですよ!」
望「助奈、お姉さんの自覚ある?」
助奈「そんなのあるに決まってるじゃん!」
望「お姉さんなら、好き嫌いは失くそう!愛ちゃんがタコ食べられた時、からかわれるよ!」
助奈「そんなの、食べたい人に食べさせれば良いのよ!」
憧子「ダメだこりゃ!」
美子「なんで私まで?」
相「自分から行くって行ってたのに?」
美子「漁とは聞いたけど、まさかタコって思わなかったのよ!」
支「あれ?美子さんもタコ嫌いなんですか?」
美子「食べることは出来るわよ!でも、生き物としては大嫌い!」
笑「なんで?」
相「美姉は昔、浜辺でタコ拾って、墨かけられたの!それ以降嫌いに成ってんだって!」
美子「相黙れ!」
第194話・タコ嫌い克服へ!命の勉強会!
知「あっ、タコ漁を案内してくれる漁師さんよ!」
笑「海藤さん、今日はよろしくお願いします!」
海藤「いえいえ、君達みたいな子供達にタコ漁の魅力を語れるなら嬉しい限りだよ!」
晴人「タコってどうやって捕るんですか?」
海藤「良い質問だね!
タコ漁にはこの蛸壺を使うんだ!」
全員「蛸壺?」
相「梅干しとかお漬け物を入れる壺みたい」
海藤「この素焼きの壺を海底に沈めて、1~2日放っておく
数日経ってから引き揚げるとタコが居るってことさ!」
瑠夏「でも、数日経ったら逃げられたりしないのか?」
海藤「タコは慌てて逃げることは無いから易々と捕まえられるよ!」
スティーブ「でも、どうしてタコはここに入るんですか?」
海藤「ああ、これはタコの習性を利用してるのさ!」
全員「習性?」
海藤「タコの点滴はウツボや大鯛でね、
ソイツらから身を隠すために、普段は岩場の隙間や海底の穴の中に潜んでいるんだけど、
この壺が天敵から身を守る格好の隠れ場になるのさ!」
全員「成る程!」
海藤「狙い処は砂場さ!なぜなら小魚が沢山集まってくるからね!
沢山の餌が寄ってくると言うことは近くに天敵も来るってこと!そうなるとタコは進んで身を隠すために壺に入るってことさ!」
笑「おおっ!」
相「上手い仕掛けだね」
助奈「つまり、タコを騙してるってことね」
望「まあ、酷い言い方をするとそうなるね」
助奈「可哀想に、一生懸命生きてるのに、人間に騙されて食べられる!
なんて残酷な話なんだろう!」
笑「確かになんか可哀想!」
相「私も、食べるの止めようかな?」
情子「助奈!食欲失せる発言するな!」
助奈「だって本当の事じゃん!」
知「全く!そんな考えじゃダメよ!」
植「確かに、食べられるのは可哀想に思えるけど・・・」
知「助奈さん!あなたは知らないと思うけど、私達人間が食べることで生態系を守ることにも繋がるのよ!」
全員「ええっ!!!」
笑「私達が動物を食べることで・・・」
情子「生態系を守ることに・・・」
相「繋がる?」
憧子「どういう事お姉ちゃん?」
望「私も知りたいです!」
知「簡単な話、草食動物が食べるのは?」
助奈「そんなの簡単草とか植物よ!」
知「じゃあ、肉食動物が食べるのは?」
助奈「それは草食動物でしょ?」
知「では、ここで問題!肉食動物が居なくなったら、地球はどうなる?」
助奈「えっ?」
知「簡単に極端に考えて良いのよ!」
助奈「植物がなくなる?」
知「その通り!となると、草食動物が増えるだけ!草食動物を減らす動物は居ない状態よね?」
助奈「そうね」
知「そうなると、草食動物はどうなるかしら?」
助奈「何も食べられなくなって死ぬ?」
知「正解!私達人間も肉食動物の一種だから、私達が動物の肉を食べることで、自然を守ることにも成るのよ!」
笑「本当だ!その通りだ!」
光美「それだけじゃないよね?」
植「害獣とか駆除した動物をそのまま捨てるのは勿体無いしね!」
海藤「これが海の中だと、赤潮と言う魚に悪影響を受けさせる環境になって、海の生き物は全滅するんだよ!」
助奈「そうなの?」
海藤「それに私達漁師には決まりごとが合ってね、
来年を見据えて、捕る漁は予め決めてるし、
子供や小さめの魚は売り物にも成らないし、可哀想だから海に返すのが決まってるんだ!」
笑「知らなかった」
海藤「魚の他にも貝だって、大きさの小さいものはリリースするよ」
望「ってことは、漁師さんが捕るのは大人の魚ってことか!」
海藤「まあ、そうなるかな!さあ、タコ漁へ行こう!」
漁から帰ってきて・・・
知「さあ、このタコで何か作りましょう!」
笑「私も手伝うよ!」
助奈「要らないわよ!」
望「なんでよ?折角生け捕りにしたのに!」
憧子「助奈はタコの何が嫌いなの?」
助奈「味よ!美味しくないもん!」
光美「そうきたか!」
植「この理由はもう説得出来ないわ」
知「味覚となると人各々感じ方が違うものね!」
笑「でも、助奈、想像してみて!」
助奈「何を?」
笑「助奈がライオンに食べられそうになって、体を噛まれて、吐き出されたらどう思う?」
助奈「それは勿論・・・」
笑「勿論?」
助奈「『助かった!』よ!」
バタン!
相「そっち行っちゃったか・・・」
晴人「まあ、確かに食べられなかったことに安堵するけど・・・」
情子「『あたしはそんなに不味いか!』って腹立たない?」
助奈「それよりも生きてることを喜ぶわ!だって食べられそうになったのよ!普通は喜ぶところでしょ?」
望「それはそうなんだけど・・・」
シャワー室
美子「ああ、もう!タコなんて大嫌い!」
回想
相「あっ、タコ居たわよ!」
笑「本当だ!凄い!凄い!」
瑠夏「逃がすなよ!」
スティーブ「そっちに逃げました!」
光美「美子さん!捕まえて下さい!」
美子「えっ?えっ?えっ!」
晴人「行けそう!それ!」←手で掴もうとする
コテっ!
晴人「あっ!」
プシュ←頭を踏む
ブー!
美子←顔中墨だらけ
相「あっ!」
晴人「す、すみませんでした!」
回想終わり
美子「この恨みどうやって払おうかしら?」
じわじわじわじわ
アノワーク「取り敢えず素体を探すか!」
ビュン!
密漁犯「フッ、こう言うのが高値で売れるんだってな!まさか密漁がここまで儲かるとは!」
漁師A「コラ!そこで何やってる!」
密漁犯「ヤベ、見付かった!」
アノワーク「アイツがいいなあ!まさにドス黒い!
その感情よ!石となれ!フィーリングブロック!」
密漁犯「うわあ!」
スーパースーパームカンシーン!←モデル・タコ
笑「ねえ、あれ何?」
助奈「はい?」
知「あなたの後ろです!」
助奈「後ろ?」
クルリ
助奈「ギャー!何よあのムカンシーン?」
情子「知らないわよ!」
海藤「見ん逃げろ!タコの怪物だ!」
ビューン!
海藤「うわあ!捕まる!」
笑「皆!行くよ!」
全員「うん!」
カラーズチェンジ!
どんな時でも笑顔が1番!ピンクスマイル!
冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!
頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!
純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!
燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!
培ってきた知性の輝き!ブルーインタレスト!
理由の無い無限の助け!ブラックアシスト!
上を追った夢への憧れ!ルビーアドミレイション!
望みを捨てない夢への想い!ネイビーホープ!
太陽の様に輝く!希望の光!ゴールドライト!
カラーズバラエティー!
大切な人を守るために!ブルーナイト!
恩人に仕える感謝!ネイビーバトラー!
新たな出会いを求めて!ブロンズインターナショナル
スーパースーパームカンシーン!
パートナー「あれは?」
バトラー「アノワーク!」
アノワーク「行け!スーパースーパームカンシーン!」
スーパースーパームカンシーン!
ボン!ボン!ボン!ボン!・・・
インタレスト「皆!タコ墨に気を付けて!」
スマイル「よっと!」
バシャン!
パッション「ヤバ!」
バシャン!
パートナー「アワワワ・・・」
バシャン!
パートナー「ベタベタ!」
ナチュラル「どうすれば良いの?」
密漁犯『魚なんて沢山居るだろ!勝手に取って何が悪い?』
インタレスト「もしかして?」
ライト「素体は密漁犯?」
アドミレイション「密漁って?」
ホープ「隠れて、決まった量以上の魚や貝を捕ることだよ!捕りすぎると、来年の分が居なくなるからね」
コンシダレットアシスト!
スーパースーパームカンシーン!
アノワーク「何するのよ!」
アシスト「人の事も考えずに、独り占めするなんて許さない!魚は皆の物なのよ!」
アノワーク「よく言うわよ!タコが嫌いな癖に!」
アシスト「ううっ・・・」
アノワーク「タコなんて食べずに生かしとけば良いんでしょ?
別に嫌いなものなんて、無理して食べなきゃ良いんじゃない!
要らないものは捨てれば良いのよ!」
ホープ「捨てちゃダメ!」
アシスト「ホープ!」
ホープ「アシスト!食べ物にとって捨てられると言うことは、何も役に立たないってことだよ!」
アシスト「えっ?」
ホープ「要らないから捨てられる、役に立たないから捨てられる!吐き出されると言う事は食べ物にとって、『あんたはなんの力にも成らない!要らない存在』って言ってるような物なんだよ!」
アシスト「ホープ!」
ホープ「アシストは役立たずと言うレッテルを貼られたい?」
アシスト「そんなの嫌よ!」
ホープ「嫌いなものがあるのは私も分かる!だから、まずは、少しずつ慣れていこう!
大丈夫、私も食べられらように手伝うから!」
アシスト「ホープ!」
キラーん!
ホープ「私達の・・・」
アシスト「アナザーカラーペン!」
アノワーク「スーパースーパームカンシーン!早くやっちゃって!」
スーパースーパームカンシーン!
ノーギブアップホープ!
スーパースーパームカンシーン!
アシスト「って言っても、フィデリティもドリームも居ないわよ!」
スマイル「そうだった!あの2人は今人参畑だった!」
アノワーク「よし、なら・・・」
コン!
アノワーク「何?」
パッ!
ドリーム「知らせを聞いて来たわ!」
全員「ドリーム!」
回想
ドリーム「ヒューマンライトポットが光ってる!」
パッ!
ライト「ドリーム!今すぐ乗って!」
ドリーム「えっ?」
ライト「きっと、笑達が居る漁港の方で何かあったのよ!これを使えるあなたしかポットの中に入れないから!ポットを使って笑達の居る場所まで飛ぶわよ!」
ドリーム「分かった!」
回想終わり
ライト「と言うわけなの!」
ドリーム「ヒューマンライトポット!黒!明るい結晶カムバック!」
ポンポン、ビューン!ポッ!
ホープ「アシスト!」
アシスト「OK!」
フォームチェンジ!
ブラックアシスト!ブラックネイビーバージョン!
ネイビーホープ!ネイビーブラックバージョン!
2つの力を1つの力に!
永遠の友情を誓い!アシストホープフレンドビーム!
スーパースーパームカンシーン「ホワワワワ・・・」
アノワーク「チッ!」ビュン!
食堂
笑「出来たよ!」
助奈「何これ?」
笑「チャーハンだよ!食べてみて!」
パクッ!
助奈「美味しい!」
望「実は、そこに刻んだタコが入ってるの!」
助奈「マジで?」
望「好き嫌いの克服の基本は刻み料理だからね!」
助奈「おかわり!」
笑「まだまだあるから慌てないで!」
その後赤平家で自慢する助奈だったが、祖母の美鈴が買ってきたタコを見て引っくり返ったのは別の話
次回予告!
ある日学校目安箱に助奈から休みの日が暇だから何かゲームを考えてほしいと要望があった。
そこで笑は休みの日に暇をしている寮生達のために、宝探しを企画した。
果たしてどんな宝が見付かるのか?
次回ナンバーカラーズ!
スリーシスターズ学園寮でレッツ宝探し!
- Re: Re: ナンバーカラーズ ( No.211 )
- 日時: 2025/11/07 17:57
- 名前: いくちゃん (ID: aw3qwL.x)
笑「さあ、佐和子さんが提案した目安箱の中身を確認するぞ!」
パカッ!
佐和子「とは言え、半分くらいは『宿題を無くしてほしい』とか、『テストを易しくして欲しい』などのお間抜けな意見なんですが・・・」
晴人「あっ!」
笑「何が書いてあるの?」
晴人「『雨の日の休日は暇だから何かゲームでも企画して』だって!」
支「この筆跡助奈さんじゃないですか?」
知「ええっ、確かに助奈の字ね!」
正美「休日にゲームって、休みの日の要望なんて入れないで下さい!」
笑「待って!たしか助奈は今寮にいるんだよね?」
支「もしかしたら、助奈さんみたいに、雨の日休日に暇を持て余してる寮生が沢山居るかも!」
情子「外で遊べないし、テレビは見れないし、ゲーム機は持ち込み禁止だし・・・」
正美「そんなに暇なら、勉強か掃除でもしたらどうですか?」
知「正美さん!あなたはそうやって、集中出来るかもしれませんが、大半の子は嫌がってやりませんよ!」
情子「それにたまの休日は勉強の事なんか忘れたいよね?」
晴人「僕もそう思います!」
佐和子「そうですね」
笑「じゃあ皆で雨の日でも寮で出来るゲームを考えてみよう!」
全員「おおっ!」
第195話・スリーシスターズ学園寮でレッツ宝探し!
寮のエントランス
助奈「はあ、今日も雨かあ・・・」
援「そうだね・・・」
愛「あい~・・・」
助奈「外で遊べないし、
テレビは食堂の1台だけかつケーブルは見れないうえ、ニュース位しか見せてくれないし、
ゲーム機は持ち込み禁止だし!」
援「なんか同じことを繰り返してるとつまらなく成るわよね?」
トントン
ガチャン
援「はい?」
望「援さん!」
援「望?どうしたの?」
望「助奈!ホールへ集まって!」
助奈「えっ?ホール?」
望「寮生は皆来てって寮母さんが言ってた!」
援「何かあるのかしら?行ってみましょう」
助奈「分かった!」
ホール
笑「どうも寮生の皆さん!おはようございます!
生徒会長の桃原笑です」←メガホンで話す
望「あっ!笑先輩だ!」
援「何をやるのかしら?」
助奈「そう言えば、雨の日の休日は暇って書いたわね」
望「その要望が伝わったんじゃない?」
笑「これより、寮内で宝探し大会を行いたいと思います!」
寮生達「オオッ!」
助奈「宝探し?」
望「面白そう!」
援「どんな宝があるの?」
笑「ルールは、前にある紙に地図があります!地図に書いてある場所にお宝の場所のなぞなぞが書いてます!
お宝はなぞなぞの答えの場所にあるからくまなく探してみてね!」
全員「オオッ!」
笑「なお、生徒会はなぞなぞを考えましたが、お宝を付けたのは寮母さん達だから、お宝が何かは見付けてからのお楽しみ!
やりたい無い子はもう1回参加しても良いよ!」
寮生達「ワーイ!やったー!」
支「友達とチームを組むとなぞなぞの答えがより早く分かるかもしれないよ!」
優「どうしようかな?誰かと組もうにも誰と組もう?」
助奈「あっ!優!」
優「黒川!」
助奈「あたしと組む?」
優「喜んで!」
望「助奈?」
助奈「私、優と組むわ!」
望「分かった!私はどうしようかな?」
陸人「紺城、僕と組まない?」
望「陸人君?良いよ!」
援「あれー、助奈も望ちゃんも彼氏(?)と組んじゃったよ!私はどうしようかな?」
好「えっ?これどこ行けば良いんだ?」
援「好!」
好「わあ、姉さん!」
援「姉弟仲良く頑張りましょう!」
好「仕方ねえなあ」
援「それでどこ行くの?」
好「こんな場所合ったっけ?」
援「あっ、食堂じゃない?兎に角行ってみよう!」
食堂
援「あっ!あの箱の中にあるなぞなぞを解くのね!」
パカッ
援「何々?車のイラストしかないわ!どういう事?」
好「車事態は1、2、・・・、10台だな」
援「それ関係あるのかしら?」
好「ヒントは無いのか?」
援「そう言えば、笑から聞いたけど、こう言うのは言葉を変換するって言ってたわ!」
好「変換って?」
援「同じ意味になる別の言葉に変えるのよ!例えば英語に変えるとか!」
好「英語、英語・・・、分かった!」
援「本当?」
好「車は英語で『カー』、10は英語で『テン』、
だからカーテンだ!」
援「あっ!カーテンの後ろからドーナツが見付かったわ!」
好「お宝ってお菓子かよ!」
援「でも、貰えたら嬉しくない?」
好「そうだな!ゆっくり食べるとするか!」
一方その頃
下駄箱
陸人「地図によるとここだな」
望「あっ!クツ箱の取っての上に数字が書いてある」
陸人「ええっと、
『ある人物がとある箱に閉じ込められた!
脱出劇するには1~9のいずれかのボタンを1つ押さないといけない。
だが、間違ったボタンを押すと爆弾が爆発する。どのボタンを押せば良いだろう?
※正しい番号の中に宝が入っている』」
先生「選べるのは1個だけよ!」
望「間違ったハコを開けたら?」
先生「別の謎々に挑戦して貰うことに成ってるわ!」
陸人「そんな!」
望「でも、答えが全然分からない!」
陸人「こうなったら一か八か、ど真ん中の5番だ!」
望「ちょっと、陸人君!」
パカッ!
陸人「あっ!プリンが2つ!」
先生「正解!5番が正解よ!」
望「へー、陸人君凄い!」
陸人「それで理由はなんでですか?」
先生「勘だったのね、取っての丸と5を繋げてみたら、
『OUT!』、出るって意味になるからよ!」
2人「成る程!」
望「あっちでプリン一緒に食べよっか?」
陸人「そうですね!」
一方その頃
助奈「もうこれの答えは何よ?」
優「『外に出る時必要で、家の中に居る時は使わずにしまうもののな~んだ?』か!」
助奈「それで試しに外に出てみたけど・・・」
優「何だろうな?」
女子A「美味しいね?」
女子B「うん」
男子A「ああ、俺にも一口くれよ!」
男子B「やーだね!悔しかったら自分で見付けろ!」
助奈「周りが羨ましい!」
優「確かに!ん?」
助奈「どうしたの?」
優「想定してみたらどうかな?『外に出る時必要』で、
『中に居る時は使わずにしまうもの』なら、僕らが出掛ける時にやることを!」
助奈「出掛ける前にやることといったら、靴を履く?」
優「分かった!」
助奈「何よ突然?」
優「きっとこの謎々の答えは『鍵』だよ!」
助奈「仮に鍵だったとして、どこへ取りに行くのよ?」
寮母室
優「失礼します!」
助奈「どこ行くつもり?」
優「鍵の保管されてる場所だよ!」
パカッ!
優「合った~!」
クッキー発見
助奈「これが宝なの?」
優「黒川はクッキー嫌いか?」
助奈「好きよ!なんでそんなこと聞くの?」
優「たまに甘いもの嫌いな奴や、苦手な奴居るし・・・」
助奈「兎に角、ありがたく貰っておくわ!」
渡り廊下
男子C「こっちか!」
女子C「あっちよ!」
笑「皆頑張れ!」
男子D「ああ、もうこれだから謎々大嫌いなんだよ!」
女子C「美味しいね!」
女子D「こんな美味しい宝探しなら毎日でもやりたいよ!」
男子D「おい!そのお菓子俺に寄越せ!」
女子達「えっ?!」
笑「コラ!人から奪うなんて、メッ!だよ!」
男子D「はっ、はい・・・、すみません・・・」
女子C「会長ありがとうございます」
笑「どういたしまして、楽しんでね!」
男子D「畜生!もっと簡単にしてくれよ!」
ニヤリ!
アノワーク「その感情よ!石となれ!フィーリングブロック!」
スーパースーパーマックーラ!
笑「何々?」
知「笑大丈夫?」
笑「大丈夫だよ!」
陸人「皆!慌てず騒がず、安全な場所へ逃げよう!」
正美「皆さん、こっちですよ!」
知「生徒会の皆が寮生達を安全な場所へ移動されてる間に・・・」
幸「皆変身よ!」
カラーズチェンジ!
どんな時でも笑顔が1番!ピンクスマイル!
冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!
頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!
純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!
燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!
温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!
目の前にある幸せの塊!クリムソンハピネス!
培ってきた知性の輝き!ブルーインタレスト!
重ねて知った多くの経験!パープルエクスプレス!
絆が繋ぐ友情の証!インディゴフレンド!
信じ合える仲間への信頼!イエロービリーブ!
想いを込めた熱い愛情!レッドラバー!
理由の無い無限の助け!ブラックアシスト!
上を追った夢への憧れ!ルビーアドミレイション!
望みを捨てない夢への想い!ネイビーホープ!
誰かを助ける正しい力!ウィステリアフィディリティ!
ミスを補うフォロー役!チェリーセーブ!
太陽の様に輝く!希望の光!ゴールドライト!
悲しませない存在意義!スカーレットバリュアブル!
愛が繋げる大好きな想い!マッダーラブリー!
目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!
皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!
皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!
前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!
皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!
仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!
誰もが持つ夢の輝き!アクリクトドリーム!
チームを纏める司令塔!ウルトラマリンリスポンスィブル!
仲を良くする橋渡し!トパーズリンク!
輝け!29色のカラー!カラーズヒロインズ!
皆から教わった人との繋がり!バイオレットボンズ!
スーパースーパームカンシーン
男子D『この謎々難しいんだよ!お菓子どこだよ?』
パッション「バカね!謎々は解いて分かった時が快感なのよ!」
サポート「簡単すぎると逆に面白くないよ!」
ドゴーン!
2人「ウワー!」
インタレスト「サポート!パッション!」
スマイル「分からないなら、一人で悩まず、誰かを頼れば良いじゃん!
それになっちゃんも言ってたよ!『友達とチームを組むとなぞなぞの答えがより早く分かるかもしれないよ』って!」
スーパースーパームカンシーン!
インタレスト「スマイル!危ない!」
スマイル「ありがとうインタレスト!」
ハピネス「多分、他の子がお菓子を食べてて焦ってるのね!自分も早く食べたいって!」
男子D『俺は、1人でお菓子をたらふく食べたいんだ!俺にお菓子を寄越せ!』
ヘルプ「なんて自己中な!」
アシスト「男の風上にも置けない!」
ホープ「1人よりも皆で食べた方が美味しいよ!」
男子D『うるせー!』
インタレスト「こうなったら頑固な頭を冷やしてあげるわ!」
インタレストビューティー!
パリン!
ナチュラル「効いてない?」
アシスト「あんた、謎々が解けなくてイラついてるだけなんじゃないの?」
男子D『うるせー!お前には関係ねえ!』
アシスト「謎々ってのはね、知識と日常観察とひらめきが重要なのよ!」
男子D『うるせー!説教するな!俺にお菓子を寄越せ!』
スーパースーパームカンシーン!
ホープ「他の子が先に解いて焦る気持ちは分かるし、自分も早くお菓子を食べたい、他の人よりも多く食べたい、その気持ちは分かる!でも、謎々やクイズって焦れば焦る程解けないものなの!」
ヘルプ「それに笑がこれを企画したのは1人でやるためじゃない!誰かと一緒に協力する!協調を学ばせるためのゲームなの!それに気づけないあなたにやる資格など無いわ!」
男子D『うるせー!俺にお菓子をたらふく食わせろ!』
アシスト「もう我慢成らないわ!」
コンシダレットアシスト!
スーパースーパームカンシーン!
ヘルプ「ドリーム!」
ドリーム「OK!ヒューマンライトポット!黒!明るい結晶カムバック!」
ポンポン、ビューン、ポッ!
フォームチェンジ!
レインボーヘルプ!レインボーブラックネイビーバージョン!
ブラックアシスト!ブラックレインボーネイビーバージョン!
ネイビーホープ!ネイビーブラックレインボーバージョン!
3つの力を1つの力に!
アシスト「嫌な記憶を包み込み」
ヘルプ「良い方向へ変えていけ!」
ホープ「私達が・・・」
3人「それを変えてやる!」
ヘルプアシストホープファインボール!
スーパースーパームカンシーン「ホワワワワ・・・」
男子D「あれ?俺は・・・」
助奈「はい、これ!」
男子D「えっ?くれるのか?」
助奈「あげるわよ」
男子D「やったー!」
助奈「あーげた!」←腕を上げる
男子D「おい!なんだよ!それ!」
望「助奈、意地悪しない!」
助奈「意地悪?私はコイツがお礼を言わなかった事に腹を立てただけよ!」
陸人「正論だな」
助奈「それに『あげる』には二つの意味があるって謎々を解くヒントにも成ってるのよ!」
優「どれどれ?あっ、ゆっくり読めば分かるな!」
男子D「どこがだよ?」
優「『この中にある』をゆっくり呼んでみたら?」
男子D「この中にある、このなかにある、『こ』の中にある?」
助奈「解けたじゃない!あとはイラストの『こ』の中を見れば・・・」
男子D「台所だ!ありがとう!おばちゃん!台所見て良い?」
望「どうだった?宝探し!」
助奈「楽しかったわ!今度は私が妹達に仕掛けてあげたいわ!」
優「黒川、妹居るのか、きっと喜ぶと思うぞ!」
陸人「謎々って、解くのも楽しいけど、作る方も楽しいからな!」
次回予告!
次回は夢が笑のお食事処でバイトをすることに!
するとそこへ、最近話題の男性スクールアイドルが来店!
ランチタイムでお店がごった返す中でなんと彼が手伝うと申し出る。
それを見た負けず嫌いの夢が暴走し、大変な事に!
結局そのアイドルに助けて貰った夢はいじけて飛び出してしまう。
そこに声を掛けてきたのは?
次回ナンバーカラーズ
噂のアイドル来店!?夢のアルバイト!
- Re: Re: ナンバーカラーズ ( No.212 )
- 日時: 2025/11/22 21:49
- 名前: いくちゃん (ID: 5RAlDtaS)
部室
夢「ああ、どうしよう!」
輝「どうしたの?」
夢「もうすぐ妹の誕生日なんだけど、欲しい玩具が高いのよ!土日だけでも良いから良いバイト無いかしら?」
心美「こんなのどう?一時間で10万円以上稼げるらしいよ!」
夢「絶対危ないバイトじゃない!あんたまさか行くわけ無いわよね?」
心美「えっ?危ないの?」
任「そのバイトは最悪帰ってこれない可能性があります!絶対ブッブー!ですわ!」
ガラガラ
笑「イヤー、土日になると私達もお店手伝わなきゃ行けないんだよね」
情子「そう言う割には1ヶ月に1回じゃない!」
笑「そうでした、でも、お母さん言ってたけど、正直人手が足りないんだって!アルバイトの募集しても土日に働いてくれる人が居ないって嘆いてた」
夢「えっ?土日に働いて欲しいの?」
笑「まあ、昼間はね、高校生だと平日は夕方から9時頃までって決まってるから・・・、出来れば休日の昼間に暇な人が来て欲しいって言ってたよ」
夢「私、そこでバイトして良い?」
笑「そこは、お母さんに相談で・・・」
第196話・噂のアイドル来店!夢のアルバイト!
ガラガラ
夢「失礼します」
桃子「夢ちゃん、今日から宜しくね!」
夢「はい、分かりました!」
桃子「でも、従姉でも関係無くビシバシ行くから覚悟しておいてね!」
夢「はい、勿論です!叔母さん!」
笑「あれ?夢さんって私と親戚でしたっけ?」
桃子「バカ!救子ちゃんのお姉さんなんだから従姉妹でしょ!」
笑「あっ、そうだった!」
桃子「それで、お姉ちゃんは大丈夫?キャリアウーマンとは言え、シングルマザーで夜も遅いんでしょ?」
夢「うちには大きいのや小さいのが居るんで寂しくはないですよ!むしろ、ママを助けるのが生き甲斐みたいなものですから!」
桃子「こんな献身的な娘が2人居てお姉ちゃんも幸せね!」
ガラガラ
夢「いらっしゃいま・・・」
元「本当にバイトしてるんだ」
羽加「そのエプロン似合ってる」
夢「なあんだ、あんた達も来たの?」
任「夢さん、私達は一応お客ですのでその対応は・・・」
桃子「そうよ!いくら身内でも差別しない!
身内だから適当にやったり、贔屓したりするのは他のお客さんに失礼だからね!」
夢「すみません、ええっと・・・」
桃子「席はお好きな場所に座って下さい!」
輝「あっ、すみません!夢ちゃんがどんな仕事してるのか見に来ただけなんです!」
楽子「すぐ帰りますので!」
任「お待ちなさい!」
忠加「なんだよ任?」
任「お店に来ておいて、何も買わずに出ていくなんて失礼ですわ!」
心美「別に良いじゃん!」
元「本当、任って真面目ね」
楽子「でも、お邪魔して見るだけってのは・・・」
任「テイクアウト出来るものはありますか?」
笑「でしたら、こちらのお弁当又はおかずセットなどをどうぞ!」
元「へー、おかずだけを売ってるんだ」
笑「ご飯は家で炊いて食べる人も居るので!」
任「では、こちらのだし巻き卵を9個お願いします!」
笑「お買い上げありがとうございます!」
チーン!
元「じゃあ、またね!」
輝「頑張ってね!」
夢「はあ、出来れば来て欲しくないわよ」小声
笑「なんか言いました?」
夢「何も!」
ガラガラ
笑・夢「いらっしゃいませ!(えっ?)」
男子「1人です!」
笑「お好きな席をどうぞ」
男子「ありがとう」
笑「あの人どこかで見たような?」
夢「確かに、私もどこかで・・・」
桃子「2人とも!早くお冷やとおしぼり!」
夢「あっ、はい!」
笑「お母さん、あの人って?」
桃子「ああ、あの人は多分・・・」
スマホを見せる
桃子「この人でしょ!子供の頃からアイドルやってる松本拓人でしょ?」
笑「そうだよ!その人だよ!」
夢「ああ、私の隣のクラスに居た!」
桃子「シー!たとえ有名人でも今はお客さん!むしろ騒ぎ立てたらあの人が困るでしょ?」
笑「すみません・・・」
夢「大声出しすぎました・・・」
桃子「杏田さん、知ってる人とはいえ、お客さんとして接してくるのよ!」
夢「はい!」
拓人が座るテーブル
夢「失礼します、お冷やとおしぼりです!」
拓人「ありがとう、ん?君は確か隣のクラスの・・・」
夢「ひ、ひ、人違いじゃないですか?」
笑『なんで否定しちゃうのさ?』
拓人「そうかい?」
夢「ご注文がお決まり次第こちらのベルを鳴らして下さい!」
拓人「このまま注文良いかな?」
夢「はい!」
拓人「卵焼き定食を1つ」
夢「卵焼き定食1つですね!他には?」
拓人「以上で!」
夢「かしこまりました!」
厨房
夢「3番、卵焼き定食1つ!」
桃子「はい!あれ?」
笑「お母さんどうしたの?」
桃子「卵を切らしてるわ!」
笑「ええっ、どうするの?」
拓人が座るテーブル
桃子「お客様すみません、卵を切らしておりまして・・・」
拓人「ああ、今は暇なのでいくらでも待ちますよ!」
桃子「申し訳ございません、今すぐに買ってきますので、しばらくお待ち下さい!」
ガラガラ
タッタッタ・・・
笑「ああっ、卵が無いって注意書き書いとかなきゃ!」
ガラガラ
夢「いらっしゃいませ!」
男性A「1人です」
夢「お好きな席へどうぞ!」
ガラガラ
夢「いらっしゃいませ!」
女性A「2人です」
ガラガラ
男性B「2人です!」
夢「なんか増えてきてるよ?」
笑「お昼時だから仕方無いよ!すみません、卵は切らしてるため、玉子料理は卵が到着次第作らせて貰います!ですので、長い時間お待たせするかもしれないので予めご了承下さい!」
夢「厨房あんたで良いの?」
笑「大丈夫!お袋の味に成れば良いの!それに、私の料理目当てに来る人も少なくないし!」
ガラガラ
晴人「笑ちゃん!いつものお願いして良い?」
笑「晴人君!待ってたよ!」
夢「このリア充め!」
晴人「僕は大分後で良いから!他の人のを先に!」
夢「いや、あんたも手伝いなさいよ!」
笑「ダメだよ!中学生を働かせるのは労働基準法違反だから!」
夢「どの口が言ってるのよ?」
笑「私の場合は家業の手伝いだからセーフ!」
夢「グレーゾーンよりのアウトよ!」
拓人「あの・・・」
笑「はい!」
拓人「俺が手伝おうか?」
笑「いえ、そんな!お客さんにそんなことさせるのは・・・」
拓人「大丈夫!俺、飲食店でバイト経験あるから!」
パッ!←エプロンを付ける
拓人「ご注文は?」
男性A「焼き肉定食1つ」
拓人「1番、焼き肉定食お願い!」
笑「はい!」
夢「あんた1人で大丈夫なの?」
笑「手順はそこに書いてる」
拓人「5番、餃子定食とから揚げ定食」
笑「はい!」
夢「出来るの?」
笑「やるしかないよ!」
夢「じれったいから私も手伝うわ!」
笑「夢さん、料理出来るんですか?」
夢「出来るわよ!ママが帰ってくるの遅いから、何日チビ達のご飯作ってやったか?」
救子「あっ、お姉ちゃん来てたの?」←裏から出てきた
夢「救子、あんたも居たのね」
救子「忙しそうだし、私も厨房手伝って良い?」
夢「あんたがやると高級食材で料理しようとするからダメよ!接客してきなさい!」
救子「ブー!なんでよ?、」
笑「そっちでもやってたんだ」
夢「買い物で高級食材買ってくるのよ!金持ちが・・・」
笑「あっ、これ1番さんへ!」
夢「こっちは3番!」
救子「お姉ちゃんの料理、人に食べさせられるの?」
夢「うるさい!黙れ!これでも料理を伊達に10年もやってないんだからね!」
笑「待たせるのも悪いし、苦肉の策だけど仕方無いよ!」
男性B「なんだ?この餃子は?」
笑『やっぱりダメだったかな?』
男性B「いつもと味は違うが、こんなに美味しくて心が温かくなる物は初めてだ!」
女性B「私の頼んだから揚げも、いつもとは違うけど、こっちの方が断然美味しい!」
笑「夢さん、凄い!」
救子「流石、お姉ちゃん!」
夢「ほら、どんなもんよ!」
救子「ドヤらなければもっとかっこいいのに・・・」
夢「何よ?」
4番テーブル
男児「お母さん、僕卵焼きが食べたいよ!」
母親「卵焼きは少し時間が掛かるって書いてるじゃない!」
笑「卵焼き定食だね!私が・・・」
夢「卵無いのよね?」
笑「そうだった!」
男児「お腹空いたよ!早く何か食べたいよ!」
拓人「先にデザートでも宜しいですか?」
母親「すみません、お願いします」
厨房
夢「えっ?何するの?」
パカッ
冷蔵庫からプリンを取り出す拓人
拓人「これで良し!」
4番テーブル
拓人「こちらプリンアラモードです!おまけでクッキーも乗せています」
男児「お兄ちゃんありがとう!」
母親「すみません」
笑「盛り付けも凄い!」
夢「クー、やるわね!」
笑「えっ?」
夢「私だって負けないわよ!」
笑「何に燃えてるの?」
6番テーブル
男性C「すみません」
夢「ハ~イ、ただいま!」
コテッ!
夢「イター」
笑「夢さん、大丈夫ですか?」
拓人「君、走るのは危ないよ!ってやっぱり杏田だったか!」
夢「やっぱりって何よ?」
笑「お知り合いですか?」
拓人「昔、小学生の頃にアイドル養成所のオーディションに行ったことがあるんだ!」
夢「そうよ!私は落ちたのよ!悪い?」
笑「いえ、それだけ難しいんですね、アイドルって!」
男性C「あの~・・・」
夢「すみません、ご注文は?」
男性C「この、から揚げ・・・」
夢「から揚げ定食ですね」
男性C「いえ、そうではなく・・・」
夢「お待たせ、あっ!」
拓人「よっと!」
ガシャーン!
笑「大丈夫ですか?」
拓人「熱いけど、これくらい平気だよ!」
男性C「済まんねえ、盾に成ってくれて・・・」
拓人「大切なお客さんに嫌な思いをさせたくはありませんから!それより、何か質問があったのでは?」
男性C「ああ、私の国では豚肉を食べてはいけないと言うルールが合って・・・」
笑「でしたら、から揚げに使ってるのは鶏肉です!それにハンバーグも牛肉、焼き肉も牛です!なので安心して下さい」
男性C「良かった、ありがとう」
ガラガラ
桃子「ただいま!次の予約までしてたら遅くなっちゃった」
休憩時間
桃子「本当にお待たせして申し訳ございません!しかもお店を手伝ってくれてありがとうございました!お詫びにお代は結構です!」
拓人「いえ、お役に立てて光栄です」
笑「はい!アーン!」
晴人「ありがとう、アーン!」
夢「隣でそれ止めてくれる?腹立つんだけど!」
笑「まあまあ、料理落としたからって落ち込まず!」
桃子「そうよ!私の代わりに作ってくれて、お客さんも満足してくれたのよね?
今度から接客じゃなくて厨房を任せたいわ!」
夢「ただのお手伝いでのスキルですよ」
拓人「たとえお手伝いでも、人の為に成るのなら素晴らしいスキルだと思うけどな?」
夢「ふんだ!あんたは人生薔薇色の道を進んでるからそんなこと言えるのよ!」
ガラガラ
笑「行っちゃった」
桃子「あの子笑にそっくりね」
笑「えっ?」
救子「うんうん、昔の笑もこんなんだった!」
笑「ええっ?」
一方その頃
女性A「ああ、やっぱりあそこで気晴らしするのはいいね!
今朝は大失敗しちゃったのよね、会社帰るの憂鬱だわ!」
ニヤリ
アノワーク「その感情よ!石となれ!フィリーリングブロック!」
女性A「嗚呼!」
スーパースーパームカンシーン!
笑「もしもし、えっ?」
救子「もしかして?」
笑「知ちゃん今玄関の方に居るんだね!今迎えに行くよ!」
救子「私も行くわ」
拓人「僕はこれで」
桃子「ありがとう、また来てね」
一方その頃
夢「はあ、私は何やってんだろ?こんなのただの嫉妬じゃない!
いや、分かってるよ!私自身の失敗だって!でも、知り合いがあんなに活躍してたら・・・」
スーパースーパームカンシーン!
笑「夢さん!」
夢「分かったわ!」
カラーズチェンジ!
どんな時でも笑顔が1番!ピンクスマイル!
冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!
頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!
純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!
燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!
温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!
目の前にある幸せの塊!クリムソンハピネス!
培ってきた知性の輝き!ブルーインタレスト!
重ねて知った多くの経験!パープルエクスプレス!
絆が繋ぐ友情の証!インディゴフレンド!
信じ合える仲間への信頼!イエロービリーブ!
想いを込めた熱い愛情!レッドラバー!
理由の無い無限の助け!ブラックアシスト!
上を追った夢への憧れ!ルビーアドミレイション!
望みを捨てない夢への想い!ネイビーホープ!
誰かを助ける正しい力!ウィステリアフィディリティ!
ミスを補うフォロー役!チェリーセーブ!
太陽の様に輝く!希望の光!ゴールドライト!
悲しませない存在意義!スカーレットバリュアブル!
愛が繋げる大好きな想い!マッダーラブリー!
目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!
皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!
皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!
前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!
皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!
仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!
誰もが持つ夢の輝き!アクリクトドリーム!
チームを纏める司令塔!ウルトラマリンリスポンスィブル!
仲を良くする橋渡し!トパーズリンク!
輝け!29色のカラー!カラーズヒロインズ!
カラーズバラエティー!
大切な人を守るために!ブルーナイト!
カラーズスキャン!
皆から教わった人との繋がり!バイオレットボンズ!
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