二次創作小説(新・総合)
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- マモノチューバーズ!全てはゼロのままに(完結)
- 日時: 2018/10/06 21:27
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【全部、お前のせいだからな】
どうも、ロストメイドウィンです、今回はいつもと趣旨の違う作品となります
【注意】
たくっちスノーやマガイモノとかは『多分』出ない
モンスター娘
動画撮るより女の子のいちゃいちゃが多いかも
正直どんな話を作りたいのか分からなくなってきた
さっきから注意があやふやだけど何も決めてないからしょうがないね!
アイム(シャドーさん) >>39
リッキー(洋輝さん) >>42
ユイ(桜木霊歌さん) >>43
アン(ピオーネさん) >>46
レフィトア(Miruraさん) >>52
目次 >>100
- Re: マモノチューバーズ!魔王様、動画投稿始めました ( No.25 )
- 日時: 2018/06/01 17:25
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
そして数日後...
ジャガーが事務所に顔を出さなくて暇な魔王は、雪女達とテレビ鑑賞をしていた
【魔界も近代化が進み、今や70%の地域が人間と同じように...】
魔王
「て、てれびとやらはげーむをするだけではないのか」
イエティ
「ゲームは追加機能みたいなものです」
魔王
「追加機能」
雪女
「新作ゲームやりたかったなぁー」
魔王
「何故やらないのだ?ジャガーがお前達のために...」
イエティ
「私たちのためにはならないからだよ」
雪女
「ええ?」
魔王
「む...まあいい、今日はジャガーの奴も忙しいそうだからゆっくりと遊ぼうではないか」
雪女
「そうそう!」
魔王
「ふふふ...こうやって誰かと遊ぶなんて、何年ぶりだろうか」
イエティ
「魔王様って遊ぶ暇がないんですか?」
魔王
「そうでもないのだが...どうもそこら辺の記憶が曖昧でな、よく分からん」
雪女
「そんなことよりさ!イクサーパーティにも飽きたし新しいゲーム買おうぜ!」
イエティ
「ちょっと、勝手には...」
雪女
「ジャガーに動画って言われたら撮ればいいんだろ?分かってる分かってる!!」
雪女はイエティの話を聞き流しakumazonに繋げる
イエティ
「ストーリー性のある作品は避けるんだよ、ゲーム実況者がネタバレはあまり勧めないから!」
魔王
「何故だ?」
イエティ
「ストーリーを知っちゃったら買おうって気にならないんだよ、それに見るだけならタダだし最新のはなるべく避けたいなーって」
魔王
「そういうものなのか...」
イエティ
「そうだよ、ゲームってそんな感じだよ」
ロストメイドウィン
「本当にな、年を取るとゲームやアニメが面倒でたまらない」
魔王
「うむ...娯楽としてそれでいいのか」
雪女
「誰だ今の...ん?おい、これ見てくれ」
魔王
「どうした?」
イエティはテレビの電源を切り、akumazonの付いたパソコンを見る
ゲームの販売画面、新発売の【仮面ライダーエデン】等が写るランキング画面
魔王
「これがどうかしたのか?」
雪女
「な、な!このランキング見ろよ!」
雪女がカーソルを動し、【発売前・予約ランキング】という所を指摘する
イエティ
「これって発売前のソフトのランキング...」
魔王
「何故売られてないものが並ぶのだ?」
雪女
「予約っていって、事前に注文して発売日に受けとることが可能なんですよ」
魔王
「そんなものまであるのか...」
雪女
「そんなことはいいから見ろよこれ!一位のやつ!」
イエティ
「...これって!」
黄金のロゴで一位と書かれたソフトは...【ブレイブローラーZ】
魔王
「これは、ジャガーの持ってきた...」
イエティ
「見たことないからもしかしてと思ったけど...なんで?発売は五ヶ月も後なのに」
イエティ
「なんで、あの人がこれを...?」
...
一方ジャガーは、誰にも気づかれないところでビジョン化された世界の情報を触っていた
ジャガー
「よし、後はここをこうして...」
ジャガー
「これで、後は...!!」
その時、ジャガーのスマホから電話が
ジャガー
「もしもし?」
【壁を壊す行為は楽しいか?】
【運命を作るのは楽しいか?】
【後悔しても、自分は知りませんから】
【ね...?ジャガーさん】
プツッ
ジャガー
「...ちっ、匿名通知ですか、なんなんですか一体」
第四話 END
- Re: マモノチューバーズ!魔王様、動画投稿始めました ( No.26 )
- 日時: 2018/06/01 23:11
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【第五話】
『止まったままの世界』
魔王
「未発売のものを、奴が...?」
イエティ
「.....」
魔王達がカセットを見比べながらサイトを見ていると、魔法を使いジャガーが帰ってくる
ジャガー
「はぁ...ん?どうかしましたか?」
魔王
「ジャガーか...お前に聞きたいことがある、これをどこから見つけた!?」
ジャガー
「え?」
魔王
「これだ!この間の!」
魔王はジャガーにブレイブローラーZのアクセスを見せる
ジャガー
「....シマッタ」
魔王
「貴様、ここまでやるか...!?我らはこんな助けなどいらぬっ!!」
ジャガー
(助け、とは違うんですがね)
魔王
「貴様...!!」
イエティ
「え、魔王様、この人一体なんなんです?プロデューサーでは...」
魔王
「そのデューサーとやらがどんなジョブかは知らぬが、こやつは我の世話係だ」
イエティ
「せ、世話係?」
魔王
「我の先祖代々からずっとのな」
雪女
「すっげーじじいじゃん!」
ジャガー
「あの、その話は...」
魔王
「...」
ジャガー
「...」
雪女
「な、なんだこの雰囲気」
ジャガー
「べ、別にいいじゃないですかゲームくらい...魔王なんですから」
魔王
「魔王がなんでも許されていいわけないだろう!」
ジャガー
「...」
魔王
「毎度言うぞジャガー、城で何回この話をした、何故だ、何故お前は...」
ジャガー
「...はい、終わりです!」
魔王
「何?」
ジャガー
「今日はお休みの日です!皆さん帰りましょう!」
魔王
「お、おい貴様!何の話を...」
雪女
「あれ?カレンダーが...」
雪女がカレンダーを見ると、今日の日付の数字が赤色になっていき...(祝)という文字が浮かび上がる
イエティ
「うわあああああっ!?も、文字が...カレンダーが変わった!!」
雪女
「すっげー!こんな魔法もあるんだな!」
魔王
(いや...これは魔法ではない)
ジャガー
「祝日ですから...ね?」
魔王
「貴様はまた...面倒なことをしようとしてるな?」
ジャガー
「...」
魔王
「...行くぞ、雪女、イエティ!」
イエティ
「行くってどこへ?」
魔王
「遠出だ!」
雪女
「おー!また外行くのか!」
魔王はイエティと雪女を連れ、ワープする
ジャガー
「...おや、魔王様、まさかあの人が」
ジャガー
「うーむ、不思議ですね、何故魔王様が...」
ジャガー
「この世界に...変化が?」
【世界が変化するのは当然の事だ、近代化のようにな】
【最も、あんたは何年たっても変わらないみたいだがな】
【流石、『あいつ』のクローンなだけあるよ】
ジャガー
「誰です!?」
ジャガー
「...また声ですか」
ジャガー
「やれまれ、まぁ居場所の目処はついているので良しとしましょう」
- Re: マモノチューバーズ!魔王様、動画投稿始めました ( No.27 )
- 日時: 2018/06/02 09:52
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
イエティ
「はぁ、はぁ、はぁ...」
魔王
「当分、奴のところには戻れないな...」
コウモリさん
「おーおー、魔王様じゃんかどうかしたか?」
雪女
「あ、魔王のコウモリ!」
コウモリさん
「おっす、ジョギング動画かなにか?」
魔王
「コウモリか...ちょっと遠くに行きたいのだが」
コウモリさん
「なんで?」
雪女
「ジャガーがお休みだってさ!祝日だからって」
コウモリさん
「祝日?」
雪女
「おう!ジャガーが魔法をバーっと唱えたらな!カレンダーが赤色になって祝日になったんだよ!」
コウモリさん
「...ほう?ジャガーのやつ、もうあの力を使ったか」
魔王
「何か知っているのか!?」
コウモリさん
「おう、それでどちらに向かうかね」
魔王
「...リザードマンの所は?」
コウモリさん
「ダメだな、奴に先回りされる...俺に任せろ」
雪女
「どういうことだ?」
コウモリさん
「後で話すさ、ほいっと!」
コウモリは魔法で魔王達を遠くへ転送する
...
しばらくして、
ジャガー
「魔王様?居ませんね...」
ジャガー
「おかしいですねぇ、魔王様は必ずここに来て、その後リザードマンの所に行くはず」
ジャガー
「なのに履歴には向かった痕跡は...」
【世界は自分勝手を否定する】
ジャガー
「...なんなんですか、この声」
ジャガーの脳内に、声が流れていく
ほぼ必ず、不定期に流れ込む
ジャガー
「...疲れてるのでしょうか、魔王様がヘルチューバーになって以来、ドタバタ続きですからね」
ジャガー
「それに...雪国がどうとか、僕の知らないところで...」
ジャガー
「軌道修正がメイドウィンの役割です」
【変えろ、運命を】
【だが今はその時じゃない】
...
一方その頃
みぃ
「えーと、今日やる実況どうしよっかなー」
みぃ
「面倒だし今日もみぃクラでいいかな」カタカタ
みぃ
「最近はバカゲーも中々見つからないしなぁ...大物になると実況出来るゲームも限られてくるし」
みぃ
「最近買ったこのゲームをヘルチューブ専用にして...と、さーてみぃクラ進めていこう」
シュンッ!!
コウモリさん
「失礼するぜ?」
みぃ
「ひいっ!?」
コウモリ達は、みぃの居る事務所へと転送する
魔王
「む、確かあのときの」
みぃ
「ど、どうしたの急に!?転送されてくるとびっくりするんだけど!」
- Re: マモノチューバーズ!魔王様、動画投稿始めました ( No.28 )
- 日時: 2018/06/02 11:44
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
みぃ
「ま、まぁ...今日は事務所は私一人だし別にいいけど、どうかしたの?」
コウモリさん
「他の皆はどうした?」
みぃ
「今日は祝日だからって皆帰っちゃってね...変なことに」
雪女
「お前は帰らないのか?」
みぃ
「ユーチューバーに休みもノルマも規定もないよ、好きなときに動画を撮って、好きなときに休めばいいんだから」
コウモリさん
「毎日投稿してるくせによー言うよ」
みぃ
「あっ魔王様!動画いつも見てますよ!チャンネル登録も裏アカウントでこっそりと...」
コウモリさん
「そんなこと言ってる暇はない、実はな」
...
みぃ
「...なるほど」
イエティ
「ジャガーという人は、一体何者...?」
みぃ
「それは...たぶん、言っても分かんないと思う」
雪女
「ええ!?ただの虎じゃねーの!?」
みぃ
「そうだよ、ジャガーは普通のモンスターじゃない」
コウモリさん
「最近の奴はどこか変だからな」
魔王
「む、そうなのか?」
コウモリさん
「ただまぁ、真面目すぎて暴走しているかもだが」
魔王
「...?」
みぃ
「純白チャンネルだっけ?ジャガーには気を付けた方がいいよ」
イエティ
「何故?」
みぃ
「未発売のゲームを実況させようとしたのは...貴方達を炎上させようとしたから」
雪女
「炎上!?燃え上がるの!?」
イエティ
「物理的な意味じゃないよ...」
みぃ
「多分、魔王様が他の人と仲良くすることに嫉妬してるんだと思う」
魔王
「ジャガーが...奴等に嫉妬?」
みぃ
「うん、ジャガーにとって...魔王様はとても大きな存在だから」
魔王
(最初の代からずっと側にいれば、無理もないか...だからといって、奴の行動は許しがたいが)
みぃ
「あの人、いつも魔王様の側に居て顔を伺ってるし、友達いないのかな?」
コウモリさん
「お前みたいだな」
みぃ
「あれ?コミュ障設定はあったけどぼっちだっけ私」
魔王
「.....あいつめ」
コウモリさん
「ともかく今のままでは帰れないだろう、撮影したきゃここでやりな」
みぃ
「うん、機材貸してあげるから」
雪女
「おー!ゲームもいっぱいあるな」
イエティ
「でも撮影はちょっと...よそのゲームだし」
みぃ
「良い子だねー、きっといいヘルチューバーになれるよー」
魔王
「...」
コウモリさん
「どうした?」
魔王
「やっぱり...我をジャガーのもとへ連れていってくれ」
魔王
「我がいなければ、奴が何をしでかすか分からぬからな」
- Re: マモノチューバーズ!魔王様、動画投稿始めました ( No.29 )
- 日時: 2018/06/02 14:20
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ジャガー
「...(ソワソワソワ)」
一方ジャガーは、世界を飛び回り魔王を探していた
ジャガー
「いない、いない、いない」
ジャガー
「どこにも、どこを探しても、魔王様、魔王様」
ジャガー
「声が聞きたい、側に居てほしい、離れないでほしい」
ジャガー
「魔王様...お願い魔王様!!現れてください!!謝りますからっ!!」
ジャガー
「あの人らを追い出そうとしたこと、謝りますから!!」
ジャガー
「だ、だって...ああなるなんて思わなかったんです!!未来を見れたらこんなことしませんでした!!初めからそういうこと書いたら怒るって言ってくだされば...僕は!!」
ジャガー
「なんでもします、なんだってやりますから!!貴方のわがまま、いくらでも答えますから!!」
ジャガー
「ですから...一人は嫌です、魔王様っ!!」
ジャガー
「お願いですから...僕のそばに居てください!!」
シュンッ!!
「ジャガー」
ジャガー
「魔王様...?」
ジャガーの目の前に、魔王の姿が...
ジャガー
「魔王様、どこを歩いて...」
ジャガー
「あっ」
ジャガーが近寄ると、魔王の姿は煙のように消え、また現れる
ジャガー
「...あれ?」
「ジャガー」「ジャガー」「ジャガー」
ジャガー
「...ふふふ、分かってますよ、魔王様」
「僕たちは一緒です」
「何十年も、何百年も、何千年も...」
「僕たちは...ず~っと一緒でしたものね!」
「ねぇ...マリアーゼ様?」
「この世界の未来なんてどうでもいいです!貴方さえそばにいてくれれば...だって」
『貴方は黒影の愛した女とは違う、永遠なる女性なのですから』
...
そして、魔王は事務所へと帰還するが、ジャガーの姿が見えない
魔王
「...ジャガー?」
コウモリさん
「まだ事務所には帰ってきてないみたいだな」
魔王
「ジャガー?どこにいった...そうだ、こんな時こそ魔法だ」
コウモリさん
「どうするつもりで?」
魔王
「奴の魔力を辿る...!」
魔王は額に指を当て、強く念じる...
魔王
「...ダメか、かなり遠くに行ってるみたいだ」
コウモリさん
「そんなにか?」
魔王
「一応、この街から雪国までの範囲すべてを探したが...」
コウモリさん
「マジかよ、どんだけ遠くに行ってるんだ...ん!?」
コウモリさん
「こ、こいつは...大変だ!!」
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