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*206*
【第45曲】
「坂東さんちの希望メイド」
雄吾
「…………クラシックメガノイザーの反応が消えた」
雄吾
「ということは………父さんが消えた?」
雄吾
「……………もう気付かれるなんて」
雄吾
「…………………まずい、このままじゃ…………」
雄吾
「全て、全てがバレる………ここまでやってきて、ここまで変えてきたのに………」
雄吾
「なんで、こうなるんだ…………ああ」
雄吾
「何もかも、滅茶苦茶だ………僕はただ素敵なものが欲しかっただけなのに」
雄吾
「その為に………ここまでやって、仮面ライダーにも、なって…………あと少しだったのに」
雄吾
「なんで上手くいかないんだ………………」
……………
カルマ
「日本政府までかなり距離がありますね」
たくっちスノー
「こんなに道路がガタガタじゃ車も使えねーな」
詩伍郎
「仕方ないよ、歩いていこう」
カルマ
「そうですね」
……………
詩伍郎
「ねぇ、聞きたいんだけどさ」
たくっちスノー
「なんだ?」
詩伍郎
「雄吾のお父さんが雄吾が歴史を変えるために作ったものだとしたら、フォルテニウムって結局なんなの?」
たくっちスノー
「………ああ、そっか」
たくっちスノー
「まだ、どうやって雄吾が歴史を変えたのか分かってなかったな…………」
ミコト
「そういえばそうだ」
バリウス
「あいつ、何者なんだX?ヒットの時と同じ?」
たくっちスノー
「いや、充みたいに別の世界からやってきた時空犯罪者ってわけじゃない、この世界の住民だ」
たくっちスノー
「それがどうして…………」
魔トリョーシカ
「………今は、時空の治安を守る組織が無いからな」
詩伍郎
「え?それが君らじゃないの?」
魔トリョーシカ
「いや、ボクらなんてまだまだ小規模だ………昔はもっとでっかい組織があったんだよ」
ウォズ
「世界を管理する神(メイドウィン)も最近は堕落に満ちているし………」
たくっちスノー
「………なんつーか、うちが力不足ってのもあるかも、ごめん」
詩伍郎
「いやいや、そちらも大変そうで………」
たくっちスノー
「…………が、そうだな、もしかしたら」