二次創作小説(新・総合)
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- マモノチューバーズ!全てはゼロのままに(完結)
- 日時: 2018/10/06 21:27
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【全部、お前のせいだからな】
どうも、ロストメイドウィンです、今回はいつもと趣旨の違う作品となります
【注意】
たくっちスノーやマガイモノとかは『多分』出ない
モンスター娘
動画撮るより女の子のいちゃいちゃが多いかも
正直どんな話を作りたいのか分からなくなってきた
さっきから注意があやふやだけど何も決めてないからしょうがないね!
アイム(シャドーさん) >>39
リッキー(洋輝さん) >>42
ユイ(桜木霊歌さん) >>43
アン(ピオーネさん) >>46
レフィトア(Miruraさん) >>52
目次 >>100
- Re: マモノチューバーズ!時終世界で動画投稿 ( No.60 )
- 日時: 2018/06/05 22:36
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
魔王
「そうか...では侵略しても無駄というわけか」
【ええ、どのみち滅びます】
【メイドウィンは死ぬと十年以内に何らかの方法で管理する世界が滅びますから】
雪女
「時が止まったのは?」
【その予兆みたいなものでしょうか】
イエティ
「そんな...」
魔王
「どうにかならないのか!?」
【む、無理ですよ!!ジャガーは死んでしまったのかもしれないのでしょう!?】
【文句ならジャガーに言ってください、僕にはどうしようもなりません!!】
雪女
「...どこいったんだよ、あの虎!!」
大魔王
「...」
【あの、僕そっちに行った方がいいですかね?】
魔王
「お前、どこにいるのだ?」
【病院です】
魔王
「病院!?」
【大事件なら僕が出た方がいいかなと思いまして】
魔王
「いや、病院に居るのなら安静にした方が...」
【大丈夫ですって!心の病気ですから!】
魔王
「余計に心配だ!退院するまで出てくるんじゃない!」
【はい】
大魔王
「...そろそろ切っていい?」
【あ、はい...ジャガーについて何か分かったら連絡します、それでは】
魔王
「ああ」
ここで電話が途切れる
雪女
「で、どこまでが事実なんだ?」
魔王
「この世界でジャガーの正体を知るのは我と母上のみだ、全て真実と捉えていいだろう」
大魔王
「そうね、人間の神...か」
イエティ
「じゃ、じゃあ...十年以内に世界が滅んじゃうの!?」
雪女
「えー!まだ遊び足りない!!」
大魔王
「ジャガー...」
魔王
「...なぁ?」
魔王
「ジャガーを見つければいいのか?」
雪女
「え?」
魔王
「ジャガーが生きていることが分かれば、世界は救われるのだな?」
イエティ
「ええ?」
魔王
「...死体はまだ見つかっていない、死んだとは限らない!」
大魔王
「ぎ、ギンちゃん?」
魔王
「奴との話をして、目的が出来た!」
魔王
「我は...このマリアチャンネルのヘルチューバーとなって...!!」
魔王
「ジャガーを見つけだすっ!!」ドン!!
魔王
「...待っていろ、どこに隠れようとも見つけ出してやる」
魔王
「そうと分かれば動画投稿だ!いくぞっ!!」
雪女
「ちょ、ちょっと休ませろよ!」
魔王
「いいからやるぞ!」
- Re: マモノチューバーズ!時終世界で動画投稿 ( No.61 )
- 日時: 2018/06/06 09:48
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: JIRis42C)
そして、魔物チャンネルは...
サキュバス
「ねーデュラハン、akumazon動かないね」
デュラハン
「あー、最近機能してないんだよねー!変だよね」
プロデューサー
「まぁ、ここまで使い物にならなきゃ当然だけど」
サキュバス
「まぁ、それまでに色々買ったし?ネタには困らないんじゃないの?」
キキーモラ
「お掃除するほうは大変ですけど」
プロデューサー
「ああそうそう、そういえばだがマリアチャンネルが最近話題と聞くなぁ」
堕天使
「...他に稼働しているチャンネルがあるのか?」
プロデューサー
「ああ、ウチの他にも二つね」
セイレーン
「マリアチャンネルって確か...魔王様がやっているという」
プロデューサー
「そうそう、例のマリアーゼ様のやってるやつ」
デュラハン
「なんで魔王様がヘルチューバーやってるの?侵略派じゃないんでしょ?」
プロデューサー
「さあ...それは分からない、まぁたまには他所の動画を見るのも悪くないさ」
キキーモラ
「そうですね」カチカチ
プロデューサーはパソコンからマリアチャンネルにアクセスして動画を確認する
プロデューサー
「へー、チャンネル登録者2万人か、一月も経っていないのにこの数はスゴい」
サキュバス
「へー、流石魔王様、カリスマじゃんカリスマ」
プロデューサー
「同じ事務所に所属しているゲーム実況専門の『純白チャンネル』とコラボしていることが多いな、それかレビュー系だな」
サキュバス
「なんかこう、呪文唱えてみたとかそういうのやってないの?」
プロデューサー
「まだそこまでの段階には入ってないっぽいな」
ゾンビ
「そう...それでも喜ばれるのね」
プロデューサー
「まぁな~、ヘルチューバーもユーチューバーも動画の中身よりその人の人間性や面白さを問われるからな」
ケンタウロス
「ゲームのキャラクターは好きだけどゲーム制作者はどうでもいいみたいな?」
プロデューサー
「そうそう、そんな感じ...お、新着動画だ、見てみるか?」
ゾンビ
「私はパス」
ケンタウロス
「ボクもどうでもいいかなー」
キキーモラ
「出ているのは魔王様なんですよね、それならしっかりと見ませんと...」
セイレーン
「そうですわね」
サキュバス
「今度は何のレビューなの?」
プロデューサー
「どれどれ...」
プロデューサー
「いや、これはレビュー動画じゃない、探し人...?」
プロデューサーは普段と違うサムネイルを疑問に思いながらも、動画を再生すると...
プロデューサー
「ジャガー・メイドウィン・ブラウンだって!?」
- Re: マモノチューバーズ!時終世界で動画投稿 ( No.62 )
- 日時: 2018/06/06 15:09
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
そして、結界。
零代目
「ほう...」
零代目達も魔王が投稿した動画を確認していた
アイム
「これって、魔王様?」
アン
「探しているジャガー...って、これ男?」
リッキー
「うそ、ここに男性居たんだ」
コウモリさん
「俺だって男だがな」
零代目
「俺やお前は色々と違うだろ」
コウモリさん
「それもそうだな」
コウモリさん
「にしても、動画を見るにジャガーの意味と存在に気付いたか...だーれが漏らした?」
零代目
「...たくっちスノーか」
コウモリさん
「リアルワールドの神か...まぁ、ジャガーに近いメイドウィンはあいつだからな」
零代目
「しかし、入院しているはずでは...!?」
コウモリさん
「心の病...だったかなぁ?」
零代目
「ちっ、あいつめ...邪魔だなぁ、あいつ」
アン
「嫌いな奴なの?」
零代目
「あいつは『時空監理局』という職業に勤めていた...最近の奴は正義感があって気に食わん」
零代目
「あいつがいると、俺がやりたいように好きなだけ出来ないんだ」
コウモリさん
「お前、ルールとかに縛られるの嫌いだもんな」
零代目
「ああ、自由にやりたいように話を作るのが好きなんだ」
零代目
「俺だって作者だ、なんでもかんでもやりたいんだ、縛られるのは嫌だ」
コウモリさん
「だから結界を破ろうとしてるんだしなぁ」
零代目
「メイドウィンも万能ではないからな」
リッキー
「どういうことだい?」
零代目
「俺は殆ど何もない世界...つまりここの結界のような真っ白な世界以外に長時間滞在出来ない」
ユイ
「そう」
レフィトア
「それじゃあ、結界を開ける理由って」
零代目
「俺の居場所が欲しい」
零代目
「世界は二つもいらない、1つにしてしまえばいい」
零代目
「あと、あわよくばもう1つの世界も白くなればいいなと考えている」
アン
「貴方って、欲張りなのね」
零代目
「メイドウィンというのは欲張りな生き物なのさ、俺に限らずな」
コウモリさん
「で、ジャガーはどうした?」
零代目
「さあな、俺は手を出したがどうなったかは知らん」
零代目
「まぁ作品の数、世界の数だけメイドウィンがいるのだ、いなくなったところで何の問題もあるまい」
コウモリさん
「それもそうだが....」
アイム
「じゃあ、もし魔王様がそのジャガーっていうのを見つけられたら?」
零代目
「見つかるなんてありえない」
零代目
「何故なら、今の奴は生きているわけでも死んでいるわけでもないからだ」
- Re: マモノチューバーズ!時終世界で動画投稿 ( No.63 )
- 日時: 2018/06/06 18:18
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
...
魔王
「はぁ、これで何か進展があるといいが」
雪女
「ジャガーの奴、見つかるのか...?」
魔王
「...これしか方法がない」
大魔王
「ねぇギンちゃん本気?あいつは私から貴方を引き離して城に監禁した男よ?」
大魔王
「確かに話が確かなら生きていないとこの世界は機能しないけど、だからって...」
魔王
「...母上、我は幼き日の事は細かく覚えていない」
魔王
「だが、この数年間ジャガーと城で話してきたのは確かだ」
魔王
「大きな城で一人、ジャガーが飯を用意し、風呂を用意し、そして眠る」
魔王
「話の内容は同じだったし、外に出ることはなかったから話せる内容も増えたりはなかった、ただ...」
魔王
「数年間やっていたことが突然出来なくなるのは...なんだか、むずむずするんだ」
魔王
「それは、突然物が使えなくなった皆だってそうだろう」
雪女
「...それは、そうだけどよ」
イエティ
「魔王様のは...何か違うような?」
雪女
「えーと、共依存って奴?」
大魔王
「ギンちゃん...」
魔王
「ジャガー、早く帰ってこい...お前らしくもないぞ」
大魔王
「...ギンちゃん」
ルルルルル
雪女
「あ、まただ!」
大魔王
「今度は誰から...!?」
魔王
「我が出る」
【えーと、マリアチャンネルですかね?】
魔王
「ん、ああ...マリアチャンネルの魔王だが」
【魔王様?あー、ちょうどよかった...私、まかいチャンネルのプロデューサーです、種族はスケルトン。】
魔王
「...まかいチャンネル、確かヘルチューバーでも大手の所だったか」
雪女
「えっ、すげーところと電話してんの!?」
【純白チャンネルはどちらに?】
魔王
「あの二人なら近くにいるが」
【ちょうどよかった...】
【ジャガーを探しているんですよね?】
魔王
「...見たのか!?」
【ええ、貴方のチャンネルは色々と話題なのでね...】
【もしよかったら、来てくれませんか?】
【貴方に話し..(ザザッ)たい...(ザッ)ことが...】
通信機に乱れが生じ始める
魔王
「どうした!?」
スレンダーマン
【ジャガーの事なんていいよ】
ボンッ!!
突如、通信機が粉々になる
魔王
「...これは」
大魔王
「とんでもないものが絡んでいるみたいね」
...
アン
「何をしたの?」
零代目
「連絡手段を物理的に絶たせた」
コウモリさん
「そこまでする必要あるか?」
零代目
「まかいチャンネルのプロデューサーは俺と同じ別の世界からやって来た者だ、嗅ぎ回られたら困る」
アイム
「...それでさ、聞いていいか?」
零代目
「どうした?」
アイム
「世界がどうこうとか別にいいんだけど」
アイム
「いつになったら動画投稿するんだよ?」
零代目
「さあな...正直に言うと、俺はヘルチューバーなんてどうでもいいからな」
零代目
「ただ、この世界にヘルチューバーというものがあったから似たような立場を作りたかった、それだけだ」
アイム
「あっそ、カメラ貸せ」
コウモリさん
「おうよ」
第九話 END
- Re: マモノチューバーズ!時終世界で動画投稿 ( No.64 )
- 日時: 2018/06/06 22:16
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【第十話】
『やりたいこと』
結界では作業のように動画投稿が進んでいた
アイム
「はいこれ、私の動画だ」
零代目
「コウモリ、アップロードしておけ」
コウモリさん
「あいよ」
ユイ
「お腹がすいた」
零代目
「あっちに冷蔵庫作ってある」
ユイ
「...」
リッキー
「ねぇ」
零代目
「どうした」
リッキー
「君って自分で動こうとしないんだね、私たちをスカウトしたときのように」
零代目
「それは俺がやりたいことだからな、なんで俺がお前達の『やりたいこと』に付き合わないといけない」
リッキー
「相変わらず自分勝手な人だ」
零代目
「自分勝手?進化と言ってもらいたいな」
零代目
「他のメイドウィンは口に出さないが俺ははっきりと言わせてもらう」
零代目
「一人じゃ生きられないという歌があるだろう、それはお前達生き物が弱いからだ」
零代目
「神はたった一人でも生きていけるだろう、孤立しようと一人でなんでも出来ない生き物が悪いのだ」
リッキー
「...ふーん、それってジャガーってやつもそう思っていたのかな?」
零代目
「さあな...だが俺は間違ったことは言っていない、お前達の種族的には違くてもメイドウィン的には正しい事だ」
リッキー
「メイドウィンに会ったことがないから、私には分からない理屈だ...」
零代目
「だがジャガーが自分勝手というのは間違ってはいないな」
リッキー
「何故?」
零代目
「この世界の魔王...マリアーゼと言ったか?」
零代目
「まさかソラ・マリアーゼにガキが出来ていたとは思わなかったが...」
アン
「時系列的にガキってレベルじゃないと思うわ」
零代目
「...自己満足だよ」
零代目
「黒影は恋人を生き返らせたいという意思だけで全ての世界を滅ぼそうとして、死んだ」
零代目
「ジャガーはそんな犯罪者のクローンだ」
アン
「えっ!?」
零代目
「クローン...遺伝子だとか、DNAだとか、そういうところが似たりするのだな」
零代目
「黒影は、たった一人の女の『愛』だけを背負って生きた」
零代目
「ジャガーも同じだ、ヨソの魔王に惹かれたあいつは...この魔界を作った」
零代目
「一人の女を、永遠に愛するために」
コウモリさん
「...」
リッキー
「メイドウィンって、気持ち悪いね」
零代目
「そんなに気持ち悪いか?」
リッキー
「ああ、そうだよ...だって、ジャガーも君も、そういうことを悪いことだって思わないんだもん」
零代目
「ふっ、それはそうだ...俺やジャガーの世界操作など、お前達からすればそうやって動画を投稿するのと何も変わらん」
アン
「つまり?」
零代目
「『暇潰し』にすぎないんだよ」
コウモリさん
「足元すくわれんなよー?」
零代目
「すくわれてたまるか」
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