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仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*185*

雄吾
「…………僕の、僕の金のために!!」


雄吾
「………僕は才能が無いわけじゃない!!だって、前々からほら、僕のことをすごいって、天才だって」

雄吾
「…………音楽だけなら、負け知らずで」


雄吾
「…………フォルテニウムが、僕をそうさせた」

雄吾
「じゃあ、僕は何?」



雄吾
「いや、分かっているだろ」



雄吾
「僕は」






フォルテ
「仮面ライダーフォルテだ」


フォルテ
「仮面ライダーフォルテは、敵を倒す、醜い雑音を殺し、美しい音色を守る」


フォルテ
「悪いやつがいっぱいだから、倒さないと…………」

そして、仮面ライダーフォルテは素敵なものを手に入れるため、全てを捨てた


敵は皆だ、皆が敵だ

皆はフォルテの為に剣を向け、フォルテは………



誰の為に?いいや、結局は


自分のために剣を向けるのだろう


…………



梨子
「た、た、たたた大変です!!にゃ、ニュースで!!」

詩伍郎
「どうした!?」

梨子
「日本政府が………ぐちゃぐちゃに…………!!」

たくっちスノー
「はあ!?」

梨子
「日本政府だけじゃありません………日本のあちこちで襲撃事件が………まるで災害が来たかのように大勢の人間が大怪我を…………」

ウォズ
「……………まずい」


たくっちスノー
「始まり出した…………破滅が」

詩伍郎
「雄吾………どうして………!?くっ!!」

愛弓
「…………どうするつもりだ?まだノイザーは完成していないぞ」

詩伍郎
「そんなこと知るか!!大勢の人間が苦しんでるなら、助けないと!!」

詩伍郎
「まずは救助!そして治療!そして避難だ!!」

詩伍郎
「そんなことが出来るのは仮面ライダーだけだ、俺がやらないと!!」

愛弓
「……………それでこそ兄ぃだ!!」


梨子
「私も行ってきます!!」

たくっちスノー
「こうなりゃ俺も誰かに化けて行くぞ!!」

魔トリョーシカ
「いってらっしゃい」


………


魔トリョーシカ
「いよいよ………来たか」

ミコト
「そういえば貴方は………破滅の未来を見ている、と言っていたな」

魔トリョーシカ
「そうさ、そういう役割はボクの仕事なんだ………」

ミコト
「………変わるのか?」

魔トリョーシカ
「変えてやるさ………」

【終曲】

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