二次創作小説(新・総合)

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マモノチューバーズ!全てはゼロのままに(完結)
日時: 2018/10/06 21:27
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【全部、お前のせいだからな】

どうも、ロストメイドウィンです、今回はいつもと趣旨の違う作品となります

【注意】
たくっちスノーやマガイモノとかは『多分』出ない
モンスター娘
動画撮るより女の子のいちゃいちゃが多いかも
正直どんな話を作りたいのか分からなくなってきた
さっきから注意があやふやだけど何も決めてないからしょうがないね!


アイム(シャドーさん) >>39
リッキー(洋輝さん) >>42
ユイ(桜木霊歌さん) >>43
アン(ピオーネさん) >>46
レフィトア(Miruraさん) >>52

目次 >>100

Re: マモノチューバーズ!魔王様、動画投稿始めました ( No.1 )
日時: 2018/05/28 14:43
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【プロローグ】

魔界。

人間の世界の真下にある、モンスター達の世界。

その昔はモンスターは人間を襲い、人々もまたモンスターを襲う、争いの時代であった

終わりの無い戦いに互いが疲労していたある日、万物を操るほどの圧倒的な魔力を持ち、巨人を遥かに凌ぐ力を持つ最強のモンスターの女が現れました

女は魔法を使い、魔界と人間界に結界を張って世界を切り離し、モンスター達から祝福されました

女の姓は、『マリアーゼ』

マリアーゼはモンスター達に平穏を与え...『魔王』と呼ばれ皆に尊敬されたのでした...



そして、マリアーゼによる世界分離から数百年後。

人間界と魔界は武器を捨て、近代化に進みました...

人間の世界と同じ電化製品や道具、食品などが並び、人間のように過ごしていた

強いて言うとするなら、まだ魔法が残っていることぐらい以外は人間と何も変わりません

...僕、【ジャガー・メイドウィン・ブラウン】は、そんな世界のメイドウィンを任されています

そして...今の魔界を作ったマリアーゼ一族の世話係も。

...

~マリアーゼ城~

ジャガーは他のモンスター達に挨拶回しをしていく

ジャガー
「おはようございます、コウモリさん」

コウモリさん
「おう、おはようジャガー...ああそうそう、魔王様宛てに手紙が届いてたぜ」

ジャガー
「魔王様宛てに?...渡しておきますね」

コウモリさん
「魔王様、なんか楽しそうだったから聞いてやりな...それじゃ」

ジャガー
「...喜んでいた?」


大きなコウモリが飛び去った後、ジャガーはこっそり手紙を拝見する



ジャガー
「こ、これはっ!!」

...

一方、こちらは魔王の部屋

「...そろそろのはずだが」

ジャガー
「魔王様っ!!」

「む、どうした?ノックぐらいはしてくれと...」

ジャガー
「この手紙ですよ!!これ!!」

「ひ、人の手紙を勝手に読んだのか!?プライバシーの侵害だぞ!!」

ジャガー
「それに関しては申し訳ないと思っています!でも、ちょっと座ってください」

「...」

ジャガー
「魔王様、なんですかこれ」

「...」

ジャガー
「あの...」

「...請求書だ」

ジャガー
「請求書!!数万の請求ですよ!何買ったんですか!!」

「事務所」

ジャガー
「なんでんなもん買ってるんですか、いらないでしょ!?」

「だ、だって...」



「ヘルチューバー...なりたいから」

ジャガー
「...はい!?」

Re: マモノチューバーズ!魔王様、動画投稿始めました ( No.2 )
日時: 2018/05/28 16:48
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

『第1投稿』
【魔王系ヘルチューバー、誕生?】

ジャガー
「へ...ヘルチューバー!?」

魔王
「な、なんだ?ジャガーはヘルチューバーも知らぬのか?」

ジャガー
「し、知ってます!!知ってますとも!!」

ジャガー
「最近あの馬鹿たくっちスノーが作ったというモンスターと人間世界を繋ぐ動画サイト『ヘルチューブ』に動画を投稿し、お金を稼ぐあの職業でしょう!?」

魔王
「人間界では『ユーチューバー』とも言うらしいな」

ジャガー
「人間の事は良いです...で、魔王様がヘルチューバーになりたいと?」

魔王
「そうだ...」

ジャガー
「なんで僕に言わなかったんですか?」

魔王
「こ、断られるだろう...」

ジャガー
「別に断ったりはしませんよ、理由が不純でなかったらですけど」

ジャガー
「むしろ、言ってくれれば準備はしましたよ」

「えっ?」

ジャガー
「確かに貴方は平和を作った『魔王様』の子孫です、ですが貴方には貴方の人生がありますゆえ、やりたいことがあれば隠さずに何なりともうしてくれれば...」

「...そうか、すまなかった」

ジャガー
「ま、事務所買っちゃったししょうがないか...クーリングオフとか面倒だし」

メイドウィンとして世界を守る【魔王】を作り上げたジャガー。
その素性、わりと親バカである

「そ、それなら...なってもいいのか、ヘルチューバーに!」

ジャガー
「なってもいいですけど...なんでヘルチューバーになりたいなんて?」

魔王
「...楽しそうだったから」

ジャガー
「はい」

魔王
「我も...その動画作りとか...楽しく、やっていけたらと思ってな」

ジャガ
「...そうですか」

魔王
「ダメ、か?」

ジャガー
「いいえ」

ジャガー
「とりあえず撮影器具と事務所の家具買いましょうか!!」

ジャガー・メイドウィン・ブラウンという男は、魔王にとことん甘いのである

...

ジャガーは魔王の買った事務所にテーブルとソファー、撮影器具、パソコンを置く

魔王
「む...これが近代の世界か」

ジャガー
「そういえば魔王様、城から出たことありませんでしたしね」

ジャガー
「まずチャンネル名を決めましょうか」

魔王
「ちゃ、チャンネル...?」

ジャガー
「グループ名みたいなものですよ、何かありません?」

魔王
「うむ...我の先祖から取って、マリアチャンネルというのはどうだろうか?」

ジャガー
「良いですね、『マリア』は人間からしても馴染みのある名前ですし、呼びやすいです」

魔王
「ヘルチューブは人間も見るのか?」

ジャガー
「ええ、深層Web製という裏モノですけど」
※深層Webはとても危険なサイトです!!良い子は絶対に関わらないように!!

Re: マモノチューバーズ!魔王様、動画投稿始めました ( No.3 )
日時: 2018/05/29 09:47
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: fqLv/Uya)

魔王
「そうか...それでだ」

魔王
「ヘルチューバーは主に何をするんだ?」

ジャガー
「知らないんですか?」

魔王
「ちょっと動画を見ただけで...」

ジャガー
「ヘルチューバーにやり方はありません、個人の特技を投稿する場ですからね」

ジャガー
「ただし!魔王様ともあろうお方が他人に迷惑をかけて、アカウント炎上だけは避けてくださいね」

魔王
「あ、ああ...気を付ける」

ジャガー
「商品は僕が『akumazon』で買っておきますんで、やりたいことがあったら言ってください」

魔王
「うむ、そうだな、えっと...」

ジャガー
(...ただ、今まで何も学んでいない魔王様に、突然バラエティをやらせろというのも無理がありますか)


ジャガー
「魔王様、少々お待ちください」

魔王
「あ、ああ...」

...

ジャガー
「たくっちスノー、聞こえてますか、たくっちスノー?」

【う、うん...】

ジャガー
「ちょっと用があるので来てくれないでしょうか、魔界まで」

【あ、ああ...また魔王様の事で何か?】

ジャガー
「まぁそうですね...実はこういったわけで」

【なるほど把握...で、自分の力が必要と?】

ジャガー
「貴方、そういうことに詳しいですからね」

【うーん...すいません、今は来れないんです】

ジャガー
「何故ですか、貴方むちゃくちゃ暇でしょうに」

【今は別世界に行けないんだ】

ジャガー
「何処いるんですか」

【病院】

ジャガー
「病院!?なんでんなことにいるんですか!?」

【ちょっと、精神的なリハビリを勧められて...当分出てこれないんだよ】

ジャガー
「貴方はいつも肝心なときに役に立たないんですから...!!」

【心配はいりません、代わりの人を呼べますので】

ジャガー
「ええ?代わりの人?」

【はい、ユーチューバーですけど...自分よりは役に立つ人ですよ!】

ジャガー
「貴方よりは...ですか、まあいいでしょう、一応お大事に」

【あの、一応ってどういう意 プツッ


ジャガー
「はぁ...あの人相手にするの面倒なんですよね、何用意してくるんだろ」

...

魔王
「どうにかなるか?」

ジャガー
「まぁなんとか、信用は出来ませんけど」

魔王
「そうなのか、何故信用できない奴に電話した」

ジャガー
「だって...性格以外は完璧ですし...」

Re: マモノチューバーズ!魔王様、動画投稿始めました ( No.4 )
日時: 2018/05/29 16:48
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ゴンゴン..

ノックで魔界の重い扉が響く

魔王
「誰か来たぞ」

ジャガー
「この事務所の事誰かに話しましたか?」

魔王
「いや...」

ジャガー
「なら、例の人が来ましたか...どうぞ」

ギイイイ...

出てきたのは、紫色のたくっちスノーそっくりな少女

「あのー、すいません、ジャガー・メイドウィン・ブラウンさんってどちらですか?」

ジャガー
「ジャガーは僕ですが」

「あー、そうですか...たくっちスノーに言われて来たんですよ」

ジャガー
「たくっちスノーに...本人に見えますが」

「あ、それは私があの人のオリジナルだからですよ」

みぃ
「初めまして、たくっちスノーのオリジナルの片割れで、人間界では『みぃ』と名乗ってます」

魔王
「みぃって...あの『たくっちチャンネル』のみぃか」

ジャガー
「知っているんですか?」

魔王
「こいつもヘルチューバーだぞ」

ジャガー
「えっ!?ユーチューバーじゃなくて!?」

みぃ
「あっ、はい...たくっちスノーやようつべファンには内緒にしてるんですけど、余った時間でヘルチューブにも投稿してるんです」

ジャガー
「ま、マジですか...」

みぃ
「私だって妖怪だからヘルチューブが本業みたいなものだけど、ユーチューバーの方が結構稼げるんだよね」

ジャガー
「掛け持ちな上に現役ですか...確かにこれは期待できそうだ」

みぃ
「それで、魔王様が私に何か?」

魔王
「...我もヘルチューバーになりたくてな」

みぃ
「えっ」

...

みぃ
「なるほど、それで私が呼ばれたんだ」

ジャガー
「貴女はたくっちスノーと比べて信頼出来そうですしね」

みぃ
(たくっちスノー...なんでそんなに信用されてないんだろ)

みぃ
「え、えーとじゃあ、魔王様の得意なことってなんですか?」

魔王
「得意な事...そうだな、ありとあらゆる物を魔法で破壊することが出来るぞ」

みぃ
「フランドールかな?」

ジャガー
「先祖代々引き継がれている能力です」

みぃ
「動画映えはしなさそうだなぁ...」

魔王
「そうか...我自身もこの力を使ったことはないからな」シュン

みぃ
「使ったことがない?」

魔王
「特に使い所がないからな」

ジャガー
「うーむ、魔王様...好きなことないです?」

魔王
「特にこれといったものは....」

みぃ
「...魔王ってわりには、結構無個性だなぁ」

ジャガー
「史上最強の自宅警備員って肩書きがありますから!」

みぃ
「なんか魔王様がニートみたいだからやめてよ!」


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