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*192*
魔トリョーシカ
「まぁ、それはいいんだけど」
魔トリョーシカ
「肝心なメイン仮面ライダーであるフォルテはどうするの?」
魔トリョーシカ
「まだ正式な変身者も分かっていないのに‥‥‥」
詩伍郎
「え?」
魔トリョーシカ
「ああ、ミコトには既に話したのだが」
魔トリョーシカ
「衣真雄吾は歴史的にも流れ的にも正式な仮面ライダーフォルテの変身者ではないことは分かっているね?」
魔トリョーシカ
「が、それが分からない‥‥‥だから探しているんだ」
詩伍郎
「そういうのってあっさり分かるものじゃないの?」
魔トリョーシカ
「分からないからわざわざ探しに来たんだよ」
ミコト
「‥‥‥‥そうだな、もしフォルテも味方になれば、正しい方向へ歴史が変わることも容易だろう」
ミコト
「実は皆に私と同じテストをやってもらった、私も改めてテストを行ったのだが‥‥‥」
詩伍郎
「え?いつのまにそんなことしてたの?」
ミコト
「こっそりと‥‥‥どの方も優れた成績ではあったが」
ミコト
「仮面ライダーフォルテの正式な変身者には至らなかった‥‥‥‥」
たくっちスノー
「くっ‥‥‥…」
ミコト
「………しかし、何だ」
ミコト
「あの大量の仮面ライダー達を見ていると、何か安心感のような感情が湧いてくる」
サンダーボルト
「………本来のフォルテという存在は、音を導き守り抜く存在達のリーダーだったのだろう」
嵐原
「うわー!まるでボスみたい!」
ミコト
「そうでもないよ、私は」
魔トリョーシカ
「…………あー、そういえばあの時言いそびれたけど」
魔トリョーシカ
「確かにあの時、ボクはキミに仮面ライダーフォルテになれないと言ったが…………」
魔トリョーシカ
「ノイズのような別の仮面ライダーに変身する未来がないとも言っていないからね………」
たくっちスノー
「ミコトも本来なら仮面ライダーになるはずだったってことか」
ウォズ
「まぁ、No.2だからね」
ミコト
「……………F様」
魔トリョーシカ
「まぁ、言い忘れただけだからね、ちょっと」
たくっちスノー
「…………さて、ここからやることは…………決まってる?」
詩伍郎
「ああ、勿論だとも」