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*214*
【第47曲】
「0パーセントのオーケストラ」
カルマ
「詩伍郎様…………大丈夫でしょうか」
たくっちスノー
「なあに、母さんもついてるしあの人は強いんだ、大丈夫」
たくっちスノー
「…………それに、俺たちが衣真雄吾を早めに潰しておけば問題ないんだ」
たくっちスノー
「…………反応はあと少し!」
ミコト
「…………この下か!!」
たくっちスノー達は隠し階段を見つけ、上へ上へと登っていく…………
……………
嵐原
「あっ、いた!!」
梨子
「…………!!」
雄吾
「…………も、もう、来ただと………なんで、僕とフォルテシステム以外の全てのフォルテニウムをハイノイザーに変えたのに」
カルマ
「…………あの人が、1人で止めに行きました」
雄吾
「そっか」
雄吾
「だったら、何をすればいいか…………もう分かっている」
たくっちスノー
「ふざけんな、世界を良くするつもりもねぇのに勝手に時空書き換えやがって」
雄吾
「………良くしているよ?」
たくっちスノー
「………お前にだけ良い世界なんて認めねぇ!」
雄吾
「何が悪いんだ!このフォルテシステムさえあれば………世界は音楽によってより良いものに変わる!」
雄吾
「音楽さえあれば世界は発展する………そして、メロディさえあれば!世界は救われるんだ!」
たくっちスノー
「救われる………?」
梨子
「………………貴方はそうやって、ウソを演じてきたのですか?」
梨子
「フォルテとしての活躍は、全てその為に?」
雄吾
「それは別に悪いことじゃないだろ?アンノイズが勝手に怪物を襲って、勝手に邪魔をした、僕はそれを倒した、それだけだ」
雄吾
「………………仮面ライダーだって、ただ正義の存在じゃない、僕は何が悪い?」
たくっちスノー
「…………まー、確かに金のために生きる奴もいる、悪の仮面ライダーだっている」
たくっちスノー
「…………しかし、お前は世界を守る為の仮面ライダーという立場で考えると…………あまりにも、不純すぎる」
たくっちスノー
「自分のお金のことしか考えない奴は………世界を導き子供の道徳となる資格はねぇ!!」