二次創作小説(新・総合)
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- マモノチューバーズ!全てはゼロのままに(完結)
- 日時: 2018/10/06 21:27
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【全部、お前のせいだからな】
どうも、ロストメイドウィンです、今回はいつもと趣旨の違う作品となります
【注意】
たくっちスノーやマガイモノとかは『多分』出ない
モンスター娘
動画撮るより女の子のいちゃいちゃが多いかも
正直どんな話を作りたいのか分からなくなってきた
さっきから注意があやふやだけど何も決めてないからしょうがないね!
アイム(シャドーさん) >>39
リッキー(洋輝さん) >>42
ユイ(桜木霊歌さん) >>43
アン(ピオーネさん) >>46
レフィトア(Miruraさん) >>52
目次 >>100
- Re: マモノチューバーズ!魔王様、動画投稿始めました ( No.20 )
- 日時: 2018/06/01 07:06
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
Miruraさん
たくっちスノー
「そっちも大変だねぇ」
ロストメイドウィン
「お前だって本来は進路の事を考えないといけない時期だろう」
たくっちスノー
「あっはっは!何出来るのか全然わかんねぇ!」(一応就職を目処に考えている)
ロストメイドウィン
「雪女化するな」
たくっちスノー
「作品の都合上原作チューバーズの皆が出しにくいけど...上手くやっていきたいよ」
ロストメイドウィン
「一番好きなキャラはデュラハンだ」
たくっちスノー
「自分が見ているのは『longplay』っていうジャンルの外国のプレイ動画だよ」
ロストメイドウィン
「その名の通りカットなし、休み無しで一気にクリアする動画だ、長さはゲームによるが長くて数時間、ポケモンなんかはパート分けしてる」
たくっちスノー
「ようつべもタグ検索があれば好きな動画見れるのになぁ」
ロストメイドウィン
「ニコニコの良心を奪うな」
コメント感謝だよ!
- Re: マモノチューバーズ!魔王様、動画投稿始めました ( No.21 )
- 日時: 2018/06/01 09:48
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【第四話】
『ヘルチューバーの遠い壁』
事務所に所属する二つのチャンネル初の動画投稿の翌日...
コウモリさん
「どうだったよ、初の動画投稿は」
魔王
「生放送の時ほどではないが...震えが止まらん」
コウモリさん
「時期に慣れるさ、お二人さんはどうだった?」
雪女
「楽しかったぞ!」
イエティ
「うん、止め所を見つけるのが大変だったけど」
コウモリさん
「ふーん...チャンネルが二つなら、そろそろこの事務所の名前も考えなきゃな」
魔王
「事務所の名前?」
コウモリさん
「そうだ、この先お前さんら以外にもヘルチューバー志望者が出てくるかもだからな、名を付けて宣伝した方がいい」
雪女
「な、名前なぁ...」
魔王
「ジャガー、何かないか?」
ジャガー
「うーむ、そうですね...WAAM(ワーム)なんてどうでしょうか?」
魔王
「なるほど、意味は知らんがいいかもしれん」
コウモリさん
「じゃ、後で看板を建てておくぜ」
雪女
「なぁなぁ、イクサーパーティやろうぜ!」
イエティ
「うん...動画投稿分を撮り終わったら、一緒にやろっか」
雪女
「おおー!!」
魔王
「.....」
イエティ
「あれ、魔王様...どうかしました?」
魔王
「そ、それを...な」
雪女
「ああ、魔王もやりたいんだってよ!いいじゃんイエティ!」
イエティ
「ちょ、ちょっと雪女、一応魔王様なんだから」
魔王
「気にするな」
イエティ
「え、あ、はい...それじゃあ、投稿したら一緒にやりましょう」
魔王
「ああ...すまない」
コウモリさん
「ジャガー、話があるんだが」
ジャガー
「ええ?分かりました、では魔王様...先に動画だけ撮っておいてください」
魔王
「わ、分かった」
...
ジャガーはコウモリを肩に乗せ、屋上へと上がる
コウモリさん
「チャンネル登録者についての話だ」
ジャガー
「ええ...純白チャンネルはあの実況でコメント1つ、登録者二つ...まぁいい滑り出しですね」
コウモリさん
「マリアチャンネルは?」
ジャガー
「...まぁ、レビュー動画ですからね、これからちょっとずつ色んなことをして伸ばしていけばいいんですよ」
コウモリさん
「...ま、いいか」
ジャガー
「おや?何か聞きたいのかと思いましたが」
コウモリさん
「いや、魔王様にいちいち説明するのが面倒でな...」
ジャガー
「そんなことですか、しっかりしてくださいよ」
コウモリさん
「はいはい....」
コウモリさん
「あいつらがバカだからって何時までも誤魔化せると思うなよ、神」
ジャガー
「...」
- Re: マモノチューバーズ!魔王様、動画投稿始めました ( No.22 )
- 日時: 2018/06/01 11:16
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
雪女
「えっとなー!このタイミングでこのボタンを」
魔王
「よ、よく分からん...」
イエティ
「魔王様、ゲームやったことないのですか?」
魔王
「魔王城にも雪国にもこんなものはなかった...」
イエティ
「雪国でもゲームが売られるようになったのは最近ですから...」
魔王
「む...そうか、雪合戦で遊んだりはしないのか?」
イエティ
「雪女がやりたいって言ったときはよく付き合ってました」
雪女
「雪を投げるのも楽しいからな!」
魔王
「わかる」
イエティ
「魔王様は城でどんなことを...?」
魔王
「コウモリとよく話をしていた」
雪女
「へぇ...他には?」
魔王
「...それより前か、そうだな確かこんな風だったか?」
魔王は過去の生活の回想を魔法で具現化させる...しかし、ぼやけて音しか拾えない
雪女
「なんじゃこりゃ?」
イエティ
「古いラジオみたいになってる」
魔王
「ら、らじ...?」
...
【(ザーッ......)】
【魔】
【魔 様、ほら...もうご飯 時 です、よ】
【(ザーッ....)】
【方 そ で い】
【す き】
【わ れ な に】
雪女
「?」
イエティ
「?」
ジャガー
「何を見てるんですか?」
雪女
「ぎゅわっ!!?」
鏡にうつるジャガーを見て、雪女は前方向へと倒れる
(ガッシャン!!)
イエティ
「だ、大丈夫雪女!?」
雪女
「へーきへーき!!」
ジャガー
「魔王様、一体何を...?」
魔王
「いや、二人が我の事を知りたいとな」
ジャガー
「魔王様、二度と過去を振り返らないでください」
魔王
「なんだその要求」
ジャガー
「いいですから!!ほら、貴方も新作ゲームやりますから早く実況してください!」
雪女
「新作!!?やろうぜ!!」
イエティ
「移り変わりはやっ!!」
ジャガー
「ほら、魔王様も!」
魔王
「なぁ、何故我の事を」
ジャガー
「良いですから!」
魔王
「...?まあいいか、それで今回は何を使うんだ?」
ジャガー
「今回はですね...」
雪女
「なー?新作ゲームは?」
ジャガー
「はい、こちら新作の『ブレイブローラーZ』になります」
ジャガーは魔法でカセットを置く
雪女
「おおー!!すっげー!!」
イエティ
「ま、待ってください!!このゲームって...」
ジャガー
「いい動画を期待してますよ」
イエティ
「ちょ、ちょっとプロデューサーさん!」
...
雪女
「カセットふーふーしてぇなぁ...でも、新作だからなぁ」
イエティ
「...雪女、これ、実況しちゃダメだよ」
雪女
「え?」
イエティ
「...イクサーパーティ、やろ?」
雪女
「えー?新作ゲームは?」
イエティ
「今はダメ」
- Re: マモノチューバーズ!魔王様、動画投稿始めました ( No.23 )
- 日時: 2018/06/01 14:53
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
魔王
「それで、今回は何なんだ?」
ジャガー
「今回はこれです」
ジャガーは魔法で剣を作り出す
魔王
「こ、これは...あの伝説の...」
ジャガー
「ええ、貴方の祖母の祖母が使っていた氷剣【コキュルトス】...」
魔王
「ジャガー、何故こんなものを...!!」
ジャガー
「...の、模造品です」
魔王
「...なんだ、本物ではないのか」ホッ
ジャガー
「本物は時が経ちすぎて使い物になりませんからね」
魔王
「えっ...しかし、よくそんなもの手に入ったな、akumazonにあったのか?」
ジャガー
「ええ、まだ鍛冶屋も無かった頃に作られた物ですから、オーパーツ扱いされてるんですよ」
魔王
「ふむ...で、何をすればいい?」
ジャガー
「この剣を持ちながら、魔界の歴史を語っていただこうかと」
魔王
「ま、魔界の歴史!?」
ジャガー
「ええ、最近は平和ボケしてきましたからね...争いの悲劇感を忘れさせない為にも魔王様にと」
魔王
「それをするために剣は必要なのか」
ジャガー
「雰囲気が大事です!雰囲気!」
ジャガー
「そうそう、魔王様は服装まで魔王様でいてくれないと!着替えを用意しますのでこちらへどうぞ」
ジャガーは魔法で更衣室を作り出す
魔王
「ま、待て...魔王の服装とはコウモリの見せる教科書みたいな服か!?恥ずかしいから嫌だ!!」
ジャガー
「ダメです!貴方の一族は皆そういうの着てるんですから!胸の谷間が出たヘソだし鎧を皆!」
魔王
「何故肝心な部分を隠さない鎧を着せたのだ!?」
ジャガー
「そういうのが喜ばれるんです!」
魔王
「リザードマンに言い付けるぞ!」
ジャガー
「...ぐぬぬ、しょうがないですね!あの人が付けているような普通の鎧を用意します!」
魔王
「頼むぞ...ところで、魔界の歴史については...」
ジャガー
「コウモリさんがメモにして用意してくれます!」
魔王
「そ、そうか...おーいコウモリ!」
魔王が呼び掛けると、イエティ達の部屋からコウモリが現れる
コウモリさん
「はい、ごきげんよー」
ジャガー
「魔界の歴史を...」
コウモリさん
「あーなるほど、すぐリストにするぜ」
魔王
「すまないな...」
コウモリさん
「箱入り娘さんに今の事情を知るにゃちょうどいい機会だしな」
魔王
「...ああ」
コウモリさん
「何せあんたの祖母が雪国に行ってから今までの間に、色んなことがあったからなぁ」
魔王
「...分かった、それを話してみよう」
- Re: マモノチューバーズ!魔王様、動画投稿始めました ( No.24 )
- 日時: 2018/06/01 16:07
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
コウモリさんは魔法で鉛筆を操作し、軽いメモを魔王に渡す
魔王
「これが魔界の歴史?」
コウモリさん
「あくまで俺の知る限りだから発言には気を付けな、お前の発言がこの先の歴史になる可能性がある」
魔王
「そこまでのことなのか?」
コウモリさん
「それほどなのさ、魔王ってのはな」
魔王
「そうか.....」
コウモリさん
「...お前としては、友人を作りたいだけの為にヘルチューバーになった」
コウモリさん
「だが他は違う...成り上がるため、金が欲しいため、人気者になるため、何かの憧れ...沢山の重い理由がある」
コウモリさん
「ま、お前には無縁な生き物どもだ、他人の考えてることなんざ分かりやしないんだから好きにやりな」
魔王
「つまりなにがいいたいのだ」
コウモリさん
「応援してるから迷惑かけない程度に友達作りしなって」
魔王
「最初からそう言わんか...!!」
コウモリさん
「悪い悪い」
ジャガー
「魔王様、鎧の準備ができました」
魔王
「ああ...今行く」
コウモリさん
「んじゃ、頑張りな」
コウモリさんは空を羽ばたき、事務所を抜ける
...
<マリアチャンネルだ、今回は改めて我と共に魔界の歴史を...
<純白チャンネルです、今回もイクサーパーティを...
<なー?新作ゲームはー?
...
そしてコウモリは、岩山にひっそりと開いている洞穴へ入る
リザードマン
「...ああ、お前か」
コウモリさん
「よっ」
その洞穴には焚き火と干された肉、石のナイフ、いつも来ている鎧が置かれている
ここはリザードマンの住みかなのだ
コウモリさん
「せっかく近代化したんだからお前もそういう生活したらどうなんだ」
リザードマン
「騒音だらけの鋼の町は...私には合わん」
コウモリさん
「けどなぁ、今となってはどこにもないんだぜ?」
コウモリさん
「傭兵を雇う冒険者ギルドも、酒場も、戦う意味もクエストも」
リザードマン
「...私は、時代遅れなのだろうか?」
コウモリさん
「どーだかね、確かに今どき家じゃなく洞穴に住んでるモンスターはお前ぐらいだ」
コウモリさん
「こうやって戦時の衣装を着ているのもお前くらいだし、今でも戦いが起こると信じているのもお前くらいだ」
リザードマン
「...最後のは、そうなるかもしれないだろう?」
コウモリさん
「だな、運命ってのは行動1つで大きく歪むって言うらしいしな」
リザードマン
「誰の言葉だ」
コウモリさん
「俺の友人さ」
リザードマン
「...運命、か。」
コウモリさん
「そーいや、魔王様が魔界の歴史を語るんだってよ」
リザードマン
「そうなのか!?見ないといけないな...」
コウモリさん
「お前の持っていた歴史の資料が役に立ったよ、へへ」
リザードマン
「あ、あれは趣味で集めてただけで...」
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