二次創作小説(新・総合)

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マモノチューバーズ!全てはゼロのままに(完結)
日時: 2018/10/06 21:27
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【全部、お前のせいだからな】

どうも、ロストメイドウィンです、今回はいつもと趣旨の違う作品となります

【注意】
たくっちスノーやマガイモノとかは『多分』出ない
モンスター娘
動画撮るより女の子のいちゃいちゃが多いかも
正直どんな話を作りたいのか分からなくなってきた
さっきから注意があやふやだけど何も決めてないからしょうがないね!


アイム(シャドーさん) >>39
リッキー(洋輝さん) >>42
ユイ(桜木霊歌さん) >>43
アン(ピオーネさん) >>46
レフィトア(Miruraさん) >>52

目次 >>100

Re: マモノチューバーズ!魔王様、動画投稿始めました ( No.30 )
日時: 2018/06/02 15:44
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

魔王
「どうした!?」

コウモリさん
「時計を見ろ!」

魔王
「時計...!?」

コウモリに言われ、魔王が壁に掛かった振り子時計を見る


チッチッチッ...

魔王
「これは...!!」

魔王は驚く、振り子時計は速すぎず遅すぎず、正確に動いている


それなのに...時計の針は微動だにしない、止まっているのだ


魔王
「時計が止まっている...!?」

コウモリさん
「やばい...カレンダーの時と同じだ!」

コウモリさん
「ジャガーはメイドウィンだ、奴の行動で世界は変化する、祝日が突然決まれば、生き物はそう思い込み、活動される」

魔王
「しかしたくっちチャンネルは...」

コウモリさん
「みぃは別世界のメイドウィンだから影響は受けない」

コウモリさん
「だが、ジャガーの立っていたこの場所で時計が止まっているとなると...まさか他も」

魔王
「どういうことだ?」

コウモリさん
「外を見ればわかる、行きますぜ魔王様!」

魔王
「ま、待て!!」

...

外を見ると、あっちこっちの時計が皆、針が動かずに同じ状態になっていた

魔王
「全ての時計が...!?」

コウモリさん
「さっきも言ったように、ジャガーはメイドウィンだ、世界とメイドウィンは表裏一体、世界の危機orジャガーの危機だ、つまり」

魔王
「ジャガーが今とんでもないことになっていると!?」

コウモリさん
「かもな...」

魔王
「一体どうなったと言うのだ...」

イエティ
「魔王様~!!」

雪女
「いたいた!!」

近くの道路から、イエティと雪女達が走ってくる

魔王
「どうした?」

雪女
「なんかさー!放置系ゲームっていうのが動かねーんだ!」

イエティ
「時間と共に進むゲームなんだけど...これの秒数が動かなくて...」

雪女
「つーかゲーム機が止まった!」

コウモリさん
「やっぱりな...」

魔王
「説明するのだ」

コウモリさん
「えーとな...ややこしい自体になってるが、要は【時が止まっている】んだ」

魔王
「と、時が!?」

コウモリさん
「そう、時計が止まってるんじゃない、この世界が止まっているんだ」

雪女
「えーー!?」

イエティ
「そ、そんな...今、何時ですか?」

魔王
「コウモリ...」


コウモリさん
「魔界歴45090年6月1日 10時00分」


コウモリさん
「俺たちはこれから、永遠に六月一日の朝10時の世界で生活することになりそうだな」

第五話 END

Re: マモノチューバーズ!魔王様、動画投稿始めました ( No.31 )
日時: 2018/06/02 17:21
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【第六話】
『終末が近いこの世界で我は動画を撮る』

魔王と純白チャンネルの二人は、事務所で円になる

魔王
「...」

イエティ
「...」

雪女
「...」

コウモリさん
「あー、まぁさっきも言ったようにだ」

コウモリさん
「世界が止まっちまったわけだから、こうやってダラダラしても一秒も無駄にならねぇ」

イエティ
「いや...今いち信じられないんですけど、時が止まったって...」

雪女
「でも、かれこれ数時間はダラダラしてる気がするぞー」

魔王
「ああ、気分的にはもう夕方だ...それなのに太陽の位置が変わらない」

イエティ
「...じゃあ、やっぱりそうなのかもしれない、だけど」

雪女
「まだ何かあるのか?」

イエティ
「こう...よくある時間停止ものって、私たち生き物も止まったりするのが普通だよね?」

イエティ
「でも、外を見る限りだと私達や魔王様はもちろん、他の人達も動いてるように見えるけど...」

コウモリは窓から外を見るが、少し困った顔をしながらも止まることなく動いていた

魔王
「ふむ...」

イエティ
「何か、変ですよね?」

コウモリさん
「それに関しては何となく分かっている...ほれ」

コウモリは爪でビスケットを掴み、雪女の元に置く

コウモリさん
「これ食ってみろ」

雪女
「いいのか!?」ヒョイッ

魔王
「な、何を...?」

雪女
「ん...むぐ...ん、ん...?」

雪女はビスケットを口に頬張るが、すぐに吐き出す

雪女
「硬いぞこれ!せんべいかよ!」

コウモリさん
「やっぱりな」

イエティ
「やっぱりって?」

コウモリさん
「雪女、お前今噛んでビスケットを砕こうとしただろ」

雪女
「当たり前だろ!」

コウモリさん
「ビスケットを噛むのには時間がかかる、歯が当たってビスケットが割れるのにおよそ0.8秒ものの時間が必要となる」

コウモリさん
「だが、今は時が制止した世界...ビスケットを噛むために必要な僅か0.8秒さえも届かない孤立した世界」

魔王
「つまり?」

コウモリさん
「物が動くには時間がかかる、時間が止まっちゃ物は使い物になりやしない」



コウモリさん
「時が止まって動かなくなるのは俺たち生き物じゃない、生き物が作り出した『モノ』だよ」

魔王
「なっ...!!」


コウモリさん
「へっ、ゲームだって動いてないんだろ?今ごろ信号機も車もテレビもなーんにも動かなくて大騒ぎのはずだ」

Re: マモノチューバーズ!魔王様、動画投稿始めました ( No.32 )
日時: 2018/06/02 22:00
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

雪女
「えーーーーー!!!それじゃ俺たち生きていけないな!!」

コウモリさん
「ああ」

魔王
「akumazon使えない!!」

イエティ
「ゲームできない...!!」

雪女
「飯食えない!!」

コウモリさん
「一番まともな事言ってんの雪女じゃねーか、お前らバカ未満か」

魔王
「む...それは失敬な!」

コウモリさん
「はいはい...」

コウモリさん
(だが、こいつはマジでやべぇ...これってまさか...ジャガーが死んだってことか?)

コウモリさん
(たくっちスノーの奴によれば、メイドウィンが死ぬとそいつの管理する世界が何らかの方法で滅ぶっていうじゃねぇか)

コウモリさん
(あいつがこんな状況になっても帰ってこないなんて、それはまさしく...死。)

コウモリさん
(俺は魔王様と一緒に心中なんざゴメンだぞ)

魔王
「ジャガー...早く帰ってくると良いが」

イエティ
「このままじゃ、ヘルチューバーとして活動することが出来ないよ...」

コウモリさん
「ん?」

イエティ
「ゲームはもちろんカメラも使えないし、編集機類もakumazonさえも...!!」

魔王
「ななななな...なんだとぉ!?」

コウモリさん
「って、こんな時でもヘルチューバーかよ...大体、ヘルチューブも止まってんだからどっち道撮れねぇだろ」

魔王
「そ、それは...魔法でなんとかならぬのか!?」

コウモリさん
「俺、魔法学にも科学にも疎いんでなぁ」


魔王
「くそっ...なんとかならぬのか!?」

雪女
「腹減ったー」

イエティ
「待って、コウモリさんの理論だと食べても消化されないから食べても意味がない」

コウモリさん
「まぁ人間と違って食う必要はねぇからいいだろ」

イエティ
「気分の問題ですよ!」

魔王
「我は野菜みたいなものしか食わされなかった」

コウモリさん
「しかしこのままじゃストレスで死にそうだな住民ども」

魔王
「...なんとかならないのか?」

コウモリさん
「さあな?ストレスが問題であって生きてはいけるから何とも」

コウモリさん
「ただ、1つだけ方法があると言えばある」

魔王
「本当か!?それは一体....」


コウモリさん
「人間界を侵略することだ」

魔王
「な...何!?」

コウモリさん
「お前のご先祖様が封印した壁をぶっ壊して、人間界に住みこんじまえばいいんだ」

Re: マモノチューバーズ!魔王様、動画投稿始めました ( No.33 )
日時: 2018/06/02 22:29
名前: 花音 (ID: PrIvPbQU)

わーずいぶんと大胆な解決方法・・・
あ、お久だよ~

親にネット接続手段をシャットアウトされたのん。
でも、奪いかえしたのん。

あ、ダメタル完結おつかれですのん~!
良かったよぉ。感動したよぉ。

今回はyoutube的小説・・・・
募集は?無くても面白いけど~

魔王様ファイト~
ヘルチューブにレッツ投稿!
って、時止まってるから無理かぁ。

どうなるんだろ~
更新、頑張れー!



募集来ないよぉ(泣)

Re: マモノチューバーズ!魔王様、動画投稿始めました ( No.34 )
日時: 2018/06/02 23:07
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

魔王
「何!?」

雪女
「マジ!?魔王ってそんなこと出来んの!?」

魔王
「し、知らん...ご先祖様がそんなことをしたとは聞いているが、何百も前の話だ、我に出来るかどうか...」

コウモリさん
「出来るさ、お前はあいつの...ソラ・マリアーゼの子孫なんだからよ」

魔王
「...しかし、それでは」

雪女
「人間界に来てもさー、俺たちに勝てんの?」

魔王
「それだ」

コウモリさん
「どういうことよ」

雪女
「人間界には俺たちがゲームで見る武器があるんだろ?でもこっちは何も使えない」

雪女
「勝ち目あんの?」

イエティ
「雪女、どうしたのそんなに冴えて」

雪女
「さあ?」

コウモリさん
「うーむ...言われれば最もだな、月日が経って人間もしぶとくなったか」


コウモリさん
「それならどうするか...」

魔王
「人間を滅ぼさなければいけないのか?」

コウモリさん
「そんなのわかんねぇよ、じゃあ魔王様は?イエティは?雪女は?方法は思い付くのか?」

魔王
「そ、それは...」

コウモリさん
「他に方法が浮かばないんだ、どうしようもないだろう」

イエティ
「だからって...!!」


コウモリさん
「ん?そうだ、上手くやればヘルチューバー活動は出来るかもしれん」

魔王
「何!?どういう事だ!」

コウモリさん
「ヘルチューバーは元々、人間を堕落させる為に作り上げたものだが、ジャガーはそれを深層ウェブに隠してしまった、これを掘り出して全ての人類が見れるようにすれば...」

イエティ
「それは...洗脳、ということで?」

コウモリさん
「好きにとらえなよ」

魔王
「...」

コウモリさん
「良いじゃんか、これが成功すればまた英雄として称えられるぞ」

魔王
「そんなものいるか、我は友人が欲しくてヘルチューバーになったのだ」

コウモリさん
「友人なんて向こうから生えてくるぞ、友達作りはな、スゴい尊敬できる奴にしか出来ないんだよ」

コウモリさん
「どこにでもいる平凡なやつと友達になりたがるやつなんて、傷の舐めあいがしたいだけの仲間意識のない同じく平凡なやつだけだ」

魔王
「.....!!」

コウモリさん
「まぁ、お前がやりたくないのなら別に良いさ」


コウモリさん
「堕落させ人間界を支配するのが目的のヘルチューバーなら別に居るからな」

魔王
「...ジャガーは、そんなことせぬぞ」


コウモリさん
「ま、ジャガーは魔王さえ生きていればそれでいいからな」



コウモリさん
「ジャガーは魔王を生んだ、魔王がモンスターを生んだ...だからこの世界を守ってんだ」

魔王
「...動画投稿はする、だが堕落の為ではない」



魔王
「...少し、考え事をさせてくれないか」


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