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仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*193*

…………


「歴史が変わる……か、久しぶりに外に出てみたが……」

遼は居た、あの町に、あの世界に


「変わったものがまた元に戻るだけか」


「……………つまらん、何のためのフォルテニウムだ」


「…………雄吾はどこに行った?奴が金稼ぎ以外の事をするはずがない」


「……………何より、発進気をつけておいたカルマートの反応が途絶えた」


「…………フォルテニウムの存在を世に知らしめる為に、雄吾とカルマは使えると思ったが…………」


「無いものは仕方ない、雄吾のフォルテニウムを回収し新たな技術を作るとしよう」



「しかし」



「仮面ライダーの反応が次々と増えていくな」


「奴ら、何か細工でもしたのか?」


「アークフォルテが死亡されては困る、急ぐべきか」


「…………ん?」

遼は瓦礫の中にメイド服が挟まっているのが見える………そして、発信機もあった


「カルマートか………いつ気付いたか、あるいは死んだか…………」


「まぁ、興味などない……衣真雄吾は日本政府跡地に居るのか?」



「雄吾、まだ終わらないだろう?お前はフォルテニウムを使い、沢山のものを見せてくれた」



「お前は私のヒーローだ、音楽ではなく私のフォルテニウムを存分に利用するヒーローなのだ」


「…………さあ、逢いに行くとしよう」


…………

雄吾
「……………はぁ、はぁ、はぁ」


雄吾
「なんだよ、あの仮面ライダーの数………それに、この雑音は………」

雄吾
「アークフォルテになったとしても、やりきれるのか………?」


雄吾
「…………おかしいなぁ、こんなはずじゃなかったのに」


雄吾
「こんなはずじゃ、なかったのに」


雄吾
「本来の流れなら………仮面ライダーフォルテが音楽を守って、僕が………救われるはずなのに」


ドンドンドン!

雄吾
「?誰?」



「私を覚えているか?」

雄吾
「…………ああ、父親。」


「そういうことだ」

雄吾
「何しに来たの?」


「フォルテニウムを回収しに来た」

雄吾
「…………!?ちょっと待ってくれ、そんなことをすれば僕は!!」


「ああ知っているさ」

【終曲】


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